JP2018183748A - ウエブの塗工装置及びその塗工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエブに格子状の塗工部を塗工する塗工装置を提供する。【解決手段】ウエブWの走行方向に沿って連続して延びる縦塗工部1を、幅方向において所定間隔毎にウエブWへストライプ塗工する第1ダイ14と、長方形の島塗工部2を、隣接する縦塗工部1の間で、且つ、走行方向において所定間隔毎にウエブWへ間欠ストライプ塗工する第2ダイ16とを有する。【選択図】 図5

Description

本発明は、ウエブの塗工装置及びその塗工方法に関するものである。
従来、フィルム、金属泊、紙、布帛などの長尺状のウエブに、塗工液をストライプ塗工する塗工装置が提案されている。
特開2017−35668号公報
近年多様化するウエブの塗工において、ウエブへ格子状に塗工液を塗工する要請がある。しかし、従来の方法では、このようなウエブへ格子状に塗工することはできないという問題点があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、ウエブに格子状の塗工部を塗工する塗工装置及びその塗工方法を提供することを目的とする。
本発明は、走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工装置であって、前記ウエブの走行方向に沿って連続して延びる縦塗工部を、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第1ダイと、長方形の島塗工部を、隣接する前記縦塗工部の間で、かつ、前記走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第2ダイと、を有するウエブの塗工装置である。
また、本発明は、走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工装置であって、前記ウエブの幅方向に沿って連続して延びる横塗工部を、走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第3ダイと、長方形の島塗工部を、隣接する前記横塗工部の間で、かつ、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第4ダイと、を有するウエブの塗工装置である。
また、本発明は、走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工方法であって、第1ダイが、前記ウエブの走行方向に沿って連続して延びる縦塗工部を、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工し、第2ダイが、長方形の島塗工部を、隣接する前記縦塗工部の間で、かつ、前記走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する、ウエブの塗工方法である。
また、本発明は、走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工方法であって、第3ダイが、前記ウエブの幅方向に沿って連続して延びる横塗工部を、走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工し、第4ダイが、長方形の島塗工部を、隣接する前記横塗工部の間で、かつ、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する、ウエブの塗工方法である。
本発明によれば、走行するウエブに格子状に塗工部を形成できる。
本発明の実施形態1の塗工装置の説明図である。 第1シムと第1右分割部を組み合わせた状態の図である。 第2シムと第2下分割部を組み合わせた状態の図である。 第1ダイによってウエブWに縦塗工部を塗工した状態の図である。 第2ダイによって島塗工部を塗工した状態の図である。 格子状の塗工部を塗工した状態の図である。 実施形態2におけるウエブWに第1ダイによって横塗工部を塗工した状態の図である。 第2ダイによってウエブWに島塗工部を塗工した状態の図である。 実施形態2の塗工装置10によって格子状の塗工部をウエブWに塗工した状態の図である。 実施形態3の塗工装置の説明図である。
本発明の一実施形態のウエブの塗工装置10について図面を参照して説明する。本実施形態におけるウエブWとしては、例えば、フィルム、金属泊、紙、布帛などである。
実施形態1
実施形態1の塗工装置10について図1〜図6を参照して説明する。
(1)塗工装置10の構成
