JP6619296B2 - 魚釣用リール - Google Patents

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本発明は、磁気シール機構を有する魚釣用リールに関する。
スピニングリールや両軸受型リールなどの魚釣用リールは、海水、淡水、異物等に常時晒される過酷な環境下で使用されるため、内部の構成要素の防水を図るべく確実且つ十分なシール性能が確保されなければならない。
例えばスピニングリールは、ハンドル操作で連動回転するロータに設けた釣糸案内部を介してスプールに釣糸を巻回するものであり、他のタイプのリールと同様、海水、水、異物等が付着・浸入し易い厳しい屋外環境で使用されるため、駆動部(例えば駆動軸)の回転性能に支障を来たさないように駆動部と該駆動部を支持するリール本体の支持部と間で十分な防水対策が図られる必要がある。
これに関連して、水等が浸入し易い過酷な環境下においても常に安定した回転駆動性能が得られるように、リール本体の支持部と駆動部との間に磁気回路を形成し、これらの間で磁性流体を磁気的に保持することにより磁気シールを形成する磁気シール機構を備えた魚釣用リール(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)が知られている。具体的に、この磁気シール機構は、磁石と該磁石を保持する磁性体としての極板とから構成される磁場発生部を同じく磁性体である駆動部と僅かな隙間を存して対向するように配置し、磁気回路を形成する磁場発生部と駆動部との間の隙間に磁性流体を保持させることにより磁気シールを形成する。このような磁気シール機構は、従来の一般的に知られるシール材による防水構造と比べて、摩擦接触圧による回転性能の低下や摩耗がないため、防水性及び耐久性が格段に向上する。
特許第4886066号 特許第5330325号
ところで、前述した磁気シール機構では、駆動部の支持や磁気シ−ル機構等に関連するリール本体や各種部品の寸法、組み込み時の誤差、バラツキ等の発生の影響により、磁性流体を保持して磁気シール(油膜形成)するための前記僅かな隙間(磁場発生部と駆動部との間の隙間)が全周360°にわたって均一にならない(磁場発生部と駆動部との間の同芯度が高精度に得られない)場合があり、それにより、磁気シールの耐圧性能、すなわち、防水性能が低下してしまうことが懸念される。
そのため、例えば、前述の特許文献1に開示されるように、逆転防止機構を構成する一方向クラッチやクラッチ切換機構をリール本体の前部に収容配置するスペース上の制約を考慮して、リール本体の前部に取着される前記支持部を構成する保持部材(保護カバー)の上面に磁場発生部を配置する(磁場発生部を構成する磁石と極板とが一体化された状態で保持部材を介してリール本体に固定される)形態では、寸法不良の影響を回避して安定した磁気シール性能を維持するべく磁場発生部と駆動部との間の同芯度を高精度に確保するために、組み立て段階において、例えば特殊な同芯度設定冶具等を使用して、リール本体の支持部(保持部材)に対する磁場発生部の固定位置を径方向で微調整し(磁場発生部と駆動部との間の同芯度を高精度に確保し)、その後、その調整された位置を例えばネジ止め等によって保持する必要がある。
しかしながら、磁気シール機構のこのような径方向の微調整がその他のシール材のシール状態に影響を及ぼす場合がある。例えば、前述の特許文献1では、磁気シールされる部位以外の部位についても十分な防水対策を確保するべく、例えばリール本体の支持部(保持部材)と磁場発生部との間(例えば、保持部材の開口縁部の段部と磁場発生部の磁石の外周との間)にシール材(Oリング)が介在されるが、組み立て時において磁場発生部と駆動部との間の同芯度を図るべく前述した径方向の微調整を行なうと、その調整範囲内に位置される前記シール材に変位や捩じれ等が生じて、シール材の圧接による変形量(潰れ量)が一定でなくなるため、そのシール性能が低下すると共に安定し難くなるという問題が生じる。
