JP2018188807A - 建築部材、建築部材の固定構造、建築部材の施工方法ならびに該固定構造および施工方法に用いる固定部材 - Google Patents

建築部材、建築部材の固定構造、建築部材の施工方法ならびに該固定構造および施工方法に用いる固定部材 Download PDF

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Abstract

【課題】被取付部材に対して取り付け/取り外しの作業を誰でも簡単に作業することができ、しかも取り付け後の固定状態では確実に抜け止めされた状態を安定して維持することができる新規な技術を提供する。【解決手段】引戸枠10などの建築部材が固定部材20を介して柱30に取り付けらる。固定部材は、縦枠12の裏面側に配置されて、表面側からねじ込まれたネジで連れ回り可能に取り付けられている。固定部材に対向する柱の側面には、固定部材が縦向きにあるときにその挿通を許容する前方溝32が形成されると共に、その奥方には、横向きの固定部材を収容可能な奥方溝33が形成される。前方溝と奥方溝の間には、横向きの固定部材の本体21から外方に突出する係合片24a,24bを係止する係止部34a,34bが形成される。【選択図】図6

Description

本発明は、建築部材、建築部材の固定構造および施工方法、ならびに該固定構造および施工方法に用いる固定部材に関する。
引戸枠などの建築部材を柱や躯体などの被取付部材に固定するに際しては、古くから釘やネジなどを用いた固定方法が採用されてきたが、建築業界においては、今後ますます、中古住宅市場の拡大に伴うリノベーションやリフォームの需要増が見込まれると共に、一方では、大工の技能低下や大工不足による女性作業員の増加などが予測されることから、大工作業に不慣れな女性や初心者でも簡単に施工可能な新規技術の開発が急務とされている。
特許文献1には、建築物の開口部2に扉4の出入枠3を取り付けるに当たり、出入枠3に固定した挿着体Aから突出するシャフト7を、開口部2の軽鉄5に固定した受体Bの孔部13aに挿通させ、シャフト先端部7dを受体Bの爪体14に突き当て、爪体14をバネ15の付勢に抗して押し開きながらさらに前進させて爪体14を通過させることにより、バネ付勢により元の位置に復帰した爪体14にシャフト先端部7dを係止して、固定構造を得ることが記載されている(図4)。
特開平8−60941号公報
特許文献1記載の従来技術によれば、挿着体Aを取り付けた出入枠3を開口部2に取り付けた受体Bの孔部13aに押し込んでいくワンタッチ作業で強固な固定構造が得られるが、このようにして得た固定構造を解体する作業は容易ではない。解体のためには、たとえば、挿着体Aを係止状態(図4右下)からさらに図において右方向に移動させた後、バネ15を付勢力に抗して図において反時計方向に回転させて図4右上に示す押し開き状態とし、この状態を維持しながら挿着体Aを引き抜く作業を行わなければならないが、このような作業はきわめて困難である。したがって、この従来技術をリノベーションやリフォームに応用することは実際上不可能である。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、被取付部材に対して取り付け/取り外しの作業を誰でも簡単に作業することができ、しかも取り付けた後は確実に抜け止めされた状態を安定して維持することができる新規な技術を提供し、中古住宅のリノベーションやリフォームへの需要増に対して有意に応えようとすることである。
この課題を解決するため、本願の請求項1に係る発明は、建築部材が固定部材を介して被取付部材に取り付けられてなる固定構造であって、固定部材は、本体とその外方に突出する係合片とを有し、建築部材の裏面側に配置されて建築部材に対して回転可能に取り付けられており、固定部材に対向する被取付部材の側面には、固定部材が第一の向きにあるときにその挿通を許容する開口通路が形成されると共に、該開口通路の奥方に、前記第一の向きとは異なる第二の向きにある固定部材の係合片を収容可能な空間が形成され、且つ、開口通路と奥方空間との間に、前記第二の向きにある固定部材の係合片を係止する係止部が形成され、第二の向きにある固定部材の係合片が被取付部材の係止部に係止されることにより固定部材が被取付部材から抜け防止されて固定されることを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、請求項1記載の建築部材の固定構造において、建築部材と固定部材の間にこれらに対して付勢力を与える第一の付勢手段が設けられることを特徴とする。
