JP3125539B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

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JP3125539B2
JP3125539B2 JP05270899A JP27089993A JP3125539B2 JP 3125539 B2 JP3125539 B2 JP 3125539B2 JP 05270899 A JP05270899 A JP 05270899A JP 27089993 A JP27089993 A JP 27089993A JP 3125539 B2 JP3125539 B2 JP 3125539B2
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智彦 堀井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は洗浄後の濡れた手を衛
生的に乾燥させる手乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手を衛生的な状態に保全するには手の洗
浄とともに、洗浄後の乾燥処置も衛生的に行なわれる必
要があり、そのために洗浄等により濡れた手を直接的に
乾燥させる、例えば特開平2ー23918号公報に開示
されているような手乾燥装置が採用されている。
【0003】上記公報に示されている従来の手乾燥装置
は、誘導電動機により回転する送風手段に電気ヒータに
よる加熱手段を設けて構成されている。送風手段はシロ
ッコタイプの羽根の回転により、手乾燥部に吹き出す空
気流を形成し、電気ヒータは送風手段で形成される空気
流を加熱し、手乾燥部に吹き出す空気流を熱風とする。
【0004】上記構成の手乾燥装置では、熱風の吹き出
している手乾燥部に濡れた手をかざすことにより手を衛
生的に乾燥させることができる。即ち、熱風に当たった
手の水分は熱により蒸発し、風で吹き飛ばされて織布等
で払拭することなく手から除去されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の手
乾燥装置においては、手に直接熱風を当てるため熱風の
温度は比較的低く設定されている。そのため乾燥処理に
けっこう時間がかかり、使用にあたり煩わしさが伴う。
【0006】また、手乾燥部は熱風の吹き出し部分であ
り周囲が開放しているため、手乾燥部に向かって手を差
し出すと、熱風とともに蒸発した手の水分が使用者に向
かって吹き付けられることになり、使用にあたり不快感
を抱くこともある。
【0007】上述した不都合は手乾燥部に障壁を設ける
か、一部を除いて囲い込む等の工夫により解消できるも
のの、障壁により使い勝手が悪くなったり、囲いの中に
乾燥処理による水分が溜ったりする新たな問題が生じ
る。そのうえ、閉塞的な部分に身体の一部である手を入
れ、見え難い状態で乾燥処理を行なうことは生理的に不
安感を抱きやすく、使い辛いものとなる。
【0008】この発明は上記した課題を解決するために
なされたもので、その目的は第1には常に新鮮な空気の
噴射により迅速で衛生的に手の乾燥処理を行なうことが
できる使い易く使用感の良い手乾燥装置を提供すること
であり、第2には設置性の向上及び構造の簡素化を図る
ことであり、第3には運転音の低減を図ることであり、
第4には塵埃の吸い込みによる故障を回避し、機能の安
定性を図ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1に係るこの発明の手乾燥装置は、箱体の正面及び側
面に開口し、手を収納できる広さを有する手挿入部に、
高速空気流を発生する高圧空気流発生装置によりノズル
から高速空気流を噴出させる構成とし、その高圧空気流
発生装置への空気の供給を行なう吸込経路の入口端であ
