JP3204000B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

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JP3204000B2
JP3204000B2 JP28191094A JP28191094A JP3204000B2 JP 3204000 B2 JP3204000 B2 JP 3204000B2 JP 28191094 A JP28191094 A JP 28191094A JP 28191094 A JP28191094 A JP 28191094A JP 3204000 B2 JP3204000 B2 JP 3204000B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は洗浄後の濡れた手を高
速の空気流の運動エネルギにより払拭する手乾燥装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】手を衛生的な状態に保全するには手の洗
浄とともに、洗浄後の乾燥処置も衛生的に行なわれる必
要があり、そのために洗浄等により濡れた手を直接的に
乾燥させる、例えば特開平2ー23918号公報に開示
されているような手乾燥装置が採用されている。
【0003】上記公報に示されている従来の手乾燥装置
は、図5に示すように誘導電動機101により回転する
送風手段102に電気ヒータ103による加熱手段を設
けて構成されている。送風手段102はシロッコタイプ
の羽根の回転により、手乾燥部に吹き出す空気流を形成
し、電気ヒータ103は送風手段102で形成される空
気流を加熱し、手乾燥部に吹き出す空気流を熱風とす
る。
【0004】上記構成の手乾燥装置では、熱風の吹き出
している手乾燥部に濡れた手をかざすことにより手を衛
生的に乾燥させることができる。即ち、熱風に当たった
手の水分は熱により蒸発し、風で吹き飛ばされて織布等
で払拭することなく手から除去されることになる。
【0005】このような手乾燥装置においては、熱エネ
ルギにより水分を蒸発させるため、乾燥処理にけっこう
時間がかかり、使用にあたり煩わしさが伴う。そこで、
高速の空気流の運動エネルギにより手の水分を吹き飛ば
し、手を乾燥させる手乾燥装置が開発されている。この
種の手乾燥装置では手の乾燥に熱エネルギを使わないた
め、前記したタイプのものより迅速な乾燥処理が可能で
あり、使用感も優れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の手
乾燥装置において、熱エネルギによらず高速の空気流に
よって手を乾燥させるものは、上記のようにいくつかの
利点があるものの、濡れた手に直接高速の風を当てるた
め、処理時における手に関するいわゆる体感温度は結構
低い。従って冬期、特に厳冬期では手にかなりの冷風感
を感じることになり、この点が使用者にとっては使い辛
いものとなっている。
【0007】高速の空気流による冷感を解消するには例
えば電気ヒータを組込むなど、みじかな方法があるもの
の、もともと熱エネルギによらずに乾燥処理することを
特徴としているこの種の装置には、こうした加熱手段を
付加する対応の仕方は装置本来の特徴を減衰させること
にもなりかねず不向きであるばかりでなく、電力消費の
増加をも招くことになり得策とはいえない。
【0008】この発明は上記した課題を解決するために
なされたもので、その課題とするところは、電気ヒータ
などの特別な加熱手段を付加することなく高速の空気流
を暖気化でき、冷風感を解消できる手乾燥装置を得るこ
とであり、またその装置の製作性や機能の向上を図るこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、高圧空気流発生装置による高圧空
気流をノズルにより高速の作動気流として噴出させて、
作動気流の運動エネルギで手の水分を吹き飛ばし手を乾
燥させる手乾燥装置に対して、高圧空気流発生装置が発
生する高圧空気流の一部を高圧空気流発生装置において
常時フィードバックさせ、このフィードバック成分の主
気流への混入によりノズルから噴出する作動気流を昇温
させる手段を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1にかかる手段におけるノズルの作動気流を
噴出させる部分の開口面積と、フィードバックする量を
決定する通風部の開口面積との関係を、10対1から4
対1程度の範囲に設定する手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる手段にお
ける高圧空気流発生装置をその吸込側に設けたベースに
対して取り付けるとともに、このベースと高圧空気流発
生装置の吸込側との間に高圧空気流発生装置の吸込口を
囲むパッキンを介在させ、このパッキンに形成した通風
