JP2018180221A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像装置の落下時に現像装置から現像剤が漏出するのを抑制する。【解決手段】本発明の現像装置8は、現像剤を収容する収容空間Pと、収容空間Pから外部空間Zに至る通路Qと、が形成される筐体21と、収容空間Pに収容された現像剤を搬送する磁気ローラー23と、通路Qを挟んで磁気ローラー23の反対側に配置される磁性体28と、を備え、磁気ローラー23は、現像剤を担持する回転可能なスリーブ39と、現像剤をスリーブ39から分離させる分離極部45と、を備え、磁性体28は、スリーブ39の回転方向Rにおいて分離極部45よりも下流側に配置されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、現像装置と、この現像装置を備えた画像形成装置と、に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、像担持体(例えば、感光体ドラム)に形成された静電潜像を現像する現像装置を備えている。この現像装置は、例えば、現像剤を収容する筐体と、この筐体に収容された現像剤を搬送する磁気ローラーと、を備えている(特許文献1参照)。
このような構成の現像装置が輸送時などに落下した場合(現像装置を含む画像形成装置の全体が輸送時などに落下した場合を含む)、現像装置の筐体に収容された現像剤が現像装置の外部空間に漏出する恐れがある。このような現像剤の漏出を抑制するための構成として、ウレタンシートを磁気ローラーに当接させる構成が知られている。
特開平5−35084号公報
しかしながら、上記のようにウレタンシートを磁気ローラーに当接させるだけでは、現像剤の漏出を十分に抑制できない恐れがある。特に、現像装置が横向きに落下した場合には、現像剤が漏出しやすいため、上記の対策だけでは、現像剤の漏出を十分に抑制するのは困難である。
そこで、本発明は、現像装置の落下時に現像装置から現像剤が漏出するのを抑制することを目的とする。
本発明に係る現像装置は、現像剤を収容する収容空間と、前記収容空間から外部空間に至る通路と、が形成される筐体と、前記収容空間に収容された現像剤を搬送する磁気ローラーと、前記通路を挟んで前記磁気ローラーの反対側に配置される磁性体と、を備え、前記磁気ローラーは、前記現像剤を担持する回転可能なスリーブと、前記現像剤を前記スリーブから分離させる分離極部と、を備え、前記磁性体は、前記スリーブの回転方向において前記分離極部よりも下流側に配置されていることを特徴とする。
前記分離極部と前記磁性体は、それぞれ一対の磁極を有し、磁性の異なる前記磁極同士を対向させるように配置されていても良い。
前記現像装置は、前記磁気ローラーの外周面と対向するシート部材と、前記磁気ローラーの軸方向において前記シート部材の両外側に配置され、前記シート部材と隙間を介して設けられるシール部材と、を更に備え、前記磁性体は、前記磁気ローラーの前記軸方向における位置が前記隙間と重なるように、前記磁気ローラーの前記軸方向両端側のみに配置されていても良い。
前記現像装置は、前記磁気ローラーの外周面と対向するシート部材と、前記磁気ローラーの軸方向において前記シート部材の両外側に配置され、前記シート部材と隙間を介して設けられるシール部材と、を更に備え、前記磁性体は、前記磁気ローラーの前記軸方向に沿って延びている第1磁性部と、前記磁気ローラーの前記軸方向における位置が前記隙間と重なるように、前記磁気ローラーの前記軸方向において前記第1磁性部の両外側に配置される第2磁性部と、を備え、前記第2磁性部の磁力は、前記第1磁性部の磁力よりも強くても良い。
前記分離極部と前記磁性体の間には、前記通路の下流側から上流側に向かう磁界が形成されていても良い。
前記磁性体は、前記筐体の内面に取り付けられていても良い。
前記磁性体は、前記筐体の内面に設けられた凹部に取り付けられ、前記磁性体の内面は、前記筐体の内面のうちの前記凹部の周りの部分と面一になっていても良い。
前記磁性体は、前記筐体の外面に取り付けられていても良い。
本発明に係る画像形成装置は、上記現像装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、現像装置の落下時に現像装置から現像剤が漏出するのを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置を示す側面図である。 本発明の他の異なる実施形態に係る現像装置を示す側面図である。 本発明の他の異なる実施形態に係る現像装置を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1について説明する。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ、画像形成装置1の前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。
