JP2018168617A - 縦樋構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】縦樋が熱伸縮した際に不具合が生じにくく、地震の際に縦樋の破損を抑制することができる縦樋構造を提供する。【解決手段】縦樋構造1は、上縦樋と下縦樋4と中間樋5を備える。中間樋5は、上筒部10と下筒部11を含む。上筒部10は、上縦樋が上下方向にスライド可能に連通接続される上大筒部12と、上小筒部13を有する。下筒部11は、下大筒部14と、下縦樋4に連通接続される下小筒部15を有する。上小筒部13の上下長さをB1、上小筒部13の外寸をd1、下大筒部14の上端部の内寸をD1、下大筒部14の上端部の肉厚をt1、下小筒部15の上下長さをB2、下小筒部15の外寸をd2、下縦樋4の上端部の内寸をD2、下縦樋4の上端部の肉厚をt2としたときに、B1≦(1+t1/D1)(D12−d12)1/2、B2≦(1+t2/D2)(D22−d22)1/2の関係にある。【選択図】図3

Description

本発明は、縦樋構造に関する。
特許文献1には、地盤の上に免震装置を介して免震構造物が設置され、地盤に取り付けられた下側の縦樋と、免震構造物に取り付けられた上側の縦樋とを、連結管群により連結した構造が記載されている。
この構造では、連結管群は、下側の縦樋に接着固定された下部連結管と、上側の縦樋に接着固定された上部連結管と、下部連結管及び上部連結管の間に装着された3つの中間連結管とから構成されている。連結管のそれぞれは、大寸筒状部と、大寸筒状部から下方に延長された小寸筒状部とで構成され、外周面に段差を有している。
連結管のそれぞれは、上側の連結管の外周面の段差に、下側の連結管の上端面が当たった状態で、連結されている。
特開2004−44110号公報
ところで、特許文献1に記載の構造では、上下の縦樋が熱により長手方向に伸長した際に、上下の縦樋や連結管群に負荷がかかって変形や破損が生じるおそれがある。
また、特許文献1に記載の構造では、上下の縦樋が長手方向に熱収縮した際には、一番上の中間連結管に対する上部連結管の挿入長さが短くなり、風を受けたときにこの2つの連結管の連結状態が外れるおそれがある。
上記事情に鑑みて、本発明の目的は、縦樋が熱伸縮した際に不具合が生じにくく、地震の際に縦樋の破損を抑制することのできる縦樋構造を提案すること、とする。
本発明に係る一態様の縦樋構造は、下記の構成を具備することを特徴とする。
一態様の縦樋構造は、上部構造体と下部構造体とこの間に位置する免震機構とを備え、前記上部構造体と前記下部構造体との水平方向の相対位置が前記免震機構を介して変化するように構成された免震建物に設けられる。
一態様の縦樋構造は、前記上部構造体に取り付けられる上縦樋と、前記上縦樋の下方に位置する下縦樋と、前記上縦樋及び前記下縦樋を連通接続させる中間樋とを備える。
前記中間樋は、前記中間樋の上部を構成する上筒部と、前記中間樋の下部を構成する下筒部と、を含む。
前記上筒部は、前記上縦樋が上下方向にスライド可能に連通接続される上大筒部と、前記上大筒部から下方に延長され、前記上大筒部よりも外寸の小さい上小筒部とを有する。前記下筒部は、前記上小筒部に連通接続される下大筒部と、前記下大筒部から下方に延長され、前記下大筒部よりも外寸が小さく、前記下縦樋に連通接続される下小筒部とを有する。
前記上小筒部の上下長さをB1、前記上小筒部の外寸をd1、前記下大筒部の上端部の内寸をD1、前記下大筒部の上端部の肉厚をt1、前記下小筒部の上下長さをB2、前記下小筒部の外寸をd2、前記下縦樋の上端部の内寸をD2、前記下縦樋の上端部の肉厚をt2としたときに、B1≦(1+t1/D1)(D1−d11/2、B2≦(1+t2/D2)(D2−d21/2の関係にある。
