JP2018177230A - 媒体整理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取引中に結束帯を交換可能であり、従来よりも使い勝手をよくすることができる。【解決手段】取引単位で媒体を分類および計数する媒体整理装置であって、複数の媒体を結束帯Pで結束して媒体束を作成する結束手段14と、結束帯Pの交換指示を検出する入力制御手段と、取引中において、前記入力制御手段により結束帯Pの交換指示を検出した場合に、結束帯Pの停止位置を結束帯Pの交換が可能な位置に制御する結束帯制御手段20と、を備える。結束帯Pの交換指示は、例えば取引中であることを示す取引中画面に表示される交換指定領域を介して行われるのがよい。【選択図】図2

Description

本発明は、媒体整理装置に関する。
金融機関の営業店、現金処理センタ、店舗等のバックヤードにおいて、媒体としての紙幣を整理して所定枚数単位(例えば100枚単位)で施封する媒体整理装置が利用されている。
媒体整理装置では、例えば5つの一時集積部を備え、オペレータが施封する金種を指定して紙幣をセットすると、セットした紙幣を鑑別部に搬送して金種等の鑑別及び計数を行い、指定された金種紙幣を一時集積部に集積する。そして、紙幣が一定枚数集積されると、その紙幣を移送手段により施封部に移送し、この施封部により紙幣を結束帯(紙帯)で結束(施封)して紙幣束として放出する。
従来、結束帯を使い切ってしまった場合でも、装置の稼働を停止することなく結束帯を自動的に補給する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、媒体整理装置に関して、媒体を高い品質で結束できる技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開平8−192811号公報 特開2014−213864号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載される技術は、近年のユーザニーズに必ずしも応えているとは言い難く、ユーザによっては使い勝手がよいとは言えない場合があった。
具体的には、取引中に紙帯の種類(紙帯の印刷内容)を変えたいというユーザニーズがあるが、特許文献1,2に記載される技術では紙帯を使い切る前に紙帯を交換することが想定されていなかった。
したがって、取引中に紙帯がなくならない場合以外は、紙帯の先端が装置本体内に位置しているので、紙幣を収容したトレイを引き出すことができなかった。取引中に紙帯を強制的に交換しようとすると、障害として検知されてしまい、また紙幣の先端部が破損してしまう問題があった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、取引中に結束帯を交換可能であることにより、従来よりも使い勝手がよい媒体整理装置を提供するものである。
前記課題を解決するため、本発明に係る媒体整理装置は、取引単位で媒体を分類および計数する媒体整理装置であって、複数の媒体を結束帯で結束して媒体束を作成する結束手段と、前記結束帯の交換指示を検出する入力制御手段と、取引中において、前記入力制御手段により前記結束帯の交換指示を検出した場合に、前記結束帯の停止位置を前記結束帯の交換が可能な位置に制御する結束帯制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、取引中に結束帯を交換可能であり、従来よりも使い勝手をよくすることができる。
本発明の実施形態に係る紙幣整理装置の概略断面図である。 紙幣結束部の概略断面図である。 作業者の指示による紙帯ロールの交換動作を示すフローチャートの例示である。 本発明の実施形態に係る紙幣整理装置が表示する表示画面の例示であり、(a)は計数中画面を示し、(b)は取引完了待ち画面を示す。 本発明の実施形態に係る紙幣整理装置が表示する表示画面の例示であり、(a)は紙帯交換確認画面を示し、(b)は紙帯交換中画面を示す。 本発明の実施形態に係る紙幣整理装置における紙帯の制御を説明するための図であり、(a)は取引完了待ち状態での紙帯の位置を示し、(b)は取引を完了した状態での紙帯の位置を示し、(c)は交換作業時の紙帯の位置を示す。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。実施形態では、媒体整理装置の一例として紙幣を整理する紙幣整理装置を例示して説明する。説明は本発明に関連することについてのみ行い、それ以外の構成や動作の説明は省略する。
