JP2018204248A - 開閉ロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】施錠機構における施錠状態の保持強度の点における信頼性の向上と、ノブの回動の際の操作荷重を低減するために回動軸の配置可能範囲を拡大することの両立を図る開閉ロック装置とする。【解決手段】ハウジング22とノブ24とキーシリンダー30(施錠機構)を備え、キーシリンダー30は、ロータ32の径方向から差し込まれるプレート38を有し、プレート38はロータ32の回転の動きに追従して回転すると共にノブ24の回動の動きに追従して回動し、ハウジング22はロータ32の回転位相位置がノブ24が施錠状態となる位置においてプレート38に対してハウジング22の奥行き方向に交差し、プレート38の回動を妨げる第1受け面41を有し、プレート38と第1受け面41とが接触する面に沿った仮想平面を第1仮想平面41Fと呼ぶ場合にノブ24における回動軸26は第1仮想平面41Fよりも奥行き方向の手前側に設定される。【選択図】図8

Description

本発明は、開閉ロック装置に関する。
従来、ドアの開閉機構における開状態と閉状態を切替可能とする開閉ロック装置が知られている(例えば、特許文献1)。開閉ロック装置は、特許文献1に例示されるように自動車のインストルメントパネルの助手席側に設定される物入れの為のグローブボックスに装備される。係る開閉ロック装置は、グローブボックスを開閉させるための開閉機構における開状態と閉状態を切替可能とする為に使用者が操作する装置である。
ここで、従来のグローブボックスにおける開閉ロック装置について図9〜図12を用いて説明する。図9に示すように、グローブボックスにおける開閉ロック装置120は、グローブボックスのドアに組み付けられるハウジング122に対し回動可能に取り付けられるノブ124を有する。グローブボックスは、ノブ124が回動されることで閉状態に保持された閂ロッドが連動しインストルメントパネル側から外れて開状態となる。ここで、このノブ124には、使用者以外の第三者にグローブボックスを開閉されないように施錠機構としてのキーシリンダー130が備え付けられている。キーシリンダー130は、ケース136とロータ132とプレート138で構成されており、ロータ132の先端に突起134が設定されている。
図10、11は、開閉ロック装置120をハウジング122の背面側から見た図である。ここで、図10がノブ124の回動が許容される解錠状態の図示であり、図11がノブ124の回動が規制された施錠状態の図示である。図9、10におけるロータ132は、キーを差し込むと軸周りに回転可能となり、ロータ132の先端の突起134とプレート138がロータ132の回転の動きに追従して回転する。その際に、係る突起134は図11に示すようにハウジング122の受け面142の位置に移動する。そのため、ノブ124を回動しようとしても突起134がハウジング122の受け面142によって妨げられる(干渉する)ため、回動が規制された施錠状態となる。
特開2004−211383号公報
ここで、上記キーロック構造は、ロータ132の先端に設定されている突起134とハウジング122の受け面142で施錠状態を保持していることから、高荷重の負荷に対し、突起134が受け面142から抜け落ちるのを抑制する施錠状態の保持強度の点における信頼性の向上が望まれている。そのため、突起134とハウジング122の受け面142の接触面142Fの傾きは、ノブ124の回動操作に伴い突起134が受け面142に及ぼす力の方向(換言すれば、ノブ124の回動方向)に対し垂直以上の関係とする必要がある。
ここで、図12に示すように、接触面142Fの傾きに対し突起134が受け面142に及ぼす力の方向が垂直以上の関係である荷重方向134Gとして図示する。一方、接触面142Fの傾きに対し突起134が受け面142に及ぼす力の方向が垂直以上の関係ではない荷重方向を134Hと図示する。接触面142Fの傾きと荷重方向134Gは垂直以上であることから、突起134がハウジング122から外れる動き、即ち抜け落ちに有利な関係であり施錠状態を保持しやすい。一方、接触面142Fの傾きと荷重方向134Hは垂直未満であることから、高荷重の負荷がかかると突起134がハウジング122の受け面142との係り代が減少する方向に移動しながら外れる動きをとることになり施錠状態を保持できなくなるおそれがある。ここで、上記キーロック構造は、施錠状態の保持のため、接触面142Fの傾きと荷重方向との関係において、ノブ124の回動軸126の設定位置が重要となってくる。しかし上記キーロック構造においては、ノブ124の回動軸126の設定位置を、ユーザーが操作する側に近づく範囲内でしか設定できないことからモーメントが不利になって操作荷重が重くなり操作感の改善が望まれている。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、施錠機構における施錠状態の保持強度の点における信頼性の向上と、ノブの回動の際の操作荷重を低減するために回動軸の配置可能範囲を拡大することの両立を図る開閉ロック装置とすることにある。
