JP6845721B2 - ガスコンロシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロシステムに関し、詳しくは、故障履歴などのメンテナンス情報を記憶することが可能で、記憶したメンテナンス情報を利用して、ガスコンロなどのメンテナンスを行うことができるように構成されたガスコンロシステムに関する。
ガスコンロなどの燃焼機器の中には、故障履歴情報を記憶する機能を備え、メンテナンスなどの際に故障履歴情報を利用することができるようにしたものがある。
そのような燃焼機器の一つとして、特許文献1には、燃焼機器から故障履歴情報を含むメンテナンス信号をリモコンに送信することができるようにした燃焼機器がある。
この特許文献1の燃焼機器において、故障履歴情報は、燃焼機器に備える親機情報記憶手段に記憶される。
そして、特許文献1の燃焼機器の場合、メンテナンスの際に、故障履歴情報を含むメンテナンス信号をリモコンにおいて確認しながら、燃焼機器のメンテナンスを行うことができる.したがって、特許文献1の燃焼機器は、適正なメンテナンスを行うことができる点で有意義である。
特開2003−322336号公報
しかし、ガスコンロにおいて、特許文献1の燃焼機器のように、故障情報をガスコンロ本体に備える情報記憶手段に記憶しておき、メンテナンスの際にリモコンを用いて故障履歴情報を参照できるように構成した場合、以下に説明するような問題を生じる。
つまり、最近のガスコンロは、加熱対象である調理容器の底部に当接して、調理容器の底部の温度を検出する温度検出装置を備えるものが主流である。
そして、そのようなガスコンロの場合、ガスコンロにおける加熱手段であるコンロバーナの中央にはコンロバーナを上下に貫通する貫通口が設けられ、この貫通口を上記温度検出装置が上下に貫通するように構成されるのが一般的である。
ところで、上記貫通口と温度検出装置との間には、通常、所定の間隙が設けられており、この間隙を経て、調理容器から溢れた煮汁や調理油などがガスコンロ本体の内部に侵入するおそれがある。
そして、上記温度検出装置を備えたガスコンロの場合においても、調理容器から溢れた煮汁や調理油などがガスコンロ本体内に侵入したときに、ガスコンロ本体内の制御部が溢れた煮汁や調理油などによってその動作に支障が生じないような策が講じられている。
しかしながら、万が一、調理容器から溢れた煮汁や調理油などにより、制御部の動作に支障が生じたり、制御部が故障したりしたときには、ガスコンロのメンテナンス時に、ガスコンロの故障履歴情報を確認することができなくなる。この点で従来のガスコンロには改善の余地があるのが実情である。
本発明は、上記の課題を解決するもので、ガスコンロ本体内に備える制御部の動作に支障が生じたり、制御部が故障したりしたときにも、ガスコンロのメンテナンス時に、ガスコンロの故障履歴情報を確認することができるメンテナンス性に優れたガスコンロシステムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のガスコンロシステムは、
(a)上面がトッププレートにより覆われたガスコンロ本体と、
前記ガスコンロ本体内に配設されたガスバーナであって、その炎孔部を前記トッププレートに設けられた開口部から前記トッププレートの上方に突出させたガスバーナと、
前記ガスバーナの平面視中央に設けられた貫通口を上下に貫通するように配設され、調理容器の温度を検出するための調理容器温度検出手段と、
前記ガスバーナによる加熱を制御するための制御部と、
前記ガスコンロ本体に設けられ、通信信号の送受信を行う送受信部と
を備えたガスコンロと、
(b)情報記憶部を有する外部機器と、
を備え、
前記制御部から、前記送受信部を介して、前記外部機器に前記ガスコンロのメンテナンス情報を送信することができるように構成され
前記外部機器の前記情報記憶部に、前記ガスコンロの前記メンテナンス情報を記憶させることができるように構成されているとともに、
前記ガスコンロが、前記メンテナンス情報を記憶するための情報一時記憶部を備えており、
前記外部機器の前記情報記憶部に記憶されている前記メンテナンス情報を、前記ガスコンロに送信して、前記情報一時記憶部に記憶させることができるように構成され、かつ、
前記ガスコンロの前記情報一時記憶部に記憶されている前記メンテナンス情報を、前記外部機器に送信して、前記情報記憶部に記憶させることができるように構成されていること
を特徴としている。
本発明のガスコンロシステムにおいては、無線通信によって前記ガスコンロと前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部機器に前記メンテナンス情報を送信するように構成されていることが好ましい。
