JP2010075602A - 手乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速風によって手から吹き飛ばされた水滴を周囲に飛散させることのない手乾燥装置を得る。
【解決手段】空気流を発生させる送風機3と、手を挿抜可能に開口し、前記送風機3により発生された空気流が噴出される手挿入部2と、手から吹き飛ばされた水をドレン容器5へと導く排水路7とを備えた本体部1と、前記手挿入部2に噴出された空気流が手を挿抜することにより前記本体部1の外側へ流出する際の風路の出口方向に向けて開口しており、前記本体部1の外側へ流出した空気流を吸込み可能な吹出流吸気口10とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、洗浄後の濡れた手に空気を吹き付けて衛生的に乾燥させる手乾燥装置に関する。
洗浄後の濡れた手を乾燥させる装置として、高速空気流により手に付着した水滴を吹き飛ばし乾燥させる手乾燥装置がある。このような従来の手乾燥装置として、「手を挿入する手挿入部と、前記手に高速風を吹出す吹出しノズルと、前記吹出しノズルに前記高速風を導入する高速風供給手段と、前記吹出しノズルから吹出された高速風によって吹き飛ばされた水などを受ける水受け部とを設けるとともに、前記水受け部に水分を蒸発させる水分蒸発手段を設けた」ものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−345681号公報(第1―2頁、第1図)
上記特許文献1の手乾燥装置によれば、手乾燥装置使用時に吹き飛ばされた水などを受ける水受け部に溜まった水は蒸発させることができる。しかし、高速風によって吹き飛ばされた水滴が手乾燥装置の外側にある床や衣服に飛散してしまう可能性があり、周囲を不衛生な状態にしてしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、高速風によって手から吹き飛ばされた水滴を周囲に飛散させることのない手乾燥装置を提供するものである。
本発明に係る手乾燥装置は、空気流を発生させる送風機、前記送風機により発生された空気流が噴出される手挿入部、及び手から吹き飛ばされた水をドレン容器へと導く排水路を備えた本体部と、前記手挿入部に噴出された空気流が手を挿抜することにより前記本体部の外側へ流出する際の風路の出口方向に向けて開口しており、前記本体部の外側へ流出した空気流を吸込み可能な吹出流吸気口とを有するものである。
本発明の手乾燥装置は、本体部の外側へ流出した空気流を吸込み可能な吹出流吸気口を設けたので、手から吹き飛ばされた水滴が周囲に飛散するのを防ぐことができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る手乾燥装置100の外観斜視図、図2は手乾燥装置100の正面断面模式図である。本実施の形態1では、壁面等に設置されて上下方向に手を抜き差しして乾燥させる手乾燥装置を例に説明する。なお、図2において、W1〜W4で示す矢印は、空気の流れである空気流を示す。また、手乾燥装置100は左右対称の構成であるので、図2では片側のみ符号を付している。
図1及び図2において、手乾燥装置100は、装置の外殻を構成するとともに上面側に開口を有する凹型の手挿入部2が設けられた本体1を有する。手挿入部2は側壁を有しておらず、側方が開放された状態となっている。なお、手挿入部2の側方は、手挿入部2内の空気を側方へ逃がすためのスリットあるいは穴が形成された側壁により覆われていてもよい。本体1の内部には、高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置である送風機3が備えられており、手挿入部2の壁面に設けられたノズル4から送風機3で発生した高圧空気流を噴出する。なお、ノズル4は、手挿入部2に挿入した手の表面及び裏面に付着した水滴を効率よく除去できるように、手挿入部2の正面側及び背面側の両方の壁面に設けられている。図1及び図2ではノズル4が丸穴ノズルである場合を例に説明するが、スリット型など他の形状のノズルを用いてもよく、また、ノズル4の数も任意である。送風機3の上流側には圧力センサ16が設けられ、送風機3の近傍には送風機3の温度を検出するための温度センサ8が設けられている。手挿入部2の下方には、手から吹き飛ばされた水滴をドレン容器5へと導く排水路7が設けられている。ドレン容器5は本体1から取り外し可能であり、使用者はドレン容器5を取り外して溜まった水を廃棄することができる。また、本体1の上部には、光や音声などによる報知を行う報知手段19が設けられている。