各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、参照する図面において、本発明を構成する部材の寸法は、説明を明確にするために誇張して表現されている。なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
≪実施形態に係る紙幣整理装置の構成≫
実施形態に係る紙幣整理装置の構成を図1に示す。紙幣整理装置1は、紙幣Bを分類および計数し、所定枚数毎に結束して整理するものである。紙幣整理装置1は、例えば金融機関の営業店、現金処理センタ、店舗等のバックヤードに設置され、金融機関の職員等(以下では「作業者」と呼ぶ)の操作に従い、紙幣の整理を実行する。
紙幣整理装置1は、筐体2の内部に種々の機構が組み込まれており、制御部3がこれらの機構を統括制御する。制御部3は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、図示しないROMやフラッシュメモリ等から所定のプログラムを読み出して実行することにより、紙幣整理装置1を制御する。なお、制御部3は、「入力制御手段」および「表示制御手段」の一例である。
筐体2の上部後方には、操作表示部4が設置されている。操作表示部4は、例えば各種画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、作業者の入力操作を受け付けるタッチパネルとが一体化されたタッチディスプレイである。操作表示部4は、制御部3の制御に従って、各種の操作画面、計数結果、紙幣整理装置1の状態を示すメッセージなどを表示する。また、操作表示部4は、作業者による紙幣整理装置1に対する各種の入力操作(例えば、動作モードの指定、計数すべき紙幣Bの金種、集積順序等)を受け付け、その入力内容を制御部3へ通知する。
筐体2の前面上方には、紙幣Bを取り込む紙幣取込部5が設けられている。作業者により紙幣Bが紙幣取込部5に載置された状態で操作ボタン6が操作されると、紙幣取込部5は、載置された紙幣Bを1枚ずつ分離して筐体2の内部へ取り込む。内部に取り込まれた紙幣Bは、筐体2の内部に収容される種々の機構に搬送部7によって搬送される。同時に結束制御部20は、図6(b)に示すセット位置から図6(a)に示す頭出し位置まで紙帯Pを送り出す。
搬送部7は、搬送ベルト、搬送ローラ、紙幣ガイド、切替ブレード等の組み合わせからなり、紙幣Bが通過する空間である搬送路を有する。搬送部7は、制御部3の制御に基づき、この搬送路に沿って紙幣Bを各部へ搬送する。
筐体2内に取り込まれた紙幣Bは、鑑別部8に搬送される。鑑別部8は、その内部で紙幣Bを搬送しながら紙幣Bの金種、真偽、表裏及び損傷の程度等を鑑別し、その鑑別結果を制御部3へ通知する。制御部3は、取得した鑑別結果に基づいて、紙幣Bの搬送先を決定すると共に、紙幣Bを計数する。紙幣Bの主な搬送先としては、主にリジェクトポケット9、外部集積部10および一時集積部11が存在する。
リジェクトポケット9は、筐体2の上部に一部を露出させるよう設置されている。リジェクトポケット9には、金種を特定できなかった紙幣Bや搬送異常を検出したことにより異常と判別した紙幣Bが搬送され、集積される。
外部集積部10は、筐体2の上部であって操作表示部4とリジェクトポケット9との間に設置されている。ここでの外部集積部10は、前後方向に並んで設けられた二つのオープンポケット10A,10Bからなり、各オープンポケット10A,10Bは筐体2の上部に一部を露出させている。外部集積部10には、正常と判別されたものの結束処理の対象外となる紙幣Bが搬送され、集積される。結束処理の対象となる紙幣Bの種類は、操作表示部4を介して作業者によって設定される。
一時集積部11は、筐体2内の前部であって紙幣取込部5の下方に設置されている。ここでの一時集積部11は、上下方向に並んで設けられた五つの集積庫11A,11B,11C,11D,11E(以降では「集積庫11A〜11E」と表記する場合がある)からなる。一時集積部11には、正常と判別され、且つ結束処理の対象となる紙幣Bが搬送され、集積される。例えば、集積庫11A〜11Eごとに金種等の集積条件が操作表示部4を介して作業者によって予め設定されており、金種等の集積条件により分類された紙幣Bが集積庫11A〜11Eのいずれかに搬送され、集積される。
