JP2018173232A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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【課題】貯湯タンクの保温性能を確実に良好にすることのできる貯湯式給湯機を提供する。【解決手段】貯湯式給湯機は、貯湯タンク2と、貯湯タンク2の上部を覆い、上面10aを有する第一上部成形断熱材10と、第一上部成形断熱材10の上面10aに接する第一面と、第一面と反対側の第二面とを有する真空断熱材11と、第一上部成形断熱材10に接する接触部と、真空断熱材11の第二面に対向する下面12aとを有する第二上部成形断熱材12と、貯湯タンク2、第一上部成形断熱材10、真空断熱材11、及び第二上部成形断熱材12を収納する外郭ケース3と、を備える。真空断熱材11の第二面と第二上部成形断熱材12の下面12aとの間に空間14がある。【選択図】図2

Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
例えばヒートポンプユニットのような加熱手段で加熱された湯を貯留する貯湯タンクを備え、貯湯タンクから風呂、台所、洗面台などの給湯端末に湯を供給する貯湯式給湯機が広く用いられている。このような貯湯式給湯機は、放熱ロスを抑制するために貯湯タンクの周囲を覆う断熱材と、断熱材で覆われた貯湯タンクを覆う外装となる外郭ケースとを備えている。外郭ケースは、金属製であり、貯湯タンクの側面を覆う側板と、貯湯タンクの上面を覆う天板とを有している。
この種の貯湯式給湯機では、湯は、貯湯タンクの上側から出入りする。そして、貯湯タンク内で上側にある湯の下側には加熱されていない水が導入され、貯留タンク内は常に満たされた状態になっている。このため、貯湯タンク内の上部には常に湯があり、高温になっている。従って、貯湯タンクの特に上部からの放熱ロスを防ぐことが重要となる。
下記特許文献1に開示された従来の貯湯式給湯機では、貯湯タンクの上面を成形断熱材で覆っている。その成形断熱材の内部には、貯湯タンクの上に設置された混合弁等を収納する高温部材収納空間が形成されている。その高温部材収納空間を形成する成形断熱材の上部には、真空断熱材が密着して配置されている。これにより、高温部材収納空間の上で成形断熱材の肉厚が薄くなっている部分からの放熱ロスを抑制するようにしている。
特開2009−92306号公報
特許文献1に開示された貯湯式給湯機では、真空断熱材が露出しているため、製造組立ての際に、真空断熱材を傷付ける可能性がある。真空断熱材の外被材に傷が付くと、ピンホールが発生して真空状態が保てなくなり、真空断熱材が本来の断熱性を発揮できなくなるおそれがある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、貯湯タンクの保温性能を確実に良好にすることのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、貯湯タンクと、貯湯タンクの上部を覆い、上面を有する第一成形断熱材と、第一成形断熱材の上面に接する第一面と、第一面と反対側の第二面とを有する真空断熱材と、第一成形断熱材に接する接触部と、真空断熱材の第二面に対向する下面とを有する第二成形断熱材と、貯湯タンク、第一成形断熱材、真空断熱材、及び第二成形断熱材を収納する外郭ケースと、を備え、真空断熱材の第二面と第二成形断熱材の下面との間に空間があるものである。
本発明によれば、貯湯タンクの保温性能を確実に良好にすることが可能となる。
実施の形態1による貯湯式給湯機の外観を示す斜視図である。 図1中の仮想平面で貯湯式給湯機を切断した縦断面図である。 第一上部成形断熱材、真空断熱材、及び第二上部成形断熱材を分離した状態における断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による貯湯式給湯機1の外観を示す斜視図である。図1に示すように、貯湯式給湯機1は、外郭ケース3を備える。外郭ケース3は、直方体に近い形状を有する。図2は、図1中の仮想平面100で貯湯式給湯機1を切断した縦断面図である。図2は、模式的な図である。図2中の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を反映している訳ではない。
