JP2018198739A - マットレス加熱器及びマットレス加熱方法 - Google Patents

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【課題】マットレスを表面から確実かつ効率的に加熱して、ダニやトコジラミ(南京虫)等の害虫を死滅或いは弱体化することができ、作業者の負担を軽減できるマットレス加熱器及びマットレス加熱方法を提供する。【解決手段】中央に上下に貫通する装着穴18が形成された枠体11と、装着穴18に保持状態又は固定状態で装着された温風ヒーター12と、枠体11の下部に設けられて温風ヒーター12とマットレスとの隙間を確保する複数の車輪28と、装着穴18の上部に設けられて温風ヒーター12を覆う上蓋24と、基部が枠体11の一部に取付けられた柄25とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、主にベッドの上や敷布団の下に敷いて使用されるマットレスを加熱するためのマットレス加熱器及びマットレス加熱方法に関する。
従来、敷布団、掛け布団、毛布等の寝具に対し、安眠を妨げ、アレルギー発症の原因になるダニや埃等のハウスダストを除去するために、定期的に日光に当てる布団干しやクリーニング等が行われている。
しかし、布団干しは面倒な作業であり、中でも布団運びには労力を要するため、高齢者になればなるほど、その作業頻度が低下し、布団の衛生状態が悪化し易い。
そこで、例えば、特許文献1には、布団を屋外に運び出すことなく、室内において水平部材に布団をかけて、水平部材から前後に垂れ下がった布団の中央に配置された熱風発生機の熱風発生口及び布団をカバー部材で覆い、中折りされた状態の布団の内面側に熱風を吹き付けて、布団中の害虫を布団の外面側へ移動させた後、布団の外面側を上にして布団を床面上に敷き、布団中の害虫を布団の外面側から吸引して除去する布団のクリーニング方法が記載されている。
また、近年では、布団を敷いたままハウスダストを吸引除去する各種布団クリーナーが提案されている。例えば、特許文献2には、電動送風機により加温され掃除機本体から排出される排気風によって、布団の広範囲の領域中の害虫を弱体化し、吸引、除去するハンディ型の電気掃除機が記載されている。
特開2007−135703号公報 特開2016−67729号公報
しかしながら、特許文献1のクリーニング方法では、カバー部材の内部で熱を下から放出して布団を炙るような加熱方法を用いているため、ベッド等で使用される厚手で変形し難いマットレスには対応できないという問題があった。
一方、特許文献2のようなハンディ型の電気掃除機は、掃除機本体の前端部から後方へ向かってU字状に屈曲した操作ハンドルが一体的に設けられており、使用者が操作ハンドルを手で握り、前後に動かして使用するため、床等に敷いたままの布団やベッド上のマットレスにも対応することができる。しかし、使用者の手の届く範囲が限られるため、布団やマットレスの設置高さに応じて、四つん這いのような姿勢か、上半身を折り曲げるような姿勢で腕を伸ばして、作業を行わなければならず、作業効率が悪いという問題があった。特に、布団やマットレスの隅々まで掃除するためには、作業者が布団やマットレスの周りを移動しながら、不安定な姿勢で作業を行わなければならず、作業時間も長期化して、作業者の負担も増大し易いという問題もあった。また、特許文献2の電気掃除機は、集塵装置から排出された空気を電動送風機で吸引し、電動送風機の排気によってマットレス等の対象物を加温しており、加熱器を用いることなく、電動送風機の発熱のみを利用している。したがって、加熱温度が低く、また加熱斑も発生し易くなり、加熱の効率性に欠けるため、ダニ等の害虫を十分に弱体化或いは死滅させることが困難であるという問題があった。さらに、特許文献2の電気掃除機は、対象物の加熱だけでなく、叩き機構によって対象物を叩打し、ダニ等の害虫を対象物から遊離して、塵埃とともに、吸引、除去するものである。このため、構造が複雑で、量産性、メンテナンス性に欠けると共に、重量も増え、持ち運びに適さず、取り扱い性に欠けるという問題もあった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、マットレスを表面から確実かつ効率的に加熱して、ダニやトコジラミ(南京虫)等の害虫を死滅或いは弱体化することができ、作業者の負担を軽減できるマットレス加熱器及びマットレス加熱方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係るマットレス加熱器は、マットレスの上を移動して該マットレスを温風で加熱するマットレス加熱器であって、
