JP2001310149A - ストライプ塗布用ダイセット、およびその方法ならびにストライプ塗布製品 - Google Patents

ストライプ塗布用ダイセット、およびその方法ならびにストライプ塗布製品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストライプの塗布に用いるダイセットを提供
する。 【解決手段】 本発明の特徴は、押し出し式ダイ内の特
殊な流れ道の設計により、3種の異なる塗料A,B,C
をダイ出口の所で互いに接触させてABCABCと配列
するか、または互いに間隔を空けてA_B_Cと配列し
たストライプを形成する。本発明は一組の常用の上下の
塗布ダイの中間に1つの案内シムおよび1つの案内ダイ
を設置し、上下ダイから仕入れた塗料は、それぞれ案内
シムおよび案内ダイの複数通路を経て、案内ダイの一側
から入った流体が同一隙間にて接触しABCABC隔て
た重複ストライプが形成されるか、または互いに接触し
ないA_B_Cなどのストライプ塗布パターンが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストライプ塗布用
ダイセットおよびその方法、ならびにストライプ製品に
関し、より詳しくは、3種類の異なるストライプを一度
に塗布するためのダイセットおよびその方法、ならびに
3種類の異なるストライプパターンが形成された製品に
関する。
【0002】
【従来の技術】ダイ塗布技術は1950年代から今日に
至り、元来、大面積連続塗布に用いられており、現在で
は、情報電子機器など様々な分野で利用されている。そ
のなかでも、特殊な塗布技術であるストライプ塗布は、
ダイ設計と精密塗布の2つの技術を応用し、塗料や接着
剤などの樹脂薄膜を基材へストライプ状に塗布(str
ipe coating)するものである。
【0003】この技術は、一般伝統的には接着テープ製
品に用いられているが、今日では、先端的電子分野、例
えば、レーザープリンター、リチウム電池、更には平面
ディスプレイなどの製造にも応用されている。
【0004】このようなストライプ塗布技術は2種類に
分かれ、1つはオンオフ型、即ち基材に、塗布されたス
トライプの一筋一筋、例えば接着剤よりなる筋が互いに
隔てられて塗布されるもので、筋と筋の間には接着剤を
付けない。したがって、基材に塗布された接着剤の有無
によるストライプが形成される。また、USP4,10
6,437号にはこの応用が開示されていて、特殊設計
のスライドをダイに差し込み、一部の塗料が押し出され
るのを阻止し、接着剤が付かない部分が形成される。ま
た、特開平8−99,056号公報および特開平9−2
20,503号公報には、類似の方法として、一筋の幅
が1mm以下のストライプを塗布することが開示されて
いる。
【0005】もう1種類はABAB型と言い、AとBの
2つ異なる筋からなるストライプパターンで、、例えば
2つの異なる接着剤によるパターンが互いに寄せ合い重
複して配列されいるものである。この典型例として、U
SP4,533,510号には塗料分流ブロックを分流
管に置き、AとB2種の塗料を隙間に入る前に始めて接
触させることで、前記ストライプを形成している。また
USP4,731,004にはフィード口の異なる位置
に異なるバリヤーを設置し、ダイの出口で幅が異なるA
BAB型ストライプが得られる技術が開示されている。
【0006】これらの特許は、多くは高分子接着剤の押
し出しに用いられることが前提となっており、低粘度の
塗布流体ではこのような設計によりABAB型のストラ
イプ塗布は得られない。これに対し、USP5,73
3,608号、特開平7−136,568号公報には隙
間にバリヤーを差し込み、塗料をダイの出口前で接触さ
せてABAB型ストライプを形成させることが開示され
ている。
【0007】また、特開平8−099,056号公報お
よび特開平10−277,460号公報にもABABス
トライプを形成させる技術が開示されており、AとB2