一時集積部11に搬送される紙幣Bは、表裏反転部12を通過する。表裏反転部12は、鑑別部8における判別結果に基づいて紙幣Bの表裏を反転させることにより、全ての紙幣Bの表裏を統一する機構である。統一する紙幣Bの「表」又は「裏」は、操作表示部4を介して作業者によって設定される。表裏反転部12には、紙幣Bの表裏を反転させない表ルート12Aと、紙幣Bの表裏を反転させる裏ルート12Bとが存在する。
集積庫11A〜11Eに集積された紙幣Bの枚数が予め設定された結束単位(例えば100枚)に到達した場合に、移送部13は紙幣Bの束(以降では「紙幣束BT」と呼ぶ場合がある)を紙幣結束部14に移送する。移送部13は、一時集積部11の後方に配置されており、上下方向および前後方向に移動可能である。
具体的には、制御部3は、集積庫11A〜11Eそれぞれについて集積された紙幣Bの枚数を計数しており、この枚数が予め設定された結束単位に到達すると、移送部13に紙幣束BTの移送を指示する。移送部13は、集積庫11A〜11Eの紙幣束BTを後方へ取り出し、さらに下方へ移動させることにより、一時集積部11の下方に配置された紙幣結束部14に受け渡す。
紙幣結束部14は、移送部13により移送されてきた紙幣束BTを帯状の結束帯によって結束(施封)し、結束した後の結束済み紙幣束BUを放出口から外部に放出する。紙幣結束部14の詳細は後述する。なお、紙幣結束部14は、「結束手段」の一例である。
このように、紙幣整理装置1は、紙幣取込部5に載置された紙幣Bを1枚ずつ取り込み、金種等に応じて分類した上で100枚等の結束単位ごとに結束することで結束済み紙幣束BUを順次生成する。
次に、図2を参照して、紙幣結束部14について説明する。図2は、紙幣結束部14の概略断面図である。
紙幣結束部14は、結束制御部20により全体の動作が制御される。この結束制御部20は、図示しないCPUを中心に構成されており、図示しないROMやフラッシュメモリ等から所定のプログラムを読み出して実行することにより、紙幣結束部14を制御する。なお、結束制御部20は、「結束帯制御手段」の一例である。
紙幣結束部14の上部には、紙幣束BTを搬送する搬送部21が設置されている。搬送部21は、上側搬送部21A及び下側搬送部21Bにより構成されており、その間に紙幣束BTを搬送する搬送路Wが形成されている。
上側搬送部21Aは、一直線上に離散配置された複数のローラの周囲にベルトが巻き付けられた構成となっている。上側搬送部21Aは、図示しないアクチュエータからローラに駆動力が伝達されることによりベルトを走行させる。また上側搬送部21Aは、前端側のローラを支点として、後端側を上方へ回動させる(すなわち持ち上げる)ことにより、搬送路Wの間隔を部分的に拡大する。
下側搬送部21Bは、上側搬送部21Aと同様に、一直線上に離散配置された複数のローラの周囲にベルトが巻き付けられている。下側搬送部21Bは、上側搬送部21Aと同様、図示しないアクチュエータからローラに駆動力が伝達されることにより、ベルトを走行させる。なお、下側搬送部21Bは、上側搬送部21Aと異なり、紙幣結束部14内における位置が固定されている。
搬送部21は、かかる構成により、後方の移送部13(図1参照)から供給される紙幣束BTを、上側搬送部21A及び下側搬送部21Bの間に挟み、短手方向を進行方向として搬送路Wに沿って搬送する。
紙幣結束部14の下部には、紙帯P(結束帯)が巻回された紙帯ロールPTが配置されている。紙帯Pは、樹脂が染み込んだ帯状の紙であり、その幅が紙幣Bにおける長辺の長さよりも十分に短くなっている。紙帯ロールPTは、径方向が水平方向(軸方向が鉛直方向)になるように寝かせた状態で紙帯トレイ22内に配置されている。紙帯トレイ22は、前後方向に摺動可能であり、紙帯Pが紙帯トレイ22内に巻き取られた状態で紙帯トレイ22を前方に引き出すことにより作業者は紙帯ロールPTを交換する。紙帯ロールPTは、紙帯Pを使い切った場合や作業者により交換が指示された場合に交換される。紙帯ロールPTの交換方法の詳細は後述する。なお、紙帯トレイ22は、「結束帯収容部」の一例である。