上記課題を解決する開閉ロック装置は、ドアの開閉機構における開状態と閉状態を切替可能とする開閉ロック装置であって、前記ドアに組み付けられるハウジングと、該ハウジングに対し回動可能に取り付けられるノブと、該ノブに組み付けられ前記ノブの回動が許容される解錠状態と前記ノブの回動が規制される施錠状態を切替える施錠機構と、を備え、前記施錠機構は、柱状であり鍵の挿入によって軸周りに回転可能なロータと、該ロータの外周を覆う筒状であり該ロータを回転可能に支持するケースと、前記ロータの径方向から差し込まれて前記ロータの外周面から突出することで前記ロータがケースから抜け出るのを防ぐプレートと、を有し、前記プレートは、前記ロータの回転の動きに追従して回転すると共に、前記ノブの回動の動きに追従して回動する構成であり、前記ハウジングは、前記ロータの回転位相位置が前記ノブが施錠状態となる位置において、前記プレートに対してハウジングの奥行き方向に交差するように面することで前記プレートの回動を妨げる第1受け面を有し、前記プレートと前記第1受け面とが接触する面に沿った仮想平面を第1仮想平面と呼ぶ場合に、前記ノブにおける回動軸は、前記第1仮想平面よりも奥行き方向の手前側に設定される。
この構成によれば、ハウジングは、ロータの回転位相位置がノブが施錠状態となる位置において、プレートに対してハウジングの奥行き方向に交差するように面することでプレートの回動を妨げる第1受け面を有する。ここで、プレートは、ロータがケースから抜け出るのを防ぐためにロータに直交する関係となる。そのため、ハウジングの第1受け面がプレートを受け止める方向は、ノブの回動に沿った関係となる。そのため、施錠機構における施錠状態の保持強度の点における信頼性の向上を図ることができる。また、プレートと第1受け面の接触面に沿った仮想平面を第1仮想平面と呼ぶ場合に、ノブにおける回動軸は、第1仮想平面よりも奥行き方向の手前側に設定される。すなわち、ノブの回動軸が第1仮想平面よりも奥行き方向の手前側の設定範囲であれば、ノブを回動する際にプレートと第1受け面が掛り合う方向に移動する。そのため、ノブの回転軸の設定位置の自由度が増すことから配置可能範囲を拡大することができると共に、ノブの操作部との距離を大きくすることができ操作荷重の低減に寄与し得る。
上記開閉ロック装置について、前記ロータは、先端において軸方向に突出する突起部が設けられており、前記突起部は、前記ロータの回転の動きに追従して回転すると共に、前記ノブの回動の動きに追従して回動する構成であり、前記ハウジングは、前記ロータの回転位相位置が前記ノブが施錠状態となる位置において、前記突起部の回動を妨げる第2受け面を有することが好ましい。
この構成によれば、ハウジングは、ロータの回転位相位置がノブが施錠状態となる位置において、突起部の回動を妨げる第2受け面を有する。すなわち、施錠状態の際に第1受け面と第2受け面の両方でノブの回動に伴う荷重を受け止める構造となる。そのため、施錠機構における施錠状態の保持強度の点における信頼性の向上をより一層図ることができる。また、より一層、施錠状態の保持強度が向上することからノブの回動の際の操作荷重を低減するために回動軸の配置可能範囲を拡大することができる。
上記開閉ロック装置について、前記突起部と第2受け面とが接触する面に沿った仮想平面を第2仮想平面と呼ぶ場合に、前記第1仮想平面と前記第2仮想平面は交差する関係にあることが好ましい。
この構成によれば、第1仮想平面と第2仮想平面は交差する関係にある。そのため、第1受け面とプレートの接触面とは、異なる方向において第2受け面が突起を受け止める構造となる。よって、より一層、上記信頼性の向上が図れると共に、ノブの回動軸の配置可能範囲の自由度が向上し得る。
本発明は上記各発明の手段をとることにより、施錠機構における施錠状態の保持強度の点における信頼性の向上と、ノブの回動の際の操作荷重を低減するために回動軸の配置可能範囲を拡大することの両立を図る開閉ロック装置とすることができる。
