JP2017127338A - 乾燥機及び洗濯乾燥機 - Google Patents

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雅代 川原
佐野 壮一
Soichi Sano
壮一 佐野
小松 常利
Tsunetoshi Komatsu
常利 小松
金子 哲憲
Akinori Kaneko
哲憲 金子
克史 友部
Katsushi Tomobe
克史 友部
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Abstract

【課題】
洗濯してからある程度時間が経過した衣類のしわをとるために本体のドアやベローズに水滴を付着させることなく衣類を湿らせて高速の温風でしわを伸ばす。
【解決手段】
衣類が収容される回転ドラムと、この回転ドラムを駆動するモータと、回転ドラムを支持する筐体とを有し、回転ドラムの回転で乾燥運転を行う乾燥機又は洗濯乾燥機に適用される。構成としては、回転ドラムを回転させて乾燥運転中に、回転ドラムに収容された衣類に吹きつける風を発生させる送風手段と、送風手段で発生した風を回転ドラムの吹き出し口に導くパイプを有する本体において、水冷除湿のために冷却水を流す乾燥ダクトにスチーム用の水を流し、外槽下部に溜めて温めることで蒸気を発生させ、回転ドラム内の衣類に湿り気を与える。そこに高速の温風を吹き掛けることにより衣類のしわを伸ばすという目的を果たしつつ、衣類、ドア9およびベローズ10への水滴付着を防ぐ。
【選択図】図9

Description

本発明は、衣類を乾燥する手段を備えた乾燥機及び洗濯乾燥機に関する。
乾燥運転中に衣類に高速の風を直接吹きつけることにより、しわの少ない乾燥仕上がりを得ることのできる洗濯乾燥機がある。しかし高速の風のみでは、洗濯してからある程度時間が経過した衣類や既に乾いた衣類についたしわはとれない。そこで高速の風を吹き付けるパイプの途中に水を給水するという構成にすることで、パイプ内の風で霧状となって吹き出し口から回転ドラムに供給し、衣類を湿らせ、高速の風を当ててしわを伸ばすことのできる洗濯乾燥機がある(特開2010−082199号公報)。
特開2010−082199号公報
特許文献1のような、衣類のしわを取り除くことを目的としたものにおいて、吹き掛けた霧状の水が本体のドアの内側やベローズに付着し水滴となって残ってしまうことを防ぐため、運転時間内で乾くように水の量を減らす必要が生じる。しかし、衣類に吹き掛ける霧状の水の量を減らすことはしわを取り除く効果を低減することにつながるという問題があった。
本発明は衣類の湿度を保ち、しわ低減効果を維持しつつ、さらにドアやベローズに水滴が残るのを低減することを目的とする。
本発明は、その一例として、衣類が収容される洗濯槽と、この洗濯槽を駆動するモータと、前記洗濯槽を支持する筐体と、を有し、洗濯運転及び乾燥運転を行う洗濯乾燥機において、前記乾燥運転中に、前記洗濯槽に収容された衣類に吹きつける風を発生させる送風手段と、前記送風手段で発生した風を前記洗濯槽の吹き出し口に導くパイプと、水冷除湿のために冷却水を流す乾燥ダクトと、を備え、前記乾燥ダクトに流れた冷却水を、前記送風手段により温めて、前記パイプを介して衣類に吹きかける。
本発明によると、衣類の湿度を保ち、しわ低減効果を維持しつつ、さらにドアやベローズに水滴が残るのを低減することが出来る洗濯乾燥機を提供可能となる。