本体1の下方の表面には、送風機3の上流側に空気を供給する吸気口6が設けられている。
図3は、吸気口6の縦断面模式図である。吸気口6は、ヒンジ部6aに支持された扉6bによってその開口部が覆われている。扉6bは、ヒンジ部6aを軸として本体1の内部方向に回動可能となっている。送風機3が動作を開始して高圧空気流を発生させると送風機3の上流側の気圧が低くなるので、本体1外部との気圧差により扉6bは自動的に本体1の内部方向に回動し、本体1の内部へと空気が吸い込まれる。
本体1の両側面には、開口部を有する吹出流吸気口10と、吹出流吸気口10に接続された通風路11が形成されている。通風路11内には、空気清浄機能部としてのプレフィルタ12が設置され、プレフィルタ12の近傍にはプレフィルタ12の掃除を自動的に行う掃除装置13が設けられ、プレフィルタ12の上流側には圧力センサ15が設けられている。通風路11の下流側の端部は、送風機3の上流側に向けて開口した通風路開口部17が形成されている。
吹出流吸気口10は、手挿入部2の両側に設けられており、上方に向けて開口している。吹出流吸気口10はその開口部を格子状等の所定の大きさに区分する防塵機能部10aが設けられている。この防塵機能部10aは、吹出流吸気口10内に紙くず等の比較的大きなゴミを侵入させないための防塵手段として機能している。また、吹出流吸気口10の上面はほぼまっすぐに形成されており、吹出流吸気口10における空気流の圧力損失を抑制できるようになっている。
なお、手挿入部2の側方が開放されている(側壁を有していない)タイプの場合には、吹出流吸気口10は手挿入部2の底面とほぼ同じ高さかこれより低い位置に設けることができる。また、手挿入部2が側壁を有する場合には、側壁に設けられたスリットあるいは穴のうち最も低い位置にあるものとほぼ同じ高さかこれより低い位置い設けることができる。このようにすれば、吹出流吸気口10が手挿入部2の側方の開放部分あるいは側壁のスリットや穴を塞ぐことがない。
通風路11は、本体1の両側壁に沿うようにして本体1の両側に設けられている。通風路11は、吹出流吸気口10と送風機3の上流側とを結ぶ風路を形成しており、その上部から下部までがほぼまっすぐに形成され、下端部に通風路開口部17が形成されている。このようにほぼまっすぐの風路とすることで、通風路11内での空気流の圧力損失を抑制することができる。
送風機3の上流側と吹出流吸気口10は通風路11により結ばれているので、送風機3が駆動することにより吹出流吸気口10には吸引力が生じる。そして、この吸引力により、手挿入部2の側方から流出した水滴を含む空気を吸い込むことができる。
プレフィルタ12は、通風路11を通って送風機3へと供給される空気に含まれる水滴や塵埃を捕集するための空気清浄手段としてのフィルタである。また、プレフィルタ12の近傍には、プレフィルタ12の掃除を自動的に行う掃除装置13が設けられている。
図4は、プレフィルタ12及び掃除装置13の構成を示し、図4(A)は側面模式図、図4(B)は斜視図、図4(C)は上面図である。図4において、プレフィルタ12は、ロール状に形成された圧力損失の少ないフィルタ部12aと、上下に設けられた加熱脱水回転軸12bとを備える。フィルタ部12aは、上下の加熱脱水回転軸12bに巻き付けられてこれを軸として一定方向に回転可能である。加熱脱水回転軸12bは通電により加熱することができ、この熱によりフィルタ部12aに付着した水滴を蒸発させることができる。したがって、フィルタ部12aに付着した水滴によりカビが発生するのを防ぐことができる。なお、加熱脱水回転軸12bによる加熱は、常時行ってもよいが、所定時刻、あるいは所定時間おきに加熱することとしてもよい。
掃除装置13は、下側の加熱脱水回転軸12bに接続された支持枠13aと、円筒状にブラシ毛が植え込まれたブラシ部13bと、ブラシ部13bを軸通してブラシ部13bを回転させる軸部13cと、ブラシ部13bと略平行に形成されたヘラ部13dとを備えている。ブラシ部13bは、そのブラシ毛が前述のフィルタ部12aに接する位置に配置されている。また、ヘラ部13dには、所定間隔で略三角形状に形成された歯部13eが設けられている。歯部13eは、ブラシ部13bのブラシ毛の半分以上深くに入り込むような大きさ及び位置で形成されている。