図2に示すように、外郭ケース3内には、断熱材で覆われた状態の貯湯タンク2が収納されている。本実施の形態において、貯湯タンク2を覆う断熱材は、下部成形断熱材7、前部成形断熱材8、後部成形断熱材9、第一上部成形断熱材10、真空断熱材11、及び第二上部成形断熱材12を含む。外郭ケース3は、底板13、外郭ケース側板15、及び外郭ケース天板16を備える。外郭ケース側板15は、貯湯式給湯機1の四つの側面を形成する。
貯湯タンク2の下部には、複数本の貯湯タンク支持片5が、周方向に間隔をあけて取り付けられている。貯湯タンク支持片5のそれぞれの下端は、貯湯タンク脚6の上端に連結されている。貯湯タンク支持片5と貯湯タンク脚6との間に底板13がある。すなわち、貯湯タンク支持片5は外郭ケース3の内部にあり、貯湯タンク脚6は外郭ケース3の外部にある。これらの貯湯タンク支持片5及び貯湯タンク脚6により、貯湯タンク2の重量が支えられている。
外郭ケース側板15の下端は、ネジなどの締結部品により、底板13に固定されている。外郭ケース天板16は、ネジなどの締結部品により、外郭ケース側板15の上端に固定されている。外郭ケース側板15及び外郭ケース天板16の重量は、底板13を介して、貯湯タンク脚6により支持される。このように、貯湯タンク2と、底板13以外の外郭ケース3とは、直接には結合固定されていない。
下部成形断熱材7は、貯湯タンク2の下部の鏡板を含む部分を覆う。前部成形断熱材8及び後部成形断熱材9は、貯湯タンク2の円筒状の胴部を覆う。前部成形断熱材8は、貯湯タンク2の胴部の、貯湯式給湯機1の前側の領域を覆う。後部成形断熱材9は、貯湯タンク2の胴部の、貯湯式給湯機1の後ろ側の領域を覆う。第一上部成形断熱材10は、貯湯タンク2の上部の鏡板を含む部分を覆う。真空断熱材11は、第一上部成形断熱材10の上面10aに接している。第一上部成形断熱材10に対して上側から第二上部成形断熱材12が組み付けられている。第二上部成形断熱材12は、真空断熱材11に対向する下面12aを有する。第二上部成形断熱材12の下面12aと、真空断熱材11との間には、空間14が形成されている。
下部成形断熱材7、前部成形断熱材8、後部成形断熱材9、第一上部成形断熱材10、及び第二上部成形断熱材12のそれぞれは、例えば発泡ポリスチレンのような発泡プラスチックで作られている。本実施の形態において、下部成形断熱材7、前部成形断熱材8、後部成形断熱材9、及び第一上部成形断熱材10は、貯湯タンク2の表面に密着可能な形状に成形されている。下部成形断熱材7、前部成形断熱材8、後部成形断熱材9、及び第一上部成形断熱材10により、貯湯タンク2の表面のほぼ全体が覆われている。
貯湯タンク2の上部には、温水導入出口2aが設けられている。温水導入出口2aに給湯配管4の一端が接続されている。給湯配管4の他端は、弁17に接続されている。貯湯式給湯機1は、貯湯タンク2の水を加熱して湯にする加熱装置を備える。この加熱装置は、いかなる構成のものでもよい。例えば、ヒートポンプ式加熱装置でもよいし、貯湯タンク2内に設置される電気ヒータでもよい。外郭ケース3の外に加熱装置が備えられてもよい。加熱装置は、本発明の特徴部分ではないため、本明細書では図示及び詳細な説明を省略する。また、外郭ケース3内には、図2に示す以外の配管、バルブ、ポンプ、熱交換器などの機器が備えられていてもよいが、本明細書では、これらの機器についても図示及び詳細な説明を省略する。
図3は、第一上部成形断熱材10、真空断熱材11、及び第二上部成形断熱材12を分離した状態における断面図である。第一上部成形断熱材10の下面には、貯湯タンク2の上部の鏡板の凸曲面に対応した形状の凹曲面10bが形成されている。第一上部成形断熱材10には、温水導入出口2aと空間的に干渉しないようにするための凹部10cが形成されている。第一上部成形断熱材10には、給湯配管4と空間的に干渉しないようにするための中空部10dが形成されている。中空部10dを設ける構成に代えて、以下のようにしてもよい。第一上部成形断熱材10を、2つ以上の部品から構成する。貯湯タンク2に接続された給湯配管4が、第一上部成形断熱材10を構成する2つの部品の間を通るようにする。この場合には、中空部10dを形成する必要がないので、加工が容易になる。