本発明は、縦樋が熱伸縮した際に不具合が生じにくく、地震の際に縦樋の破損を抑制することのできる縦樋構造を提案することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る実施形態1の縦樋構造を概略的に示す正面図である。 図2A,図2Bは、同上の縦樋構造の要部を示す正面断面図であり、図2Aは、地震が起こる前の状態を示す図であり、図2Bは、地震が起こったときの状態を示す図である。 図3は、同上の縦樋構造の中間樋が外れる瞬間の状態を示す概略的な図である。 図4Aは、同上の縦樋構造の下固定具を示す平面図であり、図4Bは、同上の下固定具を示す正面図である。 図5A、図5B、図5Cのそれぞれは、同上の下固定具の位置変更の様子を示す平面図である。 図6A,図6Bは、同上の縦樋構造において、地震が起こったときに中間樋が外れる様子を順に示す正面図である。 図7は、同上の縦樋構造を示す正面図であり、地震後の修復状態を示す図である。
(実施形態1)
図1に示すように、実施形態1の縦樋構造1は、免震建物2に設けられる。
まず、免震建物2について説明する。
免震建物2は、上部構造体20と、下部構造体21と、上部構造体20及び下部構造体21の間に位置する免震機構22とを備える。免震建物2は、上部構造体20と下部構造体21との水平方向の相対位置が、免震機構22を介して変化するように構成されている。下部構造体21は、基礎を含み、上部構造体20は、建物本体を含む。
免震機構22は、上部構造体20を支え、上部構造体20に伝わる地震の揺れを低減させるための免震材23と、上部構造体20の相対位置の変化を元に戻す力を付与する復元材(図示せず)とを備える。免震材23は、例えば、ポリスチレンフォーム板と、その上に貼られたステンレス板と、その上に載せられたポリスチレンフォーム板とを含む。復元材は、下部構造体21と上部構造体20のそれぞれに固定されている。相対位置の残留変位は、最大で30mm〜50mmとなる場合もある。
続いて、縦樋構造1について説明する。
縦樋構造1は、上部構造体20に取り付けられる上縦樋3と、上縦樋3の下方に位置する下縦樋4と、上縦樋3及び下縦樋4を連通接続させる中間樋5とを備える。縦樋構造1はさらに、下縦樋4を下部構造体21に固定する下固定具6と、上縦樋3を上部構造体20に固定する上固定具7とを備える。縦樋構造1はさらに、下縦樋4の下端部に取り付けられ、下縦樋4と地中の排水構造8とを連通接続させるための排水カバー9をさらに備える。
まず、上縦樋3について説明する。
上縦樋3は、直線状に延びた筒である。上縦樋3の断面形状の外形は、例えば正方形状であるが、円等のその他の形状であってもよい。上縦樋3は、例えば、硬質塩化ビニル樹脂製である。なお、上縦樋3は、ステンレスや銅などの金属製であってもよい。上縦樋3は、その上端部が、エルボ、横引き管、集水器等を介して、軒樋に連通接続される。
上縦樋3は、上固定具7を介して上部構造体20に固定される。上縦樋3の長さは、上縦樋3の下端が下部構造体21よりも上方に位置するように設定されている。
続いて、下縦樋4について説明する。
図1、図2A、図2Bに示すように、下縦樋4は、筒状の本体部40と、本体部40の上端部に取り付けられる筒状の接続部材41とを含む。接続部材41の上端部が、下縦樋4の上端部を構成している。
本体部40は、直線状に延びた筒である。本体部40の断面形状の外形は、例えば正方形状であるが、円等のその他の形状であってもよい。本体部40は、例えば、硬質塩化ビニル樹脂製である。なお、本体部40は、ステンレスや銅などの金属製であってもよい。本体部40の断面形状、外寸、内寸及び材質は、上縦樋3と同じであってもよい。本体部40は、下固定具6を介して下部構造体21に固定される。
接続部材41は、外寸が長手方向(上下方向)に亘って一定である。接続部材41は、内寸が互いに異なる、上部分41a、中間部分41b、及び下部分41cを一体に含む。接続部材41は、本体部40に比べて肉厚(外寸と内寸の差の半分)が大きい。下部分41cは、下方に向けて開口した矩形枠状の差込溝410と、差込溝410よりも内側に位置する内筒部411と、差込溝410よりも外側に位置する外筒部412とを含む。内筒部411と外筒部412のそれぞれは、中間部分41bから下方に延長されている。
内筒部411の外寸は、本体部40の内寸よりも小さく、外筒部412の内寸は、本体部40の外寸と同じか、それよりも若干大きい。差込溝410は、本体部40の上端部を差し込むことの可能な寸法及び形状に設けられている。差込溝410には、接着剤が注入される。
