JPS5845621B2 - 容器フランジ部の防水装置及び方法 - Google Patents

容器フランジ部の防水装置及び方法

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JPS5845621B2
JPS5845621B2 JP54054975A JP5497579A JPS5845621B2 JP S5845621 B2 JPS5845621 B2 JP S5845621B2 JP 54054975 A JP54054975 A JP 54054975A JP 5497579 A JP5497579 A JP 5497579A JP S5845621 B2 JPS5845621 B2 JP S5845621B2
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JP
Japan
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flange
groove
filler
container
hole
Prior art date
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Application number
JP54054975A
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English (en)
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JPS55145849A (en
Inventor
敏弘 峰岡
功 渡辺
望 遠谷
幸夫 山中
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/14Sealings between relatively-stationary surfaces by means of granular or plastic material, or fluid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は容器フランジ部の防水装置及び方法に関する。
ガス絶縁開閉設備(GI S )、ガスしゃ断器(GC
B)等のガス絶縁電気機器ではSF6ガス、N2ガス、
その他の絶縁性気体を数気圧に密封して絶縁媒体として
使用する。
又、油入変圧器、油入母線等では容器内に電気絶縁油を
密封し絶縁媒体として使用している。
而して、この種装置を屋外で長期間使用するときは容器
フランジの合せ面に発錆することがある。
発錆が起るとこれが進行し、シールを破ってついには容
器内の絶縁媒体等を漏出せしめる原因となる。
従って、発錆は極力防止しなげればならない。このため
従来は、例えば第1図に示す構造が提案されている。
即ち、容器1と2を結合するのに、それぞれ容器フラン
ジ3,4を設け、1方のフランジ4にタップ孔5を切り
、他方のフランジ3にボルト挿通用のバカ孔6を設け、
フランジ3と4をボルト7、座金8とで締結する。
その後で、ボルト7と容器フランジ30間及び容器フラ
ンジ3と容器フランジ4の合せ面9の外周に防水用シー
ル材(例えば常温硬化材、コーキング材等のシーラント
材)10をへら等で塗布する。
なお、11は01Jング溝、12はこの溝11中に挿入
されたO IJソング、容器1,2内部を密封するため
のものである。
ところが、上述の構成において防水用シール材10は、
構造的に塗り難い場所がある場合等、作業性が悪く、充
分に塗布することができない。
しかも塗布するときの表面の状態、バカ孔6におげるボ
ルト7とフランジ3間の空隙の空気が膨張、収縮し完全
なシール効果を期待できない。
そのため、シール剤を塗布してあっても、ボルト部分か
ら水が侵入し、タップ孔5の底部に水が溜るなどしてこ
れがフランジ合せ面90発錆の原因となる。
この様な場合、フランジ合せ面9に防錆剤やグリースを
塗布したり、時にはフランジ面を塗装するなどして発錆
を押えようとするが、時間の問題でやがて発錆する。
本発明は以上の点に鑑み提案されたもので、その狙うと
ころは、容器フランジ締結用の締結具挿通孔を溝によっ
て互に連通させ、この溝を介して合孔に挿通された締結
具とフランジとの間の空隙に充填剤を充填して発錆の原
因となる水の侵入を防止することにある。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の1実施例を示すものでaは側断面図、
bは容器フランジ部の平面図、Cは注入孔付ボルトの側
面図である。
容器フランジ30円周上には締結具挿通孔(以下ボルト
孔と言う)6が等間隔配置されており、ここにボルト、
スタッド等の締結具(以下ボルトと言う)7が挿通され
て他のフランジ4に設けられたタップ孔5に螺入されて
いる。
又、容器フランジ3にはOリング溝11が設げてあり、
この溝にOリング12が収納されており、これらの点は
第1図のものとかわるところはない。
而して、前記容器フランジ3の合せ面側に前記バカ孔6
の直径よりも大きい巾を有する溝21が前記バカ孔6に
沿って同心状に設けられている。
そして、この溝21及びバカ孔6のボルト7とフランジ
3との間の空隙には防水用の充填剤22が充填されてい
る。
この充填剤としては例えば液状シリコンゴム、グリース
、その他の流動状物が使用される。
前記充填剤22の充填は、例えば、任意のボルト7に第
2図Cに示す如く注入孔23を設け、この先端を前記溝
21又は空隙に開口せしめておき、前記注入孔23から
流動状態にある充填剤22を圧入して行なえば良い。
すると、充填剤22は矢印の如く、溝21をまわる。
このとき、溝21の空気はフランジの合せ面9から外周
にむかって一部排出され、他は空隙に至る。
