JP2019096613A - 外部制御装置を使用して調理器具を制御するための方法、調理器具、及びシステム - Google Patents

Abstract

【課題】調理器具の機能を拡張し、操作快適性を改良し、同時に操作安全性又は調理器具の操作安全性が達成されることを確保することができる方法、調理器具、及び対応するシステムを提供する。【解決手段】ホブ１３は、それ自体一般的な構造を持ち、ホブパネル１４、及びその真下にハウジング１５を持ち、そこにはホブの機能的ユニットが配置されている。これらは、操作装置２０に接続されるホブ制御装置１７である。操作装置２０は、それが実際にはホブパネル１４の真下に配置されるべきだとしてもホブパネル１４上に示されている。操作装置２０は、操作要素及びディスプレイを持つ。ホブ制御装置１７はまた、携帯電話２５と通信する目的のために無線モジュール１８に接続されている。【選択図】図１

Description

本発明は、外部制御装置を使用して、調理器具、特にホブ又はオーブンを制御するための方法に関する。本発明はまた、かかる調理器具、及び調理器具及び外部制御装置を持つシステムに関する。

電気装置、特に調理器具のネットワーク化は、一般世帯においてますます増加している。この場合において、外部制御装置を使用して、例えば一方では特別な外部制御装置を、他方では携帯端末を使用して、調理器具を制御する方法の可能性を多く与えることを意図している。ある条件下では、プログラムシーケンスなどの新しい機能を実施することが可能であるかもしれないが、それらは、外部制御装置を使用して調理器具において従来からまだ利用可能でなかった。

ＤＥ１９８０２５５８Ａ１は、例えば、特別な制御装置として外部制御装置を使用して調理器具としてホブを操作する実施法を開示する。

本発明は、従来技術の問題が解決されることができ、特に調理器具の機能を拡張し、操作快適性を改良し、同時に操作安全性又は調理器具の操作安全性が達成されることを確保することができる、冒頭で述べた方法、調理器具、及び対応するシステムを提供する目的に基づく。

この目的は、請求項１に記載の特徴を持つ方法、請求項２４に記載の特徴を持つ調理器具、及び請求項２５に記載の特徴を持つシステムによって達成される。さらなる請求項は、本発明の有利で好ましい構成に関し、それらは、以下により詳細に説明される。この場合において、特徴の一部は、方法のためだけ、調理器具のためだけ、又はシステムのためだけに記載される。しかしながら、これにかかわらず、それらは、方法、調理器具、及び対応するシステムに対して互いに自律的に独立して適用できることを意図される。請求項の用語は、明白な参照によって本明細書の内容に組み入れられる。

少なくとも一つの加熱装置及び内部調理器具制御装置を持つ調理器具が提供される。調理器具制御装置は、有利には概ね通常の調理器具制御装置に対応し、少なくとも一つの外部制御装置と通信するために通信モジュールなどを持つ。これは、有利には無線によって実施されるが、簡単な変形例では、それは、例えばオーブン中の温度センサーを持つスピット（ｓｐｉｔｓ）から知られているようにケーブル接続であることもできる。外部制御装置が与えられかつ配置されるか、又は特に上述のスピットの場合には、調理器具の外側に配置されることができる。たとえ後者がオーブンマッフルの内側に使用されたとしても、それでもなお本発明の範囲内では、調理器具の外側に配置されることができると考えられる。最後に、それは、オーブンから引き出されかつ除かれることができる。操作方法中、この外部制御装置は、調理器具制御装置に制御コマンドを与え、前記コマンドで少なくとも一つの加熱装置を制御し、おそらく複数の加熱装置又は調理器具のさらなる機能ユニットも制御する。この場合において、この外部制御装置は、調理器具制御装置に手動で特定される制御コマンド又は自動制御コマンドのいずれかを与えることができる。手動制御装置として制御装置を分類する手動制御コマンドは、操作者が加熱装置に対する出力設定又はタイマー入力を直接入力又は特定するものであり、例えば８の出力レベル又は２０分のタイマー設定である。この場合において、知られているように、特に調理プログラムのような自動プログラムは実行されない。この場合において、操作者によっていかなる出力変化も手動で又は明確に特定される。本発明の範囲内では、これはまた、ジェスチャー又は音声による入力を意味するものとして理解されることを意図され、それに対しては、手の動きは、おそらく絶対的に必要ではないが、少なくとも操作者による明確で意図的な特定が必要である。

これとは対照的に、本発明の範囲内の自動制御装置は、あるタイプの自動プログラムが外部制御装置で実行することを意味するものとして理解されることを意図される。このプログラムは、特に自動制御コマンドによって、開始するか、又は個々の温度プロファイル又は出力プロファイルを特定してもよく、例えば最初に極めて高い出力で強く湯がいて煮沸し、次いでさらにポテト又は麺を湯がくためにかなり減少した出力で煮沸する。調理器具制御装置は、次いで外部制御装置中の自動プログラムによって出力特定のための対応する制御コマンドを与えられる。外部制御装置は、そのとき、まさに加熱装置又は調理器具の別の機能装置による実施のための自動制御装置である。

