JP2018504312A5

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Publication number: JP2018504312A5
Application number: JP2017538711A
Authority: JP
Filing date: 2015-12-17
Publication date: 2019-01-17
Anticipated expiration: 2035-12-17

Claims

洗浄ヘッド（８）によって自動車両の運転支援ビデオカメラ（６）のレンズ（３２）を洗浄する洗浄装置であって、前記運転支援ビデオカメラと前記洗浄ヘッドは、前記レンズを洗浄する位置において互いに面し、撮像作動位置において互いに距離を置くものにおいて、
前記洗浄装置は、固定された洗浄ヘッドと、駆動手段（１０）によって移動可能なビデオカメラとを含み、前記洗浄ヘッドが前記自動車両の構造要素（２）内に収容され、前記駆動手段が、前記洗浄ヘッドに面する前記自動車両の前記構造要素内に前記ビデオカメラが収容される非作動位置と、撮像できるように前記自動車両の前記構造要素から距離を置いて前記ビデオカメラが配置される作動位置との間の、前記洗浄ヘッドに対する前記ビデオカメラの移動を生じさせるように構成されることを特徴とする前記洗浄装置。
前記洗浄ヘッド（８）は、洗浄液供給管（６６）に前記洗浄ヘッドを連結する手段と、噴霧手段（６２）とを含み、噴霧手段（６２）を介して、前記ビデオカメラ（６）の前記非作動位置において、前記洗浄ヘッドから前記レンズ（３２）の方向に洗浄液が噴出されることを特徴とする、請求項１に記載の洗浄装置。
前記洗浄ヘッド（８）は、前記噴霧手段を形成するノズル（６２）を備えた面を有し、前記洗浄ヘッドは、前記ビデオカメラ（６）が前記非作動位置を採用できる領域に向けて前記ノズルが配向するように配置されることを特徴とする、請求項２に記載の洗浄装置。
前記ビデオカメラ（６）が、前記撮像作動位置と前記非作動位置との間の移動時に回転固定され、前記レンズ（３２）を正確な向きに合わされることを特徴とする、請求項１〜３のうちのいずれか１項に記載の洗浄装置。
前記駆動手段（１０）は、前記ビデオカメラ（６）を支持するケーシング（１８）と、該ケーシングに留められたロッド（２０）と、該ロッドを並進移動させるように構成されたアクチュエータ（２２）とを含むことを特徴とする、請求項１〜４のうちのいずれか１項に記載の洗浄装置。
前記ケーシング（１８）は、前記レンズ（３２）が前記ケーシングの面（３４）に提供され、前記ケーシングの別の面（２４）が前記ロッドに連結する面として機能するような、ビデオカメラのハウジングを有することを特徴とする、請求項５に記載の洗浄装置。
前記ケーシング（１８）は、少なくとも１つの方向に略直交して、前記ロッド（２０）に連結する面（２４）に対向する前記ケーシングの面を延長したキャップ（２８）を含むことを特徴とする、請求項６に記載の洗浄装置。
前記ケーシング（１８）は、前記アクチュエータに対する前記ロッド（２０）の長手方向の移動を補足的にガイドする手段（３６、６０）を含むことを特徴とする、請求項６または７のうちのいずれか１項に記載の洗浄装置。
前記ビデオカメラ（６）の前記駆動手段（１０）の前記アクチュエータ（２２）が、油圧アクチュエータであることを特徴とする、請求項５〜８のうちのいずれか１項に記載の洗浄装置。
前記アクチュエータ（２２）は、チャンバーを形成するエンクロージャ（４６）を含み、内部において、前記ロッド（２０）によって、前記ビデオカメラとともに移動するようにされたピストン（４８）を摺動させることができ、前記ロッドが、一方の端部において前記ピストンに連結され、また、他方の端部において前記ケーシングに連結されるように前記エンクロージャの近位壁（５０）と称する壁の穴を介して前記エンクロージャから出ており、前記ピストンが、前記アクチュエータの前記エンクロージャの遠位壁（５２）と称する壁における穴に注入された液体の圧力により摺動し、前記ピストンが、前記ピストンと前記近位壁との間の前記チャンバー内に収容されたばね（５４）によって、位置に動かされることを特徴とする、請求項９に記載の洗浄装置。
前記ピストン（４８）に圧力を加え、前記ビデオカメラ（６）を移動させる液体が、前記レンズを洗浄するのに用いられる洗浄液であることを特徴とする、請求項１０に記載の洗浄装置。
制御手段が、一方では前記ビデオカメラ（６）の位置に関し、他方では周期的洗浄条件に関する入力データに基づいて、前記洗浄ヘッド（８）を制御する命令を出すように構成されることを特徴とする、請求項１〜１１のうちのいずれか１項に記載の洗浄装置。
請求項１〜１２のうちのいずれか１項に記載の洗浄装置を含む自動車両であって、前記洗浄ヘッド（８）が、前記自動車両の内部において前記自動車両の構造体に対して固定され、前記ビデオカメラ（６）が、前記洗浄ヘッドに面するように前記自動車両の前記構造体の内部に引込まれた非作動位置と、前記ビデオカメラが前記構造体の外側に配置された撮像作動位置との間において移動可能である、自動車両。
前記洗浄装置によって洗浄されるように構成された前記ビデオカメラが、前記自動車両の後ろの道路景色を撮像するように向きを合わせた、前記自動車両の後部における後方ビデオカメラであり、前記洗浄ヘッド（８）がリアバンパー（２）内部に取り付けられ、前記ビデオカメラ（６）が、前記リアバンパーの外側において撮像作動位置を、そして前記リアバンパーの内側において非作動位置を採用するように適合され、前記ビデオカメラを一方の位置から他方の位置へ移動させることができるように開口（１６）が前記リアバンパーに設けられることを特徴とする、請求項１３に記載の自動車両。
前記リアバンパー（２）は、略水平な上部壁（１２）と、略垂直な前方壁（１４）とを含み、前記ビデオカメラ（６）を通す前記開口（１６）が前記上部壁にあることを特徴とする、請求項１４に記載の自動車両。
前記ビデオカメラ（６）には、ビデオカメラが非作動位置にあるときに前記開口（１６）を覆うように、前記開口の寸法と略等しい寸法のキャップ（２８）が載置されることを特徴とする、請求項１５に記載の自動車両。
前記開口（１６）の境界を画定する縁部は、前記上部壁の外面からセットバックして前記キャップを支持する面を含むことを特徴とする、請求項１６に記載の自動車両。
自動車両のビデオカメラを洗浄する方法であって、前記ビデオカメラは、洗浄ヘッドから液体を噴出することによって洗浄される方法において、
前記ビデオカメラが前記自動車両の構造体内へ引込まれる非作動位置、および前記ビデオカメラが配置される撮像作動位置の入力データに応じて、前記ビデオカメラを行き来可能に移動させる命令が出され、
前記ビデオカメラが前記非作動位置にあると同時に、洗浄をトリガーする周期的条件を満たす場合に、前記洗浄ヘッドによって液体を噴出させる命令が出される
ことを特徴とする前記方法。