JP2017035668A - 塗工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストライプ塗工する塗工装置において、未塗工幅が狭くなっても、シムを製造できる塗工装置を提供する。
【解決手段】ダイ14が蓋部16と上ダイ分割部18と下ダイ分割部20とよりなり、上吐出通路26に櫛歯状の上シム44が挟持され、下吐出通路32に櫛歯状の下シム54が挟持され、上シム44の上切欠き部50と下シム54の下切欠き部60によってストライプ状に塗工液を塗工する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、塗工液を塗工する塗工装置に関するものである。
従来、長尺状のウエブに塗工液をストライプ塗工する塗工装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この塗工装置のダイ内の液溜め部から吐出口までの吐出通路には、櫛歯状のシムが挟持されている。櫛歯状のシムは、コの字状のシム基板から複数の歯部が等間隔で突出し、隣接する歯部の間に切欠き部が形成されている。そして、吐出通路において歯部が存在する部分は塗工液が流れず、切欠き部のみに塗工液が流れてウエブにストライプ塗工できる。
特開平11−226469号公報
上記のようストライプ塗工を行う塗工装置に用いる櫛歯状のシムは、金属板をレーザー加工することによって製造している。しかし、ストライプ塗工する未塗工幅が狭くなると、櫛歯状に形成するシムのレーザ加工が難しくなる。すなわち、シムを櫛歯状に形成するためには、隣接する歯部の間隔(切欠き部の幅)を狭くする必要があり、レーザー加工が難しいという問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ストライプ塗工する塗工装置において、未塗工幅が狭くなっても、シムを製造できる塗工装置を提供することを目的とする。
本発明は、走行するウエブに塗工液をストライプ塗工するダイを有する塗工装置において、前記ダイを構成する蓋部、上ダイ分割部、下ダイ分割部と、前記上ダイ分割部に設けられた前記塗工液の上液溜め部と、前記下ダイ分割部に設けられた前記塗工液の下液溜め部と、前記上液溜め部に通じ、かつ、前記蓋部と前記上ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の上吐出通路と、前記上吐出通路の前端に設けられた上吐出口と、前記上吐出通路に配され、前記上吐出通路を複数の上歯部によって閉塞する櫛歯状の上シムと、前記下液溜め部に通じ、かつ、前記上ダイ分割部と前記下ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の下吐出通路と、前記下吐出通路の前端に設けられた下吐出口と、前記下吐出通路に配され、前記下吐出通路を複数の下歯部によって閉塞する櫛歯状の下シムと、を有し、隣接する前記上歯部の間の上切欠き部が形成された前記上吐出通路に対応した位置における前記下吐出通路が、前記下シムの前記下歯部によって閉塞され、隣接する前記下歯部の間の下切欠き部が形成された前記下吐出通路に対応した位置における前記上吐出通路が、前記上シムの前記上歯部によって閉塞されている、塗工装置である。
また、本発明は、走行するウエブに塗工液をストライプ塗工するダイを有する塗工装置において、前記ダイを構成する蓋部、上ダイ分割部、中ダイ分割部、下ダイ分割部と、前記上ダイ分割部に設けられた前記塗工液の上液溜め部と、前記中ダイ分割部に設けられた前記塗工液の中液溜め部と、前記下ダイ分割部に設けられた前記塗工液の下液溜め部と、前記上液溜め部に通じ、かつ、前記蓋部と前記上ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の上吐出通路と、前記上吐出通路の前端に設けられた上吐出口と、前記上吐出通路に配され、前記上吐出通路を複数の上歯部によって閉塞する櫛歯状の上シムと、前記中液溜め部に通じ、かつ、前記上ダイ分割部と前記中ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の中吐出通路と、前記中吐出通路の前端に設けられた中吐出口と、前記中吐出通路に配され、前記中吐出通路を複数の中歯部によって閉塞する櫛歯状の中シムと、前記下液溜め部に通じ、かつ、前記中ダイ分割部と前記下ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の下吐出通路と、前記下吐出通路の前端に設けられた下吐出口と、前記下吐出通路に配され、前記下吐出通路を複数の下歯部によって閉塞する櫛歯状の下シムと、を有し、隣接する前記上歯部の間の上切欠き部が形成された前記上吐出通路に対応した位置における前記中吐出通路と前記下吐出通路が、前記中歯部と前記下歯部によってそれぞれ閉塞され、隣接する前記中歯部の間の中切欠き部が形成された前記中吐出通路に対応した位置における前記上吐出通路と前記下吐出通路が、前記上歯部と前記下歯部によってそれぞれ閉塞され、隣接する前記下歯部の間の下切欠き部が形成された前記下吐出通路に対応した位置における前記上吐出通路と前記中吐出通路が、前記上歯部と前記中歯部によってそれぞれ閉塞されている塗工装置である。
