JP6089936B2 - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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本発明は、貯湯式給湯機に関する。
ヒートポンプ等の加熱手段によって水を加熱して得られた高温の湯を貯湯タンクに貯留し、必要時に貯湯タンクから湯を取り出して給湯端末に供給するように構成された貯湯式給湯機が広く用いられている。この貯湯式給湯機が備える貯湯タンクユニットには、貯湯タンクからの放熱ロスを抑えるため、貯湯タンクを覆う断熱材が配置される。
貯湯タンクを例えば発泡ポリスチレン等の発泡性成形断熱材で覆う場合、例えば上部、胴部、下部等に分かれた複数の断熱材を組み合わせて貯湯タンクを覆うことが一般的である。それらの各断熱材の間に隙間が生じた場合には、その隙間から熱気が漏出する。また、断熱材が貯湯タンクに密着せず、断熱材と貯湯タンクとの間に隙間が生じた場合には、断熱性が低下する。寸法公差の範囲内で断熱材の寸法にバラツキがあり、貯湯タンク自体にも寸法バラツキがあるため、上記の隙間が生じてしまい、放熱ロスが生ずるという問題がある。
上記の問題に対し、特許文献1には、貯湯タンクの上部を覆う上部保温材と、貯湯タンクの中間部を覆う中部保温材と、貯湯タンクの下部を覆う下部保温材と有する貯湯式給湯機において、上部保温材の下端に形成した逆L字状の上部重合部と中部保温材の上端に形成したL字状の下部重合部とを重合して接合し、中部保温材の下端に形成した逆L字状の上部重合部と下部保温材の上端に形成したL字状の下部重合部とを重合して接合し、これらの重合部には上部重合部と下部重合部との間隔と、重合長さとからなる重合調整部を予め設ける技術が提案されている。
特開2012−225603号公報
特許文献1に開示された構成では、上部保温材と中部保温材との重合部および中部保温材と下部保温材との重合部には、それぞれ間隔が設けられているため、中部保温材が上部保温材と下部保温材との間で上下に移動する余地がある。そして、貯湯タンクと外装ケースとで中部保温材を挟むことで中部保温材を固定している(特許文献1の段落0024および図3参照)。しかしながら、このような特許文献1の構成では、組み立て時あるいはメンテナンス時などに外装ケースを着脱する際に、中部保温材の自重等の影響で中部保温材が下側にずれ、上部保温材と中部保温材との間に隙間が生じる可能性がある。貯湯タンク内には、上側が高温で下側が低温になるように温度成層を形成して湯水が貯留されるため、高温になる貯湯タンクの上部側の断熱性が特に重要である。特許文献1の構成では、中部保温材の自重等の影響で中部保温材が下側にずれ易く、その結果、上部保温材と中部保温材との間に隙間が拡大し易い。このため、上部保温材と中部保温材との隙間から熱気が漏出し、断熱上重要な貯湯タンクの上部側の断熱が不十分になり、放熱ロスを十分に抑制できないという問題がある。また、中部保温材と外装ケースとの間に他の機器を配置する場合には、貯湯タンクと外装ケースとで中部保温材を挟むことができないため、特許文献1の構成を適用することができない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、貯湯タンクの寸法バラツキおよび成形断熱材の寸法バラツキの影響を受けることなく、断熱上重要な貯湯タンクの上部側からの放熱ロスを確実に抑制することのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、湯を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクの上部を覆う上部成形断熱材と、上部成形断熱材の下側で貯湯タンクを覆う胴部成形断熱材と、胴部成形断熱材の下側で貯湯タンクを覆う下部成形断熱材と、胴部成形断熱材と下部成形断熱材との継ぎ目に形成されたはめ合わせ部と、はめ合わせ部に設けられ、下部成形断熱材に対する胴部成形断熱材の高さ方向の位置を調節する高さ位置調節手段と、を備え、高さ位置調節手段は、下部成形断熱材に対して胴部成形断熱材を支持する位置を高さ方向に段階的に調節可能な支持部で構成され、支持部は、胴部成形断熱材の自重を支える以上の支持力を有するものである。
