JP2018194971A - 仕訳データ作成サービス提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】多数枚の領収書の画像データをネットワークを通じて受信し、その画像データから正確な仕訳データを作成するサービスを実現する。【解決手段】本発明は、紙の証憑の画像データIMG1に対してOCR部411で文字認識し、機械入力データ作成部412にて文字認識結果に基づき取引日付、支払金額を含む仕訳に必要な第1機械入力データを作成し、同じ画像データIMG1に対して手入力した取引日付、支払金額を含む仕訳に必要な手入力データを手入力データ受付部413にて受け付け、入力データ一致判定部415で機械入力データと手入力データとを比較し、一致の有無を判断し、それら機械入力データと手入力データとの不一致を判断したときにはデータ不一致警告出力部416にてデータ不一致の警告を出力する会計データ入力ダブルチェックシステムを特徴とする。【選択図】 図10

Description

本発明は、紙の領収書のような紙の証憑の画像データから会計用の仕訳データを自動的に作成し、登録する仕訳データ作成サービス提供システムに関する。
会計業務ソフトは発展し、仕訳データを入力すれば自動的に正規の帳簿を作成することができるようになっている。
ところで、この仕訳データの入力業務は、会計業務の中でいちばんマンパワーを必要とするところである。それは近年になっても同じような状況であり、仕訳データの入力のためには銀行預金通帳や領収書、レシート等の多様な紙の証憑を見ながら勘定科目を決定し、金額を入力するという仕訳作業が必要であり、この部分にマンパワーを必要とするためである。
一方、仕訳データ作成サービスを行う会社では、クライアントとネットワークで接続し、クライアント側で紙の証憑をスキャナーでスキャンしあるいはデジタルカメラで撮影して証憑の画像データを得、ネットワークを通じて送信してもらい、仕訳サービス提供会社側でマンパワーによって画像データから日付、入金元、支払先、金額、貸方借方の仕訳を行い、仕訳データを作成してクライアントに送信する仕訳データ作成サービスを行っている。
そこでマンパワーによらず、受信した画像データに対してOCRソフトウェアによって文字認識を行い仕訳データを自動作成することも試みられている。それを特徴とする自動仕訳サービス技術も提案されている。(特開2017−016696号公報―特許文献1、特開2015−191609号公報―特許文献2、特開2007−304643号公報―特許文献3、WO2014/148045公報―特許文献4、特開2014−235484号公報―特許文献5)。
ところが、契約したクライアントごとに紙の証憑からそのクライアントごとの勘定科目を決定し、金額を決定し、仕訳データを作成して依頼元に提供するサービスを業として行う場合には、クライアントの信頼を得るためには作成する仕訳データに1つでも間違いがないようにする必要がある。そこで上の仕訳データ作成サービスを行う会社では、少なくとも2人のオペレータによりダブルチェック方式で画像データからタイプ入力により仕訳データを作成するようにしている。そのために、紙の証憑から仕訳データを作成する段階でマンパワーを必要としている。
また、上のマンパワーにより画像データから仕訳データを作成する場合にも、あるいは画像データからOCRソフトウェアによって文字情報を自動認識して仕訳データを作成する場合にも、紙の証憑に書かれている文字やその画像に写っている文字を正確に読み取り、過去の多数の仕訳履歴を登録している仕訳データベースを利用してクライアントごとに勘定科目を決定し、金額を登録するのが一般的である。その場合には、仕訳データベースの検索のためのキーワードに漢字を入力する必要があるが、比較的正確に判別しやすい数字は認識できても漢字は認識できない外国人が仕訳データ入力業務にあたるときには仕訳データを作成できない問題点もあった。
加えて、紙の証憑として会計業務で多数のデータ入力が必要となるのは、預金通帳やレシート・領収書の類であるが、既存のOCRソフトウェアで仕訳データ作成のために必要な程度に正確に文字認識できるものは存在していない。
特開2017−016696号公報 特開2015−191609号公報 特開2007−304643号公報 WO2014/148045公報 特開2014−235484号公報
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、
(1)紙の証憑の画像データをネットワークを通じて受信し、仕訳データを作成する仕訳データ作成サービスにおいて利用でき、仕訳データ作成に必要なマンパワーを削減できる仕訳データ入力ダブルチェックシステム、及び
(2)紙の領収書の画像データから取引日付、電話番号、支払金額という比較的正確な認識が容易に行える数字だけを認識して正確な仕訳データを自動的に作成できる仕訳データ自動作成システム
を包含する仕訳データ作成サービス提供システムを提供することを目的とする。
本発明の一つの特徴は、紙の証憑の画像データに対して文字認識を行うOCR部と、前記OCR部の文字認識結果に基づき少なくとも取引日付、支払金額を含む仕訳に必要な第1機械入力データを作成する機械入力データ作成部と、前記画像データに基づいて手入力した少なくとも取引日付、支払先名、支払金額を含む手入力データデータを受け付ける手入力データ受付部と、前記機械入力データ作成部の作成した機械入力データと、前記手入力データ受付部の受け付けた手入力データとを比較し、一致の有無を判断する入力データ一致判定部と、前記入力データ一致判定部が前記機械入力データと手入力データとの不一致を判断したときにデータ不一致の警告を出力するデータ不一致警告出力部とを備えたこと会計データ入力ダブルチェックシステムである。
本発明の別の特徴は、紙の証憑の画像データに対して第1のOCRソフトウェアにより文字認識を行う第1OCR部と、前記第1OCR部の文字認識結果に基づき少なくとも取引日付、支払金額を含む仕訳に必要な第1機械入力データを作成する第1機械入力データ作成部と、前記画像データに対して第2のOCRソフトウェアにより文字認識を行う第2OCR部と、前記第2OCR部の文字認識結果に基づき少なくとも取引日付、支払金額を含む仕訳に必要な第2機械入力データを作成する第2機械入力データ作成部と、前記第1機械入力データ作成部の作成した第1機械入力データと、前記第2機械入力データ作成部の作成した第2機械入力データとを比較し、一致の有無を判断する入力データ一致判定部と、前記入力データ一致判定部が前記第1機械入力データと前記第2機械入力データとの不一致を判断したときにデータ不一致の警告を出力するデータ不一致警告出力部とを備えた会計データ入力ダブルチェックシステムである。
本発明のまた別特徴は、多数の企業名と業種名を紐付きで登録している企業名検索用データベースと、業種ごとに業種名とそれに対応する勘定科目を登録している業種別仕訳辞書を保持する業種別仕訳辞書保持部と、紙の領収書の画像データを受け付けて保持する領収書画像データ保持部と、前記受け付けた領収書の画像データに対する取引日付表記エリアと金額表記エリアの指定入力を受け付ける表記エリア指定部と、前記領収書の画像データ上の前記指定された取引日付表記エリア内に表示されている取引日付と前記指定された金額表記エリア内に表示されている支払金額との数字認識を実行する数字認識部と、前記領収書の画像データに表記されている支払先の企業名の入力を受け付ける企業名入力受付部と、前記企業名入力受付部が受け付けた前記支払先の企業名をキーワードにし、前記企業名検索用データベースを検索して登録されている企業名と業種名とを抽出する企業名抽出部と、前記抽出した支払先の企業名に紐付けされている業種名に対して、前記業種別仕訳辞書保持部の業種別仕訳辞書を参照して、前記数字認識部が認識した支払金額の勘定科目を判定する勘定科目設定部と、前記勘定科目設定部が判定した勘定科目、前記数字認識部が認識した取引日付、支払金額、支払先の企業名を仕訳データとして作成して出力する仕訳データ作成部とを備えた仕訳データ自動作成システムである。
