JP2018187016A - アイソレータシステムのエアレーション方法 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば上記特許文献1の装置において、アイソレータに連結したチャンバとしてのパスボックスの除染を行う場合には、先ずパスボックス内を除染し、その後に吸気側に設けたHEPAフィルタを介して該パスボックス内のエアレーションを行うようになっている。そのため、HEPAフィルタ内に残存した除染ガスの成分がパスボックス内に入り込むことになり、パスボックス内のエアレーションに時間が掛かりすぎるという問題があった。
上記チャンバに除染ガスを供給してチャンバ内を除染した後に、該チャンバ内の気体を外部に排出して該チャンバ内のエアレーションを行うようにしたアイソレータシステムのエアレーション方法において、
上記開閉扉が閉鎖された状態で上記ガス供給通路を介して上記チャンバ内に除染ガスを供給してチャンバ内を除染し、
その後、上記アイソレータ内が陽圧に維持された状態で上記開閉扉を開放して上記開口部を介してアイソレータ内の陽圧の気体を上記チャンバに導入して、該チャンバ内の気体を上記ガス供給通路及びガス排出通路の少なくとも一方を介して外部に排出させてチャンバ内のエアレーションを行うようにしたものである。
開口部2Bの外部には図示しないパスボックスが接続されている。開閉扉11Aを開閉することでパスボックスと開口部2Bを介してアイソレータ2内に培養容器等の物品を搬出入できるようになっている。また、チャンバ4を介して開口部2Dにインキュベータ3を接続した状態において、開閉扉11Bを開閉することでアイソレータ2内の物品をチャンバ4と開口部2Dを介してインキュベータ3に搬入し、或いはインキュベータ3内の物品をアイソレータ2内に搬入できるようになっている。また、
アイソレータ2の側壁には図示しない作業用グローブが設けられており、作業者が作業用グローブに手を差し込んでからアイソレータ2内で所要の作業を行うようになっている。
チャンバ4は筒状に形成されており、前方側の開口部4Aは、上記アイソレータ2の開口部2Dに気密を保持して接続されており、後方側の開口部4Bは上記インキュベータ3の開口部3Bに気密を保持して接続できるようになっている。
インキュベータ3をアイソレータ2に接続する際には、作業者がインキュベータ3をアイソレータ2の近くまで移動させてから、開口部4Bをインキュベータ3の開口部3Bに接続させるようになっている。それにより、チャンバ4を介してインキュベータ3をアイソレータ2の開口部2Dに接続することができる。
このように接続された状態で、開閉扉11Bを開放するとチャンバ4内とアイソレータ2内が連通するようになっており、さらに開閉扉12を開放するとインキュベータ3内とチャンバ4内が連通するようになっている。後に詳述するチャンバ4内の除染とエアレーションの後に両開閉扉11B、12を開放することで、アイソレータ2内の物品を両開口部2D、3Bとチャンバ4を介してインキュベータ3内に搬入できるようになっている。上記各開閉扉11A、11B、12の開閉作業は、作業者が上記作業用グローブを使って手作業で行うようになっている。なお、アイソレータ2やインキュベータ3内にロボットを配置し、それらのロボットによって各開閉扉11A、11B、12を自動開閉するようにしても良い。
ポンプP1の作動は制御装置8によって制御されるようになっており、所要時に制御装置8がポンプP1を作動させると、タンク13の過酸化水素水溶液がパイプ15を介してガス発生部14に供給されて、その内部で除染ガスGが発生するようになっている。
ガス供給通路16の一端は、アイソレータ2の天面2Eに配置されたHEPAフィルタF1を介してアイソレータ2の内部と連通している。HEPAフィルタF1は、その内部を流通する気体を浄化する機能を備えている。ガス供給通路16の途中には常閉の電磁開閉弁V1が設けられており、この電磁開閉弁V1の作動は制御装置8によって制御されるようになっている。
