JP2018178024A - リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 - Google Patents
リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018178024A JP2018178024A JP2017082465A JP2017082465A JP2018178024A JP 2018178024 A JP2018178024 A JP 2018178024A JP 2017082465 A JP2017082465 A JP 2017082465A JP 2017082465 A JP2017082465 A JP 2017082465A JP 2018178024 A JP2018178024 A JP 2018178024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- lignin
- alcohol
- producing
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
Description
さらに特許文献7、8などには、水蒸気爆砕法を用いて得られるリグニンを原料としたエポキシ化物、特許文献9、10、11などには、高温高圧条件下で木質バイオマスを処理して得られるリグニンを原料としたエポキシ化物に関する報告がある。しかし、これらのリグニンは、リグニンの処理にコストがかかると共に、初期の設備投資が嵩むため、実用化に向けてのハードルが高い。
[1]木質バイオマスを塩基存在下で加熱処理して得られるリグニンから、アルコールと水の混合溶媒に溶解する成分を抽出し、抽出した成分にエピハロヒドリンを反応させるエポキシ樹脂の製造方法。
[2]前記木質バイオマスが、広葉樹である前項[1]に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
[3]前記リグニンが、ソーダアントラキノンリグニン又はクラフトリグニンである前項[1]又は[2]に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
[4]前記アルコールが、炭素数3以下のアルコールである前項[1]〜[3]のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
[5]前記木質バイオマスを塩基存在下で加熱処理して得られるリグニンのウェットケーキに、アルコールを添加して、溶解する成分を抽出する前項[1]〜[4]のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
[6]前記木質バイオマスを塩基存在下で加熱処理して得られるリグニンのウェットケーキに、アルコールを添加して、溶解する成分を抽出し、該抽出液にエピハロヒドリンを添加する前項[5]に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
[7]前項[1]〜[6]のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂の製造方法で合成されたエポキシ樹脂。
[8]前項[7]に記載のエポキシ樹脂と、硬化剤及び/又は硬化促進剤を含有するエポキシ樹脂組成物。
[9)前項[8]に記載のエポキシ樹脂組成物を硬化して得られる硬化物。
(a)アミン系化合物 ジアミノジフェニルメタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジアミノジフェニルスルホン、イソホロンジアミン及びナフタレンジアミン等
(b)酸無水物系化合物 無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸及びメチルヘキサヒドロ無水フタル酸等
(c)アミド系化合物 ジシアンジアミド、若しくはリノレン酸の2 量体とエチレンジアミンより合成されるポリアミド樹脂等、
(e)その他イミダゾール類、BF3−アミン錯体、グアニジン誘導体
なお、製造したエポキシ化合物の収量は、以下に定義する回収率で評価した。
・回収率
回収率(%)=(得られたエポキシ樹脂の重量)/(原料リグニンの重量)×100
(原料に付加したグリシジル基の分だけ生成物の重量が増えるため、回収率は100%以上になる場合がある。)
・エポキシ当量(EEW)
JIS K−7236に記載された方法で測定し、単位はg/eq.である。
硬化物のガラス転位点(Tg)は、以下の条件で測定した。
・ガラス転移温度(DMA):JISK−7244に準拠
動的粘弾性測定器:TA−instrumets製、DMA−2980
測定温度範囲:−30℃〜250℃
温速度:2℃/分
試験片サイズ:2mm×50mmに切り出した物を使用した(厚み約50μm)。
解析条件Tg:DMA測定に於けるTanδのピーク点(tanδMAX)をTgとした。
ユーカリのチップを用い、蒸解時にアントラキノン0.1重量%を追加した以外は、特開2016−060750の実施例1(1)及び(2)に記載の方法に準じて塩基存在下、高温処理を行い、リグニンケーキを作製し、60℃の熱風乾燥器で乾燥させ、ソーダアントラキノン蒸解したユーカリリグニン乾燥体を得た。
フラスコに、前記のソーダアントラキノン蒸解したユーカリリグニン乾燥体を5重量部と、イソプロパノール10重量部(リグニンに対して2倍量)及び水5重量部(リグニンに対して1倍量)を加え、常温で5時間撹拌した。撹拌後の様子を確認し、リグニンの溶解が確認された場合:○、リグニンが僅かに溶解した場合:△、リグニンが全く溶解しなかった場合:×、としてリグニンの溶解度を評価した(表1 溶解試験)。