また、本発明に係る貯湯式給湯機は、湯を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクの上部を覆う上部成形断熱材と、上部成形断熱材の下側で貯湯タンクを覆う胴部成形断熱材と、胴部成形断熱材の下側で貯湯タンクを覆う下部成形断熱材と、胴部成形断熱材と下部成形断熱材との継ぎ目に形成されたはめ合わせ部と、はめ合わせ部に設けられ、下部成形断熱材に対する胴部成形断熱材の高さ方向の位置を調節する高さ位置調節手段と、を備え、高さ位置調節手段は、下部成形断熱材に対して胴部成形断熱材を支持する位置を高さ方向に段階的または連続的に調節可能な支持部で構成され、支持部は、はめ合わせ部の胴部成形断熱材側に形成された第1凹凸部と、はめ合わせ部の下部成形断熱材側に形成された第2凹凸部とを有し、第1凹凸部および第2凹凸部は、はめ合わせ部の周方向に沿って、間隔をあけて複数個所に形成され、第1凹凸部と第2凹凸部とが接触しない位置ではめ合わせ部をはめ合わせた後、下部成形断熱材に対して胴部成形断熱材を相対的に回転させることにより、第1凹凸部と第2凹凸部とが接触して、下部成形断熱材に対して胴部成形断熱材が支持されるものである。
また、本発明に係る貯湯式給湯機は、湯を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクの上部を覆う上部成形断熱材と、上部成形断熱材の下側で貯湯タンクを覆う胴部成形断熱材と、胴部成形断熱材の下側で貯湯タンクを覆う下部成形断熱材と、胴部成形断熱材と下部成形断熱材との継ぎ目に形成されたはめ合わせ部と、はめ合わせ部に設けられ、下部成形断熱材に対する胴部成形断熱材の高さ方向の位置を調節する高さ位置調節手段と、を備え、高さ位置調節手段は、下部成形断熱材に対して胴部成形断熱材を支持する位置を高さ方向に段階的または連続的に調節可能な支持部で構成され、支持部は、ネジ状をなし、下部成形断熱材に対して胴部成形断熱材を相対的に回転させることにより、下部成形断熱材に対する胴部成形断熱材の高さ方向の位置を調節可能であるものである。
本発明によれば、貯湯タンクの寸法バラツキおよび成形断熱材の寸法バラツキの影響を受けることなく、断熱上重要な貯湯タンクの上部側からの放熱ロスを確実に抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。 本発明の実施の形態1の貯湯タンクユニットが備える貯湯タンクおよび成形断熱材を示す分解斜視図である。 貯湯タンクに成形断熱材を組付けた状態での図2中のA方向矢視の断面図である。 図3中のB部の詳細図である。 本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機におけるはめ合わせ部を、図3中のD−D線に相当する位置で切断した断面図である。 本発明の実施の形態3の貯湯式給湯機におけるはめ合わせ部を、図3中のD−D線に相当する位置で切断した断面図である。 本発明の実施の形態4の貯湯式給湯機における貯湯タンクおよび胴部成形断熱材(胴部後側成形断熱材)を示す側面図である。 本発明の実施の形態5の貯湯式給湯機における貯湯タンクおよび胴部成形断熱材を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。図1に示すように、本実施の形態1の貯湯式給湯機50は、ヒートポンプユニット1と、貯湯タンクユニット40とを有する。貯湯タンクユニット40は、略円筒形状をなす貯湯タンク10と、略直方体形状なす外装ケース30とを有している。貯湯タンク10は、後述する成形断熱材20に覆われた状態で、外装ケース30内に収容されている。ヒートポンプユニット1は、水を加熱して湯を生成する加熱手段として機能する。貯湯タンク10に貯留された湯は、必要に応じて所定の給湯先に供給される。なお、本発明における加熱手段は、ヒートポンプ式のものに限定されるものではなく、例えば、貯湯タンク10内にヒータを設置する構成など、いかなる構成でも良い。
貯湯タンク10の下部には、給水配管11と、貯湯タンク10内の低温水をヒートポンプユニット1に送るためのヒートポンプ往き配管13aとが接続されている。また、貯湯タンク10の上部には、ヒートポンプユニット1により熱せられた湯を貯湯タンク10内へ戻すためのヒートポンプ戻り配管13bが接続されている。給湯配管12は、浴室のシャワーや台所の蛇口等の所定の給湯栓(図示せず)に給湯するための配管である。ふろ往き配管14は、浴槽(図示省略)に給湯するための配管である。