ガス発生部14で除染ガスGを発生させた状態において、制御装置8により電磁開閉弁V1が開放され、かつブロワB1が作動されると、ブロワB1によって送気パイプ17を介してガス発生部14にエアが送気され、さらに除染ガスGを含んだエアがガス供給通路16とHEPAフィルタF1を介してアイソレータ2内に供給されるようになっている。この時には、両開閉扉11A、11Bは閉鎖されている。このようにして、除染ガスGがアイソレータ2内に供給されることにより、アイソレータ2の内部が除染されるようになっている。
アイソレータ2内には、除染ガスGを拡散させるためのファン21が設けられており、このファン21が制御装置8によって作動されることで、除染ガスGがアイソレータ2内の全域に拡散されるようになっている。また、アイソレータ2には、内部の圧力を計測する圧力計22が設けられており、この圧力計22が計測したアイソレータ2内の圧力は制御装置8へ伝達されるようになっている。
他方、アイソレータ2の下方側には、エア排出通路24が配置されており、このエア排出通路24の内側の端部は、アイソレータ2の底面2Fに配置されたHEPAフィルタF2を介してアイソレータ2内と連通している。エア排出通路24の途中には、排気用のブロワB3が設けられており、それとHEPAフィルタF2との間には除染ガスGを無毒化する触媒S3が設けられている。また、エア排出通路24における触媒S3よりも上流側の位置に常閉の電磁開閉弁V3が設けられている。上記電磁開閉弁V2、V3及びブロワB2、B3の作動は制御装置8によって制御されるようになっている。
上記送気側となるエア供給通路23とそれに設けられた電磁開閉弁V2、ブロワB2、触媒S2、及び排気側となるエア排出通路24とそれに設けられた電磁開閉弁V3、ブロワB3、触媒S3とによって上記第1エアレーション手段6が構成されている。
両開閉扉11A、11Bが閉鎖された状態で前述した要領でアイソレータ2内に除染ガスGが除染されて、アイソレータ2内が除染された後に、第1エアレーション手段6によりアイソレータ2内のエアレーションが行われるようになっている。つまり、制御装置8が電磁開閉弁V2、V3とブロワB2、B3を作動させると、エア供給通路23を介してエアがアイソレータ2内に供給されるとともに、エア排出通路24を介してアイソレータ2内の除染ガスGを含んだ気体が外部へ排出されるようになっている。
これにより、アイソレータ2内の除染ガスGを含んだ気体が排出されてエアに置き換えられて、エアレーションが行われる。そして、制御装置8がブロワB2、B3の作動を制御することにより、両ブロワB2、B3を作動させたままにすることで、アイソレータ2の内部が大気圧よりも高圧の所定の陽圧に維持されるようになっている。
すなわち、チャンバ4は、ガス供給通路26によって上記ガス供給通路16の途中に接続されるとともに、チャンバ4は、ガス排出通路27によって内部の気体を外部に排出できるようになっている。
ガス供給通路26の途中には、接離可能なコネクタ28A、28Bが設けられており、所要時にそれらを接続し、或いは接続状態を解除できるようになっている。また、コネクタ28A、28Bよりもチャンバ4に近いガス供給通路26には気体を浄化するHEPAフィルタF3が設けられている。つまり、HEPAフィルタF3は、チャンバ4の外部となるガス供給通路26の途中に設けられている。
コネクタ28A、28Bが接続された状態では、電磁開閉弁V1とガス発生部14の間に位置するガス供給通路16がガス供給通路26を介してチャンバ4の内部と連通するようになっている。つまり、ガス発生部14とチャンバ4内が連通する。この接続状態で、電磁開閉弁V1が閉鎖され、かつガス発生部14で除染ガスGが発生している状態で制御装置8によりブロワB1が作動されると、ガス供給通路16、26を介して除染ガスGがチャンバ4の内部に供給されるようになっている。その際には、両開閉扉11B、12は閉鎖されているので、チャンバ4の内部が除染されるようになっている。なお、コネクタ28A、28Bの接続、および接続状態の解除は、作業者が手作業で行うようになっている。コネクタ28A、28Bの接続は、シリンダ等によって自動接続するようにしても良い。