実施形態に係るグローブボックスを示した全体斜視図である。 同グローブボックスにおける開閉ロック装置を示した斜視図である。 同グローブボックスにおける開閉ロック装置を左側から見た分解斜視図である。 同グローブボックスにおける開閉ロック装置を右側から見た分解斜視図である。 (A)図がキーシリンダー(施錠機構)の斜視図であり、(B)図がキーシリンダー(施錠機構)の分解斜視図である。 同グローブボックスにおける開閉ロック装置におけるノブの解錠状態を背面から見た斜視図である。 同グローブボックスにおける開閉ロック装置におけるノブの施錠状態を背面から見た斜視図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 従来のグローブボックスにおける開閉ロック装置を示した分解斜視図である。 従来のグローブボックスにおける開閉ロック装置におけるノブの解錠状態を背面から見た斜視図である。 従来のグローブボックスにおける開閉ロック装置におけるノブの施錠状態を背面から見た斜視図である。 図11のXII−XII線断面図である。
以下に、本発明の実施形態について、図1〜8を用いて説明する。なお、本実施形態では、自動車のインストルメントパネルの助手席側に設定される物入れの為のグローブボックス10に装備される開閉ロック装置20を例示して説明する。各図に示す方向は、X軸とY軸とZ軸は互いに直交しており、X軸はグローブボックス10における水平方向(グローブボックス10に向かって右方向を正とする)を示し、Y軸はグローブボックス10における鉛直上向きの方向(グローブボックス10に向かって上方向を正とする)を示し、Z軸は、グローブボックス10における奥行き方向(グローブボックス10に向かって手前方向を正とする)を示している。
グローブボックス10は、図1に示すようにインストルメントパネル(不図示)における物入れ用の収容空間としての箱型状の収容体12と、係る収容体12の手前側において収容空間を塞ぐドア14と、が一体となった構造である。グローブボックス10は、閂ロッド18(開閉機構)が閉状態から開状態に切り替わると、下方左右一対に設けられた支軸16(開閉機構)を起点に上方側が手前側に回動することで収容体12の上部開口部12Aが露出し物入れが可能となる。このグローブボックス10には、係るグローブボックス10を開閉させるための支軸16及び閂ロッド18(開閉機構)における開状態と閉状態を切替可能とする為に使用者が操作する開閉ロック装置20が構成される。
開閉ロック装置20は、図1、2に示しようにグローブボックス10を開閉させるための支軸16及び閂ロッド18(開閉機構)における開状態と閉状態を切替可能とする為に使用者が操作する装置である。開閉ロック装置20は、グローブボックス10のドア14に面して(ドア14に沿って)組み付けられるハウジング22に対し回動可能に取り付けられるノブ24を有する。ノブ24は、スプリング28を介してハウジング22に取り付けられる。グローブボックス10のドア14の背面側には、X軸方向に沿った閂ロッド18(開閉機構)が配設される。グローブボックス10は、ノブ24が回動されることで閉状態に保持された閂ロッド18が連動しインストルメントパネル側から外れて開状態となる。ここで、このノブ24には、使用者以外の第三者にグローブボックス10を開閉されないように施錠機構としてのキーシリンダー30が備え付けられている。
キーシリンダー30(施錠機構)は、図3〜8に示すように、ノブ24に組み付けられノブ24の回動が許容される解錠状態30A(図6参照)とノブ24の回動が規制される施錠状態30B(図7参照)を切替える機構である。キーシリンダー30(施錠機構)は、図5、8に示すように、ロータ32とケース36とプレート38で構成されている。
ロータ32は、図5、8に示すように、先端において軸方向に突出する突起部34が設けられた柱状であり、鍵の挿入によって軸周りに回転可能である。また、鍵が挿入されない状態では軸周りの外周面から係止片(不図示)が突出してケース36に係止することから回転不能な状態となる。ケース36は、ロータ32の外周を覆う筒状でありロータ32を回転可能に支持する部材である。プレート38は、板状部材であり、ロータ32の先端近傍において径方向から差し込まれてロータ32の外周面から突出することでロータ32がケース36から抜け出るのを防ぐ部材である。また、プレート38は、キーシリンダー30をノブ24(図3、4参照)から抜け出るのを防ぐ部材でもある。なお、ロータ32の突起部34と、プレート38は、キーシリンダー30を軸方向から見た場合に、ロータ32の軸中心を挟んで対向する配置位置関係にある。