中央に上下に貫通する装着穴(貫通孔及び非貫通孔を含む)が形成された枠体と、前記装着穴に保持状態又は固定状態で装着された温風ヒーターと、前記枠体の下部に設けられて前記温風ヒーターと前記マットレスとの隙間を確保する複数の車輪と、前記装着穴の上部に設けられて前記温風ヒーターを覆う上蓋と、基部が前記枠体の一部に取付けられた柄とを有する。
第1の発明に係るマットレス加熱器において、前記柄には、該柄の下端部に設けられ前記温風ヒーターの給電プラグが挿抜自在に接続される差込口と、前記柄の内部で前記差込口と電気的に接続され前記柄の上端側から取り出された電源ケーブルと、前記柄の長手方向の途中に設けられ前記温風ヒーターへの給電の開始と停止を切り替える電源スイッチとが設けられていることが好ましい。
第1の発明に係るマットレス加熱器において、前記温風ヒーターは、加熱源と、該加熱源に向けて送風するファンと、前記加熱源と前記ファンとを支持し、少なくとも下部が網状となったカバーとを備えることが好ましい。
第1の発明に係るマットレス加熱器において、前記温風ヒーターは、前記加熱源の温度が予め設定した上限温度に達した時に前記加熱源への給電を停止する安全装置を備えることが好ましい。
第1の発明に係るマットレス加熱器において、前記枠体の下部外周に該枠体と前記マットレスとの隙間を覆うカバー部材を備えることが好ましい。
前記目的に沿う第2の発明に係るマットレス加熱方法は、中央から吸気しその外側から熱風を排気する温風ヒーターを用い、マットレスの上を一定の隙間を有して、前記温風ヒーターを移動させ、前記マットレスにいる害虫を加熱弱体化又は死滅させる。
第2の発明に係るマットレス加熱方法において、前記温風ヒーターは複数の車輪が取付けられた枠体に装着されて、該温風ヒーターと前記マットレスとの隙間を確保していることが好ましい。
第1の発明に係るマットレス加熱器は、楽な姿勢でマットレスの表面を隅々まで確実に加熱して、ダニ等の害虫を十分に弱体化或いは死滅させることができ、作業者の負担を軽減することができる。また、加熱によってマットレスの繊維をほぐすことができるので、後から掃除機等で吸引することにより、害虫の死骸等を含むハウスダストを確実かつ効率的に除去することを可能とする。この結果、マットレスを清潔に保つことができ、睡眠時のハウスダストの吸引によるアレルギーの発生を予防し、睡眠の改善を図ると共に、マットレスの耐用年数も向上させることができる。さらに、装置が軽量で、容易に持ち運ぶことができ、取り扱い性に優れ、動作不良が発生した場合には、温風ヒーターのみを簡単に交換することができ、メンテナンス性にも優れる。
また、温風ヒーターの給電プラグが接続される差込口を柄の下端部に設け、柄の上端側から電源ケーブルを取り出して、柄の長手方向の途中に電源スイッチを設けた場合、作業時に電源ケーブルが車輪等に絡まることを防止でき、また、手元で電源スイッチを操作して温風ヒーターへの給電の開始と停止を簡単に切り替えることができ、操作性に優れる。
さらに、温風ヒーターが、加熱源と、加熱源に向けて送風するファンと、加熱源及びファンを支持し、少なくとも下部が網状となったカバーを有する場合、加熱源とファンを一体に取り扱うことができ、組立、分解が容易で、着脱作業性にも優れる。
また、加熱源の温度が予め設定した上限温度に達した時に、加熱源への給電を停止する安全装置を温風ヒーターに設けた場合、マットレスの過熱を防いで、焦げ等の発生を確実に防止することができ、安全性を向上させることができる。
なお、枠体の下部外周に、枠体とマットレスとの隙間を覆うカバー部材を設けた場合、枠体の下部と周囲を遮断し、温風ヒーターから吹き出す熱風を周囲に逃すことなく、マットレスの表面を効率的に加熱することができる。
第2の発明に係るマットレス加熱方法は、中央から吸気しその外側から熱風を排気する温風ヒーターを用い、マットレスの上を一定の隙間を有して、温風ヒーターを移動させ、マットレスにいる害虫を加熱弱体化又は死滅させることができるので、マットレスを清潔に保ち、アレルギーの発生を予防して、睡眠の改善を図ることができる。
