JP2018198638A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯槽内に温風を送風する機能を備えた構成であって、安全性を十分に確保し、使い勝手を良くし、また、製造コストを低減する。【解決手段】本実施形態の洗濯乾燥機は、洗濯槽10内に温風を供給する温風供給部17を備え、洗濯コースや衣類に応じて給水前または給水後に洗濯槽10内に温風を供給する温風供給動作を実行する温風制御部21を備えたものであって、温風供給動作中または温風供給動作完了後、運転が一時停止されたときに洗濯槽10内に冷却風を供給する冷却送風運転を実行する冷却制御部21を備えた。そして、運転の進行状況に応じて、運転が一時停止されたときに冷却送風運転を実行するか否かを判断する冷却判断部21を備えた。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、洗濯槽内に温風を送風する機能を有する洗濯乾燥機に関する。
衣類の洗濯及び乾燥を実行することができる洗濯乾燥機においては、洗濯運転中に温風を洗濯槽内に送風することにより、洗濯水の温度を上昇させて、洗浄性能を高くする運転コースが知られている。この運転コースの場合、温風によって洗濯乾燥機の本体の温度が高くなっているため、安全を配慮して、ユーザが運転を一時停止したときには、洗濯乾燥機本体を冷却するために洗濯槽内に冷却風を送り込む冷却送風運転を設定時間実行するように構成されている。
特開2003−103096公報
上記従来構成では、洗濯乾燥機の本体の温度がそれほど上昇していないときでも、一時停止操作を行なうと、冷却送風運転が設定時間実行される。この場合、冷却送風運転が終了するまで、洗濯蓋のロックが解除されず、洗濯蓋を開くことができないため、ユーザにとって使い勝手が良くなかった。
これに対して、洗濯乾燥機本体のうちのユーザが触るおそれがある多数の部分の温度を検出する多数の温度センサを配設し、これら温度センサからの温度検出信号に基づいて洗濯蓋のロックを解除する構成が考えられる。しかし、多数の温度センサを配設する構成は、製造コストが高くなったり、構造が複雑になったりするという問題がある。
そこで、洗濯槽内に温風を送風する機能を備えた構成であって、安全性を十分に確保でき、使い勝手を良くすることができ、また、製造コストを低減できる洗濯乾燥機を提供する。
本実施形態の洗濯乾燥機は、洗濯槽内に温風を供給する温風供給部を備え、洗濯コースや衣類に応じて給水前または給水後に前記洗濯槽内に温風を供給する温風供給動作を実行する温風制御部を備えたものであって、温風供給動作中または温風供給動作完了後、運転が一時停止されたときに前記洗濯槽内に冷却風を供給する冷却送風運転を実行する冷却制御部を備えた。そして、運転の進行状況に応じて、運転が一時停止されたときに冷却送風運転を実行するか否かを判断する冷却判断部を備えた。
第1実施形態の洗濯乾燥機の構成例を概略的に示す破断側面図 洗濯乾燥機の制御系の構成例を概略的に示すブロック図 制御装置による洗濯運転コースの一例を示す図 第2実施形態の制御装置による洗濯運転コースの例を示す図 第3実施形態の制御装置による温風供給動作と冷却送風運転との関係の例を示す図 第4実施形態の制御装置による温風供給動作の動作時間と冷却送風運転の動作時間との関係の例を示す図
以下、複数の実施形態による洗濯乾燥機を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において実質的に同一の構成部品には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に例示する洗濯機1は、洗濯物を洗濯する洗濯機能および洗濯物を乾燥する乾燥機能を備えた、いわゆる洗濯乾燥機である。洗濯機1は、洗濯槽の回転中心軸が垂直方向に延びる、いわゆる縦軸型の洗濯機である。洗濯機1は、その外郭を構成する外箱2の内部に、上面が開放した有底円筒状の水槽3を備える。水槽3は、弾性吊持機構4によって弾性的に支持されている。また、外箱2の上部には、トップカバー5が配設されており、このトップカバー5には、水槽3の上方に位置して、洗濯蓋6が開閉可能に設けられている。
