JP2018188075A - 車載撮像装置、車載カメラブラケット - Google Patents

車載撮像装置、車載カメラブラケット Download PDF

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誠 齋藤
幸浩 大庭
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幸浩 大庭
章 森本
Akira Morimoto
章 森本
山下 直也
Naoya Yamashita
直也 山下
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Abstract

【課題】車両に対して高精度かつ高繰り返し精度で取り付けることが可能な車載撮像装置を提供する。【解決手段】車載撮像装置は、カメラ本体と、カメラ本体を車両に取り付けるための車載カメラブラケットと、を備える。車載カメラブラケットは、カメラ本体と車両側板金との間に介装されるブラケット本体と、ブラケット本体から車両側に突き出すように設けられ、板金に開けられた開口に挿入される突出部と、突出部の外側面に設けられ、突出部が開口に挿入されるとき板金の背面側で開口の外側にはみ出して引っ掛かることが可能な係合部と、を有する車両取付爪と、ブラケット本体の車両側表面に設けられ、突出部が開口に挿入されるとき板金とブラケット本体との間に押し挟まれて変形され、その復元力により板金を係合部に押し付けるばね部と、を有する。【選択図】 図1

Description

本開示は、車載撮像装置に関し、特にカメラ本体を車両に取り付けるための車載カメラブラケットに関する。
従来、車両後方撮像装置(例えば車載用バックカメラ)については、特許文献1に記載のように、カメラ本体(撮像素子を含むモジュール部分)を車両に取り付けるための車載カメラブラケットを介して、ボルト/ナットなどの締結部材または車載カメラブラケットの一部である爪(フック)を用いて、カメラ本体を車両に固定するようにしたものが知られている。
特許文献2には、係止部を有するハウジングと、ハウジングに形成された係合孔に挿入される係止片を有する化粧板とを備え、係止片の先端に設けられた係止爪をハウジングの係止部に掛け止めしてハウジングに化粧板を取り付ける取付装置において、ハウジングに取り付けられた化粧板を確実に保持しておくために、係止片の背面側から係止片を係止部側に付勢する弾性部材がハウジングに設けられたものが提案されている。
特開2012−35694号公報 特開2001−144453号公報
特許文献1に記載の構成では、車載カメラブラケットの爪が車両に形成された穴に挿入されることによってカメラ本体の固定が図られるため、挿入性(組立性)維持の観点よりブラケット本体と爪との間の間隔が車両側板金の厚みより若干広めに設けられており、これにより、車両取り付け後において車載カメラブラケットと車両との間には挿入方向において若干のクリアランスが生じている。その結果、車両取り付け後はクリアランスの分だけガタツキが発生することになり、車両へのカメラ本体の取付精度向上の障害となっている。
また、開発段階で車載カメラブラケットの金型修正を行ってクリアランスの解消を図ったとしても、車両側の塗装状態や寸法精度のバラつきにより、車載カメラブラケットと車両との間のクリアランスを安定的に解消することはできず、ガタツキの発生を抑えることは困難である。
特許文献2の技術は、ハウジングに設けられた弾性部材が係止片の背面側から係止片を係止部側(すなわち挿入方向に対して横向き)に押し付けるものであるから、挿入方向におけるクリアランスを解消することはできない。
本開示は、このような点を考慮して創案されたものである。本開示の目的は、車両に対して高精度かつ高繰り返し精度で取り付けることが可能な車載撮像装置を提供することにある。
本開示の一側面に係る車載撮像装置は、
カメラ本体と、
前記カメラ本体を車両に取り付けるための車載カメラブラケットと、
を備え、
前記車載カメラブラケットは、
前記カメラ本体と前記車両側板金との間に介装されるブラケット本体と、
前記ブラケット本体から前記車両側に突き出すように設けられ、前記板金に開けられた開口に挿入される突出部と、前記突出部の外側面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金の背面側で前記開口の外側にはみ出して引っ掛かることが可能な係合部と、を有する車両取付爪と、
前記ブラケット本体の前記車両側表面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金と前記ブラケット本体との間に押し挟まれて変形され、その復元力により前記板金を前記係合部に押し付けるばね部と、を有する。