内筒部411の上下長さは、外筒部412の上下長さよりも短い。外筒部412は、内筒部411よりも下方に突出している。
上部分41aの外寸、中間部分41bの外寸、及び下部分41cの外筒部412の外寸は、いずれも同じである。下部分41cの内筒部411の内寸は、上部分41aの内寸よりも小さい。中間部分41bの内寸は下側ほど小さい。中間部分41bの上端の内寸は、上部分41aの内寸と同じであり、中間部分41bの下端の内寸は、下部分41cの内筒部411の内寸と同じである。
本体部40の上端部を接続部材41の差込溝410に差し込むことで、本体部40と接続部材41とは、接着剤によって一体化されて、下縦樋4を形成する。本体部40と接続部材41との合計長さは、接続部材41の上端が上部構造体20よりも下方に位置するように設定されている。
続いて、中間樋5について説明する。
図2A、図2Bに示すように、中間樋5は、中間樋5の上部を構成する上筒部10と、中間樋5の下部を構成する下筒部11とを含む。ここで、中間樋5の上部とは、中間樋5のうち相対的に上方に位置する部分を意味し、中間樋5の下部とは、中間樋5のうち相対的に下方に位置する部分を意味し、中間樋5の上部と下部の境界は、中間樋5の上下方向の中間に限定されない。中間樋5は、例えば硬質塩化ビニル樹脂製である。なお、中間樋5は、上縦樋3及び下縦樋4の本体部40に比べて、熱伸縮のしにくい材料で形成されてもよい。上筒部10と下筒部11のそれぞれは、本実施形態では、平断面正方形の角筒状である。なお、上筒部10と下筒部11のそれぞれは、丸筒状であってもよい。
まず、上筒部10について説明する。
上筒部10は、上縦樋3が上下方向にスライド可能な状態で連通接続される上大筒部12と、上大筒部12から下方に延長され、上大筒部12よりも外寸の小さい上小筒部13とを有する。
本実施形態では、上大筒部12は、外寸が長手方向(上下方向)に亘って一定である。上大筒部12は、内寸が互いに異なる、上部分12a、中間部分12b、及び下部分12cを含む。
下部分12cは、下方に向けて開口した矩形枠状の差込溝120と、差込溝120よりも内側に位置する内筒部121と、差込溝120よりも外側に位置する外筒部122とを含む。内筒部121と外筒部122のそれぞれは、中間部分12bから下方に延長されている。内筒部121の上下長さは、外筒部122の上下長さよりも短い。外筒部122は、内筒部121よりも下方に突出している。差込溝120には、接着剤が注入される。
上部分12aの内寸は、上縦樋3の外寸よりも若干大きい。下部分12cの内筒部121の内寸は、上部分12aの内寸よりも小さく、上縦樋3の外寸よりも小さい。中間部分12bの内寸は下側ほど小さい。中間部分12bの上端の内寸は、上部分12aの内寸と同じであり、中間部分12bの下端の内寸は、下部分12cの内筒部121の内寸と同じである。
本実施形態では、上大筒部12の下端部を、中間部分12bと下部分12cとが構成し、上大筒部12の下端部を除いた残りの部分を、上部分12aが構成する。上縦樋3は、上部分12a内に隙間を介して挿入されることで、上筒部10に対して、上下方向にスライド可能な状態で連通接続される。ここで、上縦樋3は、上筒部10の中間部分12bの内周面との間に、一定以上の距離が形成されるように、上筒部10内に挿入される。
上小筒部13は、本実施形態では、上大筒部12に取り付けられた筒130の一部で構成される。筒130の上端部は、上大筒部12の差込溝120に差し込まれて、接着により上大筒部12と一体化されている。筒130のうち、上大筒部12から下方に突出した部分が、上小筒部13である。筒130は、長手方向に亘って外寸と内寸のそれぞれが一定であり、肉厚が上大筒部12よりも小さい。筒130の断面形状、外寸、内寸及び材質は、上縦樋3と同じであってもよい。
続いて、下筒部11について説明する。
下筒部11は、上小筒部13に連通接続される下大筒部14と、下縦樋4の接続部材41に連通接続される下小筒部15とを有する。下小筒部15は、下大筒部14から下方に延長され、下大筒部14よりも外寸が小さく構成される。
