JP2018200116A - 加熱調理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用制限対象者の学習により使用制限効果が損なわれることのない使用制限モードを備えた、安全で信頼性の高い加熱調理システムを提供する。【解決手段】(a)調理器本体と、加熱手段と、加熱の開始、停止の指令を入力する加熱開始・停止指令部と、加熱開始・停止指令部の指令を有効化するチャイルドロック有効状態と、無効化するチャイルドロック無効状態を記憶するチャイルドロック状態情報記憶部と、加熱開始・停止指令部の指令が有効化されている場合に限り上記指令に基づいて加熱手段による加熱を制御する制御部と、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態と無効状態とに切り換える本体側チャイルドロック指令入力部とを有する加熱調理器と、(b)加熱調理器外に設けられ、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態と無効状態とに切り換える外部側チャイルドロック指令入力部を有する外部機器とを備えた構成とする。【選択図】図4

Description

本発明は、加熱調理器システムに関し、詳しくは、使用を制限したい対象者(幼児など)が加熱調理器を使用することを防止するための機能である、いわゆるチャイルドロック機能を備えた加熱調理システムに関する。
煮物や揚げ物などの調理に用いられるガスコンロには、安全のために幼児などの使用を制限することができる機能を備えた加熱調理器が提案されている。
そして、特許文献1には、そのような加熱調理器として、幼児などに対し、加熱部の加熱動作を禁止する、いわゆるチャイルドロック機能を作動させたモードであるチャイルドロックモードを有するとともに、チャイルドロックモードに移行する際に操作されるチャイルドロックスイッチを備えた加熱調理器(ガスコンロ)が提案されている(段落0099など参照)。
この特許文献1の加熱調理器によれば、チャイルドロックスイッチを操作してチャイルドロックモードに移行すると、加熱部の加熱動作、つまり、コンロバーナやグリルバーナなどのガスバーナの燃焼が禁止されるので、幼児のいたずらなどによってガスバーナの燃焼が実行されてしまうことを防止することが可能になり、安全性を向上させることができて有意義である。
特開2013−11376号公報
しかしながら、ガスコンロなどの加熱調理器の使用を制限したい対象者である幼児は、チャイルドロックの解除方法を容易に学習してしまうため、チャイルドロック機能を備えた加熱調理器であっても、チャイルドロックモードが幼児などの使用を制限したい対象者により解除され、コンロバーナやグリルバーナなどのガスバーナの燃焼が実行されてしまう場合があり、安全上、改善の余地があるのが実情である。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、調理機器の使用を制限したい対象である幼児などの使用制限対象者の学習によって使用制限効果の損なわれるおそれのない使用制限モードを備えた、安全で信頼性の高い加熱調理システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の加熱調理システムは、
(a)調理器本体と、
前記調理器本体に配設された加熱手段と、
前記加熱手段による加熱の開始および加熱の停止の指令を手動操作により入力する加熱開始・停止指令部と、
前記加熱開始・停止指令部の指令を有効化するチャイルドロック有効状態および、前記加熱開始・停止指令部の指令を無効化するチャイルドロック無効状態に関する情報であるチャイルドロック状態情報を記憶するチャイルドロック状態情報記憶部と、
前記加熱開始・停止指令部の指令が有効化されている場合に限り、前記加熱開始・停止指令部の指令に基づいて前記加熱手段による加熱を制御する制御部と、
前記調理器本体に設けられ、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換える本体側チャイルドロック指令入力部と、
を有する加熱調理器と、
(b)前記加熱調理器外に設けられ、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換える外部側チャイルドロック指令入力部を有する外部機器と、
を備えることを特徴としている。
本発明の加熱調理システムにおいては、
前記外部機器が、特定の使用者であるか否かを判定する特定使用者判定部を備え、
前記特定使用者判定部が前記特定の使用者であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
また、前記外部機器が音声入力部を備え、
前記特定使用者判定部が、前記音声入力部に入力された音声が前記特定の使用者の声紋であるか否かを判定する声紋判定部を備え、
前記声紋判定部が、前記音声入力部に入力された音声が前記特定の使用者の声紋であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
また、前記外部機器が撮像部を備え、
前記特定使用者判定部が、前記撮像部に入力された映像に前記特定の使用者の顔の映像が含まれるか否かを判定する顔認証部を備え、
前記顔認証部が、前記撮像部に入力された映像に前記特定の使用者の顔の映像が含まれると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
また、前記外部機器が音声出力部および、前記音声出力部から出力される出力音声が出力された後の所定時間以内に入力される音声を入力する回答音声入力部を備え、
前記特定使用者判定部が、前記回答音声入力部に入力された音声が予め設定された、前記出力音声と対を成す対句音声であるか否かを判定する対句判定部を備え、
