JP6471355B2 - 衣類乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類を収容した回転ドラム内に機外から空気を送給し、衣類から水分を奪った空気を機外に排出させて衣類を乾燥させる衣類乾燥装置に関するものである。
衣類乾燥機や洗濯乾燥機において衣類の乾燥を行うには、衣類を収容した回転ドラムを回転させて衣類を攪拌し、回転ドラム内に空気を送風して衣類に空気を当てる。これにより、空気は衣類から水分を奪って、衣類の乾燥がなされる(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の衣類乾燥装置を示すものである。図8に示すように、従来の衣類乾燥装置は、回転ドラム101内に衣類を収納し、扉102を閉じ、モータ103に通電されるとドラム回転プーリ104およびドラムベルト105により回転ドラム101に回転が伝達され、バッフル106により回転ドラム101内にある衣類の転動が開始する。一方、モータ103の回転は、ファン回転プーリ107、ファンベルト108およびファンプーリ109にも伝達されて、ファン110が回転する。このファン110の回転により外部空気はフィルタ収納具111の前面に設けたスリット状の吸気口112から吸込まれる。この吸込まれた外部空気はフィルタ113および吸入風洞114を通って自己発熱ヒータ115により加熱される。この加熱された熱風は、回転ドラム101に設けられた多数の熱風吸入孔116より回転ドラム101内に導かれる。回転ドラム101内に導かれた加熱空気は、衣類間を通過しながら衣類の水分を吸収して乾燥作用を行う。この乾燥作用を終えた湿気を含む熱風は、フィルタ収容具117に複数個設けられたフィルタ熱風排気孔118およびフィルタ119を通過し、さらに回転ドラム101の後部に設けられた熱風排気孔120を通過し、排気風洞121を介して外筐100の後面上方に設けられた熱風排気口122より機外に排出される。このような作用が連続的に行われることにより、衣類は乾燥が行われる。
特開昭53−143068号公報
しかしながら、前記従来技術に係る構成では、吸入風洞114と排気風洞121は、それぞれ本体の前の位置と後の位置に存するため、多くの容積を取ってしまうという課題があった。
また、回転ドラムからの排気経路においては、ファン110が熱風排気口122のすぐ上流側にあるため、大きな風切り音が発生し、使用者に不快感を与えるというという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、衣類乾燥装置の容積を極力小さくするとともに、乾燥用空気の風量を維持することができ、排出される空気の風切り音を抑制する衣衣類乾燥装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の衣類乾燥装置は、本体と、前記本体内に回転
自在に設けられた回転ドラムと、前記本体内の上方に位置し前記本体内に向けて開口することで前記本体外の空気を乾燥用空気として取り入れる吸気口と、前記吸気口から取り入れた前記乾燥用空気を前記回転ドラムへ送給する吸気管路への入口である吸入口と、前記吸気管路に配設され前記乾燥用空気を加熱する加熱部と、前記乾燥用空気を前記回転ドラム内へ送風する送風部と、前記本体の上面後方に位置し前記本体外に開口する排気口と、前記回転ドラム内で衣類と熱交換した前記乾燥用空気を前記排気口へ送給する排気管路への入口である排出口と、前記送風部や前記加熱部などを制御する制御部とを備え、前記吸気管路と前記排気管路は、前記本体上部にて、並列して配設し、前記吸気管路は、前記吸入口から下流側に向かって水平方向の幅を大きくし、前記排気管路は、前記排出口を起点とし、前記吸気管路から離れる方向に湾曲した後、後方に向かい、前記排気口に連通するよう構成したものである。
これによって、衣類乾燥装置の容積を極力小さくするとともに、乾燥用空気の風量を維持することができ、排出される空気の風切り音を抑制することができる。