また、無線中継器を介して、インターネットにより、前記ガスコンロと前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部機器に前記メンテナンス情報を送信するように構成することも可能である。
また、前記送受信部が、携帯電話回線を介して、前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部機器に前記メンテナンス情報を送信するように構成することも可能である。
また、前記ガスコンロには、前記ガスコンロを特定するIDコードが付与されており、前記外部機器の前記情報記憶部に、前記IDコードとともに前記メンテナンス情報を記憶させるように構成されていることが好ましい。
また、前記ガスコンロに、前記ガスコンロを特定するIDコードが付与されている場合において、
前記IDコードを前記メンテナンス情報とともに前記外部機器に送信して、前記情報記憶部に記憶させることができるように構成されているとともに、
前記外部機器の前記情報記憶部に記憶されている前記IDコードと前記メンテナンス情報を、前記ガスコンロに送信して、前記情報一時記憶部に記憶させ、かつ、
前記ガスコンロの前記情報一時記憶部に記憶されている前記IDコードと前記メンテナンス情報を、前記外部機器に送信して、前記情報記憶部に記憶させることができるように構成されていることが好ましい。
本発明のガスコンロシステムは、上述のように、(a)ガスコンロ本体と、ガスバーナと、調理容器温度検出手段と、ガスバーナによる加熱を制御するための制御部と、通信信号の送受信を行う送受信部とを備えたガスコンロと、(b)情報記憶部を有する外部機器とを備えているとともに、制御部から、送受信部を介して、外部機器にガスコンロのメンテナンス情報を送信することができるように構成されているとともに、外部機器の情報記憶部に、ガスコンロのメンテナンス情報を記憶させることができるように構成されているので、ガスコンロの制御部の動作に支障が生じたり、制御部が故障して動作しなくなったりした場合にも、ガスコンロのメンテナンス時に、ガスコンロの故障履歴情報などのメンテナンス情報を確認することが可能になり、メンテナンス性に優れたガスコンロを提供することができる。
本発明のガスコンロシステムにおいて、ガスコンロが、メンテナンス情報を記憶するための情報一時記憶部を備えており、外部機器の情報記憶部に記憶されているメンテナンス情報を、ガスコンロに送信して、情報一時記憶部に記憶させ、かつ、ガスコンロの情報一時記憶部に記憶されているメンテナンス情報を、外部機器に送信して、情報記憶部に記憶させることができるように構成しているので、例えば、外部機器を他の機種に変更する必要が生じたような場合に、外部機器の情報記憶部に記憶されているメンテナンス情報を、ガスコンロの情報一時記憶部に送信し、外部機器の機種変更を行った後、ガスコンロの情報一時記憶部から、機種変更された新しい外部機器にメンテナンス情報を送信して情報記憶部に記憶させることにより、問題なく外部機器の交換を行うことが可能になる。
また、無線通信によってガスコンロと外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、外部機器にメンテナンス情報を送信するように構成した場合、外部機器との間で通信信号の送受信を行うための配線の接続が不要になり、構成が簡潔で、使い勝手の良好なガスコンロシステムを提供することが可能になる。
また、無線中継器を介して、インターネットにより、ガスコンロと外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、外部機器にメンテナンス情報を送信するように構成した場合、外部機器がガスコンロから離れた場所にあっても、外部機器へのメンテナンス情報の送信を確実に行うことが可能で、設置位置の自由度が高く、使い勝手の良好なガスコンロシステムを提供することができる。
また、送受信部が、携帯電話回線を介して、外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、外部機器にメンテナンス情報を送信するように構成した場合も、外部機器がガスコンロから離れた場所にあっても、外部機器へのメンテナンス情報の送信を確実に行うことが可能で、設置位置の自由度が高く、使い勝手の良好なガスコンロシステムを提供することができる。外部機器が離れた場所にあっても、外部機器へのメンテナンス情報の送信が可能になる。