る吸込口を箱体の手挿入部を除く箱体外表部に対して設
け、機外から空気を取り入れるようにしたものである。
【0010】前記課題を解決する請求項2に係るこの発
明の手乾燥装置は、請求項1に関する手段における吸込
経路の吸込口を、特に箱体の底部に開口させたものであ
る。
【0011】前記課題を解決する請求項3に係るこの発
明の手乾燥装置は、請求項1に関する手段における吸込
経路について、その吸込口から高圧空気流発生装置に至
る距離を吸込口を箱体の背面に設けて長くしたものであ
る。
【0012】前記課題を解決する請求項4に係るこの発
明の手乾燥装置は、請求項1に関する手段における吸込
経路の吸込口を、特に箱体の側面に開口させたものであ
る。
【0013】前記課題を解決する請求項5に係るこの発
明の手乾燥装置は、請求項1に関する手段における吸込
経路について、その吸込口から高圧空気流発生装置に至
る距離を吸込口を箱体の頂部に設けて長くしたものであ
る。
【0014】前記課題を解決する請求項6に係るこの発
明の手乾燥装置は、請求項1に関する手段における吸込
経路の吸込口に、通過空気の瀘過機能を有したフィルタ
を着脱可能に装着したものである。
【0015】前記課題を解決する請求項に係るこの発
明の手乾燥装置は、請求項1に関する手段における吸込
経路の吸込口に、通過空気の漉過機能と芳香付加機能を
兼備したフィルタを装着したものである。
【0016】前記課題を解決する請求項に係るこの発
明の手乾燥装置は、箱体の正面及び側面に開口し、手を
収納できる広さを有する手挿入部に、高速空気流を発生
する高圧空気流発生装置によりノズルから高速空気流を
噴出させる構成とし、その高圧空気流発生装置への空気
の供給を行なう吸込経路の入口端である吸込口と、高圧
空気流発生装置の吸込口が臨む末端部とに第1と第2の
フィルタを設け、後者については吸込口を囲む構成とし
たものである。
【0017】前記課題を解決する請求項に係るこの発
明の手乾燥装置は、箱体の正面及び側面に開口し、手を
収納できる広さを有する手挿入部に、高速空気流を発生
する高圧空気流発生装置によりノズルから高速空気流を
噴出させる構成とし、その高圧空気流発生装置への空気
の供給を行なう吸込経路の末端部分にチャンバを構成し
て高圧空気流発生装置の吸込口を臨ませ、このチャンバ
に対して吸込口を取り囲み、吸込口に連続する内周面を
もつ筒状のフィルタを内装したものである。
【0018】
【作用】前記課題を解決する請求項1に係るこの発明の
手乾燥装置においては、手挿入部に、高圧空気流発生装
置により生成される高速空気流がノズルから噴出し、手
挿入部に濡れた手をかざすように差し入れるだけで手に
付着した水分は高速空気流により手から吹き飛ばされる
ことになる。特に、手の乾燥に供される乾燥作動気流は
箱体の手挿入部を除く機外から取り込まれ、循環しない
ことから常に新鮮な空気により形成されることになる。
【0019】前記課題を解決する請求項2に係るこの発
明の手乾燥装置においては、請求項1に関する作用とと
もに、吸込口が箱体の底部に開口しているので壁面が近
接しているような狭隘な場所に設置しても吸込口が塞が
れるようなことはないうえ、吸込経路を上下方向に直線
的に構成することができるようになる。
【0020】前記課題を解決する請求項3に係るこの発
明の手乾燥装置においては、請求項1に関する作用とと
もに、吸込経路が長くとれ、しかも手挿入部の裏側に位
置することになり、高圧空気流発生装置から出る音が経
路の長さにより減衰し、位置関係により隔てられて正面
においては小さくなる。
【0021】前記課題を解決する請求項4に係るこの発
明の手乾燥装置においては、請求項1に関する作用とと
もに、吸込経路の吸込口と高圧空気流発生装置の吸込口
とが短距離になり、吸込経路の構成が簡単になるうえ、
装置も薄型に構成することができるようになる。
【0022】前記課題を解決する請求項5に係るこの発