貯湯タンクユニット40の外装ケース30の上面は、天板32で構成されている。また、外装ケース30の下部には、前面側が引っ込んだけこみ部31が形成されている。けこみ部31には、上述した給水配管11、ヒートポンプ往き配管13a、ヒートポンプ戻り配管13b、給湯配管12、ふろ往き配管14の各々を貯湯タンクユニット40内に引き込むための、または貯湯タンクユニット40内から引き出すための配管接続部がそれぞれ設けられている。
外装ケース30の下部には支持脚35が接続されている。各支持脚35をコンクリート製の土台Cにアンカーボルト(図示省略)で固定することにより、貯湯タンクユニット40が土台Cに据え付けられている。なお、上記の配管接続部および配管接続部に接続された各配管を覆い隠して貯湯タンクユニット40の意匠性を向上させるために、外装ケース30の下方には配管カバー(図示省略)が設けられる。
上述の構成を有する貯湯式給湯機50では、給水配管11からの給水により貯湯タンク10内が上層の高温湯と下層の低温水とで常時満水状態に保たれると共に、貯湯タンク10内の湯水に給水配管11から常時送水圧が付与される。沸き上げ運転時には、貯湯タンク10内の下部にある低温水がヒートポンプ往き配管13aを通ってヒートポンプユニット1内の熱交換器(放熱器)に送られ、熱交換器で沸き上げられて高温の湯となる。その高温の湯は、ヒートポンプ戻り配管13bを通って貯湯タンク10に戻り、上部から貯湯タンク10内に流入する。
また、給湯時には、給水配管11からの送水圧により貯湯タンク10内の高温の湯が給湯管路に流入し、その高温の湯と給水配管11からの低温水とが混合弁によって混合されることにより、使用者がリモートコントローラ(図示省略)等で設定した給湯温度の湯が生成され、その湯が給湯配管12あるいはふろ往き配管14を通って、浴室、台所等の所定の給湯栓あるいは浴槽に供給される。
図2は、本発明の実施の形態1の貯湯タンクユニット40が備える貯湯タンク10および成形断熱材20を示す分解斜視図である。図2では、貯湯タンク10に設けられる配管口等は省略している。図3は、貯湯タンク10に成形断熱材20を組付けた状態での図2中のA方向矢視の断面図である。図4は、図3中のB部の詳細図である。なお、貯湯タンク10の壁の厚みは成形断熱材20に比べて薄いため、図3以降では、後述の図も含め、便宣上、貯湯タンク10の厚みを省略して示す。
図2に示すように、貯湯タンク10と外装ケース30との間に配置される成形断熱材20は、上部成形断熱材21と、胴部成形断熱材22と、下部成形断熱材23とで構成されている。貯湯タンク10の周囲をこれらの成形断熱材20によって密着して覆うことにより、貯湯タンク10からの放熱を極力抑えることができる。上部成形断熱材21、胴部成形断熱材22、下部成形断熱材23は、それぞれ、貯湯タンク10を覆う所定形状となるように形成された部材である。これらの成形断熱材20の構成材料としては、例えば、発泡ポリスチレン等の発泡プラスチックが好ましく用いられる。また、本発明では、複数の材料を用いて成形断熱材20を構成しても良い。また、成形断熱材20の内部、成形断熱材20の内面側、または成形断熱材20の外面側に、例えば真空断熱材等の他の断熱材を設けても良い。
上部成形断熱材21は、皿状(椀状)の形状をなしており、貯湯タンク10の上面を覆う位置に配置される。胴部成形断熱材22は、上部成形断熱材21の下側で、貯湯タンク10の胴部(外周面)を覆う位置に配置される。本実施の形態1では、胴部成形断熱材22は、第1のブロックである胴部後側成形断熱材22aと、第2のブロックである胴部前側成形断熱材22bとを組み合わせることで構成される。胴部後側成形断熱材22aおよび胴部前側成形断熱材22bは、それぞれ、略半円筒形状をなしている。胴部後側成形断熱材22aと胴部前側成形断熱材22bとを組み合わせることにより、略円筒形状をなす胴部成形断熱材22が構成される。下部成形断熱材23は、皿状(椀状)の形状をなしており、胴部成形断熱材22の下側で、貯湯タンク10の底面を覆う位置に配置される。
図3に示すように、上部成形断熱材21の下端部と、胴部成形断熱材22の上端部との継ぎ目には、はめ合わせ部24が形成されている。本実施の形態1では、上部成形断熱材21に形成された凹部211と、胴部成形断熱材22に形成された凸部221とにより、はめ合わせ部24が構成されている。このはめ合わせ部24は、貯湯タンク10の外周側の全周に渡って形成されている。はめ合わせ部24において、凸部221が凹部211内に挿入することにより、上部成形断熱材21と胴部成形断熱材22との継ぎ目で貯湯タンク10の表面が露出することが防止され、熱気の漏出を防止でき、放熱ロスを抑制することができる。はめ合わせ部24は、図示の構成に限らず、例えば、上部成形断熱材21側に形成した凸部と、胴部成形断熱材22側に形成した凹部とで構成されていても良い。