本願の請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の建築部材の固定構造において、建築部材の表面側から回動操作可能なネジが、建築部材の表裏を貫通する穴を通り、固定部材の本体に形成される雌ネジに螺合することを特徴とする。
本願の請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか記載の建築部材の固定構造において、固定部材の係合片を本体から外方に突出させる付勢力を与えると共に該付勢力に抗して係合片を本体内に埋没可能とするための第二の付勢手段が固定部材に設けられることを特徴とする。
本願の請求項5に係る発明は、固定部材は、請求項1ないし4のいずれか記載の建築部材の固定構造において、本体の係合片設置面とは異なる面から外方に突出する凸部を有することを特徴とする。
本願の請求項6に係る発明は、請求項5記載の建築部材の固定構造において、固定部材は、略直方体形状を有する本体の対向する一対の側面の被取付部材側端部近くにおいて各々外方に突出するように一対の係合片が対向位置に設けられると共に、該本体の他の対向する一対の側面の建築部材側端部近くにおいて各々外方に突出するように一対の凸部が対角位置に設けられることを特徴とする。
本願の請求項7に係る発明は、請求項1ないし6のいずれか記載の建築部材の固定構造において、前記開口通路の開口幅(Wa)は、前記固定部材本体の係合部材設置面の幅寸法(A1)と略同一またはそれより大きく、前記固定部材本体の対角長さ(A4)と略同一またはそれより大きく、且つ、係合部材の突出幅寸法(A2)より小さく、前記奥方空間の開口幅(Wb)は、前記係合部材設置面の幅寸法(A1)より大きいことを特徴とする。
本願の請求項8に係る発明は、請求項1ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造に用いられる前記建築部材であって、その裏面に前記固定部材があらかじめ回動可能に取り付けられてなることを特徴とする。
本願の請求項9に係る発明は、請求項1ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造に用いられる前記固定部材であって、前記建築部材の裏面にあらかじめ回動可能に取り付けられてなることを特徴とする。
本願の請求項10に係る発明は、請求項1ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造を得るための施工方法であって、建築部材の裏面に固定部材をあらかじめ回動可能に取り付けておき、固定部材を前記第一の向きにして被取付部材の開口通路に通過させ、固定部材の係合片を奥方空間に収容させた後、固定部材を回転させて前記第二の向きにして、固定部材の係合片を開口通路と奥方空間との間の係止部に係止させて抜け止めすることを特徴とする。
本願の請求項11に係る発明は、請求項4ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造を得るための施工方法であって、建築部材の裏面に固定部材をあらかじめ回動可能に取り付けておき、固定部材を前記第二の向きにして係合片を第二の付勢手段による付勢力に抗して固定部材本体に実質的に埋没させながら被取付部材の開口通路に通過させることにより、第二の付勢手段による付勢力を受けて本体の外方に突出した係合片が開口通路と奥方空間との間の係止部に係止されて抜け止めされた状態を形成して、建築部材を被取付部材に固定することを特徴とする。
本願の請求項12に係る発明は、請求項1ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造から建築部材を取り外すための施工方法であって、建築部材に対して固定部材を回転させることにより前記第二の向きにある固定部材を前記第一の向きに変え、この向きを維持したまま建築部材ごと固定部材を引き抜くことにより被取付部材から建築部材を取り外すことを特徴とする。