種の塗料がダイ外で接触させるが、これらの設計では性
質が異なる塗布液の場合、ダイの隙間内で十分な接触時
間が得られず、ダイから押し出されて界面がハッキリし
たストライプ塗布が形成されない。
【0008】また、上記の各特許はいずれも2種の塗料
のストライプ塗布方式のみを言及し、いずれもABCA
BCおよびA_B_C等の3種類の異なる塗料のストラ
イプ塗布方法を開示していない。なお、上記「_」はス
トライプの筋と筋との間の空白、即ち例えば接着剤によ
るストライプパターンにおいては接着剤が付いていない
部分を示す。
【0009】ところで、平面ディスプレイのなかでもS
TN−LCDおよびTN−LCD等のLCD(液晶ディ
スプレイ)のカラーフィルターは、いずれもフォトリソ
グラフィー方式によって、幅100μm程度のR(レッ
ド),G(グリーン),B(ブルー)3色のストライプ
フィルター膜を形成している。このため、各色ごとに類
似かつ煩雑なフォトリソグラフィー工程を3回実行する
必要がある。
【0010】またプラズマディスプレイ(PDP)にお
いては、スクリーン印刷の方式で高さ100μm程度、
幅50μm程度のR,G,Bの3色の蛍光体をガラス基
板に塗るが、この工程は必ず10回位重複しなければ需
要の厚さに達しない。
【0011】さらにストライプ式塗布ダイの設計につい
て、温恕恆および劉大佼は、Polym.Eng.Sc
i.,35,759(1995)にて「有無有無」型ス
トライプの塗布技術を検討し、T型ダイとハンガー型ダ
イをシムに入れ、出口の均一な分布状況を開示してお
り、本発明の参考資料とすることができる。また、本発
明者らによる中華民国特許出願87118645号には
ストライプ生産用塗布ダイおよびその製法を既に出願し
ているが、これらはいずれもA,B2種の重複配列スト
ライプを生産する方法およびそのためのダイを開示して
いるにすぎず、これらの方法では、同時に2種の異なる
塗液しか押し出せない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、その主な目的は3種
の異なる物質を一度に、かつ同時に塗布することがで
き、工程の複雑性を大いに減少するとともに、設備投資
の費用を減少でき、非常に有力で新規なストライプの塗
布装置、およびその方法、ならびにストライプ製品を提
供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般に均一な
フィルムを生成する塗布ダイを利用し、流れを案内する
シム、および案内と均一塗布の作用を兼ねる案内ダイを
加え、この3つを合わせた組み合わせにより元々異なる
位置に入れた塗料を同一平面に集めて押し出すようにし
て、ABCABCまたはA_B_Cなどの異なるストラ
イプパターンのストライプ塗布を表出するものである。
【0014】本発明により完成された基材にABCAB
CまたはA_B_Cストライプ塗布を形成するために用
いられるダイセットは、1つのBダイ、1つのBシム、
1つの案内シム、1つのAシム、1つの案内ダイ、1つ
のCシムおよび1つのCダイよりなる。
【0015】前記案内ダイには、前記案内ダイの1つの
第1表面に突出した複数の互いに隔てられたC塗料分流
ブロックと、前記第1表面と反対側の第2表面に突出し
た1つのC塗料阻止ブロックと、前記C塗料分流ブロッ
クと前記C塗料阻止ブロックを連通する複数のC塗料分
流通路と、前記第1表面に設けた1つのA凹槽および前
記A凹槽と連通するA塗料仕入れ口を含む。
【0016】前記案内シムには、前記案内シムの第1表
面に突出した複数の互いに隔てられたB塗料分流ブロッ
クと、該第1表面の反対側の第2表面に突出した1つの
B塗料阻止ブロックと、前記複数のB塗料分流ブロック
と前記B塗料阻止ブロックを連通する複数のB塗料分流
通路を含む。
【0017】前記Aシムは、前記案内シムの第1表面と
前記案内ダイの第1表面の間に緊密に挟まれ、前記Aシ
ムは、前記C塗料分流ブロックおよびB塗料分流ブロッ