紙帯ロールPTから前方に引き出された紙帯Pは、図示しないガイドにより上方に導かれた後、紙帯ロールPTの前方斜め上に位置するローラ23Aへと供給されて、このローラ23Aにより後方に折り返され、ローラ23Aの後方に位置するローラ23Bへと供給される。続いて紙帯Pは、ローラ23Bにより後方斜め上に折り曲げられ、ローラ23Bの後方斜め上に位置するローラ23C,23Dを経由して、ローラ23Eに供給される。
ローラ23Eに供給された紙帯Pは、このローラ23Eにより前方斜め上に折り曲げられ、ローラ23Eの前方斜め上に位置する保持部24へと供給される。保持部24は、左右方向を中心軸にして回転可能であり、紙帯Pの先端近傍を保持した状態で紙幣束BTを周回することで紙帯Pを紙幣束BTに巻き付ける。なお、保持部24は、「結束機構」の一例である。
紙幣結束部14のローラ23Aと23Bとの間には、印字部25が設置されている。印字部25は、結束制御部20の制御に基づき、紙帯Pの上面に金融機関の名称及び日付等を表す文字や記号等を印字する。
また、ローラ23Bと23Cとの間には、紙帯タイミングセンサ26が設置されている。紙帯タイミングセンサ26は、紙帯Pを検出して結束制御部20に検出情報を通知する。
また、ローラ23Cと23Dとの間には、紙帯Pを切断するカッタ27が設置されている。カッタ27は、結束制御部20の制御に基づき、所定のタイミングで紙帯Pを切断する。
保持部24の下方には、ヒータ28が設置されている。ヒータ28は、供給される電流に応じて発熱する発熱素子を内蔵しており、結束制御部20の制御に基づいてこの発熱素子を発熱させて温度を高める。
ヒータ28は、搬送路Wから離れた退避位置PRと、搬送路Wの近傍となる溶着位置PMとの間を移動経路Vに沿って移動する。また、ヒータ28は、搬送路Wに沿うように前後方向へも移動可能である。ヒータ28の移動は、ヒータ移動部29によって行われる。ヒータ28は、紙幣束BTに紙帯Pが巻き付けられた状態で紙帯Pの重複部分を加熱し、紙帯P同士を溶着する。これにより、結束済み紙幣束BUが完成する。
≪実施形態に係る紙幣整理装置の動作≫
<作業者の指示による紙帯ロールの交換動作>
次に、図3を参照して、作業者の指示による紙帯ロールPTの交換動作について説明する。図3は、作業者の指示による紙帯ロールPTの交換動作を示すフローチャートの例示である。
作業者は、紙幣取込部5に紙幣Bを投入した後(S0)、操作ボタン6を操作して計数の開始を指示し、紙幣整理装置1は計数処理を開始する(S1)。紙幣整理装置1は投入された紙幣Bを鑑別部8に順次搬送し、紙幣Bの計数及び分類を行う(S2)。
具体的には、制御部3は、鑑別部8の鑑別結果に基づき搬送部7を制御して、鑑別結果が金種不明もしくは受付不能である場合に、紙幣Bをリジェクトポケット9へ搬送する。また、制御部3は、鑑別結果がリジェクトポケット9への搬送対象外であり、且つ、結束対象と定められている鑑別種別に該当しない場合に、紙幣Bをオープンポケット10A,10Bへ搬送する。また、制御部3は、鑑別結果がリジェクトポケット9への搬送対象外であり、且つ、結束対象と定められている鑑別種別に該当する場合に、紙幣Bを表裏反転部12を経由させて、鑑別結果に対応する集積庫11A〜11Eへ搬送する。
この際に、制御部3は、集積庫11A〜11Eに集積されている紙幣Bの枚数を記憶し、さらに、集積された紙幣Bの計数結果を操作表示部4に逐次表示する。図4(a)に、操作表示部4に表示される計数中画面80Aを例示する。
計数中画面80Aは、計数結果表示領域81と、メッセージ表示領域82とを含んで構成されている。計数結果表示領域81には、紙幣Bの種別ごと(例えば、一万円紙幣、五千円紙幣等)の合計金額が表示される。メッセージ表示領域82には、処理の状況や作業者へのメッセージが表示され、ここでは「計数中」である旨が示されている。なお、メッセージ表示領域82には、処理の状況や作業者へのメッセージを示すコードを表示してもよい。
また、S2の紙幣Bの計数及び分類処理において、制御部3は、集積庫11A〜11Eに集積されている紙幣Bの枚数が結束枚数に達していることを認識した場合に、移送部13を制御して、集積庫11A〜11Eに集積されている紙幣束BTを紙幣結束部14に移送させる。そして、紙幣結束部14は、紙帯Pを用いて移送された紙幣束BTを結束し、結束済み紙幣束BUを作成する。結束制御部20は、結束処理時に保持部24(図2参照)まで紙帯Pを前進移動させて、保持部24に紙帯Pを供給する。