ドラム式洗濯乾燥機を示す外観図である。 図1例のドラム式洗濯機の筐体の一部を切断して内部構造を示す斜視図である。 図1例のドラム式洗濯機の背面カバーを外して内部構造を示す背面図である。 図1例のドラム式洗濯機の内部構造を示す側面図である。 図1例のドラム式洗濯機の筐体の上部を切断して内部構造を示す上面図である。 図1例のドラム式洗濯機の温風吹き出し口を設けた外槽カバーの正面図である。 図6における温風吹き出し口のA−A断面図である。 本発明の一実施の形態のドラム式洗濯乾燥機の操作パネル例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態のドラム式洗濯乾燥機の乾燥工程の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態の例について、図面を用いて説明する。なお、本明細書で述べる乾燥運転とは、衣類から水分を蒸発させ、蒸発した水分を機外へ排出することを言い、乾燥した衣類に湿り気を与え、しわを伸ばしながら水分を蒸発させて仕上げる運転も含めて述べる。
まず、本発明の一実施の形態について説明する前に、洗濯乾燥機の構成について、図1〜図5を参照して説明する。
図1はドラム式洗濯乾燥機の外観図である。図2は内部の構造を示すために筐体の一部を切断して示した斜視図、図3は内部の構造を示すために背面カバーを取り外した背面図、図4は内部の構造を示す側面図、図5は内部の構造を示すために筐体の一部を切断して示した平面図である。
図1以降に示した構成について説明すると、1は、ドラム式洗濯乾燥機の筐体である。筐体1は、ベース1hの上に取り付けられており、左右の側板1a,1b,前面カバー1c,背面カバー1d,上面カバー1e,下部前面カバー1fで構成されている。左右の側板1a,1bは、コの字型の上補強材(図示せず),前補強材(図示せず)、後補強材
(図示せず)で結合されており、ベース1hを含めて箱状の筐体1を形成し、筐体として十分な強度を有している。
9は、前面カバー1cの略中央に設けた衣類を出し入れするための投入口を塞ぐドアで、前補強材に設けたヒンジで開閉可能に支持されている。ドア開放ボタン9dを押すことでロック機構(図示せず)が外れてドア9が開き、ドア9を前面カバー1cに押し付けることでロックされて閉じる。前補強材は、後述する外槽の開口部と同心に、衣類を出し入れするための円形の開口部を有している。
6は、筐体1の上部中央に設けた操作パネルで、電源スイッチ39,操作スイッチ12,13,表示器14を備える。操作パネル6は、筐体1下部に設けた制御装置38に電気的に接続している。
3は、回転可能に支持された円筒状の洗濯兼脱水槽(回転ドラム)であり、その外周壁および底壁に通水および通風のための多数の貫通孔を有し、前側端面に衣類を出し入れするための開口部3aを設けてある。開口部3aの外側には洗濯兼脱水槽3と一体の流体バランサ3cを備えている。外周壁の内側には軸方向に延びるリフタ3bが複数個設けてあり、洗濯,乾燥時に洗濯兼脱水槽3を回転すると、衣類はリフタ3bと遠心力で外周壁に沿って持ち上がり、重力で落下するように動きを繰り返す。洗濯兼脱水槽3の回転中心軸は、水平または開口部3a側が高くなるように傾斜している。
2は、円筒状の外槽であり、洗濯兼脱水槽3を同軸上に内包し、前面は開口し、後側端面の外側中央にモータ4を取り付ける。モータ4の回転軸は、外槽2を貫通し、洗濯兼脱水槽3と結合している。前面の開口部には外槽カバー2dを設け、外槽内への貯水を可能としている。外槽カバー2dの前側中央には、衣類を出し入れするための開口部2cを有している。本開口部2cと前補強材に設けた開口部は、ゴム製のベローズ10で接続しており、ドア9を閉じることで外槽2を水封する。外槽2底面最下部には、排水口2bが設けてあり、排水ホース26が接続している。排水ホース26の途中には排水弁(図示せず)が設けてあり、排水弁を閉じて給水することで外槽2に水を溜め、排水弁を開いて外槽2内の水を機外へ排出する。