本発明の衣類乾燥装置は、衣類乾燥装置の容積を極力小さくするとともに、乾燥用空気の風量を維持することができ、排出される空気の風切り音を抑制することができる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の外観を示す斜視図 同ドラム式洗濯乾燥機の上方内部の平面図 同ドラム式洗濯乾燥機の図2におけるA−A断面図 同ドラム式洗濯乾燥機の乾燥経路の要部横断面図 同ドラム式洗濯乾燥機の図4におけるB−Bの断面図 同ドラム式洗濯乾燥機の図4におけるC−Cの断面図。 (a)同ドラム式洗濯乾燥機の第1リントフィルタユニットの斜視図(b)同ドラム式洗濯乾燥機の第2リントフィルタユニットの斜視図(c)同ドラム式洗濯乾燥機のフィルタ収容室の断面斜視図 同ドラム式洗濯乾燥機の乾燥工程を行った後の排気温度を示すグラフ 従来の衣類乾燥装置の縦断面図
第1の発明は、本体と、前記本体内に回転自在に設けられた回転ドラムと、前記本体内の上方に位置し前記本体内に向けて開口することで前記本体外の空気を乾燥用空気として取り入れる吸気口と、前記吸気口から取り入れた前記乾燥用空気を前記回転ドラムへ送給する吸気管路への入口である吸入口と、前記吸気管路に配設され前記乾燥用空気を加熱する加熱部と、前記乾燥用空気を前記回転ドラム内へ送風する送風部と、前記本体の上面後方に位置し前記本体外に開口する排気口と、前記回転ドラム内で衣類と熱交換した前記乾燥用空気を前記排気口へ送給する排気管路への入口である排出口と、前記送風部や前記加熱部などを制御する制御部とを備え、前記吸気管路と前記排気管路は、前記本体上部にて、並列して配設し、前記吸気管路は、前記吸入口から下流側に向かって水平方向の幅を大きくし、前記排気管路は、前記排出口を起点とし、前記吸気管路から離れる方向に湾曲した後、後方に向かい、前記排気口に連通するよう構成した衣類乾燥装置とすることにより、衣類乾燥装置の容積を極力小さくするとともに、乾燥用空気の風量を維持することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記吸気管路と前記排気管路の間には、それぞれを隣接させないように空間部を設けた衣類乾燥装置とすることにより、加熱部により加熱された乾燥用空気と、衣類を乾燥させて出てくる乾燥用空気とが、熱交換するのを防止することができるので、加熱部により加熱された乾燥用空気の温度が下がったり、排気される温度が上がったりするという熱効率の低下を防止することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の前記排気管路への入口である前記排出口には、前記乾燥用空気が前記排気管路に沿うように流れるための整流部を配設した衣類乾燥装置とすることにより、湾曲した排気管路に乾燥用空気をスムーズに流すことができるので、排出される空気の風切り音を抑制することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の前記整流部は、鉛直方向に延びる排気縦整流板と、水平方向に延びる排気横整流板を備え、前記排気縦整流板が前記排気管路に沿うように所定の傾斜角度を有する衣類乾燥装置とすることにより、排出される空気の風切り音をさらに抑制することができる。
以下、本開示の実施の形態について、ドラム式洗濯乾燥機を例に図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本開示が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態1は、本発明に係る衣類乾燥装置をドラム式洗濯機に適用したドラム式洗濯乾燥機について示すものである。図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の外観を示す斜視図、図2は、同ドラム式洗濯乾燥機の上方内部の平面図、図3は、同ドラム式洗濯乾燥機の図2におけるA−A断面図であり、乾燥機能の構成を重点的にして示している。
図1〜図3において、本実施の形態1に係るドラム式洗濯乾燥機1は、回転ドラム2の開口部が洗濯機筐体6の正面側で上向きとなる斜めドラム形式に構成されている。洗濯機筐体6の正面に回転ドラムに対して洗濯物を出し入れするための扉体9が開閉自在に設けられ、その上方に運転動作を選択入力する操作部17が配設される。洗濯機筐体6の上方左側には洗剤を投入するための洗剤投入部18が設けられ、右側には第1リントフィルタユニット21が引き出してメンテナンスできるように配設されている。第1リントフィルタユニット21は使用者によるメンテナンス容易化のために、洗濯機筐体6の天面部7に配設する。