次に、前記リグニン溶液を、桐山漏斗を用いて吸引ろ過した。その際に、通液性が良くろ過にかかる時間が30分以内の場合:○、目詰まりが発生してろ過にかかる時間が30分以上の場合:×、としてろ過性を評価した(表1 ろ過性評価)。
最後に、溶解試験及びろ過性評価の双方が良好であり、エポキシ樹脂原料としての前処理として好適である場合:○、どちらか一方でも不具合があり、エポキシ樹脂原料としての前処理として適当でない場合:×、として総合評価とした(表1 総合評価)。
評価結果は、それぞれ表1に記載した。
イソプロパノール10重量部及び水5重量部に代えて、表1にそれぞれ記載した溶媒を用いた以外は、評価試験例1と同様の操作を行い、評価試験2〜17を実施し、結果を表1に纏めた。但し、リグニンがほとんど溶解せず、溶解試験が×となった場合は、ろ過性評価を実施しなかった(未実施の場合は、表1に−と記載した)。
反応容器に、前記で得られたソーダアントラキノン蒸解したユーカリリグニン乾燥体を10重量部と、イソプロパノール(イソプロピルアルコール「IPA」とも表す)20重量部と、水20重量部を加えて、常温で5時間撹拌した。その後、反応混合物をろ過し、ろ液にエピクロルヒドリン90重量部を加え、しばらく撹拌した後、有機層と水層に分かれるまで放置し、有機層のみを取り出した。
得られたリグニン溶液に、テトラエチルアンモニウムブロミド0.5重量部を加え、加熱還流条件下で5時間撹拌した。その後、内温を60℃に下げた後、水酸化ナトリウム3.2重量部を加えて1時間撹拌した。
得られた反応混合物に水を加え、有機層と水層に分離した後に水層を除去し、さらに水を加えて有機層を洗浄した。有機層をロータリーエバポレータで減圧濃縮し、得られた黒色生成物をアセトン100重量部に再度溶解させ、30%水酸化ナトリウム水溶液0.8重量部を加えて、加熱還流条件下で2時間撹拌した。得られた反応混合物に、酢酸エチルと水を加え、洗浄操作を3回繰り返した。
有機層をロータリーエバポレータで減圧濃縮し、さらに高温(150℃)で残留溶媒を除去し、本発明のエポキシ樹脂(7.8重量部、回収率78%)を得た。 得られた化合物のエポキシ当量(EEW)は、364g/eq.であった。また、得られた化合物の1H−NMRを測定したところ、2.5−2.9ppm、3.1−3.5ppm、4.0−4.3ppm(重DMSO)にグリシジル基由来と考えられる、ブロードなシグナルが観察された。また、13C−NMRを測定したところ、43.8ppm、50.9ppm、74.4ppm(重DMSO)に、グリシジル基由来と考えられるシグナルが観察された。
イソプロパノールの代わりにエタノール(「EtOH」と略す)を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行い、実施例2のエポキシ樹脂を得た。回収率は55%、エポキシ当量(EEW)は322g/eq.であった。
加える水の量を10重量部に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行い、実施例3のエポキシ樹脂を得た。回収率は55%、エポキシ当量(EEW)は363g/eq.であった。
反応容器に、前記のソーダアントラキノン蒸解したユーカリリグニン乾燥体を10重量部と、エピクロルヒドリン90重量部、テトラエチルアンモニウムブロミド0.5重量部を加え、加熱還流条件下で5時間撹拌した。その後、内温を60℃に下げた後、水酸化ナトリウム3.2重量部を加えて1時間撹拌した。 得られた反応混合物に水を加え、有機層と水層に分離した後に水層を除去し、さらに水を加えて有機層を洗浄した。有機層をロータリーエバポレータで減圧濃縮し、得られた黒色生成物をアセトン100重量部に再度溶解させ、30%水酸化ナトリウム水溶液0.8重量部を加えて、加熱還流条件下で2時間撹拌した。得られた反応混合物に、酢酸エチルと水を加え、洗浄操作を3回繰り返した。
有機層をロータリーエバポレータで減圧濃縮し、さらに高温(150℃)で残留溶媒を除去し、本発明に記載のエポキシ樹脂(4.1重量部、回収率41%)を得た。得られた化合物のエポキシ当量(EEW)は、780g/eq.であった。
ソーダアントラキノン蒸解したユーカリリグニン乾燥体を、ソーダアントラキノン蒸解したユーカリリグニンのウェットケーキ(含水率50%)とし、イソプロパノール20重量部と水20重量部を添加したところを、イソプロパノール20重量部のみの添加に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行い、実施例2のエポキシ樹脂を得た。回収率は60%、エポキシ当量(EEW)は360g/eq.であった。
実施例1で得られたエポキシ樹脂とフェノールノボラック樹脂(明和化成株式会社製H−1、水酸基当量103g/eq.)を1対1の比率で混合し、メチルエチルケトンに溶解させ、1wt%のトリフェニルホスフィンを加えて、本発明のエポキシ樹脂組成物を作製した。その後に、溶媒を110℃で10分間乾燥させ、さらに150℃1時間及び175℃4時間加熱して、本発明の硬化物を作成した。
得られた本発明の硬化物のガラス転移温度(Tg)をDMAで測定したところ、193℃であった。
硬化剤として用いたフェノールノボラック樹脂を、ソーダアントラキノン蒸解したユーカリリグニンのアセトン抽出物(水酸基当量180g/eq.)に代えた以外は、実施例5と同様の操作を行い、本発明の硬化物を作成した。
得られた本発明の硬化物のガラス転移温度(Tg)をDMAで測定したところ、208℃であった。
以上の結果から、本発明のリグニンを原料とするエポキシ樹脂の製造法は、非常に有用であり、該製造方法で得られたエポキシ樹脂及びその硬化物は、優れた特性を有していると言える。
Claims (9)
- 木質バイオマスを塩基存在下で加熱処理して得られるリグニンから、アルコールと水の混合溶媒に溶解する成分を抽出し、抽出した成分にエピハロヒドリンを反応させるエポキシ樹脂の製造方法。
