JP2018201447A - 自動トッピング装置 - Google Patents

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【課題】高い再現性を伴って粉末状ないし粒子状の食材を自動的に振りかけることができる自動トッピング装置を提供すること。【解決手段】下方に向けて垂下された回転軸と、回転軸を軸線回りに回転させる回転駆動機構と、回転軸の下端部に設けられた底板14と、底板の周囲を取り囲むように設けられ、平面視で底板よりも大きい内面を有する下方筒体22と、底板の上方側に設けられ、平面視で底板よりも小さい内面を有する上方筒体21と、を備え、上方筒体の下端と底板の上面との間には、隙間Gが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、粉末状ないし粒子状等の食材を自動的に振りかけることができる、自動トッピング装置に関する。
近年、人材不足等のために、各種の生産現場に小型ロボットを導入することが検討ないし実践されている。特に、様々な食材を取り扱う弁当等の生産現場においても、小型ロボットの導入が検討されている。
近年、消費者が弁当に求めるクオリティは高く、栄養価や味については言うまでもなく、見映えについても非常に重要で、その善し悪しは売れ行きに大きく影響する。
スパゲティ弁当を一例に挙げて説明すれば、スパゲティ弁当には粉チーズが振りかけられることがあるが、その振りかけパターンについて鋭意の工夫が施され、例えば円環状のパターンに振りかけることが好ましいと言われている。
そのようなパターンで粉チーズを振りかける作業は、これまで自動化が実現されておらず、人手を介して行われていた。
本件発明者は、粉末状ないし粒子状等の食材を自動的に振りかけることができる自動トッピング装置の開発に取り組んできた。そして、簡易な構成でありながら、極めて高い再現性を実現する自動トッピング装置の開発に成功した。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、高い再現性を伴って粉末状ないし粒子状等の食材を自動的に振りかけることができる自動トッピング装置を提供することである。
本発明は、下方に向けて垂下された回転軸と、前記回転軸を軸線回りに回転させる回転駆動機構と、前記回転軸の下端部に設けられた底板と、前記底板の上方側に設けられ、平面視で前記底板よりも小さい内面を有する上方筒体と、を備え、前記上方筒体の下端と前記底板の上面との間には、隙間が設けられていることを特徴とする自動トッピング装置である。
本件発明者が実際に検証したところ、本発明によれば、回転軸を静止させている状態においては、上方筒体の内部であって底板の上方の空間に粉末状ないし粒子状等の食材を保持しておくことができ、且つ、回転軸を回転させている状態においては、前記空間から前記隙間を介して粉末状ないし粒子状等の食材を底板の側方へと繰り出すことができ、引き続いて底板の側方に繰り出された食材は下方へと落下する。この作用は、高い再現性をもって実現される。
本件発明者が実際に検証したところ、粉末状ないし粒子状等の食材の繰り出しと落下とを安定的に実現するためには、前記隙間の高さは1〜10mmの範囲であることが好ましく、2〜6mmの範囲であることが特に好ましい。
なお、本発明が利用している自然法則(原理)としては、回転軸及び底板の回転による遠心力の作用が挙げられる。しかしながら、自動トッピング装置の各構成要素と粉末状ないし粒子状等の食材との間の摩擦の作用、更には、粉末状ないし粒子状等の食材同士の摩擦の作用も、複雑に影響していると考えられる。というのは、本件発明者が実際に検証したところ、回転軸の回転速度を変化させても、単位時間あたりに落下する食材の量はあまり変化しなかったからである。
また、本発明において、前記隙間の周囲を取り囲むように、平面視で前記底板よりも大きい内面を有する下方筒体が設けられることが好ましい。この場合、隙間から露出する食材を外部雰囲気から保護することができる。
また、本発明において、例えば、前記底板は、円板状であり、前記上方筒体は、円筒状である。この場合、各部材の製造ないし調達が容易である。また、この場合、前記底板と前記上方筒体とが平面視で同心状に配置されていることが好ましく、及び/または、前記底板の外径は前記上方筒体の内径よりも2〜20mm大きいことが好ましい。
また、本発明において、前記上方筒体と前記下方筒体とは、段差部を介して接続されていることが好ましい。この場合、各部材の取り扱いが容易である。また、この場合、更に好ましくは、前記上方筒体と前記回転駆動機構とが共通の把持部に固定される。これによれば、当該把持部を利用することで、ロボットアームへの搭載が容易である。
