JP6958364B2 - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
ヒートポンプなどの加熱手段により加熱された湯を貯湯タンクに貯え、貯湯タンクから取り出した湯を用いて、浴槽、シャワー、台所及び洗面所の蛇口などの給湯先に給湯する貯湯式給湯機が広く用いられている。貯湯タンクからの放熱ロスを抑えるため、貯湯タンクの周囲には発泡ポリスチレンまたは発泡ポリウレタンなどの発泡成形断熱材が配置されている。近年では貯湯タンクの保温性能をさらに向上するため、より断熱性能の高い、真空断熱材を用いる場合もある。
特許文献1には、機能部品が設けられたタンク本体に対し、その機能部品を避けるように真空断熱材の角部に切欠き部を設け、複数の真空断熱材を高さ方向に並べた貯湯式給湯機が開示されている。
特許第5879097号公報
特許文献1の貯湯式給湯機では、真空断熱材の端部同士が隣り合う継ぎ目の位置から熱が漏洩しやすいため、貯湯タンクからの放熱量が増加することが考えられる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、貯湯タンクからの放熱量を低減することのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、円筒状の胴部と、胴部よりも上の鏡板部分と、胴部よりも下の鏡板部分と、胴部から外側へ突出する取出口とを有する貯湯タンクと、取出口を避けて胴部を覆い、貯湯タンクの軸方向に対して垂直な平面で切断した横断面において円弧状の形状を有する複数の第一発泡断熱材と、取出口を避けて複数の第一発泡断熱材の外側を覆い、横断面において円弧状の形状を有する複数の真空断熱材とを備え、横断面において、取出口側を除いた第一発泡断熱材同士の継ぎ目の位置と、真空断熱材同士の継ぎ目の位置とが、貯湯タンクの周方向に関して異なる位置となるように配置されている貯湯式給湯機であって、複数の真空断熱材として、第一真空断熱材と、第二真空断熱材とを備え、第一真空断熱材は、貯湯タンクの軸方向に沿って延びる端部である第一端部及び第二端部を有し、第二真空断熱材は、貯湯タンクの軸方向に沿って延びる端部である第一端部及び第二端部を有し、第一真空断熱材の第一端部が第二真空断熱材の第一端部に隣接することにより、真空断熱材同士の継ぎ目が形成され、第一真空断熱材の第二端部と、第二真空断熱材の第二端部との間に、取出口を避けるための隙間が設けられており、取出口は、隙間を通って、貯湯タンクの径方向外方へ突出しており、第一真空断熱材に、取出口を避けるための切欠きが形成されておらず、第二真空断熱材に、取出口を避けるための切欠きが形成されておらず、第一発泡断熱材の数が2個であり、一方の第一発泡断熱材は、取出口を避ける孔を有し、取出口は、一方の第一発泡断熱材の孔を通って、貯湯タンクの径方向外方へ突出しており、一方の第一発泡断熱材と、他方の第一発泡断熱材との継ぎ目の位置と、取出口の位置とが、周方向に関して、異なる位置になっているものである。
本発明によれば、貯湯タンクからの放熱量を低減することが可能となる。
実施の形態1による貯湯式給湯機を示す正面図ある。 図1中のA−A線での断面図(横断面図)である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による貯湯式給湯機1を示す正面図である。図2は、図1中のA−A線での断面図である。図2に示すように、貯湯式給湯機1は、貯湯タンク2と、複数の第一発泡断熱材3,4と、複数の真空断熱材5,6と、複数の第二発泡断熱材7,8とを備える。貯湯タンク2は、例えばステンレス鋼のような金属材料で作られていることが望ましい。貯湯タンク2は、円筒状の胴部2aと、胴部2aから外側へ突出する取出口2bとを有する。
図2は、貯湯タンク2の軸方向に対して垂直な平面で切断した横断面図に相当する。第一発泡断熱材3,4は、取出口2bの位置を避けて胴部2aを覆っている。図2の横断面において、第一発泡断熱材3,4の各々は、円弧状の形状を有する。胴部2aの外面に対して第一発泡断熱材3,4の内面が隙間無く接触することが望ましい。
真空断熱材5,6は、取出口2bの位置を避けて第一発泡断熱材3,4の外側を覆う。図2の横断面において、真空断熱材5,6の各々は、円弧状の形状を有する。第一発泡断熱材3,4の外面に対して真空断熱材5,6の内面が隙間無く接触することが望ましい。