本実施形態では、下大筒部14は、外寸が長手方向(上下方向)に亘って一定である。下大筒部14は、内寸が互いに異なる、上部分14a、中間部分14b、及び下部分14cを含む。
下部分14cは、下方に向けて開口した矩形枠状の差込溝140と、差込溝140よりも内側に位置する内筒部141と、差込溝140よりも外側に位置する外筒部142とを含む。内筒部141と外筒部142のそれぞれは、中間部分14bから下方に延長されている。内筒部141の上下長さは、外筒部142の上下長さよりも短い。外筒部142は、内筒部141よりも下方に突出している。差込溝140には、接着剤が注入される。
上部分14aの内寸は、上小筒部13の外寸よりも若干大きい。下部分14cの内筒部141の内寸は、上部分14aの内寸よりも小さい。中間部分14bの内寸は下側ほど小さい。中間部分14bの上端の内寸は、上部分14aの内寸と同じであり、中間部分14bの下端の内寸は、下部分14cの内筒部141の内寸と同じである。
下小筒部15は、本実施形態では、下大筒部14に取り付けられた筒150の一部で構成される。筒150の上端部は、下大筒部14の差込溝140に差し込まれて、接着により下大筒部14と一体化されている。筒150のうち、下大筒部14から下方に突出した部分が、下小筒部15である。筒150は、長手方向に亘って外寸と内寸のそれぞれが一定であり、肉厚が下大筒部14よりも小さい。筒150の断面形状、外寸、内寸及び材質は、上縦樋3と同じであってもよい。
続いて、上筒部10と下筒部11と下縦樋4との寸法関係について説明する。
以下では、上小筒部13の上下長さをB1、上小筒部13の外寸をd1、下大筒部14の上端部の内寸をD1、下大筒部14の上端部の肉厚をt1とする。また、下小筒部15の上下長さをB2、下小筒部15の外寸をd2、下縦樋4の上端部(つまり接続部材41の上端部)の内寸をD2、下縦樋4の上端部(つまり接続部材41の上端部)の肉厚をt2とする。
上筒部10と下筒部11と下縦樋4との寸法関係は、下記の式(1)と式(2)の関係にある。
B1≦(1+t1/D1)(D1−d11/2・・・(1)
B2≦(1+t2/D2)(D2−d21/2・・・(2)
上記の式(1)は、図3に示す上筒部10から下筒部11が外れる瞬間に形成される2つの相似の直角三角形T1,T2から算出することができる。また、上記の式(2)は、図3に示す下縦樋4から下筒部11が外れる瞬間に形成される2つの相似の直角三角形T3,T4から算出することができる。
なお、本実施形態では、下筒部11は、形状、寸法、及び材質が上筒部10と同じであり、下筒部11の下大筒部14と、上筒部10の上大筒部12と、接続部材41は、形状、寸法、及び材質が、互いに同じである。
続いて、下固定具6について説明する。
図1、図4A、図4Bに示すように、下固定具6は、下部構造体21に装着される第一装着部60と、下縦樋4の本体部40に装着される第二装着部61と、第一装着部60と第二装着部61とを連結する連結部62とを有する。下固定具6は、例えば金属製である。
図5A、図5B、図5Cに示すように、連結部62は、第一装着部60と第二装着部61との相対位置を変更できるように構成されている。本実施形態では、連結部62は、第一装着部60に対する第二装着部61の位置を、水平面上において互いに直交する第一方向と第二方向のそれぞれにおいて変更できるように構成されている。
図4A、図4Bに示すように、第一装着部60は、本実施形態では、L字状である。第一装着部60は、下部構造体21にビス等で固定される固定片部600と、固定片部600の下端から略直角に延長された第一連結片部601とを含む。第一連結片部601は、一方向に長い平板状である。
第二装着部61は、開閉自在な掴み部610と、掴み部610から第一装着部60側に延長された第二連結片部611とを含む。第二連結片部611は、一方向に長い平板状である。
掴み部610は、平面視直線状の基部610aと、基部610aの長手方向の第一端部に対して回転自在に連結された平面視U字状の可動部610bとを含む。可動部610bは、基部610aの長手方向の第二端部(第一端部とは反対側の端部)に対して着脱自在である。基部610aから第二連結片部611が延長されている。