本発明のまた別の特徴は、多数の企業名と業種名を紐付きで登録している企業名検索用データベースと、仕訳データ自動作成を依頼するクライアント企業の企業名とその業種名のデータを保持するクライアント企業情報保持部と、ある支払元と支払先との業種対応別に少なくとも貸方の勘定科目を登録している業種別仕訳辞書を保持する業種別仕訳辞書保持部と、紙の領収書の画像データを受け付けて保持する領収書画像データ保持部と、前記受け付けた領収書の画像データに対する取引日付表記エリアと金額表記エリアの指定入力を受け付ける数字表記エリア指定部と、前記領収書の画像データ上の前記指定された取引日付表記エリア内に表示されている取引日付と前記指定された金額表記エリア内に表示されている支払金額との数字認識を実行する数字認識部と、前記領収書の画像データに表記されている支払先の企業名の入力を受け付ける企業名入力受付部と、前記入力された支払先の企業名をキーワードとし、前記企業名検索用データベースを検索して支払先企業名と業種名とを抽出する企業名抽出部と、前記クライアント企業の業種名と前記抽出した支払先企業の業種名とをキーワードとし、前記業種別仕訳辞書保持部の業種別仕訳辞書を参照して前記数字認識部が認識した支払金額の勘定科目を決定する勘定科目設定部と、前記勘定科目設定部が決定した勘定科目、前記数字認識部が認識した取引日付、支払金額、支払先企業名を仕訳データとして作成して出力する仕訳データ作成部とを備えた仕訳データ自動作成システムである。
本発明のさらに別の特徴は、多数の企業名と電話番号、業種名を紐付きで登録している企業名検索用データベースと、業種名ごとにそれに対応する勘定科目を登録している業種別仕訳辞書を保持する業種別仕訳辞書保持部と、紙の領収書の画像データを受け付けて保持する領収書画像データ保持部と、前記受け付けた領収書の画像データに対する取引日付表記エリアと電話番号表記エリアと金額表記エリアの指定入力を受け付ける数字表記エリア指定部と、前記領収書の画像データ上の前記指定された取引日付表記エリア内に表示されている取引日付と電話番号表記エリア内に表示されている電話番号と前記指定された金額表記エリア内に表示されている支払金額との数字認識を実行する数字認識部と、前記数字認識部の認識した電話番号をキーワードにし、前記企業名検索用データベースを検索して支払先の企業名と業種名とを抽出する企業名抽出部と、前記抽出した支払先企業の業種名に対して、前記業種別仕訳辞書保持部の業種別仕訳辞書を参照して、前記数字認識部が認識した支払金額の勘定科目を判定する勘定科目設定部と、前記勘定科目設定部が判定した勘定科目、前記数字認識部が認識した取引日付、支払金額、支払先企業名を仕訳データとして作成して出力する仕訳データ作成部とを備えた仕訳データ自動作成システムである。
本発明のまたさらに別の特徴は、多数の企業名と電話番号、業種名を紐付きで登録している企業名検索用データベースと、仕訳データ自動作成を依頼するクライアント企業の企業名とその業種名のデータ入力を保持するクライアント企業情報保持部と、ある支払元と支払先との業種対応別に少なくとも貸方の勘定科目を登録している業種別仕訳辞書を保持する業種別仕訳辞書保持部と、紙の領収書の画像データを受け付けて保持する領収書画像データ保持部と、前記受け付けた領収書の画像データに対する取引日付表記エリアと電話番号表記エリアと金額表記エリアの指定入力を受け付ける数字表記エリア指定部と、前記領収書画像データ上の前記指定された取引日付表記エリア内に表示されている取引日付と電話番号表記エリア内に表示されている電話番号と前記指定された金額表記エリア内に表示されている支払金額との数字認識を実行する数字認識部と、前記数字認識部の認識した電話番号をキーワードとし、前記企業名検索用データベースを検索して支払先企業名と業種とを抽出する企業名抽出部と、前記クライアント企業の業種名と前記抽出した支払先企業の業種名とをキーワードとし、前記業種別仕訳辞書保持部の業種別仕訳辞書を参照して、前記数字認識部が認識した支払金額の勘定科目を決定する勘定科目設定部と、前記勘定科目設定部が決定した勘定科目、前記数字認識部が認識した取引日付、支払金額、支払先企業名を仕訳データとして作成して出力する仕訳データ作成部とを備えた仕訳データ自動作成システムである。
本発明の1つの特徴によれば、紙の証憑の画像データをネットワークを通じて受信し、仕訳データを作成する仕訳データ作成サービスにおいて利用でき、仕訳データ作成に必要なマンパワーを削減できる仕訳データ入力ダブルチェックシステムが提供できる。
本発明の別の特徴によれば、紙の領収書の画像データをネットワークを通じて受信し、仕訳データを作成する仕訳データ作成サービスにおいて利用でき、紙の領収書の画像データから取引日付、支払先名、支払金額という比較的正確な認識が容易に行える文字を認識して正確な仕訳データを自動的に作成できる仕訳データ自動作成システムが提供できる。
本発明のまた別の特徴によれば、紙の領収書の画像データをネットワークを通じて受信し、仕訳データを作成する仕訳データ作成サービスにおいて利用でき、紙の領収書の画像データから取引日付、支払金額という比較的正確な認識が容易に行える数字だけを認識し、支払先企業名については入力することによって自動的にその業種を特定して勘定科目を決定し、正確な仕訳データを自動的に作成できる仕訳データ自動作成システムが提供できる。
本発明のまた別の特徴によれば、紙の証憑の画像データをネットワークを通じて受信し、仕訳データを作成する仕訳データ作成サービスにおいて利用でき、紙の領収書の画像データから取引日付、電話番号、支払金額という比較的正確な認識が容易に行える数字だけを認識し、電気電話番号から企業名と業種を特定して勘定科目を決定し、正確な仕訳データを自動的に作成できる仕訳データ自動作成システムが提供できる。
本発明の1つの実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムのブロック図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ作成サイトの第1例のシステム構成のブロック図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ作成サイトの大容量記憶装置に登録されている仕訳参照用データベースの内容を示すブロック図。 上記実施の形態における仕訳参照用データベースに登録されている銀行別通帳レイアウト情報の説明図。 上記実施の形態における仕訳参照用データベースに登録されている企業名検索用データベース内の企業名検索用データの説明図。 上記実施の形態における仕訳参照用データベースに登録されている業種別勘定科目設定用データベース内の業種別勘定科目設定用データの説明図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムによる仕訳データ作成サービスの処理手順を示すフローチャート。 上記実施の形態の仕訳データ自動作成システムにおいて参照するクライアント属性情報の説明図。 上記実施の形態の仕訳データ自動作成システムで作成した仕訳データリストの説明図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ入力ダブルチェックシステムの機能ブロック図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ作成サイトで行う入力ダブルチェック方式の仕訳データ作成処理を示すフローチャート。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ作成サイトの第2例のシステム構成のブロック図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける第2例の仕訳データ入力ダブルチェックシステムの機能ブロック図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ作成サイトで行う第2例の入力ダブルチェック方式の仕訳データ作成処理を示すフローチャート。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ自動作成システムの機能ブロック図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ自動作成システムで行う仕訳データ自動作成処理を示すフローチャート。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ作成サイトで行う別の仕訳データ自動作成処理を示すフローチャート。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける別の仕訳データ自動作成システムの機能ブロック図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける別の仕訳データ自動作成システムで行う仕訳データ自動作成処理を示すフローチャート。