JP2018171031A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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【課題】本発明は、逆転防止装置側に漏洩する磁束を低減できる魚釣用スピニングリールを提供することを課題とする。【解決手段】本発明に係る魚釣用スピニングリール100は、駆動軸6を回転自在に支持するリール本体1と、リール本体1と駆動軸6との間に介設された強磁性材料からなる被シール部材20と、前開口部4aに組み付けられた磁性流体シール機構60を備え、磁性流体シール機構60は、駆動部6に形成した磁性部21aと、磁性部21aの外周側に配置されたリング状の永久磁石61と、互いにリング状を呈し永久磁石61の軸方向両側に配置された第1継鉄板62及び第2継鉄板63と、磁性部21aと一対の継鉄板62,63との隙間に配置され磁力により保持される磁性流体64と、を備え、第1継鉄板61は、第2継鉄板62よりも逆転防止装置20寄りに設けられ、かつ、外径が第2継鉄板63よりも大径に形成されていることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、魚釣用スピニングリールに関する。
魚釣用スピニングリールにおいてハンドルを巻き取り操作すると、ロータを支持する駆動軸が駆動(回転)する。この駆動軸は、前端がリール本体(前ボディ)の前開口部から突出した状態で組み付けられている。
このような構造において、前ボディの前開口部から海水、砂、異物等が浸入すると、駆動軸を支持するボールベアリング等に付着し、駆動軸の回転性能が低下する。このため、従来の魚釣用スピニングリールでは、リール本体の前開口部にシール部材が設けられている。
シール部材の種類として、弾性体からなる弾性シール部材の他に、磁性流体シール機構が挙げられる。磁性流体シール機構は、駆動軸の周囲を周回するリング状の永久磁石と、永久磁石を軸方向から挟持する一対の継鉄板と、駆動軸に外嵌された磁性体と、一対の継鉄板と磁性体との隙間に配置され磁力により保持された磁性流体と、を備えている。
なお、説明の都合上、一対の継鉄板のうち後側(逆転防止装置寄り)に配置される継鉄板を第1継鉄板と称し、一対の継鉄板のうち前側に配置される継鉄板を第2継鉄板と称する。
ところで、磁性流体シール機構を備える魚釣用スピニングリールでは、磁性流体シール機構の近傍に配置された部品、例えば、軸受や逆転防止装置に磁束が漏洩するおそれがある。よって、下記特許文献1の磁性流体シール機構では、第1継鉄板を第2継鉄板よりも肉厚に形成している。これにより、第1継鉄板に磁束が集中し、逆転防止装置側に漏洩する磁束を低減させている。
また、下記特許文献2の磁性流体シール機構では、磁性流体シール機構の磁性部と逆転防止装置の内輪とを別体により形成し、逆転防止装置の内輪に漏洩する磁束を低減させている。
下記特許文献3の磁性流体シール機構では、第1継鉄板の外周縁と第2継鉄板の外周縁における軸方向の隙間を小さくし、永久磁石の外周側に発生する磁束が逆転防止装置側に漏洩し難くしている。
特開2011−155944号公報 特開2016−082918号公報 特開2012−019752号公報
しかしながら、上記特許文献1−3の磁性流体シール機構において、第1継鉄板の外径は、第2継鉄板の外径に対して同一又は小さく形成されている。このため、永久磁石の外周側の磁力線は、第1継鉄板の外周縁の周囲を回り込んで第1継鉄板の後方側に延在していた。つまり、第2継鉄板の外周縁と第1継鉄板の後面(逆転防止装置を向く面)とを結ぶ曲線上に多くの磁束が分布していた。
よって、逆転防止装置側に磁束が漏洩し、逆転防止装置のローラが磁化するおそれがあった。この結果、ローラが内輪に引き寄せられ、駆動軸回転時のトルク損失が発生したり、異音(ローラが内輪に接触する音)が発生したりするおそれがあった。
