JP2018200116A - 加熱調理システム - Google Patents
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Description
(a)調理器本体と、
前記調理器本体に配設された加熱手段と、
前記加熱手段による加熱の開始および加熱の停止の指令を手動操作により入力する加熱開始・停止指令部と、
前記加熱開始・停止指令部の指令を有効化するチャイルドロック有効状態および、前記加熱開始・停止指令部の指令を無効化するチャイルドロック無効状態に関する情報であるチャイルドロック状態情報を記憶するチャイルドロック状態情報記憶部と、
前記加熱開始・停止指令部の指令が有効化されている場合に限り、前記加熱開始・停止指令部の指令に基づいて前記加熱手段による加熱を制御する制御部と、
前記調理器本体に設けられ、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換える本体側チャイルドロック指令入力部と、
を有する加熱調理器と、
(b)前記加熱調理器外に設けられ、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換える外部側チャイルドロック指令入力部を有する外部機器と、
を備えることを特徴としている。
前記外部機器が、特定の使用者であるか否かを判定する特定使用者判定部を備え、
前記特定使用者判定部が前記特定の使用者であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
前記特定使用者判定部が、前記音声入力部に入力された音声が前記特定の使用者の声紋であるか否かを判定する声紋判定部を備え、
前記声紋判定部が、前記音声入力部に入力された音声が前記特定の使用者の声紋であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
前記特定使用者判定部が、前記撮像部に入力された映像に前記特定の使用者の顔の映像が含まれるか否かを判定する顔認証部を備え、
前記顔認証部が、前記撮像部に入力された映像に前記特定の使用者の顔の映像が含まれると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
前記特定使用者判定部が、前記回答音声入力部に入力された音声が予め設定された、前記出力音声と対を成す対句音声であるか否かを判定する対句判定部を備え、
前記対句判定部が、前記回答音声入力部に入力された音声が前記対句音声であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報が前記チャイルドロック有効状態から前記チャイルドロック無効状態に切り換えられた場合には、前記本体側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができず、前記外部側チャイルドロック指令入力部によってのみ前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
前記外部機器は、複数の加熱調理器から一の加熱調理器を選択する選択部を備えるとともに、前記外部側チャイルドロック指令入力部からチャイルドロックに係る指令が発令されたときに前記一の加熱調理器に対応する前記IDコードを前記チャイルドロックに係る指令とともに送出するIDコード送出部を備え、
前記外部側チャイルドロック指令入力部から前記加熱調理器に送信する前記通信信号に前記加熱調理器に付与された前記IDコードが含まれるとき、前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
(a)チャイルドロック状態情報が有効状態である場合には、加熱開始・停止指令部から加熱開始の指令が発せられたときに、当該指令を受け付けて、バーナへの点火を行い、
(b)チャイルドロック状態情報が無効状態である場合には、加熱開始・停止指令部から加熱開始の指令が発せられたときにも、当該指令を受け付けず、バーナへの点火を行わない
ように構成されているので、安全な加熱調理システムを実現することができる。
(a)本体側チャイルドロック指令入力部によってチャイルドロック状態情報がチャイルドロック有効状態からチャイルドロック無効状態に切り換えられた場合、本体側チャイルドロック指令入力部または外部側チャイルドロック指令入力部によってチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることが可能で、
(b)外部側チャイルドロック指令入力部によってチャイルドロック状態情報がチャイルドロック有効状態からチャイルドロック無効状態に切り換えられた場合には、本体側チャイルドロック指令入力部によってはチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることができず、外部側チャイルドロック指令入力部によってのみチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることが可能であるように構成した場合、
使い勝手と安全性を兼ね備えた加熱調理システムを提供することができる。
また、上記(b)の条件下においては、外部側チャイルドロック指令入力部によってのみチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることができるように構成されているため、当該調理器を操作可能な者として除外する必要のある者(例えば幼児など)がいる場合にも、安全な加熱調理システムを実現することができる。
したがって、使い勝手と安全性を兼ね備えた加熱調理システムを提供することが可能になる。
したがって、一つの外部機器を用いて複数の加熱調理器に対してチャイルドロックに係る指令を行ったときにも、選択部によって選択された加熱調理器だけのチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えることができるので、低コストで、信頼性の高い加熱調理システムを実現することができる。
図1に示すように、この実施形態にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)100Sは、加熱調理器(ガスコンロ)1Xと、外部機器2Xとを備えている。
次に、本発明の実施形態にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)100Sの特徴的な構成について説明する。
(a)加熱開始・停止指令部(コンロ用操作具)5による点火および消火の指令が有効化された状態、すなわち、加熱開始・停止指令部5からの指令を受け付ける状態である「チャイルドロック有効状態」と、
(b)加熱開始・停止指令部5による点火および消火の指令が無効化された状態、すなわち、加熱開始・停止指令部5から加熱開始の指令が発せられたときにも、当該指令を受け付けない状態である「チャイルドロック無効状態」と
を記憶する機能を果たすものである。
また、本発明の加熱調理システムにおいては、上記実施形態とは異なり、以下のように構成することも可能である。
また、特定使用者判定部が、撮像部204に入力された映像に特定の使用者の顔の映像が含まれるか否かを判定する顔認証部(図示せず)を備えている。
また、本発明の加熱調理システムは、以下の変形例2のように構成することも可能である。
また、本発明の加熱調理システムは、以下の変形例3のように構成することも可能である。なお、この変形例3は、上述の実施形態にかかる加熱調理システム100Sの変形例である。
また、本発明の加熱調理システムは、以下の変形例4のように構成することも可能である。なお、この変形例4は、上述の実施形態にかかる加熱調理システム100Sの変形例である。