明の手乾燥装置においては、請求項1に関する作用とと
もに、吸込経路が最も長くとれることになり、高圧空気
流発生装置から出る音が経路の長さにより減衰し正面に
おいては小さくなる。
【0023】前記課題を解決する請求項6に係るこの発
明の手乾燥装置においては、請求項1に関する作用とと
もに、吸込経路の吸込口に設けられたフィルタを通過
し、手挿入部から吹き出される高速空気流は清浄化す
る。また塵埃等を含む空気を清浄化することで高圧空気
流発生装置への異物の侵入を阻止でき、装置の信頼性も
あがる。
【0024】前記課題を解決する請求項に係るこの発
明の手乾燥装置においては、請求項1に関する作用とと
もに、吸込経路の吸込口に設けられたフィルタを通過
し、手挿入部から吹き出される高速空気流は清浄化し
香を帯びたものとなり、塵埃を含む空気を清浄化するこ
とで高圧空気流発生装置への異物の侵入を阻止でき、芳
香により使用感も向上する。
【0025】前記課題を解決する請求項に係るこの発
明の手乾燥装置においては、手挿入部に、高圧空気流発
生装置により生成される高速空気流がノズルから噴出
し、手挿入部に濡れた手をかざすように差し入れるだけ
で手に付着した水分は高速空気流により手から吹き飛ば
されることになる。特に、手挿入部から吹き出される高
速空気流は吸込経路の吸込口と、高圧空気流発生装置の
吸込口が臨む末端部とのフィルタで二段階の漉過を受け
て清浄なものとなり、高圧空気流発生装置に塵埃が吸込
まれることもなくなる。
【0026】前記課題を解決する請求項に係るこの発
明の手乾燥装置においては、手挿入部に、高圧空気流発
生装置により生成される高速空気流がノズルから噴出
し、手挿入部に濡れた手をかざすように差し入れるだけ
で手に付着した水分は高速空気流により手から吹き飛ば
されることになる。特に、高圧空気流発生装置への空気
の供給を行なう吸込経路の末端部分のチャンバから高圧
空気流発生装置の吸込口へ吸い込まれる空気は、フィル
タを通過した後、フィルタの内周面により整流化されて
高圧空気流発生装置の吸込口に円滑に吸い込まれること
になる。
【0027】
【実施例】実施例1.
【0028】図1はこの発明の一実施例としての手乾燥
装置の全体を示す断面図で、図2はその構成部材の一つ
を拡大して示す斜視図である。この手乾燥装置は図1に
より全体を示すように、正面上部に手挿入部1を有する
外殻をなす箱体2内に高圧空気流発生装置3を組込み、
この高圧空気流発生装置3により生成される高圧空気を
手挿入部1に送気させて、手挿入部1内に水分を吹き飛
ばすに十分な乾燥用作動気流としての高速の風を形成す
るものであり、手洗い室等の床上や壁面に設置される。
【0029】手乾燥装置の外殻をなす箱体2の正面は前
パネルと手挿入部1を形成する挿入部パネルで構成さ
れ、背面は背面板で構成されている。また箱体2の両側
面は左右の側板で構成され、上面は上パネルで、さらに
底部は門型のフレーム4により構成されている。
【0030】挿入部パネルにより形成される手挿入部1
は、箱体2の正面上部に、正面側と両側面側が開放し、
奥側へ向かって下傾する斜めのU字状凹部として構成さ
れ、両手を自然に揃えて差し出した状態で違和感や不安
感を抱くことのない、目視可能の状態で自由に手を抜き
差しできる間口と高さ及び奥行きを有し、その奥側底部
には排水口5が形成されている。手挿入部1の奥部は入
口部より広く構成されている。また手挿入部1の開口端
縁は手触りを良くするために全て滑らかなR形状に形成
され、手挿入部1の内面には撥水性塗料の塗布による撥
水処理が施され、水滴の付着と汚れの付着が防止されて
いる。
【0031】手挿入部1の入口側と奥側には手挿入部1
への手の出入りを検知するセンサが取り付けられてい
る。このセンサは横並びに配設された複数のフォトLE
D等の赤外線発光素子と、横並びに配設された複数のフ
ォトトランジスタ等の赤外線受光素子により構成され、