コネクタ29A、29Bよりも下流側となるガス排出通路27には、順次、除染ガスを無毒化する触媒S4と、気体を外部へ排出するブロワB4が設けられている。また、コネクタ29A、29Bとチャンバ4との間となるガス排出通路27には、気体を浄化するHEPAフィルタF4が設けられている。このHEPAフィルタ4は、チャンバ4の外方となるガス排出通路27の途中に設けられている。ブロワB4の作動は制御装置8によって制御されるようになっており、他方、コネクタ29A、29Bの接続、および接続状態の解除は、作業者が手作業で行うようになっている。
コネクタ29A、29Bが接続された状態では、ガス排出通路27を介してチャンバ4内が外気と連通できるようになっており、この接続状態で制御装置8によりブロワB4が作動されると、ガス排出通路27を介してチャンバ4内の気体が外部へ排出されるようになっている。その際、気体に含まれる除染ガスは、触媒S4によって無毒化されるようになっている。
本実施例においては、ブロワB1、B4、触媒S1、S4、及びHEPAフィルタF3、F4、両ガス供給通路16、26及びガス排出通路27により上記第2エアレーション手段7が構成される。
このように、本実施例においては、チャンバ4にガス供給通路26とガス排出通路27を接続してあり、それらと上記両開閉扉11B、12を利用してチャンバ4内の除染及びその後のエアレーションを行うようになっている。
すなわち、先ず、アイソレータ2内に物品が搬入された後に両開閉扉11A、11Bが閉鎖されると、ポンプP1が作動されてガス発生部14で除染ガスGが発生する。その状態において、制御装置8により電磁開閉弁V1が開放されるとともにブロワB1が作動される。なお、この時、コネクタ28A、28Bは接続されていない。
すると、ブロワB1によって送気パイプ17を介してガス発生部14にエアが送気され、さらに除染ガスGを含んだエアがガス供給通路16とHEPAフィルタF1を介してアイソレータ2内に供給される。この時には、アイソレータ2内のファン21も作動されるので、除染ガスGは、アイソレータ2内の全域に拡散される。このようにして、除染ガスGが所定時間、アイソレータ2内に供給されることにより、アイソレータ2の内部が除染されるようになっている。
この後、ブロワB1、ポンプP1、ファン21の作動が停止されるとともに、電磁開閉弁V1の作動が停止されて該電磁開閉弁V1が閉鎖される。
この後、電磁開閉弁V2、V3が開放されるとともにブロワB2、B3が同期して作動されるので、エアがエア供給通路23とHEPAフィルタF1を介してアイソレータ2内に供給されるとともに、エア排出通路24を介してアイソレータ2内の除染ガスGを含んだ気体がアイソレータ2の外部へ排出される。このようにして、アイソレータ2内が所定時間、エアレーションされ、かつ、アイソレータ2内が所定の陽圧となると、作業を行う間、ブロワB2、B3の作動が継続される。以上のようにして、アイソレータ2内のエアレーションが完了し、その後、アイソレータ2内が陽圧に維持された状態において、作業者が図示しない作業用グローブを使ってアイソレータ2内で所要の作業を行う。
この後、それまで離隔していたコネクタ28A、28Bが作業者により接続されるとともに、他方のコネクタ29A、29Bも作業者によって接続される。なお、この後、図示しないリークチェッカにより、チャンバ4のリークチェックが行なわれる。
除染開始から所定時間が経過してチャンバ4内の除染が終わると、ブロワB1を作動させたままポンプP1が停止される。その後、ブロワB1から両ガス供給通路16、26を介してエアがチャンバ4内に供給されると同時に、チャンバ4内の除染ガスGを含んだ気体はガス排出通路27を介して外部へ排出される。これにより、チャンバ4内の初期エアレーションが行われる(図2(b)参照)。