(a)加熱調理器(ガスコンロ)1Xには、加熱調理器(ガスコンロ)1Xを特定するIDコードが付与されており、
(b)外部機器2Xは、複数の加熱調理器(ガスコンロ)1Xから一の加熱調理器を選択する選択部213を備えるとともに、外部機器2Xの外部側チャイルドロック指令入力部201からチャイルドロックに係る指令が発令されたとき、一の加熱調理器に対応するIDコードをチャイルドロックに係る指令とともに送出するIDコード送出部214を備えており、
外部側チャイルドロック指令入力部201から加熱調理器(ガスコンロ)1Xに送信する通信信号に、加熱調理器(ガスコンロ)1Xに付与されたIDコードが含まれているとき、外部側チャイルドロック指令入力部201によってチャイルドロック状態情報がチャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えられるように構成することが好ましい。
2X 外部機器
3X 無線中継器(無線ルータ)
1 左右一対のガスバーナ(コンロバーナ)
2 トッププレート
3 グリル排気口
4 五徳
5 加熱開始・停止指令部(左右一対のコンロ用操作具)
6 グリル用加熱開始・停止指令部(グリル用設定操作部)
8 グリル扉
10 コンロバーナセンサ
20 制御部
100 ガスコンロ(グリル付きガスコンロ)
100S 加熱調理システム(ガスコンロシステム)
101 本体側チャイルドロック指令入力部
102 本体側送受信部
103 本体側チャイルドロック状態情報記憶部(不揮発性メモリ)
201 外部側チャイルドロック指令入力部
202 外部側送受信部
203 音声入力部
204 撮像部
205 音声出力部
206 回答音声入力部
213 選択部
214 IDコード送出部
G グリル
H 調理器本体(ガスコンロ本体)
S 無線通信システム
X 通信経路(インターネット)
Y 通信経路(無線通信回路)
Z 通信経路(携帯電話回線)
Claims (10)
- (a)調理器本体と、
前記調理器本体に配設された加熱手段と、
前記加熱手段による加熱の開始および加熱の停止の指令を手動操作により入力する加熱開始・停止指令部と、
前記加熱開始・停止指令部の指令を有効化するチャイルドロック有効状態および、前記加熱開始・停止指令部の指令を無効化するチャイルドロック無効状態に関する情報であるチャイルドロック状態情報を記憶するチャイルドロック状態情報記憶部と、
前記加熱開始・停止指令部の指令が有効化されている場合に限り、前記加熱開始・停止指令部の指令に基づいて前記加熱手段による加熱を制御する制御部と、
前記調理器本体に設けられ、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換える本体側チャイルドロック指令入力部と、
を有する加熱調理器と、
(b)前記加熱調理器外に設けられ、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換える外部側チャイルドロック指令入力部を有する外部機器と、
を備えることを特徴とする加熱調理システム。 - 前記外部機器が、特定の使用者であるか否かを判定する特定使用者判定部を備え、
前記特定使用者判定部が前記特定の使用者であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
を特徴とする請求項1記載の加熱調理システム。 - 前記外部機器が音声入力部を備え、
前記特定使用者判定部が、前記音声入力部に入力された音声が前記特定の使用者の声紋であるか否かを判定する声紋判定部を備え、
前記声紋判定部が、前記音声入力部に入力された音声が前記特定の使用者の声紋であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
を特徴とする請求項2記載の加熱調理システム。 - 前記外部機器が撮像部を備え、
前記特定使用者判定部が、前記撮像部に入力された映像に前記特定の使用者の顔の映像が含まれるか否かを判定する顔認証部を備え、
前記顔認証部が、前記撮像部に入力された映像に前記特定の使用者の顔の映像が含まれると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
を特徴とする請求項2記載の加熱調理システム。 - 前記外部機器が音声出力部および、前記音声出力部から出力される出力音声が出力された後の所定時間以内に入力される音声を入力する回答音声入力部を備え、
前記特定使用者判定部が、前記回答音声入力部に入力された音声が予め設定された、前記出力音声と対を成す対句音声であるか否かを判定する対句判定部を備え、
前記対句判定部が、前記回答音声入力部に入力された音声が前記対句音声であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
を特徴とする請求項2記載の加熱調理システム。 - 前記本体側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報が前記チャイルドロック有効状態から前記チャイルドロック無効状態に切り換えられた場合には、前記本体側チャイルドロック指令入力部または前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができるが、
前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報が前記チャイルドロック有効状態から前記チャイルドロック無効状態に切り換えられた場合には、前記本体側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができず、前記外部側チャイルドロック指令入力部によってのみ前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができるように構成されていること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の加熱調理システム。 - 無線通信によって前記加熱調理器と前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の加熱調理システム。
- 無線中継器を介して、インターネットにより、前記加熱調理器と前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の加熱調理システム。
- 携帯電話回線を介して、前記加熱調理器と前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の加熱調理システム。
- 前記加熱調理器が複数存在している場合において、複数の加熱調理器のそれぞれには、各加熱調理器を特定するための異なるIDコードが設定されており、
前記外部機器は、複数の加熱調理器から一の加熱調理器を選択する選択部を備えるとともに、前記外部側チャイルドロック指令入力部からチャイルドロックに係る指令が発令されたときに前記一の加熱調理器に対応する前記IDコードを前記チャイルドロックに係る指令とともに送出するIDコード送出部を備え、
前記外部側チャイルドロック指令入力部から前記加熱調理器に送信する前記通信信号に前記加熱調理器に付与された前記IDコードが含まれるとき、前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていること
を特徴とする請求項8または9に記載の加熱調理システム。
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- 2017-05-25 JP JP2017103460A patent/JP6887877B2/ja active Active
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