外箱2の内部には、給水弁7(図2参照)などを備える給水部(図示しない)が設けられている。水槽3の内部には、この給水部から供給される水が貯留される。また、外箱2の内部には、排水弁8などを備える排水部9が設けられている。水槽3内の水は、この排水部9により機外に排水される。また、水槽3の内部には、上面が開放した有底円筒状の洗濯槽10が回転可能に設けられている。
洗濯槽10は、垂直な軸線を中心に回転するように構成されており、洗濯物を洗う洗い行程および洗濯物をすすぐすすぎ行程における洗濯槽、および、洗濯物を脱水する脱水行程における脱水槽として兼用される。また、この洗濯槽10を収容する水槽3は、洗濯物を乾燥する乾燥行程においては、乾燥対象である洗濯物が収容される乾燥室として機能する。洗濯槽10の内部の底部には、パルセータ11が回転可能に設けられている。水槽3の下部の中央部には、洗濯槽10およびパルセータ11を回転させるための駆動部12が設けられている。駆動部12は、駆動用モータ13やクラッチ(図示しない)などを備えている。
水槽3の上部には、水槽カバー14が取り付けられている。水槽カバー14には、開口部が形成されており、この開口部は、水槽カバー14に設けられている内蓋15によって開閉される。ユーザは、外箱2の上部の洗濯蓋6を開き、且つ、内蓋15を開くことにより、開口部を介して洗濯槽10への洗濯物の出し入れが可能となっている。
トップカバー5の前部には、図示しない操作パネルが配設されている。また、トップカバー5内の後部には、温風を生成して洗濯槽10(即ち、水槽3)内に供給する温風供給装置17が配設されている。温風供給装置17は、温風供給部を構成している。温風供給装置17は、乾燥用ヒータ18(図2参照)、図示しないファンを回転駆動する乾燥用ファンモータ19(図2参照)、図示しないフィルタなどを備えている。温風供給装置17から供給された温風は、供給風路20を介して洗濯槽10内に吹き込まれる(即ち、送風される)ように構成されている。尚、洗濯槽10内の空気を温風供給装置17の吸入側へ戻す風路を設け、温風供給装置17から温風を洗濯槽10内へ循環供給するように構成しても良い。
また、図2に例示する制御装置21は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、洗濯機1の動作全般を制御する機能を有する。制御装置21は、温風制御部、冷却制御部、冷却判断部としての各機能を有する。制御装置21は、例えばトップカバー5の前部の操作パネルの裏面側に設けられている。制御装置21には、操作パネルの表示部22、時計装置23、操作パネル16の操作部24、各種センサ25、水位センサ26、蓋開閉検知装置27、駆動用モータ13、機構部28、給水弁7、排水弁8、乾燥用ヒータ18、乾燥用ファンモータ19、不揮発性メモリ29などが接続されている。各種センサ25は、洗濯機1が設置された室の温度を検出する室温センサや洗濯槽10内に投入された洗濯物の重量を検出する重量センサなどを備えている。蓋開閉検知装置27は、洗濯蓋6の開閉を検知して、開閉検知信号を制御装置21へ出力する。機構部28は、洗濯蓋6を閉じた状態でロックするまたはロックを解除するロック機構、洗濯・すすぎ運転と脱水運転を切り替えるクラッチ機構などを備えている。
制御装置21は、駆動用モータ13、機構部28、給水弁7、排水弁8、乾燥用ヒータ18、乾燥用ファンモータ19の各動作を制御することにより、洗い運転、すすぎ運転、脱水運転、乾燥運転などの各種の運転を実行するように構成されている。
図3に、本実施形態の洗濯機1の制御装置21により実行する洗濯・すすぎ・脱水運転の一連の行程の例を示す。図3に示すように、洗濯槽10内への温風の供給動作は、洗濯運転開始後、給水前加熱行程の途中で、具体的には、室温検知後の時刻t1(即ち、低速槽回転の開始時)で開始する。そして、洗濯槽10内への温風の供給動作の停止時点は、洗い行程の終了時刻t2(即ち、撹拌動作の終了時)である。つまり、時刻t1から時刻t2の間、乾燥用ヒータ18及び乾燥用ファンモータ19をオンする。そして、それ以外の時間(即ち、洗濯運転開始時刻t0から時刻t1までの間と、時刻t2から脱水行程の終了時刻t3までの間)は、乾燥用ヒータ18及び乾燥用ファンモータ19をオフする。
更に、本実施形態では、洗濯運転開始後、任意の時点で、操作パネルの操作部24の中の一時停止スイッチを操作することにより、運転を一時停止することができる。この場合、洗濯運転開始時刻t0から温風供給動作の開始時刻t1までの間は、ユーザが一時停止スイッチを操作すると、洗濯運転が一時停止され、ユーザは直ちに洗濯蓋6を開くことができる。