自動制御装置のための別の可能性は、温度センサーを持つか、又はかかる温度センサーに接続される外部制御装置であり、温度センサーは、オーブンマッフルに又はホブのための調理容器中もしくはその上に配置される。与えられる温度信号に基づいて、自動制御装置としての外部制御装置は、出力をそれぞれ調整することによって温度を一定に保つことができるか、又は上記のように、特定の温度プロファイルを通して実行することができる。対応する自動プログラムは、操作者によっていったん開始されることができ、次いで単に自動的に、しかし調理器具自体の調理器具制御装置ではなく、むしろ外部制御装置によって実施されることができる。

本発明は、上述の二つのタイプのものの一つとして（即ち、自動制御装置として又は手動制御装置として）調理器具制御装置によって分類される外部制御装置を提供する。これに基づいて、異なる安全予防措置又は安全レベルは、調理器具の安全操作に従うことができる。これは、手動制御装置の場合において操作者が意図的にかつ調理器具での状況を考慮して制御コマンドを与え、さらに臨界的な状況の場合において介入することができるように制御コマンドを入力するときにも存在することが想定されうるからである。これは、自動制御装置の場合には必ずしも想定されることができない。なぜなら特にかかる自動プログラムシーケンスの大きな利点として、操作者自身がそれを実施する必要がなく、自動制御装置を頼りにすることができ、存在する必要がないことが示唆されるからである。かかる自動的に発生した制御コマンドの有用性もまた、チェックされない。これは、本発明の主題の様々な有利な構成と関連して以下にさらに詳細に説明される。

調理器具制御装置による分類の後、外部制御装置からの制御コマンドは、調理器具の少なくとも一つの加熱装置又は他の機能ユニットを応じて操作することによって調理器具制御装置によって実施される。この場合において、本発明の範囲内では、初めに実施された分類がまだ適用されるかどうかを決定するために調理器具又は加熱装置又は機能ユニットの操作時に連続的に又は間を置いてチェックが実施される。これは、もし分類が変化するなら、操作において又は調理器具の挙動において特定の変化が実施されなければならないからであり、それは、同様にさらに以下により詳細に説明される。

それゆえ、調理器具によって又は調理器具制御装置によって安全対策が実施され、その安全対策は、比較的簡単であり、極めて良好にチェックされることができる基準に実質的に相当する。この方法は、一つの外部制御装置で使用するためにここで記載されるが、複数の外部制御装置もまた、使用されることができ、調理器具に接続されることができる。それらは、複数の操作者が同時に快適な方法で調理器具を操作できるように同一であるか又は構造的に同一であることができる。しかしながら、代替的に、複数の外部制御装置は、異なってもよい。例えばジェスチャー及び音声による入力のために、二つの異なる外部制御装置が与えられてもよく、一方がカメラで、他方がマイクホンであることができる。

外部制御装置自体から来ることができる分類のための情報を送信した直後に、及び調理器具制御装置によって行なわれた分類後に操作されることができる調理器具が提供されることができる。選択された加熱装置の操作は、対応する開始制御コマンドが外部制御装置によって与えられるときに開始することができる。それゆえ、一般に、分類が終了した後か、又は外部制御装置が調理器具制御装置によって分類された後に制御コマンドを与えることができる外部制御装置が提供されることができ、その制御コマンドは、次いで応じて実施される。調理器具自体に対するさらなる作動又は入力は、再び必要でない。

調理器具制御装置によって分類する前、例えば、調理器具又は外部制御装置をスイッチオンするとき、外部制御装置が、分類情報の項目を調理器具制御装置に送信することが可能であることが有利である。前記情報は、外部制御装置が自動制御装置として又は手動制御装置として識別されたか、又は分類されることを意図されるかを含むことができる。もし外部制御装置が手動制御装置として、及び自動制御装置としての両方で操作できるような方法で基本的に構成されるなら、直接的かつ限定的に識別され、応じて自動制御装置として識別される。あるいは、手動操作が例えば出力について積極的及び消極的な仕様を与えられているかどうか、又は自動プログラムが実施されることを意図されるかどうかを外部制御装置自体に入力することが必要でありうる。この入力は、次いで分類情報として調理器具制御装置に送信される。外部制御装置の取り扱いに対応する変化の場合には、分類情報の別の項目が送信されることができ、又は次いで変化される制御コマンドの仕様は、調理器具制御装置によって識別されかつ実施されることができる。

調理器具制御装置は、実施される分類にための基準としてさらなる情報を求めることができることが有利である。この情報は、例えば制御コマンドのタイプ、制御コマンドの頻度、及び制御コマンドの連続性又は一貫性、特に出力レベルの一貫性であることができる。このさらなる情報は、調理器具の進行中の操作時、特に最初に実施された分類がなお適用されるかどうかをチェックすることが必要であるときに重要であるだろう。

本発明のさらに別の構成では、もし連続的なチェック又は間隔を置いて実施されるチェックが、前の分類又は最初になされた分類がなお適用されることを明らかにするなら、外部制御装置によって制御される、調理器具及び調理器具の加熱装置又は機能ユニットの操作が前のように継続されることが可能である。それゆえ、操作は変わらないままである。この場合において、加熱装置で出力発生を変えるための制御コマンドは、外部制御装置から受け入れられ、調理器具制御装置による変化なしで実施されることが特に有利であることができる。これは、調理器具制御装置が、操作が前のように継続し、従って介入する必要は全くないし、特に、かかる介入を起こす臨界的な状況が起こることは全くないと思われるからである。