本発明によれば、建築部材にあらかじめ取り付けておいた固定部材を柱などの被取付部材に近付けて開口通路に通過させる作業(および必要に応じて固定部材を締め付ける方向に回転させる作業)により、ワンタッチで建築部材を被取付部材に固定することができる。また、建築部材を被取付部材から取り外し作業も、固定部材を緩める方向に回転させた後に、建築部材を被取付部材から引き離すことによって行うことができる。これらの作業は、女性や初心者でも簡単に行うことができるので、大工不足や技能低下が懸念される中においても、今後予測される中古住宅市場のリノベーションやリフォームの需要増に対する有効な解決策となり得る。
建築部材が固定部材を介して被取付部材に取り付けられた状態(建築部材の固定構造)においては、固定部材の係合片が被取付部材の開口通路と奥方空間との間の係止部に係止された状態となって抜け止め防止されているので、安定した固定状態を維持することができる。これらの間に第一の付勢手段が設けられる実施形態(請求項2)によれば、この効果をより確実に実現させることができる。
固定部材の係合片を外方に付勢する第二の付勢手段が設けられる実施形態(請求項4)によれば、この固定部材を、第二の向きにした状態で被取付部材の開口通路を通過させ、係合片が開口通路を通過して奥方空間に入り込むと同時に第二の付勢手段により外方に突出させて、係合片を係止部に係止させることができる(請求項11)ので、固定部材を第一の向きから第二の向きに変えるための回転操作を不要化して、より簡単な作業で固定することができる。
固定部材に凸部が設けられる実施形態(請求項5)によれば、係合片が係止部に係止された固定状態からさらにネジを締め付けても、この凸部が開口通路の内面に当たって固定部材の連れ回りを防止する。したがって、一旦この固定状態が得られた後に、建築部材を被取付部材に完全に密着固定させるためにネジを締め付けていっても、固定部材の向きは実質的に変わらず、固定状態が安定的に維持される。
本発明の一実施形態による引戸枠固定構造を示す正面図である。 この引戸枠固定構造に用いられる固定部材を異なる角度から見た斜視図(a)、(b)および(c)である。 この固定部材の正面図(a)、下面図(b)、背面図(c)および左側面図(d)である。 この固定部材の拡大断面図である。 図1に示す引戸枠固定構造において、図2〜図4に示す固定部材を介して引戸枠(建築部材)が取り付けられる柱(被取付部材)の断面図である(ハッチング省略)。 図2〜図4に示す固定部材があらかじめ取り付けられた引戸枠を柱に取り付ける際の作業を工程順に示す図(a)〜(c)であり、各図において、上図は図4および図5と同様の断面図、下図は引戸枠(縦枠)、板バネおよびネジを省略して固定部材と柱との位置関係を示す正面図である。 図6(c)の状態からネジを締め付けて取付作業が完了した状態(引戸枠固定構造)を図6(a)〜(c)と同様に示す断面図(上図)および正面図(下図)である。 図7に示す引戸枠固定構造から引戸枠を取り外す際の作業を工程順に示す図(a),(b)であり、図8(a)は図7の状態からネジを緩めた状態を示す図6および図7の各上図と同様の断面図、図8(b)は図8(a)に続くネジ緩めにより得られる状態を示す図6および図7の各下図と同様の正面図である。 図8に示す状態から引戸枠取り外しのためにさらに行われる作業を工程順に示す図(c)〜(e)である。各図において、上図は図6および図7の各上図と同様の断面図、下図は図6および図7の各下図と同様の正面図である。 図1に示す引戸枠固定構造において、図2〜図4に示す固定部材を介して引戸枠(建築部材)が取り付けられる柱(被取付部材)についての他実施形態を示す図5と同様の断面図である(ハッチング省略)。 図1に示す引戸枠固定構造において、図2〜図4に示す固定部材を介して引戸枠(建築部材)が取り付けられる柱(被取付部材)についての他実施形態を示す図5と同様の断面図である(ハッチング省略)。
本発明について以下に実施例を挙げて詳細に説明する。
図1には、本発明の一実施形態による建築部材の固定構造が示されている。この実施例において、建築部材は、いずれもMDFなどの木質材からなる上枠11および左右縦枠12,12から三方枠として形成される引戸枠10であり、この引戸枠10の縦枠12,12が、左右の柱30,30に、固定部材20,20を介して取り付けられている。図中、符号1は柱30,30間に形成される開口部を示す。また、符号2は引戸、符号3は開口部1の略幅中心に設けられる方立、符号4は方立3の一方側に設けられて開放時の引戸2を収容する戸袋、符号5は引戸2の戸先側に設けられる引戸開閉操作用の引手、符号6は床面をそれぞれ示す。縦枠12,12の下端は床面6と略一致するので、下枠は省略されている。