このように構成されたプレフィルタ12及び掃除装置13において、プレフィルタ12のフィルタ部12aは常に一定速度で回転しながら、通風路11により導かれた空気に含まれる水滴や塵埃を捕集する。掃除装置13のブラシ部13bもまた、フィルタ部12aの回転速度よりも遅い速度で常に回転し、ブラシ部13bのブラシ毛はフィルタ部12aに接しているので、フィルタ部12aに付着した塵埃等をそのブラシ毛によって掻き落とすことができる。また、ブラシ部13bに付着した塵埃等は、ブラシ部13bに入り込むように形成された歯部13eによってブラシ毛を梳かすようにして掻き出される。そして、ブラシ部13b及び歯部13eによって掻き出された塵埃は、排水路7を通ってドレン容器5へ集められ、ドレン容器5に溜まった水とともに廃棄することができる。掃除装置13は自動でプレフィルタ12を掃除するので、使用者によるメンテナンスの手間を省くことができる。また、プレフィルタ12及び掃除装置13は、本体1から着脱可能に取り付けられており、過度に汚れた場合や故障した場合などには、取り外して清掃や交換を行うことができる。
圧力センサ15と圧力センサ16は、真空度を検出することのできるセンサである。圧力センサ15はプレフィルタ12の上流側に、圧力センサ16はプレフィルタ12の下流側でかつ送風機3の上流側に設置されている。本体1の図示しない制御部Xは、圧力センサ15と圧力センサ16の出力値を取得してこれらの差分を求め、差分をプレフィルタ12による圧力損失の値とする。なお、圧力センサ16は送風機3の上流側に設けられているので送風機3の駆動による影響を受けることなく圧力を検出でき、正確にプレフィルタ12による圧力損失を算出することができる。プレフィルタ12に塵埃が付着すると目詰まりが生じ、圧力損失も大きくなる。したがって、圧力損失の値が大きい場合には、プレフィルタ12に劣化が生じていると判断する。
温度センサ8は送風機3の温度を検知する温度センサであり、その出力は前述の図示しない制御部Xに入力される。制御部Xは、温度センサ8の出力に基づいて送風機3の温度を検知し、温度センサ8の出力が所定温度以上になったときには、送風機3に異常が生じていると判断する。
次に、手乾燥装置100の動作について説明する。
図5は、手乾燥装置100の動作フローである。図5では、手乾燥装置100に電源が通電された状態を前提に説明し、圧力損失のことを圧損と表記している。
(S40)
手乾燥装置100に電源が通電された状態で、使用者が手挿入部2に手を挿入すると、図示しないセンサがこれを感知し、手乾燥装置100は運転を開始する。
(S41)
制御部Xは、圧力センサ15と圧力センサ16の出力の差分を求め、この差分によって得られる圧力損失の値が予め設定された閾値Aを超えているか否か判断する。図2では、本体1の左右両側に圧力センサ15が設けられており、左右それぞれ別個に差分を求めて判断する。そして、圧力損失の値が閾値Aを超えている場合にはステップS42へ、超えていない場合にはステップS43へ進む。
(S42)
前記圧力損失が閾値Aを超えている場合には、プレフィルタ12に塵埃が付着するなどして劣化が生じていると判断し、プレフィルタ12を点検するよう報知手段19により報知する。報知方法としては、ランプなどによる視覚的な報知、あるいはブザー音や音声メッセージなどによる聴覚的な報知など、任意の方法によって行うことができる。また、視覚的な報知と聴覚的な報知とを組み合わせて用いることもできる。前述したようにプレフィルタ12は掃除装置13によって自動的に清掃されているが、長期間の使用によりプレフィルタ12には劣化が生じてしまう。このような場合でも、使用者に対してプレフィルタ12を点検するよう報知することで、プレフィルタ12の清掃あるいは交換を促すことができる。
(S43)
前記圧力損失が閾値Aを超えていない場合には、温度センサ8の出力に基づいて送風機3の温度を検知する。そして、送風機3の温度が予め設定された閾値Bを超えているか否か判断し、超えている場合にはステップS44へ、超えていない場合にはステップS45へ進む。
(S44)
送風機3の温度が閾値Bを超えている場合には、送風機3に異常が生じていると判断し、送風機3を点検するよう報知手段19により報知する。報知方法としては、前述のプレフィルタ12の点検を報知するのと同様に、視覚的な報知、聴覚的な報知、あるいはこれらの組み合わせを用いることができる。また、ランプにより報知を行う場合には、プレフィルタ12の点検報知と送風機3の点検報知とを1つのランプを用い、報知内容によってランプの発光色を違えることとしてもよい。このようにすることで、報知部を簡易に構成することができるとともに、使用者に対して報知内容を適切に伝えることができる。