第一上部成形断熱材10の上面10aは、平坦に形成されている。真空断熱材11は、第一上部成形断熱材10の上面10aに接する第一面11aと、第一面11aの反対側の第二面11bとを有する。第一面11aは、下側を向く。第二面11bは、上側を向く。上面10aを平坦に形成したことで、真空断熱材11を曲げることなく、真空断熱材11を配置できる。第二面11bは、第二上部成形断熱材12の下面12aに対向する。第一上部成形断熱材10、真空断熱材11、及び第二上部成形断熱材12を組み合わせた状態では、第二面11bと下面12aとの間に空間14が形成される。
本実施の形態であれば、真空断熱材11が第二上部成形断熱材12に覆われるので、真空断熱材11は露出しない。これにより、以下の効果が得られる。製造組立ての際に、真空断熱材11を傷付けることを確実に防止できる。仮に、真空断熱材11の外被材に傷が付くと、ピンホールが発生して真空状態が保てなくなり、真空断熱材11が本来の断熱性を発揮できなくなる。これに対し、本実施の形態であれば、真空断熱材11の傷付きを確実に防止できるので、真空断熱材11が本来の断熱性を確実に発揮できる。よって、貯湯タンク2の保温性能を確実に良好にできる。
本実施の形態であれば、空間14を形成したことで、以下の効果が得られる。貯湯式給湯機1の輸送時の振動で、第二上部成形断熱材12と真空断熱材11との接触により、真空断熱材11が摩耗することを防止できる。このため、真空断熱材11の傷付きをより確実に防止できる。また、真空断熱材11から第二上部成形断熱材12への熱伝導を防止できる。これにより、貯湯タンク2の熱が外郭ケース天板16へ熱伝導することを確実に抑制できるので、貯湯タンク2の保温性能をさらに良好にできる。
本実施の形態において、真空断熱材11の第一面11aは、全体的に上面10aに接している。上面10a及び真空断熱材11の形状は、例えば、貯湯タンク2の直径と同程度の直径を有する、円形または多角形でもよい。真空断熱材11は、複数の領域に分割されていてもよい。
本実施の形態において、真空断熱材11の第二面11bは、全体的に、第二上部成形断熱材12の下面12aから離れている。これにより、第二上部成形断熱材12と真空断熱材11との接触をより確実に防止できるので、真空断熱材11の摩耗及び傷付きをより確実に防止できる。
図2に示すように、第二面11bと下面12aとの距離、すなわち空間14の厚さをLとする。Lは、1mm以上が好ましく、3mm以上がより好ましい。これにより、第二上部成形断熱材12と真空断熱材11との接触をより確実に防止できる。Lは、10mm以下が好ましく、5mm以下がより好ましい。これにより、デッドスペースの増加を抑制できる。
図3に示すように、第一上部成形断熱材10は、第二上部成形断熱材12に対して接する接触部10e,10fを有する。接触部10e,10fは、上面10aの外周に形成されている。接触部10eは、上面10aよりも低い位置に形成された面である。接触部10fは、上面10aと接触部10eとの間の段差が形成する外周面である。
第二上部成形断熱材12は、第一上部成形断熱材10に対して接する接触部12b,12cを有する。接触部12bは、接触部10eに接する面である。接触部12bが接触部10eに接することで、第二上部成形断熱材12の荷重を第一上部成形断熱材10が受けることができる。接触部12cは、接触部10fに接する内周面である。接触部12cが接触部10fに接することで、第二上部成形断熱材12の水平方向の位置を適正な位置に保持できる。
本実施の形態において、第一上部成形断熱材10と真空断熱材11との接触面積は、第一上部成形断熱材10と第二上部成形断熱材12との接触面積より大きい。これにより、以下の効果が得られる。第二上部成形断熱材12よりも熱伝導率の低い真空断熱材11が、より大きい接触面積で第一上部成形断熱材10に接することで、第一上部成形断熱材10から第二上部成形断熱材12への熱伝導をより確実に低減できる。その結果、貯湯タンク2の保温性能をさらに向上することができる。