本発明は、このような課題を解決するために創作されたものであり、逆転防止装置側(被シール部材側)に漏洩する磁束を低減できる魚釣用スピニングリールを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、魚釣用スピニングリールは、前開口部から突出する駆動軸を回転自在に支持するリール本体と、前記リール本体と前記駆動軸との間に介設された強磁性材料からなる被シール部材と、前記前開口部に組み付けられた磁性流体シール機構と、を備え、前記磁性流体シール機構は、前記駆動部に形成した磁性部と、前記磁性部の外周側に配置されたリング状の永久磁石と、互いにリング状を呈し、前記永久磁石の軸方向両側に配置された第1継鉄板及び第2継鉄板と、前記磁性部と前記一対の継鉄板との隙間に配置され磁力により保持される磁性流体と、を備え、前記第1継鉄板は、前記第2継鉄板よりも前記被シール部材寄りに設けられ、かつ、外径が第2継鉄板よりも大径に形成されていることを特徴とする。
前記発明によれば、永久磁石の外周側に発生する磁束は、第2継鉄板の外周縁と第1継鉄板の前面(被シール部材と反対側を向く面)とを結ぶ曲線上に多く分布するようになる。言い換えると、第1継鉄板の後方側(被シール部材側)に分布する磁束が大きく低減する。このため、被シール部材が逆転防止装置の場合、ローラが内輪に引き寄せられ難くなり、トルク損失を低減できるとともに、異音(ローラと内輪との接触音)の発生も抑制できる。
また、前記発明において、前記リール本体は、前記前開口部が形成されたボディ前部を備え、前記被シール部材は、前記前開口部を介して前記ボディ前部内に設けられ、前記第1継鉄板は、前記前開口部を覆っていることが好ましい。
前記構成によれば、ボディ前部の前開口部を覆う部品を不要とすることができ、部品点数の削減を図れる。
また、前記発明において、前記第1継鉄板は、前記ボディ前部に固定される環状の外周部と、前記外周部の内周縁から前記被シール部材から離間する方向に延びる環状の中間部と、前記中間部の内周縁に連続して前記永久磁石を保持する環状の内周部と、を備えていることが好ましい。
前記構成によれば、中間部によって内周部に保持される永久磁石が逆転防止装置から離間する。よって、被シール部材が逆転防止装置の場合、その逆転防止装置側に漏洩する磁束がさらに低減し、トルク損失をさらに低減できるとともに、異音(ローラと内輪との接触音)の発生も確実に抑制できる。
また、前記発明において、前記被シール部材は、逆転防止装置または軸受であってもよい。
また、前記発明において、前記リール本体に回動自在に支持され、前記ボディ前部の外周側に配置された筒状の筒状部材を備え、前記被シール部材は、逆転防止装置であり、前記逆転防止装置の切換制御部材と前記筒状部材とが係合し、前記筒状部材の回動操作により前記駆動軸の逆転防止状態又は逆転許可状態に切り換わることが好ましい。
前記構成によれば、従来使用してきた切換えレバーが不要となり、魚釣用スピニングリールを小型化することができる。また、前記発明によれば、筒状部材が逆転防止装置の外周側を覆うため、逆転防止装置内に海水や砂塵等が侵入し難い。このため、逆転防止装置による塩ガミ等が抑制され、長期に亘って逆転防止装置の性能維持を図れる。
また、前記発明において、前記永久磁石の周方向外側に嵌め込まれ、前記磁性流体シール機構と前記カバー材の前開口部とを間をシールする弾性材の弾性シール部材を備え、前記第2継鉄板は、前記永久磁石の外周面よりも径方向外側に突出し、前記シール部材は、前記第1継鉄板と前記第2継鉄板とにより挟持されることが好ましい。
前記構成によれば、弾性シール部材を固定するための構成を別途用意する必要がなく、部品点数の削減を図れる。
以上から、本発明によれば、逆転防止装置側に漏洩する磁束を低減できる魚釣用スピニングリールを提供することができる。
本実施形態の魚釣用リールとしての魚釣用スピニングリールの分解した斜視図である。 ボディ前部と、ボディ前部に組みつけられた部品を分解した斜視図である。 ボディ前部の断面図である。 ボディ前部において軸線から第3切り欠きに向かって切った断面図である。 図3のV−V線矢視断面図である。 図4に示す磁性流体シール機構の断面を拡大した断面拡大図である。 変形例に係る磁性流体シール機構の断面を拡大した断面拡大図である。 実施例1の磁場解析結果を示す図である。 実施例2の磁場解析結果を示す図である。 比較例1の磁場解析結果を示す図である。 実施例1,2及び比較例1の磁気吸引力を示すグラフである。