発光側は下部側壁面に、受光側は外光の影響の少ない上
部側壁面にそれぞれ取り付けられている。
【0032】高圧空気流発生装置3は、DCブラシレス
モータ(通常の整流子モータであっても良い)と、DC
ブラシレスモータによって回転するターボファンよりな
るユニットとして構成され、この実施例では箱体2の底
部を構成するフレーム4の上面部に吸込口6を下向きに
して取り付けられている。高圧空気流発生装置3の吸込
口6は、フレーム4内に構成された吸込経路の末端構造
に臨んで開口している。吸込経路は、箱体2の底部に下
向きに機外に開口した吸込口7を入口端とし、高圧空気
流発生装置3の吸込口6が臨む吸気ボックス8を端末構
造とする一連の空気通路で、吸込口7と吸気ボックス8
との間は上下方向に配設されたダクト9により構成され
ている。
【0033】吸込経路の吸気ボックス8はフレーム4の
上面部の下面に下側から取り付けられ、フレーム4の上
面部とともに高圧空気流発生装置3への空気導入部とし
てのチャンバ10を形成している。吸気ボックス8の内
面にはウレタンホーム等による吸音パッド11が貼着さ
れ、高圧空気流発生装置3の運転に伴う機械的運転音や
気流的運転音が吸音され減衰される。また、吸込経路の
箱体2の底部において下向きに機外に開口した吸込口7
には、図2に示すように樹脂枠12の枠内にメッシュや
高分子不織布等よりなる漉過材13を張設したフィルタ
14が水平方向又は上下方向の抜き差しや、係脱により
着脱交換可能に装着されている。このフィルタ14の漉
過材13には、芳香剤の含漬や高分子皮膜でできた微粒
に芳香剤を封入した芳香粒子の付着による芳香付加要素
15が付設されている。
【0034】高圧空気流発生装置3の排気側である各D
Cブラシレスモータ側には上エアーダクト16と下エア
ーダクト17のそれぞれの一端が接続されている。上エ
アーダクト16と下エアーダクト17の他端は扁平した
ラッパ状に拡開し、横長のスリツト状の開口端にはそれ
ぞれ上吹出ノズル18と下吹出ノズル19が取り付けら
れている。上吹出ノズル18と下吹出ノズル19には横
方向に複数個のノズル穴が列をなして形成され、高圧空
気流発生装置3から送られてくる高圧空気を50m/s
から150m/sの風速の風に変換し吹き出すことがで
きる。
【0035】上吹出ノズル18は手挿入部1の入口の上
部に下向きに、下吹出ノズル19は手挿入部1の入口の
下部に上向きにそれぞれ入口から奥への圧力勾配を形成
するような傾斜をもって横方向に取り付けられ、手挿入
部1に入れた手を擦り合わせることなく、手に付いた水
滴を手の表裏から排除できるように、手の甲側と掌側の
双方に風を同時に当てることができる。
【0036】箱体2の底部を構成しているフレーム4に
は、高圧空気流発生装置3と吸気ボックス8の他に回路
ボックス20とドレンタンク21とが棚段状に係脱可能
に装着されている。ドレンタンク21には手挿入部1の
最深部に形成された排水口5に裏側において一端が接続
されたドレンホース22の他端が導水可能に連絡され、
手挿入部1から流下してくる水を貯溜しておくことがで
きる。
【0037】上述のような構成の手乾燥装置では、手挿
入部1に濡れた手を入れることにより、手の水分を手挿
入部1内に形成される高速の風により手挿入部1の奥側
へ吹き飛ばし、手を不安感を抱かない目視可能の状態で
迅速に乾燥処理することができる。
【0038】即ち、手挿入部1に濡れた手を入れ、入口
側と奥側のセンサが共に手により遮られると手検知信号
が構成され、制御回路により高圧空気流発生装置3のD
Cブラシレスモータが始動し、ターボファンが回転す
る。ターボファンの回転により、吸込経路を経て箱体2
の底部側から機外の空気が高圧空気流発生装置3に吸い
込まれ、高圧空気が形成される。この高圧空気は、フィ
ルタ14により塵埃が除去され清浄化され、かつ芳香も
付加されていて高圧空気流発生装置3の排気側から上エ
アーダクト16と下エアーダクト17内に送られ、手挿