また、ガスコンロには、ガスコンロを特定するIDコードが付与されており、外部機器の情報記憶部に、IDコードとともにメンテナンス情報を記憶させるように構成した場合、一つの外部機器の情報記憶部に、複数のガスコンロに関するメンテナンス情報を記憶した場合にも、各ガスコンロのメンテナンス情報が、いずれのガスコンロに関するメンテナンス情報であるかを確実に知ることができるので、複数のガスコンロのそれぞれのメンテナンス情報を確実に認識することが可能で、信頼性の高いメンテナンスを行うことができる。
また、ガスコンロに、ガスコンロを特定するIDコードが付与されている場合において、IDコードをメンテナンス情報とともに外部機器に送信して、情報記憶部に記憶させるように構成するとともに、外部機器の情報記憶部に記憶されているIDコードとメンテナンス情報を、ガスコンロに送信して、情報一時記憶部に記憶させ、かつ、ガスコンロの情報一時記憶部に記憶されているIDコードとメンテナンス情報を、外部機器に送信して、情報記憶部に記憶させることができるように構成した場合、ガスコンロのIDコードがメンテナンス情報とともに外部機器に記憶されるので、ガスコンロのIDコードが格納されている箇所に故障が生じた場合にも、外部機器に該IDコードに関する情報が失われることを防止して、信頼性を向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロシステムを構成するガスコンロの斜視図である。 本発明の一実施形態のガスコンロシステムにおけるガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示す図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかるガスコンロシステムのガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示す図である。 本発明の一実施形態のさらに他の変形例にかかるガスコンロシステムのガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示す図である。 本発明の一実施形態のさらに他の変形例にかかるガスコンロシステムのガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロシステムにおけるガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示すブロック図である。 本発明の別実施形態にかかるガスコンロシステムにおけるガスコンロと外部機器との無線通信の概要を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態]
図1に示すように、この実施形態にかかるガスコンロ100は、ガスコンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ(ガスバーナ)1を備え、ガスコンロ本体Hの内部にグリルGを備えている。
また、ガスコンロ本体Hの前面には、グリル扉8が設けられている。
このガスコンロ100は、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されており、ガスコンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
ガスコンロ本体Hの上部には、ガラス製のトッププレート2が装備され、トッププレート2の後部側箇所には、グリルGの調理排気を排出するためのグリル排気口3が形成されている。
また、トッププレート2の上部には、コンロバーナ1にて加熱される鍋等の被加熱物を載置するための五徳4が、左右のコンロバーナ1の夫々に対応して設けられている。
なお、コンロバーナ1はその炎孔部がトッププレート2の上方に臨むような態様で配設されている。
また、コンロバーナ1の平面視中央部には上下に貫通する貫通口が設けられており、図1に示すように、鍋等の被加熱物の存在及び被加熱物の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ10が貫通口を上下に挿通する形態で設けられている。
ガスコンロ本体Hの上部に装備したトッププレート2の手前側箇所には、左右のコンロバーナ1の夫々に対する左右一対のコンロ用操作具5が、上方に離脱自在に設けられ、ガスコンロ本体Hの前面部の右側箇所には、グリルGに対するグリル用設定操作部6が、下方側を支点にした前後揺動により開閉自在に設けられている。なお、図1は、グリル用設定操作部6が開いた状態を示している。