本発明の実施形態を適用した魚釣用スピニングリールについて、適宜図面を参照しながら説明する。実施形態の説明において、「上下」、「前後」並びに「左右」を言うときは、図1に示した方向を基準とする。
(魚釣用スピニングリール)
図1に示すように、魚釣用スピニングリール100は、リール本体1と、そのリール本体1から前方へ突出するように組み付けられた駆動軸筒(駆動軸)6及びスプール軸7と、駆動軸筒6の前部に取り付けられ軸線O回りに回転するロータ101と、スプール軸7の前部7aに取り付けられて軸線Oに沿って往復動するスプール(不図示)と、を備えている。
(リール本体)
リール本体1は、ハンドル5が取り付けられたボディ2と、ボディ2の上部から上方に延び、釣竿(不図示)に装着される竿取付部3aを先端に有する脚部3と、ボディ2の前側に位置し駆動軸筒6及びスプール軸7が貫通する筒状のボディ前部4とを備えている。
(ボディ)
特に図示しないが、ハンドル5の巻き取り操作によって駆動軸筒6とスプール軸7を駆動させるための構成として、ボディ2内には、ハンドル5と連結するハンドル軸と、ハンドル軸と連結するドライブギヤ及び歯車と、歯車に噛合する公知のスプール往復動装置と、が格納されている。
ドライブギヤには、駆動軸筒6のピニオン8(図3参照)が噛合しており、ハンドル5の巻き取り操作により駆動軸筒6が軸線O周りに回転する。
一方で、スプール往復動装置には、スプール軸7の後端部が取り付けられており、ハンドル5の巻き取り操作によりスプール軸7が軸線Oに沿って往復動する。
そのほか、ボディ2内には、駆動軸筒6の後端部を回転自在に支持するための後部軸受2aが設けられている(図3参照)。
(ボディ前部)
図2に示すように、ボディ前部4は、軸線Oを中心として略円筒状を呈している。よって、ボディ前部4には、前方に向って開口する前開口部4aが形成されている。
この前開口部4aは、後述する逆転防止装置20と略同じ大きさに形成され、前開口部4aを介してボディ前部4内に逆転防止装置20を組み付けることができるようになっている。
ボディ前部4の外形は、前部の方が後部よりも小径に形成されている。以下、ボディ前部4の後部分を大径部10と称し、前部分を小径部11と称する。
ボディ前部4(大径部10,小径部11)には、逆転防止装置20、操作カバー30、ベール反転機構の復帰衝接部40、回動位置保持具50、磁性流体シール機構60、前シール70、後シール71が組み付けられている。
以下、ボディ前部4(大径部10,小径部11)と各部品との詳細について説明する。
(大径部)
図3に示すように、大径部10の外周面には、後シール71をボディ前部4に組み付けるため、周方向に亘って窪む周溝12が形成されている。
一方で、大径部10の内周面には、駆動軸筒6の前後方向中央部を支持するための中間軸受13が嵌め込まれている。
この中間軸受13の外輪には、リング部材14が当接し、中間軸受13が大径部10から脱落しないようになっている。
なお、図2に示すように、リング部材14のフランジ部14aが図示しないボルトにより締め付けられ、リング部材14が固定されている。
(小径部)
小径部11は、逆転防止装置20を格納するための部位である(図3参照)。
図2に示すように、小径部11には、前端から後方に向って切り欠かれ、小径部11の内周側と外周側とを連通させる3つの切り欠き(第1切り欠き15a〜第3切り欠き15b)が形成されている。
第1切り欠き15a,第2切り欠き15bは、リング部材14のフランジ部14aを配置するためのものである。第1切り欠き15aは、軸線Oを基準として左上側に設けられ、第2切り欠き15bは、軸線Oを基準として右下側に設けられている。
第3切欠き15cは、逆転防止装置20の後述する突出部27を小径部11の外周側に配置するためのものであり(図1、図4参照)、軸線Oを基準として右上側に設けられている。そのほか、小径部11の外周側には、前端面に雌ねじ部が形成されたボルト固定部16が2つ形成されている。
(逆転防止装置)
逆転防止装置20は、駆動軸筒6の一方向への回転を許容しつつ他方への回転(以下「逆転」という)を防止する公知の装置である。