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおけるさらに別の仕訳データ自動作成システムの機能ブロック図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおけるさらに別の仕訳データ自動作成システムで行う仕訳データ自動作成処理を示すフローチャート。 上記実施の形態における仕訳参照用データベースに登録されている企業名検索用データベース内の別の企業名検索用データの説明図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける通帳データ自動登録装置の機能ブロック図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ作成サイトで行う預金通帳の仕訳データ作成処理を示すフローチャート。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ作成サイトで行う預金通帳の仕訳データ作成処理のシーケンス図。 上記実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムにおける仕訳データ作成サイトで作成した預金通帳の仕訳データリストの説明図。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
図1は、本発明の実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムの全体的なハードウェア構成を示し、本システムは、企業、会計事務所、個人事業者等の複数のクライアント1,2,…,Nそれぞれの会計用クライアントコンピュータ11,12,…,1N、これにインターネット20にて接続され、仕訳データ作成サービスの受注契約を管理する仕訳データ作成サービス管理用コンピュータ31、通常は人件費の低価な地域あるいは国の適所に開設されている仕訳データ作成サイト40内の画像データ編集用コンピュータ41、仕訳データ手入力用コンピュータ42、仕訳データ自動作成用コンピュータ43、照合用コンピュータ44、データベース管理用コンピュータ45、大容量記憶装置46等にて構成されている。尚、仕訳データ作成サイト40内の詳しい構成は図2に基づき後述する。
各会計用クライアントコンピュータ1X(ここで、Xは1〜Nのいずれか若しくは全部を示す。以下同じ。)は、契約クライアントXの使用する通常のパーソナルコンピュータ、タブレット端末やスマートフォンのようなモバイル端末であり、デジタルカメラ機能を内蔵し、あるいはスキャナー1X1、記憶装置1X2等の周辺装置が接続され、インターネット接続機能と接続用ポート(無線接続であってもよい。以下同じ。)を備えている。記憶装置1X2はコンピュータあるいはモバイル端末に内蔵される半導体メモリであってもよい。
仕訳データ作成サービス管理用コンピュータ31は本仕訳データ作成サービスを提供する仕訳データ作成サービス提供サイト30内に設置され、サービス受注契約、仕訳データ作成サイト40とのデータ通信を管理するコンピュータであり、顧客管理、仕訳データ作成サイト40の管理のために必要なデータを登録している大容量記憶装置32を備えている。
仕訳データ作成サイト40は、通常は人件費の低価な地域あるいは国の適所に開設するのが好ましい。図2に示すように、この仕訳データ作成サイト40内には、画像データ編集用コンピュータ41、仕訳データ手入力用コンピュータ42、仕訳データ自動作成用コンピュータ43、照合用コンピュータ44、データベース管理用コンピュータ45、大容量記憶装置46等が設置されていて、互いにデータ授受のためにLANのようなネットワーク49にてサイト内のコンピュータ間が接続されている。サイト外の仕訳データ作成サービス提供サイト30やクライアントXとはインターネット20を通じてデータ授受できる。仕訳データ作成サイト40の大容量記憶装置46に登録される種々のデータ、データベースの内容も仕訳データ作成サービス提供サイト30にて共有される。
画像データ編集用コンピュータ41は、紙の証憑である多数枚の領収書の画像データを受信し、領収書ごとの画像に対して取引日付エリア、電話番号エリア及び金額エリアに四角い囲み線を書き込む編集を行うのに利用される。通帳画像データに対して罫線を書き加えるのにも利用される。編集後の画像データは、その依頼元のクライアントの識別情報と共に大容量記憶装置46に保存される。
仕訳データ手入力用コンピュータ42は、仕訳データ手入力オペレータにより操作されるもので、画像データ編集用コンピュータ41にて編集され、大容量記憶装置46に登録されている編集済みの証憑の画像データを呼び出し、オペレータの手入力より仕訳データを作成し、作成後の仕訳データは大容量記憶装置46に登録される。仕訳データ自動作成用コンピュータ43は、仕訳データ作成時のダブルチェックのために仕訳データ手入力用コンピュータ42と協働し、オペレータが仕訳データの作成を手がけている画像データに対してOCR機能を活用して仕訳データを自動的に作成する。照合用コンピュータ44は、上記両コンピュータ42,43が作成した同じ画像データに対する仕訳データの一致・不一致を確認し、不一致があればアラートを出力し、管理者に通知し、一致すれば作成された仕訳データを大容量記憶装置46に登録するためのものである。データベース管理用コンピュータ45は大容量記憶装置46内の種々のデータベースを管理するためのものである。
図3に示すように、大容量記憶装置46内の仕訳参照用データベース(DB)には、勘定科目を決定する仕訳に必要なデータとして、クライアントXごとの属性情報4611、例えば、識別番号、名称、業種、所在地、会計担当者名、連絡電話番号、提携会計事務所、その所在地、連絡電話番号、アカウント情報、使用している会計ソフト等が登録されている。また仕訳参照用データベースは、クライアントXごとに作成した仕訳データリスト4621、種々の会計ソフトそれぞれの仕訳辞書4651、銀行ごとの預金通帳レイアウト情報4661、そして企業名検索用データベース4671、業種別勘定科目設定用データベース4681を保持している。そしてこれらのデータはすべて必要に応じて追加、更新される。
図4に示すように、仕訳参照用データベースにおける銀行ごとの預金通帳レイアウト情報4661については、可能な限り全国の銀行や信用金庫ごとの預金通帳のレイアウト、例えば、左から右にセル順に日付欄、支払欄、預金欄、残高欄、あるいは日付欄、預金あるいは支払先メモ欄、支払あるいは入金元メモ欄、残高欄、あるいは日付欄、取引内容メモ欄、支払欄、預金欄、残高欄等々の情報を登録してある。これには、クレジット会社ごとの支払明細書のレイアウト情報を含ませることができる。
そして大容量記憶装置46内の仕訳参照用データベースにおける企業名検索用データベース4671については、図5に示すように可能な限り全国の多数の電話番号それぞれに企業名、業種名を紐付けしたデータを登録してある。また管理用コンピュータを通じて追加登録、訂正も行われる。
図6には仕訳辞書4681の内容を示している。大容量記憶装置46内の仕訳参照用データベースにおける業種別勘定科目設定用データベース4681については、例えば、コンビニエンスストアに対する支払データは一般的には消耗品として仕訳する。ところがクライアント企業がノベルティ企業であれば、一括購入品として仕入れに仕訳することもあり得る。そこで仕訳データ作成依頼元の企業の業種名と支払先企業の業種名との組み合わせにより勘定科目を決定する仕訳辞書4681を登録している。
クライアントコンピュータ1Xについては、特に会計事務所に設置されているものに関しては、会計サービスの依頼元ごとに多数枚の領収書や銀行預金通帳を参照して仕訳データを作成する必要があるので、スキャナー1X1、大容量記憶装置1X2が周辺機器として接続されている。特に、スキャナー1X1については、多数枚の領収書や預金通帳をスキャンしながら連続的に画像データを仕訳データ作成サービス提供サイト30に送信する場合に有効に利用できる。
次に、上記構成の仕訳データ作成サービス提供システムによる仕訳データ作成サービス提供動作について説明する。本仕訳データ作成サービス提供システムは、次の3つの主立ったシステムを備え、それぞれが後述する処理機能を果たす。すなわち、図10、図13に示す仕訳データ入力ダブルチェックシステムA1,A2、図15、図18、図20に示す仕訳データ自動作成システムB1,B2,B3及び図23に示す預金通帳データ自動登録装置Cである。