路を介してフィードバック成分を吸込口に導き込む手段
を採用する。
【0012】
【作用】請求項1にかかる前記手段においては、高圧空
気流発生装置に吸い込まれた空気は高圧空気流発生装置
内において昇圧とともに加温されて吹き出される。吹き
出された高圧空気流の主気流はノズルに導かれ手を乾燥
処理するための作動気流となり、一部は高圧空気流発生
装置にフィードバック成分としてフィードバックされ
る。このフィードバック成分は高圧空気流発生装置内で
前記した加温に加え二段階目の加温を受けて、主気流に
混ざり込みノズルから作動気流として噴出され、またそ
の一部はフィードバック成分となる。
【0013】請求項2にかかる前記手段においては、請
求項1にかかる作用とともにノズルに供給し作動気流と
する高圧空気流と、昇温のために使うフィードバック成
分の高圧空気流の割合が10対1から4対1程度の範囲
になり、作動気流の水分払拭機能と温度上昇機能との振
り分けが良くなる。
【0014】請求項3にかかる前記手段においては、請
求項1又は請求項2のいずれかにかかる作用とともに高
圧空気流発生装置の低圧側と高圧側を仕切り、高圧空気
流発生装置の吸込口を囲むパッキンに形成した通風路に
よりフィードバック成分の量を調整することができる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例としての手乾燥装置は、図
1により全体を示すように、正面上部に処理部である手
挿入部1を有する外殻をなす箱体2内に高圧空気流発生
装置3を組込み、この高圧空気流発生装置3により生成
される高圧空気を手挿入部1に送気させて、手挿入部1
内に水分を吹き飛ばすに十分な運動エネルギを持つ作動
気流を形成するものであり、手洗い室等の床上や壁面に
設置される。
【0016】手乾燥装置の外殻をなす箱体2の正面は前
パネルと手挿入部1を形成する挿入部パネルで構成さ
れ、背面は背面板で構成されている。また箱体2の両側
面は左右の側板で構成され、上面は上パネルで、さらに
底部は門型のフレーム4により構成されている。
【0017】挿入部パネルにより形成される手挿入部1
は、箱体2の正面上部に、正面側と両側面側が開放し、
奥側へ向かって下傾する斜めのU字状凹部として構成さ
れ、両手を自然に揃えて差し出した状態で違和感や不安
感を抱くことのない、目視可能の状態で自由に手を抜き
差しできる間口と高さ及び奥行きを有し、その奥側底部
の側部寄りには排水口が形成されている。手挿入部1の
奥部は入口部より広く構成されている。また手挿入部1
の開口端縁は手触りを良くするために全て滑らかなR形
状に形成され、手挿入部1の内面には撥水性塗料の塗布
による撥水処理が施され、水滴の付着と汚れの付着が防
止されている。
【0018】手挿入部1の入口側と奥側には手挿入部1
への手の出入りを検知するセンサ5が取り付けられてい
る。このセンサ5は横並びに配設された複数のフォトL
ED等の赤外線発光素子と、横並びに配設された複数の
フォトトランジスタ等の赤外線受光素子により構成さ
れ、発光側は下部側壁面に、受光側は外光の影響の少な
い上部側壁面にそれぞれ取り付けられている。
【0019】高圧空気流発生装置3は、図2及び図3に
示すようにDCブラシレスモータ(通常の整流子モータ
であっても良い)6と、DCブラシレスモータ6によっ
て回転するターボファン7よりなるユニットとして構成
され、この実施例では箱体2の底部を構成するフレーム
4の上面部であるベース8上に横並びに二機がそれぞれ
吸込口9を下向きにして取り付けられている。各高圧空
気流発生装置3の吹出側を構成しているDCブラシレス
モータ6の外殻の外周には複数個の吹出口10が開口し
ていて、吸込口9から吸い込まれた空気は、ターボファ
ン7からDCブラシレスモータ6内を経て吹出口10か
ら外部へ吹きだされる。各高圧空気流発生装置3とベー
ス8との間には吸込口9を囲むように円筒状のパッキン
11がそれぞれ挟着されている。各高圧空気流発生装置
3の外周には各高圧空気流発生装置3の外回りに隙間を
形成する両端の開放したブロアカバー12がベース8に
対してそれぞれ固定されている。この各ブロアカバー1
2と各高圧空気流発生装置3との隙間は、通常はパッキ
ン11とベース8とにより吸込み側に対して気密状態に
離隔されるが、この実施例のものではパッキン11及び
ベース8にそれぞれ通風路としての連通する通風孔13
がそれぞれ複数個形成され、これらの通風孔13により
吸込み側に連通している。
【0020】高圧空気流発生装置3の吸込口9は、フレ
ーム4内に構成された吸込経路の末端構造に臨んで開口
している。吸込経路は、箱体2の底部に下向きに機外に
開口した吸込口を入口端とし、各高圧空気流発生装置3
の吸込口9が臨む吸気ボックス14を端末構造とする一
連の空気通路で、吸込口と吸気ボックス14との間は上
下方向に配設されたダクトにより構成されている。