また、温風ヒーターが複数の車輪を有する枠体に装着され、温風ヒーターとマットレスとの隙間が確保された場合、空気を循環させて確実かつ効率的にマットレスを加熱することができる。
本発明の一実施の形態に係るマットレス加熱器の部分断面正面図である。 同マットレス加熱器の枠体の平面図である。 同マットレス加熱器の枠体の上蓋を開けた状態の平面図である。 図3のA−A矢視断面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
以下、図1〜図4を参照して、本発明の一実施の形態に係るマットレス加熱器10について説明する。
このマットレス加熱器10は、主にベッドの上や敷布団の下に敷いて使用されるマットレスの上を移動してマットレスを温風で加熱するものである。
マットレス加熱器10は、図1〜図4に示すように、枠体11の中に温風ヒーター12が収容された構造となっている。温風ヒーター12は、図1、図3に示すように、枠体11の中央部に配置されるファン13と、その下方に配置されるU字形の加熱源14を有している。また、ファン13と加熱源14は、上方が天板15で覆われ、外周及び下部が網状に形成されたカバー16で支持されている。このようにファン13と加熱源14が一体化された温風ヒーター12は、枠体11への着脱を容易に行うことができる。なお、加熱源14は、適宜、選択することができるが、石英管ヒーターやハロゲンヒーター等が好適に用いられる。本実施の形態では、U字形の加熱源14を使用したが、その形状はこれに限定されるものではなく、例えば二本のヒーターを平行に配置してもよい。
また、図1、図3、図4に示すように、枠体11の中央には上下に貫通する装着穴18が形成されており、装着穴18には保持状態で温風ヒーター12が装着されている。これにより、ファン13によって、装着穴18の中央から吸気し、加熱源14に向けて送風し、加熱源14で加熱した空気(熱風)を外側から下方に向かって排気して、マットレスの表面に吹き付け、マットレスを効率的に加熱することができる。
次に、図3、図4に示すように、平面視して矩形状の枠体11の各内壁面19には、温風ヒーター12のカバー16の外周面20に当接する板バネ状のヒーター保持部21が2つずつ設けられている。これにより、温風ヒーター12を枠体11内の所定位置に保持することができ、作業中の温風ヒーター12の位置ずれや振動等を防止して、確実な加熱を行うことができる。このとき、ヒーター保持部21は温風ヒーター12を枠体11内に保持できればよく、その形状、数、配置等は適宜、選択することができる。なお、温風ヒーター12の外周部に設けた鍔を枠体11の内側で支持し、温風ヒーター12の下面側が枠体11の下方に突出するようにした場合、ヒーター保持部21を省略することもできる。
また、枠体11の装着穴18の上部には、図1〜図4に示すように、上蓋24が蝶番23によって開閉自在に取付けられて、装着穴18に装着された温風ヒーター12は上蓋24で覆われている。必要に応じて上蓋24を開き、枠体11を開放することができるので、温風ヒーター12の着脱が容易で、故障や寿命により十分な加熱ができなくなった時には、簡単に交換することができる。このとき、作業時に上蓋24が開かないように、図示しない磁石やフック等で固定することが好ましい。なお、上蓋24は開閉自在な構造であればよく、蝶番23を用いる代わりに、枠体11に螺子止めしてもよいし、枠体11にスライド自在に保持してもよい。
図1に示すように、枠体11の側部(使用時の後部)には、棒状やパイプ状の柄25の基部(下端部)が連結されており、柄25の上端側には作業者が手で握るための把手部26が形成されている。なお、柄25の下端部は軸支部27によって回動自在に保持されており、枠体11の底部の四隅には車輪28が設けられている。したがって、作業者が把手部26を手で握り、柄25を前後に動かすことにより、作業者と枠体11との距離に応じて枠体11と柄25のなす角度が変化する。この結果、作業者は楽な姿勢で掃除機を使用する場合と同様の操作で、枠体11をマットレス上でスムーズに前後動させて、マットレスを隅々まで加熱することができる。また、車輪28により、温風ヒーター12とマットレスとの隙間を確保することができ、その距離を略一定に保つことができるので、加熱斑を抑えてマットレスを効率的に加熱することができる。特に、温風ヒーター12からマットレスの表面までの距離を10cm以内に保つことにより、効率的に熱を伝達することができるので好ましい。ここで、温風ヒーター12は加熱源14の温度が予め設定した上限温度に達した時に、バイメタル式のサーモスタットや電子制御等により加熱源14への給電を停止する安全装置(図示せず)を内蔵することが好ましい。これにより、マットレスの過熱を防いで安全に作業を行うことができる。なお、温風ヒーター12による加熱温度は、55℃〜80℃、好ましくは65℃〜75℃である。例えば、トコジラミ(南京虫)は70℃前後に加熱することで死滅させることができる。