また、胴部成形断熱材22の下端部と、下部成形断熱材23との上端部との継ぎ目には、はめ合わせ部25が形成されている。本実施の形態1では、胴部成形断熱材22に形成された凸部222と、下部成形断熱材23に形成された凹部231とにより、はめ合わせ部25が構成されている。このはめ合わせ部25は、貯湯タンク10の外周側の全周に渡って形成されている。はめ合わせ部25において、凸部222が凹部231内に挿入することにより、胴部成形断熱材22と下部成形断熱材23との継ぎ目で貯湯タンク10の表面が露出することが防止され、熱気の漏出を防止でき、放熱ロスを抑制することができる。はめ合わせ部25は、図示の構成に限らず、例えば、胴部成形断熱材22側に形成した凹部と、下部成形断熱材23側に形成した凸部とで構成されていても良い。
貯湯タンク10内には、上側が高温で下側が低温になるように温度成層を形成して湯水が貯留されるため、高温になる貯湯タンク10の上部側の断熱性が特に重要である。上部成形断熱材21と胴部成形断熱材22との間に隙間が生じると、この隙間から熱気が漏出する。このため、貯湯タンク10の上部側の断熱性を高くするためには、上部成形断熱材21と胴部成形断熱材22との間に隙間が生じないようにする必要がある。また、上部成形断熱材21が貯湯タンク10の上面に密着せず、上部成形断熱材21の内面と貯湯タンク10の上面との間に隙間が生じると、貯湯タンク10の上部側の断熱性が低下する。このため、貯湯タンク10の上部側の断熱性を高くするためには、上部成形断熱材21を貯湯タンク10の上面に密着させる必要がある。
一方、上部成形断熱材21、胴部成形断熱材22および下部成形断熱材23の各々の高さ寸法には、寸法公差の範囲内で、バラツキがある。また、貯湯タンク10自体の高さ寸法にも、寸法公差の範囲内で、バラツキがある。そのようなバラツキがあるため、胴部成形断熱材22の上端部と、貯湯タンク10との高さ方向(鉛直方向)の位置関係にもバラツキが生じ得る。貯湯タンク10に対する胴部成形断熱材22の上端部の高さ位置が低すぎると、上部成形断熱材21と胴部成形断熱材22との間に隙間が生じてしまい、貯湯タンク10の上部側の断熱性が低下する。逆に、貯湯タンク10に対する胴部成形断熱材22の上端部の高さ位置が高すぎると、上部成形断熱材21の内面が貯湯タンク10の上面から浮いて、両者の間に隙間が生じてしまい、貯湯タンク10の上部側の断熱性が低下する。
このように、放熱ロスを抑制する上で重要な、貯湯タンク10の上部側の断熱性を高くするためには、各部品の寸法バラツキの影響にかかわらず、貯湯タンク10に対する胴部成形断熱材22の上端部の高さ位置を、適正な高さにすることが重要になる。このことに鑑み、本実施の形態1では、下部成形断熱材23に対する胴部成形断熱材22の高さ方向(鉛直方向)の位置を調節する高さ位置調節手段をはめ合わせ部25に設けている。
本実施の形態1では、上記高さ位置調節手段は、下部成形断熱材23に対して胴部成形断熱材22を支持する位置を高さ方向に段階的に調節可能な支持部で構成されている。図4に示すように、この支持部は、はめ合わせ部25の胴部成形断熱材22側に形成された第1凹凸部223と、はめ合わせ部25の下部成形断熱材23側に形成された第2凹凸部232とを有している。第1凹凸部223は、胴部成形断熱材22の凸部222の外周面に形成されている。第2凹凸部232は、下部成形断熱材23の凹部231の内周面に形成されている。第1凹凸部223および第2凹凸部232は、それぞれ、高さ方向に並ぶ複数段の凹凸を有している。第1凹凸部223と第2凹凸部232とが接触し、第1凹凸部223と第2凹凸部232とが互いに噛み合うことにより、下部成形断熱材23に対して胴部成形断熱材22が支持される。このような支持部は、少なくとも、胴部成形断熱材22の自重を支える以上の支持力を有している。第1凹凸部223および第2凹凸部232は、貯湯タンク10を囲む周方向に沿って連続して形成されていてもよい。
