JP2015193279A - 内装トリムのポケット取付け構造 - Google Patents

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信介 見尾谷
Shinsuke Miotani
信介 見尾谷
豊 梅田
Yutaka Umeda
豊 梅田
崇 島崎
Takashi Shimazaki
崇 島崎
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】走行中の振動によりポケットが撓み、ドアトリムの開口端がポケットに当たり/離れを繰り返すことで発生する異音を防止できる内装トリムのポケット取付け構造の提供を目的とした。【解決手段】内装トリムの裏面に対して、爪嵌合による固定に加えて、ポケットを形成する材料の弾性を利用したダンパ部を形成する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の内装トリムに取付けられるポケット部材の取付け構造に関する。
車両の車室側に露出するボデー板金等を覆って化粧等する内装トリムには、一般に、例えば地図等を収納するためのポケットが、一例としてドアに配設される。樹脂製内装トリムに樹脂製ポケットを固定する手段として、例えば、特許文献1では内装ドアトリムと、ポケットとに、互いに嵌合する係止爪と、通孔とを配設して内装ドアトリムにポケットを固定する取付け構造が開示されている。
特許文献1の取付け構造においては、作業性よく低コストで、内装トリムにポケットを脱落不能に固定することは実現されるものの、走行中の振動により、燃費向上等を目的として軽量化、薄肉化された内装トリムやポケットが撓み、内装トリムと、ポケットとが繰り返し干渉することで、異音(ビビリ音)が発生してしまうという問題が残る。
実開平6−83418号公報
本発明は、上記課題に鑑み創作されたものであり、作業性が良く、低コストで、内装トリムにポケットを脱落不能に固定することを実現しつつ、内装トリムと、ポケットとが繰り返し干渉することで発生する異音を防止して車両の商品性を向上し得る、内装トリムのポケット取付け構造を提供することを目的とする。
内装トリムからポケット用開口部の周縁に突設形成された爪に対して、裏当てタイプのポケットの外周フランジ部に形成された開口部を嵌合させ、前記内装トリムの開口端の前記ポケット表面への当接及び爪嵌合により、車幅方向、高さ方向及び車両前後方向の位置規制がされる、内装トリムのポケット取付け構造を提供する。この内装トリムのポケット取付け構造では、
前記ポケットの外周フランジ部に、車幅方向で前記内装トリムの裏面に対して弾性変形して当接するダンパ部が、前記ポケットの外周方向に突設形成される。
尚、前記ダンパ部は、前記ポケットの外周フランジ部に形成された爪嵌合用の前記開口部と一体で形成されることが望ましい。
本発明の内装トリムのポケット取付け構造によれば、軽量化、薄肉化された内装トリムやポケットにおいても、内装トリムの裏面に、爪嵌合に加えて、ポケットの材料の弾性を利用したダンパ部を形成することで、異音の発生を確実に防止することが可能となる。詳述すると、ポケットの外周に形成されたダンパ部の端部が、内装トリムの裏面に接することで、異音の原因となる内装トリムと、ポケットの振動を減衰する効果を生じさせることができる。
本発明の一実施形態に係る内装トリムのポケット取付け部を示す略図である。 本発明の一実施形態に係る内装トリムのポケット取付け部の要部を示す概略図であり、図2(a)は車両外側方向からの斜視図であり、図2(b)は図2(a)に示すA−A断面を矢印Bの方向から見た略図である。 本発明の一実施形態に係る内装トリムのポケット取付け部を構成する部材を示す概略図であり、図3(a)はポケットの外周に形成された開口部及びダンパ部の略図であり、図3(b)は、図3(a)に示す領域Cを矢印Dの方向から見た略図であり、図3(c)は、内装トリムのポケット用開口部の上下に形成された爪の略図である。