各固定部材20の形状および構成について、図2ないし図4を参照して説明する。固定部材20は、中心線Xに沿って延長する穴22を有する略直方体形状の本体21を有し、この本体21の一対の長辺に沿う側面21a,21cの下方部分からそれぞれ突出する凸部23a,23bが本体21に一体に、且つ、中心線Xについて対称に形成されている。凸部23a,23bの外側面23a1,23b1は、本体21の一対の短辺に沿う側面21b,21dとそれぞれ面一であり、これらの下面23a2,23b2は、本体21の底面21eとそれぞれ面一である。また、凸部23a,23bの上面23a3,23b3は、それぞれ上方に向かうにつれて本体側面21a,21cに近づく傾斜面とされ、本体側面21a,21cの略高さ方向中間に終端を有する。なお、本体21の穴22の少なくとも一部には、後述するネジ28を螺合する雌ネジ26が形成されている(図4)。
本体側面21b,21dの上方には方形状の開口(符号なし)が形成され、この開口にそれぞれ、概して断面直角三角形状に形成されてなる合成樹脂製の係合片24a,24bが、本体21の上部内部空間(符号なし)に収容されたバネ25a,25bにより外方に突出する方向に付勢された状態で設けられている。このバネ付勢により突出した状態において、係合片24a,24bの下面24a1,24b1は本体側面21b,21dに対して略直交面となっている。また、側面24a2,24b2は、上方に向かうにつれて突出が小さくなる傾斜面とされている。
図3を参照して、固定部材20の本体21の長辺幅寸法(側面21b,21d間の寸法であり、係合片24a,24bがバネ25a,25bによる付勢力に抗して本体21内に実質的に埋没した状態における本体21の短辺間の幅寸法に略等しい)をA1、係合片24a,24bがバネ25a,25bの付勢により外方に突出した状態における本体21の長辺幅寸法をA2、凸部23a,23bを含めた本体21の短辺幅寸法(凸部23a,23bの突出面23a4,23b4間の寸法)をA3、本体21の対角長さをA4とする。この実施例では、A1=約24mm、A2=約30mm、A3=約24mm、A4=約24mmである。図示省略されているが、対角長さA4については、本体21の下半部の角を丸めて、後述する柱30の前方溝32の溝幅Waより若干短くなるようにしている。なお、全図を通じて、図示の便宜のため、固定部材20は必ずしも上記寸法が忠実に反映されているものではなく、若干デフォルメして示されている。
固定部材20は、縦枠12の裏面(外面)側に、波形断面形状を有する金属製の板バネ27を介して配置され、縦枠12の表面(内面)側から、縦枠12を厚さ方向に貫通する穴13および板バネ27の穴(符号なし)に順次に通して固定部材本体21の穴22の雌ネジ26に螺合させたネジ28で縦枠12に取り付けられ、縦枠12にあらかじめ一体化されている(図6(a)など)。固定部材20は、縦枠12の裏面の幅方向中央に取り付けられ、その高さ方向において任意数設けられる。図1では一つの縦枠12について2つの固定部材20が用いられているが、その使用数は任意であり、より多数の固定部材20を用いても良い。縦枠12の表面ないし内面(図6(a)上図)の幅方向中央には、引戸2の閉止時に縦枠12との間の隙間を封じる戸当たり(図示せず)を嵌め込むための一対の凹溝が高さ方向に亘って形成されている(図示せず)ので、この凹溝間で縦枠12の表面側からネジ28をねじ込んでも、そのネジ頭は戸当たりで隠ぺいされ、見栄えを損なうことはない。
なお、板バネ27は、縦枠12の裏面ないし外面(図6(a)上図)に対して、その中央が固定部材本体裏面21eに向かう凸形状となり、その両側が縦枠裏面に向かう凸形状となるように配置することが好ましい。