(S45)
送風機3の温度が閾値Bを超えていない場合には、送風機3の累積運転時間が予め設定された閾値Cを超えているか否か判断する。送風機3は運転時間が長くなると徐々に劣化が進むので、累積運転時間によって劣化しているかどうか判断することができる。そして、累積運転時間が閾値Cを超えていない場合にはステップS48へ、超えている場合にはステップS46へ進む。
(S46)
送風機3の累積運転時間が閾値Cを超えている場合には、送風機3に劣化が生じているものと判断し、送風機3に経年劣化が生じていることを報知手段19により報知する。報知方法としては、前述のプレフィルタ12の点検を報知するのと同様に、視覚的な報知、聴覚的な報知、あるいはこれらの組み合わせを用いることができる。また、ランプにより報知を行う場合には、プレフィルタ12の点検報知、送風機3の点検報知、送風機3の経年劣化報知とを1つのランプを用い、報知内容によってランプの発光色を違えることとしてもよい。このようにすることで、報知部を簡易に構成することができるとともに、使用者に対して報知内容を適切に伝えることができる。
(S47)
送風機3の経年劣化を報知してから所定時間が経過した後は、送風機3が作動しないよう停止させる。このようにすることで、送風機3に経年劣化が生じた状態で運転し続けることがなく、経年劣化に伴う不具合が生じるのを防ぐことができる。
(S48)
送風機3の累積運転時間が閾値Cを超えていない場合には、送風機3の作動を開始して高圧空気流を発生させ、手乾燥運転を行う。このときの送風機3の回転数は、ステップS41で検出した圧力損失の値に基づいて決定する。
ここで、圧力損失と送風機3の回転数の関係について説明する。
図6は、一定の風量を確保するために必要な送風機3の回転数と圧力損失との関係を示すグラフである。横軸は送風機3に供給される空気の圧力損失であり、縦軸は送風機3の回転数を示す。送風機3は、手挿入部2に挿入された手の水滴を適切に吹き飛ばすことができるよう、一定の風量の高圧空気流を発生させる必要がある。したがって、圧力損失が大きい場合には、図6に示すように送風機3の回転数を上昇させて運転する。
したがって、ステップS48の手乾燥運転においては、ステップS41で検出した圧力損失の値に応じて送風機3の回転数を制御し、圧力損失が大きい場合には送風機3の回転数を上げる。送風機3は所定の回転数で運転することにより、一定の風量の高圧空気流を発生することができ、手挿入部2に挿入された使用者の手に付着した水滴を適切に吹き飛ばすことができる。
以上のように構成された手乾燥装置100の手乾燥運転の動作の詳細について説明する。使用者が手挿入部2へ手を入れると、図示しないセンサが手を検知して送風機3が作動する。送風機3が作動すると、吸気口6から送風機3の上流側に流入した空気流W4が送風機3によって高圧空気流に加工され、高圧空気流W3としてノズル4により手挿入部2内へ噴出される。手挿入部2内で高圧空気流W3は濡れた手に当たり、手に付着していた水滴を吹き飛ばして手を乾燥させる。
手から吹き飛ばされた水滴は、手挿入部2内に付着して下方に流れてドレン容器5へと流れ込むとともに、一部は高圧空気流とともに手挿入部2の外部へと流出する。手挿入部2の側方が開放されている(側壁を有していない)タイプのものであればこの開放部分から水滴が流出し、側壁を有するタイプのものであれば側壁に形成されたスリットあるいは穴から水滴が流出する。このとき手から吹き飛ばされた水滴を含む空気の流出箇所となる位置に吹出流吸気口10が開口しているとともに、送風機3の駆動により吹出流吸気口10には吸引力が生じているので、本体1の外部へ流出した水滴を含む空気は空気流W1として吹出流吸気口10から通風路11へと吸い込まれる。また、本体1の外部へ流出した水滴の一部は、誘導壁18に接触して吹出流吸気口10へと吸い込まれる。したがって、手から吹き飛ばされた水滴が手乾燥装置100の周囲へ飛び散るのを防ぐことができる。
また、通風路11へ吸い込まれた空気流は、プレフィルタ12を通過するときに空気中の塵埃や水滴が除去された清潔な空気流W2となり、吸気口6から吸い込まれた空気流W4とともに送風機3で高圧空気流に加工される。したがって、清潔な空気流が手挿入部2へ噴射されることとなり、衛生的である。
なお、前述の通り吸気口6は本体1内部と外部の気圧差によって自動的に開閉し、空気流W2が十分に送風機3に供給される場合には吸気口6は閉じたままとなり、空気流W4は供給されないこととなる。吹出流吸気口10、通風路11、プレフィルタ12はいずれも前述の通り圧力損失を抑制するよう構成されているので、清潔な空気流W2を多く送風機3に供給することができる。したがって、送風機3が発生させる高圧空気流の衛生性を向上させることができる。