第二発泡断熱材7,8は、取出口2bの位置を避けて複数の真空断熱材5,6の外側を覆う。図2の横断面において、第二発泡断熱材7,8の各々は、円弧状の形状を有する。真空断熱材5,6の外面に対して第二発泡断熱材7,8の内面が隙間無く接触することが望ましい。
第一発泡断熱材3,4及び第二発泡断熱材7,8は、発泡プラスチックで作られている。当該発泡プラスチックは、例えば、発泡ポリスチレンまたは発泡ポリウレタンでもよい。
真空断熱材5,6は、例えば発泡体、粉体、繊維体等をシート状に加工した芯材またはコア材を、ガスバリア性フィルムからなる外皮材で袋状に包み、内部を真空に近い減圧状態とし、ガスバリア性フィルムの外周部を熱溶着して密封した構成を有する。ガスバリア性フィルムとしては、例えば、プラスチックフィルム、プラスチック金属ラミネートフィルム等が用いられる。このような真空断熱材5,6は、熱伝導率が極めて低く、優れた断熱性を有する。
図1に示すように、本実施の形態の貯湯式給湯機1は、上部断熱材9及び下部断熱材10をさらに備える。上部断熱材9は、貯湯タンク2の胴部2aよりも上の鏡板部分を覆う。下部断熱材10は、貯湯タンク2の胴部2aよりも下の鏡板部分を覆う。貯湯タンク2は、複数の脚11を介して、地面または台座に対して固定されている。
貯湯式給湯機1は、上述した各種の断熱材で覆われた状態の貯湯タンク2を収納する筐体(図示省略)を備えている。図1は、その筐体を取り外した状態を示している。
貯湯式給湯機1が使用されるときには、貯湯タンク2内は満水状態に維持される。貯湯タンク2内は、上側が高温の湯になり、下側が低温の水になる。上層の湯と、下層の水とは、比重差により、混じり合うことなく維持される。
取出口2bは、貯湯タンク2の高さ方向の中間領域にある。貯湯タンク2内の中温水を取出口2bから取り出すことができる。
貯湯式給湯機1は、貯湯タンク2の水を加熱して湯にする加熱装置を備える。この加熱装置は、いかなる構成のものでもよい。例えば、ヒートポンプ式加熱装置でもよいし、貯湯タンク2内に設置される電気ヒータでもよい。貯湯タンク2を収納する筐体の外に加熱装置が備えられてもよい。加熱装置は、本発明の特徴部分ではないため、本明細書では図示及び詳細な説明を省略する。また、貯湯式給湯機1は、各種の配管、バルブ、ポンプ、熱交換器などの機器を備えるが、本明細書では、これらの機器についても図示及び詳細な説明を省略する。
図2に示すように、第一発泡断熱材3は、第一端部3a及び第二端部3bを有する。第一発泡断熱材4は、第一端部4a及び第二端部4bを有する。第一端部3a、第二端部3b、第一端部4a、及び第二端部4bは、貯湯タンク2の軸方向すなわち高さ方向に沿って延びる端部である。第一端部3aは、第一端部4aに対して隣接している。第一端部3a及び第一端部4aにより、第一発泡断熱材3と第一発泡断熱材4との間の継ぎ目12が形成されている。第一端部3a及び第一端部4aは、互いに接触していてもよいし、接触していなくてもよい。第二端部3bは、第二端部4bに対して隣接している。第二端部3b及び第二端部4bにより、第一発泡断熱材3と第一発泡断熱材4との間の継ぎ目13が形成されている。第二端部3b及び第二端部4bは、互いに接触していてもよいし、接触していなくてもよい。
真空断熱材5は、第一端部5a及び第二端部5bを有する。真空断熱材6は、第一端部6a及び第二端部6bを有する。第一端部5a、第二端部5b、第一端部6a、及び第二端部6bは、貯湯タンク2の軸方向すなわち高さ方向に沿って延びる端部である。第一端部5aは、第一端部6aに対して隣接している。第一端部5a及び第一端部6aにより、真空断熱材5と真空断熱材6との間の継ぎ目14が形成されている。第一端部5a及び第一端部6aは、互いに接触していてもよいし、接触していなくてもよい。