本開示によれば、車両に対して車載撮像装置を高精度かつ高繰り返し精度で取り付けることが可能である。
第1の実施形態に係る車載撮像装置の構成を示す分解斜視図 図1に示す車載撮像装置の分解前の斜視図 図1に示す車載撮像装置のばね部を拡大して示す斜視図 第1の実施形態に係る車載撮像装置の車両への取り付け方法を説明するための図であって、ばね部が反転する前の状態を示す断面図 第1の実施形態に係る車載撮像装置の車両への取り付け方法を説明するための図であって、ばね部が反転した後の状態を示す断面図 従来の車載撮像装置の車両への取り付けを説明するための図
実施形態の第1の態様に係る車載撮像装置は、
カメラ本体と、
前記カメラ本体を車両に取り付けるための車載カメラブラケットと、
を備え、
前記車載カメラブラケットは、
前記カメラ本体と前記車両側板金との間に介装されるブラケット本体と、
前記ブラケット本体から前記車両側に突き出すように設けられ、前記板金に開けられた開口に挿入される突出部と、前記突出部の外側面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金の背面側で前記開口の外側にはみ出して引っ掛かることが可能な係合部と、を有する車両取付爪と、
前記ブラケット本体の前記車両側表面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金と前記ブラケット本体との間に押し挟まれて変形され、その復元力により前記板金を前記係合部に押し付けるばね部と、を有する。
このような態様によれば、車載カメラブラケットの車両取付爪が車両側板金の開口に挿入されるとき、ばね部が板金とブラケット本体との間に押し挟まれて変形され、その復元力により板金を係合部に押し付けることで、板金はばね部と係合部との間に押し挟まれて固定される。これにより、車載カメラブラケットと車両との間のクリアランスは確実に解消され、車両取り付け後におけるカメラ本体のガタツキの発生が防止される。したがって、車両に対して車載撮像装置を高精度かつ高繰り返し精度で取り付けることが可能である。
実施形態の第2の態様に係る車載撮像装置は、第1の態様に係る車載撮像装置であって、
前記ばね部は、前記板金と前記ブラケット本体との間に押し挟まれるとき反転する反転ばね構造を有する。
このような態様によれば、ばね部は板金とブラケット本体との間に押し挟まれるとき反転して板金を係合部に押し付けるようになる。ばね部の反転時において「パチン」という瞬間的に切り替わる動作感覚が生じるため、車載カメラブラケットを車両側に押し付けようとする作業者は、ばね部が反転して板金を係合部に押し付ける状態に至ったことを容易に判別することができる。
実施形態の第3の態様に係る車載撮像装置は、第1の態様に係る車載撮像装置であって、
前記ばね部は、コイルばね構造を有する。
実施形態の第4の態様に係る車載撮像装置は、第1の態様に係る車載撮像装置であって、
前記ばね部は、板ばね構造を有する。
実施形態の第5の態様に係る車載撮像装置は、第1の態様に係る車載撮像装置であって、
前記ばね部は、皿ばね構造を有する。
実施形態の第6の態様に係る車載撮像装置は、第1の態様に係る車載撮像装置であって、
前記ばね部は、弾性域での樹脂ばね構造を有する。
実施形態の第7の態様に係る車載撮像装置は、第1の態様に係る車載撮像装置であって、
前記ばね部は、ゴムばね構造を有する。
実施形態の第8の態様に係る車載カメラブラケットは、
カメラ本体を車両に取り付けるための車載カメラブラケットであって、
前記カメラ本体と前記車両側板金との間に介装されるブラケット本体と、
前記ブラケット本体から前記車両側に突き出すように設けられ、前記板金に開けられた開口に挿入される突出部と、前記突出部の外側面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金の背面側で前記開口の外側にはみ出して引っ掛かることが可能な係合部と、を有する車両取付爪と、
前記ブラケット本体の前記車両側表面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金と前記ブラケット本体との間に押し挟まれて変形され、その復元力により前記板金を前記係合部に押し付けるばね部と、
を備える。
以下に、添付の図面を参照して、実施の形態の具体例を詳細に説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る車載撮像装置1の構成を示す分解斜視図である。図2は、図1に示す車載撮像装置の分解前の斜視図である。