本実施の形態1では、上記のような支持部によれば、第1凹凸部223と第2凹凸部232との噛み合いの位置をずらすことにより、下部成形断熱材23に対して胴部成形断熱材22を支持する位置を高さ方向に段階的に調節することができる。このため、各部品の寸法バラツキの影響を吸収して、貯湯タンク10に対する胴部成形断熱材22の上端部の高さ位置を、適正な高さにすることができる。それゆえ、上部成形断熱材21と胴部成形断熱材22との間に隙間が生じることと、上部成形断熱材21の内面と貯湯タンク10の上面との間に隙間が生じることとの双方を確実に防止することができる。その結果、放熱ロスを抑制する上で重要な、貯湯タンク10の上部側の断熱性を確実に向上することができる。特に、組み立て時やメンテナンス時等において、外装ケース30を着脱する際に、胴部成形断熱材22の自重等によって胴部成形断熱材22の位置が下に下がってしまうことを確実に防止することができるので、上部成形断熱材21と胴部成形断熱材22との間に隙間が生じることを確実に防止することができる。これにより、図3のC部に示すように、上部成形断熱材21と胴部成形断熱材22とのはめ合わせ部24を隙間無く組付けることができ、貯湯タンク10からの放熱ロスを確実に低減することができる。また、貯湯タンク10と外装ケース30とで胴部成形断熱材22を挟んで固定しなくても良いので、胴部成形断熱材22と外装ケース30との間に他の機器(配管、バルブ、ポンプ、熱交換器、制御基板等)を配置することもできる。また、外装ケース30を装着する際に胴部成形断熱材22を支えなくても良いので、組み立ても容易になる。更に、上部成形断熱材21および胴部成形断熱材22の高さ位置が、正規の位置になることで、上部成形断熱材21あるいは胴部成形断熱材22に接する部品類の配置も、確実に正規の位置にすることが可能となる。
なお、本実施の形態1では、第1凹凸部223および第2凹凸部232(支持部)は、貯湯タンク10を囲む全周に渡って形成されている。これにより、胴部成形断熱材22を支持する力を十分に強くすることができる。ただし、第1凹凸部223および第2凹凸部232(支持部)を、貯湯タンク10を囲む周方向に沿って、間隔をあけて複数個所に形成する構成において、胴部成形断熱材22の自重を支える以上の支持力が得られれば、そのような構成にしても良い。
実施の形態2.
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機50におけるはめ合わせ部25を、図3中のD−D線に相当する位置で切断した断面図である。図5に示すように、本実施の形態2では、高さ位置調節手段としての支持部(第1凹凸部223および第2凹凸部232)が、貯湯タンク10を囲む周方向に沿って、間隔をあけて複数個所に形成されている。このような本実施の形態2によれば、胴部成形断熱材22の凸部222を下部成形断熱材23の凹部231に挿入して組付ける際に、第1凹凸部223と第2凹凸部232との摩擦力を減少させることができるので、容易に組付けることができ、作業性の効率を上げることができる。
実施の形態3.
次に、図6を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態3の貯湯式給湯機50におけるはめ合わせ部25を、図3中のD−D線に相当する位置で切断した断面図である。本実施の形態3では、高さ位置調節手段としての支持部(第1凹凸部223および第2凹凸部232)が、貯湯タンク10を囲む周方向に沿って、間隔をあけて複数個所に形成されている。また、本実施の形態3では、図6に示すように、第1凹凸部223と第2凹凸部232とが接触しない位置で胴部成形断熱材22の凸部222を下部成形断熱材23の凹部231に挿入することができる。この状態から、下部成形断熱材23に対して胴部成形断熱材22を相対的に回転させる(例えば、図6中の矢印方向に回転させる)ことにより、第1凹凸部223と第2凹凸部232とが接触して噛み合い、下部成形断熱材23に対して胴部成形断熱材22を支持することが可能になる。このような本実施の形態3によれば、上記のようにして第1凹凸部223と第2凹凸部232とを容易に噛み合わせることができるので、胴部成形断熱材22の高さ位置を更に容易に調整して組付けることができる。
なお、第1凹凸部223および第2凹凸部232(支持部)を、ネジ状(すなわち、貯湯タンク10の中心軸を中心とする螺旋状)に形成してもよい。第1凹凸部223および第2凹凸部232(支持部)をネジ状にした場合には、下部成形断熱材23に対して胴部成形断熱材22を相対的に回転させることによって、下部成形断熱材23に対する胴部成形断熱材22の高さ位置を連続的に調節することができるので、貯湯タンク10に対する胴部成形断熱材22の上端部の高さ位置をより高精度に調節することができる。この場合、第1凹凸部223および第2凹凸部232(支持部)は、全周に渡って形成されていても良い。
実施の形態4.