本発明によれば、未塗工部の幅が狭くなっても、上シムの上歯部の間隔、及び、下シムの下歯部の間隔を広くできる。
また、本発明によれば、未塗工部の幅が狭くなっても、上シムの上歯部の間隔、中シムの中歯部の間隔、及び、下シムの下歯部の間隔を広くできる。
本発明の実施形態1の塗工装置の説明図である。 (a)はウエブに塗工液を塗工した平面図、(b)は上ダイ分割部に配置した上シムの平面図、(c)は下ダイ分割部に配置した下シムの平面図である。 (a)はダイの正面図、(b)は塗工されたウエブの拡大平面図である。 実施形態2の塗工装置の説明図である。 (a)はダイの正面図、(b)は塗工されたウエブの拡大平面図である。
以下、本発明のウエブWにストライプ塗工する塗工装置10について図面に基づいて説明する。「ストライプ塗工」とは、長尺状のウエブWの幅方向に沿って複数の塗工部が未塗工部を介して形成され、かつ、これら塗工部が走行方向に沿って連続して形成されている。「ウエブW」としては、例えば、金属箔、フィルム、金属網、布帛、紙などである。
実施形態1
本発明の実施形態1の塗工装置10について図1〜図3に基づいて説明する。塗工装置10は、バックアップロール12によって一定の速度で走行する長尺状のウエブWの側方からダイ14によって2種類の塗工液を交互にストライプ塗工する。
(1)ダイ14の構造
ダイ14は、蓋部16、上ダイ分割部18、下ダイ分割部20を有する。
上ダイ分割部18の上面には、上液溜め部22がウエブWの幅方向に沿って形成されている。上ダイ分割部18の上部に蓋部16が固定される。これによって、蓋部16と上ダイ分割部18の隙間に上吐出通路26が形成され、上吐出通路26の後端部は、上液溜め部22に通じ、上吐出通路26の前端部は、スリット状の上吐出口28となる。上液溜め部22の幅方向における中央部の後面には、上供給口34が設けられている。上供給口34には、上タンク38から第1塗工液を1回転当たり一定量供給する上ポンプ40が接続されている。
下ダイ分割部20の上面には、下液溜め部24がウエブWの幅方向に沿って形成されている。下ダイ分割部20の上面に上ダイ分割部18が固定される。これによって、下ダイ分割部20と上ダイ分割部18の隙間に下吐出通路30が形成され、下吐出通路30の後端部は、下液溜め部24と通じ、下吐出通路30の前端部は、スリット状の下吐出口32となる。下液溜め部24の幅方向の中央部の後面には、下供給口36が設けられている。下供給口36には、下タンク39から第2塗工液を1回転当たり一定量供給する下ポンプ42が接続されている。
(2)ストライプ塗工するための構造
次に、図2と図3に基づいて、塗工装置10のダイ14がストライプ塗工する構造について説明する。
ダイ14の上吐出通路26には、櫛歯状の上シム44が挟持されている。この上シム44は、金属板をレーザー加工したものであり、コの字状の上シム基板46の間から上歯部48が等間隔に複数突出し、隣接する上歯部48,48の間に上切欠き部50が形成されている。
ダイ14の下吐出通路60には、櫛歯状の下シム54が挟持されている。この下シム54は、金属板をレーザー加工したものであり、コの字状の下シム基板56の間から下歯部58が等間隔に複数突出し、隣接する下歯部58,58の間に下切欠き部60が形成されている。
上シム44と下シム54の位置関係について図2と図3に基づいて説明する。まず、上シム44における上歯部48の幅方向の寸法をA、上切欠き部50の幅方向の寸法をBとする。下シム54の下歯部58の幅方向の寸法をA、下切欠き部60の幅方向の寸法をBとする。
上シム44の隣接する上歯部48,48の間の上切欠き部50の位置に、下シム54の下歯部58が配される。
下シム54の隣接する下歯部58,58の間の下切欠き部60の位置に、上シム44の下歯部58が配される。
上歯部48の端部と下歯部58の端部が重なって配されている。この重なっている端部の寸法がCである。すなわち、A=C+B+Cである。
(3)塗工装置10の塗工状態
次に、塗工装置10の塗工状態について図1〜図3に基づいて説明する。