本発明の一実施形態に係る内装トリム2のポケット5取付け部を示す略図である図1は、車両(図示せず)のドア1を例示している。本発明は、内装トリム2から、ポケット用開口部3の上部と側部とに突設形成された爪6が、裏当てタイプのポケット5の外周フランジ部5aに形成された図示しない開口部(図3(a)に5bとして示す)に嵌合され、図1の上記内装トリム2の開口部3の端部の、上記ポケット5の表面への当接及び爪嵌合により、車幅方向(図1の紙面の表裏方向)と、高さ方向(図1の紙面の上下方向)の位置が規制される。
また、図2(b)に示す上記ポケット5の外周フランジ部5a(図2(a)に斜視図を示す)に、車幅方向で上記内装トリム2の裏面(車両ボデー外板20の側)2aに対して弾性変形して、上記内装トリム2の裏面に当接するダンパ部8が、上記ポケット5の外周方向に形成される。
また、図2(a)に示すように、上記ダンパ部8は、上記ポケット5の外周フランジ部5aに形成された爪嵌合用の図示しない上記開口部(図3(a)に5bとして示す)と一体で形成される。
尚、上記ポケット5及び上記内装トリム2の材料は、ここではポリプロピレンである。
上記内装トリム2の上記ポケット5取付け部の要部を示す概略図であり、車両外側方向からの斜視図である図2(a)と、 図2(a)に示すA−A断面を矢印Bの方向から見た略図である図2(b)と、ポケット5の外周に形成された開口部5b及びダンパ部8の略図である図3(a)と、図3(a)に示す領域Cを矢印Dの方向から見た略図である図3(b)と、内装トリム2のポケット用開口部3の上部と側部とに形成された爪6の略図である図3(c)とを参照して、上記内装トリム2の裏面に当接する上記ダンパ部8について、詳細に説明する。
図2(a)の上記ポケット5には、図示しない開口部(図3(a)に5bとして示す)が形成される。また、上記内装トリム2には、爪6(図3(c)に略図を示す)が形成される。上記内装トリム2に上記ポケット5を取付ける場合、上記内装トリム2に形成された爪6と、上記ポケット5に形成された開口部5bとを嵌合させる。
このとき、上前記内装トリム2の開口端が、上記ポケット5表面(図2(b)に示す室内側の面)へ当接し、上記内装トリム2の爪6と、図示しない上記ポケット5の開口部(図3(a)に5bとして示す)とが嵌合されることにより、車幅方向、高さ方向及び車両前後方向の位置が規制される。
詳述すると、車幅方向には、図2(b)に示す領域Eで、上前記内装トリム2の開口端が上記ポケット5表面へ当接することで、車幅方向位置が規制される。また、高さ方向には、図2(b)に示すように、ポケット5に形成された開口部5bに、上記内装トリム2に形成された爪6が嵌合されることで、高さ方向位置が規制される。
尚、図2(a)のポケット5に形成された複数の図示しない開口部(図3(a)に5bとして示す)と、内装トリム2の爪6とのうち、少なくとも1組の方向を、例えば90度回転させて配設すれば、車両前後方向の位置も規制できる。
図2(b)に示すように、上記ダンパ部8は、上記内装トリム2に形成された爪6と、上記ポケット5に形成された開口部5bとを嵌合させたとき、寸法Xとして示すラップ量を有するように各部の寸法が設定される。実際の取付け状態においては、上記ダンパ部8は上記寸法Xだけ弾性変形して撓み、上記内装トリム2の裏面(室外側面)2aに当接する。
上述したように、異音(ビビリ音)は、上記内装トリム2や上記ポケット5が撓み、上記内装トリム2と、上記ポケット5とが繰り返し干渉することで発生する。しかし、上述した上記ダンパ部8の弾性変形による撓みにより、上記内装トリム2と、上記ポケット5とは互いに強干渉させられる。
換言すれば、図2(b)において上記内装トリム2は、上記ポケット5に形成された上記ダンパ部8により室外側から室内側へ押された状態で、上記内装トリム2に形成された爪6と、上記ポケット5に形成された開口部5bとの嵌合により固定される。
上記の状態では、上記ダンパ部8の弾性変形により、上記内装トリム2と、上記ポケット5とは互いに押付けられており、車両の走行等による振動が上記内装トリム2や上記ポケット5に入力された場合においても、互いの間に隙間が生じることがなく、上記内装トリム2や上記ポケット5が元形状に戻って隙間がなくなるときに互いが干渉して異音が発生してしまうことを、他部品を追加することなく、確実に防止し得る。