図2の横断面において、継ぎ目12の位置と、継ぎ目14の位置とが、貯湯タンク2の周方向に関して異なる位置となるように配置されている。これにより、以下の効果が得られる。継ぎ目12の位置においては、第一発泡断熱材3と第一発泡断熱材4との間に隙間が生じる可能性があるので、仮に真空断熱材5がないとすると、熱漏洩が起きやすくなる可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、継ぎ目12の外側を真空断熱材5が覆っているので、継ぎ目12からの熱漏洩を確実に抑制できる。また、継ぎ目14の位置においては、真空断熱材5と真空断熱材6との間に隙間が生じる可能性があるので、仮に第一発泡断熱材4がないとすると、熱漏洩が起きやすくなる可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、継ぎ目14の内側を第一発泡断熱材4が覆っているので、継ぎ目14からの熱漏洩を確実に抑制できる。したがって、貯湯タンク2からの放熱量を確実に低減できる。
以下の説明では、貯湯タンク2の周方向のことを単に「周方向」と称する。仮に、継ぎ目12と継ぎ目14とが周方向に関して同じ位置であったとすると、この位置からの熱漏洩が起きやすくなるので、貯湯タンク2からの放熱量が多くなりやすい。
本実施の形態では、継ぎ目13の位置と継ぎ目14の位置とが周方向に関して異なる位置となるように配置されている。これにより、以下の効果が得られる。継ぎ目13の位置においては、第一発泡断熱材3と第一発泡断熱材4との間に隙間が生じる可能性があるので、仮に真空断熱材6がないとすると、熱漏洩が起きやすくなる可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、継ぎ目13の外側を真空断熱材6が覆っているので、継ぎ目13からの熱漏洩を確実に抑制できる。
本実施の形態であれば、第一発泡断熱材3と第一発泡断熱材4との間のすべての継ぎ目12,13が、真空断熱材5と真空断熱材6との間の継ぎ目14に対して、周方向に関して異なる位置となるように配置されている。これにより、熱漏洩をより確実に抑制でき、貯湯タンク2からの放熱量をより確実に低減できる。なお、本発明では、少なくとも、取出口2bに近い側の継ぎ目13を除いた第一発泡断熱材3,4同士の継ぎ目12の位置と、真空断熱材5,6同士の継ぎ目14の位置とが、周方向に関して異なる位置となるように配置されていればよい。
本実施の形態では、第一発泡断熱材3,4の数が2個であり、2個の第一発泡断熱材3,4は、周方向の長さが互いに等しい。これにより、組み立てを容易に行うことができる。
ただし、本発明では、変形例として、第一発泡断熱材3,4の周方向の長さが互いに異なるようにしてもよいし、周方向に関して3個以上の数に分割された第一発泡断熱材によって貯湯タンク2を覆ってもよい。
本実施の形態では、第一発泡断熱材3,4の各々が貯湯タンク2を半周ずつ覆うことで、貯湯タンク2のほぼ全周を第一発泡断熱材3,4が覆っている。これにより、貯湯タンク2からの放熱量をより確実に低減できる。
第一発泡断熱材3には、取出口2bを避けるための孔3cが形成されている。取出口2bは、孔3cを通って、貯湯タンク2の径方向外方へ突出している。孔3cに代えて、取出口2bを避けるための切欠きを第一発泡断熱材3に形成してもよい。取出口2bがない領域を覆っている第一発泡断熱材4は、取出口2bを避けるための孔または切欠きを有していない。本実施の形態であれば、一方の第一発泡断熱材3にのみ、取出口2bを避けるための孔3cまたは切欠きを形成すればよいので、熱漏洩をより確実に抑制できる。
図2の横断面において、第一発泡断熱材3と第一発泡断熱材4との間の継ぎ目12,13の位置と、取出口2bの位置とが、周方向に関して異なる位置となるように配置されている。取出口2bの位置では、断熱材に孔または切欠きを形成する必要があるので、熱漏洩が起きやすくなる可能性がある。仮に、継ぎ目12または13の位置と、取出口2bの位置とが、周方向に関して同じ位置であったとすると、継ぎ目12または13による熱漏洩と、取出口2bによる熱漏洩とが相乗して、貯湯タンク2からの放熱量が増えやすくなる可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、継ぎ目12,13の位置と、取出口2bの位置とが、周方向に関して異なる位置となるように配置したことで、継ぎ目12または13による熱漏洩と、取出口2bによる熱漏洩とが相乗することを防止でき、貯湯タンク2からの放熱量を低減する上で有利になる。