また、枠体11の下部外周に、枠体11とマットレスとの隙間を覆うカバー部材(図示せず)を取付ければ、枠体11の下部と周囲を遮断することができ、温風ヒーター12から吹き出す熱風を周囲に逃すことなく、マットレスの表面を効率的に加熱することができる。カバー部材としては、布やシート等が用いられ、その材質は、適宜、選択することができるが、耐熱性を有することが好ましい。
なお、図1〜図3に示すように、温風ヒーター12には給電コード30が接続されており、柄25の下端部には給電コード30の先端に設けられた給電プラグ31を接続するための差込口32が設けられている。また、図1に示すように、柄25の内部で差込口32と電気的に接続された電源ケーブル34が柄25の上端側から取り出されており、電源ケーブル34の先端には電源コンセントに接続するための電源プラグ33が設けられている。さらに、柄25の上端側の把手部26の近くには、温風ヒーター12への給電の開始と停止を切り替える電源スイッチ35が設けられている。したがって、マットレス加熱器10を使用する際には、給電プラグ31を差込口32に差込み、電源プラグ33を屋内の電源コンセントに接続して電源スイッチ35を入れることにより、温風ヒーター12に給電することができる。このとき、上蓋24に切欠き部36が形成されているので、枠体11から容易に給電コード30を取り出し、給電プラグ31を差込口32に接続することができる。また、このように柄25の下端部に給電プラグ31の差込口32が設けられているので、給電プラグ31を差込口32から引き抜き、上蓋24を開けば、温風ヒーター12を枠体11から簡単に取り出すことができる。さらに、電源ケーブル34が柄25の上端側から取り出されており、枠体11の周囲にはケーブル類が露出していないので、車輪28等にケーブル類が引っ掛かることがなく、スムーズに枠体11を移動させて効率的に作業を行うことができる。また、電源スイッチ35が把手部26の近くに設けられていることで操作性に優れるが、電源スイッチ35の位置は適宜、選択することができ、柄25の長手方向の途中に設けてもよいし、把手部26に設けてもよい。
続いて、本発明の一実施の形態に係るマットレス加熱器10を用いたマットレス加熱方法について説明する。
本実施の形態に係るマットレス加熱方法は、主にベッドの上や敷布団の下に敷いて使用されるマットレスをそのままの状態で加熱し、マットレスにいる害虫を加熱弱体化又は死滅させるものである。
作業者は温風ヒーター12が収容された枠体11をマットレスの上に置き、電源プラグ33を屋内の電源コンセントに接続して電源スイッチ35を入れる。温風ヒーター12に給電されることによりファン13が回転し、装着穴18の中央から吸気される。そして、加熱源14で加熱された空気(熱風)はファン13によって外側から下方に向かって排気され、マットレスの表面に吹き付けられる。枠体11の下部には車輪28が設けられているので、作業者が把手部26を手で握り、柄25を前後に動かすことにより、枠体11をマットレス上でスムーズに移動させることができる。また、このとき、車輪28によって温風ヒーター12とマットレスとの隙間が確保されているので、空気を循環させて確実かつ効率的にマットレスを加熱することができる。特に、掃除機をかける場合よりも、遅い速度でゆっくりと枠体11を移動させることにより、マットレスに確実に熱を伝達して、加熱することができる。