このような問題は、磁気シール機構を有する魚釣用リールに固有の問題であり、磁気シール機構の防水性能の安定化を図るためには、磁性流体を保持する隙間の均一化(同芯度の高精度維持)は勿論のこと、磁気シール部以外のリール本体に装着されるシール材の防水性能の安定化も、環境の厳しい釣り場で使用される魚釣用リールにとって重要である。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、磁気シール機構の径方向の同芯度調整の影響を受けることなく磁気シール機構の磁場発生部とリール本体の支持部との間をシールできるシール材を備える魚釣用リールを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、リール本体に回転可能に支持されたハンドルの回転操作でスプールに釣糸を巻回可能とする魚釣用リールであって、ハンドル操作に連動回転する駆動部と、前記駆動部を支持する前記リール本体の支持部と、前記駆動部と前記支持部との間に設けられる磁気シール機構とを備え、前記磁気シール機構は、磁石と該磁石を保持する磁性体としての極板とから構成される磁場発生部を前記駆動部と僅かな隙間を存して径方向で対向するように配置し、磁気回路を形成する前記磁場発生部と前記駆動部との間の前記隙間に磁性流体を保持させることにより磁気シールを形成する、魚釣用リールにおいて、前記磁場発生部と前記リール本体とは別体を成してリール本体に取り付けられるとともに前記磁場発生部を一体的に保持する保持部材との間をシールする環状の弾性シール材を更に備え、前記保持部材は、前記磁場発生部の前記極板と対向して当接するその当接面に、その対向方向で開口する凹状の環状溝を有し、前記環状溝は、前記弾性シール材を受けるとともに、前記極板が前記保持部材に当接して固定される際に前記弾性シール材と圧接して前記弾性シール材を径方向から保持する一対の壁を両側に有することを特徴とする。
上記構成によれば、保持部材と磁場発生部との間をシールする弾性シール材は、磁場発生部の極板と対向する方向で開口する凹状の環状溝の一対の壁により径方向から保持されるため、磁場発生部と駆動部との間の同芯度を図るべく磁場発生部(磁気シール機構)を径方向で調整して極板を径方向に移動させても、環状溝の壁により径方向で保持される前記弾性シール材は、その移動の影響を実質的に受けず、したがって、変位や捩じれ等を実質的に伴うことなく圧接による変形量(潰れ量)を一定に保つことができ、その結果、その所望のシール性能を安定的に確保できる。
本発明によれば、磁気シール機構の径方向の同芯度調整の影響を受けることなく磁気シール機構の磁場発生部とリール本体の支持部との間をシールできるシール材を備える魚釣用リールが得られる。
本発明の第1の実施形態に係る魚釣用リールの一部断面を伴う側面図である。 図1の魚釣用リールの要部拡大側断面図である。 リール本体の支持部に対する磁場発生部の取り付け構造部付近の要部拡大側断面図である。 外側極板の締結部付近の拡大側断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る魚釣用リールの図3に対応する要部拡大側断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る魚釣用リールの図3に対応する要部拡大側断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る魚釣用リールの図5に対応する断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る魚釣用リールの実施形態について具体的に説明する。
図1〜図5は本発明の第1の実施形態に係る魚釣用リールとしてのスピニングリールを示している。図1に示されるように、本実施形態に係るスピニングリールのリール本体1には、釣竿に装着されるリール脚2が一体形成されており、その前方には、回転可能に支持されたロータ3と、ロータ3の回転運動と同期して前後動可能に支持されたスプール4とが配設されている。
ロータ3は、スプール4の周囲を回転する一対(図1には一方だけが図示されている)の腕部3aを備えており、各腕部3aの夫々の前端部には、ベール3bの基端部を取り付けたベール支持部材3cが釣糸巻取り位置と釣糸放出位置との間で回動自在に支持されている。なお、ベール3bの一方の基端部は、ベール支持部材3cに一体的に設けられた釣糸案内部(図示せず)に取り付けられている。
