JP4989601B2 - 手乾燥装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施の形態1に係る手乾燥装置100の外観斜視図、図2は手乾燥装置100の正面断面模式図である。本実施の形態1では、壁面等に設置されて上下方向に手を抜き差しして乾燥させる手乾燥装置を例に説明する。なお、図2において、W1〜W4で示す矢印は、空気の流れである空気流を示す。また、手乾燥装置100は左右対称の構成であるので、図2では片側のみ符号を付している。
図3は、吸気口6の縦断面模式図である。吸気口6は、ヒンジ部6aに支持された扉6bによってその開口部が覆われている。扉6bは、ヒンジ部6aを軸として本体1の内部方向に回動可能となっている。送風機3が動作を開始して高圧空気流を発生させると送風機3の上流側の気圧が低くなるので、本体1外部との気圧差により扉6bは自動的に本体1の内部方向に回動し、本体1の内部へと空気が吸い込まれる。
なお、手挿入部2の側方が開放されている(側壁を有していない)タイプの場合には、吹出流吸気口10は手挿入部2の底面とほぼ同じ高さかこれより低い位置に設けることができる。また、手挿入部2が側壁を有する場合には、側壁に設けられたスリットあるいは穴のうち最も低い位置にあるものとほぼ同じ高さかこれより低い位置い設けることができる。このようにすれば、吹出流吸気口10が手挿入部2の側方の開放部分あるいは側壁のスリットや穴を塞ぐことがない。
図5は、手乾燥装置100の動作フローである。図5では、手乾燥装置100に電源が通電された状態を前提に説明し、圧力損失のことを圧損と表記している。
手乾燥装置100に電源が通電された状態で、使用者が手挿入部2に手を挿入すると、図示しないセンサがこれを感知し、手乾燥装置100は運転を開始する。
(S41)
制御部Xは、圧力センサ15と圧力センサ16の出力の差分を求め、この差分によって得られる圧力損失の値が予め設定された閾値Aを超えているか否か判断する。図2では、本体1の左右両側に圧力センサ15が設けられており、左右それぞれ別個に差分を求めて判断する。そして、圧力損失の値が閾値Aを超えている場合にはステップS42へ、超えていない場合にはステップS43へ進む。
前記圧力損失が閾値Aを超えている場合には、プレフィルタ12に塵埃が付着するなどして劣化が生じていると判断し、プレフィルタ12を点検するよう報知手段19により報知する。報知方法としては、ランプなどによる視覚的な報知、あるいはブザー音や音声メッセージなどによる聴覚的な報知など、任意の方法によって行うことができる。また、視覚的な報知と聴覚的な報知とを組み合わせて用いることもできる。前述したようにプレフィルタ12は掃除装置13によって自動的に清掃されているが、長期間の使用によりプレフィルタ12には劣化が生じてしまう。このような場合でも、使用者に対してプレフィルタ12を点検するよう報知することで、プレフィルタ12の清掃あるいは交換を促すことができる。
前記圧力損失が閾値Aを超えていない場合には、温度センサ8の出力に基づいて送風機3の温度を検知する。そして、送風機3の温度が予め設定された閾値Bを超えているか否か判断し、超えている場合にはステップS44へ、超えていない場合にはステップS45へ進む。
送風機3の温度が閾値Bを超えている場合には、送風機3に異常が生じていると判断し、送風機3を点検するよう報知手段19により報知する。報知方法としては、前述のプレフィルタ12の点検を報知するのと同様に、視覚的な報知、聴覚的な報知、あるいはこれらの組み合わせを用いることができる。また、ランプにより報知を行う場合には、プレフィルタ12の点検報知と送風機3の点検報知とを1つのランプを用い、報知内容によってランプの発光色を違えることとしてもよい。このようにすることで、報知部を簡易に構成することができるとともに、使用者に対して報知内容を適切に伝えることができる。
送風機3の温度が閾値Bを超えていない場合には、送風機3の累積運転時間が予め設定された閾値Cを超えているか否か判断する。送風機3は運転時間が長くなると徐々に劣化が進むので、累積運転時間によって劣化しているかどうか判断することができる。そして、累積運転時間が閾値Cを超えていない場合にはステップS48へ、超えている場合にはステップS46へ進む。
送風機3の累積運転時間が閾値Cを超えている場合には、送風機3に劣化が生じているものと判断し、送風機3に経年劣化が生じていることを報知手段19により報知する。報知方法としては、前述のプレフィルタ12の点検を報知するのと同様に、視覚的な報知、聴覚的な報知、あるいはこれらの組み合わせを用いることができる。また、ランプにより報知を行う場合には、プレフィルタ12の点検報知、送風機3の点検報知、送風機3の経年劣化報知とを1つのランプを用い、報知内容によってランプの発光色を違えることとしてもよい。このようにすることで、報知部を簡易に構成することができるとともに、使用者に対して報知内容を適切に伝えることができる。
送風機3の経年劣化を報知してから所定時間が経過した後は、送風機3が作動しないよう停止させる。このようにすることで、送風機3に経年劣化が生じた状態で運転し続けることがなく、経年劣化に伴う不具合が生じるのを防ぐことができる。
送風機3の累積運転時間が閾値Cを超えていない場合には、送風機3の作動を開始して高圧空気流を発生させ、手乾燥運転を行う。このときの送風機3の回転数は、ステップS41で検出した圧力損失の値に基づいて決定する。