本発明によれば、回転軸を静止させている状態においては、上方筒体の内部であって底板の上方の空間に粉末状ないし粒子状等の食材を保持しておくことができ、且つ、回転軸を回転させている状態においては、前記空間から前記隙間を介して粉末状ないし粒子状等の食材を底板の側方へと繰り出すことができ、引き続いて底板の側方に繰り出された食材は下方へと落下する。この作用は、高い再現性をもって実現される。
本発明の一実施形態に係る自動トッピング装置の概略斜視図である。 図1の自動トッピング装置の一部を切り欠いて示す概略斜視図である。 図1の自動トッピング装置の主要部の概略縦断面図である。 図1の自動トッピング装置をロボットアームに搭載した状態を示す概略側面図である。 振りかけパターン変更のためのアダプタの一例を示す概略斜視図である。 図5のアダプタを取り付けた場合の図1に相当する概略斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動トッピング装置10の概略斜視図であり、図2は、本実施形態の自動トッピング装置10の一部を切り欠いて示す概略斜視図であり、図3は、本実施形態の自動トッピング装置10の主要部の概略縦断面図である。
図1乃至図3に示すように、本実施形態の自動トッピング装置10は、下方に向けて垂下された回転軸11と、当該回転軸11を軸線回りに回転させる回転駆動機構12と、を備えている。
本実施形態の回転軸11は、上方回転軸11aと下方回転軸11bとが途中の結合部11jで結合された構成となっている。また、本実施形態の回転駆動機構12は、電動モータであり、不図示の導電線を介して給電されて、上方回転軸11aを軸線回りに回転させるようになっている。
特に図2に示すように、下方回転軸11bの下端部には、十字状の接合部材13を介して、底板14が結合されている。本実施形態の底板14は、半径r4=30mmの円板状の部材からなる。もっとも、十字状の接合部材13を介することなく、下方回転軸11bが底板14に直結されてもよい。その場合、底板14の上面に、十字状等の隆起パターンが設けられてもよい。
また、底板14の周囲を取り囲むように、平面視で当該底板14よりも大きい内面を有する下方筒体22が設けられている。本実施形態の下方筒体22は、高さの低い内径r2=38mmの円筒状の部材からなり、底板14と下方筒体22とは、平面視で同心状に配置されている。
下方筒体22の上方側には、平面視で底板14よりも小さい内面を有する上方筒体21が設けられている。本実施形態の上方筒体21は、内径r1=29mmの円筒状の部材からなり、底板14と上方筒体21とも、平面視で同心状に配置されている。また、本実施形態の上方筒体21と下方筒体22とは、段差部23を介して接続されている。
そして、特に図3に示すように、上方筒体21の下端と底板14の上面との間には、円環状の隙間Gが設けられている。本実施形態の隙間Gの高さhは、3mmとなっている。
その他、上方筒体21と回転駆動機構12とは、共通の把持部25に固定されている。
次に、以上のように構成された本実施形態の自動トッピング装置10の作用について説明する。
本実施形態の自動トッピング装置10では、回転軸11を静止させている状態において、上方筒体21の内部であって底板14の上方の空間Sに、例えば粉末状ないし粒子状等の食材を保持しておくことができる。
本実施形態の自動トッピング装置10がトッピング可能な食材としては、例えば、粉末状のチーズ、粒子状のアラザン、刻み海苔、刻み葉、鷹の爪、等が挙げられる。
これらの食材は、回転軸11を静止させている状態においては、隙間Gを介して自動トッピング装置10から落下しない。これは、自動トッピング装置10の各構成要素(回転軸11、接合部材13、底板14、上方筒体21)と食材との間の摩擦の作用、更には、食材同士の摩擦の作用によると考えられる。
そして、回転駆動機構12によって回転軸11を例えば所定の回転角度だけ回転させることにより(回転駆動機構12は不図示の制御部によって制御され得る)、空間Sから隙間Gを介して、前記の食材が底板14の側方へと繰り出され、更に底板14の下方へと落下する。
本件発明者の検証によれば、この作用は、高い再現性をもって実現される。従って、振りかける対象物(弁当など)に対する下方筒体22の高さ等を適宜に調整しておくことで、高い再現性をもって、所望の円環状のパターンで食材を振りかけることができる。