まず、画像形成装置1の全体の構成について説明する。画像形成装置1は、例えば、プリント機能、コピー機能及びファックス機能などを複合的に備えた複合機である。
図1に示されるように、画像形成装置1は、箱型の装置本体2を備えている。装置本体2の上端部には、原稿画像を読み取るための画像読取装置3が設けられている。
装置本体2の上部には、排紙トレイ4が設けられている。装置本体2の略中央部には、中間転写ベルト5と4個の画像形成部6が収容されている。各画像形成部6は、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナーに対応している。各画像形成部6は、感光体ドラム7(像担持体の一例)と現像装置8を備えている。装置本体2の下部には、露光装置10が収容されている。装置本体2の下端部には、用紙X(記録媒体の一例)を収納する給紙カセット11が収容されている。
装置本体2の右側部には、用紙Xの搬送路Pが設けられている。搬送路Pの上流端部には、給紙部12が設けられている。搬送路Pの中流部には、二次転写部13が設けられている。搬送路Pの下流部には、定着装置14が設けられている。
装置本体2の上部には、排紙トレイ4の下方に4個のトナーコンテナ15が収容されている。各トナーコンテナ15は、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナーに対応している。
次に、画像形成装置1の動作の一例について説明する。
まず、露光装置10からの光(図1の点線矢印参照)によって、各画像形成部6の感光体ドラム7に静電潜像が形成される。この静電潜像は、各画像形成部6の現像装置8によって現像される。これにより、各画像形成部6の感光体ドラム7にトナー像が担持される。このトナー像は、各画像形成部6の感光体ドラム7から中間転写ベルト5に一次転写される。これにより、中間転写ベルト5上にフルカラーのトナー像が形成される。
また、給紙部12によって給紙カセット11から取り出された用紙Xは、搬送路Pを下流側へと搬送されて、二次転写部13に進入する。この二次転写部13において、中間転写ベルト5上に形成されたフルカラーのトナー像が用紙Xに二次転写される。トナー像を二次転写された用紙Xは、搬送路Pを更に下流側へと搬送されて、定着装置14に進入する。この定着装置14において、用紙Xにトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙Xは、排紙トレイ4上に排出される。
次に、現像装置8について更に説明する。
なお、各図に適宜付される矢印Oは現像装置8の前後方向外側を示し、各図に適宜付される矢印Iは現像装置8の前後方向内側を示す。図2、図3は、後方からの図面であるため、図面上の左右関係が実際の左右関係とは逆転している。
図2、図3を参照して、現像装置8は、筐体21と、筐体21の下部に収容される左右一対の撹拌スクリュー22A、22Bと、筐体21の上部に収容される磁気ローラー23と、磁気ローラー23の下側に設けられるブレード24と、磁気ローラー23の右側に設けられるシール体25と、磁気ローラー23の上側に設けられるシート部材26と、磁気ローラー23の前端側と後端側にそれぞれ設けられるシール部材27及び磁性体28と、を備えている。
現像装置8の筐体21は、前後方向に長い箱型を成している。筐体21の右面には、開口部31が設けられている。筐体21の内部には、収容空間Pが形成されており、収容空間Pには現像剤が収容されている。この現像剤は、例えば、非磁性トナーと磁性キャリアから成る二成分現像剤である。筐体21の内部には、収容空間Pの上側に通路Qが形成されている。通路Qは、収容空間Pから開口部31を介して現像装置8の外部空間Zに至っている。つまり、本実施形態では、収容空間P側が通路Qの上流側であり、外部空間Z側が通路Qの下流側である。
筐体21は、収容空間Pの下側を覆う下側ケース部32と、収容空間Pの上側を覆う上側ケース部33と、を備えている。上側ケース部33の右側部は、通路Qの上側及び左側を覆っている。上側ケース部33の右側部には、平板状の取付壁34が設けられている。取付壁34は、上側に向かって右側に傾斜する方向に延びている。取付壁34の内面は、平面状を成しており、斜め下側を向いている。取付壁34の内面には、凹部35が設けられている。
現像装置8の左右一対の撹拌スクリュー22A、22Bは、筐体21の収容空間Pに収容されている。各撹拌スクリュー22A、22Bは、前後方向に長い形状を成している。各撹拌スクリュー22A、22Bは、筐体21に回転可能に支持されている。
現像装置8の磁気ローラー23は、前後方向に長い形状を成している。磁気ローラー23は、ローラー軸37と、ローラー軸37の外周を覆う固定体38と、固定体38の外周を覆うスリーブ39と、を備えている。