- 前記木質バイオマスが、広葉樹である請求項1に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
- 前記リグニンが、ソーダアントラキノンリグニン又はクラフトリグニンである請求項1又は2に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
- 前記アルコールが、炭素数3以下のアルコールである請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
- 木質バイオマスを塩基存在下で加熱処理して得られるリグニンのウェットケーキに、アルコールを添加して、溶解する成分を抽出する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
- 木質バイオマスを塩基存在下で加熱処理して得られるリグニンのウェットケーキに、アルコールを添加して、溶解する成分を抽出し、該抽出液にエピハロヒドリンを添加する請求項5に記載のエポキシ樹脂の製造方法。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の製造方法で合成されたエポキシ樹脂。
- 請求項7に記載のエポキシ樹脂と、硬化剤及び/又は硬化促進剤を含有するエポキシ樹脂組成物。
- 請求項8に記載のエポキシ樹脂組成物を硬化して得られる硬化物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017082465A JP2018178024A (ja) | 2017-04-19 | 2017-04-19 | リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017082465A JP2018178024A (ja) | 2017-04-19 | 2017-04-19 | リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018178024A true JP2018178024A (ja) | 2018-11-15 |
Family
ID=64281143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017082465A Pending JP2018178024A (ja) | 2017-04-19 | 2017-04-19 | リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018178024A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018178023A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 日本化薬株式会社 | リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61215678A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Oji Paper Co Ltd | リグニン−エポキシ樹脂接着剤の製造法 |
JP2004238539A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Gifu Prefecture | リグニン系架橋体とその製造方法 |
JP2006066237A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Meidensha Corp | 絶縁性高分子材料組成物 |
JP2009263549A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Hitachi Ltd | 植物由来のエポキシ樹脂組成物及びそれを用いた各種機器 |
JP2011144340A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Kono Shinsozai Kaihatsu Kk | エポキシ樹脂 |
JP2012236811A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-12-06 | Kono Shinsozai Kaihatsu Kk | 精製リグニン及びエポキシ樹脂 |
JP2014196416A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 住友ベークライト株式会社 | エポキシ化リグニン、その製造方法、その樹脂組成物およびその成形材料 |
JP2018178023A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 日本化薬株式会社 | リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
-
2017
- 2017-04-19 JP JP2017082465A patent/JP2018178024A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61215678A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Oji Paper Co Ltd | リグニン−エポキシ樹脂接着剤の製造法 |
JP2004238539A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Gifu Prefecture | リグニン系架橋体とその製造方法 |