図7のフローチャートにより全体的な処理を説明する。本実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムでは、最初に、クライアントXごとに登録手続を行う必要がある。それには、仕訳データ作成サービス提供サイト30のトップページを開き、ユーザー登録のためにメールアドレスを入力して「新規登録」をクリックする。そして、メールアドレスに認証メールが届くので、指示に従ってURLを開いてパスワードの設定を行い、また図8に例示するようなクライアントXの属性情報4611、すなわち、上述したクライアントXの名称(企業名)、業種名、所在地、会計担当者名、連絡電話番号、提携会計事務所、その所在地、連絡電話番号、アカウント情報等を、クライアントXごとの属性情報として大容量記憶装置32内の顧客管理用データベースに登録する。
以後、仕訳データ作成サービスを利用する場合、クライアントXはそのクライアントコンピュータ1Xから仕訳データ作成サービス提供サイト30にアクセスし、そのトップページを開き、メールアドレス等のID、パスワードを入力してログインする(ステップST1)。
ログイン認証が完了すれば(ステップST3)、領収書や預金通帳の画像データ送信を要求する画面を送信する(ステップST5)。クライアントコンピュータ側では、画像データ送信要求画面が開かれるので、クライアントXはそれに従い、スキャナーで領収書や預金通帳をスキャンして画像データを取り込みあるいは、モバイル端末であれば内蔵されるデジタルカメラで写した画像データを取り込み、取り込んだ画像データを仕訳データ作成サービス提供サイト30に送信する(ステップST7)。
尚、この画像データは予めスキャナーや内蔵デジタルカメラで取り込んでクライアントコンピュータ1Xの記憶装置1X2の所定のフォルダーに1枚あるいは複数枚保存しておき、要求に応じて該当フォルダーを開いてその中の1枚あるいは複数枚の画像データファイルを選択することにより、自動的に送信するようにすることもできる。また、スキャナーや内蔵デジタルカメラにて都度に取り込んだ画像データを送信する手順も可能である。特に、デジタルカメラ機能を備えたタブレット端末やスマートフォンのようなモバイル端末をクライアントコンピュータ1Xとして使用する場合、また1回に送信する画像データのファイル数が少ないクライアントXの場合には、領収書や預金通帳の画像データの登録にはこちらの方が便利である。こうして画像データが選択され送信命令を受けると、クライアントコンピュータ1Xは領収書や預金通帳の画像データをそれにクライアントXの識別番号、画像データの識別番号も付加し、インターネット20を通じて仕訳データ作成サービス提供サイト30に送信する。ここで使用できる画像データは、PDF,JPEG,PNG等任意である。
仕訳データ作成サービス提供サイト30では、受信した領収書、預金通帳の画像データをクライアントXの識別番号、当該画像データの識別番号と共に大容量記憶装置32に保存する(ステップST9)。
また仕訳データ作成サービス管理用コンピュータ31は受信した領収書、預金通帳等の画像データを画像データの識別番号やクライアントXの識別番号と共に仕訳データ作成サイト40にインターネット20を通じて送信する(ステップST11)。大容量記憶装置32,46はクラウド方式にしていずれのサイトからでもアクセス可能にしてもよい。
<ダブルチェック>
仕訳データ作成サイト40では、この領収書の画像データを受信すると、第1例A1では、オペレータの手入力と機械の自動入力とのダブルチェック方式で仕訳データを作成し大容量記記憶装置46にクライアントX別に保存していく。第2例A2では、異なったOCRソフトウェアによる2系統の自動入力に対するダブルチェック方式で仕訳データを作成し大容量記記憶装置46にクライアントX別に保存していく。この第1例A1、第2例A2それぞれのダブルチェック方式については後述する。そして受信した画像データのすべてについて仕訳データ作成処理が完了すれば、仕訳データ作成サービス提供サイト30に作成した仕訳データを送信する(ステップST13)。
仕訳データ作成サービス提供サイト30では、仕訳データ作成サービス管理用コンピュータ31により、受信した仕訳データを大容量記憶装置32の顧客管理用データベースにクライアントごとの仕訳データとして登録する(ステップST15)。
こうして仕訳データ作成サービス管理用コンピュータ31は、任意の数の領収書や預金通帳について仕訳データを作成すると、仕訳データ作成完了の通知を依頼元のクライアントコンピュータ1Xに電子メールにて通知する(ステップST17)。尚、この通知方法は電子メールに限るものではない。直接に電話で通知する方式であっても構わない。
そこでクライアントXがクライアントコンピュータ1Xにて仕訳データ作成サービス提供サイト30にログインして仕訳データ作成結果の送信要求を行うと(ステップST19)、仕訳データ作成サービス管理用コンピュータ31が当該クライアントXの仕訳データリストを作成して送信する(ステップST21)。これを受信したクライアントコンピュータ1Xでは、図9に示すような仕訳データリスト4621を表示する(ステップST23)。この仕訳データリスト4621には、支払日付、支払先名、勘定科目、金額等の仕訳に必要なデータがリスト形式で表示される。無論、仕訳データごとに元の画像データとも紐付けしてあり、各仕訳データの欄をクリックする等の指定操作により元の画像データを呼び出して画面表示させることもできる。
次に、仕訳データ作成サイト40における仕訳データ作成の際に実施される人と機械の協働による第1例の仕訳データ入力ダブルチェック方式A1について、図10の機能ブロック図、図11のフローチャートを用いて説明する。図10に示すように、仕訳データ入力ダブルチェックシステムA1は、紙の証憑を撮影し若しくはスキャンして得た画像データIMG1に対して文字認識を行うOCR部411と、このOCR部411の文字認識結果に基づき仕訳データを作成する機械仕訳データ作成部412と、オペレータが仕訳データ手入力部413を通じて画像データIMG1を見て手入力した仕訳データを受け付ける手入力仕訳データ受付部414と、機械仕訳データ作成部4121の作成した機械仕訳データと手入力仕訳データ受付部414の受け付けた手入力仕訳データとを比較し、一致の有無を判断する仕訳データ一致判定部415と、この仕訳データ一致判定部415が機械仕訳データと手入力仕訳データとの不一致を判断したときにデータ不一致の警告を出力するデータ不一致警告出力部416とを備えている。
この図10に示す仕訳データ入力ダブルチェックシステムA1は図11のフローチャートの手順により手入力による仕訳データ入力を機械仕訳データ入力と照合し、一致した仕訳データについて仕訳データとして登録する。すなわち、一人目のオペレータが画像データ編集用コンピュータ41を用いて画像データを1ファイルごとに表示させ、領収書の画像データであれば取引日付の印字のエリア、支払先の電話番号の印字エリア、支払金額の印字エリアを特定し、それぞれの印字エリアを四角で囲む編集を行い、編集後の画像データを順次、大容量記憶装置46に保存していく(ステップST101)。
そして手入力オペレータは仕訳データ手入力用コンピュータ42により手入力により仕訳データを作成し、入力する(ステップST103)。同時に同じ画像データに対して、仕訳データ自動作成用コンピュータ43は後述するAI技術を利用した自動処理により仕訳データを自動的に作成し、出力する(ステップST105)。
これら手入力による仕訳データと自動作成による仕訳データとは照合用コンピュータ44にて照合し、不一致があればアラームを通知して管理者に知らせる(ステップST107,ST109)。
管理者は不一致の警告出力を認識すると、照合用コンピュータ44を用いて不一致の仕訳データ及び作成元の画像データを呼び出して確認し、正しい仕訳データに訂正して大容量記憶装置46に登録する(ステップST111〜ST115)。