ちなみに、一対のコンロ用操作具(点火操作部)5のそれぞれは、前後や左右のスライド操作および左右の回転操作により、点火および消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令など、各種の指令情報を指令するように構成されている。
グリル用設定操作部6は、複数の指令スイッチを備えて、それらの複数の指令スイッチの操作により、後述する加熱調理用のグリル加熱手段としてのグリルバーナ(ガスバーナ)(図示せず)に対する点火および消火の指令、目標火力の指令、調理モードの指令など、各種の指令情報を指令することができるように構成されている。
また、コンロバーナ1およびグリルバーナによる加熱は、制御部20(図3参照)によって制御されるように構成されている。
そして、コンロバーナ(ガスバーナ)1およびグリルバーナ(図示せず)による加熱は、制御部20への通電状態においてのみ実行されるよう構成されている。
<特徴的構成>
次に、本発明の実施形態にかかるガスコンロ100の特徴的な構成について説明する。
図1に示すように、この実施形態にかかるガスコンロ(グリル付きガスコンロ)100は、上述のように、上面がトッププレート2により覆われたガスコンロ本体Hと、ガスコンロ本体H内に配設され、その炎孔部11をトッププレート2に設けられた開口部2aからトッププレート2の上方に突出させたガスバーナ1と、ガスバーナ1の平面視中央に設けられた貫通口1bを上下に貫通するように配設され、調理容器の温度を検出するための調理容器温度検出手段(温度センサ)10と、ガスバーナ1による加熱を制御するための制御部20(図3)を備えている。
また、この実施形態にかかるコンロシステムを構成するガスコンロ100において、ガスコンロ本体Hの備える制御部20は、図3に示すように、送受信部22と、メンテナンス情報を記憶する情報一時記憶部(不揮発性メモリ)21とを備えている。
さらに、この実施形態にかかるコンロシステムは、外部機器2X(図2A)を備えている。外部機器2Xは、図3に示すように、ガスコンロ本体H(の制御部20)が備える送受信部22との送受信を行うための外部機器側送受信部32と、ガスコンロ本体Hの制御部から送信されるメンテナンス情報などの情報を記憶するための情報記憶部(不揮発性メモリ)31と、条件の設定入力などを行うための操作、および設定した条件などの表示を行う操作・表示部33とを備えている。
すなわち、この実施形態のコンロシステムは、ガスコンロ本体Hの制御部20から外部機器2Xに対して、メンテナンス情報を送信することが可能で、送信されたメンテナンス情報は、外部機器2Xの情報記憶部31に記憶されるように構成されている。
この実施形態のコンロシステムにおいては、メンテナンス情報として、ガスコンロ100の故障に関する履歴(故障履歴)、コンロバーナ1の点火時の不着火、調理中におけるコンロバーナ1の途中消火などの情報が含まれる。そして、この故障履歴、コンロバーナ1の不着火、途中消火などのメンテナンス情報は、制御部20の情報一時記憶部21に一旦保存された後、ガスコンロ本体Hの制御部20が備える送受信部22、外部機器2Xが備える外部機器側送受信部32を介して、外部機器2Xの情報記憶部(メンテナンス情報記憶部)31に送信される。
また、この実施形態のガスコンロシステムにおいては、コンロバーナ1への点火時に不着火が生じた場合に、エラー情報として、例えばエラーコード「01」が制御部20の備える情報一時記憶部21に一旦保存され、また、コンロバーナ1において調理容器から吹きこぼれた煮汁などによって途中消火が生じた場合に、エラー情報として、例えばエラーコード「02」が制御部20の備える情報一時記憶部21に一旦保存されるように構成されている。そして、情報一時記憶部21に一旦保存されたこれらのエラーコードも、ガスコンロ本体Hの制御部20が備える送受信部22、外部機器2Xの備える外部機器側送受信部32を介して、外部機器2Xの備える情報記憶部(メンテナンス情報記憶部)31に転送される。
また、この実施形態にかかるガスコンロシステムにおいては、図2Aに示すように、無線通信回路Yによって、ガスコンロ100と外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行う無線通信システムSを構築することで、外部機器2Xにメンテナンス情報を送信することができるように構成されている。したがって、ガスコンロ100と外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行うための配線の接続が不要である。