まず、上タンク38に第1塗工液を溜め、下タンク39に第2塗工液を溜める。
次に、バックアップロール12によってウエブWを一定の速度で走行させる。
次に、上ポンプ40と下ポンプ42とを同時に動作させ、上吐出口28と下吐出口32から塗工液を吐出する。この場合に、上吐出口28から吐出される第1塗工液は、上シム44の上切欠き部50から塗工幅Bで吐出され、第1塗工部52が塗工される。上歯部48の位置からは第1塗工液は吐出されない。下シム54の下切欠き部60から塗工幅Bで第2塗工液が吐出され、第2塗工部62が塗工される。下歯部58の位置からは第2塗工液は吐出されない。そのため、上歯部48の端部と下歯部58の端部とが重なっている部分からは、第1塗工液と第2塗工液の両方が吐出されず未塗工部64となる。この未塗工部64の幅寸法がCである。
(4)効果
本実施形態の塗工装置10であると、ウエブWの表面に第1塗工部52と第2塗工部62とを未塗工部64を挟んで 交互にストライプ塗工できる。
また、種類の異なる第1塗工液と第2塗工液を交互にストライプ塗工できる。
また、上シム44の上切欠き部50の幅寸法Bは、未塗工部64の幅Cよりも広いため、未塗工部64の幅が狭くなっても、レーザー加工で正確に上歯部48を製造できる。
また、下シム54の下切欠き部60の幅寸法Bは、未塗工部64の幅Cよりも広いため、未塗工部64の幅が狭くなっても、レーザー加工で正確に下歯部58を製造できる。
(5)変更例
上記実施形態では、第1塗工部52と第2塗工部62を形成する塗工液は異なる塗工液であったが、これに代えて同じ塗工液で第1塗工部52と第2塗工部62を形成してもよい。
実施形態2
次に、実施形態2の塗工装置10について図4と図5に基づいて説明する。本実施形態の塗工装置10は、バックアップロール12によって一定の速度で走行する長尺状のウエブWの側方からダイ140によって3種類の塗工液を順番にストライプ塗工する。本実施形態と実施形態1の異なる点は、ダイ140の構造にある。
(1)ダイ140
本実施形態のダイ140の構造について説明する。ダイ140は、蓋部141、上ダイ分割部142、中ダイ分割部143、下ダイ分割部144を有している。
上ダイ分割部142の上面には、上液溜め部145がウエブWの幅方向に沿って形成されている。上ダイ分割部142の上部に蓋部141が固定される。これによって、蓋部141と上ダイ分割部142の隙間に上吐出通路148が形成され、上吐出通路148の前端部は、スリット状の上吐出口149となり、上吐出通路148の後端部は、上液溜め部145に通じている。上液溜め部145の後面には上供給口154が形成されている。上供給口154には、上タンク157から第1塗工液を供給する上ポンプ160が接続されている。
中ダイ分割部143の上面には、中液溜め部146がウエブWの幅方向に沿って形成されている。中ダイ分割部143の上部に上ダイ分割部142が固定される。これによって、中ダイ分割部143と上ダイ分割部142の隙間に中吐出通路150が形成され、中吐出通路152の前端部は、スリット状の中吐出口151となり、中吐出通路150の後端部は、中液溜め部146に通じている。中液溜め部146の後面には中供給口155が形成されている。中供給口155には、中タンク158から第2塗工液を供給する中ポンプ161が接続されている。
下ダイ分割部144の上面には、下液溜め部147がウエブWの幅方向に沿って形成されている。下ダイ分割部144の上部に中ダイ分割部143が固定される。これによって、下ダイ分割部143と中ダイ分割部143の隙間に下吐出通路152が形成され、下吐出通路152の前端部は、スリット状の下吐出口153となり、下吐出通路152の後端部は、下液溜め部147に通じている。下液溜め部147の後面には下供給口156が形成されている。下供給口156には、下タンク159から第3塗工液を供給する下ポンプ162が接続されている。
(2)ストライプ塗工するための構造
次に、図5に基づいて、塗工装置10のダイ140がストライプ塗工する構造について説明する。
ダイ140の上吐出通路148には、櫛歯状の上シム163が挟持されている。この上シム163は、金属板をレーザー加工したものであり、コの字状の上シム基板の間から上歯部166が等間隔に複数突出し、隣接する上歯部166,166の間に上切欠き部167が形成されている。
ダイ140の中吐出通路149には、櫛歯状の中シム164が挟持されている。この中シム164は、金属板をレーザー加工したものであり、コの字状の中シム基板の間から中歯部168が等間隔に複数突出し、隣接する中歯部168,168の間に中切欠き部169が形成されている。