次に、第2例の仕訳データ入力ダブルチェック方式A2について、図12のシステム構成図、図13の機能ブロック図、図14のフローチャートを用いて説明する。仕訳データ作成サイト40については、図1、図2に示したシステム構成に代えて、図12に示すシステム構成である。すなわち、仕訳データ作成サイト40内には、画像データ編集用コンピュータ41、第1仕訳データ自動作成用コンピュータ431、第2仕訳データ自動作成用コンピュータ432、そして第1例A1と同様の照合用コンピュータ44、データベース管理用コンピュータ45、大容量記憶装置46等が設置されていて、互いにデータ授受のためにLANのようなネットワーク49にてサイト内のコンピュータ間が接続されている。その他の構成は第1例A1と同様であり、接続サイト外の仕訳データ作成サービス提供サイト30やクライアントXとはインターネット20を通じてデータ授受できる。仕訳データ作成サイト40の大容量記憶装置46に登録される種々のデータ、データベースの内容も仕訳データ作成サービス提供サイト30にて共有される。
そして、この第2例A2の特徴として、仕訳データ手入力用コンピュータ42に代わる第1仕訳データ自動作成用コンピュータ431には第1のOCRソフトウェアが組み込まれており、この第1のOCRソフトウェアにより画像データの文字認識を行い、第1の仕訳データを作成して大容量記憶装置46に登録する。第2仕訳データ自動作成用コンピュータ432には第2のOCRソフトウェアが組み込まれており、この第2のOCRソフトウェアにより画像データの文字認識を行い、第2の仕訳データを作成して大容量記憶装置46に登録する。照合用コンピュータ44は、上記両コンピュータ431,433が作成した同じ画像データに対する仕訳データの一致・不一致を確認し、不一致があればアラートを出力し、管理者に通知し、一致すれば作成された仕訳データを大容量記憶装置46に登録する。
図13に示すように、この第2例の仕訳データ入力ダブルチェックシステムA2は、紙の証憑を撮影し若しくはスキャンして得た画像データIMG1に対して第1のOCRソフトウェアにて文字認識を行う第1OCR部4111と、この第1OCR部4111の文字認識結果に基づき仕訳データを作成する第1機械仕訳データ作成部4121と、同じ画像データIMG1に対して第2のOCRソフトウェアにて文字認識を行う第2OCR部4112と、この第2OCR部4112の文字認識結果に基づき仕訳データを作成する第2機械仕訳データ作成部4121と、これら第1、第2仕訳データ作成部4121,4122それぞれで作成した機械仕訳データ同士を比較し、一致の有無を判断する仕訳データ一致判定部415と、その不一致を判断したときにデータ不一致の警告を出力するデータ不一致警告出力部416とを備えている。
この図13に示す仕訳データ入力ダブルチェックシステムA2は図14のフローチャートの手順により第1のOCRソフトウェアにより得られる第1の機械仕訳データと第2のOCRソフトウェアにより得られる第2の機械仕訳データとを照合し、一致した仕訳データについて仕訳データ登録する。すなわち、オペレータが画像データ編集用コンピュータ41を用いて画像データを1ファイルごとに表示させ、領収書の画像データであれば取引日付印字のエリア、支払先の電話番号印字エリア、支払金額印字エリアを特定し、それぞれのエリアを四角で囲む編集を行い、編集後の画像データを順次、大容量記憶装置46に保存していく(ステップST101)。
そして第1仕訳データ自動作成コンピュータ431、第2仕訳データ自動作成コンピュータ432それぞれは、同じ画像データに対して後述するAI技術を利用した自動処理により仕訳データを個別に自動的に作成し、出力する(ステップST1051,ST1052)。
これら第1、第2の自動作成による仕訳データは照合用コンピュータ44にて照合し、不一致があればアラームを通知して管理者に知らせる(ステップST107,ST109)。
管理者は不一致の警告出力を認識すると、照合用コンピュータ44を用いて不一致の仕訳データ及び作成元の画像データを呼び出して確認し、正しい仕訳データに訂正して大容量記憶装置46に登録する(ステップST111〜ST115)。
<自動仕訳>
次に、図11のフローチャートデータにおける手入力ステップST103で仕訳データ手入力用コンピュータ42が行う自動勘定科目設定動作について、図15の機能ブロック図、図16のフローチャートを用いて説明する。第1例の仕訳データ自動作成システムB1は、多数の企業名と電話番号、業種名を紐付きで登録している企業名検索用データベース467と、仕訳データ自動作成を依頼するクライアント企業名とその業種名のデータ入力を保持するクライアント企業情報保持部461と、ある支払元と支払先との業種対応別に貸方、借方の勘定科目を登録している業種別仕訳辞書4681を保持する業種別仕訳辞書保持部468と、紙の領収書を撮影し若しくはスキャンして得た領収書画像データIMG1を受け付けて保持する領収書画像データ保持部401と、受け付けた領収書画像データIMG1に対する取引日付表記エリアと電話番号表記エリアと金額表記エリアの指定入力を受け付ける数字表記エリア指定部421と、外部からオペレータによる電話番号入力を受け付ける電話番号入力受付部4221と、外部からのオペレータによる取引日付、金額の数値入力を受け付ける日付、金額入力受付部4222と、入力された電話番号をキーワードにして企業名検索用データベース467内の企業名検索用データ4671を検索し、支払先企業名と業種名を抽出する企業名抽出部423と、クライアント企業の業種と企業名抽出部423の抽出した支払先企業の業種とを入力し、業種別仕訳辞書保持部468の業種別仕訳辞書4681を参照し、勘定科目を決定する勘定科目設定部424と、この勘定科目設定部424の決定した勘定科目、日付。金額入力受付部4222の受け付けた取引日付、支払金額、支払先企業名を仕訳データとして作成して出力する仕訳データ作成部425とを備えている。尚、仕訳データ作成部425の作成した多数の仕訳データは大容量記憶部46内の仕訳データ保持部462に保存していく。
この第1例の仕訳データ自動作成システムB1では、図16のフローチャートに示すように、手入力オペレータは、大容量記憶装置46から画像データを読み出し、上記編集済みの数字印字エリアに四角く囲みが書き加えられた編集済み画像データを見て、まず電話番号エリアを特定しそこに印字されている電話番号を手入力する(ステップST201)。
この手入力に対して、仕訳データ手入力用コンピュータ42側では、図5に示すような大容量記憶装置46の企業名検索用データベース467内の企業名検索用データ4671を参照し、オペレータの入力した電話番号から企業名を特定し、同時に業種名も特定する(ステップST203)。さらに、仕訳データ手入力用コンピュータ42は仕訳データ作成依頼元の業種名と支払先の業種名とを特定し、図6に示すような業種別仕訳データベース468内の業種別仕訳データ4681を参照し、勘定科目を特定する(ステップST205)。例えば、手入力された電話番号が「03−1234−5678」であった場合、ステップST203で図5に示すような内容の企業名検索用データベース4671を検索し、入力された電話番号が1行目のものであるので、これに紐付けされた企業名「乙商店」を抽出し、また業種名として「雑貨卸」を抽出する。これに対して仕訳データ作成依頼元の業種名がスーパー店であれば、ステップST205で図6に示すような業種別仕訳データ4681を検索し、支払先業種名が「雑貨卸」であるので勘定科目「仕入れ」を特定する。
次に取引日付、支払金額を手入力すれば、それらを仕入の日付、仕入れ価格とし、摘要「乙商店」、借方科目「仕入高」、借方金額「××××」、貸方科目「現金」、貸方金額「××××」という仕訳データを自動的に完成させ(ステップST209)、この仕訳データを照合用コンピュータ44に出力する(ステップST211)。
この処理方法によれば、手入力するオペレータは囲みが付されている印字エリア内の数字だけを見て電話番号を入力することで結果的に支払先企業名が漢字であっても正しく入力することができ、勘定科目も自動的に設定することができ、さらに日付欄、金額欄に数字入力すれば正しく仕訳データを完成させることができることになる。したがって、日本語の読み書きができず、会計知識もそれほど持たないオペレータであっても、画像データから数字を読み出して手入力するだけでコンピュータの助けにより仕訳データを作成することができることになり、マンパワーの削減ができると共に比較的労賃の低廉な国に仕訳データ作成用サイト40を開設することでコストの削減も図れることになる。
