JPH07250604A - アレルゲン不活化装置 - Google Patents

アレルゲン不活化装置

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JPH07250604A
JPH07250604A JP7918094A JP7918094A JPH07250604A JP H07250604 A JPH07250604 A JP H07250604A JP 7918094 A JP7918094 A JP 7918094A JP 7918094 A JP7918094 A JP 7918094A JP H07250604 A JPH07250604 A JP H07250604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature steam
steam
allergens
high temperature
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7918094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yasui
浩 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANOU KK
Original Assignee
SANOU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SANOU KK filed Critical SANOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は畳等に存在するダニ・花粉等アレ
ルゲンに対し温風又は高温蒸気を噴射する事により不活
化せしめるアレルゲン不活化装置に関するものである。 【構成】 ヒーター2を内蔵した高温蒸気発生室1に設
けられた蒸気噴射口6より高温蒸気が、底面板8に設け
られた蒸気排出溝7に沿って噴射され、筐体9に取り付
けられた電動吸込ファン14によって吸込まれた、空気
が高温蒸気発生室1によって加温され温風となって温風
排出溝4a、4bより床面に噴射される事を特徴とし、
ハンドル10を持って操作する事によりローラー11
a、11bが回転するアレルゲン不活化装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は畳等に存在するダニ・花
粉等アレルゲンに対し高温の温風又は蒸気を直接噴射す
る事によって不活化せしめるアレルゲン不活化装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、畳等に存在するダニ・花粉等のア
レルゲンは強力な吸引力を有する掃除機にて入念に物理
的に吸引除去したり、例えば畳の場合は取り外して高周
波消毒を行う方法や絨毯の場合は丸ごと洗浄、高温乾燥
を行う方法が行われている。しかしながら掃除機による
吸引除去方法は絨毯の繊維に強固にからまった微細なダ
ニの死骸、フン等を完全に除去する事は難しく、又畳を
はずしたり絨毯を丸ごと洗浄する方法は多大な労力と費
用を要すなどの問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はダニ、花粉等
に含まれるアレルゲンが分子量2〜3万の糖タンパクで
ある事に注目し加熱する事によってアレルゲンの不活化
を図ろうとするものである。しかしながら、化学繊維等
から成る絨毯は高温になると熱変形を起こし損傷してし
まう為必要十分なる加熱を行う為の温風と蒸気、更に副
射熱の影響を考慮した構造、機能を有する操作が簡便な
るアレルゲン不活化装置を供する事を課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は畳等の材質、特
に化学繊維等から成る絨毯に対しても熱変形等の損傷を
与えず畳等に存在するダニ・花粉等アレルゲンを加熱し
不活化させる為高温蒸気を噴射する事を主たる手段とし
ヒーター2を内蔵した金属製高温蒸気発生室1に給水タ
ンク12より水又は薬液が供給される給水口3と発生し
た高温蒸気が噴射される蒸気噴射口6を設け耐熱樹脂や
耐熱ゴム、セラミックから成る底面板8に設けられた蒸
気排出溝7に沿って畳等へ高温蒸気が噴射、排出される
様になっており、更に高温となる高温蒸気発生室1を冷
却すると共に加温され温風となる様電動吸込ファン14
を設けた筐体9が底面板8と密閉構造を成す様取り付け
られている。高温蒸気発生室1を冷却させ加温された温
風は、底面板8の温風排出溝4a、4bから排気され
る。筐体9にはハンドル10が取り付けられておりハン
ドル10を前後に作動させる事によって底面板8、又は
筐体9に設けられた回転自由なるローラー11a、11
bが回転し畳等へ連続して温風又は高温蒸気を噴射する
事が出来る。ローラーの回転方向に関係なく畳等への温
風又は蒸気噴射を行う為に好ましくは温風排気溝4a、
4bは2ヵ所設け蒸気排出口7をはさむ様に平行に設け
ると良い。
【0005】
【作用】上記構成により本発明であるアレルゲン不活化
装置を所定の速度で畳、絨毯上で移動させる事によって
畳等に存在するダニ・花粉等アレルゲンは温風によって
予備的な加温が成され、更に高温蒸気が噴射される事に
よって不活化される。噴射された蒸気に対しては更に温
風が噴射される事によって結露も軽減出来る。筐体9に
設けられた電動吸込ファン14によって高温蒸気発生室
1が冷却されるだけでなく、底面板8の過度な温度上昇
も軽減する事が出来、副射熱による特に化学繊維製絨毯
の熱変形等の損傷を防止する事ができる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。水又は薬液の入った給水タンクにより注水レバー1
3を操作する事により水又は薬液が高温蒸気発生室1に
供給される。高温蒸気発生室1は内蔵されたヒーター2
によって加熱されており、水又は薬液は気化し高温蒸気
となり蒸気噴射口より畳等へ噴射され、底面板8に設け
られた蒸気排出溝7に沿って排出される。
【0007】一方、筐体9に設けられた電動吸込ファン
14によって吸込まれた空気は、高温となる高温蒸気発
生室1を冷却し温風となって底面板8に設けられた温風
排出口4a、4bよりそれぞれ排出される。筐体9に設
けられたハンドル10を前後に操作する事によって筐体
9及び底面板8に設けられたローラー11a、11bが
それぞれ回転し、連続して床面へ温風又は高温蒸気を噴
射する事ができる。