本発明の別の構成では、もしかかるチェックが、前の分類がもはや適用されないことを明らかにするなら、外部制御装置の再分類が実施されることができる。かかる再分類は、そのときさらに有利に実施されなければならない。再分類は、特に有利な方法で実施されるべきであり、又は新しい分類は、前の分類のための基準がもはや満足されないときだけでなく、新しい分類のための基準が明確に満足されるときにのみ割り当てられるべきである。それゆえ、外部制御装置は、次いで前の分類から新しい分類になることができるだけでなく、明確に新しい分類に適合するべきである。これは、特に、もし自動制御装置から手動制御装置に変更することを意図するなら、適用される。他の方向の変化の場合には、もし手動制御装置のための条件がもはや満足されないなら、分類の変化が、最終的にはここでは安全対策であることで十分でありうる。

チェックが、前の分類がもはや適用されないことを明らかにし、外部制御装置がもはや手動で操作されず、自動的に又は自動制御装置のようなプログラムで操作するとき、本発明の別の構成は、いわゆる安全モードに切り替わる調理器具を提供することができる。この安全モードでは、操作者が前のように調理器具に近づき、調理器具に場所をとってプロセスを監視できることはもはや想定されない。それは、操作者が外部制御装置を使用して手動で調理器具を正確に操作したためである。むしろ、外部制御装置における自動プログラム又はその類似物は、次いで少なくとも一つの加熱装置又は機能ユニットを制御し、それは、安全性に劣る。これ以降、特に、操作者は、立ち去っても良くなる。それは、かかる自動プログラムがまさに開始されたからである。本発明の一つの構成では、現在操作され、この時間まで外部制御装置によって制御されていた加熱装置の出力は、次いで低下される。低下は、相対的に大きくてもよく、例えばそれは、その前の加熱出力の最大２０％に低下されることができる。ある条件下では、それは、完全にスイッチオフされることができ、それは、特に操作者の存在の結果としての前の監視機能がもはや利用可能でないためである。

もし外部制御装置が自動制御装置として分類されるなら、本発明の別の構成は、外部制御装置によって温度制御のタイプを決定しかつチェックするために追加の情報を要求する調理器具制御装置を提供することができる。この場合において、特に、調理器具の加熱装置の操作が煮る工程又は焼く工程であるかどうか、そして希望の設定温度が温度制御のためにどのくらいであるかを問い合わせることが可能である。差は、特に、煮る工程が最大１００℃までの温度で実施されるが、焼く工程が２００℃〜２５０℃の温度に到達することができることにある。しかしながら、この差は、有意であり、高温、即ち焼く工程では発生しうる危険が大きい。もし水で煮る工程が制御からはずれるか、又は水及びおそらくそこで調理される食品を有する調理容器がスイッチオフにならないなら、調理容器は、通常、空だきになり、調理される食品は、調理容器に堆積されることがありうる。即ち、最大の損傷として燃えうる。ホブパネル上の過剰に高い温度は、この目的のために与えられた既知の温度制御によって避けられ、その結果、さらなる損傷が起こりうる。高い温度の結果として焼く工程中にさらにより大きな危険が起こる。そのとき、自動制御装置として外部制御装置からの一貫性のない制御コマンドの場合には、加熱出力を素早く減少させるか、又は完全にスイッチオフさせることができる。

さらに別の構成では、上記の場合には、外部制御装置からの追加の情報が加熱装置の進行中の操作時に比較されることが可能である。特に、これは、加熱装置上の温度プローブから来る温度情報の項目又は加熱装置のための温度情報の項目又は調理容器のための温度情報の項目であることができる。例えば、外部制御装置からの対応する制御コマンドによって出力を増加する行為が加熱装置又は調理容器の温度の増加をもたらすかどうかを決定することが可能である。もしこれが当てはまらないなら、エラーがあり、出力は、減少されるか、又は完全にスイッチオフされるべきである。

本発明の一つの構成では、外部制御装置は、追加の装置、おそらく後で追加されることができる装置、又は後で接続されることができるユーザーインターフェースを提供することができる。外部制御装置は、そのとき、通常の操作要素、特に出力を調整するためのボタンを持つ。かかる外部制御装置は、有利には、電波通路によって、特にＷＬＡＮ，Ｚｉｇｂｅｅ，Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、又はＢＬＥによって調理器具制御装置に接続されることができる。あるいは、それは、欠陥に対してより敏感であるが直接見ることを必要とするＩＲ接続であることができる。第一変形例では、かかる外部制御装置は、有利には手動制御装置としての操作のためにだけ、即ち調理器具から離れた特定の距離にあることができる実質的に外部操作装置としての操作のためにだけ設計されることができる。

第二変形例では、かかる外部制御装置は、より複雑であることができ、自動プログラム又は類似物を持つことができ、その結果、それは、自動制御装置の形であることができ、そのまま、好ましくは純粋な手動操作を有する可能な操作を加えて、即ち、手動制御装置として操作することができる。かかる外部制御装置の場合には、本発明による区別又は分類は、両操作モードが通常操作として行なわれることができるので重要である。