次に、制御部3は、紙幣取込部5に設けられたセンサ(図示省略)によって、紙幣取込部5に投入されたすべての紙幣Bについて処理が完了したことを検知した場合に、操作表示部4に取引完了待ち画面80B(図4(b)参照)を表示する(S3)。
取引完了待ち画面80Bは、計数結果表示領域81と、メッセージ表示領域82と、紙帯交換ボタン83とを含んで構成されている。メッセージ表示領域82には、ここでは取引の「完了待ち」である旨が示されている。紙帯交換ボタン83は、一つの取引の中で紙帯Pを交換する場合に押下されるものである。ここで、本実施形態に係る紙幣整理装置1の取引単位は、計数を行う単位であり、作業者が複数回に分けて紙幣Bを紙幣取込部5に投入した場合でもこれらをまとめて一つの取引とすることができる。つまり、制御部3は、取引中の操作表示部4に紙帯Pの交換を指定する紙帯交換ボタン83を表示する。
次に、制御部3は、完了待ち画面80Bを見た作業者による指示内容を判定する(S4)。ここでは、作業者による指示として、「完了指示」、「紙帯交換指示」の何れかが入力される。ここで、操作表示部4に完了待ち画面80Bを表示した状態においては、結束制御部20は、図6(a)に示すように、紙帯Pの先端を紙帯タイミングセンサ26の手前の位置(頭出し位置)で待機させておく。
S4の状態において、作業者は、手元に計数対象の紙幣Bが残っていたり、リジェクトポケット9に集積された紙幣Bを再度計数する場合に、対象の紙幣Bを紙幣取込部5に投入する。制御部3は、処理をS0に戻して一つの取引における紙幣Bの計数及び分類を続ける。
また、作業者は、取引を完了する場合に、操作ボタン6を操作して完了指示を入力する。これにより、制御部3は、一つの取引を完了し、計数した紙幣Bの枚数(合計金額)を確定する(S5)。結束制御部20は、取引の完了に伴い、図6(b)に示すように、紙帯Pの先端を印字部25の手前の位置(セット位置)まで後退させる。セット位置は、紙帯トレイ22内のローラ23Aを過ぎた位置であるのがよい。
また、作業者は、紙帯Pを交換する場合に、完了待ち画面80Bの紙帯交換ボタン83を押下する。これにより、制御部3は、操作表示部4に紙帯交換確認画面80C(図5(a)参照)を表示する(S6)。
紙帯交換確認画面80Cは、計数結果表示領域81と、メッセージ表示領域82とを含んで構成されている。メッセージ表示領域82には、ここでは紙帯Pを交換することを確認するメッセージである「紙帯交換をしますか?」と共に、「はいボタン」及び「いいえボタン」が表示される。つまり、制御部3は、紙帯交換ボタン83の選択を検出した場合に、紙帯Pの交換を確認するメッセージを取引中の操作表示部4に表示する。
次に、制御部3は、作業者により「はいボタン」が選択されたか否かを判定する(S7)。作業者により「はいボタン」が選択された場合に、制御部3は処理をS8に進め、一方、作業者により「いいえボタン」が選択された場合に、制御部3は処理をS4に戻す。
作業者により紙帯交換確認画面80Cの「はいボタン」が選択された場合に、結束制御部20は、紙帯Pの巻き取り処理を行い(S8)、図6(c)に示すように、紙帯Pの先端を紙帯ロールPTの近く(巻取り位置)まで後退させる。巻取り位置は、作業者の交換作業を容易にするために、紙帯トレイ22内のローラ23Aの手前の位置であるのがよい。
また、作業者により紙帯交換確認画面80Cの「はいボタン」が選択された場合に、制御部3は、操作表示部4に紙帯交換中画面80D(図5(b)参照)を表示する(S8)。
紙帯交換中画面80Dは、計数結果表示領域81と、メッセージ表示領域82と、紙帯交換表示領域84とを含んで構成されている。メッセージ表示領域82には、ここでは作業者に紙帯Pの交換を促すメッセージである「紙帯を交換してください(紙帯は推奨品を使用いただきますようお願いいたします)」が表示される。紙帯交換表示領域84は、紙帯トレイ22内に紙帯ロールPTが収容されていないことを示す領域であり、例えば作業者によって紙帯ロールPTの交換が行われている場合に表示させてもよい。
紙帯交換中画面80Dを見た作業者は、紙帯トレイ22を前方に引き出して紙帯P(紙帯ロールPT)の交換を行う。作業者は、紙帯トレイ22に新たな紙帯P(紙帯ロールPT)を取り付ける際に、交換後の紙帯Pの先端を手動でセット位置(図6(b)参照)まで送り出してから紙帯トレイ22を筐体2にセットする。