図3に示すように、逆転防止装置20は、駆動軸筒6の外周側に嵌合されて回り止め固定された内輪21と、小径部11内に挿入されて回り止め固定された外輪22と、内輪21と外輪22との間に配置された複数のローラ23と、リティナ(切換制御部材)24と、を備えている。
内輪21は、磁性材料により形成されている。また、内輪21は、外輪22よりも前方に延出し、内輪21の前部が磁性流体シール機構60の磁性部を構成している。以下、内輪21の前部を磁性部21aと称する。
図4に示すように、リティナ24は、環状を呈し複数のローラ23の後方に配置された環状部25と、環状部25から各ローラ23間に延出する複数の延出部26と、環状部25の外周面から径方向外側に突出する突出部27と、を備えている。
そして、突出部27が周方向に変位(移動)すると、各延出部26に押圧された各ローラ23が周方向に変位する。
この結果、ローラ23が内輪21と外輪22との間で楔作用を発揮して内輪21(駆動軸筒6)の逆転が防止されたり、又はローラ23が内輪21と外輪22との間で楔作用を発揮せずに内輪21(駆動軸筒6)の逆転が許可されたりする。
突出部27は、小径部11の第3切り欠き15cを通過し、突出部27の先端部が小径部11の外周側に位置している。なお、第3切り欠き15cの幅(周方向の長さ)は幅広に形成され、突出部27が周方向へ変位可能になっている。
また、突出部27の先端部には、前後方向に貫通する長円形状の円孔28が形成されている(図2参照)。
(操作カバー)
図3に示すように、操作カバー30は、ボディ前部4(大径部10,小径部11)の外周側を囲む円筒状部材である。このため、ボディ前部4が操作カバー30に覆われ、小径部11内の逆転防止装置20に海水等が付着し難くなっている。
なお、操作カバー30の外周側には、ロータ101のスカート部104が配置されている。また、操作カバー30の前端部には、径方向内側に突出する環状の突出部30aが形成されている。
操作カバー30は、内周面が部分的にボディ前部4(大径部10,小径部11)の外周面に当接し、ボディ前部4に対して周方向に摺動自在(回動自在)に組み付けられている。図4に示すように、操作カバー30の内周面において小径部11の第3切り欠き15cに対向する部位には、リティナ24の突出部27を収容するための凹み31が形成されている。
この凹部31には、円柱状を呈し突出部27の円孔28に挿入され、操作カバー30と突出部27とを周方向に係合する係合部32が形成されている。
このため、操作カバー30が回動するとリティナ24も同方向に回動する。つまり、本実施形態によれば、釣り人は、操作カバー30を回動操作すると、逆転防止装置20の逆転防止状態と逆転許可状態との切り替えを行うことができる。
図3に示すように、操作カバー30の後端部の下側には、後方に延びてロータ101のスカート部104から露出する操作ツマミ33が形成されている。このため、釣者は、操作ツマミ33を把持して周方向に移動することで(図1の矢印A参照)、操作カバー30を回動させることができる。
(復帰衝接部)
図3に示すように、ベール反転機構の復帰衝接部40は、操作カバー30の後端部の下側に設けられている。
ベール反転機構の復帰衝接部40は、ベール102(図1参照)が釣糸放出位置にある状態でロータ101が巻き取り方向に回転した場合、アーム103(図1参照)の内周側に設けられた復帰用当接部材(不図示)に接触し、ベール102を反転(釣糸巻取位置に復帰)させるための部材である。なお、図1に図示されるベール102は、釣糸巻取位置の状態である。
図5に示すように、復帰衝接部40は、円弧状を呈し復帰用当接部材(不図示)に接触する本体部41と、本体部41の内周面から径方向内側に延出し、ボディ前部4(大径部10)の取り付け孔17、18に差し込まれた第1脚部42、第2脚部43と、を備えている。
なお、操作カバー30には、第1脚部42を貫通させるための第1脚部用貫通孔34と、第2脚部43を貫通させるための切り欠き35と、が形成されている。
また、第1脚部用貫通孔34と切り欠き35とのそれぞれは、周方向に幅広に形成され、操作カバー30の回動の際、第1脚部42、第2脚部43が干渉しないようになっている。