前記対句判定部が、前記回答音声入力部に入力された音声が前記対句音声であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
また、前記本体側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報が前記チャイルドロック有効状態から前記チャイルドロック無効状態に切り換えられた場合には、前記本体側チャイルドロック指令入力部または前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができるが、
前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報が前記チャイルドロック有効状態から前記チャイルドロック無効状態に切り換えられた場合には、前記本体側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができず、前記外部側チャイルドロック指令入力部によってのみ前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
また、無線通信によって前記加熱調理器と前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていることが好ましい。
また、無線中継器を介して、インターネットにより、前記加熱調理器と前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成してもよい。
また、携帯電話回線を介して、前記加熱調理器と前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成してもよい。
また、前記加熱調理器が複数存在している場合において、複数の加熱調理器のそれぞれには、各加熱調理器を特定するための異なるIDコードが設定されており、
前記外部機器は、複数の加熱調理器から一の加熱調理器を選択する選択部を備えるとともに、前記外部側チャイルドロック指令入力部からチャイルドロックに係る指令が発令されたときに前記一の加熱調理器に対応する前記IDコードを前記チャイルドロックに係る指令とともに送出するIDコード送出部を備え、
前記外部側チャイルドロック指令入力部から前記加熱調理器に送信する前記通信信号に前記加熱調理器に付与された前記IDコードが含まれるとき、前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていること
が好ましい。
本発明の加熱調理システムは、上述のように構成されているので、調理機器の使用を制限したい対象である幼児などの使用制限対象者の学習によって、その効果が損なわれることがない使用制限モードを備えた安全な加熱調理システムを実現することができる。
つまり、本発明の加熱調理システムにおいては、加熱調理器に設けられた本体側チャイルドロック指令入力部と、加熱調理器外の外部機器に設けられた外部側チャイルドロック指令入力部と、の両方のチャイルドロック指令入力部によって、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えることができるので、例えば、幼児などの使用制限対象者が加熱調理器に近づいたとき、この加熱調理器から離れた場所からでもチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態に切り換えることが可能で、安全な加熱調理システムを実現することができる。
さらに説明すると、本発明の加熱調理システムにおいては、チャイルドロック状態情報が有効状態であるか無効状態であるかを制御部が検知し、
(a)チャイルドロック状態情報が有効状態である場合には、加熱開始・停止指令部から加熱開始の指令が発せられたときに、当該指令を受け付けて、バーナへの点火を行い、
(b)チャイルドロック状態情報が無効状態である場合には、加熱開始・停止指令部から加熱開始の指令が発せられたときにも、当該指令を受け付けず、バーナへの点火を行わない
ように構成されているので、安全な加熱調理システムを実現することができる。
また、外部機器が、特定の使用者であるか否かを判定する特定使用者判定部を備え、特定使用者判定部が特定の使用者であると判定した場合に限り、外部側チャイルドロック指令入力部が、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態とチャイルドロック有効状態とに切り換えることができるようにした場合、特定の使用者だけが、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることができ、さらに安全な加熱調理システムを実現することができる。
また、外部機器が音声入力部と、声紋判定部を備え、声紋判定部が、音声入力部に入力された音声が特定の使用者の声紋であると判定した場合に限り、外部側チャイルドロック指令入力部が、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態とチャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成した場合、簡単な構成で特定使用者判定部を備えた外部機器を構成することが可能になり、いたずらに製造コストの増大を招くことなく、信頼性の高い加熱調理システムを提供することができる。
また、外部機器が撮像部と、顔認証部を備え、顔認証部が、撮像部に入力された映像に特定の使用者の顔の映像が含まれると判定した場合に限り、外部側チャイルドロック指令入力部が、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態とチャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成した場合、顔認証部によって、特定の使用者であるか否かを高精度に判定することが可能になり、信頼性の高い加熱調理システムを実現することができる。