以上により、マットレスにいる害虫を加熱弱体化又は死滅させると共に、マットレスの繊維をほぐすことができる。作業者は、後から掃除機等でマットレスの表面を吸引することにより、害虫の死骸等を含むハウスダストを確実かつ効率的に除去することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、上記実施の形態では、温風ヒーター12を板バネ状のヒーター保持部21によって枠体11の内部に保持したが、温風ヒーター12は枠体11に螺子止めで固定してもよい。また、温風ヒーター12のファン13は、加熱源14に向けて送風し、加熱源14で加熱された空気(熱風)を下方に向けて排出できるものであればよく、その形状は、適宜、選択することができる。例えば、ファン13としてプロペラファンを用いることもできる。なお、上記実施の形態では、装着穴18を角孔状に形成したが、装着穴18の形状は温風ヒーター12の外形形状に応じて選択することができ、温風ヒーター12の外形形状が円形の場合は装着穴18を丸孔状に形成すればよい。
また、上記実施の形態では、枠体11の底部の四隅に車輪28を設けたが、枠体11の前方の幅方向中央部に1つの前輪を設け、枠体11の後方の両外側部に後輪を設けてもよいし、方向転換を容易にするために前輪を自在車輪としてもよい。
なお、柄25の上端側から電源ケーブル34を取り出し、屋内の電源コンセントに接続して給電する代わりに、柄25の内部等に充電式のバッテリーを内蔵し、コードレスで使用できるようにしてもよい。また、柄を枠体11に対して着脱自在な構造とすることにより、必要に応じて分解して持ち運ぶこともできる。さらに、柄を伸縮自在な構造にすれば、作業者の体格に応じて柄の長さを調整することや、使用後に柄を縮めてコンパクトにして収納することもできる。
なお、このマットレス加熱器10は、マットレスに限らず、畳、絨毯、布団、毛布等の加熱にも用いることができ、これらの中にいる害虫を死滅或いは弱体化することができる。
10:マットレス加熱器、11:枠体、12:温風ヒーター、13:ファン、14:加熱源、15:天板、16:カバー、18:装着穴、19:内壁面、20:外周面、21:ヒーター保持部、23:蝶番、24:上蓋、25:柄、26:把手部、27:軸支部、28:車輪、30:給電コード、31:給電プラグ、32:差込口、33:電源プラグ、34:電源ケーブル、35:電源スイッチ、36:切欠き部

Claims (7)

  1. マットレスの上を移動して該マットレスを温風で加熱するマットレス加熱器であって、
    中央に上下に貫通する装着穴が形成された枠体と、前記装着穴に保持状態又は固定状態で装着された温風ヒーターと、前記枠体の下部に設けられて前記温風ヒーターと前記マットレスとの隙間を確保する複数の車輪と、前記装着穴の上部に設けられて前記温風ヒーターを覆う上蓋と、基部が前記枠体の一部に取付けられた柄とを有することを特徴とするマットレス加熱器。
  2. 請求項1記載のマットレス加熱器において、前記柄には、該柄の下端部に設けられ前記温風ヒーターの給電プラグが挿抜自在に接続される差込口と、前記柄の内部で前記差込口と電気的に接続され前記柄の上端側から取り出された電源ケーブルと、前記柄の長手方向の途中に設けられ前記温風ヒーターへの給電の開始と停止を切り替える電源スイッチとが設けられていることを特徴とするマットレス加熱器。
  3. 請求項1又は2記載のマットレス加熱器において、前記温風ヒーターは、加熱源と、該加熱源に向けて送風するファンと、前記加熱源と前記ファンとを支持し、少なくとも下部が網状となったカバーとを備えたことを特徴とするマットレス加熱器。
  4. 請求項3記載のマットレス加熱器において、前記温風ヒーターは、前記加熱源の温度が予め設定した上限温度に達した時に前記加熱源への給電を停止する安全装置を備えたことを特徴とするマットレス加熱器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のマットレス加熱器において、前記枠体の下部外周に該枠体と前記マットレスとの隙間を覆うカバー部材を備えたことを特徴とするマットレス加熱器。
  6. 中央から吸気しその外側から熱風を排気する温風ヒーターを用い、マットレスの上を一定の隙間を有して、前記温風ヒーターを移動させ、前記マットレスにいる害虫を加熱弱体化又は死滅させることを特徴とするマットレス加熱方法。
  7. 請求項6記載のマットレス加熱方法において、前記温風ヒーターは複数の車輪が取付けられた枠体に装着されて、該温風ヒーターと前記マットレスとの隙間を確保していることを特徴とするマットレス加熱方法。
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