本実施の形態において、第二上部成形断熱材12は、外郭ケース天板16の内面すなわち下面に接する上面12dを有する。仮に、上面12dが外郭ケース天板16の内面に接していないとすると、以下のような可能性がある。貯湯式給湯機1を運搬時に万が一落下させてしまった場合を想定する。貯湯式給湯機1が落下して貯湯タンク脚6が地面または床に着地した瞬間に、貯湯タンク脚6により直接的に支持された貯湯タンク2の下降は急停止する。これに対し、底板13を介して間接的に支持された外郭ケース側板15及び外郭ケース天板16は、着地の瞬間には停止できず、第二上部成形断熱材12の上面12dと外郭ケース天板16の内面との距離の分だけ、更に下方に下がり続けようとする。その結果、外郭ケース側板15及び底板13の一方または両方に歪が生じ、塑性変形に至る可能性がある。
これに対し、本実施の形態によれば、落下した貯湯式給湯機1の貯湯タンク脚6が地面または床に着地して貯湯タンク2の下降が急停止した瞬間に、第一上部成形断熱材10及び第二上部成形断熱材12が外郭ケース天板16を支えることができる。すなわち、外郭ケース側板15及び外郭ケース天板16が更に下方に下ろうとするのを、第一上部成形断熱材10及び第二上部成形断熱材12によって受け止めて、下降を停止させることができる。よって、外郭ケース側板15及び底板13に加わる応力を緩和することができるので、外郭ケース側板15及び底板13の変形を確実に防止することができる。さらに、本実施の形態であれば、空間14を設けたことで、以下の効果が得られる。貯湯式給湯機1の落下時に外郭ケース天板16から力を受けた第二上部成形断熱材12が変形したときでも、第二上部成形断熱材12と真空断熱材11との接触をより確実に防止できる。このため、真空断熱材11の傷付きをより確実に防止できる。
第二上部成形断熱材12の上面12dと外郭ケース天板16の内面との接触面積は、貯湯タンク2の直径に等しい円の面積より大きいことが望ましい。これにより、貯湯式給湯機1の落下時に外郭ケース天板16に加わる応力を十分に緩和できる。
第二上部成形断熱材12は、第一上部成形断熱材10より高い硬度または弾性率を有するものであることが望ましい。これにより、以下の効果が得られる。貯湯式給湯機1の落下時に第二上部成形断熱材12が外郭ケース側板15及び外郭ケース天板16を受け止めた際の第二上部成形断熱材12の変形をより確実に抑えることができる。このため、貯湯タンク2に対する外郭ケース側板15及び外郭ケース天板16の下降量が更に小さくなるので、外郭ケース側板15及び底板13の変形をより確実に防止することができる。
貯湯タンク2内の上部には常に湯があり、高温になっているので、貯湯タンク2の特に上面からの放熱ロスをできるだけ抑制することが重要である。この観点から、熱伝導率が低い真空断熱材11を貯湯タンク2の上部に配置することが望ましい。通常、真空断熱材11は平板状に製造されるため、貯湯タンク2の上部のように球面かつ配管接続口がある箇所に用いる場合は真空断熱材11を加工しなければならない。これに対し、本実施の形態であれば、第一上部成形断熱材10の上面10aに真空断熱材11を配置することで、真空断熱材11の加工が不要となる。
第一上部成形断熱材10は、第二上部成形断熱材12より低い熱伝導率を有するものであることが望ましい。第一上部成形断熱材10から第二上部成形断熱材12への熱伝導を真空断熱材11及び空間14により十分に低減できるので、第二上部成形断熱材12の温度はそれほど高くならない。このため、第二上部成形断熱材12は、第一上部成形断熱材10より熱伝導率の高いものであっても、第二上部成形断熱材12から外郭ケース天板16への熱伝導による放熱ロスは、十分に抑制される。
本実施の形態において、第二上部成形断熱材12には、通気路12eが形成されている。通気路12eは、空間14と上面12dとの間を貫通する。通気路12eにより、空間14と、第一上部成形断熱材10及び第二上部成形断熱材12の外側の空間とが連通する。通気路12eを設けたことで、以下の効果が得られる。第一上部成形断熱材10に第二上部成形断熱材12を組み合わせる組立て作業のときに、空間14の容積が減少する。その際に、空間14の空気が通気路12eを通って外部へ排出される。このため、第一上部成形断熱材10に第二上部成形断熱材12を組み合わせる作業を円滑に実施できる。これに対し、通気路12eがないと仮定すると、空間14の容積が減少するときに空間14の空気が抜けにくいので、空間14の圧力が高まり、第一上部成形断熱材10に第二上部成形断熱材12を組み合わせる作業がしにくい可能性がある。図示の構成では、第二上部成形断熱材12に通気路12eを形成したが、第一上部成形断熱材10に通気路を形成してもよいし、第一上部成形断熱材10及び第二上部成形断熱材12の両方、または両者の間に一部隙間を形成することで通気路を形成してもよい。
