JP2018187800A - 部材の軸筒への取付構造 - Google Patents

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雅 町田
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雅 町田
崇将 小澤
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崇将 小澤
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【課題】取り付けが容易でありながら、外れにくい、部材の軸筒への取り付け構造を提供する。【解決手段】本発明は、軸筒の外壁に形成した複数の取付孔にそれぞれ挿入される複数の取付脚部1aを有する部材の取付構造であって、前記取付脚部は、起立先端部1bに、取付脚部を挿入する際に前記取付孔の外縁に当接し、複数の取付孔の少なくとも2つの間を外側方向に押し広げる力を付与する傾斜壁1dと、取付孔を通過して抜け止めとなる顎部1eとを有する係合爪部を有すると共に、前記軸筒の前記2つの取付孔間に、屈曲した壁部分であるアーチ部を形成した軸筒に対する部材の取付構造を要旨とする。【選択図】図1

Description

本発明は、筆記具や塗布具などにおける、クリップなどの部材の軸筒への取付構造に関するものである。
従来、クリップなどの部材の、筆記具や塗布具などの軸筒への取付構造として、例えば特開2007−125695号公報(特許文献1)に記載の発明には、筆記具の軸筒の取付孔に、クリップの取付脚部を挿入し、取付脚部の起立先端部に設けた嵌合爪部を嵌合させるクリップの取付構造が開示されている。
特開2007−125695号公報
特許文献1に記載のクリップの取付構造では、取付脚部を取付孔に挿入する前後で、取付脚部に設けた起立先端部を適宜変形させるため、取付操作が煩雑になってしまうという問題があった。
本発明は、取り付けが容易でありながら、外れにくい、部材の軸筒への取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、軸筒の外壁に形成した複数の取付孔にそれぞれ挿入される複数の取付脚部を有する部材の取付構造であって、前記取付脚部は、起立先端部に、取付脚部を挿入する際に前記取付孔の外縁に当接し、複数の取付孔の少なくとも2つの間を外側方向に押し広げる力を付与する傾斜壁と、取付孔を通過して抜け止めとなる顎部とを有する嵌合爪部を有すると共に、前記軸筒の前記2つの取付孔間に、屈曲した壁部分であるアーチ部を形成した軸筒に対する部材の取付構造を要旨とする。
本発明の取付構造は、軸筒の取付孔に部材の取付脚部を挿入する際に、取付脚部の起立先端部が有する嵌合爪部に設けた傾斜壁が取付孔の外縁に当接し、複数の取付孔の少なくとも2つの間を外側方向に押し広げる力を付与する。この力に対する応力が、2つの取付孔間に設けた、屈曲した壁部分であるアーチ部に集中し、該アーチ部が伸張するように弾性的に変形することができるため、部材を容易に軸筒へ取り付けることができる。
基部1の斜視図 基部1を軸筒2側から見た図 軸筒2の取付孔2a及びアーチ部2c付近拡大斜視図 基部1を軸筒2に取り付けた図
本発明の部材の軸筒への取付構造は、部材の取付脚部を、軸筒の取付孔に挿入することでなされるものである。
軸筒に取り付ける部材は、クリップや、クリップと軸筒の間に配置する基部、軸筒の側壁にノック冠を配置したサイドノック式筆記具のノック冠などが適宜選択できる。
軸筒は、筆記具、塗布具、化粧用具などの外装部材や、外装部材に内装される部材などとすることができる。
軸筒に取り付ける部材は、複数の取付脚部を有している。取付脚部は軸筒の複数の取付孔にそれぞれ挿入される部分であり、取付孔の数に合わせて複数形成されている。
複数の取付脚部の起立先端部には、嵌合爪部が形成されている。嵌合爪部は、取付脚部の側壁側から突出している。
嵌合爪部は、傾斜壁と、顎部とを有している。
傾斜壁は、嵌合爪部のうち軸筒側に設けられている。取付脚部先端側から、嵌合爪部先端側へかけて傾斜しており、軸筒の取付孔に取付脚部を挿入する際に取付孔の外縁に当接する。取付脚部を挿入するにつれて、取付孔の外縁に当接する位置が、傾斜壁の取付脚部先端側から係合爪部先端側へと移るので、取付孔に対して、嵌合爪部が突出した方向に力を付与することができる。更に、複数の取付孔のうち少なくとも2つの間を外側方向に押し拡げるため、複数の取付脚部に設けられた嵌合爪部のうち少なくとも2つは、それぞれ異なる方向に突出している。
顎部は、嵌合爪部のうち部材側に設けられている。取付脚部を取付孔に挿入し、嵌合爪部が取付孔を通過すると、軸筒の内面と顎部とが当接することによって、部材を軸筒に取り付けた後、部材が軸筒から外れにくくなる抜け止めとなる。よって、顎部は、当接する軸筒の内面に沿った形状であることが好ましい。
部材の材質としては、ポリエチレン、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリエチレンナフタレート、塩化ビニル、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリアクリロニトリル、フッ素樹脂、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ABS、シリコーン樹脂、エラストマー、金属、またはこれらを含む複合材などが例示できる。特に軸筒よりも硬い材質であると、取付時に、後述する軸筒のアーチ部の変形を促すことができ、好ましい。