JP2006066237A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Meidensha Corp | 絶縁性高分子材料組成物 |
JP2009263549A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Hitachi Ltd | 植物由来のエポキシ樹脂組成物及びそれを用いた各種機器 |
JP2011144340A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Kono Shinsozai Kaihatsu Kk | エポキシ樹脂 |
JP2012236811A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-12-06 | Kono Shinsozai Kaihatsu Kk | 精製リグニン及びエポキシ樹脂 |
JP2014196416A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 住友ベークライト株式会社 | エポキシ化リグニン、その製造方法、その樹脂組成物およびその成形材料 |
JP2018178023A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 日本化薬株式会社 | リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018178023A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 日本化薬株式会社 | リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Over et al. | Synthesis and characterization of epoxy thermosetting polymers from glycidylated organosolv lignin and bisphenol A | |
JP6344724B2 (ja) | リグニン分解物の製造方法 | |
JP5682928B2 (ja) | フェノール樹脂、エポキシ樹脂及びその硬化物 | |
JP6750832B2 (ja) | 精製リグニンの製造方法、精製リグニン、樹脂組成物及び成形体 | |
JP6920317B2 (ja) | リグニン含有樹脂組成物の製造方法及びリグニン含有樹脂成形品 | |
JP2012236811A (ja) | 精製リグニン及びエポキシ樹脂 | |
JP6587284B2 (ja) | 変性リグニン、エポキシ樹脂、およびその製造方法 | |
TWI648317B (zh) | Phenolic resin, phenol resin mixture, epoxy resin, epoxy resin composition and hardened materials thereof | |
JP5885960B2 (ja) | リグニン誘導体の製造方法、リグニン二次誘導体の製造方法および天然有機化合物の製造方法 | |
JP2014196416A (ja) | エポキシ化リグニン、その製造方法、その樹脂組成物およびその成形材料 | |
JP2018178024A (ja) | リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 | |
JP2011099083A (ja) | エポキシ樹脂 | |
Sivanesan et al. | Synthesis of isoeugenol biobased epoxy polymer by forming α‐hydroxyl ester and degradation studies | |
JP5920069B2 (ja) | リグニン樹脂組成物およびリグニン樹脂成形材料 | |
JP6217064B2 (ja) | 樹脂組成物および樹脂成形体 | |
JP2018178023A (ja) | リグニン由来のエポキシ樹脂の製造方法、リグニン由来のエポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 | |
WO2016207711A1 (ja) | 変性リグニン、エボクシ樹脂、及びその製造方法 | |
TWI642699B (zh) | Method for producing phenol resin, phenol resin, epoxy resin and epoxy resin composition | |
JP6598354B2 (ja) | 変性リグニン、エポキシ樹脂、およびその製造方法 | |
JP6163761B2 (ja) | 樹脂組成物および樹脂成形体 | |
TW201529645A (zh) | 酚樹脂、環氧樹脂、環氧樹脂組成物及該等之硬化物 | |
CN115449053B (zh) | 一种通过化学反应制备木质素环氧树脂及增韧改性方法 | |
JP6660070B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 | |
JP2015048361A (ja) | リグニン樹脂組成物、樹脂成形体、プリプレグおよび成形材料 | |
JP6618115B2 (ja) | エポキシ樹脂、およびその組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201027 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201218 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210513 |