第一上部成形断熱材10は、接触部10eに形成された凹部10gを有する。第二上部成形断熱材12は、接触部12bに形成された凸部12fを有する。第一上部成形断熱材10に第二上部成形断熱材12を適正に組み合わせると、凹部10gに凸部12fが挿入する。凹部10g及び凸部12fは、第一上部成形断熱材10に第二上部成形断熱材12を組み合わせる位置を示す位置決め手段の例である。このような位置決め手段を設けることで、第一上部成形断熱材10に第二上部成形断熱材12を組み合わせる作業をより円滑に実施できる。第一上部成形断熱材10及び第二上部成形断熱材12のいずれか一方のみに位置決め手段を設けてもよい。
1 貯湯式給湯機、 2 貯湯タンク、 2a 温水導入出口、 3 外郭ケース、 4 給湯配管、 5 貯湯タンク支持片、 6 貯湯タンク脚、 7 下部成形断熱材、 8 前部成形断熱材、 9 後部成形断熱材、 10 第一上部成形断熱材、 10a 上面、 10b 凹曲面、 10c 凹部、 10d 中空部、 10e,10f 接触部、 10g 凹部、 11 真空断熱材、 11a 第一面、 11b 第二面、 12 第二上部成形断熱材、 12a 下面、 12b,12c 接触部、 12d 上面、 12e 通気路、 12f 凸部、 13 底板、 14 空間、 15 外郭ケース側板、 16 外郭ケース天板、 17 弁

Claims (8)

  1. 貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの上部を覆い、上面を有する第一成形断熱材と、
    前記第一成形断熱材の前記上面に接する第一面と、前記第一面と反対側の第二面とを有する真空断熱材と、
    前記第一成形断熱材に接する接触部と、前記真空断熱材の前記第二面に対向する下面とを有する第二成形断熱材と、
    前記貯湯タンク、前記第一成形断熱材、前記真空断熱材、及び第二成形断熱材を収納する外郭ケースと、
    を備え、
    前記真空断熱材の前記第二面と前記第二成形断熱材の前記下面との間に空間がある貯湯式給湯機。
  2. 前記第二成形断熱材は、前記外郭ケースの天板の内面に接する上面を有する請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記第一成形断熱材と前記真空断熱材との接触面積は、前記第一成形断熱材と前記第二成形断熱材との接触面積より大きい請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記第一成形断熱材は、前記第二成形断熱材より低い熱伝導率を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記第二成形断熱材は、前記第一成形断熱材より高い硬度または弾性率を有する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記第一成形断熱材が2つ以上の部品から構成され、前記貯湯タンクに接続された配管が、前記第一成形断熱材を構成する2つの部品の間を通る請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記空間と、前記第一成形断熱材及び前記第二成形断熱材の外側の空間とを連通する通気路を有する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記第一成形断熱材と前記第二成形断熱材とを組み合せる位置を示す位置決め手段が前記第一成形断熱材と前記第二成形断熱材との少なくとも一方に備えられている請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
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