図6は、一定の風量を確保するために必要な送風機3の回転数と圧力損失との関係を示すグラフである。横軸は送風機3に供給される空気の圧力損失であり、縦軸は送風機3の回転数を示す。送風機3は、手挿入部2に挿入された手の水滴を適切に吹き飛ばすことができるよう、一定の風量の高圧空気流を発生させる必要がある。したがって、圧力損失が大きい場合には、図6に示すように送風機3の回転数を上昇させて運転する。
図7は、本発明の実施の形態2に係る手乾燥装置120の正面断面模式図である。図7において、手乾燥装置120の本体1の両側面には、開口部を有する吹出流吸気口10と、吹出流吸気口10に接続された通風路11が形成され、吹出流吸気口10の開口部周辺には誘導壁18が設けられている。その他の構成については前述の実施の形態1に係る手乾燥装置100と同様であり、同一の符号を付している。
図8は、本発明の実施の形態3に係る手乾燥装置130の正面断面模式図である。図8において、手乾燥装置130の本体1の両側面には、本体1の内部(手挿入部2の内側)に向けて開口した吹出流吸気口20と、吹出流吸気口20と送風機3の上流側とを接続する通風路21が設けられている。吹出流吸気口20は、手挿入部2の側面部分をほぼ覆うように形成されており、手挿入部2の側面側から流出した高圧空気流を吸い込むことができるようになっている。その他の構成については前述の実施の形態1に係る手乾燥装置100と同様であり、同一の符号を付している。
図9は、本発明の実施の形態4に係る手乾燥装置140を示し、図9(A)は正面断面模式図、図9(B)は上面図である。前述の実施の形態1及び実施の形態3では、本体1の外側の両側面に吹出流吸気口及び通風路を設けた場合を例に説明したが、本実施の形態4では本体1の内側の両側面に吹出流吸気口及び通風路を設けており、通風路が排水路の役割を兼ねている。その他の構成については、前述の実施の形態1に係る手乾燥装置100と同様であり、同一の符号を付している。
前述の実施の形態1では、プレフィルタ12を掃除する掃除装置13を常時運転する場合の例について説明した。本実施の形態5では、掃除装置13を常には運転せず、プレフィルタ12による圧力損失の度合い、即ち、プレフィルタ12の劣化状況に応じて掃除装置13を運転する場合の例について説明する。
手乾燥装置100の運転が開始されると、制御部Xは、圧力センサ15と圧力センサ16の出力の差分を求め、この差分によって得られる圧力損失が予め設定された閾値Dを超えているか否か判断する。この閾値Dは、閾値Aより小さい値、若しくは閾値Aと同じ値とする。圧力損失が閾値Dを超えている場合にはステップS40bへ、超えていない場合にはステップS43へ進む。
前記圧力損失が閾値Dを超えている場合には、掃除装置13を所定時間運転させる。若しくは、所定回数分だけブラシ部13bを回転させて掃除装置13を運転させてもよい。このようにすることで、プレフィルタ12の掃除を行うことができ、プレフィルタ12による圧力損失を抑止することができる。
Claims (6)
- 空気流を発生させる送風機、一対の対向する壁部の側方の少なくとも一部が開放された凹型を有し、前記送風機により発生された空気流が噴出される手挿入部、及び手から吹き飛ばされた水をドレン容器へと導く排水路を備えた本体部と、
前記手挿入部の外側の側方で、かつ、前記手挿入部に噴出された空気流が手を挿抜することにより前記本体部の外側へ流出する際の風路の出口方向に向けて開口しており、前記本体部の外側へ流出した空気流を吸込み可能な吹出流吸気口と、
前記吹出流吸気口と前記送風機の上流側とを結ぶ風路を形成しており、前記送風機の駆動により生じた吸引力で前記吹出流吸気口から吸い込んだ空気を前記送風機へ導くとともに、前記排水路として機能する通風路と、
前記本体部の外側へ流出する空気流を前記吹出流吸気口へと導く誘導壁とを有する
ことを特徴とする手乾燥装置。 - 空気流を発生させる送風機、前記送風機により発生された空気流が噴出される手挿入部、及び手から吹き飛ばされた水をドレン容器へと導く排水路を備えた本体部と、
前記手挿入部に噴出された空気流が手を挿抜することにより前記本体部の外側へ流出する際の風路の出口方向に向けて開口しており、前記本体部の外側へ流出した空気流を吸込み可能な吹出流吸気口と、
前記吹出流吸気口と前記送風機の上流側とを結ぶ風路を形成しており、前記送風機の駆動により生じた吸引力で前記吹出流吸気口から吸い込んだ空気を前記送風機へ導くとともに、前記排水路として機能する通風路と、
前記本体部の外側へ流出する空気流を前記吹出流吸気口へと導く誘導壁と、
前記送風機の上流側に設けられ、前記吹出流吸気口から吸い込んだ空気を除湿するとともに清浄化する空気清浄機能部と、
前記空気清浄機能部の上流側に設けられた第一の圧力感知センサと、
前記空気清浄機能部の下流側かつ前記送風機の上流側に設けられた第二の圧力感知センサとを有し、
前記第一の圧力感知センサと第二の圧力感知センサの出力値の差によって前記空気清浄機能部の劣化状況を検出する
ことを特徴とする手乾燥装置。 - 前記空気清浄機能部の劣化状況に応じて前記送風機の回転数を制御する
ことを特徴とする請求項2記載の手乾燥装置。 - 前記空気清浄機能部の劣化状況を報知する報知手段を設けた
ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の手乾燥装置。 - 前記空気清浄機能部を清掃する清掃手段を設けた
ことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の手乾燥装置。 - 前記送風機の上流側に第二の吸気口を設けた
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の手乾燥装置。
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