以上のように本実施の形態1の手乾燥装置100によれば、本体1の側面に手挿入部2近傍に開口した吹出流吸気口10を備えたので、手挿入部2で手から吹き飛ばされた水滴を吹出流吸気口10で回収することができる。したがって、手乾燥装置100の周囲に水滴が飛散するのを防ぐことができる。また、吹出流吸気口10から吸い込んだ空気を送風機3の上流側へと導く通風路11を設けたので、送風機3の駆動により通風路11を通じて吹出流吸気口10における吸引力を生じさせて空気を吸い込むことができる。したがって、手挿入部2から吹き飛ばされた水滴を含む空気を確実に回収することができ、周囲に水滴が飛散するのを防ぐことができる。
また、吹出流吸気口10はその開口部が略水平に形成されているので、高圧空気流を吸い込むときの圧力損失を抑制することができる。また、通風路11は吹出流吸気口10と送風機3とを結ぶほぼまっすぐの風路に形成されているので、通風路11内での圧力損失を抑制することができる。さらにプレフィルタ12は圧力損失の少ないフィルタ部12aを用いるとともに掃除装置13によって自動的に掃除されるので、プレフィルタ12による圧力損失も少ない。このように吹出流吸気口10から送風機3に至る風路における圧力損失を抑制することにより、送風機3に効率よく空気を供給することができる。このため、送風機3を高効率で稼働させることができるとともに、送風機3の劣化を抑止することができる。
また、通風路11の出口側と送風機3の上流側との間に空気清浄手段としてのプレフィルタ12を備え、プレフィルタ12により除湿、集塵した清潔な空気流を送風機3へと供給するようにしたので、送風機3は清潔な高圧空気流を発生することができる。
また、プレフィルタ12による圧力損失状況に応じて送風機3の回転数を制御するようにしたので、送風機3により発生する高圧空気流の風量を一定に保つことができる。また、送風機3の近傍に設けた温度センサ8の出力により送風機3の異常を検知し、異常が生じた場合には点検を促す報知を行うようにしたので、使用者はこの報知に従って送風機3を適切に点検することができる。
なお、本実施の形態1では、掃除装置13を常時運転する場合の例について説明したが、掃除装置13は常時運転せずともよい。例えば、使用者が手乾燥装置100の使用を終了したとき(送風機3の運転を停止したとき)のみあるいは使用を終了する何回か毎に掃除装置13を運転してもよい。このようにすることで、掃除装置13の運転に要するエネルギー消費量を低減しつつ、使用者によるメンテナンスの手間を省くことができる。
また、通風路11の中のプレフィルタ12の下流側に、脱臭フィルタ等の脱臭手段を設けることとしてもよい。このようにすることで、手挿入部2に噴射される空気流の異臭を防ぐことができ、使用者に不快感を与えることもない。なお、脱臭手段として脱臭フィルタを用いる場合には、脱臭フィルタの通気孔が通風路11を流れる空気流と平行となるように構成、あるいは取り付けるなどして、圧力損失を抑制することが望ましい。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る手乾燥装置120の正面断面模式図である。図7において、手乾燥装置120の本体1の両側面には、開口部を有する吹出流吸気口10と、吹出流吸気口10に接続された通風路11が形成され、吹出流吸気口10の開口部周辺には誘導壁18が設けられている。その他の構成については前述の実施の形態1に係る手乾燥装置100と同様であり、同一の符号を付している。
誘導壁18は、吹出流吸気口10の開口部の縁に上方向に起立している。誘導壁18の高さ寸法は、通風路11の幅と略同じもしくは短く、吹出流吸気口10の開口部の上面を開閉自在に構成されている。さらに、誘導壁18の開閉方向は、吹出流吸気口10の開口部の手挿入部2の反対側端辺部を軸に開閉する。
このように構成された誘導壁18は、手乾燥装置120の送風機3の運転停止時には吹出流吸気口10の開口部を閉塞し、手挿入部2に手を挿入したり送風機3が運転している間は誘導壁18を開放し、手挿入部2において使用者の手から吹き飛ばされた水滴を含む高圧空気流は、この誘導壁18に接触して吹出流吸気口10へと導かれ、通風路11へ流入することとなる。したがって、手乾燥装置120の周囲や使用者に水滴が飛散するのを防ぐことができ、さらに手乾燥装置120未使用時には、吹出流吸気口10を誘導壁18により塞ぎ、上方に開口する吹出流吸気口10から埃などが侵入するのを防ぐことができる。