入部1の上吹出ノズル18と下吹出ノズル19から所定
の傾斜で手の甲側と掌側の双方に同時に高速の風として
芳香を放ちながら吹き出される。手の水滴はこの清浄で
高速の風により前方、即ち手挿入部1の奥側へ一気に吹
き飛ばされ、処理後の風は手挿入部1の両側から外部に
放出され、設置空間を芳香環境にする。
【0039】吹き飛ばされた水滴は、自重と風の力の双
方により手挿入部1の奥側底部の端に押しやられ、この
部分に形成された排水口5からドレンホース22に流下
し、手挿入部1内から逐次円滑に排水される。ドレンホ
ース22を流下した水はドレンタンク21に受容され
る。
【0040】こうして、約5秒程度で濡れた手は乾燥す
ることになる。この後、手挿入部1に挿入していた手を
手挿入部1から抜くと、手不在検知がなされ高圧空気流
発生装置3が一定時間運転後に停止し、迅速で衛生的な
手の乾燥処理が完了する。即ち、この手乾燥装置によれ
ば、煩わしさ、面倒さ、違和感や不安感を伴うことなく
簡単かつ迅速に、フィルタを通した機外からの清浄で芳
香を放つ空気により衛生的で快適な手の乾燥処理を行な
うことができる。特に、吸込口7が箱体2の底部にある
ので、吸込経路が短く直線的に構成できるので構造が簡
単になるとともに、三方を壁で囲まれたような狭隘な場
所にも吸気の支障を来すことなく設置できる。そして壁
面に対して密接状態に取り付けることもでき、設置の制
約が少なくなるものとなる。
【0041】実施例2. 図3はこの発明の他の実施例を示す手乾燥装置の断面図
である。この実施例の手乾燥装置もその基本構成は実施
例1のものと同じである。従って、実施例1のものと同
一部分の説明は、図に同一符号を付しそれらの説明は省
略する。
【0042】この手乾燥装置における特徴は、高圧空気
流発生装置3への吸込経路を装置の背面側に構成し、そ
の吸込口7を背面に開口させたことである。吸込口7は
なるべく高圧空気流発生装置3の吸込口6から遠い距離
となる上部寄りに設けられ、縦方向に配設したダクト9
により吸込口7と吸気ボックス8とが連絡されている。
ダクト9の正面側内面には吸音材23が貼着され、当該
部から正面側への音の伝達を規制している。このダクト
9の位置は図3に示すように、手挿入部1及び高圧空気
流発生装置3の裏側になっている。
【0043】この手乾燥装置においては、実施例1によ
り説明した基本機能の他に正面における運転音を低減で
きる機能がある。即ち、吸込経路が長くなり、しかも手
挿入部1及び高圧空気流発生装置3の裏側に位置するこ
とになるので、高圧空気流発生装置3から出る音が経路
の長さにより減衰し、また位置関係により音が隔てられ
て正面においては運転音が小さくなる。吸込経路は高圧
空気流発生装置3に連通した音に関しては振動気管とな
るが、その長さとダクト9に貼設した吸音材23による
ダンピング作用によりかなり効果的に音の低減が達成さ
れうる。また、背面に吸込口7があることにより、据置
きに適するタイプとなる。これ以外の機能は実施例1の
ものと同じであるのでその説明は省略する。
【0044】実施例3. 図4はこの発明の他の実施例を示す手乾燥装置の主要部
の正断面図である。この実施例の手乾燥装置もその基本
構成は実施例1のものと同じである。従って、実施例1
のものと同一部分の説明は、図に同一符号を付しそれら
の説明は省略する。
【0045】この手乾燥装置における特徴は、高圧空気
流発生装置3への吸込経路の吸込口7を装置の両側面に
開口させたことである。吸込口7は高圧空気流発生装置
3の吸込口6近傍の側面に設けられ、吸気ボックス8と
最短距離でダクト9により連絡される。
【0046】この手乾燥装置においては、実施例1によ
り説明した基本機能の他に吸気経路が最短になり、ダク
ト9等の構成が簡素化できる特徴がある。また、手挿入
部1や高圧空気流発生装置3と吸気経路とが前後に重な
らない構成となるので装置全体の薄型化も可能になる。