洗濯機筐体6内には回転ドラム2を収容した水槽3が、ダンパー5などのサスペンション構造によって支持される。回転ドラム2は、水槽3の後部に配設されたモータ14によって回転駆動される。扉体9を開いて洗濯物出入口11から回転ドラム2内に洗濯物を投入し、洗剤投入部18に洗剤を入れて、操作部17から運転コースの選択入力および運転開始を入力すると、水槽3内に洗剤投入部18に投入された洗剤を混合させた洗剤混合水が給水される。洗濯物の投入量に対応する給水がなされると回転ドラム2が回転駆動され、回転ドラム2の内周面に設けられた攪拌翼4が洗濯物を持ち上げて上方から落下させる叩き洗いの作用により洗い工程が実施される。この洗い工程が終了すると、排水弁12が開かれて、汚れた洗濯水は排水管路13から外部に排出される。洗い工程の後、すすぎ、脱水の各工程が実施されるが、周知の動作なので、その説明は省略する。
このドラム式洗濯乾燥機1は、操作部17からの運転コースの選択入力により、脱水工程が終了した後、洗濯物を乾燥させる乾燥工程に移行させることができる。また、回転ドラム2内に投入した濡れた衣類などを乾燥する乾燥工程のみを実施して、衣類乾燥機として動作させることもできる。この乾燥機能について以下に説明する。
図2、図3、図4〜図7に示すように、洗濯機筐体6の上部には乾燥機能の構成要素8が配設されている。図4は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の乾燥経路の要部横断面図、図5は、同ドラム式洗濯乾燥機の図4におけるB−Bの断面図、図6は、同ドラム式洗濯乾燥機の図4におけるC−Cの断面図、図7(a)は、同ドラム式洗濯乾燥機の第1リントフィルタユニットの斜視図、図7(b)は、同ドラム式洗濯乾燥機
の第2リントフィルタユニットの斜視図、図7(c)は、同ドラム式洗濯乾燥機のフィルタ収容室の断面斜視図である。
洗濯機筐体6外から洗濯機筐体6内に流入した空気を乾燥用空気として取り入れる吸気口23が洗濯機筐体6内に開口して設けられており、回転ドラム2内で衣類を乾燥させて出てくる乾燥用空気を排気するための開口部である排気口24が洗濯機筐体6外に開口して設けられている。この吸気口23と排気口24とを連通させて、乾燥用空気の乾燥経路19が形成されている。この乾燥経路19は、吸気経路25、水槽3、回転ドラム2、排気経路26により構成する。
吸気経路25は、吸気口23から回転ドラム2内へ吸気を送給する経路である。本実施の形態では吸気経路25を、吸気口23、フィルタ収容室35、吸入口33、吸気管路27、第1接続ホース29、水槽3に設けた送風入口15により構成する。
排気経路26は、回転ドラム2内の衣類を乾燥させた後の乾燥用空気を、回転ドラム2内から排気口24へ排気する経路である。本実施の形態では排気経路26を、水槽3に設けた送風出口16、第2接続ホース30、フィルタ収容室35、排出口34、排気口24に連通する排気管路28により構成する。なお、排気口24には、異物の入り込みを防止する格子状のカバー体24aを設けている。
本実施の形態の様に、フィルタ収容室35内に第1リントフィルタユニット21および第2リントフィルタユニット22を装着する構成においては、フィルタ収容室35内の吸気経路25は、第1リントフィルタユニット21の第1吸入部21a、第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22a、吸入口33の経路とする。同様に、フィルタ収容室35内の排気経路26は、第1リントフィルタユニット21の第1排出部21b、第2リントフィルタユニット22の第2排出部22b、排出口34の経路とする。
第1リントフィルタユニット21は、第1吸入部21aには、フィルタシート37を設けずに、第1排出部21bにのみフィルタシート37を設けている。第2リントフィルタユニット22は、第2吸入部22aおよび第2排出部22bともに、フィルタシート37を設けている。
吸気管路27には、加熱部であるヒータ39と送風部である送風ファン20が設けられている。
ヒータ39は、比較的コストが安く、自己温度制御を有しているなどの特徴を持つPTCヒータを用いている。また、送風ファン20は、遠心ファンを用いている。ファンを用いた場合、大きな流量を得るためには回転数やファン口径を大きくする必要がある。ファンの回転数を大きくすると、騒音や振動などで設置環境を悪くするので、ファン口径を250mm程度とし、回転数とのバランスを兼ねるようにした。