以上のように本実施の形態2によれば、前述の実施の形態1の手乾燥装置と同様の効果を得ることができるとともに、未使用時のみ吹出流吸気口10の開口部分をほぼ覆うように構成したので、吹出流吸気口10からの埃の侵入を防ぎつつ手から吹き飛ばされた水滴が手乾燥装置120外部へ飛散するのをより防止することができる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係る手乾燥装置130の正面断面模式図である。図8において、手乾燥装置130の本体1の両側面には、本体1の内部(手挿入部2の内側)に向けて開口した吹出流吸気口20と、吹出流吸気口20と送風機3の上流側とを接続する通風路21が設けられている。吹出流吸気口20は、手挿入部2の側面部分をほぼ覆うように形成されており、手挿入部2の側面側から流出した高圧空気流を吸い込むことができるようになっている。その他の構成については前述の実施の形態1に係る手乾燥装置100と同様であり、同一の符号を付している。
送風機3によって発生された高圧空気流はノズル4により手挿入部2へと噴出され、手に付着していた水滴を吹き飛ばして手を乾燥させる。手から吹き飛ばされた水滴は、手挿入部2内に付着して下方に流れてドレン容器5へと流れ込むとともに、一部は、吹出流吸気口20から通風路21へと吸い込まれる。送風機3の駆動により吹出流吸気口20には吸引力が生じているので、手挿入部2内の水滴を含む空気を吸い込むことができる。したがって、水滴を含む空気を確実に回収することができ、周囲に水滴が飛散するのを防ぐことができる。
また、通風路21は、吹出流吸気口20に接続された上壁21aを斜めに形成するとともに、送風機3の上流側までほぼまっすぐの風路を形成している。したがって、吹出流吸気口20から吸い込まれた空気流はほとんど曲がることなく送風機3へ供給される。このため、通風路21における圧力損失を抑制することができる。
以上のように本実施の形態3によれば、前述の実施の形態1の手乾燥装置と同様の効果を得ることができるとともに、手挿入部2の側面部分をほぼ覆うように形成した吹出流吸気口20を設けたので、手から吹き飛ばされた水滴が手乾燥装置130の外部へ飛散するのをより防止することができる。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4に係る手乾燥装置140を示し、図9(A)は正面断面模式図、図9(B)は上面図である。前述の実施の形態1及び実施の形態3では、本体1の外側の両側面に吹出流吸気口及び通風路を設けた場合を例に説明したが、本実施の形態4では本体1の内側の両側面に吹出流吸気口及び通風路を設けており、通風路が排水路の役割を兼ねている。その他の構成については、前述の実施の形態1に係る手乾燥装置100と同様であり、同一の符号を付している。
図9において、本実施の形態4に係る手乾燥装置140の吹出流吸気口30は、手挿入部2の底面の外側近傍に設けられ、手挿入部2の内部に向けて開口している。また、吹出流吸気口30と送風機3の上流側とを接続する通風路31が、本体1の側壁に沿って形成されている。
通風路31の出口側の端部は、送風機3の上流側でかつドレン容器5の上方に開口した通風路開口部17が形成されている。通風路開口部17の上側は送風機3に近いため、下側に比べると送風機3による吸引力が強い。そしてこの通風路開口部17の上側はプレフィルタ12によって覆われ、下側はそのまま開口している。通風路31によって導かれる空気に含まれる水滴や塵埃は、微細なものもあれば比較的大きなものもあるが、微細な水滴や塵埃は送風機3の吸引力により空気と共に吸引され、プレフィルタ12により捕集される。そして、比較的大きな水滴や塵埃は、それ自体の重さにより通風路31からドレン容器5へそのまま落下して回収され、プレフィルタ12に捕集されることはない。即ち、通風路31は、空気を送風機3へと導く通風路であるとともに、水滴や塵埃をドレン容器5へと導く排水路も兼ねている。
以上のように構成された手乾燥装置140において、手挿入部2に噴出された高圧空気流により手から吹き飛ばされた水滴は、そのまま落下して手挿入部2の底面に開口した吹出流吸気口30から通風路31へと導かれ、ドレン容器5に回収される。また、送風機3の駆動により吹出流吸気口30には吸引力が生じており、手挿入部2の側方から外側へ流出しようとする水滴を含む高圧空気流を吸引することができる。したがって、手から吹き飛ばされた水滴が手乾燥装置140の周囲へ飛び散るのを防ぐことができる。