尚、システムの簡素化のために、図17のフローチャートに示すように、オペレータに企業名を直接に手入力させることで(ステップST2011)、システム側では企業名をキーワードにして企業名と業種名の登録されている企業名検索データを参照し、一致する企業名に紐付けされている業種名を抽出し(ステップST2031)、その後、上記実施の形態と同様に図6に示すような業種別仕訳データベース468内の業種別仕訳データ4681を参照し、勘定科目を特定するようにしてもよい(ステップST205)。この場合には、以降の処理は図16のフローチャートと同様であり、日付、金額を手入力すれば(ステップST207)、それらを仕入の日付、仕入れ価格とし、摘要「乙商店」、借方科目「仕入高」、借方金額「××××」、貸方科目「現金」、貸方金額「××××」という仕訳データを自動的に完成させ(ステップST209)、この仕訳データを照合用コンピュータ44に出力する(ステップST211)。
次に、OCRソフトウェアによる数値データの文字認識による仕訳データの自動作成処理について、図18のシステムB2と図19のフローチャートを用いて説明する。仕訳データ自動作成用コンピュータ46は、画像データIMG1に対して数字表記エリアの指定操作を受け付ける数字表記エリア指定部421と、数字表記エリア指定部421にて指定されている各数字表記エリアの数字を自動認識する数字認識部422と、この数字認識部422による電話番号認識結果に対して、その電話番号をキーワードにして企業名検索用データベース467内の企業名検索用データ4671を検索し、支払先企業名と業種名を抽出する企業名抽出部423と、クライアント企業の業種名と企業名抽出部423の抽出した支払先企業の業種名とを入力し、業種別仕訳辞書保持部468の業種別仕訳辞書4681を参照し、勘定科目を決定する勘定科目設定部424と、この勘定科目設定部424の決定した勘定科目、数字認識部422の自動認識した取引日付、支払金額、支払先企業名を用いて仕訳データを作成して出力する仕訳データ作成部425とを備えている。尚、仕訳データ作成部425の作成した多数の仕訳データは大容量記憶部46内の仕訳データ保持部462に保存していく。
上記の仕訳データ自動作成用コンピュータ43による仕訳データ自動作成処理は図19のフローチャートに基づく。すなわち、数字認識部422が数字表記エリア指定部421にて数字表記エリアが指定された画像データを大容量記憶装置46から読み出し、日付エリア、電話番号エリア、金額エリアそれぞれを特定し、そこに印字されている数字をOCR機能によって自動認識する(ステップST301)。尚、自動認識率を高めるためにはAI技術を採用している。
次に、大容量記憶装置46の企業名検索用データベース467内の図5に示すような企業名検索用データ4671を参照し、自動認識された電話番号をキーワードにして企業名を特定し、同時に業種名も特定する(ステップST303)。続いて勘定科目設定部424は、クライアント企業情報保持部461に保存されている仕訳データ作成依頼元の業種名と抽出した支払先企業の業種名とを特定し、業種別仕訳辞書保持部468に登録されている図6に示すような業種別仕訳データ4681を参照し、勘定科目を特定する(ステップST305)。ここでも、例えば、自動認識された電話番号が「03−1234−5678」であった場合、ステップST303で企業名検索用データ4671を検索し、入力された電話番号が1行目のものであるので、これに紐付けされた企業名「乙商店」を抽出し、また業種名として「雑貨卸」を抽出する。これに対して仕訳データ作成依頼元の業種名がスーパー店であれば、ステップST305で業種別仕訳データ4681を検索し、支払先業種名が「雑貨卸」であるので勘定科目「仕入れ」を特定する。
次に自動認識した日付、金額を入力すれば、それらを仕入の日付、仕入れ価格とし、摘要「乙商店」、借方科目「仕入高」、借方金額「××××」、貸方科目「現金」、貸方金額「××××」という仕訳データを自動的に完成させる(ステップST307)。この仕訳データを照合用コンピュータ44に出力する(ステップST309)。
この第2例のシステムB2による自動仕訳データ作成処理によれば、OCRソフトウェアによる認識が容易で、かつ正確に行える電話番号を自動認識することで結果的に支払先企業名が漢字であっても正しく入力することができ、勘定科目も自動的に設定することができ、さらに日付欄、金額欄の数字も自動認識して仕訳データを完成させることができる。
このようにして自動数字認識機能を利用して自動的に作成した仕訳データは、すでに説明したように、図11のフローチャートにおけるステップST107以降の処理にて手入力で作成した仕訳データと照合し、一致すれば大容量記憶装置46に登録する。また、図13における第1OCR部4111による図14の第1仕訳データ自動作成ST1051、また第2OCR部4112による第2仕訳データ自動作成ST1052にも適用できる。
尚、電話番号を自動認識し、電話番号から企業名と業種名とを割り出し、仕訳データを自動作成するシステムB3も採用できる。このシステムB3の場合、図18に示したシステムB2に代えて、オペレータに企業名を直接に入力させ、その企業名入力受付部4232にて受け付け、企業名検索用データベース467を検索して業種名を特定する点、そして勘定科目設定部424にてシステムB2の場合と同様に、業種別仕訳辞書保持部468の業種別仕訳辞書4681、クライアント企業情報保持部461のクライアント企業情報4611を参照して勘定科目を設定する点に特徴がある。このシステムB3の場合、仕訳データ作成処理は図21のフローチャートによる。
すなわち、数字認識部422が数字表記エリア指定部421にて数字表記エリアが指定された画像データを大容量記憶装置46から読み出し、日付エリア、金額エリアそれぞれを特定し、そこに印字されている数字をOCR機能によって自動認識する(ステップST3011)。
次に、オペレータによる企業名の手入力を受け付け、大容量記憶装置46の企業名検索用データベース467内の図22に示すような企業名検索用データ4672を参照し、入力された企業名をキーワードにして業種名も特定する(ステップST3031)。続いて勘定科目設定部424は、クライアント企業情報保持部461に保存されている仕訳データ作成依頼元の業種名と抽出した支払先企業の業種名とを特定し、業種別仕訳辞書保持部468に登録されている図6に示すような業種別仕訳データ4681を参照し、勘定科目を特定する(ステップST305)。ここでは、例えば、入力された企業名が「乙商店」であった場合、業種名として「雑貨卸」を抽出する。これに対して仕訳データ作成依頼元の業種名がスーパー店であれば、ステップST305で業種別仕訳データ4681を検索し、支払先業種名が「雑貨卸」であるので勘定科目「仕入れ」を特定する。
次に自動認識した日付、金額を入力すれば、それらを仕入の日付、仕入れ価格とし、摘要「乙商店」、借方科目「仕入高」、借方金額「××××」、貸方科目「現金」、貸方金額「××××」という仕訳データを自動的に完成させる(ステップST307)。この仕訳データを照合用コンピュータ44に出力する(ステップST309)。
尚、上記の自動仕訳データ作成システムB1〜B3では、仕訳データとして借方、貸方を特定するようにした。ところが、会計処理では日付、支払先、借方、金額だけのデータ入力の省力化の要望や需要も極めて高い。そこで、図5、図6に例示したようなデータではなく、図5のデータでは業種を削除したものを登録し、図6のデータは採用しないものとし、電話番号から支払先企業名だけを検索できるようにし、貸方としてその企業名を登録する仕訳データを作成するという簡易なシステム構成にすることもできる。
<通帳データ自動登録>
次に、預金通帳の画像データからの口座出入金の仕訳データ作成について、図23の機能ブロック図、図24のフローチャート、図25のシーケンス図を用いて説明する。銀行別の預金通帳の入出金の仕訳データを画像データから作成するのも本実施の形態の特徴の1つである。主要銀行は顧客に対して電子データのダウンロードを許容する傾向にあるが、それでも複数の預金口座の入出金の仕訳データ作成は主に手入力に頼っているのが現状である。本実施の形態では、預金通帳の画像データの送信を受けて領収書の画像データからの仕訳データの作成と同様に預金口座の入出金の仕訳データをダブルチェック方式にて作成するサービスを提供する。