外槽2は、下側をベース1hに固定されたサスペンション5(コイルばねとダンパで構成)で防振支持されている。また、外槽2の上側は上部補強部材に取り付けた補助ばね(図示せず)で支持されており、外槽2の前後方向への倒れを防ぐ。
19は、筐体1内の上部左側に設けた洗剤容器で、前部開口から引き出し式の洗剤トレイ7を装着する。洗剤類を入れる場合は、洗剤トレイ7を図1の二点鎖線で示すように引き出す。洗剤容器19は、筐体1の上補強材に固定されている。
洗剤容器19の後ろ側には、給水電磁弁16や風呂水給水ポンプ17,水位センサ(図示せず)など給水に関連する部品を設けてある。上面カバー1eには、水道栓からの給水ホース接続口16a,風呂の残り湯の吸水ホース接続口17aが設けてある。洗剤容器19は、外槽2に接続されており、給水電磁弁16を開く、あるいは風呂水給水ポンプ17を運転することで、外槽2に洗濯水を供給する。
29は筐体1の背面内側に縦方向に設置した乾燥ダクトで、ダクト下部は外槽2の背面下方に設けた吸気口2aにゴム製の蛇腹管29aで接続される。乾燥ダクト29内には、水冷除湿機構(図示せず)を内蔵しており、給水電磁弁16から水冷除湿機構へ冷却水を供給する。冷却水は乾燥ダクト29の壁面を伝わって流下し吸気口2aから外槽2に入り排水口2bから排出される。
乾燥ダクト29の上部は、筐体1内の上部右側に前後方向に設置したフィルタダクト27に接続している。フィルタダクト27の前面には開口部を有しており、この開口部に引き出し式の乾燥フィルタ8を挿入してある。乾燥ダクト29からフィルタダクト27へ入った空気は、乾燥フィルタ8のメッシュフィルタ8aに流入し糸くずが除去される。乾燥フィルタ8の掃除は、乾燥フィルタ8を引き出してメッシュ式のフィルタ8aを取り出して行う。また、フィルタダクト27の乾燥フィルタ8挿入部の下面には開口部が設けてあり、この開口部は吸気ダクト33が接続しており、吸気ダクト33の他端は送風ユニット28の吸気口と接続している。
送風ユニット28は、駆動用のモータ28a,ファン羽根車(図示せず)、ファンケース28bで構成されている。ファンケース28bにはヒータ31が内蔵されており、ファン羽根車から送られる空気を加熱する。送風ユニット28の吐出口は温風ダクト30に接続する。温風ダクト30は、図6に示すように、ゴム製の蛇腹管30a,蛇腹管継ぎ手30bを介して、外槽カバー2dに設けた温風吹き出し口32に接続している。本実施の形態の例では、送風ユニット28が筐体1内の上部右側に設けてあるので、温風吹き出し口32は外槽カバー2dの右斜め上の位置に設け、温風吹き出し口32までの距離を極力短くするようにしてある。
排水口2b、送風ユニット28の吸気口及び吐出口には温度センサ(図示せず)が設けてある。
この図1から図5に示した構成の洗濯乾燥機は、乾燥時に、高速の風を衣類に直接当て、風の力で衣類に発生するしわを伸ばすことが可能な構成としてある。このためには、高速の風を発生する送風ユニット28とこの風を直接衣類に当てる温風吹き出し口32が必要となる。送風ユニットに必要な性能に関しては、後述する。温風吹き出し口32の詳細を図6,図7を用いて説明する。図6は温風吹き出し口32設置部の外槽カバー2dの正面図、図7は図6の二点鎖線A−Aで切断して示した温風吹き出し口32の断面図である。
温風吹き出し口32は、図6に示すように、外槽カバー2dの前側から開口部2cに沿って設けてあり、内部に流路32b、32cが形成されている。温風吹き出し口32の入口には蛇腹管継ぎ手30bが取り付けてあり、流路32cの出口にはノズル32dが形成されている。洗濯兼脱水槽3と外槽カバー2dとのすき間に衣類が入り込まないよう、外槽カバー2dの開口部2cの内径と洗濯兼脱水槽3の開口部3aの内径は、ほぼ同一に設定されている。このため、温風吹き出し口32の出口部32aを開口部2cの内周面より内側に飛び出すように形成し、ノズル32dが洗濯兼脱水槽3内に向かって開口するようにしてある。このようにすることで、ノズル32dから出た温風は直接洗濯兼脱水槽3内の衣類に当たる。