磁気ローラー23のローラー軸37は、前後方向に沿って延びている。つまり、本実施形態では、前後方向が磁気ローラー23の軸方向である。ローラー軸37は、筐体21に回転不能に支持されている。
磁気ローラー23の固定体38は、ローラー軸37に固定されており、ローラー軸37を介して筐体21に回転不能に支持されている。固定体38は、ローラー軸37の下側に設けられる汲上極部41と、回転方向Rにおいて汲上極部41の下流側に設けられる第1搬送極部42と、回転方向Rにおいて第1搬送極部42の下流側に設けられる主極部43と、回転方向Rにおいて主極部43の下流側に設けられる第2搬送極部44と、回転方向Rにおいて第2搬送極部44の下流側に設けられる分離極部45と、を備えている。各極部41〜45は、永久磁石(外部磁界が無くても磁化された状態を保持する磁性体)によって構成されており、それぞれ一対の磁極(N極とS極)を備えている。汲上極部41と主極部43と分離極部45は、N極がS極よりも径方向外側(ローラー軸37から離間する側)に位置するように配置されている。第1搬送極部42と第2搬送極部44は、S極がN極よりも径方向外側(ローラー軸37から離間する側)に位置するように配置されている。
磁気ローラー23のスリーブ39は、非磁性材料によって形成されており、円筒状を成している。スリーブ39は、筐体21に回転可能に支持されており、回転方向Rに回転するように構成されている。つまり、本実施形態では、回転方向Rがスリーブ39の回転方向である。スリーブ39の外周面の左側部は、筐体21の通路Qを介して筐体21の上側ケース部33の右側部と対向している。つまり、スリーブ39の外周面と筐体21の上側ケース部33の間に筐体21の通路Qが形成されている。スリーブ39の外周面の上部は、筐体21の開口部31を介して現像装置8の外部空間Zに露出しており、感光体ドラム7の外周面と間隔を介して対向している。
現像装置8のブレード24は、筐体21の下側ケース部32に固定されている。ブレード24は、磁気ローラー23のスリーブ39の外周面と間隔を介して対向している。
現像装置8のシール体25は、前後方向に沿って延びている。シール体25は、シート状のフィルムによって構成されている。シール体25は、筐体21の下側ケース部32に固定されている。シール体25は、感光体ドラム7の外周面に当接している。
現像装置8のシート部材26は、前後方向に沿って延びている。シート部材26は、例えば、ウレタンなどの弾性を有する樹脂材料によって形成されている。シート部材26は、筐体21の上側ケース部33に固定されている。シート部材26は、筐体21の通路Q内に配置されており、磁気ローラー23の外周面と間隔を介して対向している。
現像装置8の各シール部材27は、例えば、鉄、ニッケル、コバルトなどの磁性材料によって形成されている。各シール部材27は、磁気ローラー23の外周面と間隔を介して対向している。図4を参照して、各シール部材27は、シート部材26の前後両外側に配置されている。各シール部材27は、シート部材26と隙間Gを介して設けられている。
現像装置8の各磁性体28は、前後方向における位置が隙間Gと重なるように、磁気ローラー23の前後方向両端側のみに配置されている。各磁性体28は、磁気ローラー23の前後方向中央部には配置されていない。
図2を参照して、各磁性体28は、筐体21の上側ケース部33の取付壁34の内面に設けられた凹部35に取り付けられている。各磁性体28の内面は、取付壁34の内面のうちの凹部35の周りの部分と面一になっている。
各磁性体28は、通路Qを挟んで磁気ローラー23の反対側に配置されている。各磁性体28は、回転方向Rにおいて磁気ローラー23の分離極部45よりも下流側に配置されている。各磁性体28は、永久磁石(外部磁界が無くても磁化された状態を保持する磁性体)によって構成されており、それぞれ一対の磁極(N極とS極)を有している。各磁性体28は、S極がN極よりも上側に位置するように配置されている。各磁性体28のS極は、磁気ローラー23のスリーブ39及び筐体21の通路Qを介して分離極部45のN極と対向している。つまり、分離極部45と各磁性体28は、磁性の異なる磁極同士を対向させるように配置されている。以上のような構成により、分離極部45と各磁性体28の間には、通路Qの下流側(分離極部45のN極側)から上流側(各磁性体28のS極側)に向かう磁界Hが形成されている。
上記のように構成された画像形成装置1において、感光体ドラム7に形成された静電潜像を現像装置8によって現像する際には、撹拌スクリュー22A、22B及び磁気ローラー23のスリーブ39を回転させる。このように撹拌スクリュー22A、22Bが回転すると、筐体21の収容空間Pに収容された現像剤が撹拌スクリュー22A、22Bによって撹拌されて、帯電する。