この実施例において、引戸枠10(建築部材)が固定される柱(被取付部材)30には、図5に示すように、その側面30aの全長に亘って、固定部材20を着脱自在に嵌合収容する凹溝31が形成される。この凹溝31は、柱30の側面30aから垂直方向(柱中心方向)に向かうように形成される前方溝32と、その奥側に連続してさらに垂直方向に延長する奥方溝33とからなり、前方溝32の溝幅Waより奥方溝33の溝幅Wbの方が大きいので、これらの間には段設面34a,34bが形成されている。柱30は、木造建築において一般に用いられる木製の柱であり、その内方を向く一側面30aを所定形状に切削して凹溝31が形成されている。あるいは、リノベーションやリフォームを容易に行う観点から、経年による形状変化や寸法変化が小さく、運搬や施工が容易な軽量性を有するアルミ成形品で柱30を形成しても良い。
前方溝32および奥方溝33の寸法について図3(b)および図3(c)を参照してさらに詳しく説明すると、前方溝32の溝幅Waは、固定部材20の本体21自体の幅寸法A1、凸部23a,23bを含めた固定部材20の全体幅寸法A3、および、固定部材20の本体21の対角長さA4のいずれよりも若干大きく、且つ、バネ25a,25bにより係合片24a,24bが外方に突出した状態の全体幅寸法A2より十分に小さい。また、前方溝32の奥行寸法Daは、固定部材20の本体底面21eから突出状態の係合片24a,24bの下面24a1,24b1までの距離H1に略等しい。この実施例では、Wa=約25mm、Da=H1=約14mmである。
一方、奥方溝33は、バネ25a,25bにより外方に突出した状態で奥方溝33に収容された係合片24a,24bが、中心線Xを中心として回転することを許容する形状および寸法を有するように形成される。この実施例では、奥方溝33が断面方形状を有するものとして形成されており、その開口幅Wbは、本体21自体の幅寸法A1より大きく形成され、この実施例では、係合片24a,24bが外方に突出した状態の全体幅寸法A2より大きく形成されている。また、奥方溝33の奥行寸法Dbは、凹溝31全体の奥行(Da+Db)が固定部材20の全高H2より大きくなるように形成される。この実施例では、Wb=約32mm、Db=約10mm、H2=約23mmである。
次に、図6を参照して、引戸枠10を固定部材20を介して柱30に取り付ける際の作業について説明する。
図6(a)は、取付作業の準備段階を示す。まず、図6(a)上図に示すように、引戸枠10の縦枠12の裏面12bにあらかじめ板バネ27および固定部材20をネジ28により所定箇所に所定数取り付けておく。固定部材20は、係合片24a,24bが前方、凸部23a,23bが板バネ27側となるようにして、また、本体側面21a,21cが上下、本体側面21b,21dが左右となる向き(横向き)で取り付けられる。ネジ28は、縦枠12および板バネ27の穴(いずれも符号なし)を貫通して、固定部材本体21の穴22内面の雌ネジにねじ込まれるが、板バネ27を変形させない程度に緩めた状態にしておく。
この状態では、固定部材本体21の底面21eは板バネ27とは非接触であるか、あるいは接触していても板バネ27の付勢を受けないので、縦枠12の表面12a側からねじ込んだネジ28を回すと、固定部材20も連れ回りする。これにより、固定部材20を、図6(a)下図に示すような回転角度位置ないし向き(特許請求の範囲の記載における「第二の向き」)にしておく。この向きにおいて、係合片24a,24bはバネ25a,25bの付勢力を受けて本体側面21b,21dから外方(横方)に突出している。
図6(a)に示す状態から、縦枠12を柱30に近付けて、固定部材20を柱30の凹溝31(前方溝32)内に押し込んでいく。前述したように、前方溝32の溝幅Waは、固定部材本体21自体の長辺幅寸法A1と略同一またはそれより若干大きく、且つ、係合片24a,24bが突出した状態の本体21の長辺幅寸法A2より小さいので、固定部材20を前方溝32に押し込んでいくと、係合片24a,24bの傾斜面24a2,24b2が前方溝32の開口縁に当たり、バネ25a,25bの付勢に抗して係合片24a,24bが本体21内に実質的に埋没した状態となる。これにより、図6(b)に示すように、固定部材20は前方溝32に入り込んでさらに前進する。
そのまま前進させていくと、図6(b)に示すように、先端に位置する係合片24a,24bが前方溝32を通過して奥方溝33に入り込む。前述したように、係合片24a,24bが突出した状態の本体21の長辺幅寸法A2は、前方溝32の溝幅Waより大きく、且つ、奥方溝33の溝幅Wbより小さいので、係合片24a,24bが前方溝32を完全に通過した瞬間、バネ25a,25bの付勢を受けて係合片24a,24bが外方に突出して奥方溝33内に収容され、この状態で係合片24a,24bの下面24a1,24b1は、前方溝32と奥方溝33との間の段設面34a,34bに係止されるので、柱30から引き抜かれる方向の移動が阻止される(図6(c))。