以上のように本実施の形態4によれば、前述の実施の形態1の手乾燥装置と同様の効果を得ることができるとともに、吹出流吸気口30を手挿入部2の内側に設けて通風路31が排水路の役割を兼ねる構成としたので、手乾燥装置140の大きさ及び形状をコンパクトに構成することができる。したがって、手乾燥装置140の設置や掃除などのメンテナンスにおける作業性を向上させることができる。また、通風路31で回収した比較的大きな水滴や塵はプレフィルタ12を用いずとも回収できるようにしたので、プレフィルタ12の劣化を遅らせることができ、プレフィルタ12のメンテナンスに要するコストや手間などの負担を軽減することができる。
実施の形態5.
前述の実施の形態1では、プレフィルタ12を掃除する掃除装置13を常時運転する場合の例について説明した。本実施の形態5では、掃除装置13を常には運転せず、プレフィルタ12による圧力損失の度合い、即ち、プレフィルタ12の劣化状況に応じて掃除装置13を運転する場合の例について説明する。
図10は、本発明の実施の形態5に係る手乾燥装置の動作フローである。図10においては、ステップS40aとステップS40bのみ前述の実施の形態1で述べた図5と異なり、その他のステップについては同じである。以下、相違点を中心に説明する。
(S40a)
手乾燥装置100の運転が開始されると、制御部Xは、圧力センサ15と圧力センサ16の出力の差分を求め、この差分によって得られる圧力損失が予め設定された閾値Dを超えているか否か判断する。この閾値Dは、閾値Aより小さい値、若しくは閾値Aと同じ値とする。圧力損失が閾値Dを超えている場合にはステップS40bへ、超えていない場合にはステップS43へ進む。
(S40b)
前記圧力損失が閾値Dを超えている場合には、掃除装置13を所定時間運転させる。若しくは、所定回数分だけブラシ部13bを回転させて掃除装置13を運転させてもよい。このようにすることで、プレフィルタ12の掃除を行うことができ、プレフィルタ12による圧力損失を抑止することができる。
なお、掃除装置13を運転(S40b)させてもなお、プレフィルタ12による圧力損失が閾値Aを超えている場合には(S41)、プレフィルタ12を点検するよう報知する(S42)ので、掃除装置13によっても除去できないような塵埃がプレフィルタ12に付着している場合には、使用者に清掃や交換を促すことができる。
以上のように本実施の形態5によれば、プレフィルタ12による圧力損失が所定値を超えた場合にのみ掃除装置13を運転するようにしたので、掃除装置13の運転に要するエネルギーを低減できるとともに、プレフィルタ12の清掃も適切に行うことができる。
なお、掃除装置13の運転タイミングについては、前述の実施の形態1で述べた方法と本実施の形態5で述べた方法とを組み合わせて用いてもよい。即ち、掃除装置13を常時(あるいは手乾燥装置の運転を終了する度に)運転するモードと、プレフィルタ12による圧力損失が所定値を超えた場合にのみ運転するモードとを設け、使用者がいずれかのモードを選択できるようにしてもよい。このようにすることで、手乾燥装置の使用頻度や設置環境の浮遊する塵埃量に応じて、掃除装置13の適切な運転タイミングを選択することができる。したがって、プレフィルタ12の劣化を効率よく防止することができる。
なお、上記説明では、手を上下に挿抜するタイプの手乾燥装置を例に説明したが、手乾燥装置の本体の形状はこれに限るものではなく、例えば、前後に手を挿抜するタイプのものに本発明を適用することもできる。この場合、手挿入部の外部へ高圧空気流が流出する位置に吹出流吸気口を設け、この吹出流吸気口と送風機の上流側を結ぶ通風路を設ければよく、例えば手挿入部の左右両側に吹出流吸気口と通風路を設けることができる。また、手乾燥装置の左右いずれか片側を壁に密着して設置する場合には、本体の両側に空気清浄ユニットを設けるのではなく、片側にのみ設けることとしてもよい。このようにしても同様の効果を得ることができる。
また、送風機3の駆動だけでは吹出流吸気口での吸引力が不十分の場合は、別途送風機を通風路などに設けてもよい。そして、送風機3が駆動するときに連動して駆動させ、吹出流吸気口での吸引力をアップさせて空気を吸い込む。このようにすることで、手乾燥装置の外部へと流出しようとする水滴を含む空気をより強力に吸い込むことができ、手乾燥装置の周囲に水滴が飛散するのを防ぐことができる。