リール本体1内には、ハンドル軸5が回転可能に支持されており、その突出端部には、ハンドル6が取り付けられている。また、ハンドル軸5には、巻き取り駆動機構が係合しており、この巻き取り駆動機構は、ハンドル軸5に一体回転可能に装着された駆動ギヤ7と、この駆動ギヤ7に噛合するピニオン歯部8aを有する共にハンドル軸5と直交する方向に延出し且つ内部に軸方向に延在する空洞部が形成された回転駆動軸(駆動部)としてのピニオン8とを備えている。
図2及び図3に明確に示されるように、ピニオン8は、ピニオン歯部8aの前側と後側とがそれぞれ、リール本体1の支持部(リール本体1の前部を形成する支持部)1aに嵌合支持される対応する軸受9,9’により、リール本体1内に回転可能に支持されている。また、ピニオン8はスプール4側に向けて延出しており、ピニオン8の先端部にはロータ3がナット58を介して一体回転可能に取り付けられている。なお、ピニオン歯部8aの前側の軸受9は、一端がピニオン歯部8aの前端に突き当てられており、後述する転がり式一方向クラッチ10との間に介挿される抜け止め部材37によって他端が軸方向で抜け止めされる。一方、ピニオン歯部8aの後側の軸受9’は、ピニオン歯部8aの後端とリール本体1の支持部1aとの間で挟持されることにより軸方向で固定される。
また、ピニオン歯部8aの前側に配置した軸受9の前方側のピニオン8上には、転がり式一方向クラッチ10が取り付けられており、リール本体1の外部に設けられた切換操作レバー11を回動操作することで一方向クラッチ10を作動させ、ハンドル6(ロータ3)の釣糸繰出し方向の逆回転を防止する公知の逆転防止機構(ストッパ)を構成するようになっている。
ピニオン8の内部に形成された空洞部には、ハンドル軸5と直交する方向に延出し、先端側にスプール4を装着したスプール軸12が軸方向に移動可能に挿通されている。また、ピニオン8には、スプール4(スプール軸12)を前後往復動させるための公知のスプール往復動装置13が係合している。
このような構成を有する魚釣用スピニングリールにおいて、ハンドル6により巻き取り操作を行うと、ロータ3が巻き取り駆動機構を介して回転駆動される共に、スプール4がスプール往復動装置13を介して前後往復動されるので、釣糸は、前記釣糸案内部を介してスプール4の巻回胴部4aに均等に巻回されるようになる。
図2及び図3に示されるように、転がり式一方向クラッチ10は、ピニオン8に対して回り止め嵌合された内輪21と、内輪21の外側に配された保持器27と、保持器27の外側に配された外輪25とを有しており、リール本体1とは別体を成してリール本体1に取り付けられる後述する略筒状(略環状)の保持部材(保護カバー)50によってその外周が包囲されて保護されている。
外輪25の内周面には、保持器27によって保持された複数の転動部材28がフリーに回転できるフリー回転領域と、複数の転動部材の回転を阻止する楔領域とが形成されており、各転動部材28は、保持器27に設けられたバネ部材によって楔領域に付勢されている。
このような構成の一方向クラッチ10において、ピニオン8と共に内輪21が正回転(ロータ3が釣糸巻取り方向に回転)すると、保持器27の転動部材28が外輪25のフリー回転領域に位置され、そのため、内輪21の回転力が外輪25に伝達されず(外輪25によって阻止されず)、したがって、ピニオン8と共にロータ3が支障なく回転する。これに対して、ピニオン8と共に内輪21が逆回転(ロータ8が釣糸繰出し方向に回転)しようとすると、保持器27の転動部材28が外輪25の楔領域に位置するため、内輪21の回転力が外輪25に伝達され、これがストッパとなって、ピニオン8及びロータ3の回転(逆回転)が阻止される。
また、このような一方向クラッチ10を伴う逆転防止機構の作動は切換操作レバー11によって切り換え制御できるようになっている。具体的には、図2に示されるように、切換操作レバー11は、リール本体1内でスプール軸12と略平行に延びる切り換えカム33を有しており、この切り換えカム33の先端突部33aは保持器27の径方向に延びる延出部27aの係合孔52に係合して連結されている。したがって、この構成では、切換操作レバー11を回動操作することにより、切り換えカム33を介して保持器27を回動させれば、保持器27に保持される転動部材28をバネ部材の付勢力に抗して外輪25のフリー回転領域に強制的に保持させる逆転可能位置(ロータ3を逆回転させることができる位置)と、転動部材をバネ部材の付勢力によって外輪25の楔領域に位置させるようにする逆転防止位置(ロータ3の逆回転を防止する位置)との間で選択的に切り換えることができる。