【0008】温風が予め噴射され床面の畳等の予備的な
加温を行う事により過度に高温なる高温蒸気の噴射を必
要とせずダニ・花粉等アレルゲンを不活化せしめるのに
必要且つ十分な温度に加温が行える。更に噴射された蒸
気が冷却結露を予防する上で蒸気噴射後の温風噴射は有
効である。
【0009】本発明は床面材質が化学繊維製から成る絨
毯等の場合高温蒸気発生室1による熱副射が筐体9に設
けられた電動吸込ファン14による送風冷却が得られ熱
変形等の損傷を防止する事が出来る。
【0010】筐体9に設けられたローラー11aに、電
動モーター17及び減速歯車ボックス18を介し定速回
転を行う事により、畳上等を一定の速度で温風又は高温
蒸気を噴射する事が出来る。ローラー11aの回転方向
は筐体9に切換スイッチ22を設け電気的に制御しても
良いし、更に電動モータ17に供給する電流を可変抵抗
器20を有した電気回路基板21にて制御する事によっ
てローラー11aの回転速度を調整しても良い。
【0011】又、高温蒸気発生室1の周囲に冷却フィン
15を設ければ高温蒸気発生室1の冷却効果を高め電動
吸込ファン14によって吸込まれた空気の温度を更に高
める事が可能である。筐体9の材質は通常の樹脂による
成型品が一般的であるが、熱変形を防止し、筐体9内で
の空気の流れを整流し蒸気噴射口6の前後に設けられた
温風排出溝4a、4bに対しそれぞれほぼ同量の送風量
を与える為の耐熱樹脂又は耐熱ゴム、セラミックスから
成る送風ガイド16を高温蒸気発生室1の周囲に底面板
8と密閉構造を成す様に取り付ける事も可能である。
【0012】
【発明の効果】以上の様に本発明は畳等に存在するダニ
・花粉等アレルゲンを簡便な方法で加熱不活化させる事
が出来るのみならず過度の加熱を防ぐ事により特に化学
繊維製絨毯に対しても熱変形等の損傷を与えず日常の使
用に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の斜視図
【図2】 本発明の筐体部一部断面透視図
【図3】 本発明の他の実施例の筐体部一部断面透視図
【符号の説明】
1 高温蒸気発生室 2 ヒーター 3 給水口 4a 温風噴射口 4b 温風噴射口 5 取付ステー 6 蒸気噴射口 7 蒸気排出溝 8 底面板 9 筐体 10 ハンドル 11a ローラー 11b ローラー 12 給水タンク 13 注水レバー 14 電動吸込ファン 15 冷却用フィン 16 送風ガイド 17 電動モータ 18 減速歯車ボックス 19 電気回路基板 20 可変抵抗器 21 電源コード 22 切換スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畳・絨毯・板床及び毛布等のベッド用具
    類(以下「畳等」と言う)に存在するダニの死骸やフン
    に含まれるダニアレルゲンや杉・ブタクサ等の花粉アレ
    ルゲン(以下「ダニ・花粉等アレルゲン」と言う)に対
    し高温の温風又は蒸気を噴射する装置において、独立し
    た1箇所以上の蒸気噴射口6を有する。噴射された温風
    及び蒸気が排出される為の排出溝4a、4b、7が設け
    られた底面板8と電動吸込ファン14及び給水タンク1
    2より水又は薬液が供給される事により高温蒸気を発生
    させる為のヒーター2を内蔵した金属製高温蒸気発生室
    1が設けられた筐体9が密閉構造を成す様に取り付けら
    れている。筐体9に設けられたハンドル10を持って畳
    上等を移動させ得る回転自由なるローラー11a、11
    bが筐体9又は底面板8に取り付けられた構造と機能を
    特徴とするアレルゲン不活化装置。
  2. 【請求項2】 電動モーター17に減速歯車ボックス1
    8を介してローラー11aを回転させ筐体9の移動を行
    う請求項1のアレルゲン不活化装置。
  3. 【請求項3】 高温蒸気発生室1の周囲に冷却用フィン
    15が設けられ更に該高温蒸気発生室1を覆う様に取り
    付けられた送風ガイド16が底面板8と密閉構造を成す
    事を特徴とする請求項1のアレルゲン不活化装置。
JP7918094A 1994-03-11 1994-03-11 アレルゲン不活化装置 Pending JPH07250604A (ja)

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JP7918094A JPH07250604A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 アレルゲン不活化装置

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JPH07250604A true JPH07250604A (ja) 1995-10-03

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JP7918094A Pending JPH07250604A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 アレルゲン不活化装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0928770A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Sanyo Electric Co Ltd 電気機器
JP2010065093A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Duskin Co Ltd 被処理物アレルゲン活性の加熱低減化方法
JP2018198739A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 一夫 立石 マットレス加熱器及びマットレス加熱方法
JP2022519961A (ja) * 2019-09-09 2022-03-28 ドリーミー テクノロジー(スージョウ)カンパニーリミテッド ダニ除去器の導流構造およびダニ除去器

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JP2018198739A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 一夫 立石 マットレス加熱器及びマットレス加熱方法
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