また、上述のように、無線通信により、ガスコンロ100と外部機器2Xとの間で通信信号の送受信が行われるため、外部機器2Xが離れた場所にあっても、配線を必要とすることなく、容易かつ確実に外部機器2Xにメンテナンス情報を送信することを可能ならしめることができる。
なお、外部機器2Xとしては、当該ガスコンロ(グリル付きガスコンロ)100に専用の端末機器を用いてもよいし、汎用機器であるスマートフォンなどの携帯電話器を使用することも可能である。
この実施形態のガスコンロシステムは上述のように構成されているので、ガスコンロ本体Hが備える制御部20の動作に支障が生じたり、制御部20に故障が生じたりしたときにも、故障履歴、コンロバーナ1の点火時の不着火、調理中におけるコンロバーナ1の途中消火などの情報であるメンテナンス情報を、外部機器2Xにおいて確認することが可能で、これにより精度の高いメンテナンスを行うことが可能で、メンテナンス性に優れたガスコンロシステムを提供することができる。
なお、この実施形態にかかるガスコンロシステムにおいては、上述のように、無線通信によってガスコンロ100と外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行うことで、外部機器2Xにメンテナンス情報を送信することができるように構成されており、ガスコンロ100と外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行うための配線の接続が不要になり、構成を簡潔にすることが可能になるとともに、信頼性を向上させることが可能になる。
また、ガスコンロ100の制御部20が、メンテナンス情報を記憶するための情報一時記憶部21を備えており、外部機器2Xの情報記憶部31に記憶されているメンテナンス情報を、ガスコンロ100に送信して、情報一時記憶部21に記憶させることが可能で、また、情報一時記憶部21に記憶されているメンテナンス情報を外部機器2Xに送信して、情報記憶部31に記憶させることが可能に構成されているので、例えば、ガスコンロ本体Hの制御部20を交換したり、外部機器2Xを他の機種に変更したりする必要が生じた場合に、情報一時記憶部21あるいは情報記憶部31の記憶しているメンテナンス情報を、送信の相手側の記憶部、すなわち、情報記憶部31あるいは情報一時記憶部21に送信した後、上記制御部20あるいは外部機器2Xを交換し、その後、交換された制御部20あるいは外部機器2Xに、送信の相手側からメンテナンス情報を戻すことにより、問題なく制御部20、外部機器2Xの交換を行うことが可能になる。
上記実施形態では、図2Aに示すように、無線通信回路Yによって、ガスコンロ100と外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行うことで、外部機器2Xにメンテナンス情報を送信することができるように構成したが、本発明のガスコンロシステムでは、図2Bに示すように、ガスコンロ本体Hが備える制御部20(図3)と、インターネットXに接続された無線ルータなどの無線中継器3Xとが無線によって接続され、インターネットXに接続された外部機器2Xとの間で、インターネットXを介して通信信号の送受信を行う無線通信システムSを構成して、外部機器2Xへのメンテナンス情報の送信を行うようにすることも可能である。
また、図2Cに示すように、ガスコンロ100の制御部20(図3)が備える送受信部22が携帯電話回線Zを介して外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行う無線通信システムSを構成して、外部機器2Xへのメンテナンス情報の送信を行うようにすることも可能である。この場合、ガスコンロ本体Hの制御部20(図3)が備える送受信部22が、携帯電話回線Zを介して外部機器2Xに対する発呼を行い、外部機器2Xがこの発呼に対して応答することで携帯電話回線Zが接続され、外部機器2Xへのメンテナンス情報の送信が完了した後、携帯電話回線Zが切断されることになる。
このように、ガスコンロ本体Hの制御部20(図3)が備える送受信部22が携帯電話回線Zを介して外部機器2Xとの間で通信信号の送受信を行うように構成した場合も、外部機器2Xがガスコンロ100から離れた場所にあるときにも、外部機器2Xへのメンテナンス情報の送信を行うことが可能なガスコンロシステムを構成することができる。
さらに、図2Dに示すように、ガスコンロ100の制御部20(図3)が備える送受信部22が、無線ルータなどの無線中継器3Xを介して、通信信号の送受信を行う無線通信システムSを構成して、外部機器2Xへのメンテナンス情報の送信を行うようにしてもよい。