塗工装置10の構成について図1〜図3を参照して説明する。塗工装置10は、ウエブWを一定の走行速度Vで抱きつつ走行させるバックアップロール12と、バックアップロール12の下方に設けられた第1ダイ14と、バックアップロール12の側方に設けられた第2ダイ16、制御装置46を有している。走行するウエブWは、バックアップロール12に抱えられつつ、第1ダイ14を通過した後、第1ダイ14と離れた第2ダイ16を通過する。
バックアップロール12は、モータ18によって回転し、ウエブWを走行速度Vで走行させる。
第1ダイ14は、第1左分割部22と第1右分割部20とより構成され、組み合わさった第1左分割部22と第1右分割部20は、先端が三角状に細くなるように形成され、その先端部にはスリット状に第1塗工口24が形成されている。第1右分割部20の左面には、第1液溜め部26が形成されている。第1液溜め部26は、第1ダイ14の幅方向に沿って設けられている。第1液溜め部26から第1塗工口24に向かって第1液通路28が形成されている。この第1液通路28は、第1左分割部22と第1右分割部20の合わさった面に沿って形成されている。第1左分割部22と第1右分割部20の間には、薄い板状の第1シム30が介在されている。図2に示すように、第1右分割部20の幅方向における中央部には第1供給口36が開口している。図1に示すように、この第1供給口36には、第1供給管38の一端が接続され、他端には第1ポンプ40が接続されている。この第1ポンプ40は、塗工液を単位時間当たり一定量圧送する。第1ポンプ40には、塗工液を第1ポンプ40に供給する第1タンク42が接続されている。
第2ダイ16は、第2上分割部50と第2下分割部52とより構成され、組み合わさった第2上分割部50と第2下分割部52は、先端が三角状に細くなるように形成され、その先端部にはスリット状に第2塗工口54が形成されている。第2下分割部52の左面には、第2液溜め部56が形成されている。第2液溜め部56は、第2ダイ16の幅方向に沿って設けられている。第2液溜め部56から第2塗工口54に向かって第2液通路58が形成されている。この第2液通路58は、第2上分割部50と第2下分割部52の合わさった面に沿って形成されている。第2上分割部50と第2下分割部52の間には、薄い板状の第2シム60が介在されている。図3に示すように、第2下分割部52の幅方向における中央部には第2供給口66が開口している。図1に示すように、この第2供給口66には、第2供給管68の一端が接続され、他端には第2ポンプ70が接続されている。第2ポンプ70は、塗工液を単位時間当たり一定量圧送するものであり、この圧送を所定の時間毎にON/OFFさせる間欠動作ができる。第2ポンプ70には、塗工液を供給する第2タンク72が接続されている。第2タンク72に貯留されている塗工液は、第1タンク42に貯留されている塗工液と同一である。したがって、第1ダイと第2タンク72を1つのタンクで形成してもよい。
(2)第1シム30と第2シム60
第1シム30と第2シム60について図2〜図3を参照して説明する。
第1シム30は、図2に示すように、櫛状に形成され、第1ダイ14の幅方向に沿って延びた長方形の第1基部32が、第1左分割部22の基部に沿って配置されている。金属板よりなる第1基部32から両端から一対の側部44,44が突出し、一対の側部44,44の間から櫛歯状に第1櫛歯34が等間隔に複数突出している。隣接する第1櫛歯34と第1櫛歯34との間隔はaであり、第1櫛歯34の幅方向の寸法はbである。図2においては、4枚の第1櫛歯34が突出し、これら第1櫛歯34は第1右分割部20の基部から第1液溜め部26を通り、第1塗工口24に至る。そして、第1シム30を用いると、隣接する第1櫛歯34,34の間から塗工液が吐出されてウエブWに塗工部が塗工され、第1櫛歯34がある部分では、第1塗工口24が閉塞されてウエブWに塗工液が吐出されず、塗工部は塗工されない。
第2シム60は、図3に示すように、櫛状に形成され、第2ダイ16の幅方向に沿って延びた長方形の第2基部62が、第2上分割部50の基部に沿って配置されている。金属板よりなる第2基部62から両端から一対の側部74,74が突出し、一対の側部74,74の間から櫛歯状に第2櫛歯64が等間隔に複数突出している。隣接する第2櫛歯64と第2櫛歯64との間隔はbであり、第2櫛歯64の幅方向の寸法はaである。図3においては、3枚の第2櫛歯64が突出し、これら第2櫛歯64は第2下分割部52の基部から第2液溜め部56を通り、第2塗工口54に至る。そして、第2シム60を用いると、隣接する第2櫛歯64,64の間から塗工液が吐出されてウエブWに塗工部が塗工され、第2櫛歯64がある部分では、第2塗工口54が閉塞されてウエブWに塗工液が吐出されず、塗工部は塗工されない。
第1シム30の第1基部32から突出している第1櫛歯34は、第2シム60の第2櫛歯64,64の間に位置している。すなわち、第1シム30の第1櫛歯34と第2シム60の第2櫛歯64とは交互に突出している。そして、第1櫛歯34の幅方向の寸法bは、第2シム60の隣接する第2櫛歯6、64の間隔bと同じである。また、逆に、第2シム60の第2櫛歯64の幅方向の寸法aは、第1シム30の隣接する第1櫛歯34,34の間隔aと同じである。