そして、送風ファン20が回転駆動されることにより、吸気口23から吸入された乾燥用空気は、吸気管路27に設けられたヒータ39によって加熱され、送風入口15から水槽3内に送風される。これにより、加熱された乾燥用空気は回転ドラム2内に流入して洗濯物又は衣類(以下、総称して衣類とする)に当たり、衣類の水分を奪って吸湿した乾燥用空気となる。この吸湿した乾燥用空気は排気口24から機外へ排出される。これにより、回転ドラム2内に収容された衣類の乾燥が進行する。
なお、モータ14、ヒータ39、送風ファン20などは、洗濯機筐体6内に配設するマイクロコントローラなどの制御部(図示せず)により制御される。制御部は、操作部17
から入力される操作指示に従い、ドラム式洗濯乾燥機1を制御する。
上記構成における吸気経路25、排気経路26の構成について、図4〜図6、および図7(a)〜図7(c)を参照して以下に説明する。
吸気経路25において、フィルタ収容室35から吸気管路27への入口である吸入口33には、乾燥用空気を整流するための吸気整流部40が設けられている。また、排気経路26において、フィルタ収容室35から排気管路28への出口である排出口34には、乾燥用空気を整流するための排気整流部41が設けられている。吸気整流部40および排気整流部41は、格子状の複数の区画で構成している。
吸気経路25において、吸気整流部40の20mm程度下流側にヒータ39を設けている。そして、吸気管路27は、ヒータ39による加熱効率を上げるために、吸入口33に比べヒータ39の風路の水平方向の幅を図4に示すように大きくしている。さらにヒータ39の表面に放熱板39aを多数配設し放熱面積を大きくし、加熱効率を向上させている。一般的にヒータ39の放熱面積を大きくすると、圧力損失が大きくなり、流量が減少してしまう。
しかし、図5に示すように、ヒータ整流板42により、ヒータ39を通る第1の風路43と、第1の風路43の上下に設けたヒータ39を通らず直接送風ファン20に通じるその他の風路A44a(第1の風路43の上)とその他の風路B44b(第1の風路43の下)とに分割し、加熱効率の維持と流量のバランスを保つようにしている。なお、ヒータ整流板42の吸入口33側の端部42aは、吸入口33側に向かうに従い、上下方向に広がるように形成している。これにより、第1の風路43に乾燥用空気が流入しやすく、均等にヒータ39を通過するよう構成としている。なお、ヒータ整流板42は、不燃化樹脂で構成され、ヒータ39の発熱による類焼を防止することができる。
ここで、吸気整流部40は、鉛直方向に延びる吸気縦整流板40aと、水平方向に延びる吸気横整流板40bを備え、第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22aのフィルタシート37を通過する乾燥用空気を整流し、ヒータ39に流れる流量を調整するように風向きを指向している。乾燥運転の進行につれて、第2吸入部22aのフィルタシート37には埃や糸くずなどが堆積し、風向きは散乱される。しかし、吸気縦整流板40aおよび吸気横整流板40bによって第1の風路43方向に整流されるようになる。第2吸入部22aのフィルタシート37での散乱の影響を小さくするためには、吸気整流部40は第2リントフィルタユニット22に近接していることが好ましい。また、ヒータ39へ向かう指向性を高めるには、吸気整流部40はヒータ39に近接していることが好ましい。本実施の形態では、第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22aのフィルタシート37と吸気整流部40の間隔を10mm程度、吸気整流部40とヒータ39の間隔を20mm程度に各々近接させた。
また、ヒータ39に接続されるリード線48は、ヒータ39との接続部(図示せず)から第1の風路43の上に設けられたその他の風路A44aを通過し、吸気管路27の天面に設けた貫通孔(図示せず)を介して吸気管路27外に導出され、制御部に接続されている。これによって、リード線48は、吸気口23から吸入される冷えた機外の乾燥用空気により、常に冷却されるため、熱伝導によりヒータ39との接続部も温度が下がるので、ヒータ39の能力を向上させることができ、接続部の品質も確保することができる。
以上のように、吸気経路25において、上流側から吸気口23、ヒータ39、送風ファン20の順に配設することによって、送風ファン20の伝達熱や圧縮熱の影響を受けない乾燥用空気が均一にヒータ39を通過し、効率良く乾燥用空気を加熱することが可能とな