ここで、出口部32aの飛び出し量が多すぎると、洗濯や乾燥時に衣類の動きを阻害するため、図7に示すようにノズル32dを扁平のスリット形状として飛び出し量を小さくし、かつ開口部2cと出口部32aの表面形状がスムーズに変化するようにしてある。また、流路32bと流路32cは無駄な突起や、急激な流れ方向の変化が無いようにし、かつノズル32dに向かい流路面積が徐々に小さくなるようにしてある。こうすることで、高速の風が流路32b,32cを流れるときに発生する圧力損失や流体音を小さくすることが出来る。
乾燥運転時の風の流れは次のようになる。送風ユニット28を運転し、ヒータ31に通電すると、ノズル32dから洗濯兼脱水槽3内に高速の温風が吹き込み(矢印41:図2,図4,図5)、湿った衣類に当たり、衣類を温め衣類から水分が蒸発する。高温多湿となった空気は、洗濯兼脱水槽3に設けた貫通孔から外槽2に流れ、吸気口2aから乾燥ダクト29に吸い込まれ、乾燥ダクト29を下から上へ流れる(矢印42:図2,3,4)。乾燥ダクト29の壁面には、水冷除湿機構からの冷却水が流れ落ちており、高温多湿の空気は冷却水と接触することで冷却除湿され、乾いた低温空気となりフィルタダクト27へ入る(矢印42:図3)。フィルタダクト27に設けたメッシュフィルタ8aを通り糸屑が取り除かれ(矢印43:図5)、吸気ダクト33に入り、送風ユニット28に吸い込まれる(矢印43:図3)。そして、ヒータ31で再度加熱され(矢印41:図4)、洗濯兼脱水槽3内に吹き込むように循環する。この間、洗濯兼脱水槽3を低速で正逆回転させ、衣類をノズル32dの近くまで持ち上げ、高速の温風が衣類に直接当たるようにする。
このように高速の温風を衣類に吹き付けることで、衣類のしわを除去した乾燥が可能となる。但し、この図1〜図7に示した構成の場合には、洗濯直後で湿った衣類を乾燥させた場合に効果があり、洗濯してある程度時間が経過した衣類を乾燥させる際や、乾燥した衣類についたしわ伸ばしの際には、しわの除去が不完全である。
そのため、所定のモード(スチームアイロンコース)を設定する操作があると、湿り気を衣類に供給し、高速の温風を当てることで容易にしわを伸ばすことができる構成としたが、高速の風と一緒に洗濯兼脱水槽3の中の衣類に湿り気を直接吹き付けた場合、衣類、ドア9あるいはベローズ10に水滴が付着したまま終了する虞があった。
本実施の形態において、衣類、ドア9およびベローズ10に水滴残りを発生させることなく衣類を湿らせ、高速の温風でしわを伸ばすことが可能となる。尚、洗濯兼脱水槽3内に高速の温風を吹き込ませる構成の詳細については、既に図1から図7で説明した構成と同一である。
図8は、本実施の形態の洗濯乾燥機の操作パネル80の構成例を示した図である。操作ボタンとして、洗濯ボタン81、洗濯・乾燥ボタン82、乾燥ボタン83、スタート・一時停止ボタン84などが配置してあり、これらのボタンが押されることで、それぞれのモードの運転が開始される。また、スチームアイロンボタン85を設けてあり、そのスチームアイロンボタン85が押された際には、スチームアイロンモードでの乾燥運転が行われるようにしてある。
図9は、スチームアイロンモードでの乾燥運転時の処理を示したフローチャートである。