キーシリンダー30は、ノブ24の略中央に厚み方向に貫通した孔部に挿入され、孔部とプレート38が係止することで抜け止めされる。ここで、キーシリンダー30に鍵を挿入すると、ロータ32の係止片が内径方向に引っ込む。これにより、ロータ32は、ケース36に対し回転可能な状態となる。これにより、ロータ32の突起部34及びプレート38は、ロータ32の回転の動きに追従して軸周りに回転する。それと共に、ノブ24の回動の動きに追従してノブ24の回動中心に対し回動する構成となる。
ハウジング22は、図3、4に示すようにロータ32の回転位相位置がノブ24が施錠状態30Bとなる位置において、突起部34の回動を妨げる第2受け面42と、プレート38の回動を妨げる第1受け面41と、を有する。ここで、第2受け面42は、突起部34の回動軌跡上においてこの回動軌跡に交差するように設けられている。具体的には、第2受け面42は、突起部34の回動軌跡に対し、ドア14に面して組み付けられたハウジング22における水平方向(X軸)に交差するように設けられている。また、第1受け面41は、プレート38の回動軌跡上においてこの回動軌跡に交差するように設けられている。具体的には、第1受け面41は、プレート38の回動軌跡に対し、ドア14に面して組み付けられたハウジング22における奥行き方向(Z軸)に交差するように設けられている。詳しくは、図8に示すように、突起部34と第2受け面42とが接触する接触面に沿った仮想平面を第2仮想平面42Fと呼ぶ。また、プレート38と第1受け面41とが接触する接触面に沿った仮想平面を第1仮想平面41Fと呼ぶ。係る場合に、第2仮想平面42Fと第1仮想平面41Fは交差する関係にある。ここで、第2仮想平面42Fは、ドア14に面して組み付けられたハウジング22における水平方向(X軸)に交差する面となる。一方、第1仮想平面41Fは、ドア14に面して組み付けられたハウジング22における奥行き方向(Z軸)に交差する面となる。
次に開閉ロック装置20の作動内容について説明する。図6には、キーシリンダー30(施錠機構)の解錠状態30Aを示している。図6に示すようにロータ32に鍵が挿入されていない状態では、突起部34が第2受け面42と接触しない位置関係であり、プレート38も第1受け面41と接触しない位置関係である。
ここで、図7には、キーシリンダー30(施錠機構)の施錠状態30Bを示している。図7に示すように、ロータ32に鍵を挿入して軸周りに回転すると、突起部34とプレート38が軸周りに回転して位相位置が変わる。ここで、突起部34は、第2受け面42と対向する位置に移動し、プレート38が第1受け面41と対向する位置に移動する。係る状態においてノブ24を回動しようとすると、突起部34は、第2受け面42と接触してそれ以上回動できない。同様にプレート38は、第1受け面41と接触してそれ以上回動できない。
図8は、図7におけるキーシリンダー30の施錠状態30B時の断面図である。図8に示すように、第2仮想平面42Fと第1仮想平面41Fは交差する関係にある。そのため、ハウジングは、ノブの回動による荷重を2か所で受け止める構造となる。また、回動軸26を設定可能領域は、第1仮想平面41Fの正Z方向(手前側)であればどこにでも設定可能である。すなわち、ノブ24の回動軸26の設定位置は、第2仮想平面42Fに対しユーザーが操作する側から遠ざかる範囲内も可能となる。
このように、本実施形態の開閉ロック装置20によれば、ハウジング22は、ロータ32の回転位相位置がノブ24が施錠状態30Bとなる位置において、プレート38に対してハウジング22の奥行き方向に交差するように面することでプレート38の回動を妨げる第1受け面41を有する。ここで、プレート38は、ロータ32がケース36から抜け出るのを防ぐためにロータ32に直交する関係となる。そのため、ハウジング22の第1受け面41がプレート38を受け止める方向は、ノブ24の回動に直交する関係となる。そのため、キーシリンダー30(施錠機構)における施錠状態30Bの保持強度の点における信頼性の向上を図ることができる。また、プレート38と第1受け面41の接触面に沿った仮想平面を第1仮想平面41Fと呼ぶ場合に、ノブ24における回動軸26は、第1仮想平面41Fよりも正Z方向(奥行き方向の手前側)に設定される。すなわち、ノブ24の回動軸26が第1仮想平面41Fよりも正Z方向の設定範囲であれば、ノブ24を回動する際にプレート38と第1受け面41が掛り合う方向に移動する。そのため、ノブ24の回転軸26の設定位置の自由度が増すことから配置可能範囲を拡大することができると共に、ノブ24の操作部位との距離を大きくすることができ操作荷重の低減に寄与し得る。