図2及び図3に明確に示されるように、一方向クラッチ10を外周から保護する保持部材(保護カバー)50は、例えば樹脂から形成されてメッキ処理されており、リール本体1に対して着脱自在に取り付けられている。具体的には、保護カバー50は、径方向外側に位置する外側囲繞部(リール本体1の前部に装着された外側周壁)50aと、径方向内側に位置する内側囲繞部(リール本体1の前部に装着された内側周壁)50bと、これらの囲繞部50a,50b同士を接続する前端接続部50cとを有しており、前端接続部50cから挿脱可能に差し込まれる締結部材としてのボルト(ネジ)139を外側囲繞部50aと内側囲繞部50bとの間の空間内に導入して一方向クラッチ10の外周側で延びるリール本体1の延出部1bの端部のネジ穴140に螺合することにより、リール本体1に対して所謂袋ネジ形態で着脱自在に取り付けられる。
この場合、ネジ穴140に対するボルト139の螺合は、内側囲繞部50bの端面がリール本体1の延出部1bの端面に突き当たるまで行なう。これにより、リール本体1には、ハンドル6の操作で連動回転する駆動部としてのピニオン8(及び/又は、これと一体に回転する内輪21)を部分的に収容する収容凹部240が凹状に形成される。また、この収容凹部240は、一方向クラッチ10を内部に位置決め状態で収容保持するとともに、スプール4側に面する前方側に開口240aを有している。また、この開口240aには水分や異物等が侵入する虞があるため、開口部240aをシールする後述する磁気シール機構150が設けられる。
このような保持部材50は、前述したように一方向クラッチ10を外周から保護する保護カバーとして機能するだけでなく、後述するように磁気シール機構150を一体的に保持して磁気シール機構150をリール本体1の支持部1aに一体的に取り付ける保持機能も果たすとともに、リール本体1の支持部1aにそれ自体が取り付くことにより軸受9を介して駆動部としてのピニオン8を支持するリール本体の支持部1aの一部を構成することになる。
なお、外側囲繞部50aの端面とリール本体1との間にはOリング等のシール部材170が介挿される。また、保持部材50の外側囲繞部50aの外周面には、保持部材50をリール本体1に対して着脱する際に指で持ち易くするために使用される凹凸条59が軸方向に複数形成されている。
保持部材50により形成される収容凹部240の開口部240aをシール状態で閉じて収容凹部240内をシールする前述した磁気シール機構150は、図3及び図4に明確に示されるように、ピニオン8(内輪21)と保持部材50(リール本体1の支持部1a)との間に位置して設けられており、ピニオン8を所定の隙間sを存して囲繞するように配される磁石151と、磁石151の外側に環状空間cを隔てて同芯的に配されるリング状の磁性体159と、これらの磁石151及び磁性体159を両側から保持する磁性体としての一対の極板(磁気リング)152a,152bとにより構成される磁場発生部150A、ピニオン8に回り止め嵌合されて磁石151との間で磁気回路を形成する(したがって、少なくとも極板152a,152bと対向する軸方向長さを有する)筒状の磁性体としての(一方向クラッチ10を構成する)内輪21、及び、磁石151(極板152a,152b)と内輪21との間の前記隙間sに保持される磁性流体155によって、1つのユニットとして構成される。すなわち、本実施形態では、磁気シール機構150を構成する筒状の磁性体が一方向クラッチの内輪21を兼ねており、この内輪21(ピニオン8と共に駆動部を構成する)と前記隙間sを隔てて径方向で対向するように前記磁場発生部150Aが配置されている。
この場合、磁石151は、ピニオン8を挿通させるように、所定の厚さを具備してリング状に形成されており、極板152a,152bは、そのように形成された磁石151を両側から挟持して保持するように構成されている。また、本実施形態において、外側の極板152aは、内側の極板152bと同じ内径を有するが、内側の極板152bよりも大きい外径を有しており、前述したボルト139により保持部材50に組み付け固定されるようになっている。