(3)塗工装置10の電気的構成
次に、塗工装置10の電気的構成について図1を参照して説明する。塗工装置10には、制御装置46が設けられている。この制御装置46はコンピュータよりなり、表示装置、記憶装置、作業者が入出力するキーボードやマウスなどの入力装置が設けられている。
制御装置46には、モータ18、第1ポンプ40、第2ポンプ70が接続されている。制御装置46は、バックアップロール12をモータ18によって回転させることにより、ウエブWを走行速度Vで走行させ、第1ポンプ40によって第1ダイ14に単位時間当たり一定量の塗工液を供給し、また、第2ポンプ70を制御することにより、第2ダイ16に単位時間当たり一定量の塗工液を圧送すると共に、第2ポンプ70をON/OFFして、第2ダイ16に供給する塗工液を間欠供給する。
(4)塗工装置10の塗工方法
次に、塗工装置10を用いて、ウエブWに図6に示すような格子状の塗工部3を形成する塗工方法について説明する。
その塗工方法を説明する前にストライプ塗工、間欠塗工、間欠ストライプ塗工について説明する。
「ストライプ塗工」とは、図4に示すように、ウエブWの走行方向に沿って縦塗工部1を塗工し、この縦塗工部1がウエブWの幅方向において所定間隔毎に塗工する方法をいう。
「間欠塗工」とは、図7に示すように、走行するウエブWの幅方向に沿って横塗工部4を塗工し、この横塗工部4を走行方向において所定間隔毎に塗工する方法をいう。
「間欠ストライプ塗工」とは、図5、図6に示すように、ストライプ塗工と間欠塗工とを同時に行い、長方形状の島塗工部2,5を走行方向、幅方向において所定間隔毎に塗工する方法である。
本実施形態では、第1ダイ14がストライプ塗工を行い、第2ダイ16が間欠ストライプ塗工を行う。
次に、格子状の塗工を行う塗工方法について順番に説明する。
第1工程において、第1ダイ14によって、バックアップロール12を走行しているウエブWに図4に示すようにストライプ塗工を行い、図4に示すように、縦塗工部1を形成する。この場合に、ウエブWの耳部から距離cの位置からストライプ塗工を行う。縦塗工部1の幅はaであり、隣接する縦塗工部1,1の間隔はbである。図2に示すように、縦塗工部1の幅aは、第1シム30の隣接する第1櫛歯34の幅aで決まり、隣接する縦塗工部1,1の間隔bは、図2に示す第1シム30の第1櫛歯34の幅bで決まる。なお、第1ダイ14は、縦塗工部1を一定の塗工厚さで塗工する。
第2工程において、ストライプ塗工された縦塗工部1を有するウエブWは、バックアップロール12によってさらに走行し、第2ダイ16の位置に至る。
第3工程において、第2ダイ16によって、バックアップロール12を走行しているウエブWに図5に示すように間欠ストライプ塗工を行い、図5に示すように、島塗工部2を形成する。この場合に、ウエブWの耳部から距離a+cの位置から間欠ストライプ塗工を行う。島塗工部2の幅方向の寸法はbであり、走行方向の寸法はdである。隣接する島塗工部2の幅方向の間隔はaであり、走行方向における島塗工部2の間隔はeである。図3に示すように、島塗工部2の幅方向の寸法bは、第2シム60の隣接する第2櫛歯64,64の間隔bによって決まり、隣接する島塗工部2,2の間隔aは、第2シム60の第2櫛歯64の幅aによって決まる。また、島塗工部2の走行方向の寸法dと隣接する第2櫛歯64,64の間隔eは、第2ポンプ70の間欠塗工を行う時間によって決まる。すなわち、制御装置46は、第2ダイ16が距離dだけ塗工できるように第2ポンプ70をONさせ、距離eだけ塗工できないように第2ポンプ70をOFFさせる。また、第2ダイ16は、第1ダイ14で塗工された塗工厚さと同じ一定の厚さで島塗工部2を塗工する。なお、図5は、第2ダイ16の塗工状態を判り易く示すために、縦塗工部1を点線で示したものであり、実際は、図6に示すように、格子状に塗工部3が形成される。
これにより、図6に示すように、縦塗工部1と、隣接する縦塗工部1,1の間に島塗工部2が塗工されて、これらが合わさって全体的に格子状の塗工部3が一定の塗工厚で形成される。
(5)効果
本実施形態によれば、ストライプ塗工と間欠ストライプ塗工とを組み合わせることにより、格子状の塗工部3をウエブWに塗工できる。
また、縦塗工部1の間に島塗工部2を塗工するため、第1ダイ14と第2ダイ16によって塗工される部分が重なることがなく、常に一定の塗工厚で塗工できる。
また、ウエブWに格子状の塗工部3を薄く形成するだけでなく、塗工厚を薄くも厚くもすることができる。
また、第1シム30と第2シム60の形状を変え、第2ポンプ70による間欠塗工のタイミングを変化させることにより、格子状の塗工部3の模様を任意に変更できる。
実施形態2
次に、実施形態2の塗工装置10について図7〜図9を参照して説明する。