また、図3に示すように、復帰衝接部40の第1脚部42が第1脚部用貫通孔34を貫通しているため、操作カバー30が第1脚部42に対して前後方向に係合し、操作カバー30がボディ前部4から脱落しない。
そのほか、操作カバー30の後端部の上側には、径方向に貫通する上部貫通孔36が形成されている。そして、上部貫通孔36内には、ボディ前部4の雌ねじ部19に螺合する抜け止め部材45が配置されている。
ここで、抜け止め部材45は、上部貫通孔36の内面に当接(摺動)している。このため、操作カバー30が前後方向にがたつき難くなっている。
(回動位置保持具)
図2に示すように、回動位置保持具50は、操作カバー30の周方向の位置を逆転防止状態又は逆転許可状態に保持するためのものである。
回動位置保持具50は、小径部11の外周側に形成された壁部51と、壁部51の前面に形成された孔(不図示)に入り込み前後方向に移動自在なピン52と、ピン52を前方に向って付勢する圧縮コイルばね(不図示)と、を備えている。
また、ピン52の前端は、操作カバー30の突出部30aの後面に形成された凹部(不図示)に入り込んでいる。
この突出部30aの後面の凹部は周方向に2つ並んで形成されている。
そして、操作カバー30が逆転防止状態の場合、ピン52が一方の凹部に入り込み、操作カバー30が逆転許可状態の場合、ピン52が他方の凹部に入り込むようになっている。これにより、操作カバー30が逆転防止状態又は逆転許可状態に保持される。
(磁性流体シール機構)
図6に示すように、磁性流体シール機構60は、リング状の永久磁石61と、互いにリング状を呈し、前後両側に配置された一対の継鉄板62,63と、逆転防止装置20の内輪21と一体に形成された磁性部21aと、磁性部21aと一対の継鉄板62,63との間に保持される磁性流体64と、を備えている。
永久磁石61と一対の継鉄板62,63とは接着剤により一体に形成されている。
なお、一対の継鉄板62,63のうち、永久磁石61よりも後側(逆転防止装置20側)に配置された継鉄板を第1継鉄板62と称し、永久磁石61よりも前側に配置された継鉄板を第2継鉄板63と称する。
永久磁石61の向きは、前面側がN極、後面側がS極となっている。よって、磁性流体シール機構60では、永久磁石61の前面から後面に向って、内周側の磁気回路(図6の矢印Bを参照)と、外周側の磁気回路(図6の矢印C1−C3を参照)が形成されている。永久磁石61の内径は、磁性部21aの外径よりも僅かに大きく、永久磁石61と磁性部21aとの間に狭小の隙間S1が形成されている。
第1継鉄板62と第2継鉄板63とは、透磁率が高い材料によって形成され、永久磁石61から発生する磁束を集中させて磁気回路を構成するための部品である。
また、第1継鉄板62の内径と第2継鉄板63の内径は、ともに永久磁石61の内径と同一になっている。よって、第1継鉄板62と磁性部21aとの間には、狭小の隙間S2が形成されている。また、第2継鉄板63と磁性部21aとの間にも、狭小の隙間S3が形成されている。
そして、隙間S2,S3には、磁性流体64が充填されている。
磁性流体64は、例えば、Feのような磁性微粒子を、ベースオイルに分散させて構成されたものである。
以上の構成から、永久磁石61の内周側の発生する磁束は、第2継鉄板63の内周端63a、磁性部21a、第1継鉄板62の内周端62aに集中して分布し、図6の矢印Bに示す磁気回路が形成されている。
よって、隙間S2,S3には、大きな磁力が作用しており、その隙間S2,S3に充填された磁性流体は、流出することなく長期間保持される。この結果、磁性流体シール機構60と駆動軸筒6との間のシール性が極めて高くなっている。
一方で、第1継鉄板62の外径及び第2継鉄板63の外径は、ともに永久磁石61の外径よりも大径に形成されている。言い換えると、第1継鉄板62と第2継鉄板63は、永久磁石61の外周面よりも径方向外側に突出している。
第1継鉄板62の外径は、第2継鉄板63の外径よりも大径に形成されている。
このため、永久磁石61の外周側に発生する磁束は、図6の矢印C1,C2,C3に示すように、第1継鉄板62の前面62cと、第2継鉄板63の外周縁62bと、を結ぶ曲線上に集中して分布している。