図示の構成に代えて、継ぎ目12または13の位置と、取出口2bの位置とを、周方向に関して同じ位置とし、継ぎ目12または13が取出口2bを挟むように構成し、第一発泡断熱材3,4の各々に、取出口2bを避けるための孔または切欠きを形成してもよい。この場合には、継ぎ目12または13の外側を真空断熱材5または6が覆うことになるので、熱漏洩を確実に抑制でき、貯湯タンク2からの放熱量を低減する上で有利になる。
一般に、真空断熱材を湾曲させるときには、強い反発力が作用する。仮に、1枚の真空断熱材で貯湯タンク2の全周を覆うとすると、真空断熱材を巻き付ける作業が困難となり、組み立てを容易に行うことができない。これに対し、本実施の形態では、貯湯タンク2を覆う真空断熱材5,6を周方向に関して複数に分割したことで、組み立てを容易に行うことができる。本実施の形態では、2個の真空断熱材5,6によって貯湯タンク2のほぼ全周を覆っているが、変形例として、周方向に関して真空断熱材を3個以上の数に分割してもよい。
本実施の形態において、真空断熱材5,6は、周方向の長さが互いに等しい。これにより、真空断熱材5,6の仕様を互いに共通化できるので、部品コストを低減できる。変形例として、真空断熱材5,6は、周方向の長さが互いに異なるものでもよい。
本実施の形態では、真空断熱材5,6の各々が貯湯タンク2を半周ずつ覆うことで、貯湯タンク2のほぼ全周を真空断熱材5,6が覆っている。これにより、貯湯タンク2からの放熱量をより確実に低減できる。
真空断熱材5の第二端部5bと、真空断熱材6の第二端部6bとの間には、取出口2bを避けるための隙間が設けられている。取出口2bは、第二端部5bと第二端部6bとの間の隙間を通って、貯湯タンク2の径方向外方へ突出している。一般に、真空断熱材は、発泡断熱材に比べて、孔または切欠きを形成するとコストが増加しやすい。本実施の形態であれば、真空断熱材5,6には、取出口2bを避けるための孔または切欠きを形成する必要がないので、コストの増加を防止できる。
図2の横断面において、真空断熱材5,6の間の継ぎ目14の位置は、取出口2bとは反対側にある。これにより、継ぎ目14による熱漏洩と、取出口2bによる熱漏洩とが相乗することをより確実に防止でき、貯湯タンク2からの放熱量を低減する上でさらに有利になる。
第一発泡断熱材3,4の高さ方向の長さは、真空断熱材5,6の高さ方向の長さよりも大きくてもよい。そのようにすることで、貯湯タンク2からの放熱量を低減する上でさらに有利になる。
第二発泡断熱材7は、第一端部7a及び第二端部7bを有する。第二発泡断熱材8は、第一端部8a及び第二端部8bを有する。第一端部7a、第二端部7b、第一端部8a、及び第二端部8bは、貯湯タンク2の軸方向すなわち高さ方向に沿って延びる端部である。第一端部7aは、第一端部8aに対して隣接している。第一端部7a及び第一端部8aにより、第二発泡断熱材7と第二発泡断熱材8との間の継ぎ目15が形成されている。
継ぎ目15において、第一端部7aと第一端部8aとは、取出口2bを間に挟んで対向している。第一端部7aと第一端部8aとの間には、取出口2bが通過可能な隙間が設けられている。取出口2bは、第一端部7aと第一端部8aとの間の隙間を通って、貯湯タンク2の径方向外方へ突出している。または、第一端部7a及び第一端部8aに取出口2bを避けるための切欠きを形成し、当該切欠き以外の部分において第一端部7aと第一端部8aとが互いに接触または近接するように配置してもよい。
図2の横断面において、第二発泡断熱材7,8の間の継ぎ目15の位置と、真空断熱材5,6の間の継ぎ目14の位置とが、周方向に関して異なる位置となるように配置されている。これにより、継ぎ目15による熱漏洩と、継ぎ目14による熱漏洩とが相乗することをより確実に防止でき、貯湯タンク2からの放熱量を低減する上でさらに有利になる。
図2の横断面において、第一発泡断熱材3,4の間の継ぎ目12,13の位置と、第二発泡断熱材7,8の間の継ぎ目15の位置とが、周方向に関して異なる位置となるように配置されている。これにより、継ぎ目12,13による熱漏洩と、継ぎ目15による熱漏洩とが相乗することをより確実に防止でき、貯湯タンク2からの放熱量を低減する上でさらに有利になる。
1 貯湯式給湯機、 2 貯湯タンク、 2a 胴部、 2b 取出口、 3,4 第一発泡断熱材、 3a 第一端部、 3b 第二端部、 3c 孔、 4a 第一端部、 4b 第二端部、 5,6 真空断熱材、 5a 第一端部、 5b 第二端部、 6a 第一端部、 6b 第二端部、 7,8 第二発泡断熱材、 7a 第一端部、 7b 第二端部、 8a 第一端部、 8b 第二端部、 9 上部断熱材、 10 下部断熱材、 11 脚、 12,13,14,15 継ぎ目