次に、図7を参照して、本発明の実施の形態4について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図7は、本発明の実施の形態4の貯湯式給湯機50における貯湯タンク10および胴部成形断熱材22(胴部後側成形断熱材22a)を示す側面図である。図7に示すように、貯湯タンク10には、貯湯タンク10の上部を構成する部材と貯湯タンク10の胴部を構成する部材とを溶接した跡である溶接部ライン101が存在する。胴部成形断熱材22(胴部後側成形断熱材22a)の凸部221には、貯湯タンク10に対する胴部成形断熱材22の高さ方向の位置を適正な位置に合わせるための目印224が設けられている。本実施の形態4では、この目印224が溶接部ライン101の位置に合うように胴部成形断熱材22を配置することにより、貯湯タンク10に対する胴部成形断熱材22の高さ位置を容易且つ確実に適正な位置に調節することができる。このため、上部成形断熱材21と胴部成形断熱材22との間に隙間が生じることと、上部成形断熱材21の内面と貯湯タンク10の上面との間に隙間が生じることとの双方をより確実に防止することができ、放熱ロスを抑制する上で重要な、貯湯タンク10の上部側の断熱性をより確実に向上することができる。なお、本実施の形態4では、目印224を貯湯タンク10の溶接部ライン101に合わせるようにしたが、目印の目標となるものは溶接部ライン101に限らず、いかなるものでもよい。
実施の形態5.
次に、図8を参照して、本発明の実施の形態5について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態5の貯湯式給湯機50における貯湯タンク10および胴部成形断熱材22を示す側面図である。本実施の形態5では、胴部成形断熱材22を構成する第1のブロックである胴部後側成形断熱材22aと、胴部成形断熱材22を構成する第2のブロックである胴部前側成形断熱材22bとの間の高さ方向の位置を合わせるための位置合わせ部を設けている。この位置合わせ部は、図8に示すように、胴部後側成形断熱材22aに形成した凹部225と、胴部前側成形断熱材22bに形成した突出部226と有し、凹部225内に突出部226が挿入可能に構成されている。本実施の形態5によれば、胴部後側成形断熱材22aと、胴部前側成形断熱材22bとをそれぞれ高さ調節しなくても良く、何れか一方を高さ調節するだけで済む。例えば、図8に示すように、先に胴部後側成形断熱材22aを組付け、下部成形断熱材23とのはめ合わせ部25に設けた高さ位置調節手段によって貯湯タンク10に対する高さ位置を調節した後、胴部後側成形断熱材22aの凹部225内に突出部226が挿入するように胴部前側成形断熱材22bを組付ける。凹部225内に突出部226が挿入することにより、胴部前側成形断熱材22bは胴部後側成形断熱材22aと同じ高さになるので、胴部前側成形断熱材22bの高さ調節を省略することができる。このように、本実施の形態5によれば、胴部成形断熱材22が複数のブロックから構成されている場合であっても、何れか一つのブロックのみを高さ調節すれば良いので、組付けの作業性を向上することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明では、上述した複数の実施の形態の特徴を任意に組み合わせて実施しても良い。また、本発明では、下部成形断熱材23に対する胴部成形断熱材22の高さ方向の位置を調節する高さ位置調節手段の構成は、上述した構成に限定されるものではなく、例えば、下部成形断熱材23と胴部成形断熱材22との間にスペーサを挿入することによって胴部成形断熱材22の高さ位置を調節するような構成としても良い。
1 ヒートポンプユニット、10 貯湯タンク、11 給水配管、12 給湯配管、13a ヒートポンプ往き配管、13b ヒートポンプ戻り配管、14 ふろ往き配管、20 成形断熱材、21 上部成形断熱材、22 胴部成形断熱材、22a 胴部後側成形断熱材、22b 胴部前側成形断熱材、23 下部成形断熱材、24,25 はめ合わせ部、30 外装ケース、31 けこみ部、32 天板、35 支持脚、40 貯湯タンクユニット、50 貯湯式給湯機、101 溶接部ライン、211,225,231 凹部、221,222 凸部、223 第1凹凸部、224 目印、226 突出部、232 第2凹凸部

Claims (7)

