JP4578271B2 - スイッチの組付構造 - Google Patents

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本発明は、スイッチの組付構造に関する。
従来、ネジ止め手段を用いることなく、各部品をワンタッチで組み付けが出来るようにしたスイッチの組付構造が提案されている。例えば、特許文献1に示すスイッチ装置においては、スイッチ本体を取り付ける基体側に、先端に係合爪を有する弾性変形可能な1対の係止弾片が設けられている。そして、スイッチ本体を基体に取り付ける場合には、この2つの係止弾片の間に係止弾片をたわませながらスイッチ本体を基体側に挿入し、弾性復帰した係止弾片の係合爪をスイッチ本体の縁などに係合させることにより、スイッチ本体を基体にワンタッチで取り付けるようにしている。
実開平6−64335号公報
しかしながら、前記従来のスイッチの組み付け構造では、スイッチ本体と基体との間に、取り外し方向へ強い外力が作用すると、係止弾片が外側(係合解除方向)に撓んで、係合爪の係合が解除されてしまう場合がある。本発明は前記問題点に鑑み、組み付けが容易で、かつ、外れにくく、意図的に外そうとした場合には簡単に取り外すことが出来るスイッチの組付構造を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、スイッチの組付構造を、弾性変形可能な係止弾片の先端部に係合爪を有する取付部材と、該係合爪と係合可能な係合受部を有し、前記係合爪に前記係合受部を係合させることにより、前記取付部材を組付可能な被取付部材とを備えたスイッチの組付構造において、前記係合爪には、前記取付部材と前記被取付部材との間に取り外し方向への外力が作用したとき、前記係合受部に係合して前記係止弾片を被取付部材に向かって撓ませるように案内する傾斜面を設けるようにしたものである。
前記構成によれば、取付部材と被取付部材とを組み付ける場合には、被取付部材に対して組付け方向から取付部材を組み付けると、係合爪が被取付部材の所定の部位に当接することで係止弾片が弾性変形する。そして、係合爪が係合受部に対応する位置まで移動すると、係止弾片が弾性復帰して係合爪が係合受部に係合して、取付部材と被取付部材とが組付けられる。このように、取付部材と被取付部材とをワンタッチで組み付けることができる。
また、取付部材と被取付部材とが組み付けられた状態において、取付部材と被取付部材との間に取り外し方向への外力が作用すると、係止弾片が傾斜面に沿って取り付け時の撓み方向とは異なる方向に撓むようにしている。これにより、取り外し方向への外力を取り付け時の撓み方向とは異なる方向に分散することができる。そのため、取付部材と被取付部材との間に外力が付加されても、係止弾片が組付け時の撓み方向と同じ方向に撓むことを防止でき、係合爪と係合受部との係合が簡単に解除されることがない。
さらに、取付部材と被取付部材とを意図的に取り外す場合には、ドライバなどの工具を用いて、係止弾片を取り付け時の撓み方向と同じ方向に撓ませることにより、係合爪と係合受部との係合を簡単に解除することができる。
また、本発明のスイッチの組付構造では、前記傾斜面によって案内された前記係止弾片の撓みを規制する規制部材を設けてもよい。
前記構成によれば、傾斜面による係止弾片の撓みを規制部材によって規制することにより、規制部材側への撓みによって係合爪と係合受部との係合が解除されることを阻止することができる。その結果、取付部材と被取付部材とをさらに強固に固着できる。
上述したように、本発明のスイッチの組付構造によれば、簡単な構成にて、取付部材と被取付部材とを容易に、かつ、強固に組み付けることができる。また、意図的に取り外そうとした場合には簡単に取り外すことが可能である。
本実施形態は、本発明のスイッチの組付構造を、車両の室内に設置されるサンルーフスイッチに採用したものであり、以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1において、1はベゼルと呼ばれる化粧ケース、2は化粧ケース1を装着する装着孔2aを備えた車両のトリム、3は化粧ケース1の内部に装着されるスイッチ本体、4はスイッチ本体3を取付穴4aに挿入して固定する車体のインナーパネルである。なお、本実施形態においては、化粧ケース1が取付部材、スイッチ本体3が被取付部材に相当する。
化粧ケース1は、図1及び図3に示すように、樹脂材料にて横断面略矩形筒状に形成されており、その表面の周囲に、トリム2の装着孔2aの外側の縁に当接するフランジ部11と、中央に、スイッチ本体3を挿入する挿入孔12と、両側面にそれぞれ、組み付け方向(図1中下側)に突設された弾性変形可能な2つの係止弾片13とを有している。
前記係止弾片13の先端には、対向する係止弾片13側にそれぞれ突出する係合爪14が設けられている。この係合爪14には、図2に示すように、係止弾片13の先端が先細りとなるように傾斜した案内面15と、後述するスイッチ本体3の係合受部に係合する傾斜面16とが設けられている。この傾斜面16は、化粧ケース1の外側に向けて傾斜して設けられている。
スイッチ本体3には、図1に示すように、側面21aが規制部材となる略箱状の筐体21と、筐体21に軸22によってシーソー式に軸支された操作ノブ23が設けられ、操作ノブ23を操作することにより、図示しない接点間がオンオフするようになっている。また、スイッチ本体3の両側面には、ネジ穴24(図3(b)に図示)を有する板状の固定板25がそれぞれ突設されている。固定板25の下面には、化粧ケース1の係合爪14の傾斜面16が係合する係合受部26が側面21aに対して並行に延びて突設されている。