この状態から、緩めておいたネジ28を締め付けていくことにより、ネジ28が固定部材本体21の雌ネジ26に完全にねじ込まれ、柱30に対する縦枠12の取付作業が完了して図7に示す引戸枠固定構造が得られる。この状態においては、板バネ27が変形して付勢力を与える状態で縦枠12と柱30との間に介在するので、がたつきのない固定構造が得られると共に、この状態からネジ28が不慮に緩むことを防止する。この取り付け作業は、縦枠12を柱30に押し付けながら固定部材30を凹溝31にワンタッチで嵌め込むことができ、その後、縦枠12の表面側からネジ28を締め付けるだけで良いので、誰でも簡単に作業を行うことができる。
なお、既述したように、前方溝32の溝幅Waは、固定部材本体21自体の長辺幅寸法A1と略同一またはそれより若干大きいにすぎず、固定部材20がこの向きにあるときは、本体側面21b,21dと面一に延長する凸部側面23a2,23b2が前方溝32の内面に略当接またはわずかな隙間で対向している。したがって、固定部材20が図6(c)下図に示す向き(第二の向き)で凹溝31に収容されている状態からネジ28を締め付ける方向に回しても、凸部側面23a,23bがストッパーとして働くので、固定部材20は連れ回りせず、ほぼ同じ向きが維持される。すなわち、図7下図は図6下図と実質的に同一である。図6(c)から図7への移行は、固定部材20の向き(第二の向き)を維持したまま、ネジ28が締め付けられるので、図7上図には、ネジ28が固定部材20の雌ネジ26の奥深くまで完全にねじ込まれ、これに伴って板バネ27が略平坦状態に圧縮された状態が示されている。
次に、図8および図9を参照して、図7に示す固定構造において柱30に取り付けられた縦枠12を取り外す際の作業について説明する。
図7の固定状態からネジ28を緩めていくと、板バネ27の付勢力が働いている間は固定部材20の向きが維持される(図8(a))が、この付勢力から解放されると、固定部材20はネジ28を緩める方向(図7下図において反時計方向)に連れ回りしようとする。連れ回りとは、ネジ28を回したときに固定部材20も一緒に同方向に回転することを言う。この方向の連れ回りに対しては、凸部23a,23bがストッパーとして働くことはなく、また、既述したように、前方溝32の溝幅Waは、固定部材本体21の対角長さA4より若干大きいので、ネジ28を緩めるにつれて固定部材20が回転することを許容する。したがって、固定部材20は、図8(b)に示す斜め向きの状態を経て、図9(c)に示す縦向きの状態、すなわち、本体側面21a,21cが左右、本体側面21b,21dが上下となる向き(特許請求の範囲の記載における「第一の向き」)となる。前述したように、前方溝32の溝幅Waは、凸部23a,23bを含めた本体21の短辺幅寸法A3と略同一またはそれより若干大きいにすぎないので、この向き(第一の向き)になると、固定部材20の凸部23a,23bの突出面23a4,23b4が前方溝32の内面に略当接またはわずかな隙間で対向する。したがって、これ以上ネジ28を緩める方向に回転させても、凸部突出面23a4,23b4がストッパーとして働くので、固定部材20は連れ回りせず、図9(c)下図に示す向き(第一の向き)を保持する。
したがって、このまま縦枠12を柱30から引き離すことにより、固定部材20は前方溝32を通過し(図9(d))、引き抜くことができる(図9(e))。この取り外し作業も、ネジ28を緩めた後に縦枠12を引き抜くことにより、誰でも簡単にワンタッチで行うことができる。なお、固定部材20がこの向きのときは、係合片24a,24bは上下方向に突出しているので、前方溝32には干渉せず、固定部材20が前方溝32を通過する際の邪魔にはならない。
柱30およびこれに形成される凹溝31(前方溝ないし開口通路32および奥方溝ないし奥方空間33)の一例を図5に示したが、これに限定されるものではなく、上述した固定部材20の前進/後退および回転の許容/阻止を実現することができる限りにおいて、様々な実施形態を採用することができる。たとえば、図10(a)に示すように、アルミ板などの板材を折り曲げて図10(a)に示すような形状の柱30Aとしても良い。この場合、柱30Aの一側面に形成した開口ないし通路35、その奥方に形成された大きな空間36、および開口35の折曲先端面37a,37bが、それぞれ、図5に示す実施形態の柱30における前方溝32、奥方溝33および段設面34a,34bに相当する。