クと同じ厚さであり、前記複数のC塗料分流ブロックお
よびB塗料分流ブロックは互いに隣接し、複数の隔てら
れたBC塗料を合併する分流ブロックを形成し、前記A
シムは、前記A凹槽とC塗料分流ブロックを部分的に囲
める形状により、前記A塗料仕入れ口から前記A凹槽に
導入されたA塗料が、前記複数のBC塗料分流ブロック
間の隙間にのみ流れ、かつ、前記案内シムの第1表面と
前記案内ダイの第1表面の間の隙間から前記A凹槽を遠
ざかる方向に流れ出す。
【0018】前記Bダイには、1つのB塗料仕入れ口お
よび前記B塗料仕入れ口と連通している1つのB凹槽を
有する。
【0019】前記Bシムは、前記案内シムの第2表面と
前記Bダイの間に緊密に挟まれ、前記Bシムは前記B塗
料阻止ブロックと同じ厚さであり、前記Bシムは、前記
B凹槽を部分的に囲める形状をしていて、かつ前記Bシ
ムは前記B塗料阻止ブロックと緊密に挟まれ、前記B塗
料仕入れ口から前記B凹槽に導入されたB塗料が、前記
複数のB塗料分流ブロック間の隙間からのみ流れ、か
つ、前記案内シムの第1表面に流れる。
【0020】前記Cダイには、1つのC塗料仕入れ口お
よび前記C塗料仕入れ口と連通している1つのC凹槽を
有する。
【0021】前記Cシムは、前記案内ダイの第2表面と
前記Cダイの間に緊密に挟まれ、前記Cシムは前記C塗
料阻止ブロックと同じ厚さであり、前記Cシムは、前記
C凹槽を部分的に囲める形状をしていて、かつ前記Cシ
ムは前記C塗料阻止ブロックと緊密に挟まれ、前記C塗
料仕入れ口から前記C凹槽に導入されたC塗料が、前記
複数のC塗料分流ブロック間の隙間からのみ流れ、か
つ、前記案内ダイの第1表面に流れる。
【0022】好ましくは、前記複数のC塗料分流ブロッ
クおよびB塗料分流ブロックはそれぞれ逆U字型の形状
をしていて、1つの頭部と、2本の脚および前記2本脚
の間にある1つの分流通路の出口があり、前記2本脚は
前記A塗料を前記ダイセットへ流出させる方向に向かっ
ている。また、前記2本の脚の長さのが同じであるとよ
り好ましい。
【0023】好ましくは、前記2本脚の1本が前記A塗
料を前記ダイセットから流出させる方向の長さは、前記
案内ダイの縁まで延伸してないので、互いに異なるA塗
料、B塗料、C塗料がそれぞれ同時に前記A塗料の仕入
れ口、B塗料の仕入れ口、C塗料の仕入れ口に導入され
ると、前記A塗料、B塗料、C塗料は前記2本脚の末端
で互いに接触し、互いに隣接したABCABCストライ
プ塗布フィルムを形成する。
【0024】また、前記2本脚が前記案内ダイの縁間で
延伸させた形状とすることもできる、この場合は、互い
に異なるA塗料、B塗料、C塗料がそれぞれ同時に前記
A塗料の仕入れ口、B塗料の仕入れ口、C塗料の仕入れ
口に導入されると、前記A塗料、B塗料、C塗料は前記
ダイセット内でで互いに接触しないので、互いに隔てら
れたA_B_Cストライプ塗布フィルムを形成する。
【0025】本発明は、上記本発明のダイセットを利用
した下記工程を含む基材上にストライプ塗布を形成する
方法を提供する。
【0026】本発明によるストライプ塗布方法は、互い
に異なるA塗料、B塗料、C塗料をそれぞれ同時に前記
本発明によるダイセットのA塗料の仕入れ口、B塗料の
仕入れ口、およびC塗料の仕入れ口に導入し、基材を連
続的に前記隙間の下方から通過させ、前記隙間から流出
したA塗料、B塗料、C塗料を前記基材の表面に付着さ
せて、前記基材の表面に互いに隣接したABCABCス
トライプまたは互いに間隔の空いたA_B_Cストライ
プ塗布を形成させる。
【0027】本発明の方法は、更に前記Aシムの厚さお
よびB,C塗料分流ブロックの突出高さを変更するか、
A塗料、B塗料、C塗料が前記ダイセットに導入される
流量を調整し、前記ストライプ塗布の厚さを調整する。
【0028】本発明はまた、偏平の基材の表面に塗布さ
れた互いに異なるABCABCストライプを含むABC
ABCストライプ塗布製品を提供する。この製品は、少
なくとも3種の異なるストライプ筋ABCよりなるスト