また、この実施形態のガスコンロシステムでは、ガスコンロ(グリル付きガスコンロ)100に対して、各ガスコンロ100を識別し、特定するIDコードが付与されている。すなわち、通常、量産されるガスコンロ100には、それぞれ異なる製造番号が付与されており、それに対応するように、各ガスコンロ100に、それぞれ異なるIDコード(各ガスコンロ100を特定するIDコード)が付与されている。
そして、制御部20の情報一時記憶部21に、メンテナンス情報とともにIDコードが記憶されるように構成されている。
このように構成した場合、一つの外部機器2Xが備える情報記憶部(メンテナンス情報記憶部)に、複数のガスコンロ100に関するメンテナンス情報を記憶させた場合であっても、どのガスコンロ100に関するメンテナンス情報であるかを確認することができる。
したがって、複数のガスコンロ100に対して、一つの外部機器2Xで、各ガスコンロ100のメンテナンス情報を記憶させるようにした場合にも、それぞれのガスコンロ100に対するメンテナンス情報を適正に確認することが可能になり、ガスコンロシステムの構成の自由度を向上させることができる。
また、例えば、集合住宅の各家庭で、本発明のガスコンロシステムが用いられている場合に、一つ家庭のガスコンロシステムから外部機器にメンテナンス情報が送信された場合に、IDコードを参照することで、そのメンテナンス情報(誤ったメンテナンス情報)に基づいて他の家庭のガスコンロのメンテナンスが行われてしまうというような不具合を確実に防止することができる
また、上記実施形態では、例えば、図2A、図2B、図2Cおよび図2Dに示すような無線通信システムSで、ガスコンロ本体Hの制御部と、外部機器2Xとの間でメンテナンス情報の送受信を行うことができるように構成したガスコンロシステムについて説明したが、有線通信によってガスコンロ100と外部機器2Xとの通信が行われるように構成してもよい。
[別実施形態]
図4は、本発明の別実施形態にかかるにガスコンロシステムの構成を示すブロック図である。このガスコンロシステムにおいても、ガスコンロ100が備えるガスコンロ本体Hの制御部20は、上述の実施形態にかかるガスコンロシステム(図3参照)の場合と同様に、情報一時記憶部21と、送受信部22とを備えている。
一方、外部機器としては、サーバである第1外部機器12Xと、端末機器である第2外部機器22Xとを備えた構成とされている。すなわち、この別実施形態にかかるガスコンロシステムでは、外部機器が、サーバである第1外部機器12Xと、端末機器である第2外部機器22Xとから構成されている。
なお、上述の第1外部機器12Xは、インターネットに接続されるサーバであって、情報記憶部(メンテナンス情報記憶部)131と、送受信部132を備えている。
また、第2外部機器22Xは、第1外部機器12Xとの間で送受信を行うための送受信部232と、第1外部機器の情報記憶部131が記憶するメンテナンス情報を表示するとともに、条件の設定入力などの操作を行うための操作・表示部233とを備えた端末機器であり、例えば、スマートフォンなどがこの第2外部機器22Xとして用いられる。
この別実施形態のガスコンロシステムの場合、送受信部232と、操作・表示部233とを備えた第2外部機器(例えばスマートフォンなどの端末機器)22Xが、第1外部機器(サーバ)12Xとの間で通信を行って、第1外部機器(サーバ)12Xの情報記憶部131に記憶されているメンテナンス情報を、第2外部機器(例えばスマートフォン)22Xの操作・表示部233に表示するとともに、第2外部機器22の操作・表示部233を操作することにより、第1外部機器12Xの情報記憶部131が記憶するメンテナンス情報を、ガスコンロ本体Hの制御部20に送ることができる。
また、第1外部機器12X(サーバ)に必要なメンテナンス情報などが保存されるため、信頼性の高いガスコンロシステムを構築することができる。
この実施形態では、ビルトインタイプのガスコンロ(グリル付きガスコンロ)に本発明を適用した場合を例示したが、本発明は、卓上設置型のテーブルコンロにも適用することが可能である。また、本発明はグリルは備えていないガスコンロにも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 左右一対のガスバーナ(コンロバーナ)
1a ガスバーナの貫通口
2 トッププレート
2a トッププレートの開口部
3 グリル排気口
4 五徳
5 左右一対のコンロ用操作具
6 グリル用設定操作部
8 グリル扉
10 調理容器温度検出手段(温度センサ)
11 炎孔部
20 制御部
21 情報一時記憶部