また、外部機器が音声出力部と、回答音声入力部とを備え、特定使用者判定部が、回答音声入力部に入力された音声が、対句音声であるかを判定する対句判定部を備え、対句判定部が対句音声であると判定した場合に、外部側チャイルドロック指令入力部が、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態とチャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成した場合、回答音声入力部に音声を入力する者が、予め設定された合言葉を知っている者であるか否かを判定する対句判定部を備えるだけの簡単な構成で、特定使用者判定部を備えた外部機器を構成することが可能になる。その結果、いたずらに製造コストの増大を招くことなく、信頼性の高い加熱調理システムを提供することができる。
また、本発明の加熱調理システムにおいて、
(a)本体側チャイルドロック指令入力部によってチャイルドロック状態情報がチャイルドロック有効状態からチャイルドロック無効状態に切り換えられた場合、本体側チャイルドロック指令入力部または外部側チャイルドロック指令入力部によってチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることが可能で、
(b)外部側チャイルドロック指令入力部によってチャイルドロック状態情報がチャイルドロック有効状態からチャイルドロック無効状態に切り換えられた場合には、本体側チャイルドロック指令入力部によってはチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることができず、外部側チャイルドロック指令入力部によってのみチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることが可能であるように構成した場合、
使い勝手と安全性を兼ね備えた加熱調理システムを提供することができる。
すなわち、上記(a)の条件下においては、本体側および外部側チャイルドロック指令入力部によって、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えることが可能に構成されているため、加熱調理器を操作することが可能な者の範疇から除外する必要のある者(例えば幼児など)がいない場合、使い勝手を向上させることができる。
また、上記(b)の条件下においては、外部側チャイルドロック指令入力部によってのみチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることができるように構成されているため、当該調理器を操作可能な者として除外する必要のある者(例えば幼児など)がいる場合にも、安全な加熱調理システムを実現することができる。
したがって、使い勝手と安全性を兼ね備えた加熱調理システムを提供することが可能になる。
無線通信によって加熱調理器と外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、外部側チャイルドロック指令入力部が、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成した場合、加熱調理器と外部機器との間で通信信号の送受信を行うための配線の接続が不要になり、構成が簡潔で、使い勝手の良好な加熱調理システムを提供することが可能になる。
また、無線中継器を介して、インターネットにより、加熱調理器と外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、外部側チャイルドロック指令入力部が、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成した場合、外部機器が加熱調理器から離れた場所にあっても、外部側チャイルドロック指令入力部からのチャイルドロックに係る指令を確実に行うことが可能で、設置位置の自由度が高く、使い勝手の良好な加熱調理システムを提供することができる。
また、携帯電話回線を介して、加熱調理器と外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、外部側チャイルドロック指令入力部が、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成した場合も、外部機器が加熱調理器から離れた場所にあっても、外部側チャイルドロック指令入力部からのチャイルドロックに係る指令を確実に行うことが可能で、設置位置の自由度が高く、使い勝手の良好な加熱調理システムを提供することができる。
また、加熱調理器が複数存在している場合において、複数の加熱調理器のそれぞれには、各加熱調理器を特定するための異なるIDコードが設定されており、外部機器は、複数の加熱調理器から一の加熱調理器を選択する選択部を備えるとともに、外部側チャイルドロック指令入力部からチャイルドロックに係る指令が発令されたときに一の加熱調理器に対応するIDコードを上記チャイルドロックに係る指令とともに送出するIDコード送出部を備え、外部側チャイルドロック指令入力部から加熱調理器に送信する通信信号に加熱調理器に付与されたIDコードが含まれるとき、外部側チャイルドロック指令入力部によって、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されている場合、一つの外部機器を用いて複数の加熱調理器に関するチャイルドロックに係る指令を行うことが可能で、しかも、外部機器からのチャイルドロックに係る指令が、いずれの加熱調理器に対するチャイルドロックに係る指令であるかを確実に識別することができる。