ライプを1組として、該1組のABCストライプは同時
に一体形成されており、ストライプの一筋の幅がそれぞ
れ200μm以下の均一な幅である。
【0029】また、本発明は、偏平の基材の表面に塗布
された互いに異なりかつ相互に間隔を空けて形成された
A_B_Cストライプ塗布製品を提供する。この製品
は、少なくとも3種の異なるストライプ筋A_B_Cよ
りなるストライプを1組として、該1組A_B_Cスト
ライプが同時に一体形成され、かつ隣接するストライプ
が互いに隔てられて形成されており、ストライプの一筋
はそれぞれ200μm以下の均一な幅であることを特徴
とする。
【0030】前記各製品のストライプはそれぞれ幅20
〜150μm、厚さ1〜50μmであることが好まし
い。また前記A,B,Cのストライプはそれぞれ赤、
緑、青色であることが好ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態によるダイセットについて説明する。図1および図2
は本実施の形態のダイセットを示す図面である。
【0032】このダイセットは、上ダイ1B、B塗料シ
ム2B、案内シム3、A塗料シム2A、案内ダイ4、C
塗料シム2C、および下ダイ1Cを含む。このダイセッ
トは大別して下記の4部分よりなる。第1に、T型上ダ
イ1B、下ダイ1CよりなるABCABCストライプ塗
布用ダイの外部構造、第2に、各塗料層の厚さを決定す
るシム2、第3に、上方から仕入れるB塗料を合流平面
(案内ダイ4)に導入する案内シム3、そして第4に、
中間に仕入れるA塗料を均一に分配し、下ダイ1Cから
仕入れたC塗料を前記合流平面に導入し共に押し出す案
内ダイ4である。一般に、単一フィルムを生産するT型
ダイには、案内シム3と案内ダイ4を含まない。
【0033】すなわち、このダイセットの主な部分は、
T型ダイ上ダイ1BとT型ダイ下ダイ1C、および中間
に挟まれて固定されたシム2(2A,2B,2C)であ
り、これらはネジ孔11を通してねじ(不図示)により
締結されている。また、上ダイ1Bと下ダイ1Cは同じ
構造をしている。
【0034】図3を参照して、上ダイ1Bまたは下ダイ
1Cの凹槽12は分流管と称し(図示する場合には1B
のみ示した)、その主な作用は、仕入れ口7から入った
塗料が横方向(X)に均一に分配され、同時に機械方向
(Y)へ流れて、シム2Bにある開口の間を経て均一な
フィルムを押し出し形成する。
【0035】次に図4を参照して、案内ダイ4は、案内
ダイ4の第1表面6(図4A、C参照)に突出した互い
に隔てられた3つのC塗料分流ブロック19と、この第
1表面6の反対側の第2表面6´(図4B,C参照)に
突出したC塗料阻止ブロック21、および3つのC塗料
分流ブロック19とC塗料阻止ブロック21を連通する
3つのC塗料分流通路18(図4C参照)、第1表面6
に設けられたA塗料凹槽12AおよびA凹槽12Aと連
通するA塗料仕入れ口22を含む。
【0036】次に図5を参照して、案内シム3は、この
案内シム3の第1表面5(図5B,C参照)に突出した
3つに互いに隔てられたB塗料分流ブロック15、この
案内シム3の第1表面5の反対側の第2表面5´(図5
A,C参照)に突出したB塗料阻止ブロック17、およ
び前記3つのB塗料分流ブロック15とB塗料阻止ブロ
ック17を連通する3つのB塗料分流通路14(図5C
参照)を含む。
【0037】A塗料シム2Aは、案内シム3の第1表面
と案内ダイ4の第1表面との間に緊密に挟まれている
(図1および図2参照)。A塗料シム2A、C塗料分流
ブロック19およびB塗料分流ブロック15はいずれも
同じ厚さであり、3つのC塗料分流ブロック19と3つ
のB塗料分流ブロック15(図4中の点線で示す)は互
いに隣接し3対の隔てられたBC塗料合併分流ブロック
を形成する。
【0038】A塗料シム2Aの形状は、図6に示すよう
に、案内ダイ4の第1表面の3つの縁を囲むことによ
り、A塗料仕入れ口22からA塗料凹槽12Aに導入し
たA塗料8が、3対のBC塗料合併分流ブロック間の隙
