JP2018183748A - ウエブの塗工装置及びその塗工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
塗工装置10の構成について図1〜図3を参照して説明する。塗工装置10は、ウエブWを一定の走行速度Vで抱きつつ走行させるバックアップロール12と、バックアップロール12の下方に設けられた第1ダイ14と、バックアップロール12の側方に設けられた第2ダイ16、制御装置46を有している。走行するウエブWは、バックアップロール12に抱えられつつ、第1ダイ14を通過した後、第1ダイ14と離れた第2ダイ16を通過する。
第1シム30と第2シム60について図2〜図3を参照して説明する。
次に、塗工装置10の電気的構成について図1を参照して説明する。塗工装置10には、制御装置46が設けられている。この制御装置46はコンピュータよりなり、表示装置、記憶装置、作業者が入出力するキーボードやマウスなどの入力装置が設けられている。
次に、塗工装置10を用いて、ウエブWに図6に示すような格子状の塗工部3を形成する塗工方法について説明する。
本実施形態によれば、ストライプ塗工と間欠ストライプ塗工とを組み合わせることにより、格子状の塗工部3をウエブWに塗工できる。
上記実施形態では、1個のバックアップロール12の外周に第1ダイ14と第2ダイ16を設けたが、これに代えて、第1バックアップロールと第2バックアップロールを設け、第1バックアップロールの外周に第1ダイを設け、第2バックアップロールの外周に第2ダイ16を設けてもよい。
実施形態1では、第2ダイ16でウエブWに間欠ストライプ塗工するときに、第2ポンプ70をON/OFFさせて、塗工液を間欠的に供給していた。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (12)
- 走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工装置であって、
前記ウエブの走行方向に沿って連続して延びる縦塗工部を、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第1ダイと、
長方形の島塗工部を、隣接する前記縦塗工部の間で、かつ、前記走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第2ダイと、
を有するウエブの塗工装置。 - 前記第1ダイは、
前記第1ダイ内部に設けられた液溜め部と、
前記第1ダイの先端に、かつ、幅方向に沿ってスリット状に開口した塗工口と、
前記第1ダイ内部において、前記液溜め部から前記塗工口に延びる液通路と、
前記液通路と前記塗工口を幅方向において所定間隔毎に閉塞する第1シムと、
前記液溜め部に定量の塗工液を連続して供給する第1供給手段と、
を有する請求項1に記載のウエブの塗工装置。 - 前記第2ダイは、
前記第2ダイ内部に設けられた液溜め部と、
前記第2ダイの先端に、かつ、幅方向に沿ってスリット状に開口した塗工口と、
前記第2ダイ内部において、前記液溜め部から前記塗工口に延びる液通路と、
前記液通路と前記塗工口を幅方向において所定間隔毎に閉塞する第2シムと、
前記液溜め部に定量の塗工液を間欠して供給する第2供給手段と、
を有する請求項1に記載のウエブの塗工装置。 - 前記ウエブは、回転するバックアップロールによって走行し、
前記第1ダイが、前記バックアップロールの外周に設けられ、
前記第2ダイが、前記バックアップの外周であって、前記第1ダイと離れた位置に設けられている、
請求項1に記載のウエブの塗工装置。 - 前記第1ダイと前記第2ダイとが、一体であり、
前記ウエブは、回転するバックアップロールによって走行し、
一体となった前記第1ダイと前記第2ダイが、前記バックアップロールの外周に設けられている、
請求項1に記載のウエブの塗工装置。 - 走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工装置であって、
前記ウエブの幅方向に沿って連続して延びる横塗工部を、走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第3ダイと、
長方形の島塗工部を、隣接する前記横塗工部の間で、かつ、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第4ダイと、
を有するウエブの塗工装置。 - 前記第3ダイは、
前記第3ダイ内部に設けられた液溜め部と、
前記第3ダイの先端に、かつ、幅方向に沿ってスリット状に開口した塗工口と、
前記第3ダイ内部において、前記液溜め部から前記塗工口に延びる液通路と、
前記液溜め部に定量の塗工液を間欠して供給する第3供給手段と、
を有する請求項6に記載のウエブの塗工装置。 - 前記第4ダイは、
前記第4ダイ内部に設けられた液溜め部と、
前記第4ダイの先端に、かつ、幅方向に沿ってスリット状に開口した塗工口と、
前記第4ダイ内部において、前記液溜め部から前記塗工口に延びる液通路と、
前記液通路と前記塗工口を幅方向において所定間隔毎に閉塞する第4シムと、
前記液溜め部に定量の塗工液を間欠して供給する第4供給手段と、
を有する請求項6に記載のウエブの塗工装置。 - 前記ウエブは、回転するバックアップロールによって走行し、
前記第3ダイが、前記バックアップロールの外周に設けられ、
前記第4ダイが、前記バックアップの外周であって、前記第3ダイと離れた位置に設けられている、
請求項6に記載のウエブの塗工装置。 - 前記第3ダイと前記第4ダイとが、一体であり、
前記ウエブは、回転するバックアップロールによって走行し、
一体となった前記第3ダイと前記第4ダイが、前記バックアップロールの外周に設けられている、
請求項6に記載のウエブの塗工装置。 - 走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工方法であって、
第1ダイが、前記ウエブの走行方向に沿って連続して延びる縦塗工部を、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工し、
第2ダイが、長方形の島塗工部を、隣接する前記縦塗工部の間で、かつ、前記走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する、
ウエブの塗工方法。 - 走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工方法であって、
第3ダイが、前記ウエブの幅方向に沿って連続して延びる横塗工部を、走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工し、
第4ダイが、長方形の島塗工部を、隣接する前記横塗工部の間で、かつ、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する、
ウエブの塗工方法。
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