したがって、一つの外部機器を用いて複数の加熱調理器に対してチャイルドロックに係る指令を行ったときにも、選択部によって選択された加熱調理器だけのチャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えることができるので、低コストで、信頼性の高い加熱調理システムを実現することができる。
本発明の一実施形態にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)を構成する加熱調理器(ガスコンロ)および外部機器を示す図である。 本発明の一実施形態の変形例1にかかる加熱調理システムの外部機器を示す図である。 本発明の一実施形態の変形例2にかかる加熱調理システムの外部機器を示す図である。 本発明の一実施形態の加熱調理システム(ガスコンロシステム)におけるガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示す図である。 本発明の一実施形態の変形例3にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)のガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示す図である。 本発明の一実施形態の変形例4にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)のガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示す図である。 本発明の一実施形態のさらに他の変形例にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)のガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)におけるガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示すブロック図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)におけるガスコンロと外部機器との他の無線通信の概要を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態]
図1に示すように、この実施形態にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)100Sは、加熱調理器(ガスコンロ)1Xと、外部機器2Xとを備えている。
加熱調理システム(ガスコンロシステム)100Sを構成する、加熱調理器(ガスコンロ)1Xは、調理器本体Hの上面部に、加熱部である左右一対のコンロバーナ(ガスバーナ)1を備えている。
また、加熱調理器(ガスコンロ)1Xは、調理器本体(ガスコンロ本体)Hの内部に加熱部であるグリルGを備えている。そして、ガスコンロ本体(調理器本体)Hの前面には、グリル扉8が設けられている。
この加熱調理器(ガスコンロ)1Xは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されており、調理器本体(ガスコンロ本体)Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
調理器本体(ガスコンロ本体)Hの上部には、ガラス製のトッププレート2が装備され、トッププレート2の後部側箇所には、グリルGの調理排気を排出するためのグリル排気口3が形成されている。
また、トッププレート2の上部には、コンロバーナ1にて加熱される鍋等の被加熱物を載置するための五徳4が、左右のコンロバーナ1のそれぞれに対応して設けられている。
なお、コンロバーナ1はその炎孔部がトッププレート2の上方に臨むような態様で配設されている。
また、コンロバーナ1の平面視中央部には上下に貫通する貫通口が設けられており、図1に示すように、鍋等の被加熱物の存在および被加熱物の底部温度を検出するコンロバーナセンサ10が貫通口を上下に挿通する形態で設けられている。
調理器本体(ガスコンロ本体)Hの上部に装備したトッププレート2の手前側箇所には、左右のコンロバーナ1のそれぞれに対する左右一対の加熱開始・停止指令部(コンロ用操作具)5が、上方に離脱自在に設けられ、調理器本体(ガスコンロ本体)Hの前面部の右側箇所には、グリルGに対するグリル用加熱開始・停止指令部(グリル用設定操作部)6が、下方側を支点にした前後揺動により開閉自在に設けられている。なお、図1は、グリル用設定操作部6が開いた状態を示している。
ちなみに、一対の加熱開始・停止指令部(コンロ用操作具5)のそれぞれは、前後や左右のスライド操作および左右の回転操作により、点火および消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令など、各種の指令情報を指令するように構成されている。
グリル用加熱開始・停止指令部6は、複数の指令スイッチを備えており、それらの複数の指令スイッチの操作により、後述する加熱調理用のグリル加熱手段としてのグリルバーナ(ガスバーナ)(図示せず)に対する点火および消火の指令、目標火力の指令、調理モードの指令など、各種の指令情報を指令することができるように構成されている。
また、コンロバーナ1およびグリルバーナによる加熱は、制御部20(図4参照)によって制御されるように構成されている。
そして、コンロバーナ(ガスバーナ)1およびグリルバーナ(図示せず)による加熱は、制御部20への通電状態においてのみ実行されるよう構成されている。
<特徴的構成>
次に、本発明の実施形態にかかる加熱調理システム(ガスコンロシステム)100Sの特徴的な構成について説明する。
図4に示すように、この実施形態にかかる加熱調理システム100Sにおいては、加熱調理器(グリル付きのガスコンロ)1Xは、チャイルドロック状態情報記憶部(不揮発性メモリ)103を備えている。このチャイルドロック状態情報記憶部103は、