間(図4中の「A」で示した部分)にしか向かって流れ
ないようにして、案内シム3の第1表面5と案内ダイ4
の第1表面6の間の隙間からA凹槽12Aを遠ざかる方
向に流れ出し、ダイセットから吐出される。
【0039】B塗料シム2BおよびC塗料シム2Cは、
A塗料シム2Aと同じ形状であり、B塗料シム2Bは、
案内シム3の第2表面と案内ダイ4との間に緊密に挟ま
れ、B塗料シム2BとB塗料阻止ブロック17は同じ厚
さであり、前記B塗料シム2BとB塗料阻止ブロック1
7は緊密に接合していて、前記上ダイの仕入れ口7から
前記凹槽12に導入したB塗料9は、それら3つのB塗
料分流通路14に流入し、前記案内シム3の第1表面5
に流れる。同様に、前記下ダイ1Cの仕入れ口7´から
前記下ダイ1Cに導入したC塗料10は、それら3つの
C塗料分流通路18に流入し、前記案内シム4の第1表
面6に流れる。
【0040】C塗料分流ブロック19およびB塗料分流
ブロック15は、それぞれ逆U型の形状で、1つの頭部
と、2本の脚および前記2本の脚の間にある1つの分流
通路の出口により構成されている。C塗料分流ブロック
19の2本の脚20(図4参照)は、B塗料分流ブロッ
ク15の2本の脚16(図5参照)の長さと等しく、か
つその長さは案内ダイ4の一縁まで達していない。この
ため、A塗料8、B塗料8、C塗料10が、それぞれ同
時にダイセットに導入されると、B塗料9およびC塗料
10がそれぞれB塗料分流ブロック15およびC塗料分
流ブロック19の分流通路口14´および18´から流
出し、前記2本の脚16および20の末端で互いに接触
し、A塗料8と合流する。
【0041】上記の通り、B塗料、C塗料はそれぞれ案
内シム3と案内ダイ4の特定位置を貫通する複通路(1
4、18)により、元来の流動平面から案内ダイ4の合
流平面(第1平面)に合流して共に押し出され、異なる
3種類の筋によるストライプ、すなわち、ABCABC
ストライプ塗布パターンが形成される。
【0042】従って、ABCABCストライプ塗布用ダ
イは、基本的に3組のダイ「1B,2B,3」、「2
A,4」、「4,2C,1C」よりなる1つの特殊なダ
イセットにすることができる。
【0043】B塗料、C塗料、A塗料はそれぞれT型ダ
イの上ダイ1Bの仕入れ口7、下ダイ1Cの仕入れ口7
´(図2参照)および案内ダイ4の仕入れ口22から入
る。この案内ダイ4の仕入れ口22(図4参照)は、元
々中央仕入れの方式であるが、組み合わせボルトの位置
に左右されて、中央からやや傍に、若干の距離を移動し
た位置に配設している。数値分析の結果、この移動は塗
料出口の均一性に影響しないことが判った。したがっ
て、上記の方式により、ABCABCストライプパター
ンが製造できる。
【0044】同じ方式により、図7に示すように、B塗
料分流ブロック15およびC塗料分流ブロック19の2
本の脚16および20を案内ダイ4の縁まで延長する
と、A塗料、B塗料、C塗料はダイセット内で互いに接
触しなくなるので、A_B_Cストライプ塗布パターン
を形成することも可能となる。
【0045】さらに、上述した本発明によるダイセット
を複数並列すれば、1つの基材に総幅が増加したABC
ABCまたはA_B_Cストライプ塗布パターンを形成
することができる。
【0046】(実施例)以下、より具体的な実施例を説
明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。
【0047】図1に示すダイは、ABCABCストライ
プ塗布に用いられる。その主な部分の寸法は次の通り: 塗布幅(coating width) 100 mm 隙間(slot gap thickness) 0.5 mm 隙間の長さ(slot length) 28 mm 分流管の直径(diameter of cavity) 30 mm 分流管の形状(cavity shape) 反涙滴型(semi−tea rdrop) ダイ肉の厚さ(die lip thickness) 1 mm ストライプの筋の幅(stripe width) 1 mm である。