【0021】吸込経路の吸気ボックス14はフレーム4
のベース8の下面に下側から取り付けられ、ベース8と
ともに各高圧空気流発生装置3への空気導入部としての
チャンバを形成している。吸気ボックス14の内面には
吸音パッドが貼着され、高圧空気流発生装置3の運転に
伴う機械的運転音や気流的運転音が吸音され減衰され
る。また、吸込経路の箱体2の底部において下向きに機
外に開口した吸込口には、樹脂枠の枠内にメッシュや高
分子不織布等よりなる瀘材を張設したフィルタ15が水
平方向又は上下方向の抜き差しや、係脱により着脱交換
可能に装着されている。
【0022】各高圧空気流発生装置3の外側に設けられ
た各ブロアカバー12の吹出口10側の開口端には図2
に示すように上エアーダクト16と下エアーダクト17
のそれぞれの一端が接続されている。上エアーダクト1
6と下エアーダクト17の他端は扁平したラッパ状に拡
開し、横長のスリツト状の開口端にはそれぞれ上吹出ノ
ズル18と下吹出ノズル19が取り付けられている。上
吹出ノズル18と下吹出ノズル19には横方向に複数個
のノズル穴が等間ピッチで列をなして形成され、高圧空
気流発生装置3から送られてくる高圧空気を高速の作動
気流に変換し吹き出すことができる。
【0023】上吹出ノズル18は手挿入部1の入口の上
部に下向きに、下吹出ノズル19は手挿入部1の入口の
下部に上向きにそれぞれ入口から奥への圧力勾配を形成
するような傾斜をもって横方向に取り付けられ、手挿入
部1に入れた手を擦り合わせることなく、手に付いた水
滴を手の表裏から排除できるように、手の甲側と掌側の
双方に作動気流を同時に当てることができる。
【0024】各高圧空気流発生装置3の吹出口10から
上吹出ノズル18又は下吹出ノズル19に至る経路は手
の乾燥に機能する主気流を形成するための主流路であ
り、これに対して吹出口10から各ブロアカバー12の
形成する隙間を通じてパッキン11及びベース8の通風
孔13を経て吸込側に連絡する各通風路は、各高圧空気
流の一部を高圧空気流発生装置3に常時フィードバック
させる循環流路20である。この循環流路20は主気流
を昇温させるためのフィードバック成分を形成するもの
である。
【0025】手を乾燥する作動気流を昇温させるのは、
使用時の冷風感を解消し快適性を向上させるためであ
り、乾燥機能を補足したりするためではない。従って、
作動気流の温度そのものはそれほど高い必要はなく、速
やかに温度上昇させることが重要である。これを実現す
るために通風孔13の孔数や孔径による作動気流とフィ
ードバック成分との配分に関しての工夫が払われてい
る。
【0026】即ち、各吸込口9側に臨む各循環流路20
の開口面積は上吹出ノズル18や下吹出ノズル19のノ
ズル穴の総開口面積の10分の1から4分の1程度の範
囲に設定されている。循環流路20の開口面積自体は、
通風孔13の孔数や孔径により設定される。例えば、ノ
ズル穴が上下についてそれぞれφ3.5mmで37個で
あり各総開口面積が356mmのときに、通風孔13
をφ5mmで5個として総開口面積をそれぞれ98mm
とすると、作動気流の温度上昇(deg)は図4に示
すAのようになる。また、ノズル穴が上下についての各
総開口面積は上記と同じで、通風孔13をφ5mmで2
個として総開口面積をそれぞれ39.2mmとする
と、作動気流の温度上昇は図4に示すBのようになる。
図4におけるCはフィードバックを全くしない時の作動
気流の温度上昇を示したものである。なお、図4は風量
約毎分4m、ノズル穴からの吹出風速約毎秒75m、
入力約1950W、ターボファンの回転数約28000
rpmでの条件下でのものである。
【0027】循環流路20の開口面積を98mmとし
たものでは、5分後には約20deg程度の温度上昇を
実現することができ、作動気流の温度上昇が速く、払拭
機能も満足できるより良いものといえる。また、循環流
路20の開口面積を39.2mmとしたものでは、5
分後には約18dog程度の温度上昇を実現することが
でき、実用に十分供しうるものである。即ち、循環流路
20の開口面積をノズル穴の総開口面積の10分の1か
ら4分の1程度の範囲として高圧空気流を振り分けれ
ば、作動気流による払拭機能を損なうことなく、作動気
流の速やかな昇温が実現することになる。
【0028】パッキン11の通風孔13を介してフィー
ドバック成分を吸込口9へ導き込む構成を採用すること
により製作性を向上させることができる。即ち、ベース
8に例えば5個の通風孔13を形成し、ベース8に対応
する5個又は2〜3個の通風孔13を形成した2〜3種
類のパッキン11を用意すれば、パッキン11だけの交
換で作動気流の温度上昇の速さの異る機種が容易に構成
できることになる。また、ベース8には通風孔13を形
成せず、パッキン11に図3に想像線で示すように吸込
口9に向う放射状の通風路21を形成することにより、
フィードバックの調整ができフィードバックを一層円滑