(a)加熱開始・停止指令部(コンロ用操作具)5による点火および消火の指令が有効化された状態、すなわち、加熱開始・停止指令部5からの指令を受け付ける状態である「チャイルドロック有効状態」と、
(b)加熱開始・停止指令部5による点火および消火の指令が無効化された状態、すなわち、加熱開始・停止指令部5から加熱開始の指令が発せられたときにも、当該指令を受け付けない状態である「チャイルドロック無効状態」と
を記憶する機能を果たすものである。
そして、制御部20は、加熱開始・停止指令部5による点火および消火の指令が有効化されている場合に限り、加熱開始・停止指令部5の指令に基づいてコンロバーナ1による加熱を制御する。
また、加熱調理システム100Sを構成する加熱調理器(ガスコンロ)1Xは、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換える本体側チャイルドロック指令入力部101と、下記の外部機器2Xとの間で信号の送受信を行う本体側送受信部102を備えている(図1、図3A、図4参照)。
また、この実施形態にかかる加熱調理システム100Sは、加熱調理器(ガスコンロ)1Xとは別に、外部機器2Xを備えており、この外部機器2Xには、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換える外部側チャイルドロック指令入力部201と、加熱調理器(ガスコンロ)1Xとの間で信号の送受信を行う外部側送受信部202と、後述するように使用者の判定を行うための音声入力部203を備えている。
この実施形態にかかる加熱調理システム100Sは、上述のように、加熱調理器(ガスコンロ)1Xと外部機器2Xとを備えているので、加熱調理器(ガスコンロ)1Xの使用を制限したい対象である使用制限対象者がチャイルドロックを解除する方法を学習してしまうことによって、チャイルドロックの効果が損なわれることがない使用制限モードを備えた安全な加熱調理システムを実現することができる。
つまり、この実施形態にかかる加熱調理システム100Sは、加熱調理器(ガスコンロ)1Xに設けられた本体側チャイルドロック指令入力部101と、外部機器2Xに設けられた外部側チャイルドロック指令入力部201と、の両方のチャイルドロック指令入力部によって、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り替えることができるように構成されているので、例えば、幼児が加熱調理器(ガスコンロ)1Xに近づいたとき、幼児の保護者が加熱調理器(ガスコンロ)1Xから離れた場所にいる場合にも、その場所からチャイルドロック状態情報をチャイルドロック無効状態に切り替えることができる。
その結果、使用を制限したい対象である使用制限対象者(例えば幼児など)が加熱調理器(ガスコンロ)1Xに近づいたとき、操作することが可能な者(例えば幼児の保護者など)が、この加熱調理器(ガスコンロ)1Xから離れた場所にいても、その場所から外部機器2Xが備える外部側チャイルドロック指令入力部201を操作して、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック無効状態に切り換えることができるため、安全性に優れた加熱調理システム(ガスコンロシステム)100Sを実現することができる。
また、本実施形態にかかる加熱調理システム100Sは、外部機器2Xが、特定の使用者であるか否かを判定する特定使用者判定部(図示せず)を備えている。
そして、特定使用者判定部が特定の使用者であると判定した場合に限り、外部機器2Xの外部側チャイルドロック指令入力部201が、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック無効状態と、チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されている。
これにより、特定の使用者だけが、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック無効状態とチャイルドロック有効状態とに切り換えることが可能な構成とすることができる。その結果、さらに安全な加熱調理システム100Sを実現することが可能になる。
具体的に説明すると、本実施形態の加熱調理システム100Sでは、上述のように、外部機器2Xが音声入力部203(図1、図3A)を備えている。
さらに、特定使用者判定部(図示せず)は、上述の音声入力部203に入力された音声が特定の使用者の声紋であるか否かを判定する声紋判定部(図示せず)を備えている。
そして、声紋判定部が、音声入力部に入力された音声が特定の使用者の声紋であると判定した場合に限り、外部側チャイルドロック指令入力部201が、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック無効状態と、チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されている。
本実施形態の加熱調理システム100Sは、上述のように、外部機器2Xが音声入力部203を備え、特定使用者判定部が声紋判定部を備えた構成とされており、声紋判定部によって、特定の使用者であるか否かを高精度に判定することが可能になるため、信頼性の高い加熱調理システムを実現することができる。
また、本実施形態の加熱調理システム100Sにおいては、本体側チャイルドロック指令入力部101によってチャイルドロック状態情報がチャイルドロック有効状態からチャイルドロック無効状態に切り換えられた場合、本体側チャイルドロック指令入力部101、あるいは外部側チャイルドロック指令入力部201によってチャイルドロック状態情報がチャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることが可能で、また、外部側チャイルドロック指令入力部201によって、チャイルドロック状態情報がチャイルドロック有効状態からチャイルドロック無効状態に切り換えられた場合、本体側チャイルドロック指令入力部101によってはチャイルドロック状態情報をチャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることができず、外部側チャイルドロック指令入力部201によってのみチャイルドロック状態情報をチャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることができるように構成することが可能である。