具体的には、前述したように、極板152a,152bは、リング状の磁石151を挟持して保持し且つその内側で内輪21との間に周方向に沿って僅かな環状の隙間(凹所)sが生じるように形成されており、磁石151と共に保持部材50によって保持されるが、この場合、外側の大径の極板152aが、その一方側で対面接触するボルト139の頭部139aとその他方側で対面接触する保持部材50の当接面50dとの間で挟圧保持される。なお、保持部材50と外側極板152aとの間には、磁場発生部150Aとリール本体1の支持部1aとの間をシールする後述する弾性シール材169が介挿される。
また、磁性体としての内輪21は、強磁性材料である鉄系の材料、例えば、鋼材、SUS430、SUS440C、SUS630等によって形成されており、これにより、磁石151によって、これを保持する極板152a,152b及び内輪21との間に磁気回路が形成されるようになっている。
また、隙間sに充填される磁性流体155は、例えばFe34のような磁性微粒子を、界面活性剤によりベースオイルに分散させて構成されたものであり、粘性があって磁石を近づけると反応する特性を備えている。このため、磁性流体155は、磁石151、これを保持する極板152a,152b、及び、磁性体としての内輪21によって形成される磁気回路によって、前記隙間s内に安定して保持され、開口部240aを確実に磁気シールする。
ところで、保持部材50と外側極板152aとの間に介挿されて磁場発生部150Aとリール本体1の支持部1aとの間をシールする前述した弾性シール材169は、外側極板152aと対向して当接する保持部材50(リール本体1の支持部1a)の当接面50dの部位に形成された凹状の環状溝70内に受けられるようになっている。この場合、凹状の環状溝70は、外側極板152aと対向する方向で弾性シール材169の外径よりも大きい幅で開口しており、外側極板152aが保持部材50の当接面50dに当接してボルト139により締結固定される際に弾性シール材169と圧接して弾性シール材169を径方向から保持する一対の壁70a,70bを両側に有している。
また、このように環状溝70内に収容される弾性シール材169は、前述したように保持部材50に対して外側極板152aを固定する締結部材としてのボルト139をリール本体1の支持部1a(延出部1b)に対して捩じ込んで締め付けることによりその締め付け力で押し潰されて径方向に変形するが、この場合、弾性シール材169は、その少なくとも一部が外側極板152aを挟んでボルト139の頭部139aとその締め付け方向で対向して重なり合うように位置されている(そのような位置に環状溝70が設けられる)。このような配置関係は、環状溝70により径方向で保持される弾性シール材169に対してボルトの締め付け力を効果的に作用させることができるようにし、それにより、弾性シール材169の所望のシール性能を確保する。
また、本実施形態において、外側極板152aは、図5に示されるように、円形の本体152aaと、この本体152aaの周方向に沿って互いに180°の角度間隔を隔てて位置されて本体152aaから径方向に突出する2つの突出部152abとによって異形状に形成され、それぞれの突出部152abに設けられた締結穴152ac(図3及び図4参照)にボルト139を通してこのボルト139により保持部材50(リール本体1の支持部1a)に締結固定されるが、この場合、保持部材50は、外側極板152aと対向して当接するその当接面50dに、外側極板152aに対してほぼ相補的な形状を成して外側極板152aを受ける極板装着用凹部50eを有する。
なお、外側極板152aのボルト139を用いた締結による弾性シール材169の圧接変形(Oリングの場合には、円形断面から楕円形断面への変形)で一対の壁70a,70bの両側に弾性シール材169が当接されて位置決め規制保持されることが好ましいが、圧接された弾性シール材169が一対の壁70a,70bに当接しないで壁70a,70bと弾性シール材169との間に若干の隙間を有する状態で圧接保持されてもよい。
そして、本実施形態では、保持部材50に対する外側極板152aの組み付け時に外側極板152aの径方向の移動を許容する調整用遊度(調整代)Pが、極板装着用凹部50eの内周面と外側極板152aの外周面との間、及び、締結穴152acの内周面とボルト139の柄部139bの外周面との間に設けられている(図4及び図5参照)。これらの調整用遊度Pは、例えば0.1mm〜0.5mmに設定されていることが好ましい。