このとき、図2(a)及び図2(b)に示すように、上記ポケット5の外周、及び開口部5bの外周には、補強のためフランジ部5aが配設される。また、図2(b)及び図3(c)に示すように、上記内装トリム2に形成された爪6には、補強のためのリブ6aが配設される。
上記の補強により、図3(a)に示す上記ポケット5の外周フランジ部5aに形成された爪嵌合用の開口部5bに、図3(c)に示す上記内装トリム2の図示しないポケット用開口部(図1に3として示す)の上部と側部とに形成された爪6が挿入された場合に、上記内装トリム2や上記ポケット5が薄肉であっても、上記ダンパ部8の弾性変形による力を受け止めて、上記内装トリム2と、上記ポケット5とを互いを強固に固定できる。このことは、コスト低減や軽量化による燃費向上のため有利である。
尚、図3(b)に示すように、上記ポケット5の外周に形成される上記ダンパ部8は、厚さ寸法が、上記ポケット5の本体側よりも先端部のほうが小(ta>tb)となるように形成される。また、上記ダンパ部8の先端部近傍には、図3(b)に示すような突起8aが形成される。
上記ダンパ部8に形成された上記突起8aが、図2(b)に示す上記内装トリム2の裏面2aに、点接触で当接することにより、異音発生の防止効果を高めることが可能となる。
尚、上記突起8aの形状は、図3(b)に示した形状に限定されず、相手部材、本実施形態では上記内装トリム2の裏面2aに、点接触で当接可能な形状であれば良い。
また、上記ダンパ部8の寸法、例えば幅寸法、長さ寸法、厚さ寸法や配置等は、上記ポケット5や上記内装トリム2に使用される材料や、使用される箇所の振動特性等によって適宜変更される。
以上、本発明の内装トリムのポケット取付け構造についての実施形態およびその概念について説明してきたが本発明はこれに限定されるものではなく特許請求の範囲および明細書等に記載の精神や教示を逸脱しない範囲で他の変形例、改良例が得られることが当業者は理解できるであろう。
1 ドア
2 内装トリム
2a 内装トリムの車両外側面
3 内装トリムのポケット用開口部
5 ポケット
5a ポケットの外周フランジ部
5b ポケット外周フランジ部の開口部
6 爪
6a リブ
8 ダンパ部
8a 突起

Claims (2)

  1. 内装トリムからポケット用開口部の周縁に突設形成された爪に対して、裏当てタイプのポケットの外周フランジ部に形成された開口部を嵌合させ、前記内装トリムの開口端の前記ポケット表面への当接及び爪嵌合により、車幅方向、高さ方向及び車両前後方向の位置規制がされる、内装トリムのポケット取付け構造において、
    前記ポケットの外周フランジ部に、車幅方向で前記内装トリムの裏面に対して弾性変形して当接するダンパ部が、前記ポケットの外周方向に突設形成される、
    ことを特徴とする内装トリムのポケット取付け構造。
  2. 前記ダンパ部は、前記ポケットの外周フランジ部に形成された爪嵌合用の前記開口部と一体で形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内装トリムのポケット取付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210050158A (ko) * 2019-10-28 2021-05-07 주식회사 서연이화 도어트림 조립체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10857954B1 (en) 2019-07-29 2020-12-08 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Clip assemblies
KR20210050158A (ko) * 2019-10-28 2021-05-07 주식회사 서연이화 도어트림 조립체
KR102268863B1 (ko) 2019-10-28 2021-06-25 주식회사 서연이화 도어트림 조립체

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