図1および図2に示すように、車載撮像装置1は、カメラ本体3と、カメラ本体3を車両10に取り付けるための車載カメラブラケット2と、を有している。
このうちカメラ本体3は、レンズ31と、レンズ31を通過した光を電気信号に変換する撮像素子(図示しない)とを含むモジュール構造を有している。
車載カメラブラケット2は、カメラ本体3と車両側板金11との間に介装されるブラケット本体20と、ブラケット本体20から車両10側に突き出すように設けられた複数(図示された例では2つ)の車両取付爪21a、21bと、ブラケット本体20の車両側表面に設けられた複数(図示された例では4つ)のばね部25a〜25dと、を有している。
図示された例では、カメラ本体3は、シール部材26を介して第2ブラケット本体25に締結され、第2ブラケット本体25は、第2シール部材27を介してブラケット本体20に締結される。シール部材26は、カメラ本体3と第2ブラケット本体25との間で挟み込まれることにより、水の侵入を防止するようになっている。また、第2シール部材27は、第2ブラケット本体25とブラケット本体20との間で挟み込まれることにより、水の侵入を防止するようになっている。
図1および図2に示すように、各車両取付爪21a、21bは、ブラケット本体20から車両10側に突き出すように設けられ、板金11に開けられた開口12に挿入される突出部22a、22bと、突出部22a、22bの外側面に設けられ、突出部22a、22bが開口12に挿入されるとき板金11の背面側で開口12の外側にはみ出して引っ掛かることが可能な係合部23a、23bと、を有している。ここで、「突出部22a、22bの外側面」とは、突出部22a、22bの側面のうち開口12の内側とは反対側の側面をいう。また、「板金11の背面」とは、板金11のうち車載カメラブラケット2側とは反対側の表面をいう。
係合部23a、23bは、側面視略三角形状を有している。車両取付爪21a、21bが板金11の開口12に挿入されるとき、係合部23a、23bの斜面が開口12を規定する板金11の内縁部に接触しながら移動することにより、車両取付爪21a、21bは挿入の深さに応じて開口12の内側に傾くように徐々に変形される。そして、係合部23a、23b全体が開口12を通過すると、係合部23a、23bの斜面と板金11の内縁部との接触状態が解消されるため、車両取付爪21a、23bは弾性により元の姿勢に復帰し、これにより係合部23a、23bの少なくとも頂部は、板金11の裏面側で開口の外側にはみ出すようになっている。
ばね部25a〜25dは、突出部22a、22bが板金11の開口12に挿入されるとき板金11とブラケット本体20との間に押し挟まれて変形され、その復元力により板金11を係合部23a、23bに押し付けるようになっている。
図示された例では、複数のばね部25a〜25dは、略同一の構成を有している。以下、複数のばね部25a〜25dの構成を、符号25aのばね部の構成で代表して説明する。
図3は、ばね部25aを拡大して示す斜視図である。本実施の形態では、ばね部25aは、板金11とブラケット本体20との間に押し挟まれるとき反転する反転ばね構造を有している。
より詳しくは、図3に示すように、ばね部25aは、中央部が車両10側に膨らむように湾曲した形状を有する湾曲部251と、湾曲部251の一端と他端とを所定の間隔で支持する支持部252と、支持部252の一端から延びる固定部242と、を有している。
固定部242は、凹形状を有しており、ブラケット本体20の車両側表面に形成された嵌合穴に嵌合されることにより、ばね部24aがブラケット本体20に固定されるようになっている。
支持部252は、湾曲部251の湾曲した形状が維持されるように、湾曲部251の一端と他端とを湾曲部251の長手方向長さより短い間隔で支持するようになっている。そのため、湾曲部251の頂部が徐々に押し下げられるとき、湾曲部251の一端と他端とは長手方向において支持部252により規制されていて外側に動くことができないため、ある限界点において湾曲部251は逆向きに湾曲する(すなわち反転する)ようになっている。
図1および図2に示すように、ブラケット本体20の車両側表面には、複数(図示された例では4つ)のリブ28が設けられている。リブ28は、車両取付爪21a、21bとばね部24a〜24dとの間に1つずつ設けられている。車両取付爪21a、21bの挿入方向におけるリブ28の高さは、ばね部24aの高さより低くされている(図4および図5参照)。
本実施の形態では、ブラケット本体20と車両取付爪21a、21bとリブ28とは、弾性を有する樹脂を用いて一体成形により形成されている。