このように構成した場合、例えば同居者の中に、当該加熱調理器システム(ガスコンロシステム)100Sを操作することが容認されるべきでないもの、すなわち、操作可能な者から除外する必要のある幼児などがいない場合に、本体側チャイルドロック指令入力部101によって、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えることを可能にして使い勝手を向上させることが可能になり、かつ、同居者の中に、操作可能な者から除外する必要のある幼児などがいる場合に、外部側チャイルドロック指令入力部201によってのみチャイルドロック状態情報がチャイルドロック無効状態からチャイルドロック有効状態に切り換えることができるようにすることを可能にして、安全性を確保することができる加熱調理システムを実現することができる。つまり、上述の構成とすることにより、使い勝手の良さと、安全性とを兼ね備えた加熱調理システムを提供することが可能になる。
また、この実施形態にかかる加熱調理システム100Sでは、通信経路(無線通信回路)Yによって加熱調理器(ガスコンロ100)1Xと外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行うことで、外部側チャイルドロック指令入力部201が、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えるように構成されている(図1、図3A参照)
このように構成することにより、加熱調理器(ガスコンロ)1Xと外部機器2Xとの間で、通信信号の送受信を行うための配線の接続が不要になり、構成が簡潔で、使い勝手の良好な加熱調理システム100Sを得ることができる。
<変形例1>
また、本発明の加熱調理システムにおいては、上記実施形態とは異なり、以下のように構成することも可能である。
すなわち、この変形例1にかかる加熱調理システム100Sでは、図2Aに示すように、外部機器2Xが、使用者の判定を行うための撮像部204を備えている。
また、特定使用者判定部が、撮像部204に入力された映像に特定の使用者の顔の映像が含まれるか否かを判定する顔認証部(図示せず)を備えている。
そして、顔認証部が、撮像部204に入力された映像に特定の使用者の顔の映像が含まれると判定した場合に限り、外部側チャイルドロック指令入力部201が、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック無効状態とチャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されている。
この変形例1では、外部機器2Xが撮像部204を備え、この撮像部204が特定の使用者の顔の映像が含まれるか否かを判定する顔認証部を備えた構成とされているので、顔認証部によって特定の使用者であるか否かを高精度に判定することが可能になるため、信頼性の高い加熱調理システムを実現することができる。
<変形例2>
また、本発明の加熱調理システムは、以下の変形例2のように構成することも可能である。
すなわち、この変形例2にかかる加熱調理システム100Sでは、図2Bに示すように、外部機器2Xが、使用者の判定を行うための音声出力部205および、音声出力部205から出力される出力音声が出力された後の所定時間以内に、音声出力部205の出力音声に応える回答音声を入力する回答音声入力部206を備えている。
そして、特定使用者判定部が、所定時間以内に回答音声入力部206に入力された回答音声が、予め設定された、出力音声と対を成す対句音声であるか否かを判定する対句判定部(図示せず)を備えている。
そして、対句判定部が、回答音声入力206に入力された回答音声が対句音声であると判定した場合に限り、外部側チャイルドロック指令入力部201が、チャイルドロック状態情報を、チャイルドロック無効状態とチャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されている。
この変形例2の場合、音声出力部205と、回答音声入力部206と、回答音声入力部206に入力された回答音声が、予め設定された、出力音声と対を成す対句音声であるか否か、つまり、回答音声入力部に回答音声を入力する者が、予め設定された合言葉を知っている者であるか否かを判定する対句判定部とを備えただけの簡単な構成で、特定使用者判定部を備えた外部機器2Xを構成することができるので、外部機器2Xの構成が簡潔で、製造コストが低く、信頼性の高い加熱調理システムを実現することができる。
<変形例3>
また、本発明の加熱調理システムは、以下の変形例3のように構成することも可能である。なお、この変形例3は、上述の実施形態にかかる加熱調理システム100Sの変形例である。
すなわち、この変形例3にかかる加熱調理システム100Sでは、図3Bに示すように、無線ルータなどの無線中継器3Xを介して、通信経路(インターネット)Xにより、加熱調理器(ガスコンロ100)1Xと外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行うことで、外部側チャイルドロック指令入力部201が、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えるように構成されている。