本実施形態においても、図9に示すような格子状の塗工部3を塗工するものであるが、本実施形態と実施形態1の塗工装置10とは次の点が異なる。
第1ダイ14においては、ストライプ塗工を行うのではなく、間欠塗工を行い、図7に示すような横塗工部4を形成する。このため、第1シム30に第1櫛歯34を設けず、第1塗工口24から全て塗工液を塗工させ、第1ポンプ40を間欠運転させる。
次に、第2ダイ16においては、実施形態1と同様に島塗工部5を塗工するが、その塗工位置が異なり、図8に示すように隣接する横塗工部4,4の走行方向における間になるように塗工する。なお、図8は、第2ダイ16の塗工状態を判り易く示すために、横塗工部4を点線で示したものであり、実際は、図9に示すように、格子状に塗工部3が形成される。
これによって、第1ダイ14によって横塗工部4を間欠塗工し、第2ダイ16によって島塗工部5を間欠ストライプ塗工することにより、図9に示すような格子状の塗工部3を塗工できる。
実施形態3
次に、実施形態3の塗工装置10について図10を参照して説明する。
本実施形態と実施形態1の異なる点は、第1ダイ14と第2ダイ16の構造にある。本実施形態では、第1ダイ14と第2ダイ16とが一体となっている。すなわち、一体となったダイ80は、上分割部82、中分割部84、下分割部86とから構成されている。一体となった上分割部82と中分割部84と下分割部86の先端には、下から順番に第1塗工口24と第2塗工口54が幅方向にスリット状に設けられている。
下分割部86の上面には第1液溜め部26が形成され、この第1液溜め部26から第1塗工口24に向かって第1液通路28が形成されている。中分割部84と下分割部86の間には、第1シム30が介在されている。第1液溜め部26には、第1供給口36が開口している。
中分割部84の上面には第2液溜め部56が形成され、この第2液溜め部56から第2塗工口54に向かって第2液通路58が形成されている。上分割部82と中分割部84の間には、第2シム60が介在されている。第2液溜め部56には、第2供給口66が開口している。
上記のような構成にすることで、第1ダイ14と第2ダイ16とが一体になったダイ80が形成され、このダイ80によって、実施形態1と同様に格子状の塗工部3を塗工できる。
本実施形態によれば、2つのダイ14,16が一体となっているため、設置スペースを小さくできる。
変更例
次に、変更例について説明する。
(1)変更例1
上記実施形態では、1個のバックアップロール12の外周に第1ダイ14と第2ダイ16を設けたが、これに代えて、第1バックアップロールと第2バックアップロールを設け、第1バックアップロールの外周に第1ダイを設け、第2バックアップロールの外周に第2ダイ16を設けてもよい。
(2)変更例2
実施形態1では、第2ダイ16でウエブWに間欠ストライプ塗工するときに、第2ポンプ70をON/OFFさせて、塗工液を間欠的に供給していた。
これに代えて第2供給管68の途中に三方弁を設け、三方弁の入口を第2ポンプ70に接続し、第1出口を第2ダイ16の第2供給口66に接続し、第2出口を第2タンク72の循環配管に接続する。制御装置46は、第2ポンプ70を連続運転しつつ、三方弁を制御し、第2ダイ16で塗工液を塗工する場合には、第1出口を開状態とし第2出口を閉状態とする。塗工液を塗工しない場合には、第1出口を閉状態とし、第2出口を開状態とする。
これにより、第2ダイによって間欠塗工を行うことができる。
また、実施形態2における第1ダイ14と第2ダイ16における間欠塗工も、上記変更例のように三方弁を設けることによって間欠塗工を行うことができる。
(3)その他
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
W・・・ウエブ、1・・・縦塗工部、2・・・島塗工部、3・・・格子状の塗工部、4・・・横塗工部、5・・・島塗工部、10・・・塗工装置、12・・・バックアップロール、14・・・第1ダイ、16・・・第2ダイ、30・・・第1シム、46・・・制御装置、60・・・第2シム

Claims (12)

  1. 走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工装置であって、
    前記ウエブの走行方向に沿って連続して延びる縦塗工部を、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第1ダイと、
    長方形の島塗工部を、隣接する前記縦塗工部の間で、かつ、前記走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第2ダイと、
    を有するウエブの塗工装置。
  2. 前記第1ダイは、
    前記第1ダイ内部に設けられた液溜め部と、
    前記第1ダイの先端に、かつ、幅方向に沿ってスリット状に開口した塗工口と、