つまり、第1継鉄板62の外周縁62bを回り込んで、第1継鉄板62の後面62dと第2継鉄板63の外周縁63bとを結ぶ曲線(二点鎖線で示す矢印C4を参照)上に分布する磁束(漏洩磁束)が低減している。このため、第1継鉄板62の後方に配置された逆転防止装置20のローラ23の磁化が抑制されている。
また、第1継鉄板62の外径は、逆転防止装置20の外径よりも僅かに大きくなるように形成されている。これによれば、逆転防止装置20側に漏洩する磁束の低減を図りつつ、磁性流体シール機構60の大型化を回避することができる。
図2に示すように、第1継鉄板62には、軸線Oを中心として反対側に突出する一対のフランジ部65が形成されている。
フランジ部65は、小径部11のボルト固定部16に螺合するボルト(不図示)に締め付けられており、磁性流体シール機構60が小径部11に固定されている。
そして、第1継鉄板62は、小径部11の前端面に当接した状態で配置され、ボディ前部4の前開口部4aを閉塞している。
よって、実施形態の磁性流体シール機構60によれば、ボディ前部4(大径部10,小径部11)の前開口部4aを閉塞する部材を不要とすることができ、部品点数の削減を図れる。
次に、前シール70及び後シール71について説明する。
図4に示すように、前シール70及び後シール71は、環状を呈し、弾性材により形成された弾性シール部材である。前シール70及び後シール71のそれぞれには、径方向に突出するリップ部70a,71aが形成されている。
前シール70は、磁性流体シール機構60の永久磁石61の外周面に嵌め込まれている。前シール70のリップ部70aは、操作カバー30の突出部30aの内周面を径方向外側に押圧した状態で当接している。
また、前シール70は、第1継鉄板62の外周部分と、第2継鉄板63の外周部分とにより前後方向から挟持されている。このため、永久磁石61から脱落することなく保持されている。
後シール71は、大径部10の周溝12に嵌め込まれている。後シール71のリップ部71aは、操作カバー30の内周面を径方向外側に押圧した状態で当接している。
この前シール70、後シール71により、操作カバー30と小径部11との間に海水等が浸入し難くなる。よって、第1切り欠き15a〜第3切り欠き15cを介して、小径部11内の逆転防止装置20に海水等が付着することが防止される。
以上、実施形態によれば、逆転防止装置20側に漏洩する磁束が発生し難いため、ローラ23が内輪21に引き寄せられ難く、トルク損失を回避できる。また、ローラ23と内輪21との接触音(異音)の発生も回避できる。
また、実施形態によれば、第1継鉄板62がボディ前部4の前開口部4aを覆うため、ボディ前部4の前開口部4aを覆う部品が不要となり、部品点数の削減を図れる。
また、実施形態によれば、逆転防止装置20の外周側を囲む操作カバー30が逆転防止状態と逆転許可状態との切換えを行う操作部材を構成しており、従来使用してきた切換えレバーが不要となる。このため、ボディ前部4を覆うカバー部材(操作カバー30)や、ロータ101のスカート部104を小径することができ、魚釣用スピニングリール100の小型化を図ることができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は第1実施形態、第2実施形態で説明した例に限定されない。例えば、実施形態の磁性部21aは、逆転防止装置20の内輪と一体に形成されているが、本発明における磁性部はこれに限定されず、別体であってもよい。また、駆動軸6自体を強磁性材で形成して磁性部として構成してもよい。これにより、駆動軸6に磁性部21aの機能を持たせることができる。
また、実施形態の第1継鉄板62は、内周縁から外周縁に向って直線状に延び、平板状となっているが、これに限定されない。例えば、第1継鉄板62において永久磁石61の外周面よりも径方向外側に突出している部位が折れ曲がったり又は湾曲したりしていてもよい。
または、図7に示すように、第1継鉄板160は、ボディ前部4に固定されて小径部11の端面に当接する環状の外周部161と、外周部161の内周縁から逆転防止装置20から離間する方向(前方)に傾斜する環状の中間部162と、中間部162の内周縁に連続して永久磁石61を保持する環状の内周部163と、を備えていてもよい。