軸筒は、外壁に複数の取付孔と、屈曲した壁部分であるアーチ部とを有している。
アーチ部は、前記傾斜壁によって外側方向に押し広げる力が付与される少なくとも2つの取付孔の間に形成されている。アーチ部は屈曲した壁部分であるため、部材の取付時に発生する応力が集中し、弾性的に伸張するように変形する。よって、変形可能かつ発生した応力によって破断しない程度の肉厚を有していればよい。形状としては、少なくとも1箇所に屈曲した部分があればよく、屈曲した部分は、Rのついた曲面であっても、角度の異なる平面同士が結合することで生じる角であってもよい。
軸筒の材質としては、ポリエチレン、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリエチレンナフタレート、塩化ビニル、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリアクリロニトリル、フッ素樹脂、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ABS、シリコーン樹脂、エラストマー、金属、またはこれらを含む複合材などが例示できる。特に、ポリプロピレンは成形性が良いため好ましい。
以下、図面に基づき、本発明の一例について説明する。
図1に本発明の取付部材である基部1の斜視図を、図2に基部1を軸筒側から見た図をそれぞれ示す。軸筒に取り付ける部材である基部1は、後述する軸筒2とクリップ3との間に配置されている。本実施例においては、クリップ3の後端をコイルスプリング(図示せず)によって軸筒から離れる方向に付勢することで、クリップの先端を軸筒に近づく方向に付勢する、所謂バインダークリップを採用しており、基部1はコイルスプリングの台座として機能する。また、軸筒2又はクリップ3の形状が変更される場合などに、基部1のみをその変更した形状に合わせることによって、もう一方の部材の形状を変更することなく従来の構造が採用できるものである。
基部1には取付脚部1aが2本形成されている。係合突起1aの起立先端部1bには、傾斜壁1dと顎部1eとを有する嵌合爪部1cが形成されている。
本実施例においては、取付脚部1aの前方に補助取付脚部を2本形成している。このような補助取付脚部を設けることによって、基部1の取付後に、取付脚部1aの顎部1bと合わせて補助取付脚部の顎部が軸筒の内周面と当接し、基部1がより外れにくくなるものである。
取付脚部1aには、補助取付部のある方と反対側の根元に、取付脚部1a側壁から基部1にかけて傾斜した傾斜部1fを設けている。傾斜部1fがあることによって、取付脚部1aを後述する取付孔2aに挿入する際に、取付孔2aの縁と当接するので、より取付孔2a内に案内されやすくなるものである。
図3に軸筒2の後方拡大斜視図を示す。軸筒2には取付脚部1aの数に合わせて取付孔2aが2つ形成されている。本実施例においては前記補助取付脚部が2本あるため、それに合わせて補助取付孔も2つ形成されている。
取付脚部1aを取付孔2aに挿入し始めると、2つの取付脚部1aのそれぞれ互いに異なる方向に突出した嵌合爪部1cの傾斜壁1dが、取付孔2aの外縁2bに当接する。挿入を続けると、取付脚部1a先端側から、嵌合爪部1c先端側へかけて傾斜した傾斜した傾斜壁1dに沿って、外縁2bと当接していき、取付孔2a間を外側方向へ押し広げる力を付与することができる。
取付孔2aの間には、屈曲した壁部分であるアーチ部2cが形成されている。本実施例においては、アーチ部2cの屈曲した部分が、基部1側へ突出した凸部と該凸部の裏側の凹部とからなる角となっているので、取付脚部1aを取付孔2aに挿入する際の、傾斜壁1dによる取付孔2a間を外側方向へ押し広げる力に対して発生する応力が集中しやすいものとなっている。この応力によって、アーチ部2cは弾性的に伸張するように変形することができる。
図4に基部1を軸筒2に取り付けた図を示す。
取付脚部1aを取付孔2aに挿入し終え、嵌合爪部1cが取付孔2aを通過すると、アーチ部2cの弾性的に伸張するような変形が解除される。そして、嵌合爪部1cの基部1側に設けられた顎部1eが、軸筒2の内面と当接するので、基部1が軸筒2から外れにくくなる。顎部1eは軸筒2の内面に合わせて平面となっている。
本実施例においては、アーチ部2cの天面が当接するよう取付脚部1aの間に凹部を形成しているため、基部1を軸筒2に取り付けた後、ガタつきが防止できるものである。また、基部1の取付脚部1aが形成される面と、軸筒2の取付孔2aがある面との間に、隙間Aを設けているため、取付脚部1aの長さや嵌合爪部1cの形成位置に多少の誤差が生じた場合でも、問題なく取付脚部1aを取付孔2aに挿入しきることができるものである。
1 基部
1a 取付脚部
1b 起立先端部
1c 起立先端部
1d 傾斜壁
1e 顎部
1f 傾斜部
2 軸筒
2a 取付孔
2b 外縁
2c アーチ部
3 クリップ
A 隙間

Claims (1)

  1. 軸筒の外壁に形成した複数の取付孔にそれぞれ挿入される複数の取付脚部を有する部材の取付構造であって、前記取付脚部は、起立先端部に、取付脚部を挿入する際に前記取付孔の外縁に当接し、複数の取付孔の少なくとも2つの間を外側方向に押し広げる力を付与する傾斜壁と、取付孔を通過して抜け止めとなる顎部とを有する嵌合爪部を有すると共に、前記軸筒の前記2つの取付孔間に、屈曲した壁部分であるアーチ部を形成した軸筒に対する部材の取付構造。
JP2017090068A 2017-04-28 2017-04-28 部材の軸筒への取付構造 Pending JP2018187800A (ja)

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