次に、図4および図5を参照し、車載撮像装置1の車両10への取り付け方法を説明する。
まず、図4に示すように、ブラケット本体20とカメラ本体3とが第2ブラケット本体25を介して締結され、次いで、ブラケット本体20から延びる車両取付爪21a、21bが、車両側板金11に形成された開口12に挿入される。
車両取付爪21a、21bが開口12に挿入される際に、係合部23a、23bの斜面が開口12を規定する板金11の内縁部に接触しながら移動することにより、車両取付爪21a、21bは挿入の深さに応じて開口12の内側に傾くように徐々に変形される。そして、係合部23a、23bの全体が開口12を通過すると、係合部23a、23bの斜面と板金11の内縁部との接触状態が解消されるため、車両取付爪21a、23bは弾性により元の姿勢に復帰し、係合部23a、23bの少なくとも頂部は、板金11の裏面側で開口の外側にはみ出される。これにより、係合部23a、23bは、板金11の裏面に引っ掛かることが可能となる。
ところで、発明が解決しようとする課題でも言及したように、従来の車載撮像装置では、図6に示すように、車載カメラブラケットの車両取付爪121aが車両に形成された開口に挿入されることによってカメラ本体の固定が図られるため、挿入性(組立性)維持の観点よりブラケット本体120に設けられたリブ128と車両取付爪121aの係合部123aとの間の間隔が、車両側板金11の厚みより若干広めに設けられており、これにより、車両取り付け後において車載カメラブラケットと車両との間には挿入方向において若干のクリアランス100が生じていた。その結果、車両取り付け後はクリアランス100の分だけガタツキが発生することになり、車両へのカメラ本体の取付精度向上の障害となっていた。
また、開発段階で車載カメラブラケットの金型修正を行ってクリアランス100の解消を図ったとしても、車両側板金11の塗装状態や寸法精度のバラつきにより、車載カメラブラケットと車両との間のクリアランス100を安定的に解消することはできず、ガタツキの発生を抑えることは困難であった。
一方、本実施の形態では、図4に示すように、車両取付爪21a、21bが板金11の開口12に挿入されるとき、ブラケット本体20の車両側表面に設けられたばね部24a(より詳しくは、湾曲部251の頂部)が板金11の表面に当接される。
そして、車載カメラブラケット2が車両10側にさらに押し付けられると、ばね部24aが板金11とブラケット本体20との間に押し挟まれ、湾曲部251の頂部が押し下げられることにより、図5に示すように、ある限界点においてばね部24aの湾曲が反転する。ばね部24aの反転時において「パチン」という瞬間的に切り替わる動作感覚(いわゆるスナップアクション)が生じるため、車載カメラブラケット2を車両10側に押し付けようとする作業者は、ばね部24aが反転したことを容易に判別することができる。
反転した後のばね部24aは、板金11とブラケット本体20との間に押し挟まれて変形された状態にあり、その復元力によりばね部24aの一端部(図4における右側端部)において、板金11を押し上げ、板金11を係合部23aに押し付ける。これにより、板金11がばね部24aと係合部23aとの間に押し挟まれて固定され、車載カメラブラケット2と車両10との間のクリアランスは確実に解消される。
以上のような本実施の形態によれば、車載カメラブラケット2の車両取付爪21a、21bが車両側板金11の開口12に挿入されるとき、ばね部24a〜24dが板金11とブラケット本体20との間に押し挟まれて変形され、その復元力により板金11を係合部23a、23bに押し付けることで、板金11はばね部24a〜24dと係合部23a、23bとの間に押し挟まれて固定される。これにより、車載カメラブラケット2と車両10との間のクリアランスは確実に解消され、車両取り付け後におけるカメラ本体3のガタツキの発生が防止される。したがって、車両10に対して車載撮像装置1を高精度かつ高繰り返し精度で取り付けることが可能である。
また、本実施の形態によれば、車両取付爪21a、21bが板金11の開口12に挿入されるように車載カメラブラケット2を車両10側に押し付ける、という従来と同じ一連の取付作業の流れの中で、板金11がばね部24aと係合部23aとの間に押し挟まれて固定されることになるため、従来よりも工数が増えるといった問題はない。
また、本実施の形態によれば、ばね部24a〜24dは反転ばね構造を有しており、板金11とブラケット本体20との間に押し挟まれるとき反転して板金11を係合部23a、23bに押し付けるようになる。ばね部24a〜24dの反転時において「パチン」という瞬間的に切り替わる動作感覚が生じることにより、車載カメラブラケット2を車両10側に押し付けようとする作業者は、ばね部24a〜24dが反転して板金11を係合部23a、23bに押し付ける状態に至ったことを容易に判別することができる。