また、柱30,30A自体に凹溝31や開口35を形成することに代えて、図11に示すように、柱ないし躯体38とは別体として作成した長尺のレール状部材39を、図5に示す実施形態の柱30における凹溝31(前方溝32、奥方溝33、段設面34a,34b)と略同形状の凹溝31を有する形状に形成し、これをビスなどで躯体38の一側面に固定した実施形態を採用しても良い。この場合、引戸枠10は、躯体38との間に、レール状部材39の奥行寸法に応じた隙間をおいて取り付けられる。
本発明は、以上に詳細に説明した図示実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において様々に変更して実施可能である。たとえば、図示実施形態では、建築部材と被取付部材との間に板バネ28を介在させており、がたつきの無い強固な取付状態を得る上で有効に機能するものの、これを省略しても、本発明による固定部材の回転を許容・阻止する作用は同様に発揮されるので、板バネ28を介在させない実施形態も本発明の範囲内である。
たとえば、図示実施形態では、固定部材20において一対の係合片24a,24bがバネ25a,25bを介して本体21に対して埋没可能に設けられているが、バネを省略して、本体21から外方に突出する係合片24a,24bを本体21に固定して設けても良い。この場合は、図示実施形態のように、固定部材20を前記第二の向き(図6(a)〜(c)にしたままでバネ25a,25bの付勢力に抗して前方溝32に挿通させることはできないが、固定の係合片24a,24bが前方溝32に干渉しない向き(前記第一の向き、図9(c)〜(e))で固定部材20を前方溝32に挿通させ、係合片24a,24bを奥方溝33に収容させた後に、ネジ28を締め付け方向に約90度回転させることにより、前記第二の向きにして図7に示す固定構造を得ることができる。この実施形態の場合は、図示実施形態のようにワンタッチ作業での取り付けはできないが、前方溝32に押し込んだ後にネジ28を回すという簡単な2段階作業で取り付けることができるので、熟練を要しない。図9を参照して説明した取り外し作業については、図示実施形態と同様にして行うことができる。
1 開口部
2 引戸
3 方立
4 戸袋
5 引手
10 引戸枠(建築部材)
11 上枠
12 縦枠
20 固定部材
21 本体
21a〜21d 側面
21e 底面
22 穴
23a,23b 凸部
23a1,23b1 外側面
23a2,23b2 下面
23a3,23b3 上面(傾斜面)
23a4,23b4 突出面
24a,24b 係合片
24a1,24b1 下面
24a2,24b2 側面(傾斜面)
25a,25b バネ
26 雌ネジ
27 板バネ(第一の付勢手段)
30 柱(被取付部材)
31 凹溝
32 前方溝(開口通路)
33 奥方溝(奥方空間)
34a,34b 段設面(係止部)
35 開口(開口通路)
36 空間(奥方空間)
37a,37b 折曲先端面(係止部)
38 躯体
39 レール状部材
A1 固定部材本体の短辺幅寸法
A2 係合片が外方に突出した状態における固定部材本体の長辺幅寸法
A3 凸部を含めた固定部材本体の短辺幅寸法
A4 固定部材本体の対角長さ
H1 固定部材本体底面から突出状態の係合片下面までの距離
H2 固定部材の全長さ
Wa 前方溝(開口通路)の溝幅(開口幅)寸法
Wb 奥方溝(奥方空間)の溝幅(開口幅)寸法
Da 前方溝(開口通路)の奥行寸法
Db 奥方溝(奥方空間)の奥行寸法

Claims (12)

  1. 建築部材が固定部材を介して被取付部材に取り付けられてなる固定構造であって、固定部材は、本体とその外方に突出する係合片とを有し、建築部材の裏面側に配置されて建築部材に対して回転可能に取り付けられており、固定部材に対向する被取付部材の側面には、固定部材が第一の向きにあるときにその挿通を許容する開口通路が形成されると共に、該開口通路の奥方に、前記第一の向きとは異なる第二の向きにある固定部材の係合片を収容可能な空間が形成され、且つ、開口通路と奥方空間との間に、前記第二の向きにある固定部材の係合片を係止する係止部が形成され、第二の向きにある固定部材の係合片が被取付部材の係止部に係止されることにより固定部材が被取付部材から抜け防止されて固定されることを特徴とする、建築部材の固定構造。