また、ハウジング22は、ロータ32の回転位相位置がノブ24が施錠状態30Bとなる位置において、突起部34の回動を妨げる第2受け面42を有する。すなわち、施錠状態30Bの際に第1受け面41と第2受け面42の両方でノブ24の回動に伴う荷重を受け止める構造となる。そのため、キーシリンダー30(施錠機構)における施錠状態30Bの保持強度の点における信頼性の向上をより一層図ることができる。また、より一層、施錠状態30Bの保持強度が向上することからノブの回動の際の操作荷重を低減するために回動軸の配置可能範囲を拡大することができる。
また、第2仮想平面42Fと第1仮想平面41Fは交差する関係にある。そのため、第1受け面41とプレート38の接触面とは、異なる方向において第2受け面42が突起部34を受け止める構造となる。よって、より一層、上記信頼性の向上が図れると共に、ノブ24の回動軸26の配置可能範囲の自由度が向上し得る。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されず、その他各種の形態で実施することができるものである。例えば、本実施形態では車室内のグローブボックス10を例示して説明したが、ドア14の開閉機構における開状態と閉状態を切替可能とする開閉ロック装置20であればよく、各種のドア14の開閉ロック装置20に適用可能である。
また、本実施形態の開閉ロック装置20のノブ24は、水平方向(X方向)に回動するものであったが、これに限定されず上下方向(Y方向)に回動するものに適用するものであってもよい。
10 グローブボックス
12 収容体
12A 上部開口部
14 ドア
16 支軸(開閉機構)
18 閂ロッド(開閉機構)
20 開閉ロック装置
22 ハウジング
24 ノブ
26 回動軸
28 スプリング
30 キーシリンダー(施錠機構)
30A 解錠状態
30B 施錠状態
32 ロータ
34 突起部
36 ケース
38 プレート
41 第1受け面
42 第2受け面
41F 第1仮想平面
42F 第2仮想平面

Claims (3)

  1. ドアの開閉機構における開状態と閉状態を切替可能とする開閉ロック装置であって、
    前記ドアに組み付けられるハウジングと、
    該ハウジングに対し回動可能に取り付けられるノブと、
    該ノブに組み付けられ前記ノブの回動が許容される解錠状態と前記ノブの回動が規制される施錠状態を切替える施錠機構と、を備え、
    前記施錠機構は、柱状であり鍵の挿入によって軸周りに回転可能なロータと、該ロータの外周を覆う筒状であり該ロータを回転可能に支持するケースと、前記ロータの径方向から差し込まれて前記ロータの外周面から突出することで前記ロータがケースから抜け出るのを防ぐプレートと、を有し、
    前記プレートは、前記ロータの回転の動きに追従して回転すると共に、前記ノブの回動の動きに追従して回動する構成であり、
    前記ハウジングは、前記ロータの回転位相位置が前記ノブが施錠状態となる位置において、前記プレートに対してハウジングの奥行き方向に交差するように面することで前記プレートの回動を妨げる第1受け面を有し、
    前記プレートと前記第1受け面とが接触する面に沿った仮想平面を第1仮想平面と呼ぶ場合に、前記ノブにおける回動軸は、前記第1仮想平面よりも奥行き方向の手前側に設定される開閉ロック装置。
  2. 請求項1に記載の開閉ロック装置であって、
    前記ロータは、先端において軸方向に突出する突起部が設けられており、
    前記突起部は、前記ロータの回転の動きに追従して回転すると共に、前記ノブの回動の動きに追従して回動する構成であり、
    前記ハウジングは、前記ロータの回転位相位置が前記ノブが施錠状態となる位置において、前記突起部の回動を妨げる第2受け面を有する開閉ロック装置。
  3. 請求項2に記載の開閉ロック装置であって、
    前記突起部と第2受け面とが接触する面に沿った仮想平面を第2仮想平面と呼ぶ場合に、前記第1仮想平面と前記第2仮想平面は交差する関係にある開閉ロック装置。
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