本発明の実施の形態1を示す手乾燥装置の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す手乾燥装置の断面模式図である。 本発明の実施の形態1を示す吸込口の断面模式図である。 本発明の実施の形態1を示すロールフィルタと掃除装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態1を示す動作フローである。 圧力損失とモータの回転数の関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態2を示す手乾燥装置の断面模式図である。 本発明の実施の形態3を示す手乾燥装置の断面模式図である。 本発明の実施の形態4を示す手乾燥装置の断面模式図である。 本発明の実施の形態5を示す動作フローである。
符号の説明
1 本体、2 手挿入部、3 送風機、4 ノズル、5 ドレン容器、6 吸気口、6a ヒンジ部、6b 扉、7 排水路、8 温度センサ、10 吹出流吸気口、10a 防塵機能部、11 通風路、12 プレフィルタ、12a フィルタ部、12b 加熱脱水回転軸、13 掃除装置、13a 支持枠、13b ブラシ部、13c 軸部、13d ヘラ部、13e 歯部、15 圧力センサ、16 圧力センサ、17 通風路開口部、18 誘導壁、20 吹出流吸気口、21 通風路、30 吹出流吸気口、31 通風路、100、120、130、140 手乾燥装置。

Claims (12)

  1. 空気流を発生させる送風機、前記送風機により発生された空気流が噴出される手挿入部、及び手から吹き飛ばされた水をドレン容器へと導く排水路を備えた本体部と、
    前記手挿入部に噴出された空気流が手を挿抜することにより前記本体部の外側へ流出する際の風路の出口方向に向けて開口しており、前記本体部の外側へ流出した空気流を吸込み可能な吹出流吸気口とを有する
    ことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記吹出流吸気口と前記送風機の上流側とを結ぶ風路を形成しており、前記送風機の駆動により生じた吸引力で前記吹出流吸気口から吸い込んだ空気を前記送風機へ導く通風路を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の手乾燥装置。
  3. 前記本体部の外側へ流出する空気流を前記吹出流吸気口へと導く誘導壁を設けた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の手乾燥装置。
  4. 前記吹出流吸気口が前記手挿入部の少なくとも1つの側面を覆うように形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の手乾燥装置。
  5. 前記吹出流吸気口が前記手挿入部の底面の一部を構成している
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の手乾燥装置。
  6. 前記通風路が前記排水路として機能する
    ことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の手乾燥装置。
  7. 前記送風機の上流側に第二の吸気口を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の手乾燥装置。
  8. 前記吹出流吸気口から吸い込んだ空気を除湿するとともに清浄化する空気清浄機能部を前記送風機の上流側に設けた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の手乾燥装置。
  9. 前記空気清浄機能部の上流側に第一の圧力感知センサを設けるとともに、
    前記空気清浄機能部の下流側かつ前記送風機の上流側に第二の圧力感知センサを設け、
    前記第一の圧力感知センサと第二の圧力感知センサの出力値の差によって前記空気清浄機能部の劣化状況を検出する
    ことを特徴とする請求項8記載の手乾燥装置。
  10. 前記空気清浄機能部の劣化状況に応じて前記送風機の回転数を制御する
    ことを特徴とする請求項9記載の手乾燥装置。
  11. 前記空気清浄機能部の劣化状況を報知する報知手段を設けた
    ことを特徴とする請求項9または請求項10記載の手乾燥装置。
  12. 前記空気清浄機能部を清掃する清掃手段を設けた
    ことを特徴とする請求項8〜請求項11のいずれかに記載の手乾燥装置。
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