本発明の根本的に異なる構成では、外部制御装置は、スマートフォン、ＰＤＡ又はタブレットコンピューターのような携帯端末である。かかる複雑な外部制御装置はまた、上述のＷＬＡＮ，Ｚｉｇｂｅｅ，Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、又はＢＬＥの電波通路によって調理器具制御装置に接続されることができる。携帯端末は、自動プログラムとして制御コマンドによって加熱装置のための加熱出力を特定する目的のために直接的に又はそれで実行するアプリによって温度を制御することができる。従って、特定の出力プロファイルを経時的に制御することができる。それゆえ、かかる携帯端末が少なくとも使用されることが多く、自動制御装置として分類され、その場合には上記の外部制御装置を用いて手動制御コマンドのみを発することも可能である。

本発明の一つの構成では、前記自動プログラムは、それらが出力／時間プロファイルを特定するか又はそれらを制御コマンドとして調理器具制御装置に与えるような方法で設計されることができる。自動制御装置は、もし本発明の一つの構成において外部制御装置が温度センサーに接続されるなら、即ち温度センサーが存在するなら、かなり好都合である。そのとき、出力プロファイルだけでなく、制御された温度プロファイルも特定することが可能である。温度は、同様に容易に一定にのみ保たれることができる。温度プローブは、電波通路、有利には上述の電波通路によって外部制御装置に無線接続されることが有利である。調理器具としてのホブのために、温度センサーを調理道具に配置することができるか又は調理道具に一体化することができる。あるいは、それは、オーブンに使用するためにスピットの形であることができる。調理容器に配置するための温度センサーは、基本的に従来技術で知られている。かかる温度センサーによって、外部制御装置は、制御された温度プロファイルを制御することができ、又は調理道具の温度を制御することができ、この目的のため、調理器具制御装置に対してこの調理道具の加熱装置のための出力制御を特定することができる。

あるいは、外部制御装置自体は、温度センサーを持ってもよく、またそれ自体、調理道具に配置されたり又は調理道具に一体化されてもよい。それは、有利には外部制御装置の形である。この場合において、外部制御装置は、自動制御装置として分類されることが有利であり、外部制御装置自体による温度の取得が実際には大きな意味をなす。

もし外部制御装置が手動制御装置として分類され、これがまた、各チェック後になお適用されるなら、外部制御装置によって与えられた制御コマンドに対して制限や変化は全くなされないことが好ましい。これは、操作が、調理器具に又はその近くに存在する操作者によって実際に手動で実施されることが想定されるからである。操作者は、おそらく調理器具での可能な臨界状態を決定しかつ回避できるからであり、それが安全対策をとる必要がない理由である。

本発明の一つの有利な構成では、調理器具又は加熱装置の操作は、元の分類がなお適用される限り、前のように継続されることができる。そのとき操作を変化する理由がない。

本発明の一つの発展例では、分類がなお適用されるかどうかを決定するための連続チェック時又は間を置いて実施されるチェック時に、加熱装置で加熱される調理道具又は加熱装置自体の温度値が問い合わされる。この問い合わせはまた、外部制御装置によってなされることができる。調理器具制御装置は、そのとき、この温度値が調理道具のための加熱装置に前に与えられた加熱エネルギーに相当するかどうか、又はそれがこの加熱エネルギーに照らして妥当と思われるかどうかをチェックすることができる。もしそうでないなら、おそらく問題又はエラーがある。調理器具制御装置は、そのとき調理器具の操作を制限することができるか、又はある条件下でそれを完全にスイッチオフすることができる。

外部制御装置の分類がなお適用されるかどうかを決定するためのチェック時に、加熱装置のための出力調整の頻度は、どのタイプの制御装置が存在することの指標として取得されることが有利である。もし出力が１分あたり３回より多く、特に５回より多く、又はさらには１０回より多く変化されるなら、分類は、手動制御装置から自動制御装置に変更される。出力仕様におけるかかる頻繁な変更の場合には、これが操作者によって、即ち手動的に実施されず、自動プログラム又は特に温度制御を有する自動制御装置によって実施されることが想定されうる。出力は、そのとき温度を捕捉するために一般に適応されるか又は調整されることが多い。これは、調理器具制御装置が、外部制御装置が温度センサーに接続されているかどうかを知らないか、又は知る必要がないからである。

本発明の一つの構成では、分類がなお適用されるかどうかを決定するためのチェック時に、出力が不規則な時間間隔で、又は規則的な時間間隔で、又は特定の時間単位の整数倍、特に一桁の倍数で外部制御装置によって調整されるかどうかを取得することが可能である。不規則な時間間隔の場合には、確実に手動操作であり、即ち制御装置は、手動制御装置として分類される。他の場合には、外部制御装置は、自動制御装置として分類される。

本発明の一つの構成では、もし自動制御装置として分類されるなら、調理器具制御装置と外部制御装置の間の通信が中断された場合、外部制御装置によって今まで操作されていた加熱装置の出力が減少されることができる。減少は、かなりであることができ、例えば、その最大出力の最大２０％になることができる。特に、加熱装置は、完全にスイッチオフにされることができる。これは、自動制御装置の場合には、操作者が存在することが想定されることができないからである。調理器具の操作は、そのとき、調理器具自体の操作要素によって基本的に、好ましくは制限なしでなお可能である。最終的には、操作者は、そのとき必ずこのために存在する。