電源スイッチが投入されることで、状態確認及び初期設定が行われ(ステップS11)、ユーザの操作でスチームアイロンコースが設定されたとする(ステップS12)。このスチームアイロンコースの設定は、図8に示した操作パネル80上のスチームアイロンボタン85が押されることで行われ、乾燥した衣類についたしわを伸ばして仕上げる際に用いられる。
その後、スタート・一時停止ボタン84が押されてスタートスイッチ信号が発生すると
(ステップS13)、衣類ほぐし工程を所定時間行う(ステップS14)。
この衣類ほぐし工程では、給水電磁弁16をオフとして給水させない状態として、洗濯兼脱水槽3を正転回転させる。このとき、送風ユニット28内のファンを高速で回転させ、送風ユニット28内のヒータ31を弱として、高速である程度温められた風を洗濯兼脱水槽3に供給する。衣類ほぐし工程は1分程度の比較的短時間の工程である。
衣類ほぐし工程が終了すると、スチーム工程を所定時間行う(ステップS15)。
スチーム工程では、給水電磁弁16をオンし、乾燥ダクト29に水を供給する。洗濯兼脱水槽3は左右反転回転させる。このとき、送風ユニット28内のファンを高速で回転させ、送風ユニット28内のヒータ31を弱として、高速である程度温められた風を洗濯兼脱水槽3に供給する。排水弁は閉じたままとし、乾燥ダクト29を通過し外槽2の下部に溜まった水を温めることで蒸気を発生させ、ドラム内の衣類に適度に湿気を与える。
スチーム工程が終了すると、乾燥工程を所定時間行う(ステップS16)。
乾燥工程はスチーム工程と同様、給水電磁弁16をオンとし乾燥ダクト29に水を流し、送風ユニット28内のファンを高速で回転させ、送風ユニット28内のヒータ31を弱として、高速である程度温められた風を洗濯兼脱水槽3に供給する。このときスチーム工程では排水弁を閉じていたが、乾燥工程では開けて水冷除湿を行う。乾燥工程は、乾燥が完了するまで行う工程であり、数十分などの比較的長時間の工程である。
乾燥工程が終了すると、送風冷却工程を所定時間行う(ステップS17)。
送風ユニット28内のヒータ31はオフにする。給水電磁弁16はオンとし乾燥ダクト29に冷却用の水を供給し、洗濯兼脱水槽3を左右反転回転させる。送風ユニット28内のファンは高速で回転させ、高速の風を洗濯兼脱水槽3に供給する。送風冷却工程は、衣類を冷却させる工程であり、比較的短時間の工程である。
その後、給水電磁弁16をオフし給水を停止させ、送風ユニット28内のファンを停止し、排水弁を閉じ(ステップS18)、スチームアイロンコースでの乾燥を終了させる。
尚、スチーム工程において、給水電磁弁16は連続オンの状態でもよいし、オンとオフを繰り返してもよい。またスチーム工程に入ると同時に給水電磁弁16をオンにする場合もあるし、時間をおいてから給水電磁弁16をオンする場合もある。衣類の湿度および温度との兼ね合いで、給水を始めるタイミングおよび供給方法、供給量が決まる。
また、乾燥工程においても、給水電磁弁16は連続オンの状態でもよいし、オンとオフを繰り返してもよい。また乾燥工程に入ると同時に給水電磁弁16をオンする場合もあるし、時間をおいてからオンする場合もある。さらに、排水弁は水冷除湿のため乾燥工程では開けて運転するが、この開けるタイミングについても、乾燥工程に入ると同時に動作する場合もあるし、乾燥工程に入りしばらくしてから動作する場合もある。また乾燥工程中に連続して排水弁を開ける場合もあるし、間欠で開ける場合もある。仕上がりおよび乾き具合により、給水電磁弁16および排水弁の開閉タイミング、開閉時間が決まる。