この後、温風供給動作の開始時刻t1以後は、ユーザが一時停止スイッチを操作すると、洗濯運転が一時停止された後、洗濯機1本体を冷却するために洗濯槽10内に冷却風を送り込む冷却送風運転を設定時間、例えば10分間実行するように構成されている。冷却送風運転は、乾燥用ヒータ18をオフし、乾燥用ファンモータ19をオンして、空気、即ち、冷却風を洗濯槽10内へ供給する運転である。そして、冷却送風運転を実行している間は、洗濯蓋6は閉じた状態にロックされており、ユーザは洗濯蓋6を開くことができない。即ち、設定時間の冷却送風運転が終了すると、洗濯蓋6のロックが解除され、ユーザは洗濯蓋6を開くことができる。
そして、上記冷却送風運転は、温風供給動作が終了した時刻t2以降も、ユーザが運転を一時停止したときに、設定時間実行されるように構成されている。これは、温風供給動作が終了しても、しばらくの間は、洗濯機1本体の各部の温度が高くなっているためである。
本実施形態では、温風供給動作が終了した後、すすぎ行程のシャワーすすぎ行程が終了した時刻t25まで、上記冷却送風運転が設定時間実行されるように構成されている。そして、シャワーすすぎ行程が終了した時刻t25以降は、ユーザが一時停止スイッチを操作すると、洗濯運転が一時停止され、ユーザは直ちに洗濯蓋6を開くことができる。このように制御しても良い理由は、シャワーすすぎ行程が終了すると、シャワーすすぎ、即ち、水道水が洗濯槽10内に十分供給されることから、洗濯槽10ひいては洗濯機1本体が冷却され、洗濯機1本体の各部の温度が十分に低下するためである。
本実施形態において、洗濯運転の一時停止時の冷却送風運転の有無をまとめると、時刻t0から時刻t1の間、冷却送風運転を無しとし、時刻t1から時刻t25の間、冷却送風運転を有りとし、時刻t25以降は、冷却送風運転を無しとしている。即ち、洗濯運転の進行状況に応じて、運転が一時停止されたときに冷却送風運転を実行するか否かは判断される構成となっている。また、一時停止前に給水動作を実行しているときには、一時停止されたときに冷却送風運転を実行しないと判断する構成となっている。
このような構成の本実施形態においては、温風供給動作中または温風供給動作完了後、運転が一時停止されたときに洗濯槽10内に冷却風を供給する冷却送風運転を実行する機能を備えた構成において、運転の進行状況に応じて、運転が一時停止されたときに冷却送風運転を実行するか否かを判断するように構成した。この構成によれば、洗濯機1本体の温度が高いときだけ、具体的には、図3の時刻t1から時刻t25の間だけ、運転が一時停止されたときに冷却送風運転を実行するように制御できることから、安全性を十分に確保でき、使い勝手を良くすることができる。そして、運転の進行状況に応じて、運転が一時停止されたときに冷却送風運転を実行するか否かを判断する構成であるから、製造コストが高くなることを抑制できる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には同一符号を付している。この第2実施形態では、一時停止時の冷却送風運転有りの期間を、第1実施形態よりも、短くするように構成した。
具体的には、すすぎ行程のシャワーすすぎ行程が開始した後、所定時間例えば1分間程度の時間が経過した時点t22以降は、冷却送風運転を無しとするように構成した。これは、すすぎ行程の脱水行程の終了で、洗濯槽10ひいては洗濯機1本体がある程度冷却され、洗濯機1本体の各部の温度が低下すること、更に、シャワーすすぎ、即ち、水道水が洗濯槽10内に供給されることにより、洗濯槽10ひいては洗濯機1本体が冷却されることから、シャワーすすぎ行程が開始した後、所定時間例えば1分または2分程度の時間が経過すれば、洗濯機1本体の各部の温度が十分低下するためである。
上述した以外の第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第2実施形態によれば、一時停止時の冷却送風運転有りの期間を、第1実施形態よりも、短くすることができる。
また、第1実施形態または第2実施形態では、一時停止時の冷却送風運転有りの期間内において、ユーザにより一時停止操作が実行されると、冷却送風運転が実行される。この冷却送風運転の途中で、一時停止を解除した場合には、洗濯運転動作に復帰して洗濯運転動作が再開される。この場合、冷却送風運転が設定時間である10分間実行されなかったとき、例えば冷却送風運転が5分間しか実行されなかったとき、即ち、冷却送風運転が未完了であったときには、洗濯機本体が十分に冷却されていないことから、その後、一時停止時の冷却送風運転有りの期間内において、再び一時停止操作が行われたときには、冷却送風運転を再動作させる。