手動制御装置としての分類の他の場合では、外部制御装置によって今まで操作されていた加熱装置は、調理器具制御装置と外部制御装置の間の通信が中断された場合に操作され続けることができる。加熱装置は、好ましくはその出力に関して変化なしで操作されることを継続することができる。なぜなら手動制御装置の場合には、特に操作者が存在することが想定されうるからである。

調理器具及び少なくとも一つの外部制御装置は、一緒に本発明によるシステムを形成することができる。この場合において、異なる外部制御装置が調理器具と、おそらく同時に複数の制御装置も一緒に協同することができ、その結果、異なる性能範囲及び操作快適性を有する外部制御装置を選択することが可能である。従って、装置の改造も可能である。そのとき、本発明による調理器具は、精密に作られることができ、特に調理器具制御装置は、少なくとも一つの外部制御装置と通信し、それを分類するか又はそれを別の外部制御装置と区別するように特別に設計される。

これらの及びさらなる特徴は、請求項からだけでなく、明細書及び図面からも現れ、個々の特徴は、各場合において本発明の実施形態において及び他の分野においてサブコンビネーションの形で個々に又は幾つかで実現されることができ、保護がここで請求される有利で独立して保護可能な実施形態を構成することができる。本願の小見出し及び個々のセクションへの分割は、それらの一般的な適用性に関して、これらの下で作られる文章を制限しない。

本発明の例示的な実施形態は、図面において概略的に示され、以下により詳細に説明される。

図１は、本発明による調理器具としてホブを有し、かつ外部制御装置として携帯電話を有する、本発明による第一システムの概略図を示す。

図２は、本発明による調理器具としてホブを有し、かつ外部制御装置として温度プローブを有する、本発明による第二システムの概略図を示す。

図３は、本発明による制御方法のフローチャートを示す。

図１は、本発明による調理器具としてホブ１３を有し、かつ外部制御装置として携帯電話２５を有する、本発明によるシステム１１を示す。ホブ１３は、それ自体一般的な構造を持ち、ホブパネル１４、及びその真下にハウジング１５を持ち、そこにはホブの機能的ユニットが配置されている。これらは、操作装置２０に接続されるホブ制御装置１７である。操作装置２０は、それが実際にはホブパネル１４の真下に配置されるべきだとしてもホブパネル１４上に示されている。操作装置２０は、知られているように、操作要素及びディスプレイを持つ。ホブ制御装置１７はまた、携帯電話２５と通信する目的のために無線モジュール１８に接続されている。無線モジュール１８は、携帯電話によって使用される無線規格、例えばＷＬＡＮ，Ｚｉｇｂｅｅ，Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、又はＢＬＥを使用して操作することができる。実際に必要とされるか又は通常望ましい距離又は範囲に対して全ての３つが満足する。あるいは、もし別の外部制御装置が携帯電話の代わりに使用されるなら、別の無線規格が使用されることができる。無線モジュールは、ハウジング１５内のホブパネル１４の下に配置されることができ、ある条件下ではできるだけ干渉のない無線送信のためにホブパネル１４の下側に直接配置されることができる。もし本発明による調理器具がオーブンであるなら、そこで有利に使用されるスピットが、ケーブルによって、温度プローブを有する外部制御装置としてのオーブン制御装置に接続されることができる。なぜならオーブンマッフルから無線通信することは難しいからである。オーブン制御装置へのケーブル接続は、そのとき、制御のための通信モジュールとしての無線モジュール１８、特にオーブンマッフルの内壁のコンセントに相当するだろう。

ホブ１３はまた、ホブパネル１４の下側に適用されるハウジング内に加熱装置２２を有する。これらは、ここでは誘導加熱コイル２２であることが有利であるが、輻射加熱装置及びガス又はそれらの混合形態を含むいかなるタイプの加熱装置であることもできる。誘導加熱コイル２２は、個々に又は調理領域のように一群で、かつ共通の出力レベル又は出力密度で操作されることができ、その場合においてそれらは、そのとき本発明の理解のためにまさに単一の加熱装置のように操作することができる。

中央の誘導加熱コイル２２の上に置かれているのは、調理容器３０であり、それは、蓋３１を有し、煮る工程のための水３２を含む。なぜなら、ここでは、操作者は、例えば麺を煮たいと思っているからである。温度プローブ３５は、例えば蓋３１上に磁気的に配置されるか又はクランプされている。温度プローブ３５は、蓋の温度を決定し、それから水３２の温度が、例えば蓋３１に対して弾性的に押されかつ直接接触を持つセンサー要素によって決定されることができる。調理容器３０の側部の下方右の点線を使用して示された部分は、代替的な取り付け点として使用されることができ、それは、水３２の温度が調理容器３０の壁を通して比較的直接的な方法でここで決定されることができるという利点を有する。蓋３１の上ほど良くないにしても無線接続のための良好な放射自由度もここに与えられる。さらに別の代替例として、温度プローブ３５はまた、例えば短かいケーブルの前面に配置される突出温度センサーを持つことができる。この突出可撓性温度センサーは、そのとき上から調理容器３０中に突出し、歪からの最大自由度で水の温度を直接測定するために水３２中に吊り下げられることができる。温度プローブ３５はまた、分散された良好な測定のために一般に複数の温度センサーを持つことができる。調理容器の内側にある温度センサーもまた、同様に考えられる。これは、特に平鍋でフライする工程の場合に考えられる。