次に、化粧ケース1及びスイッチ本体3の組み付け手順について説明する。
まず、スイッチ本体3を車体のインナーパネル4の取付穴4aに装着し、ネジ止めによって固定する。そして、トリム2をインナーパネル4の表面側の所定の位置に配置した後、装着孔2aより化粧ケース1をスイッチ本体3に向けて挿入する。
すると、係止弾片13の係合爪14の案内面15がスイッチ本体3の固定板25の側面に当接して2つの係止弾片13がそれぞれ、図2中矢印A方向に撓んで広がり、さらに、係合爪14が係合受部26に対応する位置まで達すると、係止弾片13がその弾性によって立ち直ることにより、図4に示すように、係合爪14の傾斜面16が係合受部26の角26aに係合する。したがって、化粧ケース1は、4個の係合爪14の傾斜面16がそれぞれ係合受部26の角26aに係合することにより、確実にスイッチ本体3に固着して、図3(a)及び(b)のように組付けられる。尚、図3(b)では、トリム2及びインナーパネル4の図示を省略している。
ところで、車両内に装着されるスイッチは、手探りで操作される場合が多く、表面に露出する化粧ケース1の縁に指先などに引っ掛かり、取り外し方向側(図3(a)中上側)に強い外力が作用する場合がある。
しかし、本実施形態においては、化粧ケース1に取り外し方向への外力が作用すると、係止弾片13の傾斜面16が係合受部26に係合していることにより、係止弾片13が取付時の変形方向と同じ方向(矢印A方向)に撓むことなく、傾斜面16に沿ってスイッチ本体3側(矢印B方向)に撓む。また、図4に示すように、この矢印B方向への撓みは規制部材としてのスイッチ本体3の側面21aによって阻止される。
このように、化粧ケース1とスイッチ本体3とが組み付けられた状態において、化粧ケース1とスイッチ本体3との間に取り外し方向への外力が作用すると、係止弾片13が傾斜面16に沿って矢印B方向に撓むようにしている。これにより、取り外し方向への外力を矢印B方向に分散することができる。そのため、化粧ケース1とスイッチ本体3との間に外力が付加されても、係止弾片13が組付け時の撓み方向(矢印A方向)と同じ方向に撓むことを防止でき、係合爪14と係合受部26との係合が簡単に解除されることはない。また、この係止弾片13の撓みを側面21aによって規制することにより、側面21a側への撓みによって係合爪14と係合受部26との係合が解除されることもない。その結果、化粧ケース1とスイッチ本体3とを強固に固着できる。
一方、本実施形態においてスイッチ本体3から化粧ケース1を意図的に取り外す場合には、1度トリム2を車体に固定しているピン等を取り外した後、トリム2をめくって係止弾片13を外部より操作可能な状態にする必要があるが、その状態にて工具のドライバ等を使用して、係止弾片13を矢印A方向に撓ませることにより、係合爪14と係合受部26との係合を容易に解除することができ、簡単にスイッチ本体3から化粧ケース1を取り外すことができる。
なお、本実施の形態においては、化粧ケース1が取付部材、スイッチ本体3が被取付部材に対応するが、これに限定されることなく、2つの物品を係合爪によって固着するようにしたあらゆるものに採用可能である。
また、本実施の形態においては、規制部材を被取付部材に一体に設けるようにしたが、これに限定されることはなく、規制部材を係合爪が設けられている取付部材側に設けるようにしてもよいし、別の部品によって係止弾片の撓みを規制するようにして規制部材を構成してもよい。
本発明の実施の形態にかかるサンルーフスイッチの組み付け前の状態を示す正面図。 図1の係合爪と係合受部との関係を示す斜視図。 (a)は本発明の実施の形態にかかるサンルーフスイッチの組み付け状態を示す正面図、(b)は(a)の底面図。 図3(a)のC−C線断面図。
1…化粧ケース(取付部材)、3…スイッチ本体(被取付部材)、13…係止弾片、14…係合爪、16…傾斜面、21a…側面(規制部材)、26…係合受部。

Claims (2)

  1. 弾性変形可能な係止弾片の先端部に係合爪を有する取付部材と、該係合爪と係合可能な係合受部を有し、前記係合爪に前記係合受部を係合させることにより、前記取付部材を組付可能な被取付部材とを備えたスイッチの組付構造において、
    前記係合爪には、前記取付部材と前記被取付部材との間に取り外し方向への外力が作用したとき、前記係合受部に係合して前記係止弾片を被取付部材に向かって撓ませるように案内する傾斜面を設けたことを特徴とするスイッチの組付構造。
  2. 前記傾斜面によって案内された前記係止弾片の撓みを規制する規制部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチの組付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59180345U (ja) * 1983-05-19 1984-12-01 株式会社 日本オ−トメ−シヨン リ−ドスイツチ枠体の脚片
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JP2002147985A (ja) * 2000-11-10 2002-05-22 Toyota Motor Corp 保持体の取付構造

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