22 送受信部
31 外部機器の情報記憶部(不揮発性メモリ)
32 外部機器側送受信部
33 外部機器の操作・表示部
100 ガスコンロ(グリル付きガスコンロ)
G グリル
H ガスコンロ本体
S 通信システム
X 通信経路(インターネット)
Y 通信経路(無線通信回路)
Z 通信経路(携帯電話回線)
2X スマートフォンなどの外部機器
3X 無線中継器(無線ルータ)
12X 第1外部機器
22X 第2外部機器
131 第1外部機器の情報記憶部(メンテナンス情報記憶部)
132 第1外部機器の送受信部
232 第2外部機器の送受信部
233 第2外部機器の操作・表示部

Claims (6)

  1. (a)上面がトッププレートにより覆われたガスコンロ本体と、
    前記ガスコンロ本体内に配設されたガスバーナであって、その炎孔部を前記トッププレートに設けられた開口部から前記トッププレートの上方に突出させたガスバーナと、
    前記ガスバーナの平面視中央に設けられた貫通口を上下に貫通するように配設され、調理容器の温度を検出するための調理容器温度検出手段と、
    前記ガスバーナによる加熱を制御するための制御部と、
    前記ガスコンロ本体に設けられ、通信信号の送受信を行う送受信部と
    を備えたガスコンロと、
    (b)情報記憶部を有する外部機器と、
    を備え、
    前記制御部から、前記送受信部を介して、前記外部機器に前記ガスコンロのメンテナンス情報を送信することができるように構成され
    前記外部機器の前記情報記憶部に、前記ガスコンロの前記メンテナンス情報を記憶させることができるように構成されているとともに、
    前記ガスコンロが、前記メンテナンス情報を記憶するための情報一時記憶部を備えており、
    前記外部機器の前記情報記憶部に記憶されている前記メンテナンス情報を、前記ガスコンロに送信して、前記情報一時記憶部に記憶させることができるように構成され、かつ、
    前記ガスコンロの前記情報一時記憶部に記憶されている前記メンテナンス情報を、前記外部機器に送信して、前記情報記憶部に記憶させることができるように構成されていること
    を特徴とするガスコンロシステム。
  2. 無線通信によって前記ガスコンロと前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部機器に前記メンテナンス情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のガスコンロシステム。
  3. 無線中継器を介して、インターネットにより、前記ガスコンロと前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部機器に前記メンテナンス情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項2記載のガスコンロシステム。
  4. 前記送受信部が、携帯電話回線を介して、前記外部機器との間で通信信号の送受信を行うことで、前記外部機器に前記メンテナンス情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項2記載のガスコンロシステム。
  5. 前記ガスコンロには、前記ガスコンロを特定するIDコードが付与されており、前記外部機器の前記情報記憶部に、前記IDコードとともに前記メンテナンス情報を記憶させるように構成されていることを特徴とする請求項3または4記載のガスコンロシステム。
  6. 前記ガスコンロに、前記ガスコンロを特定するIDコードが付与されている場合において、
    前記IDコードを前記メンテナンス情報とともに前記外部機器に送信して、前記情報記憶部に記憶させることができるように構成されているとともに、
    前記外部機器の前記情報記憶部に記憶されている前記IDコードと前記メンテナンス情報を、前記ガスコンロに送信して、前記情報一時記憶部に記憶させ、かつ、
    前記ガスコンロの前記情報一時記憶部に記憶されている前記IDコードと前記メンテナンス情報を、前記外部機器に送信して、前記情報記憶部に記憶させることができるように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のガスコンロシステム。
JP2017067722A 2017-03-30 2017-03-30 ガスコンロシステム Active JP6845721B2 (ja)

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