ダイ140の下吐出通路152には、櫛歯状の下シム165が挟持されている。この下シム165は、金属板をレーザー加工したものであり、コの字状の下シム基板の間から下歯部170が等間隔に複数突出し、隣接する下歯部170,170の間に下切欠き部171が形成されている。
上シム163、中シム164、下シム165の位置関係について図5に基づいて説明する。まず、上シム163における上歯部166の幅方向の寸法をA、上切欠き部167の幅方向の寸法をBとする。中シム164における中歯部168の幅方向の寸法をA、中切欠き部169の幅方向の寸法をBとする。下シム165の下歯部170の幅方向の寸法をA、下切欠き部171の幅方向の寸法をBとする。
隣接する上歯部166,166の間の上切欠き部167が形成された上吐出通路148に対応した位置における中吐出通路150と下吐出通路152が、中歯部168と下歯部170によってそれぞれ閉塞されている。また、中切欠き部169と下切欠き部171の位置はずれて配されている。
隣接する中歯部168,168の間の中切欠き部169が形成された中吐出通路150に対応した位置における上吐出通路148と下吐出通路152が、上歯部166と下歯部170によってそれぞれ閉塞されている。また、上切欠き部167と下切欠き部171の位置はずれて配されている。
隣接する下歯部170,170の間の下切欠き部171が形成された下吐出通路152に対応した位置における上吐出通路148と中吐出通路150が、上歯部166と中歯部168によってそれぞれ閉塞されている。また、中切欠き部169と上切欠き部167の位置はずれて配されている。
上歯部166の端部と中歯部168の端部が重なって配されている。この重なっている寸法がCである。中歯部168の端部と下歯部170の端部が重なって配されている。この重なっている端部の寸法がCである。すなわち、A=C+B+Cである。
(3)塗工装置10の塗工状態
次に、塗工装置10の塗工状態について図1〜図3に基づいて説明する。
まず、上タンク157に第1塗工液を溜め、中タンク158に第2塗工液を溜め、下タンク159に第3塗工液を溜める。
次に、バックアップロール12によってウエブWを一定の速度で走行させる。
次に、上ポンプ160と中ポンプ161と下ポンプ162とを同時に動作させ、上吐出口149と中吐出口151と下吐出口153から3種類の塗工液をそれぞれ吐出する。この場合に、上吐出口149から吐出される第1塗工液は、上シム163の上切欠き部167から塗工幅Bで吐出され、第1塗工部174が塗工される。上歯部166の位置からは第1塗工液は吐出されない。中シム164の中切欠き部169から塗工幅Bで第2塗工液が吐出され、第2塗工部175が塗工される。中歯部168の位置からは第2塗工液は吐出されない。下シム165の下切欠き部171から塗工幅Bで第3塗工液が吐出され、第3塗工部176が塗工される。下歯部170の位置からは第3塗工液は吐出されない。
そのため、上歯部166の端部と中歯部168の端部とが重なっている部分、及び、中歯部168の端部と下歯部170の端部とが重なっている部分からは、第1塗工液、第2塗工液、第3塗工液が吐出されず未塗工部173となる。この未塗工部173の幅寸法がCである。
(4)効果
本実施形態の塗工装置10であると、ウエブWの表面に第1塗工部174と第2塗工部175と第3塗工部176を未塗工部64をそれぞれ挟んで順番にストライプ塗工できる。
また、種類の異なる第1塗工液と第2塗工液と第3塗工液を順番にストライプ塗工できる。
また、上シム163の上切欠き部167の幅寸法Bは、未塗工部173の幅Cよりも広いため、未塗工部の幅173が狭くなっても、レーザー加工で正確に上歯部166を製造できる。
また、中シム164の中切欠き部169の幅寸法Bは、未塗工部173の幅Cよりも広いため、未塗工部173の幅が狭くなっても、レーザー加工で正確に下歯部168を製造できる。
また、下シム165の下切欠き部171の幅寸法Bは、未塗工部173の幅Cよりも広いため、未塗工部173の幅が狭くなっても、レーザー加工で正確に下歯部170を製造できる。
(5)変更例
上記実施形態では、3種類の塗工液を用いたが、これに代えて同じ塗工液で第1塗工部174と第2塗工部175を第3塗工部176を形成してもよい。
変更例
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・塗工装置、12・・・バックアップロール、14・・・ダイ、16・・・蓋部、18・・・上ダイ分割部、20・・・下ダイ分割部、22・・・上液溜め部、24・・・下液溜め部、26上吐出通路、28・・・上吐出口、30・・・下吐出通路、32・・・下吐出口、44・・・上シム、48・・・上歯部、54・・・下シム、58・・・下歯部