なお、上述した実施の形態では、ばね部24a〜24dが板金11とブラケット本体20との間に押し挟まれるとき反転する反転ばね構造を有していたが、本技術はこれに限定されるものではない。
たとえば、ばね部24a〜24dは、コイルばね構造を有していてもよいし、板ばね構造を有していてもよいし、皿ばね構造を有していてもよいし、弾性域での樹脂ばね構造を有していてもよいし、ゴムばね構造を有していてもよい。これらの態様によっても、車載カメラブラケット2の突出部22a、22bが車両側板金11の開口12に挿入されるとき、ばね部24a〜24dが板金11とブラケット本体20との間に押し挟まれて変形され、その復元力により板金11を係合部23a、23bに押し付けることができる。
以上、実施の形態を例示により説明したが、本技術の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
本技術は、取付対象物に対して高精度および高繰り返し精度での取り付けを実現できる効果を有し、車載撮像装置の用途に最適である。
1 車載撮像装置
10 車両
11 板金
12 開口
2 車載カメラブラケット
20 ブラケット本体
21a、21b 車両取付爪
22a、22b 突出部
23a、23b 係合部
24a、24b、24c、24d ばね部
241 湾曲部
242 支持部
242 固定部
25 第2ブラケット本体
26 シール部材
27 第2シール部材
28 リブ
3 カメラ本体
31 レンズ

Claims (8)

  1. カメラ本体と、
    前記カメラ本体を車両に取り付けるための車載カメラブラケットと、
    を備え、
    前記車載カメラブラケットは、
    前記カメラ本体と前記車両側板金との間に介装されるブラケット本体と、
    前記ブラケット本体から前記車両側に突き出すように設けられ、前記板金に開けられた開口に挿入される突出部と、前記突出部の外側面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金の背面側で前記開口の外側にはみ出して引っ掛かることが可能な係合部と、を有する車両取付爪と、
    前記ブラケット本体の前記車両側表面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金と前記ブラケット本体との間に押し挟まれて変形され、その復元力により前記板金を前記係合部に押し付けるばね部と、を有する、
    車載撮像装置。
  2. 前記ばね部は、前記板金と前記ブラケット本体との間に押し挟まれるとき反転する反転ばね構造を有する、
    請求項1に記載の車載撮像装置。
  3. 前記ばね部は、コイルばね構造を有する、
    請求項1に記載の車載撮像装置。
  4. 前記ばね部は、板ばね構造を有する、
    請求項1に記載の車載撮像装置。
  5. 前記ばね部は、皿ばね構造を有する、
    請求項1に記載の車載撮像装置。
  6. 前記ばね部は、弾性域での樹脂ばね構造を有する、
    請求項1に記載の車載撮像装置。
  7. 前記ばね部は、ゴムばね構造を有する、
    請求項1に記載の車載撮像装置。
  8. カメラ本体を車両に取り付けるための車載カメラブラケットであって、
    前記カメラ本体と前記車両側板金との間に介装されるブラケット本体と、
    前記ブラケット本体から前記車両側に突き出すように設けられ、前記板金に開けられた開口に挿入される突出部と、前記突出部の外側面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金の背面側で前記開口の外側にはみ出して引っ掛かることが可能な係合部と、を有する車両取付爪と、
    前記ブラケット本体の前記車両側表面に設けられ、前記突出部が前記開口に挿入されるとき前記板金と前記ブラケット本体との間に押し挟まれて変形され、その復元力により前記板金を前記係合部に押し付けるばね部と、
    を備えた車載カメラブラケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024070269A1 (ja) * 2022-09-29 2024-04-04 株式会社ニフコ 車載ブラケット

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