【0047】実施例4. 図5はこの発明の他の実施例を示す手乾燥装置の断面図
である。この実施例の手乾燥装置もその基本構成は実施
例1のものと同じである。従って、実施例1のものと同
一部分の説明は、図に同一符号を付しそれらの説明は省
略する。
【0048】この手乾燥装置における特徴は、高圧空気
流発生装置3への吸込経路を装置の背後側に構成し、そ
の吸込口7を箱体2の背後側頂部に開口させたことであ
る。吸込口7は高圧空気流発生装置3の吸込口6から最
も遠い距離となり、縦方向に配設したダクト9により吸
込口7と吸気ボックス8とが連絡されている。ダクト9
の正面側内面には吸音材23が貼着され、当該部から正
面側への音の伝達を規制している。このダクト9の位置
は図5に示すように、手挿入部1及び高圧空気流発生装
置3の裏側になっている。
【0049】この手乾燥装置においては、実施例1によ
り説明した基本機能の他に正面における運転音をより低
減できる機能がある。即ち、吸込経路が最長となり、し
かも手挿入部1及び高圧空気流発生装置3の裏側に位置
することになるので、高圧空気流発生装置3から出る音
が経路の長さにより効果的に減衰し、また位置関係によ
り音が隔てられて正面においては運転音が小さくなる。
吸込経路は高圧空気流発生装置3に連通した音に関して
は振動気管となるが、その十分な長さとダクト9に貼設
した吸音材23によるダンピング作用によりかなり効果
的に音の低減が達成されうる。また、背面側頂部に吸込
口7があることにより、据置きにも壁取付けにも適する
タイプとなる。これ以外の機能は実施例1のものと同じ
であるのでその説明は省略する。
【0050】実施例5. 図6はこの発明の他の実施例を示す手乾燥装置の主要部
の側断面図である。この実施例の手乾燥装置もその基本
構成は実施例1のものと同じである。従って、実施例1
のものと同一部分の説明は、図に同一符号を付しそれら
の説明は省略する。
【0051】この手乾燥装置における特徴は、高圧空気
流発生装置3への吸込経路の吸込口7に設けたフィルタ
を粗塵を除去する第1のフィルタ14として設け、吸込
経路の末端部分となる吸気ボックス8によるチャンバ1
0内に、不織布等により構成された微細塵を除去する第
2のフィルタ24を設けたことである。第2のフィルタ
24は円筒状に形成され、高圧空気流発生装置3の下向
きに開口する吸込口6を囲い込む状態に取り付けられて
いる。この第2のフィルタ24の内周面25は、吸込口
6の口縁に段差なく連続している。
【0052】この手乾燥装置においては、実施例1によ
り説明した基本機能の他に手挿入部1から吹き出させる
高速空気流の清浄度がより高く、より衛生的な手の乾燥
処理が可能になる。即ち、吸込経路には第1と第2のフ
ィルタ14,24があり、粗塵と微細塵がともに除去さ
れ清浄度の高い空気が高圧空気流発生装置3に送られる
ことになる。従って、砂埃や浮遊芥も含まれない清浄な
空気により手の乾燥処理が行なわれることになり、高圧
空気流発生装置3の芥吸入によるトラブルも回避され装
置の信頼性が向上する。また、第2のフィルタ24はそ
の内周面25により高圧空気流発生装置3の吸込口6へ
の吸込気流を整流化するため、当該部に発生しやすい気
流音を低減することができる。なお、フィルタ24のこ
の消音機能は、例えば図7に示すように吸込口6側に漸
増する内径を持つ形状に構成することにより向上させる
ことができる。これ以外の機能は実施例1のものと同じ
であるのでその説明は省略する。
【0053】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに請求項1の発明によれば、手挿入部に高圧空気流発
生装置により生成される高速空気流がノズルから噴出
し、手挿入部に濡れた手をかざすように差し入れるだけ
で手に付着した水分は高速空気流により手から吹き飛ば
されることになり、煩わしさ、面倒さ、違和感や不安感