温度プローブ３５は、無線接続を持つか、又はかかる接続のために設計され、一体化された無線モジュール（図示せず）を持ち、そこでは無線規格は、無線モジュール１８のそれに相当する。エネルギーは、組み込まれた充電可能な電池によって供給されることが有利であり、その電池は、交換可能であるか、又は無線又はケーブルに基づく充電のために設計されることができる。極めて一般な方法では、熱電発電機、光電池モジュール又は誘導コイルが同様に与えられ、エネルギーの供給を確実にする。温度プローブ３５は、正確に少なくとも一つの温度センサー（図示せず）を持ち、調理容器又は蓋３１と接触することが有利である。温度プローブ３５は、温度情報を含む信号を無線接続によって携帯電話２５に送信する。これは、それ自体容易に考えられるように、予め規定可能な時間間隔で、又は温度値の十分に大きな変化を与える事象ベースの方法で実施されることができる。携帯電話２５は、そのとき、上述のように、例えば麺を煮るために温度情報を有する自動プログラムを実施する。この自動プログラムは、携帯電話２５のアプリで実施することができ、それはまた、操作者の入力を可能にする。これらの操作者の入力は、例えば主な問題として麺を煮ることから異なっていてもよい。麺を煮る時間、例えば１０分は、そのときサブトピックとして入力することができる。あるいは、これはまた、文字認識による携帯電話２５のカメラによって、又はＱＲコード（登録商標）などによって容易に判読可能な製造情報として取得されることもできる。情報又は仕様は、操作要素２７を使用してそれ自体公知の方法で携帯電話に入力されることができる。情報は、ディスプレイ２８上で操作者に表示されることができる。もし携帯電話２５がスマートフォン又はタブレットコンピューターであるなら、それは、操作要素とディスプレイを組み合わせる公知のタッチスクリーンを有してもよい。

この自動プログラムが開始された後、温度プローブ３５は、水３２の温度を取得するために使用されることができる。自動プログラムは、最初に無線モジュール１８を介して調理器具制御装置１７に制御コマンドを送信し、その制御コマンドは、誘導加熱コイル２２のための出力仕様として調理器具制御装置１７によって実施される。水を素早く煮沸するために、出力仕様は、通常、水３２が素早く煮沸するように極めて高いだろう。もし温度プローブ３５が、水３２の沸点に達したことを検出したなら、それは、自動プログラムによって調理器具制御装置１７にこの情報を与える。調理器具制御装置は、そのとき、操作者又は携帯電話２５自体のために信号を発生する。操作者は、そのとき、麺を沸騰水中に入れることができる。温度プローブ３５は、かなりの温度低下に基づいて、これを検出するか、又は操作者がそれを携帯電話２５に入力する。自動プログラムは、そのとき、一般に温度情報に基づいて１分後に出力仕様を低下することによって、水３２の温度をちょうど１００℃より下に調整する。調理工程の終わりに、出力は、最も良好には完全にスイッチオフされ、信号が操作者に再び発される。

前の例では、携帯電話２５は、自動プログラムがそれの上で実行されるので、自動制御装置として操作する。しかしながら、もし操作者が携帯電話２５及び外部制御装置に明確で直接的な操作コマンドを入力することができ、その操作コマンドが制御コマンドとして調理器具制御装置１７に渡されることができるなら、容易に考えられる方法で手動制御装置として操作することもできる。これは、例えば直接的な出力仕様であり、例えば出力レベルでの仕様であるだろう。原則として、かかる直接的な出力仕様は、操作装置２０でのそのような入力に対応する。それゆえ、携帯電話２５は、自動制御装置として及び手動制御装置としての両方で操作されることができ、そのとき、調理器具制御装置１７のための制御装置であることができる。本発明による分類のないホブは、公知の欠点のためにこの差に気付かないだろう。

純粋に自動制御の装置での別の可能性は、図２に示されている。図１からのホブ１１の上に置かれているのは、ここでは再び図１からの調理容器３１であり、その蓋３１の上に温度制御装置１２５が上の温度プローブ３５と同様の方法で置かれている。温度制御装置１２５は、少なくとも一つの温度センサー１３５及び前述のような無線モジュールを含むが、さらに温度制御器１２６も含む。この温度制御器１２６は、少なくとも一つの自動プログラム、及び有利には操作要素とディスプレイ又はタッチスクリーンによる入力可能性を有するマイクロコントローラーを含む。図１の携帯電話２５について前述したように、自動プログラムが選択され、次いで実施されることができる。温度制御装置１２５は、調理器具制御装置に無線モジュール１８を介してこの目的のために要求される制御コマンドを与え、温度を制御する目的のために加熱装置を応じて制御する。図１と比較すると、介在される携帯電話２５が省略され、この目的のために温度プローブと組み合わされる。温度制御装置１２５は、自動制御装置として有利にかつ通常のように操作し、いかなる場合にも自動制御装置としてのみ実際に操作するだろう。完全に独立した操作は、この場合において操作者に提案されるが、操作者は、そのとき、自動プログラムの実行時に移動することができるので、高い安全条件がここに適用される。