る。また、送風ファン20の下流に圧損となるヒータ39が無いため、大風量化の実現と風切音の低減も可能となる。
また、第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22aのフィルタシート37、吸気整流部40、ヒータ39を近接して、配設しているので、第2吸入部22aのフィルタシート37によって散乱された乾燥用空気は、吸気整流部40によって整流され、ヒータ39に指向された後、ヒータ39を通るようになるので、乾燥用空気の風量及び温度などのムラは低減され、効率良く衣類を乾燥させることができる。
吸気経路25と排気経路26は、フィルタ収容室35内において第1隣接面38aで隣接して構成され、吸入口33と排出口34の下流側でヒータ39までの間で、第2隣接面38bで隣接して構成さている。この第1隣接面38aおよび第2隣接面38bは、吸気経路25の吸気と排気経路26の排気の熱交換を行う隣接区間を形成する。
上述したように、吸気管路27は、ヒータ39による加熱効率を上げるために、吸入口33に比べヒータ39の経路の水平方向の幅を大きくしている。これによって、第2隣接面38bは、ヒータ39に向かうに従い、排気経路26側に傾斜している。そして、吸気経路25は、送風ファン20の能力を確保するため、送風ファン20が吸込む乾燥用空気の量を多くするため、容積を大きくする必要があるので、第2隣接面38bの後端部から、さらに、排気経路26側に広がるように構成している。そして、吸気経路25のヒータ39の下流側において、ヒータ39により加熱された乾燥用空気と、排気経路26の衣類を乾燥させて出てくる乾燥用空気とが、熱交換するのを防止するため、吸気経路25と排気経路26の間には、それぞれを隣接させないように空間部49を設けている。それにより、ヒータ39により加熱された乾燥用空気の温度が下がったり、排気される温度が上がったりするという熱効率の低下を防止することができる。
そのため、排気経路26は、排出口34を起点とし、吸気経路25から離れる方向に湾曲した後、後方に向かい、排気口24に連通するよう構成している。
ここで、排気整流部41は、鉛直方向に延びる排気縦整流板41aと、水平方向に延びる排気横整流板41bを備え、第1リントフィルタユニット21の第1排出部21bのフィルタシート37を経て、第2リントフィルタユニット22の第2排出部22bのフィルタシート37を通過する乾燥用空気を整流している。排気縦整流板41aは、排気整流部41に沿うように、約45度傾斜させている。一方、排気横整流板41bは、略水平に形成している。これによって、排出口34からの乾燥用空気は、排気経路26に沿って、スムーズに流れる。
乾燥運転の進行につれて、第1排出部21bのフィルタシート37および第2排出部22bのフィルタシート37には埃や糸くずなどが堆積し、風向きは散乱される。しかし、排気縦整流板41aおよび排気横整流板41bによって排気経路26に整流されるようになるため、排気口24から排出される乾燥用空気の排気音(風切音)を低減することができる。
第1隣接面38aおよび第2隣接面38bによる吸気経路25と排気経路26の隣接距離は、吸気経路25と排気経路26の空気が互いに熱交換可能な程度に近接する距離である。本実施の形態では、この隣接距離すなわち隣接面38の厚さを1〜2mm程度とするが、吸気と排気の空気が互いに熱交換可能な距離であれば良い。なお隣接区間における隣接面38は、単一の略平面形状のみに限らず、複数の面や曲面で形成しても良い。
また、第1リントフィルタユニット21および第2リントフィルタユニット22は、洗
濯機筐体6の天面部7から外部に引き出してフィルタの清掃などのメンテナンスが容易に行い得るように構成されている。第1リントフィルタユニット21の洗濯機筐体6の天面部外表面と面一となるように構成された化粧板45の下方には、化粧板45と表面面一にして回動パネル46が設けられている。この回動パネル46の上部を指で軽く押圧すると、バネ付勢されている回動パネル46は内部下方にある回動軸(図示せず)で回動し、化粧板45の下方内部に指を入れることができ、指先で化粧板45を引くと第1リントフィルタユニット21を外部に引き出すことができる。第2リントフィルタユニット22は、上部に凸部22cを設け、この凸部22cを手前に引くことで、上部の嵌合を外し、上方に持ち上げることで、外部に引き出すことができる。