このように、本実施の形態の洗濯乾燥機によると、スチームアイロンコースを設定した場合、高速の風とともにスチームを供給して衣類を湿らせて衣類のしわを無くす乾燥が行われるが、その際にドア9やベローズ10に水滴が残る不具合を避けることが可能となる。またドラム内に直接スチームを吹き掛ける場合は衣類、ドア9、ベローズ10に水滴が残らないように、乾燥時間を短縮することが困難になるか、あるいは短い時間でも乾くようにスチーム量を減らす必要が生じるが、本実施の形態ではスチーム量を減らさずに時間短縮を図ることが可能となる。また、霧状の水を吹き出し口から回転ドラムに供給するためにパイプの途中に備えた給水手段を廃止し、代わりに水冷除湿のために冷却水を流す乾燥ダクトにスチーム用の水を流し、外槽下部に溜めて温めることで蒸気を発生させ、ドラム内の衣類に湿り気を与え、吹き出し口からの高速の温風によりしわの除去が可能となる。この方法により、衣類に与える湿り気は十分に保ちつつ、スチーム用の水を吹き掛けることはないためドアやベローズに水滴が付着するといった不具合がなくなる。
なお、上述した実施の形態では、回転ドラム型洗濯乾燥機として、洗濯機と乾燥機を一体化したものに適用した例について説明したが、洗濯機能のない乾燥機として構成した場合に、同様の高速の風を送るダクトと給水機能を設けるようにしてもよい。また、ドラム式のものだけでなく、タテ型にも適用出来得る。
1…筐体
2…外槽
2b…排水口
2c…(外槽カバーの)開口部
2d…外槽カバー
3…洗濯兼脱水槽
3a…(洗濯兼脱水槽の)開口部
4…(洗濯兼脱水槽駆動用の)モータ
5…サスペンション
6…操作パネル
7…洗剤トレイ
8…乾燥フィルタ
9…ドア
10…ベローズ
16…給水電磁弁
19…洗剤容器
27…フィルタダクト
28…送風ユニット
28a…(送風ユニット駆動用の)モータ
28b…ファンケース
29…乾燥ダクト
30…温風ダクト
30a…蛇腹管
30b…蛇腹管継ぎ手
31…ヒータ
32…温風吹き出し口
32d…ノズル
33…吸気ダクト
38…制御装置
80…操作パネル
81…洗濯ボタン
82…洗濯・乾燥ボタン
83…乾燥ボタン
84…スタート・一時停止ボタン
85…スチームアイロンボタン

Claims (4)

  1. 衣類が収容される洗濯槽と、この洗濯槽を駆動するモータと、前記洗濯槽を支持する筐体と、を有し、洗濯運転及び乾燥運転を行う洗濯乾燥機において、
    前記乾燥運転中に、前記洗濯槽に収容された衣類に吹きつける風を発生させる送風手段と、
    前記送風手段で発生した風を前記洗濯槽の吹き出し口に導くパイプと、
    水冷除湿のために冷却水を流す乾燥ダクトと、を備え、
    前記乾燥ダクトに流れた冷却水を、前記送風手段により温めて、前記パイプを介して衣類に吹きかけることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 請求項1記載の洗濯乾燥機において、
    前記給水手段による水の開始タイミングは乾燥運転中であることを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 請求項1または2記載の洗濯乾燥機において、
    前記給水手段は、間欠で給水することを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 衣類が収容される槽と、この槽を駆動するモータと、前記槽を支持する筐体と、を有し、乾燥運転を行う乾燥機において、
    前記槽に収容された衣類に吹きつける風を発生させる送風手段と、
    前記送風手段で発生した風を前記槽の吹き出し口に導くパイプと、
    水冷除湿のために冷却水を流す乾燥ダクトと、を備え、
    前記乾燥ダクトに流れた冷却水を、前記送風手段により温めて、前記パイプを介して衣類に吹きかけることを特徴とする乾燥機。
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