この変形例3のように構成した場合、外部機器2Xが加熱調理器(ガスコンロ)1Xから離れた場所にあっても、外部側チャイルドロック指令入力部201からのチャイルドロックに係る指令を確実に行うことが可能で、設置位置の自由度が高く、使い勝手の良好な加熱調理システムを提供することができる。
<変形例4>
また、本発明の加熱調理システムは、以下の変形例4のように構成することも可能である。なお、この変形例4は、上述の実施形態にかかる加熱調理システム100Sの変形例である。
すなわち、この変形例4にかかる加熱調理システム100Sでは、図3Cに示すように、通信経路として携帯電話回線Zを介して、加熱調理器(ガスコンロ100)1Xと外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行うことで、外部側チャイルドロック指令入力部201が、チャイルドロック状態情報をチャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えるように構成されている。
この変形例4のように構成した場合も、外部機器2Xが加熱調理器(ガスコンロ)1Xから離れた場所にあっても、外部側チャイルドロック指令入力部201からのチャイルドロックに係る指令を確実に行うことが可能で、設置位置の自由度が高く、使い勝手の良好な加熱調理システムを提供することができる。
また、上述の実施形態、変形例3および変形例4のように構成する場合には、以下に説明するように、加熱調理器(ガスコンロ)1Xには、加熱調理器(ガスコンロ)1Xを特定するIDコードが付与されていることが好ましい。
すなわち、図5に示すように、
(a)加熱調理器(ガスコンロ)1Xには、加熱調理器(ガスコンロ)1Xを特定するIDコードが付与されており、
(b)外部機器2Xは、複数の加熱調理器(ガスコンロ)1Xから一の加熱調理器を選択する選択部213を備えるとともに、外部機器2Xの外部側チャイルドロック指令入力部201からチャイルドロックに係る指令が発令されたとき、一の加熱調理器に対応するIDコードをチャイルドロックに係る指令とともに送出するIDコード送出部214を備えており、
外部側チャイルドロック指令入力部201から加熱調理器(ガスコンロ)1Xに送信する通信信号に、加熱調理器(ガスコンロ)1Xに付与されたIDコードが含まれているとき、外部側チャイルドロック指令入力部201によってチャイルドロック状態情報がチャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えられるように構成することが好ましい。
このように構成した場合、一つの外部機器2X(例えば、スマートフォンなどの端末機器)を用いて、複数の加熱調理器(ガスコンロ)1Xに対して、チャイルドロックに係る指令を行うことが可能で、この場合、外部機器2Xからのチャイルドロックに係る指令が、いずれの加熱調理器(ガスコンロ)1Xに対するチャイルドロックに係る指令であるかを確実に識別することが可能になる。したがって、一つの外部機器2Xを用いて複数の加熱調理器(ガスコンロ)1Xに対してチャイルドロックに係る指令を行ったときにも、選択部213によって選択された加熱調理器だけのチャイルドロック状態情報がチャイルドロック有効状態とチャイルドロック無効状態とに切り換えられるので、低コストで、信頼性の高い加熱調理システムを提供することができる。
なお、上記実施形態および変形例1〜4では、加熱調理器がビルトインタイプのガスコンロ(グリル付きガスコンロ)である場合の加熱調理システムを示したが、本発明は、卓上設置型のテーブルコンロを加熱調理器とする加熱調理システムとして構成することも可能である。
また、本発明の加熱調理システムを構成する加熱調理器は、グリルを備えた加熱調理器に限られるものではなく、グリルを備えていない加熱調理器(ガスコンロ)にも本発明を適用することが可能である。
また、本発明の加熱調理システムを構成する加熱調理器は、ガスを燃料とする加熱調理器(ガスコンロ)以外のものであってもよい。
また、本発明の加熱調理システムは、加熱調理器(ガスコンロ100)1Xの制御部20が備える送受信部102が、図3Dに示すように無線ルータなどの無線中継器3Xを介して、通信信号の送受信を行うように無線通信システムを構成し、外部機器2Xから加熱調理器(ガスコンロ)1Xにチャイルドロックに係る指令の送信を行うように構成することも可能である。
本発明は、さらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1X 加熱調理器(ガスコンロ)
2X 外部機器
3X 無線中継器(無線ルータ)
1 左右一対のガスバーナ(コンロバーナ)
2 トッププレート
3 グリル排気口
4 五徳
5 加熱開始・停止指令部(左右一対のコンロ用操作具)
6 グリル用加熱開始・停止指令部(グリル用設定操作部)
8 グリル扉
10 コンロバーナセンサ
20 制御部
100 ガスコンロ(グリル付きガスコンロ)
100S 加熱調理システム(ガスコンロシステム)
101 本体側チャイルドロック指令入力部
102 本体側送受信部
103 本体側チャイルドロック状態情報記憶部(不揮発性メモリ)
201 外部側チャイルドロック指令入力部
202 外部側送受信部
203 音声入力部
204 撮像部
205 音声出力部
206 回答音声入力部
213 選択部
214 IDコード送出部
G グリル
H 調理器本体(ガスコンロ本体)
S 無線通信システム
X 通信経路(インターネット)
Y 通信経路(無線通信回路)
Z 通信経路(携帯電話回線)

Claims (10)

  1. (a)調理器本体と、
    前記調理器本体に配設された加熱手段と、
    前記加熱手段による加熱の開始および加熱の停止の指令を手動操作により入力する加熱開始・停止指令部と、
    前記加熱開始・停止指令部の指令を有効化するチャイルドロック有効状態および、前記加熱開始・停止指令部の指令を無効化するチャイルドロック無効状態に関する情報であるチャイルドロック状態情報を記憶するチャイルドロック状態情報記憶部と、