第1リントフィルタユニット21は、化粧板45の下部には周囲をパッキング部材47を設け、乾燥用空気が化粧板45の外周から漏れないように構成している。
吸気経路25は、洗濯機筐体6内の上方に位置する吸気口23を介して、機内に向けて開口している。主に洗濯機筐体6の下方を含む隙間を経て機内に流入した乾燥用空気を、吸気口23から吸気経路25に吸入する。吸気口23を洗濯機筐体6の上方に配置することで、機内上方のより暖かい空気を吸気できるとともに、機外の大きな異物等が入りにくく構成することができる。
吸気経路25は、送風ファン20の動作とともに、吸気口23を介して機内から乾燥用空気を吸入し、吸気経路25、すなわち、第1リントフィルタユニット21の第1吸入部21a、第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22a、吸気整流部40、ヒータ39、吸気管路27、送風ファン20、第1接続ホース29、送風入口15を介して回転ドラム2内に送風する。回転ドラム2内に送風された乾燥用空気は、衣類から水分を奪って衣類を乾燥させた後、排気経路26、すなわち、送風出口16、第2接続ホース30、第1リントフィルタユニット21の第1排出部21b、第2リントフィルタユニット22の第2排出部22b、排気整流部41を通って排気口24から機外に排気される。
第1リントフィルタユニット21の第1吸入部21a、第1排出部21bは、ともに格子状の開口部を有するよう構成し、第1排出部21bにのみ、開口部にフィルタシート37を被着している。第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22a、第2排出部22bは、ともに格子状の開口部を有するよう構成し、ともに開口部にフィルタシート37を被着している。吸気経路25については、機内から吸入される乾燥用空気に含まれる異物は比較的少ないため、コスト等を考慮し、第2リントフィルタユニット22の第2排出部22bのみのフィルタシート37で異物を捕集することができる。一方、排気経路26については、衣類を通過した後の乾燥用空気が通過するため、リントなどの異物が多く含まれているので、第1排出部21bおよび第2排出部22bの両方にフィルタシート37で異物を捕集する。
第1リントフィルタユニット21は、第1吸入部21aと第1排出部21bとを、吸気および排気のそれぞれ下流側に備えて、第1隣接面38aを挟んで連結する。
本実施の形態では、第1リントフィルタユニット21の半殻体状の容器は、加工性、強度、取り扱い容易性などを考慮してポリプロピレン素材で構成するが、その他の素材で構成しても良い。この半殻体状の側面と底部を、格子状の開口部により構成することで、強度を確保しながら、リントを捕集するための広い開口面を確保できる。
また本実施の形態では、第1リントフィルタユニット21の第1排出部21bの底部を、第1リントフィルタユニット21の上方の化粧板45の面に対して、傾斜および段差を設けて構成する。これにより、洗濯機筐体6内の限られた空間内に第1リントフィルタユ
ニット21を効率よく設置できるため、より広い開口部のフィルタを構成できる。
本実施の形態では、フィルタシート37を第1リントフィルタユニット21の第1排出部21b、および、第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22a、第2排出部22bの格子状の開口部の内側の面、つまり送風方向上流側に、インサート成型により被着させる。これにより、フィルタシート37のリントを捕集する側の面には、格子などの突起物がなくなるため、使用者によるメンテナンス時のリント除去を容易にできる。
フィルタ収容室35は、洗濯機筐体6の上面部側に第1リントフィルタユニット21および第2リントフィルタユニット22を出し入れするためのフィルタ出入口36を開口しており、吸気経路25と排気経路26を隣接して構成する。第1リントフィルタユニット21の第1隣接面38aおよび第2隣接面38bは、吸気経路25と排気経路26の間における熱交換器を形成し、吸気口23から吸入された空気と、送風出口16から排出された空気との熱交換を行い、ヒータ39に至るまでの乾燥用空気を暖めるとともに、排出される乾燥用空気の温度を下げることができる。
本実施の形態では、熱交換器としての第1隣接面38aをポリプロピレン素材で構成することにより、第1リントフィルタユニット21と一体的に製造することを可能とし、製造の容易化とコスト削減を実現する。当然ながら第1隣接面38aおよび第2隣接面38bは、熱交換効率の良い鋼製素材などで構成しても良い。