Claims (8)

  1. 円筒状の胴部と、前記胴部よりも上の鏡板部分と、前記胴部よりも下の鏡板部分と、前記胴部から外側へ突出する取出口とを有する貯湯タンクと、
    前記取出口を避けて前記胴部を覆い、前記貯湯タンクの軸方向に対して垂直な平面で切断した横断面において円弧状の形状を有する複数の第一発泡断熱材と、
    前記取出口を避けて前記複数の第一発泡断熱材の外側を覆い、前記横断面において円弧状の形状を有する複数の真空断熱材とを備え、
    前記横断面において、前記取出口側を除いた前記第一発泡断熱材同士の継ぎ目の位置と、前記真空断熱材同士の継ぎ目の位置とが、前記貯湯タンクの周方向に関して異なる位置となるように配置されている貯湯式給湯機であって、
    前記複数の真空断熱材として、第一真空断熱材と、第二真空断熱材とを備え、
    前記第一真空断熱材は、前記貯湯タンクの軸方向に沿って延びる端部である第一端部及び第二端部を有し、
    前記第二真空断熱材は、前記貯湯タンクの軸方向に沿って延びる端部である第一端部及び第二端部を有し、
    前記第一真空断熱材の前記第一端部が前記第二真空断熱材の前記第一端部に隣接することにより、前記真空断熱材同士の前記継ぎ目が形成され、
    前記第一真空断熱材の前記第二端部と、前記第二真空断熱材の前記第二端部との間に、前記取出口を避けるための隙間が設けられており、
    前記取出口は、前記隙間を通って、前記貯湯タンクの径方向外方へ突出しており、
    前記第一真空断熱材に、前記取出口を避けるための切欠きが形成されておらず、
    前記第二真空断熱材に、前記取出口を避けるための切欠きが形成されておらず、
    前記第一発泡断熱材の数が2個であり、
    一方の前記第一発泡断熱材は、前記取出口を避ける孔を有し、
    前記取出口は、前記一方の前記第一発泡断熱材の前記孔を通って、前記貯湯タンクの径方向外方へ突出しており、
    前記一方の前記第一発泡断熱材と、他方の前記第一発泡断熱材との継ぎ目の位置と、前記取出口の位置とが、前記周方向に関して、異なる位置になっている貯湯式給湯機。
  2. 記2個の前記第一発泡断熱材は、前記周方向の長さが互いに等しい請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記複数の真空断熱材は、前記周方向の長さが互いに等しい請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記複数の真空断熱材は、前記周方向の長さが互いに異なる請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記複数の真空断熱材の外側を覆い、前記横断面において円弧状の形状を有する複数の第二発泡断熱材を備え、
    前記横断面において、前記第二発泡断熱材同士の継ぎ目の位置と、前記真空断熱材同士の継ぎ目の位置とが、前記周方向に関して異なる位置となるように配置されている請求項1から請求項のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記横断面において、前記第一発泡断熱材同士の継ぎ目の位置と、前記第二発泡断熱材同士の継ぎ目の位置とが、前記周方向に関して異なる位置となるように配置されている請求項に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記第一発泡断熱材の高さ方向の長さは、前記真空断熱材の高さ方向の長さよりも大きい請求項1から請求項のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記真空断熱材の数が2個であり、前記横断面において、前記真空断熱材同士の継ぎ目の位置が前記取出口とは反対側にある請求項1から請求項のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
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