    前記第1ダイ内部において、前記液溜め部から前記塗工口に延びる液通路と、
    前記液通路と前記塗工口を幅方向において所定間隔毎に閉塞する第1シムと、
    前記液溜め部に定量の塗工液を連続して供給する第1供給手段と、
    を有する請求項1に記載のウエブの塗工装置。
  3. 前記第2ダイは、
    前記第2ダイ内部に設けられた液溜め部と、
    前記第2ダイの先端に、かつ、幅方向に沿ってスリット状に開口した塗工口と、
    前記第2ダイ内部において、前記液溜め部から前記塗工口に延びる液通路と、
    前記液通路と前記塗工口を幅方向において所定間隔毎に閉塞する第2シムと、
    前記液溜め部に定量の塗工液を間欠して供給する第2供給手段と、
    を有する請求項1に記載のウエブの塗工装置。
  4. 前記ウエブは、回転するバックアップロールによって走行し、
    前記第1ダイが、前記バックアップロールの外周に設けられ、
    前記第2ダイが、前記バックアップの外周であって、前記第1ダイと離れた位置に設けられている、
    請求項1に記載のウエブの塗工装置。
  5. 前記第1ダイと前記第2ダイとが、一体であり、
    前記ウエブは、回転するバックアップロールによって走行し、
    一体となった前記第1ダイと前記第2ダイが、前記バックアップロールの外周に設けられている、
    請求項1に記載のウエブの塗工装置。
  6. 走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工装置であって、
    前記ウエブの幅方向に沿って連続して延びる横塗工部を、走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第3ダイと、
    長方形の島塗工部を、隣接する前記横塗工部の間で、かつ、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する第4ダイと、
    を有するウエブの塗工装置。
  7. 前記第3ダイは、
    前記第3ダイ内部に設けられた液溜め部と、
    前記第3ダイの先端に、かつ、幅方向に沿ってスリット状に開口した塗工口と、
    前記第3ダイ内部において、前記液溜め部から前記塗工口に延びる液通路と、
    前記液溜め部に定量の塗工液を間欠して供給する第3供給手段と、
    を有する請求項6に記載のウエブの塗工装置。
  8. 前記第4ダイは、
    前記第4ダイ内部に設けられた液溜め部と、
    前記第4ダイの先端に、かつ、幅方向に沿ってスリット状に開口した塗工口と、
    前記第4ダイ内部において、前記液溜め部から前記塗工口に延びる液通路と、
    前記液通路と前記塗工口を幅方向において所定間隔毎に閉塞する第4シムと、
    前記液溜め部に定量の塗工液を間欠して供給する第4供給手段と、
    を有する請求項6に記載のウエブの塗工装置。
  9. 前記ウエブは、回転するバックアップロールによって走行し、
    前記第3ダイが、前記バックアップロールの外周に設けられ、
    前記第4ダイが、前記バックアップの外周であって、前記第3ダイと離れた位置に設けられている、
    請求項6に記載のウエブの塗工装置。
  10. 前記第3ダイと前記第4ダイとが、一体であり、
    前記ウエブは、回転するバックアップロールによって走行し、
    一体となった前記第3ダイと前記第4ダイが、前記バックアップロールの外周に設けられている、
    請求項6に記載のウエブの塗工装置。
  11. 走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工方法であって、
    第1ダイが、前記ウエブの走行方向に沿って連続して延びる縦塗工部を、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工し、
    第2ダイが、長方形の島塗工部を、隣接する前記縦塗工部の間で、かつ、前記走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する、
    ウエブの塗工方法。
  12. 走行するウエブに格子状に塗工部を塗工するウエブの塗工方法であって、
    第3ダイが、前記ウエブの幅方向に沿って連続して延びる横塗工部を、走行方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工し、
    第4ダイが、長方形の島塗工部を、隣接する前記横塗工部の間で、かつ、幅方向において所定間隔毎に前記ウエブへ塗工する、
    ウエブの塗工方法。
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