また、第1隣接面38aを第1リントフィルタユニット21内で送風方向に対して傾斜して配置することにより、吸気および排気の流れを変えるとともに、吸気および排気と隣接面の接触面積を高め、熱交換をより効率的に行うことが出来る。
フィルタ収容室35に第1リントフィルタユニット21が挿入されると、フィルタ出入口36は第1リントフィルタユニット21に設けられたパッキング部材47により封止される。また第1リントフィルタユニット21は、パッキング部材47の側面に形成された凸形状によって、フィルタ出入口36に確実に固定される。
本実施の形態では、吸入口33の20mm程度下流側にヒータ39を設けているが、その吸入口33には吸気整流部40を配設し、格子状の複数の区画で構成しているので、フィルタ収容室35から、第1リントフィルタユニット21および第2リントフィルタユニット22を取り出した場合でも、ヒータ39が露出してしまうことは無く、使用者が誤ってヒータ39に触れてしまうといったことを防止することができる。
また、排出口34には排気整流部41を配設し、格子状の複数の区画で構成しているので、フィルタ収容室35から、第1リントフィルタユニット21および第2リントフィルタユニット22を取り出した場合でも、排気経路26が露出してしまうことは無く、排気経路26に異物が入り込んでしまうといったことを防止することができる。
以上の構成において、乾燥工程について、図8を参照して以下に説明する。図8は、本実施の形態におけるドラム式洗濯乾燥機の乾燥工程を行った後の排気温度を示すグラフである。
室内温度が20℃、室内湿度が60%において、ヒータ39は、前述したようにPTCヒータとし、その出力を、変化させている。この条件では、出力を200W、400W、600Wの3条件としている。また、送風ファン20の動作を制御して、その風量が、0.5m/min〜4.0m/min間で、0.5m/min間隔となるよう制御している。図8は、上記条件において、排気口24から機外へ排出される排気温度を測定し
たものである。
室内環境において、この乾燥工程における室内温度が、乾燥工程前の室内温度+20degより高くなると、使用者は不快と感じてしまうと経験上よく知られている。すなわち、排気温度は、室内温度+20deg以下、さらに好ましくは、室内温度+10degが好適である。
上記条件に抑えるためには、ヒータ39の出力が低いほど望ましいが、低すぎると、衣類がなかなか乾燥されず、乾燥工程に長時間を要してしまうという課題がある。一方、ヒータ39の出力が高すぎると、図8の600Wのように、排気温度が高くなりすぎるという課題がある。さらに、衣類に当てる乾燥用空気の温度が高くなりすぎると、衣類の縮みや傷みを生じさせてしまうといった課題も発生する。そこで、ヒータ39の出力としては、400W程度が最適であり、高くても500W、すなわち500W以下とするのが好ましい。
このように、ヒータ39の出力を、500W以下、好ましくは、400Wとした場合、排気温度を、室内温度+20deg以下、さらに好ましくは、室内温度+10degに抑えるためには、図8より、送風ファン20の風量は、2m/min以上が望ましい。これによって、室内温度の上昇は20deg以下に抑えられるとともに、この大風量で衣類のシワを延ばしつつ乾燥することができる。また、風量を高くしすぎても、図8に示すように、その効果は飽和状態となってしまうので、好ましくは、3m/minが望ましい。なお、上記では、排気温度を、室内温度+20deg以下、さらに好ましくは、室内温度+10degとしたが、ヒータ39通過後の衣類に当てる乾燥用空気の温度を、室内温度+20deg以下、さらに好ましくは、室内温度+10degとしても、同等の効果を奏することができる。
以上より、乾燥工程において、送風ファン20が回転駆動されることにより、吸気口23から吸入された乾燥用空気は、吸気管路27に設けられたヒータ39を通る第1の風路43と、ヒータ39を通らず直接送風ファン20に通じるその他の風路A44aおよびその他の風路B44bを通過する。このとき、第1の風路43を通る乾燥用空気のみヒータ39によって加熱され、その後、この加熱された乾燥用空気とその他の風路A44aおよびその他の風路B44bを通過した加熱されない乾燥用空気が混合し、送風入口15から水槽3内に送風される。このときのヒータ39の出力は、500W以下、好ましくは、400W、風量は、2m/min以上、好ましくは、3m/minである。