    前記加熱開始・停止指令部の指令が有効化されている場合に限り、前記加熱開始・停止指令部の指令に基づいて前記加熱手段による加熱を制御する制御部と、
    前記調理器本体に設けられ、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換える本体側チャイルドロック指令入力部と、
    を有する加熱調理器と、
    (b)前記加熱調理器外に設けられ、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換える外部側チャイルドロック指令入力部を有する外部機器と、
    を備えることを特徴とする加熱調理システム。
  2. 前記外部機器が、特定の使用者であるか否かを判定する特定使用者判定部を備え、
    前記特定使用者判定部が前記特定の使用者であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の加熱調理システム。
  3. 前記外部機器が音声入力部を備え、
    前記特定使用者判定部が、前記音声入力部に入力された音声が前記特定の使用者の声紋であるか否かを判定する声紋判定部を備え、
    前記声紋判定部が、前記音声入力部に入力された音声が前記特定の使用者の声紋であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
    を特徴とする請求項2記載の加熱調理システム。
  4. 前記外部機器が撮像部を備え、
    前記特定使用者判定部が、前記撮像部に入力された映像に前記特定の使用者の顔の映像が含まれるか否かを判定する顔認証部を備え、
    前記顔認証部が、前記撮像部に入力された映像に前記特定の使用者の顔の映像が含まれると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
    を特徴とする請求項2記載の加熱調理システム。
  5. 前記外部機器が音声出力部および、前記音声出力部から出力される出力音声が出力された後の所定時間以内に入力される音声を入力する回答音声入力部を備え、
    前記特定使用者判定部が、前記回答音声入力部に入力された音声が予め設定された、前記出力音声と対を成す対句音声であるか否かを判定する対句判定部を備え、
    前記対句判定部が、前記回答音声入力部に入力された音声が前記対句音声であると判定した場合に限り、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態と前記チャイルドロック有効状態とに切り換えることができるように構成されていること
    を特徴とする請求項2記載の加熱調理システム。
  6. 前記本体側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報が前記チャイルドロック有効状態から前記チャイルドロック無効状態に切り換えられた場合には、前記本体側チャイルドロック指令入力部または前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができるが、
    前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報が前記チャイルドロック有効状態から前記チャイルドロック無効状態に切り換えられた場合には、前記本体側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができず、前記外部側チャイルドロック指令入力部によってのみ前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック無効状態から前記チャイルドロック有効状態に切り換えることができるように構成されていること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の加熱調理システム。
  7. 無線通信によって前記加熱調理器と前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の加熱調理システム。
  8. 無線中継器を介して、インターネットにより、前記加熱調理器と前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の加熱調理システム。
  9. 携帯電話回線を介して、前記加熱調理器と前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部側チャイルドロック指令入力部が、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の加熱調理システム。
  10. 前記加熱調理器が複数存在している場合において、複数の加熱調理器のそれぞれには、各加熱調理器を特定するための異なるIDコードが設定されており、
    前記外部機器は、複数の加熱調理器から一の加熱調理器を選択する選択部を備えるとともに、前記外部側チャイルドロック指令入力部からチャイルドロックに係る指令が発令されたときに前記一の加熱調理器に対応する前記IDコードを前記チャイルドロックに係る指令とともに送出するIDコード送出部を備え、
    前記外部側チャイルドロック指令入力部から前記加熱調理器に送信する前記通信信号に前記加熱調理器に付与された前記IDコードが含まれるとき、前記外部側チャイルドロック指令入力部によって、前記チャイルドロック状態情報を、前記チャイルドロック有効状態と前記チャイルドロック無効状態とに切り換えることができるように構成されていること
    を特徴とする請求項8または9に記載の加熱調理システム。
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