なお、本実施形態において、ピニオン8と磁気シール機構150との間の空隙は、指示部1a、リール本体1、保持部材50等、複数の部品が介在して決定される。一般にこれらの部品の加工精度や同軸度は、0.01〜0.1mm程度の誤差を持つ。これらの積み上げ誤差、あるいは二乗平均誤差を調整するためには、0.1mm以上の調整代Pが望ましい。また、調整代Pを必要以上に大きくとると、各部品の小型化が困難となり、結果としてリール全体の大型化を招いてしまうため、0.5mm以下であることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、駆動部としてのピニオン8(内輪21)を支持するリール本体1の支持部1aを構成する保持部材50と磁場発生部150Aとの間をシールする弾性シール材169は、磁場発生部150Aの外側極板152aと対向する方向で開口する凹状の環状溝70の一対の壁70a,70bにより径方向から保持されるため、磁場発生部150Aとピニオン8(内輪21)との間の同芯度を図るべく磁場発生部150A(磁気シール機構150)を径方向で調整して外側極板152aを径方向に移動させても、環状溝70の壁70a,70bにより径方向で保持される弾性シール材169は、その移動の影響を実質的に受けずに、壁70a,70b間で安定した状態で圧接保持される。したがって、変位や捩じれ等を実質的に伴うことなく圧接による変形量(潰れ量)を一定に保つことができ、その結果、その所望のシール性能を安定的に確保できる。
また、本実施形態によれば、締結部材としてのボルト139が挿通される外側極板152aの締結穴152acには、保持部材50に対する外側極板152aの組み付け時に外側極板152aの径方向の移動を許容する調整用遊度Pがボルト139との間に設けられ、また、外側極板152aを受ける保持部材50の極板装着用凹部50eには、保持部材50に対する外側極板152aの組み付け時に外側極板152aの径方向の移動を許容する調整用遊度Pが外側極板152aとの間に設けられているため、ピニオン8の支持や磁気シ−ル機構150等に関連するリール本体1や各種部品の寸法、組み込み時の誤差、バラツキ等の発生の影響により、磁性流体155を保持して磁気シールするための磁場発生部150Aとピニオン8(内輪21)との間の隙間sに径方向で偏りが発生しても、例えば筒状の専用の同芯度設定冶具等を外側極板152a及び内側152bの内周と内輪21(駆動部)の外周との間に挿入するなどしてリール本体1の支持部1a(保持部材50)に対する磁場発生部150Aの固定位置を径方向で微調整して、磁場発生部150Aと駆動部(ピニオン8及び内輪21)との間の同芯度を高精度に確保することができ、したがって、磁気シールの所望の耐圧性能、すなわち、所望の防水性能を得ることができる。
なお、本実施形態では、保持部材50の当接面50dと極板装着用凹部50e内に収容される外側極板152aの外表面とが面一になることが好ましいが、そうでなくてもよい。勿論、このような凹部50eを保持部材50の当接面50dに設けることなく、外側極板152aを単に当接面50dに当て付けるだけで保持部材50に締結固定しても構わない。
図6は、本発明の第2の実施形態を示している。図示のように、この実施形態では、第1の実施形態のような保持部材50を設けることなく、リール本体1の支持部1aに対して直接に磁場発生部150Aの外側極板152aがボルト139により締結固定される。したがって、外側極板152aと当接するリール本体1の当接面1dには、外側極板152aを受ける相補的形状の極板装着用凹部1eと、弾性シール材169を受ける第1の実施形態と同様の構成の環状溝70とが設けられる。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一であり、したがって、第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