このとき、ヒータ39を乾燥用空気が通ることで圧力損失が大きくなり、流量が減少してしまうが、第1の風路43と、その他の風路A44aおよびその他の風路B44bとに分割することで、加熱効率の維持と流量のバランスを保つことができ、大風量を維持することができる。
その後、混合した乾燥用空気は、モータ14によって回転駆動される回転ドラム2内に流入して、回転する衣類に当たり、衣類の水分を奪って吸湿した乾燥用空気となる。この吸湿した乾燥用空気は排気口24から機外へ排出される。これにより、回転ドラム2内に収容された衣類の乾燥が進行する。このときの排気温度は、室温+20deg以下、さらに好ましくは、室温+10degである。
このとき、PTCヒータの出力を500W以下であるので、温度上昇が少なく、衣類の縮みや傷みを抑えることができ、さらに、2m/min以上の大風量であるので、衣類のシワを延ばしつつ乾燥することができる。また、排気温度も、室温+20deg以下であるので、室内の温度上昇が少なく、また、室内の結露を防止することで、設置環境を快
適に保つことができる。
以上のように、本発明に係る衣類乾燥装置は、乾燥用空気を効率良く加熱することができ、大風量化、低騒音化を実現することができるので、衣類乾燥に特化した衣類乾燥機や縦型の洗濯乾燥機などに同様に適用することができる。
1 ドラム式洗濯乾燥機
2 回転ドラム
3 水槽
4 攪拌翼
5 ダンパー
6 洗濯機筐体
7 天面部
8 乾燥機能の構成要素
9 扉体
11 洗濯物出入口
12 排水弁
13 排水管路
14 モータ
15 送風入口
16 送風出口
17 操作部
18 洗剤投入部
19 乾燥経路
20 送風ファン(送風部)
21 第1リントフィルタユニット
21a 第1吸入部
21b 第1排出部
22 第2リントフィルタユニット(フィルタ部)
22a 第2吸入部(フィルタ部)
22b 第2排出部
22c 凸部
23 吸気口
24 排気口
24a 格子状のカバー体
25 吸気経路
26 排気経路
27 吸気管路
28 排気管路
29 第1接続ホース
30 第2接続ホース
33 吸入口
34 排出口
35 フィルタ収容室
36 フィルタ出入口
37 フィルタシート
38a 第1隣接面
38b 第2隣接面
39 ヒータ(加熱部)
39a 放熱板
40 吸気整流部
40a 吸気縦整流板
40b 吸気横整流板
41 排気整流部(整流部)
41a 排気縦整流板
41b 排気横整流板
42 ヒータ整流板
43 第1の風路
44a その他の風路A
44b その他の風路B
45 化粧板
46 回動パネル
47 パッキング部材
48 リード線
49 空間部

Claims (4)

  1. 本体と、前記本体内に回転自在に設けられた回転ドラムと、前記本体内の上方に位置し前記本体内に向けて開口することで前記本体外の空気を乾燥用空気として取り入れる吸気口と、前記吸気口から取り入れた前記乾燥用空気を前記回転ドラムへ送給する吸気管路への入口である吸入口と、前記吸気管路に配設され前記乾燥用空気を加熱する加熱部と、前記乾燥用空気を前記回転ドラム内へ送風する送風部と、前記本体の上面後方に位置し前記本体外に開口する排気口と、前記回転ドラム内で衣類と熱交換した前記乾燥用空気を前記排気口へ送給する排気管路への入口である排出口と、前記送風部や前記加熱部などを制御する制御部とを備え、前記吸気管路と前記排気管路は、前記本体上部にて、並列して配設し、前記吸気管路は、前記吸入口から下流側に向かって水平方向の幅を大きくし、前記排気管路は、前記排出口を起点とし、前記吸気管路から離れる方向に湾曲した後、後方に向かい、前記排気口に連通するよう構成した衣類乾燥装置。
  2. 前記吸気管路と前記排気管路の間には、それぞれを隣接させないように空間部を設けた請求項1に記載の衣類乾燥装置。
  3. 前記排気管路への入口である前記排出口には、前記乾燥用空気が前記排気管路に沿うように流れるための整流部を配設した請求項1または2に記載の衣類乾燥装置。
  4. 前記整流部は、鉛直方向に延びる排気縦整流板と、水平方向に延びる排気横整流板を備え、前記排気縦整流板が前記排気管路に沿うように所定の傾斜角度を有する請求項3に記載の衣類乾燥装置。
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