この帯電した現像剤は、磁気ローラー23の汲上極部41の磁力によって汲み上げられ、磁気ローラー23のスリーブ39に担持される。このスリーブ39に担持された現像剤は、回転方向Rの下流側へとスリーブ39によって搬送され、ブレード24によって層厚を規制される。この層厚を規制された現像剤は、回転方向Rの更に下流側へとスリーブ39によって搬送され、磁気ローラー23の第1搬送極部42を通過して、磁気ローラー23の主極部43側へと流動する。これに伴って、スリーブ39と感光体ドラム7の対向領域に現像剤が導入され、スリーブ39と感光体ドラム7との間の電位差によって現像剤中のトナーが感光体ドラム7の静電潜像に付着する。つまり、スリーブ39から感光体ドラム7にトナーが供給される。これにより、感光体ドラム7に形成された静電潜像が現像される。
スリーブ39と感光体ドラム7の対向領域を通過した現像剤は、磁気ローラー23の第2搬送極部44及び分離極部45を通過する。これに伴って、現像剤がスリーブ39から分離し、筐体21の収容空間Pに復元される。つまり、分離極部45が現像剤をスリーブ39から分離させる。
ところで、本実施形態では、筐体21の収容空間Pから現像装置8の外部空間Zに至る通路Qが筐体21の内部に形成されている。そのため、現像装置8が輸送時などに落下した場合(現像装置8を含む画像形成装置1の全体が輸送時などに落下した場合を含む)には、収容空間Pに収容された現像剤が通路Qを介して外部空間Zに漏出する恐れがある。特に、筐体21の右面(開口部31側の面)が下側になるような姿勢で現像装置8が横向きに落下した場合には、現像剤の漏出が発生しやすい。
しかしながら、本実施形態の現像装置8は、通路Qを挟んで磁気ローラー23の反対側に配置される磁性体28を備えており、この磁性体28は、回転方向Rにおいて分離極部45よりも下流側に配置されている。このような構成を採用することで、現像装置8が落下した場合(特に、現像装置8が横向きに落下した場合)に、収容空間Pに収容された現像剤が通路Qを介して外部空間Zに漏出するのを磁力によって抑制することが可能となる。
また、分離極部45と磁性体28は、それぞれ一対の磁極を有し、磁性の異なる磁極同士を対向させるように配置されている。このような構成を採用することで、同一の磁性を有する磁極同士の反発力が発生するのを抑制することが可能となり、磁気ローラー23によって搬送されてきた現像剤が回転方向Rの上流側に戻されたり、磁界Hを通り抜けてしまった現像剤が通路Qの下流側へと送り出されたりするのを回避することが可能となる。
また、磁性体28は、前後方向における位置が隙間Gと重なるように、磁気ローラー23の前後方向両端側のみに配置されている。このような構成を採用することで、現像剤の漏出が特に発生しやすい隙間Gのシール性を高めることが可能となる。そのため、現像装置8が横向きに落下した場合でも、現像剤の漏出を確実に抑制することが可能となる。
また、磁性体28は、筐体21の取付壁34の内面に取り付けられている。このような構成を採用することで、分離極部45のN極と磁性体28のS極を接近させ、磁界Hの磁束密度を高めることが可能となる。これに伴って、現像剤の漏出を一層効果的に抑制することが可能となる。
また、磁性体28は、取付壁34の内面に設けられた凹部35に取り付けられ、磁性体28の内面は、取付壁34の内面のうちの凹部35の周りの部分と面一になっている。このような構成を採用することで、磁性体28と取付壁34の内面との接着部分に現像剤が衝突して磁性体28が取付壁34の内面から剥がれるのを抑制することが可能となる。
また、分離極部45と磁性体28の間には、通路Qの下流側から上流側に向かう磁界Hが形成されている。このような構成を採用することで、磁力によるシール性を高めて、現像剤の漏出を一層効果的に抑制することが可能となる。
また、画像形成装置1は、上記のような構成の現像装置8を備えている。そのため、現像装置8の外部に漏出した現像剤によって装置本体2の内部空間が汚染されるのを抑制することができる。
本実施形態では、前後方向における位置が隙間Gと重なるように、磁気ローラー23の前後方向両端側のみに磁性体28が配置されている。一方で、他の異なる実施形態では、図5に示されるように、前後方向(磁気ローラー23の軸方向)に沿って延びている第1磁性部51と、前後方向における位置が隙間Gと重なるように、第1磁性部51の前後方向両外側に配置される第2磁性部52と、が磁性体50に設けられ、第2磁性部52の磁力が第1磁性部51の磁力よりも強くても良い。このような構成を採用することで、本実施形態と同様に、現像剤の漏出が特に発生しやすい隙間Gのシール性を高めることが可能となる。そのため、現像装置8が横向きに落下した場合でも、現像剤の漏出を確実に抑制することが可能となる。