【0048】また、A_B_Cストライプダイは、上記
ABCABCストライプダイと下記の部分が異なる。
【0049】 ストライプの筋の幅(stripe width) 0.77 mm その他は上記ABCABCストライプダイと同一であ
る。
【0050】これらの両ダイを用いた塗布流体を数値分
析した結果、同じダイ単位幅の流量下、出口の均一性は
1に近い、すなわち、単位ダイ幅の流量は全て同じであ
る。
【0051】実験流体(A,B,C)は、いずれも粘度
が636.2cpsのポリビニルアルコール(PVA)
水溶液であり、採用した基材はデュポンドMeline
x白色ポリエチレンテレフタレート(TET)フィルム
である。
【0052】この流体A,B,Cに、それぞれ赤、緑、
青の顔料を入れて着色して区別できるようにし、ABC
ABCストライプダイを用いて、それぞれの仕入れ口の
流量を18、24、18g/cm3にすることで、AB
CABCストライプ塗布パターンが得られた。
【0053】また、同じく流体A,B,Cをそれぞれ
赤、緑、青の顔料で区別し、A_B_Cストライプダイ
を用いて、それぞれの仕入れ口の流量を21、28、2
1g/cm3にすると、A_B_Cストライプ塗布パタ
ーンが得られた。
【0054】当然、このようなストライプ塗布には界面
圧力の問題はない。また、単位幅の流量はそれぞれの塗
料の需要により、合理的な範囲内で流量の大小を変更す
ることができる。
【0055】本発明のダイセットは一般のダイ製造の技
術で完成できるが、ストライプパターンの筋が20〜1
50μmの幅の場合、高精密な製造技術により本発明の
ダイセットを製造し、誤差を±1.0μmにコントロー
ルすることも可能である。
【0056】また、以上の実施例からも分かる通り、異
なるストライプパターンには、顔料を入れて、着色する
ことが可能なため、R,G,Bの色フィルター製品を容
易に製造することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
押し出し式ダイ内の特殊な流れ道の設計により、3種の
異なる塗料A,B,Cをダイ出口の所で互いに接触させ
てABCABCと配列するストライプ塗布パターン、ま
たは互いに間隔を空けてA_B_Cと配列したストライ
プ塗布パターンを、一度の塗布動作で形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により組み合わせたABCABCスト
ライプ塗布用ダイセットの立体図である。
【図2】 図1中のダイセットの分解立体図である。
【図3】 図3Aおよび図3Bは図1中のT型ダイの上
ダイ1Bの上面図および側面図である。
【図4】 図4A、図4B、図4Cは図1中の案内ダイ
4の下、上および側面を示す図である。
【図5】 図5A、図5B、図5Cは図1中の案内シム
3の下、上および側面を示す図である。
【図6】 図1中のシム2の上面図である。
【図7】 本発明のA_B_C型ストライプを形成する
ための案内ダイの下面図である。
【符号の説明】
1B…上ダイ、 2,2A、2B、2C…シム、 3…案内シム、 4…案内ダイ、 1C…下ダイ、 12、12A…凹槽、 7、7´、22…塗料仕入れ口、 15、19…塗料分流ブロック、 17、21…塗料阻止ブロック、 14、18…分流通路、 14´、18´…分流通路口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 BA64 BB02 BB15 4D075 AC02 AC09 AC72 AE22 CB38 DA04 DB48 DC24 EA06 EB19 4F033 AA01 BA03 CA04 DA03 EA01 NA01 4F041 AA12 AB01 BA13 CA02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる3つのストライプパターンを塗布