を伴うことなく簡単かつ迅速に、フィルタを通した機外
からの清浄な空気により衛生的で快適な手の乾燥処理を
行なうことができる。
【0054】請求項2の発明によれば請求項1に関する
効果とともに、吸込口が箱体の底部に開口しているので
壁面が近接しているような狭隘な場所に設置しても吸込
口が塞がれるようなことはないうえ、吸込経路を上下方
向に直線的に構成することができるため吸込経路の構成
が簡素になる。
【0055】請求項3の発明によれば請求項1に関する
効果とともに、吸込経路が長く、しかも手挿入部の裏側
に位置することになり、高圧空気流発生装置から出る音
が経路の長さにより減衰し、位置関係により隔てられて
正面における運転音が静かになるうえ、据え置き設置に
適したものとなる。
【0056】請求項4の発明によれば請求項1に関する
効果とともに、吸込経路の吸込口と高圧空気流発生装置
の吸込口とを短距離に結ぶことができ、吸込経路の構成
が簡単になるうえ、装置自体を薄型に構成することがで
きる。
【0057】請求項5の発明の手乾燥装置によれば請求
項1に関する効果とともに、吸込経路が最も長くとれ、
高圧空気流発生装置から出る音が経路の長さにより、よ
り減衰し正面における運転音が小さくなり、設置場所の
制約も少なくなる。
【0058】請求項6の発明によれば請求項1に関する
効果とともに、吸込経路の吸込口に設けられたフィルタ
を通過し、手挿入部から吹き出される高速空気流は清浄
化さ れ、また高圧空気流発生装置に塵埃等の異物の侵入
を防止でき、装置の信頼性が向上する。
【0059】請求項の発明によれば請求項1に関する
効果とともに、吸込経路の吸込口に設けられたフィルタ
を通過し、手挿入部から吹き出される高速空気流が清浄
で芳香を帯びたものとなり、使用感が向上する。
【0060】請求項の発明によれば、手挿入部に高圧
空気流発生装置により生成される高速空気流がノズルか
ら噴出し、手挿入部に濡れた手をかざすように差し入れ
るだけで手に付着した水分は高速空気流により手から吹
き飛ばされることになり、煩わしさ、面倒さ、違和感や
不安感を伴うことなく簡単かつ迅速に、フィルタを通し
た清浄な空気により衛生的で快適な手の乾燥処理を行な
うことができ、高圧空気流発生装置に塵埃が吸込まれる
こともなくなり機能が安定する。
【0061】請求項の発明によれば、手挿入部に高圧
空気流発生装置により生成される高速空気流がノズルか
ら噴出し、手挿入部に濡れた手をかざすように差し入れ
るだけで手に付着した水分は高速空気流により手から吹
き飛ばされることになり、煩わしさ、面倒さ、違和感や
不安感を伴うことなく簡単かつ迅速に、フィルタを通し
た清浄な空気により衛生的で快適な手の乾燥処理を行な
うことができ、高圧空気流発生装置に塵埃が吸込まれる
こともなくなり機能が安定するうえ、高圧空気流発生装
置3の吸込口へ吸い込まれる空気が、フィルタの内周面
により整流化されるので、空気の流れが円滑になり音の
発生が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての手乾燥装置の側断
面図である。
【図2】図1の手乾燥装置のフィルタを示す斜視図であ
る。
【図3】この発明の他の実施例としての手乾燥装置の側
断面図である。
【図4】この発明の他の実施例としての手乾燥装置の主
要部の正断面図である。
【図5】この発明の他の実施例としての手乾燥装置の側
断面図である。
【図6】この発明の他の実施例としての手乾燥装置の主
要部の側断面図である。
【図7】図6に示す手乾燥装置のフィルタの他の実施例
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 手挿入部 2 箱体 3 高圧空気流発生装置 6 吸込口 7 吸込口 9 ダクト 10 チャンバ 14 フィルタ 15 芳香付加要素 18 上吹出ノズル 19 下吹出ノズル 24 フィルタ 25 内周面