この後、作業者によってアイソレータ2側の開閉扉11Bが開放された後、両方のブロワB1、B4の作動が停止される。ここで、前述したようにアイソレータ2は所定の陽圧に維持されているので、該アイソレータ2内の陽圧の気体が迅速にチャンバ4内に導入された後に、ガス排出通路27とそれに配置されたHEPAフィルタF4、触媒S4、ブロワB4を介して外部へ排出される。また、それと同時に、HEPAフィルタF3、触媒S1と両ガス供給通路26,16、送気パイプ17、を介して外部へ排出される(図2(c)参照)。これにより、チャンバ4内の除染ガスGを含んだ気体が速やかに外部へ排出される。なお、その際、両触媒S1、S4が配置されていることにより、気体中の有害成分は無害化されてから外部へ排出される。これによりチャンバ4のエアレーションが完了する。
このように、本実施例においては、チャンバ4に対して除染後に所定時間初期エアレーションを行った後に、開閉扉11Bを開放してチャンバ4に陽圧の気体を導入してエアレーションを行うようになっている。
この後、インキュベータ3の開閉扉12が開放されることで、チャンバ4を介してインキュベータ3とアイソレータ2が連通し、その状態において、両開口部2D、3Bとチャンバ4を介してアイソレータ2内の物品をインキュベータ3に搬入し、その後、両開閉扉11B、12を閉鎖する。
そして、除染後のチャンバ4内にアイソレータ2の陽圧の気体を導入することでチャンバ4内のエアレーションを行うようにしている。そのため、HEPAフィルタF3、F4に残存した除染ガスGの成分がエアレーションの際にチャンバ4内に入り込むことはなく、アイソレータ2からの陽圧の気体によってチャンバ4内の除染ガスGを含んだ気体が速やかに外部へ排出される。したがって、従来と比較してチャンバ4のエアレーションに要する時間を大幅に短縮することができる。
第1触媒ユニット41は、接続パイプ43と、その一端に設けたコネクタ43Aと、接続パイプ43の途中に設けた触媒S5とによって構成されている。第2触媒ユニット42は、接続パイプ46と、その一端に設けたコネクタ46Aと、接続パイプ43の途中に設けた触媒S6とによって構成されている。その他の構成は上記第1実施例と同じであり、それと対応する各部材に同じ部材番号を付している。
そして、チャンバ4内を除染ガスで除染した後において、接続パイプ43のコネクタ43Aを上記ガス供給通路26のコネクタ28Bに接続するとともに、接続パイプ46のコネクタ46Aを上記ガス排出通路26のコネクタ29Aに接続する。つまり、ガス供給通路26に第1触媒ユニット41の接続パイプ43を接続し、ガス排出通路27に第2触媒ユニット42の接続パイプ46を接続する。この状態において、アイソレータ2の開閉扉11Bを開放させると、アイソレータ2内の陽圧の気体がチャンバ4に導入されるので、両接続パイプ43,46を介してチャンバ4内の気体が迅速に外部へ排出されてチャンバ4のエアレーションを行うことができる。
このような構成であっても、上記第1実施例と同様の作用・効果を得ることができる。また、この実施例においては、チャンバ4内のエアレーションを行っている際に除染ガス供給手段5によって他の所要箇所に除染ガスを供給できるという効果も得られる。
パスボックス51の一方の側壁の外面51CにHEPAフィルタF3が設けられており、それを介してガス供給通路26が接続されている。また、パスボックス51の他方の側壁の外面51DにHEPAフィルタF4が設けられており、それを介してガス排出通路27が接続されている。その他の構成は、図1に示した第1の実施例と同様である。
この実施例においては、パスボックス51にその外方側のHEPAフィルタF3を介してガス供給通路26の一端が接続されるとともに、パスボックス51にその外方のHEPAフィルタF4を介してガス排出通路27の一端が接続されている。