以上のように、本実施形態の自動トッピング装置10によれば、簡易な構成でありながら、極めて高い再現性を伴って粉末状ないし粒子状等の食材を自動的に振りかけることができる。
なお、本件発明者の検証によれば、粉末状ないし粒子状等の食材の繰り出しと落下とを安定的に実現するためには、隙間Gの高さhは1〜10mmの範囲であることが好ましく、2〜6mmの範囲であることが特に好ましい。
更に、食材の種類に応じた隙間Gの高さの微調整を可能にするべく、把持部25に対する回転駆動部材12及び/または上方筒体21の固定位置の微調整が可能であることが好ましい。
また、本件発明者の検証によれば、上方筒体21の内面半径r1(前記実施形態では29mm)と底板14の半径r4(前記実施形態では30mm)との差についても、1〜10mmの範囲であることが好ましく、2〜6mmの範囲であることが特に好ましい。
更に、食材の種類に応じた調整を可能にするべく、下方回転軸11b、接合部材13及び底板14からなる組立体部分が、結合部材11jに対して交換可能となっていることが好ましい。
以上に説明した本実施形態の自動トッピング装置10は、図4に示すように、把持部25を利用することでロボットアーム30への搭載が容易である。
なお、以上に説明した本実施形態のトッピング装置10は、所望の円環状のパターンで食材を振りかける場合に好適であるが、下方筒体22に適宜のアダプタを取り付けることで、振りかけのパターンを自由に変更することができる。
図5は、振りかけパターン変更のためのアダプタの一例を示す概略斜視図であり、図6は、図5のアダプタを取り付けた場合の図1に相当する概略斜視図である。本例のアダプタ40は、漏斗状の形態であって、中央に集中的に食材をトッピングする際に好適である。
あるいは、下方筒体22を設けないという態様も、採用可能である。もっとも、隙間Gの周囲を取り囲むような下方筒体22を設けておく方が、隙間Gから露出する食材を外部雰囲気から保護することができるため、好ましい。
10 自動トッピング装置
11 回転軸
11a 上方回転軸
11j 結合部
11b 下方回転軸
12 回転駆動機構(電動モータ)
13 接合部材
14 底板(円板状)
21 上方筒体
22 下方筒体
23 段差部
25 把持部
30 ロボットアーム
40 アダプタ

Claims (8)

  1. 下方に向けて垂下された回転軸と、
    前記回転軸を軸線回りに回転させる回転駆動機構と、
    前記回転軸の下端部に設けられた底板と、
    前記底板の上方側に設けられ、平面視で前記底板よりも小さい内面を有する上方筒体と、
    を備え、
    前記上方筒体の下端と前記底板の上面との間には、隙間が設けられている
    ことを特徴とする自動トッピング装置。
  2. 前記隙間の高さは、1〜10mmの範囲である
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動トッピング装置。
  3. 前記隙間の周囲を取り囲むように設けられ、平面視で前記底板よりも大きい内面を有する下方筒体
    を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動トッピング装置。
  4. 前記底板は、円板状であり、
    前記上方筒体は、円筒状である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の自動トッピング装置。
  5. 前記底板と前記上方筒体とは、平面視で同心状に配置されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の自動トッピング装置。
  6. 前記底板の外径は、前記上方筒体の内径よりも、2〜20mm大きい
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の自動トッピング装置。
  7. 前記上方筒体と前記下方筒体とは、段差部を介して接続されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の自動トッピング装置。
  8. 前記上方筒体と前記回転駆動機構とは、共通の把持部に固定されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の自動トッピング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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