図23に示すように、預金通帳データ自動登録装置Cは、預金通帳の銀行名の入力を受け付ける銀行名入力受付部434と、預金通帳の銀行ごとのレイアウトを記憶する銀行別通帳レイアウト記憶部466と、預金通帳を撮影し若しくはスキャンして得た通帳画像データIMG2を受け付けて保持する通帳画像データ保持部402と、通帳画像データIMG2に対して帳票部分の画像の輪郭IMG3を検出する輪郭検出部431と、この輪郭検出部431が検出した帳票部分の画像の輪郭IMG3に基づき帳票部分の画像の傾きを補正する傾き補正部432と、預金通帳の銀行名を受け付け、銀行別通帳レイアウト記憶部466から当該預金通帳のレイアウトを呼び出す銀行別通帳レイアウト参照部435と、傾き補正部432により傾き補正された帳票部分の画像IMG4に対して、日付部分、摘要部分、支払部分、預入部分、残高部分を縦横に行ごとに区分する縦横の仮想罫線が書き込まれた画像データIMG5を受け付ける罫線書き込み画像受付部433と、罫線書き込み画像受付部433にて受け付けた縦横の仮想罫線が書き込まれた画像データIMG5に対して、縦横の仮想罫線により区分された各セル内に記入されている文字・数字を認識する文字・数字認識部436と、預金通帳の銀行別通帳レイアウト情報を参照し、仮想罫線が区分した各セルが日付部分、摘要部分、支払部分、預入部分、残高部分のいずれであるかを特定し、この特定した支払部分に数字を認識した時には支払金額とし、摘要部分に認識した文字を支払先若しく送金先とし、預入部分に数字を認識した時には預入金額とし、摘要部分に認識した文字を入金元とし、日付部分に認識した日付、支払先若しくは送金先、支払金額、残高、及び、日付部分に認識した日付、入金元、預入金額、残高をそれぞれ預金口座の仕訳データとして順次に登録する預金通帳データ登録部437とを備えている。
図7のフローチャートを用いて説明したように、クライアントコンピュータ1Xから預金通帳の画像データが送信されてくると、図11のフローチャートを用いて説明したようにオペレータによる手入力とOCRによる自動入力によりダブルチェック方式にて預金通帳の入出金についても仕訳データを作成する。そして預金通帳の場合には一方では特殊な事情があるが、他方では比較的に固まったレイアウトのフォーマットで印字されているために、図4に示したように銀行名が特定されると銀行ごとに決まっているフォーマットを参照して入出金の印字エリアを特定することができ、また摘要(振込元、振込先、預金、払出)の特定も容易である。また印字される文字も比較的平易なものであり、自動文字認識も容易である。
そこで、図24のステップST501〜ST505、図25のシーケンスSQ1,SQ2に示すように、画像データ編集用コンピュータ41にてクライアントから送られてきて大容量記憶装置46に保存されている通帳のスキャン画像データあるいはカメラ画像データを呼び出し、前処理として通帳画像部の認識を行い、必要に応じて傾き補正を行う。続いてオペレータがステップST507、シーケンスSQ3のように補正された通帳画像に対して通帳のレイアウトを認識し、縦横に罫線を入れる。この作業によりコンピュータ41側では、ステップST509、シーケンスSQ4に示すように、縦横の罫線にて囲まれた四角いセルに分割する。そして、セルごとに図4に示した銀行ごとの通帳のフォーマットを参照してセル内の印字内容が日付であるか、預金額であるか、出金額であるか、振込先であるか、振込元であるか等々の識別を行い、同時にセルごとの画像を切り出す。
続いて、ステップST511、シーケンスSQ5に示すように切り出したセルごとにその印字文字をOCRにて認識する。そして文字であればそれを例えば、利息、振込等の取引内容、振込元名、振込先名等として認識し、数字であれば日付、預金額、払出額等として認識する。そして認識結果は、ステップST513に示すように通帳データとして日付、預金額、入金額、摘要(振込先、振込元、現金等)の勘定科目を設定し、ステップST515,ST517に示すように仕訳データを作成し、大容量記憶装置46に預金内容の仕訳データとして登録する。
例えば、図4の1行目に例示したレイアウトのような○○銀行の預金通帳(通帳の銀行名はクライアントから画像データと共に送られてくるものとする)では、メッシュに切った左端の第1のセル内の文字は日付の数字であり、左から2番目のセル内の文字が数字であれば支払金、振出金であり、隣りの3番目のセル内の文字が支払先、振出先の名称であるとして自動認識する。そして4番目のセルの内容はすべて数字であり、残高として自動認識する。また、この○○銀行の預金通帳で、左から3番目のセル内の文字が数字であれば、左から2番目のセル内の文字は振込元の名称であると判断し、その文字を自動認識する。この後者の場合も、左から4番目のセルの内容はすべて数字であり、残高として認識する。これにより、○○銀行の通帳に対する1行目の印字内容に対する仕訳データは、「日付(数字)」、「摘要(文字列)」、「勘定科目(文字列)」、「借方金額(数字)」あるいは「貸方金額(数字)」、「残高(数字)」として仕訳データを作成するのである。
また図4の3行目に例示したレイアウトのような××銀行の預金通帳であれば、メッシュに切った左端の第1のセル内の文字は日付の数字であり、左から2番目のセル内は取引内容を表す文字であり、左から3番目のセル内は支払金若しくは振出金の数字であり、隣りの左から4番目のセル内は預金、振込、利息等の数字であり、5番目のセルの内容はすべて数字であり、残高として自動認識する。これにより、××銀行の通帳の各行の印字内容に対する仕訳データは、「日付(数字)」、「摘要(文字列)」、「勘定科目(文字列)」、「借方金額(数字)」あるいは「貸方金額(数字)」、「残高(数字)」として仕訳データを作成するのである。
尚、預金通帳の文字認識の精度を高めるためには、照合用コンピュータ44のオペレータは通帳データの認識結果も確認し、認識文字にエラーがある場合には訂正入力する。これにより、大容量記憶装置46の通帳解析用AIが学習を重ねてゆき、システム運営が進むほどにOCR機能が拡充されてゆくことになる。また、銀行通帳の場合、カタカナ、漢字などの日本語文字が印字されているので日本語文字の非識字者にとっては画像データを見て手入力することは困難である。そのために、仕訳データ手入力用コンピュータ42のオペレータには数字部分だけを入力させ、文字部分については仕訳データ自動作成用コンピュータ43による自動認識の後に照合用コンピュータ44のオペレータにより数値、文字共に確認、訂正させる運営をすることができる。あるいは、通帳データの入力に関しては仕訳データ自動作成用コンピュータ43だけで自動入力する運営にすることもできる。また預金通帳について例示したが、表組みされているクレジット会社の利用明細書についてもクレジット会社ごとのフォーマットで日付、利用先、利用金額、支払金額が印字されているので、その利用明細書をスキャンしあるいは撮影して画像データとし、その画像データを受け付けることにより、預金通帳と同様に仕訳データを自動作成することが可能になる。尚、このクレジット会社の支払明細書の場合、図4に示した銀行ごとの預金通帳のフォーマットと同様に、クレジット会社ごとの支払明細書のフォーマットをあらかじめ登録し、参照することになる。
このように本実施の形態の仕訳データ作成サービス提供システムによれば、クライアントは仕訳データ作成サービス提供サイト30にアクセスして領収書や通帳の画像データを送信すれば、図26に示すような仕訳データリスト4610が作成され送り返されてくるようになり、多数枚の領収書や通帳を見ながら逐一会計ソフトに入力する労力の節減が図れる。
また作成された仕訳データについては、クライアントの提携している会計事務所に送信することによって会計事務所の会計処理に利用させることができる。あるいは社内処理をしている企業や商店であれば、自社の利用している会計ソフトに自動入力することによって自社の会計ソフトに対応した仕訳データに加工して利用できる。
11,12,1N クライアントコンピュータ
111,121,1N1 スキャナー
112,122,1N2 記憶装置
20 インターネット
30 仕訳データ作成サービス提供サイト
31 仕訳データ作成サービス管理用コンピュータ
32 大容量記憶装置
40 仕訳データ作成サイト
41 画像データ編集用コンピュータ
42 仕訳データ手入力用コンピュータ
43 仕訳データ自動作成用コンピュータ
44 照合用コンピュータ
45 データベース管理用コンピュータ
46 大容量記憶装置
401 領収書画像データ保持部
402 通帳画像データ保持部
403 通帳データ保持部
411 OCR部
412機械仕訳データ作成部
413 仕訳データ手入力部
414 手入力仕訳データ受付部
415 一致判定部
416 不一致警告出力部
421 数字表記エリア指定部
422 数字認識部
423 企業名抽出部
424 勘定科目設定部
425 仕訳データ作成部
431 輪郭検出部
432 傾き補正部
433 罫線書き込み画像受付部
434 銀行名入力受付部