この実施例においては、パスボックス51をアイソレータ2の開口部2Dに接続して両開閉扉52A、52Bを閉鎖した状態でパスボックス51内を前述した他の実施例と同じ要領で除染する。その後、開閉扉52Aとアイソレータ2の開閉扉11Bを開放することで、アイソレータ2内の陽圧の気体がパスボックス51内に導入されるので、パスボックス51内を速やかにエアレーションすることができる。
すなわち、コネクタ28A、28Bにより接続されたガス供給通路16、26を介してチャンバ4に除染ガス供給手段5から除染ガスGを供給するようになっている。つまり、除染ガス供給手段5からはチャンバ4のみに除染ガスGが供給されるようになっている。
他方、上記除染ガス供給手段5と同様に構成された第2の除染ガス供給手段105が設けられており、HEPAフィルタF1に接続されたガス供給通路116を介して除染ガス供給手段105からアイソレータ2内に除染ガスGを供給できるようになっている。除染ガス供給手段105の構成要素は、除染ガス供給手段5と同じであり、対応する構成要素にそれぞれ100を加算した部材番号を付している。その他の構成は図1の実施例と同じであり、対応する部材にはそれぞれ同じ部材番号を付している。
この図5の実施例においては、アイソレータ2の除染の際には除染ガス供給手段105から除染ガスGを供給し、他方、チャンバ4の除染の際には除染ガス供給手段5から除染ガスGを供給するようになっている。その他の作動は、上記図1の実施例と同様である。この図5に示す実施例であっても、上記図1の実施例と同様の作用・効果を得ることができる。
なお、上記実施例は、アイソレータ2にチャンバ4を介してインキュベータ3を接続する場合を想定しているが、チャンバ4を介して資材モジュール等をアイソレータ2に接続する場合にも適用することができる。
2D‥開口部 4‥チャンバ
5‥除染ガス供給手段 11B‥開閉扉
16、26‥ガス供給通路 27‥ガス排出通路
F3‥HEPAフィルタ(第1フィルタ)
F4‥HEPAフィルタ(第2フィルタ) G‥除染ガス
Claims (2)
- 内部が陽圧に維持される無菌作業室としてのアイソレータと、上記アイソレータの開口部を開閉する開閉扉と、アイソレータの外部から上記アイソレータの開口部に接続されて、アイソレータへの物品の出し入れを許容するチャンバと、上記チャンバ内に除染ガスを供給する除染ガス供給手段と、上記除染ガス供給手段とチャンバとを接続するガス供給通路と、上記チャンバ内の気体を外部へ排出するガス排出通路とを備え、
上記チャンバに除染ガスを供給してチャンバ内を除染した後に、該チャンバ内の気体を外部に排出して該チャンバ内のエアレーションを行うようにしたアイソレータシステムのエアレーション方法において、
上記開閉扉が閉鎖された状態で上記ガス供給通路を介して上記チャンバ内に除染ガスを供給してチャンバ内を除染し、
その後、上記アイソレータ内が陽圧に維持された状態で上記開閉扉を開放して上記開口部を介してアイソレータ内の陽圧の気体を上記チャンバに導入して、該チャンバ内の気体を上記ガス供給通路及びガス排出通路の少なくとも一方を介して外部に排出させてチャンバ内のエアレーションを行うことを特徴とするアイソレータシステムのエアレーション方法。 - 上記チャンバの外部となるガス供給通路に設けられて、該ガス供給通路を通過する気体を浄化する第1フィルタを備えるとともに、上記チャンバの外部となるガス排出通路に設けられて、該ガス排出通路を流通する気体を浄化する第2フィルタとを備え、
上記開閉扉を開放してチャンバ内にアイソレータから陽圧の気体が導入されると、上記ガス供給通路及びガス排出通路の両方を介してチャンバ内の気体が外部に排出されることを特徴とする請求項1に記載のアイソレータシステムのエアレーション方法。
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