これによれば、磁性流体シール機構60A(第1継鉄板160)と逆転防止装置20との間に隙間S4を形成することができ、逆転防止装置20から前方へ永久磁石61を離間して配置することができる。
この結果、逆転防止装置20側に磁束がより漏洩し難く、トルク損失及び異音の発生をより確実に回避できる。
(実施例)
次に、図8−図10を参照しながら、本発明の効果を確認した実施例1,2を比較例1と対比して具体的に説明する。なお、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
なお、図8−図10は、実施例1,2と比較例1の磁場解析の結果を示したデータを示している。図8−図10に示される点状のものが磁束を示している。また、図8−図10において、磁束の密度が高くなるにつれて濃度が高くなっている。
(実施例1)
図8に示すように、実施例1の磁性流体シール機構は、永久磁石200と、永久磁石200の後方に配置される第1継鉄板201と、永久磁石200の前方に配置される第2継鉄板202と、逆転棒置装置の内輪と一体に形成された磁性部203と、を備えている。
なお、実施例1,2及び比較例1では、逆転防止装置の代わりに鉄片500を配置した。第1継鉄板201及び第2継鉄板202は、永久磁石200のよりも大径に形成されている。第1継鉄板201は、第2継鉄板202及び鉄片500よりも大径に形成されている。
(実施例2)
図9に示すように、実施例2の磁性流体シール機構は、永久磁石300と、永久磁石300の後方に配置される第1継鉄板301と、永久磁石300の前方に配置される第2継鉄板302と、逆転棒置装置の内輪と一体に形成された磁性部303と、を備えている。
なお、実施例2は、実施例1の第1継鉄板201に代えて第1継鉄板301を用いている点が相違している。
第1継鉄板301は、第2継鉄板202及び鉄片500よりも大径に形成されている。
第1継鉄板301は、図示しないボディ前部に固定された外周部301aと、外周部301aの内周縁から鉄片から離間する方向(前方)に傾斜する環状の中間部301bと、中間部301bの内周縁に連続してする内周部301cと、を備えている。よって、実施例2の永久磁石300と鉄片500とは、実施例1よりも軸方向に離間した構成となっている。
(比較例1)
図10に示すように、比較例の磁性流体シール機構は、永久磁石400と、永久磁石400の後方に配置される第1継鉄板401と、永久磁石400の前方に配置される第2継鉄板402と、逆転棒置装置の内輪と一体に形成された磁性部403と、を備えている。
なお、比較例1は、実施例1の第1継鉄板201に代えて第1継鉄板401を用いている点と、第2継鉄板202に代えて第2継鉄板402を用いている点が相違している。
第1継鉄板401及び第2継鉄板402は、永久磁石200のよりも大径に形成されている。第2継鉄板402は、第1継鉄板401及び鉄片500よりも大径に形成されている。
図8に示すように、実施例1では、永久磁石200の外周側に発生する磁束は、第2継鉄板202の外周縁と第1継鉄板201の前面(詳細には第1継鉄板のうち永久磁石200の外周面よりも径方向外側の部分の前面)と、を結ぶ曲線上に多く分布している。
また、第1継鉄板201の後面側にも磁束が分布しているものの、第2継鉄板202の外周縁と第1継鉄板201の前面との間よりも磁束密度が小さい。また、第2継鉄板202の外周縁から第1継鉄板201の後面側に回り込む磁束が発生していないことがわかる。
図9に示すように、実施例2では、永久磁石300の外周側に発生する磁束は、第2継鉄板302の外周縁と、第1継鉄板301の外周部の前面とを結ぶ曲線上分布している。
また、第1継鉄板301の後面側にも磁束が分布しているものの、第2継鉄板302の外周縁から第1継鉄板301の後面側に回り込む磁束が発生していないことがわかる。
図10に示すように、比較例1では、永久磁石400の外周側に発生する磁束は、第2継鉄板402の前面と第1継鉄板401の外周縁とを結ぶ曲線上に分布している。
また、第1継鉄板401の外周縁の径方向外側を回り込むように、第2継鉄板402の前面と、第1継鉄板401の後面とを結ぶ曲線上に多くの磁束を分布していることがわかる。