  2. 建築部材と固定部材の間にこれらに対して付勢力を与える第一の付勢手段が設けられることを特徴とする、請求項1記載の建築部材の固定構造。
  3. 建築部材の表面側から回動操作可能なネジが、建築部材の表裏を貫通する穴を通り、固定部材の本体に形成される雌ネジに螺合することを特徴とする、請求項1または2記載の建築部材の固定構造。
  4. 固定部材の係合片を本体から外方に突出させる付勢力を与えると共に該付勢力に抗して係合片を本体内に埋没可能とするための第二の付勢手段が固定部材に設けられることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか記載の建築部材の固定構造。
  5. 固定部材は、本体の係合片設置面とは異なる面から外方に突出する凸部を有することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか記載の建築部材の固定構造。
  6. 固定部材は、略直方体形状を有する本体の対向する一対の側面の被取付部材側端部近くにおいて各々外方に突出するように一対の係合片が対向位置に設けられると共に、該本体の他の対向する一対の側面の建築部材側端部近くにおいて各々外方に突出するように一対の凸部が対角位置に設けられることを特徴とする、請求項5記載の建築部材の固定構造。
  7. 前記開口通路の開口幅(Wa)は、前記固定部材本体の係合部材設置面の幅寸法(A1)と略同一またはそれより大きく、前記固定部材本体の対角長さ(A4)と略同一またはそれより大きく、且つ、係合部材の突出幅寸法(A2)より小さく、前記奥方空間の開口幅(Wb)は、前記係合部材設置面の幅寸法(A1)より大きいことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか記載の建築部材の固定構造。
  8. 請求項1ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造に用いられる前記建築部材であって、その裏面に前記固定部材があらかじめ回動可能に取り付けられてなることを特徴とする建築部材。
  9. 請求項1ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造に用いられる前記固定部材であって、前記建築部材の裏面にあらかじめ回動可能に取り付けられてなることを特徴とする固定部材。
  10. 請求項1ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造を得るための施工方法であって、建築部材の裏面に固定部材をあらかじめ回動可能に取り付けておき、固定部材を前記第一の向きにして被取付部材の開口通路に通過させ、固定部材の係合片を奥方空間に収容させた後、固定部材を回転させて前記第二の向きにして、固定部材の係合片を開口通路と奥方空間との間の係止部に係止させて抜け止めすることを特徴とする、建築部材の施工方法。
  11. 請求項4ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造を得るための施工方法であって、建築部材の裏面に固定部材をあらかじめ回動可能に取り付けておき、固定部材を前記第二の向きにして係合片を第二の付勢手段による付勢力に抗して固定部材本体に実質的に埋没させながら被取付部材の開口通路に通過させることにより、第二の付勢手段による付勢力を受けて本体の外方に突出した係合片が開口通路と奥方空間との間の係止部に係止されて抜け止めされた状態を形成して、建築部材を被取付部材に固定することを特徴とする、建築部材の施工方法。
  12. 請求項1ないし7のいずれか記載の建築部材の固定構造から建築部材を取り外すための施工方法であって、建築部材に対して固定部材を回転させることにより前記第二の向きにある固定部材を前記第一の向きに変え、この向きを維持したまま建築部材ごと固定部材を引き抜くことにより被取付部材から建築部材を取り外すことを特徴とする、建築部材の施工方法。
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