図7は、本発明の第3の実施形態を示している。図示のように、この実施形態は、図6に示される第2の実施形態の変形例であり、磁場発生部150Aの外側極板152aが、リール本体1の支持部1aに対して直接に、ボルト139ではなく、リール本体1の支持部1aの外周に螺合して被嵌されるカバー部材200の上壁部200Aで抜け止め状態で位置決め(カバー部材200と支持部1aとの間に挟持)されて当接固定される(例えば接着固定される)。したがって、外側極板152aと当接するリール本体1の当接面1dに外側極板152aを受ける相補的形状の極板装着用凹部1eが設けられない。また、カバー部材200とリール本体1の支持部1aとの間には、Oリング等のシール部材170が介挿される。更に、支持部1aに対する極板152aの組み付け時に極板152aの径方向の移動を可能にする調整用遊度Pが、カバー部材200と外側極板152aとの間及び支持部1aと内側極板152bとの間に設けられる。なお、それ以外の構成は第2の実施形態と同一であり、したがって、第1及び第2の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
図8は、本発明の第4の実施形態を示している。図示のように、この実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、第1の実施形態が2本のボルト139により外側極板152aを保持部材50に対して締結固定していたのに対し、本実施形態では、3本のボルト139により外側極板152aを保持部材50に対して締結固定されている。
具体的には、磁場発生部150Aの外側極板152aは、リール本体1の支持部1aを構成する保持部材50との間に弾性シール材169を介挿した状態で、3つの締結部材としてのボルト139により保持部材50に対して周方向で均等に締め付け固定されている。この均等な締め付けを成すために、本実施形態では、例えば、3つのボルト139が周方向に等間隔で(互いに120°の角度間隔を隔てて)配置される。具体的には、外側極板152aは、図示のように、円形の本体152aaと、この本体152aaの周方向に沿って互いに120°の角度間隔を隔てて位置されて本体152aaから径方向に突出する3つの突出部152abとによって異形状に形成され、それぞれの突出部152abに設けられた締結穴にボルト139を通してこのボルト139により保持部材50(リール本体1の支持部1a)に締結固定される。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
このように、本実施形態によれば、磁場発生部150Aの外側極板152aが、リール本体1の支持部1a(保持部材50)との間に弾性シール材169を介挿した状態で、3つのボルト139により保持部材150に対して周方向で均等に締め付け固定されるため、締め付けに伴って外側極板152aがそれ自体浮くなどして変形することを防止でき、したがって、磁性流体155が保持される磁場発生部150Aと駆動部(ピニオン8及び内輪21)との間の隙間sを全周360°にわたって均一にして(磁場発生部150Aと駆動部との間の同芯度を高精度に確保して)、磁気シール機構150の所望の磁気シール性能を確保できる。また、外側極板152aが周方向で均等に締め付け固定されることにより、弾性シール材169を周方向で均等に押圧する(潰して弾性変形させる)ことができるため、弾性シール材169の所望のシール性能も確保できる。言い換えると、本実施形態の構成によれば、磁気シール機構150の磁場発生部150Aとリール本体1の支持部1a(保持部材150)との間をシールする弾性シール材169を磁場発生部150Aの外側極板152aによって周方向で均一に押圧して弾性シール材169の所望のシール性能を確保でき、それに伴って外側極板152aの変形も防止して、磁気シール機構150の所望の磁気シール性能も確保できる。
なお、本実施形態でも、第1の実施形態と同様、リール本体1の支持部1aとしての保持部材50が、磁場発生部150Aの外側極板152aと対向して当接するその当接面50dに、その対向方向で開口する凹状の環状溝70を有し、また、環状溝70は、弾性シール材169を受けるとともに、外側極板152aが保持部材50に当接して固定される際に弾性シール材169と圧接して弾性シール材169を径方向から保持する一対の壁70a,70bを両側に有しており、更に、弾性シール材169は、その少なくとも一部が外側極板152aを挟んでボルト139の頭部139aとその締め付け方向で対向して重なり合うように位置されている。