また、冷却送風運転が設定時間である10分間実行されたとき、即ち、完了したときには、洗濯機本体が十分に冷却されて温度が低下していることから、その後、一時停止時の冷却送風運転有りの期間内において、再び一時停止操作が行われたときには、冷却送風運転を動作させないように構成されている。即ち、温風供給動作を実行した後、冷却送風運転が少なくとも1回完了しているときには、一時停止されたときに冷却送風運転を実行しないと判断する構成となっている。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には同一符号を付している。この第3実施形態では、温風供給動作の動作時間の長さに応じて、一時停止時の冷却送風運転を実行するか否か(即ち、有無)を制御するように構成した。
具体的には、図5に示すように、冷却送風運転を実行するか否かの判定閾値を、例えば10分としている。即ち、図5(a)に示すように、温風供給動作が時点t100から時点t110まで例えば10分間実行された場合、時点t110以降では、一時停止時の冷却送風運転が実行されるように制御される。尚、時点t110以前においては、一時停止時の冷却送風運転が実行されないように制御される。
また、図5(b)に示すように、温風供給動作が時点t105まで例えば5分間実行された場合、時点t105以前も時点t105以降も、一時停止時の冷却送風運転が実行されないように制御される。この場合、温風供給動作が5分間程度しか実行されないときは、洗濯機本体の温度がそれほど高くならないためである。
また、図5(c)に示すように、温風供給動作が時点t100時点t120まで例えば30分間実行された場合には、温風供給動作が10分間実行された時点t110以降、一時停止時の冷却送風運転が実行されるように制御される。尚、時点t110以前においては、一時停止時の冷却送風運転が実行されないように制御される。
即ち、第3実施形態においては、冷却送風運転を実行するか否かの判定閾値を、例えば10分とし、温風供給動作が10分間以上実行された場合には、温風供給動作が10分間実行された時点t110以降、一時停止時の冷却送風運転が実行されるように制御され、上記時点t110以前は、一時停止時の冷却送風運転が実行されないように制御される。また、温風供給動作の動作時間が10分間未満であるときには、一時停止時の冷却送風運転が実行されないように制御される。即ち、温風供給動作が設定時間実行されていないときには、一時停止されたときに冷却送風運転を実行しないと判断する構成となっている。
上述した以外の第3実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第3実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第3実施形態によれば、温風供給動作の動作時間が判定閾値(例えば10分間)未満であるときには、一時停止時の冷却送風運転を実行しない構成としたので、不要な冷却送風運転を実行する無駄をなくすことができる。
尚、上記第3実施形態では、温風供給動作が設定時間実行されていないときには、一時停止されたときに冷却送風運転を実行しないと判断するように構成したが、これに限られるものではなく、洗濯槽10内の水温が設定温度に達する前に、温風供給動作が終了したときには、一時停止されたときに冷却送風運転を実行しないと判断するように構成しても良い。
(第4実施形態)
図6は、第4実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には同一符号を付している。この第4実施形態では、温風供給動作の動作時間の長さに応じて、一時停止時の冷却送風運転の動作時間を可変させる制御を実行するように構成した。