結束制御部20は、新たな紙帯P(紙帯ロールPT)を収容した紙帯トレイ22が作業者によってセットされると、図6(b)に示すセット位置から図6(a)に示す頭出し位置まで紙帯Pを送り出し、頭出してから再び図6(b)に示すセット位置に戻す。そして、制御部3は、処理をS3に戻して操作表示部4に取引完了待ち画面80B(図4(b)参照)を表示する。これにより、作業者は、取引の継続ができるようになる。
以上のように、実施形態に係る紙幣整理装置1は、取引完了待ち画面80B(図4(b)参照)に紙帯交換ボタン83を表示する。そして、作業者によって紙帯交換ボタン83が押下されると、紙幣整理装置1は、紙帯P(紙帯ロールPT)の交換の意思を確認した後で紙帯Pを巻取り位置(図6(c)参照)まで巻き取る。これにより、紙幣整理装置1は、一つの取引が継続中且つ紙帯Pを使い切っていなくても、紙帯Pを破損することなく(障害にすることなく)交換することができる。
なお、従来においては、取引完了待ち画面80B(図4(b)参照)に紙帯交換ボタン83を表示していなかったので、一つの取引が継続中の紙帯Pの位置は、頭出し位置(図6(a)参照)であった。その為、一つの取引が継続中且つ紙帯Pを使い切っていない状態で紙帯Pの交換を強制的に行った場合、紙帯Pを傷つけてしまう。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を変えない範囲で実施することができる。
例えば、実施形態では、媒体整理装置の一例として紙幣Bを整理する紙幣整理装置1を例示して説明していた。しかしながら、本発明が適用される媒体は紙幣Bに限定されるものではなく、媒体を整理して施封するあらゆる装置で用いることができる。
1 紙幣整理装置(媒体整理装置)
2 筐体
3 制御部(入力制御手段、表示制御手段)
4 操作表示部
5 紙幣取込部
6 操作ボタン
7 搬送部
8 鑑別部
9 リジェクトポケット
10 外部集積部
11 一時集積部
12 表裏反転部
13 移送部
14 紙幣結束部(結束手段)
20 結束制御部(結束帯制御手段)
21 搬送部
22 紙帯トレイ(結束帯収容部)
23A,23B,23C,23D,23E ローラ
24 保持部(結束機構)
80B 取引完了待ち画面(取引中画面)
80C 紙帯交換確認画面(取引中画面)
80D 紙帯交換中画面
B 紙幣(媒体)
BT 紙幣束(媒体束)
P 紙帯(結束帯)
PT 紙帯ロール

Claims (4)

  1. 取引単位で媒体を分類および計数する媒体整理装置であって、
    複数の媒体を結束帯で結束して媒体束を作成する結束手段と、
    前記結束帯の交換指示を検出する入力制御手段と、
    取引中において、前記入力制御手段により前記結束帯の交換指示を検出した場合に、前記結束帯の停止位置を前記結束帯の交換が可能な位置に制御する結束帯制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする媒体整理装置。
  2. 前記結束手段は、前記結束帯をロール状に巻いた状態で収容する結束帯収容部と、前記結束帯収容部から供給される前記結束帯を用いて結束を行う結束機構とを有し、
    前記結束帯制御手段は、取引中においては前記結束帯を前記結束機構内に停止させておき、前記結束帯の交換指示を検出した場合に前記結束帯を巻き取ることで前記結束帯収容部内に停止させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体整理装置。
  3. 取引中であることを示す取引中画面に結束帯の交換を指定するための交換指定領域を表示させる表示制御手段をさらに備え、
    前記入力制御手段は、前記交換指定領域の選択を検出する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の媒体整理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記交換指定領域の選択が検出された場合に、前記結束帯の交換を確認するメッセージを前記取引中画面に表示させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の媒体整理装置。
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