    形成するために用いられるダイセットであって、 1つのBダイ、1つのBシム、1つの案内シム、1つの
    Aシム、1つの案内ダイ、1つのCシム、および1つの
    Cダイよりなり、 前記案内ダイには、前記案内ダイの第1表面に突出した
    複数の互いに隔てられたC塗料分流ブロックと、該第1
    表面の反対側の第2表面に突出した1つのC塗料阻止ブ
    ロックと、前記C塗料分流ブロックと前記C塗料阻止ブ
    ロックを連通する複数のC塗料分流通路と、前記第1表
    面に設けた1つのA凹槽および該A凹槽と連通するA塗
    料仕入れ口を有し、 前記案内シムには、前記案内シムの第1表面に突出した
    複数の互いに隔てられたB塗料分流ブロックと、該第1
    表面の反対側の第2表面に突出した1つのB塗料阻止ブ
    ロックと、前記複数のB塗料分流ブロックと前記B塗料
    阻止ブロックを連通する複数のB塗料分流通路を有し、 前記Aシムは、前記案内シムの第1表面と前記案内ダイ
    の第1表面の間に緊密に挟まれ、前記Aシムは、前記C
    塗料分流ブロックおよびB塗料分流ブロックと同じ厚さ
    であり、前記複数のC塗料分流ブロックおよびB塗料分
    流ブロックは互いに隣接し、複数の隔てられたBC塗料
    を合併する分流ブロックを形成し、前記Aシムは、前記
    A凹槽とC塗料分流ブロックを部分的に囲める形状によ
    り、前記A塗料仕入れ口から前記A凹槽に導入されたA
    塗料が、前記複数のBC塗料分流ブロック間の隙間にの
    み流れ、かつ、前記案内シムの第1表面と前記案内ダイ
    の第1表面の間の隙間から前記A凹槽を遠ざかる方向に
    流れ出すようにし、 前記Bダイには、1つのB塗料仕入れ口および前記B塗
    料仕入れ口と連通している1つのB凹槽を有し、 前記Bシムは、前記案内シムの第2表面と前記Bダイの
    間に緊密に挟まれ、前記Bシムは前記B塗料阻止ブロッ
    クと同じ厚さであり、前記Bシムは、前記B凹槽を部分
    的に囲める形状をしていて、かつ前記Bシムは前記B塗
    料阻止ブロックと緊密に挟まれ、前記B塗料仕入れ口か
    ら前記B凹槽に導入されたB塗料が、前記複数のB塗料
    分流ブロック間の隙間からのみ流れ、かつ、前記案内シ
    ムの第1表面に流れるようにし、 前記Cダイには、1つのC塗料仕入れ口および前記C塗
    料仕入れ口と連通している1つのC凹槽を有し、 前記Cシムは、前記案内ダイの第2表面と前記Cダイの
    間に緊密に挟まれ、前記Cシムは前記C塗料阻止ブロッ
    クと同じ厚さであり、前記Cシムは、前記C凹槽を部分
    的に囲める形状をしていて、かつ前記Cシムは前記C塗
    料阻止ブロックと緊密に挟まれ、前記C塗料仕入れ口か
    ら前記C凹槽に導入されたC塗料が、前記複数のC塗料
    分流ブロック間の隙間からのみ流れ、かつ、前記案内ダ
    イの第1表面に流れるようにしたことを特徴とするダイ
    セット。
  2. 【請求項2】 前記複数のC塗料分流ブロックおよびB
    塗料分流ブロックはそれぞれ逆U字型の形状をしてい
    て、1つの頭部と、2本の脚および該2本の脚の間にあ
    る1つの分流通路の出口があり、前記2本の脚は前記A
    塗料を前記ダイセットから流出させる方向に向かってい
    ることを特徴とする請求項1記載のダイセット。
  3. 【請求項3】 前記2本の脚の長さが同じであることを
    特徴とする請求項2記載のダイセット。
  4. 【請求項4】 前記2本の脚のうち、1本が前記A塗料
    を前記ダイセットから流出させる方向の長さが、前記案
    内ダイの縁まで延伸しておらず、互いに異なるA塗料、
    B塗料、C塗料のそれぞれが同時に前記A塗料の仕入れ
    口、前記B塗料の仕入れ口、および前記C塗料の仕入れ
    口に導入されると、前記A塗料、B塗料、およびC塗料
    は前記2本の脚の末端で互いに接触し、A塗料、B塗