つぎに、実施例1,2及び比較例1における鉄片500の磁気吸引力(引き寄せ力)を算出した。また、磁気吸引力は、鉄片500から0.2mm、0.5mm、1.0mm離間した3点で算出した。その算出結果を図11に示す。
図11に示すように、第2継鉄板202,302よりも大径に形成された第1継鉄板201,302を備えた実施例1、2の方が比較例1よりも磁気吸引力が小さい。
よって、実施例1,2を魚釣用スピニングリールに適用すると、逆転防止装置においてローラが内輪に引き寄せられ難く、トルク損失の回避と異音発生の回避とをでき、好ましい構造であるといえる。
また、実施例1と実施例2とを比較すると、中間部301bを備える実施例2の方が実施例1よりも磁気吸引力が小さい。よって、実施例2は、魚釣用スピニングリールにおいてトルク損失の回避と異音発生の回避とをより確実に達成できるといえる。
1 リール本体
2 ボディ
4 ボディ前部
4a 前開口部
6 駆動軸筒(駆動軸)
20 逆転防止装置(被シール部材)
21 内輪
21a 磁性部
30 操作カバー
40 復帰衝接部
50 回動位置保持具
60,60A 磁性流体シール機構
61 永久磁石
62 第1継鉄板
63 第2継鉄板
64 磁性流体
65 フランジ部
70 前シール
71 後シール
100 魚釣用スピニングリール
101 ロータ
160 第1継鉄板
161 外周部
162 中間部
163 内周部

Claims (6)

  1. 前開口部から突出する駆動軸を回転自在に支持するリール本体と、
    前記リール本体と前記駆動軸との間に介設された強磁性材料からなる被シール部材と、
    前記前開口部に組み付けられた磁性流体シール機構と、を備え、
    前記磁性流体シール機構は、
    前記駆動部に形成した磁性部と、
    前記磁性部の外周側に配置されたリング状の永久磁石と、
    互いにリング状を呈し、前記永久磁石の軸方向両側に配置された第1継鉄板及び第2継鉄板と、
    前記磁性部と前記一対の継鉄板との隙間に配置され磁力により保持される磁性流体と、を備え、
    前記第1継鉄板は、前記第2継鉄板よりも前記被シール部材寄りに設けられ、かつ、外径が第2継鉄板よりも大径に形成されていることを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 前記リール本体は、前記前開口部が形成されたボディ前部を備え、
    前記被シール部材は、前記前開口部を介して前記ボディ前部内に設けられ、
    前記第1継鉄板は、前記前開口部を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. 前記第1継鉄板は、
    前記ボディ前部に固定される環状の外周部と、
    前記外周部の内周縁から前記被シール部材から離間する方向に延びる環状の中間部と、
    前記中間部の内周縁に連続して前記永久磁石を保持する環状の内周部と、
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
  4. 前記被シール部材は、逆転防止装置または軸受であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
  5. 前記リール本体に回動自在に支持され、前記ボディ前部の外周側に配置された筒状の筒状部材を備え、
    前記被シール部材は、逆転防止装置であり、
    前記逆転防止装置の切換制御部材と前記筒状部材とが係合し、前記筒状部材の回動操作により前記駆動軸の逆転防止状態又は逆転許可状態に切り換わることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の魚釣用スピニングリール。
  6. 前記永久磁石の周方向外側に嵌め込まれ、前記磁性流体シール機構と前記カバー材の前開口部とを間をシールする弾性材の弾性シール部材を備え、
    前記第2継鉄板は、前記永久磁石の外周面よりも径方向外側に突出し、
    前記シール部材は、前記第1継鉄板と前記第2継鉄板とにより挟持されることを特徴とする請求項5に記載の魚釣用スピニングリール。
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