  1. 湯を貯留する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの上部を覆う上部成形断熱材と、
    前記上部成形断熱材の下側で前記貯湯タンクを覆う胴部成形断熱材と、
    前記胴部成形断熱材の下側で前記貯湯タンクを覆う下部成形断熱材と、
    前記胴部成形断熱材と前記下部成形断熱材との継ぎ目に形成されたはめ合わせ部と、
    前記はめ合わせ部に設けられ、前記下部成形断熱材に対する前記胴部成形断熱材の高さ方向の位置を調節する高さ位置調節手段と、
    を備え
    前記高さ位置調節手段は、前記下部成形断熱材に対して前記胴部成形断熱材を支持する位置を高さ方向に段階的に調節可能な支持部で構成され、
    前記支持部は、前記胴部成形断熱材の自重を支える以上の支持力を有する貯湯式給湯機。
  2. 湯を貯留する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの上部を覆う上部成形断熱材と、
    前記上部成形断熱材の下側で前記貯湯タンクを覆う胴部成形断熱材と、
    前記胴部成形断熱材の下側で前記貯湯タンクを覆う下部成形断熱材と、
    前記胴部成形断熱材と前記下部成形断熱材との継ぎ目に形成されたはめ合わせ部と、
    前記はめ合わせ部に設けられ、前記下部成形断熱材に対する前記胴部成形断熱材の高さ方向の位置を調節する高さ位置調節手段と、
    を備え
    前記高さ位置調節手段は、前記下部成形断熱材に対して前記胴部成形断熱材を支持する位置を高さ方向に段階的または連続的に調節可能な支持部で構成され、
    前記支持部は、前記はめ合わせ部の前記胴部成形断熱材側に形成された第1凹凸部と、前記はめ合わせ部の前記下部成形断熱材側に形成された第2凹凸部とを有し、
    前記第1凹凸部および前記第2凹凸部は、前記はめ合わせ部の周方向に沿って、間隔をあけて複数個所に形成され、
    前記第1凹凸部と前記第2凹凸部とが接触しない位置で前記はめ合わせ部をはめ合わせた後、前記下部成形断熱材に対して前記胴部成形断熱材を相対的に回転させることにより、前記第1凹凸部と前記第2凹凸部とが接触して、前記下部成形断熱材に対して前記胴部成形断熱材が支持される貯湯式給湯機。
  3. 湯を貯留する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの上部を覆う上部成形断熱材と、
    前記上部成形断熱材の下側で前記貯湯タンクを覆う胴部成形断熱材と、
    前記胴部成形断熱材の下側で前記貯湯タンクを覆う下部成形断熱材と、
    前記胴部成形断熱材と前記下部成形断熱材との継ぎ目に形成されたはめ合わせ部と、
    前記はめ合わせ部に設けられ、前記下部成形断熱材に対する前記胴部成形断熱材の高さ方向の位置を調節する高さ位置調節手段と、
    を備え
    前記高さ位置調節手段は、前記下部成形断熱材に対して前記胴部成形断熱材を支持する位置を高さ方向に段階的または連続的に調節可能な支持部で構成され、
    前記支持部は、ネジ状をなし、前記下部成形断熱材に対して前記胴部成形断熱材を相対的に回転させることにより、前記下部成形断熱材に対する前記胴部成形断熱材の高さ方向の位置を調節可能である貯湯式給湯機。
  4. 前記支持部は、前記貯湯タンクを囲む略全周に渡って形成されている請求項1乃至3の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記支持部は、前記貯湯タンクを囲む周方向に沿って、間隔をあけて複数個所に形成されている請求項1乃至3の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記胴部成形断熱材は、複数のブロックを組み合わせることで構成され、前記ブロック間の高さ方向の位置を合わせる位置合わせ部を有する請求項1乃至の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記貯湯タンクに対する前記胴部成形断熱材の高さ方向の位置を合わせる目印が前記胴部成形断熱材に設けられている請求項1乃至の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
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