本発明は、この点で重要な役割を果たす。これに関して、図３の図もまた、説明される。もし外部制御装置が初めて調理器具制御装置で登録するなら、それは、一方で自動制御装置として、又は他方で手動制御装置として区別又は分類されなければならない。この目的のため、それは、外部制御装置が実際にどのタイプの装置でありうるか又はこの場合にはどのタイプの装置であるかに関する情報を含む特定の信号を最初に送信することができる。もしそれが自動制御装置として分類されるなら、追加の情報が、上述のように、進行中の操作中に、例えば煮る工程又は焼く工程のような工程のタイプに関して、又は温度制御のための予め規定された設定温度に関して要求されることができる。もしこの追加情報が利用可能であるなら、この情報の、又は単に調理器具の操作状態のみの、又は外部制御装置の連続的なキープアライブ（ｋｅｅｐ−ａｌｉｖｅ）問い合わせが実施されることができる。それゆえ、無線接続がなお存在し、外部自動制御装置がなお適切に操作するかどうかがチェックされる。一方、加熱装置の操作が継続される。しかしながら、もしキープアライブ問い合わせが、ホブに関する無線接続又は通信が中断されているか、又は工程関連の追加情報がもはや適切に到着しないなら、前に制御された加熱装置が安全対策としてスイッチオフされる。

もし外部制御装置が、追加情報が利用可能でなかったとしても自動制御装置として登録するなら、必要な安全基準及び必要な注意は、外部自動制御装置をプログラムするときに適用されていなかったことが想定されることができる。この場合において、追加の安全対策がとられ、例えばエネルギーの放出が制限されるか、又は最大温度が制限される。これらの安全対策は、ここでさらに議論されることを意図されないが、むしろ２０１７年１１月２２日の出願日を持つ同じ出願人によるＤＥ１０２０１７２２０８１４．７を参照されたい。もしホブとの通信が中断されるか、又は不適切もしくは極めて大きく変化する制御コマンドによる信じがたい制御装置の挙動の場合には、加熱装置がスイッチオフされるが、これらの事象がない場合には前のように操作されることを継続する。これは、連続的にチェックされる。

もし外部制御装置が手動制御装置として分類されるなら、それは、最初の場合と同様に加熱装置の出力を調整することができる。しかしながら、操作特徴は、連続的にチェックされる。もし状況が通常の操作特徴のように前の通りのままであるなら、即ち制御コマンドがあまりしばしばではなく、あまり規則的でもなく、正確に繰り返される時間間隔で変化するなら、加熱装置は、前の通りに、又は外部制御装置からの最後の有効な制御コマンドに従って操作されることを継続する。これは、たとえ通信が中断されたとしても適用される。なぜなら、手動制御装置の場合には、操作者がなお存在するか、又は少なくとももっともらしい制御コマンドを与え、外部制御装置とホブの間の通信のみが中断されることが想定されるからである。それゆえ、通信中断は、加熱装置をスイッチオフする理由にはならない。もし操作者の入力が例えば極めて大きく変化するか又は極めてしばしば常軌を逸する（それは、制御コマンドに基づいてチェックされる）ために信じがたくなるなら、加熱装置はまた、スイッチオフされる。

もし上で詳細に説明された操作特徴の連続チェックが、手動制御装置のような分類がもはや適用されないか又は決して適用されないなら、外部制御装置は、自動制御装置として再分類される。そのとき、上で説明したような追加の安全手段がまた、とられる。この場合において、調理器具制御装置は、外部制御装置が手動制御装置として既に不正確に登録されていたが実際には自動制御装置であることを推測する。あるいは、操作は、あたかも自動制御装置としての分類が最初から存在し、正確であるかのような状態に変わることができる。この場合において、追加の情報は、再び要求されることができ、又は追加の安全手段は、直接とられることができる。

それゆえ、携帯電話２５は、操作者が携帯電話に何を入力するか、及び操作者によって望まれる又は計画される操作に依存して手動制御装置として又は自動制御装置として最初に分類されることができる。変化は、ホブ１１の操作時に続いて生じることができる。

温度制御装置１２５は、一般に自動制御装置としてのみ操作することができる。分類における変化は、実際にはほとんど考えることができないか、又はここでは役立たない。それゆえ、本発明は、主に、携帯電話２５又は別の外部制御装置に関係するようなもののような状況を含み、それらはともに、外部制御装置のタイプであるか、又は両方の方法で操作されることができる。手動制御装置として不正確に登録されるが、一体化された制御アルゴリズムの結果として追加の安全性アルゴリズムに背かない外部自動制御装置での操作はまた、同様に実施されることができる。本発明は、外部制御装置を、特に操作の予想できない方法で、適切に操作する外部制御装置によって操作者に対して与えられることができる操作快適性や追加の利益を失わずに調理器具に接続するときの安全性を大きく高めることを可能にする。

Claims (25)