Claims (8)

  1. 走行するウエブに塗工液をストライプ塗工するダイを有する塗工装置において、
    前記ダイを構成する蓋部、上ダイ分割部、下ダイ分割部と、
    前記上ダイ分割部に設けられた前記塗工液の上液溜め部と、
    前記下ダイ分割部に設けられた前記塗工液の下液溜め部と、
    前記上液溜め部に通じ、かつ、前記蓋部と前記上ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の上吐出通路と、
    前記上吐出通路の前端に設けられた上吐出口と、
    前記上吐出通路に配され、前記上吐出通路を複数の上歯部によって閉塞する櫛歯状の上シムと、
    前記下液溜め部に通じ、かつ、前記上ダイ分割部と前記下ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の下吐出通路と、
    前記下吐出通路の前端に設けられた下吐出口と、
    前記下吐出通路に配され、前記下吐出通路を複数の下歯部によって閉塞する櫛歯状の下シムと、
    を有し、
    隣接する前記上歯部の間の上切欠き部が形成された前記上吐出通路に対応した位置における前記下吐出通路が、前記下シムの前記下歯部によって閉塞され、
    隣接する前記下歯部の間の下切欠き部が形成された前記下吐出通路に対応した位置における前記上吐出通路が、前記上シムの前記上歯部によって閉塞されている、
    塗工装置。
  2. 前記上シムの前記上歯部の端部と前記下シムの前記下歯部の端部が重なっている、
    請求項1に記載の塗工装置。
  3. 前記上液溜め部と前記下液溜め部に供給される前記塗工液が異なる、
    請求項1に記載の塗工装置。
  4. 前記上液溜め部と前記下液溜め部に供給される前記塗工液が全て同じである、
    請求項1に記載の塗工装置。
  5. 走行するウエブに塗工液をストライプ塗工するダイを有する塗工装置において、
    前記ダイを構成する蓋部、上ダイ分割部、中ダイ分割部、下ダイ分割部と、
    前記上ダイ分割部に設けられた前記塗工液の上液溜め部と、
    前記中ダイ分割部に設けられた前記塗工液の中液溜め部と、
    前記下ダイ分割部に設けられた前記塗工液の下液溜め部と、
    前記上液溜め部に通じ、かつ、前記蓋部と前記上ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の上吐出通路と、
    前記上吐出通路の前端に設けられた上吐出口と、
    前記上吐出通路に配され、前記上吐出通路を複数の上歯部によって閉塞する櫛歯状の上シムと、
    前記中液溜め部に通じ、かつ、前記上ダイ分割部と前記中ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の中吐出通路と、
    前記中吐出通路の前端に設けられた中吐出口と、
    前記中吐出通路に配され、前記中吐出通路を複数の中歯部によって閉塞する櫛歯状の中シムと、
    前記下液溜め部に通じ、かつ、前記中ダイ分割部と前記下ダイ分割部の隙間によって形成された前記塗工液の下吐出通路と、
    前記下吐出通路の前端に設けられた下吐出口と、
    前記下吐出通路に配され、前記下吐出通路を複数の下歯部によって閉塞する櫛歯状の下シムと、
    を有し、
    隣接する前記上歯部の間の上切欠き部が形成された前記上吐出通路に対応した位置における前記中吐出通路と前記下吐出通路が、前記中歯部と前記下歯部によってそれぞれ閉塞され、
    隣接する前記中歯部の間の中切欠き部が形成された前記中吐出通路に対応した位置における前記上吐出通路と前記下吐出通路が、前記上歯部と前記下歯部によってそれぞれ閉塞され、
    隣接する前記下歯部の間の下切欠き部が形成された前記下吐出通路に対応した位置における前記上吐出通路と前記中吐出通路が、前記上歯部と前記中歯部によってそれぞれ閉塞されている、
    塗工装置。
  6. 前記上シムの前記上歯部の端部と前記中シムの前記中歯部の端部が重なり、前記中シムの前記中歯部の端部と前記下シムの前記下歯部の端部が重なっている、
    請求項5に記載の塗工装置。
  7. 前記上液溜め部、前記中液溜め部、前記下液溜め部に供給される前記塗工液がそれぞれ異なる、
    請求項5に記載の塗工装置。
  8. 前記上液溜め部、前記中液溜め部、前記下液溜め部に供給される前記塗工液が全て同じである、
    請求項5に記載の塗工装置。
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