    料、およびC塗料よりなるストライプ塗布フィルムを形
    成することを特徴とする請求項3記載のダイセット。
  5. 【請求項5】 前記2本の脚が前記案内ダイの縁まで延
    伸していて、互いに異なるA塗料、B塗料、およびC塗
    料のそれぞれが同時に前記A塗料の仕入れ口、前記B塗
    料の仕入れ口、および前記C塗料の仕入れ口に導入され
    ると、前記A塗料、B塗料、およびC塗料が前記ダイセ
    ット内で互いに接触することなく、流出し、A塗料、B
    塗料、およびC塗料の間に間隔のできたストライプ塗布
    フィルムを形成することを特徴とする請求項3記載のダ
    イセット。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のダイセットを利用して基
    材上にストライプ塗布膜を形成する方法であって、 互いに異なるA塗料、B塗料、C塗料をそれぞれ同時に
    前記A塗料の仕入れ口、前記B塗料の仕入れ口、および
    前記C塗料の仕入れ口に導入し、 前記ストライプ塗布を行う基材を連続的に前記隙間の下
    方から通過させ、前記隙間から流出した前記A塗料、B
    塗料、およびC塗料を前記基材の表面に付着させて、前
    記基材の表面に前記A塗料、B塗料、およびC塗料が互
    いに接触したストライプ、またはA塗料、B塗料、およ
    びC塗料の間に間隔のできたストライプを形成させるこ
    とを特徴とするストライプ塗布方法。
  7. 【請求項7】 更に前記Aシムの厚さ、および前記B,
    C塗料分流ブロックの突出高さを変更するか、または前
    記A塗料、B塗料、およびC塗料が前記ダイセットに導
    入される流量を調整し、前記ストライプ塗布の厚さを調
    整することを特徴とする請求項6記載のストライプ塗布
    方法。
  8. 【請求項8】 前記A塗料、B塗料、C塗料はそれぞれ
    赤、緑、青色であることを特徴とする請求項6記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 偏平な基材の表面に塗布され、互いに異
    なりかつ隣接して形成されたABCABCストライプを
    含み、少なくとも3種の異なるストライプ筋ABCより
    なるストライプを1組として、該1組のABCストライ
    プが同時に一体形成されており、ストライプの一筋の幅
    がそれぞれ200μm以下の均一な幅であることを特徴
    とするABCABCストライプ塗布製品。
  10. 【請求項10】 前記ストライプはそれぞれ幅が20〜
    150μmであり、前記ABCABCストライプの厚さ
    は1〜50μmである請求項9記載の製品。
  11. 【請求項11】 前記ABCストライプはそれぞれ赤、
    緑、青色であることを特徴とする請求項9記載の製品。
  12. 【請求項12】 偏平な基材の表面に塗布され、互いに
    異なりかつ相互に間隔を空けて形成されたA_B_Cス
    トライプを含み、少なくとも3種の異なるストライプ筋
    A_B_Cよりなるストライプを1組として、該1組A
    _B_Cストライプが同時に一体形成され、かつ隣接す
    るストライプが互いに隔てられて形成されており、スト
    ライプの一筋はそれぞれ200μm以下の均一な幅であ
    ることを特徴とするA_B_Cストライプ塗布製品。
  13. 【請求項13】 前記ストライプはそれぞれ幅が20〜
    150μmで、前記A_B_Cストライプの厚さは1〜
    50μmであることを特徴とする請求項11記載の製
    品。
  14. 【請求項14】 前記A_B_Cストライプはそれぞれ
    赤、緑、青色であることを特徴とする請求項11記載の
    製品。
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