1. 外部制御装置を使用して調理器具を制御するための方法であって、
   − 調理器具が、少なくとも一つの加熱装置及び内部調理器具制御装置を持ち、
   − 外部制御装置が、調理器具の外側に配置され、
   − 外部制御装置が、少なくとも加熱装置を制御するための制御コマンドを調理器具制御装置に与え、
   − 外部制御装置が、自動制御装置として又は手動制御装置として調理器具制御装置によって分類され、
   − 外部制御装置の分類に従って、外部制御装置からの制御コマンドが、調理器具制御装置によって実施され、
   − 外部制御装置の分類がまだ適用されるかどうかを決定するために調理器具の操作時に連続的に又は間を置いてチェックが実施される、
   方法。
2. 調理器具制御装置による分類前に、外部制御装置が、分類情報の項目を調理器具制御装置に送信し、その情報が、自動制御装置として又は手動制御装置として外部制御装置を識別する、請求項１に記載の方法。
3. 調理器具制御装置がまた、制御コマンドのタイプ、制御コマンドの頻度、制御コマンドの連続性又は一貫性の群から分類のための基準としてさらなる情報を使用する、請求項２に記載の方法。
4. もしチェックが、前の分類がまだ適用されることを明らかにするなら、外部制御装置によって制御される調理器具の操作及び調理器具の加熱装置の操作が、前の通りに継続される、請求項１に記載の方法。
5. 加熱装置での出力発生を変化するための制御コマンドが、調理器具制御装置による変化なしで許容されかつ実施される、請求項４に記載の方法。
6. もしチェックが、前の分類がもはや適用されないことを明らかにするなら、前の分類のための基準がもはや満足されないときだけでなく、新しい分類のための基準が明白に満足されるときにも再分類が実施される、請求項１に記載の方法。
7. もしチェックが、前の分類がもはや適用されないことを明らかにするなら、調理器具が安全モードに切り替えられる、請求項１に記載の方法。
8. もしチェックが、前の分類が手動制御装置から自動制御装置への変化でもはや適用されないことを明らかにするなら、調理器具が安全モードに切り替えられる、請求項７に記載の方法。
9. 外部制御装置によって現在操作されかつ制御される加熱装置の出力が、その最大出力の最大２０％に減少される、請求項７に記載の方法。
10. もし外部制御装置が自動制御装置として分類されるなら、調理器具制御装置が、外部制御装置による温度制御のタイプを決定しかつチェックするために追加の情報を要求する、請求項１に記載の方法。
11. 調理器具の加熱装置の操作が煮る工程又は焼く工程であるかどうか、及び温度制御のために希望設定温度が何度であるかがが問い合わされる、請求項１０に記載の方法。
12. 温度情報の項目のような追加の情報が、加熱装置の上の温度プローブと、又は加熱装置の進行している操作時の加熱装置のための温度プローブと比較される、請求項１０に記載の方法。
13. 外部制御装置が、後で接続されることができかつ電波通路によって調理器具制御装置に接続されるユーザーインターフェースであり、外部制御装置が、遠隔制御として温度センサーを持ち、かつそれ自身調理道具に配置されるか、又は調理道具に一体化され、外部制御装置が、調理道具の温度を制御し、この目的のため、調理器具制御装置に対してこの調理道具の加熱装置のための出力制御を特定する、請求項１に記載の方法。
14. 外部制御装置が、スマートフォン又はタブレットコンピューターのような携帯端末であり、携帯端末が、制御コマンドによって加熱装置のための加熱出力を特定する目的のために直接的にまたはそれを実行するアプリを介して温度を制御する、請求項１に記載の方法。
15. 外部制御装置が、電波通路を使用して温度センサーに無線接続され、温度センサーが、調理道具に配置されているか、又は調理道具に一体化されている、請求項１に記載の方法。
16. もし外部制御装置が手動制御装置として分類され、これが各チェックの後になお適用されるなら、外部制御装置によって与えられる制御コマンドに対する制限又は変化がなされない、請求項１に記載の方法。
17. 調理器具の操作又は加熱装置の操作が、元の分類がなお適用される限り、前の通りに継続される、請求項１に記載の方法。
18. 分類がなお適用されているがどうかを決定するために間を置いて実施されるチェック又は連続チェックの時に、加熱装置で加熱される調理道具の温度値が問い合わされ、調理器具制御装置が、この温度が調理道具のための加熱装置に前に与えられた加熱エネルギーに対応するかどうかをチェックする、請求項１に記載の方法。
19. 分類がなお適用されるかどうかを決定するためのチェック時に、加熱装置のための出力調整の頻度が捕捉され、もし出力が１分あたり３回より多く変化されるなら、分類が、手動制御装置から自動制御装置に変化される、請求項１に記載の方法。
20. 分類がなお適用されるかどうかを決定するためのチェック時に、出力が不規則な時間間隔で又は規則的な時間間隔で又は特定の時間単位の整数倍で外部制御装置によって調整されるかが捕捉される、請求項１に記載の方法。
21. 外部自動制御装置が、第一の場合には手動制御装置として分類され、第二の場合には自動制御装置として分類される、請求項２０に記載の方法。
22. もし自動制御装置として分類されるなら、外部制御装置によって現在操作される加熱装置の出力が、たとえ外部制御装置との通信が途絶えたとしてもその最大出力の最大２０％に減少される、請求項１に記載の方法。
23. もし手動制御装置として分類されるなら、外部制御装置によって現在操作される加熱装置が、たとえ外部制御装置との通信が途絶えたとしても変化なしで操作されることを継続する、請求項１に記載の方法。
24. 少なくとも一つの加熱装置及び内部調理器具制御装置を持つ調理器具であって、調理器具制御装置が、請求項１に記載の方法を実施するように設計されている、調理器具。
25. 外部制御装置及び請求項２４に記載の調理器具を持つシステムであって、外部制御装置が、調理器具の外側に配置されるように設計され、かつ少なくとも加熱装置を制御するための調理器具制御コマンドを調理器具制御装置に与えるように設計されている、システム。

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