具体的には、図6の横軸を温風供給動作の動作時間とし、図6の縦軸を冷却送風運転の動作時間とし、両者の関係を図6に示すように設定した。即ち、温風供給動作の動作時間が10分未満のときには、冷却送風運転の動作時間を0とし、温風供給動作の動作時間が10分のときには、冷却送風運転の動作時間を5分としている。そして、これ以降、温風供給動作の動作時間が長くなるほど、冷却送風運転の動作時間を長くするように設定している。例えば、温風供給動作の動作時間が30分のときには、冷却送風運転の動作時間を10分としている。尚、上述した以外の第4実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第4実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
ところで、温風供給動作及び冷却送風運転を実行する洗濯機においては、温風供給動作の動作時間が長ければ長いほど、洗濯機本体の温度が高くなることから、温風供給動作の動作時間が長くなる可能性がある場合、冷却送風運転の動作時間を長く確保する必要がある。しかし、冷却送風運転の動作時間を長く設定してしまうと、温風供給動作の動作時間が短い場合には、オーバースペックとなり、しかも、洗濯蓋が開放可能になるまでにユーザが待つ時間も長くなるという不具合があった。
これに対して、本実施形態によれば、温風供給動作の動作時間の長さに応じて、一時停止時の冷却送風運転の動作時間を、図6に示すように可変させるように構成したので、温風供給動作の動作時間の長短に応じて冷却送風運転の動作時間を適切な長さの時間に設定することができ、洗濯蓋が開放可能になるまでにユーザが待つ時間を極力短かい時間に設定することができる。
(その他の実施形態)
以上説明した複数の実施形態に加えて以下のような構成を加えても良い。
第1実施形態または第2実施形態の構成に、第3実施形態の構成を加えるように構成しても良い。また、第1実施形態または第2実施形態の構成に、第4実施形態の構成を加えるように構成しても良い。また、第1実施形態または第2実施形態の構成に、第3実施形態の構成を加えた構成に、第4実施形態の構成を加えるように構成しても良い。また、縦軸型の洗濯乾燥機1に適用したが、これに代えて、横軸型、即ち、ドラム式の洗濯乾燥機に適用しても良い。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯機(洗濯乾燥機)、2は外箱、3は水槽、6は洗濯蓋、10は洗濯槽、13は駆動用モータ、17は温風供給装置(温風供給部)、18は乾燥用ヒータ、19は乾燥用ファンモータ、21は制御装置(温風制御部、冷却制御部、冷却判断部)である。

Claims (6)

  1. 洗濯槽内に温風を供給する温風供給部を備え、洗濯コースや衣類に応じて給水前または給水後に前記洗濯槽内に温風を供給する温風供給動作を実行する温風制御部を備えた洗濯乾燥機であって、
    温風供給動作中または温風供給動作完了後、運転が一時停止されたときに前記洗濯槽内に冷却風を供給する冷却送風運転を実行する冷却制御部と、
    運転の進行状況に応じて、運転が一時停止されたときに冷却送風運転を実行するか否かを判断する冷却判断部と、
    を備えた洗濯乾燥機。
  2. 前記冷却判断部は、一時停止前に給水動作を実行しているときには、一時停止されたときに冷却送風運転を実行しないと判断するように構成されている請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記冷却判断部は、温風供給動作を実行した後、冷却送風運転が少なくとも1回完了しているときには、一時停止されたときに冷却送風運転を実行しないと判断するように構成されている請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記冷却判断部は、温風供給動作が設定時間実行されていないときには、一時停止されたときに冷却送風運転を実行しないと判断するように構成されている請求項1から3のいずれか一項記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記冷却判断部は、前記洗濯槽内の水温が設定温度に達する前に、温風供給動作が終了したときには、一時停止されたときに冷却送風運転を実行しないと判断するように構成されている請求項1から4のいずれか一項記載の洗濯乾燥機。
  6. 前記冷却制御部は、冷却送風運転の動作時間の長さを、温風供給動作の動作時間の長さに応じて可変させるように構成されている請求項1から5のいずれか一項記載の洗濯乾燥機。
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