このように、3本のボルト139による外側極板152aの均等な締め付け固定と、環状溝70による弾性シール材169の径方向保持と、ボルト139の頭部139aと弾性シール材169との締め付け方向での重合とを組み合わせれば、径方向で保持される弾性シール材169に対してボルト139による締め付け力を効果的に作用させて、弾性シール材169のより一層の均等押圧に寄与し得る。また、上記構成において、ボルト139により外側極板152aを周方向で均等に締め付け固定して外側極板152aの変形を防止する(弾性シール材169を周方向で均等に押圧する)ためには、ボルト139が互いに径方向で対向することなく3本以上で奇数個設けられることが好ましい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。例えば、前述した実施形態では、磁場発生部150Aの外側極板152aが保持部材50(リール本体1の支持部1a)に固定されてその間に弾性シール材169が介挿されたが、磁場発生部150Aの内側極板152bが保持部材50(リール本体1の支持部1a)に固定されてその間に弾性シール材169が介挿されても構わない。また、前述した実施形態では、本発明がスピニングリールに適用されたが、両軸受型リールに本発明を適用することもできる
1 リール本体
1a 支持部
1d 当接面
4 スプール
6 ハンドル
8 ピニオン(駆動部)
21 内輪(駆動部)
50 保持部材(支持部)
50d 当接面
50e 極板装着用凹部
70 環状溝
70a,70b 壁
139 ボルト(締結部材)
139a 頭部
150 磁気シール機構
150A 磁場発生部
151 磁石
152a,152b 極板
152ac 締結穴
155 磁性流体
169 弾性シール材
200 カバー部材
P 調整用遊度
s 隙間

Claims (5)

  1. リール本体に回転可能に支持されたハンドルの回転操作でスプールに釣糸を巻回可能とする魚釣用リールであって、ハンドル操作に連動回転する駆動部と、前記駆動部を支持する前記リール本体の支持部と、前記駆動部と前記支持部との間に設けられる磁気シール機構とを備え、前記磁気シール機構は、磁石と該磁石を保持する磁性体としての極板とから構成される磁場発生部を前記駆動部と僅かな隙間を存して径方向で対向するように配置し、磁気回路を形成する前記磁場発生部と前記駆動部との間の前記隙間に磁性流体を保持させることにより磁気シールを形成する、魚釣用リールにおいて、
    前記磁場発生部と前記リール本体とは別体を成してリール本体に取り付けられるとともに前記磁場発生部を一体的に保持する保持部材との間をシールする環状の弾性シール材を更に備え、
    前記保持部材は、前記磁場発生部の前記極板と対向して当接するその当接面に、その対向方向で開口する凹状の環状溝を有し、前記環状溝は、前記弾性シール材を受けるとともに、前記極板が前記保持部材に当接して固定される際に前記弾性シール材と圧接して前記弾性シール材を径方向から保持する一対の壁を両側に有することを特徴とする魚釣用リール。
  2. 前記磁場発生部の前記極板は、前記保持部材に対して締結部材により固定されることを特徴とする請求項に記載の魚釣用リール。
  3. 前記磁場発生部の前記極板は、3つ以上の締結部材により前記保持部材に対して周方向で均等に締め付け固定されることを特徴とする請求項に記載の魚釣用リール。
  4. 前記締結部材が挿通される前記極板の締結穴には、前記保持部材に対する前記極板の組み付け時に前記極板の径方向の移動を許容する調整用遊度が前記締結部材との間に設けられていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の魚釣用リール。
  5. 前記保持部材は、前記極板と対向して当接するその当接面に、前記極板に対してほぼ相補的な形状を成して前記極板を受ける極板装着用凹部を有し、この凹部には、前記保持部材に対する前記極板の組み付け時に前記極板の径方向の移動を許容する調整用遊度が前記極板との間に設けられていることを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の魚釣用リール。
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