にすることができるうえ、循環流路20の加工も容易に
なる。
【0029】上述のような構成の手乾燥装置では、手挿
入部1に濡れた手を入れることにより、手の水分を手挿
入部1内に形成される高速の作動気流の運動エネルギに
より手挿入部1の奥側へ吹き飛ばし、手を不安感を抱か
ない目視可能の状態で迅速に乾燥処理することができ
る。この時、各高圧空気流発生装置3に吸い込まれた空
気はそれぞれの高圧空気流発生装置3内において昇圧と
ともに加温されて吹き出される。吹き出された高圧空気
流の主気流は上吹出ノズル18と下吹出ノズル19に導
かれ、手を乾燥処理するための作動気流となり、一部は
各高圧空気流発生装置3に循環流路20によりフィード
バックされる。このフィードバックによるフィードバッ
ク成分は各高圧空気流発生装置3内で前記した加温に加
え二段階目の加温を受けて、主気流に混ざり込み上吹出
ノズル18と下吹出ノズル19からそれぞれ暖かい作動
気流として噴出され、またその一部はフィードバック成
分となる。即ち、冷風感を伴わず電力消費も少なくて済
む使い心地の良い手乾燥装置となる。なお、高圧空気流
発生装置3は一機として分岐ダクトで主気流を上下に振
り分ける構成を採ることもできる。
【0030】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに請求項1の発明によれば、ヒータなどの特別な加熱
手段を使うことなく、手を乾燥処理する作動気流を暖気
化でき、冷風感がなく使い心地の良い手乾燥装置が得ら
れる。
【0031】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
にかかる効果とともに作動気流の水分払拭機能と温度上
昇機能との振り分けが良くなり、機能が向上する。
【0032】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明にかかる効果とともにパッキンに形成した
通風路によりフィードバック成分の量を調整することが
できるうえ、フィードバックのための構造が容易に形成
でき、製作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての手乾燥装置の側断面
図である。
【図2】図1の手乾燥装置の主要部の分解斜視図であ
る。
【図3】図1の高圧空気流発生装置の拡大断面図であ
る。
【図4】実施例の作動気流の温度上昇をグラフで示した
説明図である。
【図5】従来の手乾燥装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 手挿入部 3 高圧空気流発生装置 6 DCブラシレスモータ 7 ターボファン 8 ベース 9 吸込口 10 吹出口 11 パッキン 12 ブロアカバー 13 通風孔 18 上吹出ノズル 19 下吹出ノズル 20 循環流路
フロントページの続き (72)発明者 安本 和弘 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電 機株式会社 中津川製作所内 (56)参考文献 特開 平5−293055(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 10/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理部にかざした手に高圧空気流発生装
    置による高圧空気流をノズルにより高速の作動気流とし
    て噴出させて、作動気流の運動エネルギで手の水分を吹
    き飛ばし手を乾燥させる手乾燥装置であって、上記高圧
    空気流発生装置が発生する高圧空気流の一部を該高圧空
    気流発生装置において常時フィードバックさせ、このフ
    ィードバック成分の混入により上記ノズルから噴出する
    作動気流を昇温させたことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の手乾燥装置であって、
    ノズルの作動気流を噴出させる部分の開口面積に対し
    て、フィードバックする量を決定する通風部の開口面積
    を10分の1から4分の1程度の範囲に設定したことを
    特徴とする手乾燥装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の手乾燥装置であって、高圧空気流発生装置をその吸込
    側に設けたベースに対して取り付けるとともに、上記ベ
    ースと上記高圧空気流発生装置の吸込側との間に該高圧
    空気流発生装置の吸込口を囲むパッキンを介在させ、こ
    のパッキンに形成した通風路を介してフィードバック成
    分を上記吸込口に導き込む構成の手乾燥装置。
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