又、各空隙の空気は容器フランジ3とボルト7の間から
外部に排出される。
この様にして、充填剤22は溝21と、容器フランジ3
とボルト7との間の空隙に充填される。
充填剤22が容器7ランジ3とボルト7との間や、フラ
ンジ合せ面9の外周等から流出しはじめることにより充
填が完了したことが分る。
これにより前記注入孔230頭部23aに例えばビスを
螺入して一連の作業を終了する。
上の様に充填剤22が外部に侵出する程度まで圧力を加
えればシール材10を塗布した以上の防水効果が得られ
る。
前記注入孔付きボルトの機械的強度に不安がある場合は
、注入完了後これを抜き取り、注入孔なしの通常ボルト
に充填剤を塗布してここに螺入すれば前記不安は解消さ
れる。
本発明において用いる座金8としては平座金、皿座金等
が好ましく、場合によっては座金なしとすれば充填剤2
2が流れて逃げるのを防止できる。
上述の例では充填剤を一箇所から注入するものについて
述べたが複数箇所から注入しても良いことは勿論であり
、このようにすれば、より短時間にしかも確実に充填を
行ない得る。
又、充填剤22として粘度の低いものを用いる場合には
前述の如く圧入する必要はなく、単なる注入のみでよい
勿論この場合は、注入後、所定時間を経ると、空気や湿
気に触れている部分の粘度が増加し、或は固化する充填
剤であることが好ましい。
又、注入箇所以外の任意の箇所のボルトを抜いた状態で
、充填剤22の注入を行ないながら順次ボルトを挿通し
締結してゆくと、抵抗が少なく充填が容易となる。
第3図は本発明の他の実施例を示すもので、溝21をバ
カ孔6よりも内周に設けて前記バカ孔6との間を枝溝2
1aで連通せしめたものである。
この様に構成すれば溝21はバカ孔6との位置関係をそ
れほど気にせずに加工できるうえ、抵抗が少ないので充
填剤22の充填が容易となる。
なお、溝21をバカ孔6の外周に設けても同様である。
上述の如く溝21を設けたものにあっては、充填剤22
の充填前にOリング12部よりガス漏れ等があった場合
前記溝21に漏れガス等が溜まるのでこれを検出するこ
とにより短時間に容易に0リング12部のガス漏れ等の
チェックをすることもでき、極めて好都合である。
更に、容器フランジ3にバカ孔6を設けたときこの円周
にかえりが発生するので、場合によってはこのかえりを
除去するため、孔あげ後フランジ面の各バカ孔6に沿っ
て同心状にかえり取溝を加工することがある。
このような場合には、この溝を前記充填剤充填用に兼用
しても良く、更に必要があればこの溝を前記ガス漏れ等
検出用に兼用するも良く、この様にすれば、前記溝は■
かえり取り、■ガス漏れ等検出、■充填剤充填、に兼用
され極めて実際的である。
なお、前記かえり取溝がある場合でもバカ孔の内周又は
外周に別の溝を設けこの溝を介して充填剤を注入する様
にすれば、抵抗が少なくて充填が容易となる。
以上では、容器フランジ3,4を直接接触して締結する
場合について述べたが、このフランジ3゜4間に絶縁ス
ペーサ、その他の中間物を挟持せしめるような場合でも
本発明を同様に適用できることは言うまでもない。
以上詳述した通り、本発明の装置によるときは、容器フ
ランジの容器が防水用の充填剤でうめられているので水
が侵入して溜る余地がなくフランジ合せ面における発錆
を防止できる。
又、寒冷地では容器フランジに溜った水が凍結する時体
積膨張を起こし、容器フランジやフランジ間の介在物を
破損することがあるが、この様なおそれも全くない。
又、本発明の方法によるときは、流動状態にある充填剤
が圧入されるので全挿通孔と連通用の溝に一括して充填
剤を充填でき便利である外粘度の比較的高い充填剤を用
いることが可能となり、充填剤が流れて逃げ出すことを
防止でき、容易且つ完全に充填することが出来るという
格別の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す側断面図、第2図は本発明の1
実施例を示すものでaは側断面図、bは容器フランジの
平面図、Cは注入孔付きボルトの側面図、第3図は他の
実施例を示す容器フランジの平面図である。 1.2・・・・・・容器、3,4・・・・・・容器フラ
ンジ、5・・・・・・タップ孔、6・・・・・・バカ孔
、7・・・・・・ボルト、8・・・・・・座金、9・・
・・・・フランジ合せ面、10・・・・・・シール材、
21・・・・・・溝、22・・・・・・充填剤、23・
・・・・・注入孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に流体を充填した屋外用の容器フランジ部の合
    せ面に前記流体洩出防止用のO’Jソング配設しこのO
    リングよりも外側を複数のフランジ締結具で締結したも
    のにおいて、前記フランジ締結具の挿通された各挿通孔
    が溝によって互に連通せしめられ、前記各挿通孔におけ
    るフランジ締結具とフランジ間の空隙及び前記溝に防水
    用の充填剤が共通に充填されて成る事を特徴とする容器
    フランジ部の防水装置。 2 内部に流体を充填した屋外用の容器フランジ部の合
    せ面に前記流体洩出防止用の0 ’Jソング配設しこの
    Oリングよりも外側を複数のフランジ締結具で締結し、
    前記フランジ締結具の挿通された各挿通孔が溝によって
    互に連通せしめられたものにおいて、前記各挿通孔にお
    けるフランジ締結具とフランジ間の空隙及び前記溝に流
    動状態にある防水用の充填剤を圧入して成る事を特徴と
    する容器フランジ部の防水方法。
JP54054975A 1979-05-04 1979-05-04 容器フランジ部の防水装置及び方法 Expired JPS5845621B2 (ja)

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