フロントページの続き (72)発明者 堀井 智彦 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電 機株式会社 中津川製作所内 (72)発明者 堀田 和彦 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電 機株式会社 中津川製作所内 (56)参考文献 特開 平5−49553(JP,A) 特開 平3−82420(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 10/48

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体の正面及び側面に開口し、手を収納
    できる広さを有する手挿入部に、上記箱体に設けられた
    高速空気流を発生する高圧空気流発生装置により上記手
    挿入部の互いに対向した2面にそれぞれ配置されたノズ
    ルから高速空気流を噴出させる構成の手乾燥装置であっ
    て、その高圧空気流発生装置への空気の供給を行なう吸
    込経路の入口端である吸込口を上記箱体の手挿入部を除
    く箱体外表部に設けたことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 【請求項2】 吸込口が箱体の底部に開口している構成
    の請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 【請求項3】 吸込口から高圧空気流発生装置に至る吸
    込経路の距離を、上記吸込口を箱体の背面に設けて長く
    構成した請求項1に記載の手乾燥装置。
  4. 【請求項4】 吸込口が箱体の側面に開口している構成
    の請求項1に記載の手乾燥装置。
  5. 【請求項5】 吸込口から高圧空気流発生装置に至る吸
    込経路の距離を、上記吸込口を箱体の頂部に設けて長く
    構成した請求項1に記載の手乾燥装置。
  6. 【請求項6】 吸込口に、通過空気の漉過する機能を有
    したフィルタを着脱可能に装着した構成の請求項1に記
    載の手乾燥装置。
  7. 【請求項7】 吸込口に、通過空気の漉過とともに通過
    空気に芳香を付加する機能を兼備したフィルタを装着し
    た構成の請求項1に記載の手乾燥装置。
  8. 【請求項8】 箱体の正面及び側面に開口し、手を収納
    できる広さを有する手挿入部に、上記箱体に設けられた
    高速空気流を発生する高圧空気流発生装置により上記手
    挿入部の互いに対向した2面にそれぞれ配置されたノズ
    ルから高速空気流を噴出させる構成の手乾燥装置であっ
    て、その高圧空気流発生装置への空気の供給を行なう吸
    込経路の入口端である吸込口には着脱可能の第1のフィ
    ルタを設け、上記高圧空気流発生装置の吸込口が臨む上
    記吸込経路の末端部には、上記吸込口を囲む第2のフィ
    ルタを設けたことを特徴とする手乾燥装置。
  9. 【請求項9】 箱体の正面及び側面に開口し、手を収納
    できる広さを有する手挿入部に、上記箱体に設けられた
    高速空気流を発生する高圧空気流発生装置により上記手
    挿入部の互いに対向した2面にそれぞれ配置されたノズ
    ルから高速空気流を噴出させる構成の手乾燥装置であっ
    て、その高圧空気流発生装置への空気の供給を行なう吸
    込経路の末端部分にチャンバを構成して、上記高圧空気
    流発生装置の吸込口を臨ませるとともに、このチャンバ
    には上記吸込口を取り囲み、吸込口に連続する内周面を
    もつ筒状のフィルタを内装したことを特徴とする手乾燥
    装置。
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