本実施形態では、筐体21の取付壁34の内面に磁性体28が取り付けられている。一方で、他の異なる実施形態では、図6に示されるように、筐体21の取付壁34の外面に磁性体60が取り付けられていても良い。このような構成を採用することで、現像装置8の落下が発生しやすい現像装置8の出荷時や輸送時には磁性体60を取付壁34に取り付けておき、現像装置8の落下が発生しにくい現像装置8の使用時には磁性体60を取付壁34から容易に取り外すことが可能となる。これに伴って、現像装置8の使用時に磁界Hの作用によって現像剤の搬送などに影響が生じるのを抑制することが可能となる。
本実施形態では、磁気ローラー23のスリーブ39から感光体ドラム7にトナーが供給されている。一方で、他の異なる実施形態では、磁気ローラー23と感光体ドラム7の間に配置される現像ローラー(図示せず)から感光体ドラム7にトナーが供給されても良い。
本実施形態では、磁性体28が永久磁石(外部磁界が無くても磁化された状態を保持する磁性体)によって構成されている。一方で、他の異なる実施形態では、磁性体28が一時磁石(外部磁界によって磁化されている磁性体)によって構成されていても良い。
本実施形態では、画像形成装置1が複合機である。一方で、他の異なる実施形態では、画像形成装置1がプリンター、コピー機、ファクシミリ等であっても良い。
1 画像形成装置
8 現像装置
21 筐体
23 磁気ローラー
26 シート部材
27 シール部材
28 磁性体
35 凹部
39 スリーブ
45 分離極部
50 磁性体
51 第1磁性部
52 第2磁性部
60 磁性体
G 隙間
H 磁界
N、S 一対の磁極
P 収容空間
Q 通路
R (スリーブの)回転方向
Z 外部空間

Claims (9)

  1. 現像剤を収容する収容空間と、前記収容空間から外部空間に至る通路と、が形成される筐体と、
    前記収容空間に収容された現像剤を搬送する磁気ローラーと、
    前記通路を挟んで前記磁気ローラーの反対側に配置される磁性体と、を備え、
    前記磁気ローラーは、
    前記現像剤を担持する回転可能なスリーブと、
    前記現像剤を前記スリーブから分離させる分離極部と、を備え、
    前記磁性体は、前記スリーブの回転方向において前記分離極部よりも下流側に配置されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記分離極部と前記磁性体は、それぞれ一対の磁極を有し、磁性の異なる前記磁極同士を対向させるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記磁気ローラーの外周面と対向するシート部材と、
    前記磁気ローラーの軸方向において前記シート部材の両外側に配置され、前記シート部材と隙間を介して設けられるシール部材と、を更に備え、
    前記磁性体は、前記磁気ローラーの前記軸方向における位置が前記隙間と重なるように、前記磁気ローラーの前記軸方向両端側のみに配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記磁気ローラーの外周面と対向するシート部材と、
    前記磁気ローラーの軸方向において前記シート部材の両外側に配置され、前記シート部材と隙間を介して設けられるシール部材と、を更に備え、
    前記磁性体は、
    前記磁気ローラーの前記軸方向に沿って延びている第1磁性部と、
    前記磁気ローラーの前記軸方向における位置が前記隙間と重なるように、前記磁気ローラーの前記軸方向において前記第1磁性部の両外側に配置される第2磁性部と、を備え、
    前記第2磁性部の磁力は、前記第1磁性部の磁力よりも強いことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  5. 前記分離極部と前記磁性体の間には、前記通路の下流側から上流側に向かう磁界が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記磁性体は、前記筐体の内面に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記磁性体は、前記筐体の内面に設けられた凹部に取り付けられ、
    前記磁性体の内面は、前記筐体の内面のうちの前記凹部の周りの部分と面一になっていることを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記磁性体は、前記筐体の外面に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の現像装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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