435 銀行別通帳レイアウト参照部
436 数字・文字認識部
437 預金通帳データ登録部
461 クライアント企業情報保持部
4610 仕訳データリスト
4611 クライアント企業情報
462 クライアントごとの仕訳データ保持部
4621 仕訳データリスト
465 会計ソフトごとの仕訳辞書
466 銀行ごとの通帳レイアウト情報(クレジット会社ごとの支払明細書レイアウト情報も含む)保持部
467 企業名検索用データベース
4671 企業名検索用データ
468 業種別仕訳辞書保持部
4681 業種別仕訳辞書データ
49 LAN

Claims (6)

  1. 紙の証憑の画像データに対して文字認識を行うOCR部と、
    前記OCR部の文字認識結果に基づき少なくとも取引日付、支払金額を含む仕訳に必要な第1機械入力データを作成する機械入力データ作成部と、
    前記画像データに基づいて手入力した少なくとも取引日付、支払金額を含む仕訳に必要な手入力データを受け付ける手入力データ受付部と、
    前記機械入力データ作成部の作成した機械入力データと、前記手入力データ受付部の受け付けた手入力データとを比較し、一致の有無を判断する入力データ一致判定部と、
    前記入力データ一致判定部が前記機械入力データと手入力データとの不一致を判断したときにデータ不一致の警告を出力するデータ不一致警告出力部とを備えたことを特徴とする会計データ入力ダブルチェックシステム。
  2. 紙の証憑の画像データに対して第1のOCRソフトウェアにより文字認識を行う第1OCR部と、
    前記第1OCR部の文字認識結果に基づき少なくとも取引日付、支払金額を含む仕訳に必要な第1機械入力データを作成する第1機械入力データ作成部と、
    前記画像データに対して第2のOCRソフトウェアにより文字認識を行う第2OCR部と、
    前記第2OCR部の文字認識結果に基づき少なくとも取引日付、支払金額を含む仕訳に必要な第2機械入力データを作成する第2機械入力データ作成部と、
    前記第1機械入力データ作成部の作成した第1機械入力データと、前記第2機械入力データ作成部の作成した第2機械入力データとを比較し、一致の有無を判断する入力データ一致判定部と、
    前記入力データ一致判定部が前記第1機械入力データと前記第2機械入力データとの不一致を判断したときにデータ不一致の警告を出力するデータ不一致警告出力部とを備えたことを特徴とする会計データ入力ダブルチェックシステム。
  3. 多数の企業名と業種名を紐付きで登録している企業名検索用データベースと、
    業種ごとに業種名とそれに対応する勘定科目を登録している業種別仕訳辞書を保持する業種別仕訳辞書保持部と、
    紙の領収書の画像データを受け付けて保持する領収書画像データ保持部と、
    前記受け付けた領収書の画像データに対する取引日付表記エリアと金額表記エリアの指定入力を受け付ける表記エリア指定部と、
    前記領収書の画像データ上の前記指定された取引日付表記エリア内に表示されている取引日付と前記指定された金額表記エリア内に表示されている支払金額との数字認識を実行する数字認識部と、
    前記領収書の画像データに表記されている支払先の企業名の入力を受け付ける企業名入力受付部と、
    前記企業名入力受付部が受け付けた前記支払先の企業名をキーワードにし、前記企業名検索用データベースを検索して登録されている企業名と業種名とを抽出する企業名抽出部と、
    前記抽出した支払先の企業名に紐付けされている業種名に対して、前記業種別仕訳辞書保持部の業種別仕訳辞書を参照して、前記数字認識部が認識した支払金額の勘定科目を判定する勘定科目設定部と、
    前記勘定科目設定部が判定した勘定科目、前記数字認識部が認識した取引日付、支払金額、支払先の企業名を仕訳データとして作成して出力する仕訳データ作成部とを備えたことを特徴とする仕訳データ自動作成システム。
  4. 多数の企業名と業種名を紐付きで登録している企業名検索用データベースと、
    仕訳データ自動作成を依頼するクライアント企業の企業名とその業種名のデータを保持するクライアント企業情報保持部と、
    ある支払元と支払先との業種対応別に少なくとも貸方の勘定科目を登録している業種別仕訳辞書を保持する業種別仕訳辞書保持部と、
    紙の領収書の画像データを受け付けて保持する領収書画像データ保持部と、
    前記受け付けた領収書の画像データに対する取引日付表記エリアと金額表記エリアの指定入力を受け付ける数字表記エリア指定部と、
    前記領収書の画像データ上の前記指定された取引日付表記エリア内に表示されている取引日付と前記指定された金額表記エリア内に表示されている支払金額との数字認識を実行する数字認識部と、
    前記領収書の画像データに表記されている支払先の企業名の入力を受け付ける企業名入力受付部と、
    前記入力された支払先の企業名をキーワードとし、前記企業名検索用データベースを検索して支払先企業名と業種名とを抽出する企業名抽出部と、
    前記クライアント企業の業種名と前記抽出した支払先企業の業種名とをキーワードとし、前記業種別仕訳辞書保持部の業種別仕訳辞書を参照して前記数字認識部が認識した支払金額の勘定科目を決定する勘定科目設定部と、
    前記勘定科目設定部が決定した勘定科目、前記数字認識部が認識した取引日付、支払金額、支払先企業名を仕訳データとして作成して出力する仕訳データ作成部とを備えたことを特徴とする仕訳データ自動作成システム。
  5. 多数の企業名と電話番号、業種名を紐付きで登録している企業名検索用データベースと、
    業種名ごとにそれに対応する勘定科目を登録している業種別仕訳辞書を保持する業種別仕訳辞書保持部と、
    紙の領収書の画像データを受け付けて保持する領収書画像データ保持部と、
    前記受け付けた領収書の画像データに対する取引日付表記エリアと電話番号表記エリアと金額表記エリアの指定入力を受け付ける数字表記エリア指定部と、
    前記領収書の画像データ上の前記指定された取引日付表記エリア内に表示されている取引日付と電話番号表記エリア内に表示されている電話番号と前記指定された金額表記エリア内に表示されている支払金額との数字認識を実行する数字認識部と、
    前記数字認識部の認識した電話番号をキーワードにし、前記企業名検索用データベースを検索して支払先の企業名と業種名とを抽出する企業名抽出部と、
    前記抽出した支払先企業の業種名に対して、前記業種別仕訳辞書保持部の業種別仕訳辞書を参照して、前記数字認識部が認識した支払金額の勘定科目を判定する勘定科目設定部と、
    前記勘定科目設定部が判定した勘定科目、前記数字認識部が認識した取引日付、支払金額、支払先企業名を仕訳データとして作成して出力する仕訳データ作成部とを備えたことを特徴とする仕訳データ自動作成システム。
  6. 多数の企業名と電話番号、業種名を紐付きで登録している企業名検索用データベースと、
    仕訳データ自動作成を依頼するクライアント企業の企業名とその業種名のデータ入力を保持するクライアント企業情報保持部と、
    ある支払元と支払先との業種対応別に少なくとも貸方の勘定科目を登録している業種別仕訳辞書を保持する業種別仕訳辞書保持部と、
    紙の領収書の画像データを受け付けて保持する領収書画像データ保持部と、
    前記受け付けた領収書の画像データに対する取引日付表記エリアと電話番号表記エリアと金額表記エリアの指定入力を受け付ける数字表記エリア指定部と、
    前記領収書画像データ上の前記指定された取引日付表記エリア内に表示されている取引日付と電話番号表記エリア内に表示されている電話番号と前記指定された金額表記エリア内に表示されている支払金額との数字認識を実行する数字認識部と、
    前記数字認識部の認識した電話番号をキーワードとし、前記企業名検索用データベースを検索して支払先企業名と業種とを抽出する企業名抽出部と、
    前記クライアント企業の業種名と前記抽出した支払先企業の業種名とをキーワードとし、前記業種別仕訳辞書保持部の業種別仕訳辞書を参照して、前記数字認識部が認識した支払金額の勘定科目を決定する勘定科目設定部と、
    前記勘定科目設定部が決定した勘定科目、前記数字認識部が認識した取引日付、支払金額、支払先企業名を仕訳データとして作成して出力する仕訳データ作成部とを備えたことを特徴とする仕訳データ自動作成システム。
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