掴み部610は、平面視矩形枠状をなす閉姿勢と、枠の一部が開いた開姿勢とに切替可能である。基部610aの第一端部と第二端部のそれぞれに対して可動部610bが連結された状態が、閉姿勢である。基部610aの第二端部に対して可動部610bが連結されていない状態が、開姿勢である。
掴み部610は、閉姿勢にあるときに、下縦樋4を掴んで支持することが可能である。下縦樋4は、掴み部610によって支持された状態で、水平方向の移動が規制される。なお、掴み部610は、下縦樋4の熱伸縮に伴う鉛直方向の位置ずれを許容するように構成されている。
連結部62は、長孔620を有するガイド板621と、ガイド板621及び第一連結片部601を連結するための第一連結具622と、ガイド板621及び第二連結片部611を連結するための第二連結具623とを含む。第一連結具622と第二連結具623のそれぞれは、本実施形態では、ボルトである。ガイド板621は、一方向に長い平板状である。ガイド板621の長手方向と長孔620の長手方向とは、互いに平行である。
第一連結片部601は、第一連結具622が取り付けられるねじ孔を有し、第二連結片部611は、第二連結具623が取り付けられるねじ孔を有する。第一連結具622と第二連結具623をねじ締めすることによって、第一連結片部601と第二連結片部611のそれぞれは、ガイド板621の下面に当たる状態で、ガイド板621に対して固定される。
図5A、図5B、図5Cに示すように、長孔620内における連結具622,623の間の距離と、連結片部601,611に対するガイド板621の角度のうち、少なくとも一方を変えることで、第一装着部60と第二装着部61との相対位置の変更が可能である。
続いて、上固定具7について説明する。
図1に示すように、上固定具7は、上部構造体20に装着される第一装着部70と、上縦樋3に装着される第二装着部71と、第一装着部70及び第二装着部71を連結する連結部72とを有する。上固定具7は、例えば金属製である。連結部72は、第一装着部70と第二装着部71とを位置変更不可に連結する。
続いて、排水構造8について説明する。
排水構造8は、下水管80と、溜めマス81と、蓋82とを有する。溜めマス81は、円筒状で底のある容器部810と、容器部810の外周壁の一部から外側に突出した筒状の接続部811とを有する。接続部811に、下水管80が連通接続される。
蓋82は、容器部810の上端の開口を閉じる円板部820と、円板部820の外周縁から下方に延長された周壁部821と、円板部820を上下方向に貫通した円筒状の接続筒部822とを有する。
接続筒部822の外寸(外径)は、容器部810の内寸(内径)よりも小さく、円板部820の外寸(外径)は、容器部810の外寸(外径)よりも大きい。蓋82は、溜めマス81に対して、水平方向の位置が変更可能である。
排水構造8は、例えば、接続筒部822が地面から上方に突出するように、地中に設けられる。なお、排水構造8は、蓋82の周壁部821が地面よりも上方に位置するように、地中に設けられてもよい。
続いて、排水カバー9について説明する。
排水カバー9は、下縦樋4の本体部40の下端部に連通接続される筒状の本体部90と、本体部90の下端から外側に延長された円環状のフランジ部91とを有する。本体部90は、本実施形態では、平断面正方形の角筒状である。フランジ部91は、地面または蓋82の円板部820の上面に載置される。本体部90の上部には、下縦樋4の下端部が挿入可能であり、本体部90の下部には、蓋82の接続筒部822が挿入可能である。
続いて、図1に示す免震建物2に設けられた縦樋構造1について説明する。
上縦樋3は、上固定具7を介して上部構造体20に固定される。下縦樋4の本体部40は、上部が下固定具6を介して下部構造体21に固定され、下端部が排水カバー9の本体部90に連通接続される。下縦樋4は、上縦樋3の真下に配される。上縦樋3は、エルボ、横引き管、集水マス等を介して軒樋に連通接続されている。下縦樋4は、排水カバー9を介して、接続筒部822、溜めマス81、及び下水管80に連通される。下縦樋4の本体部40の上端部には、接続部材41が接着により固定される。
上縦樋3の下部は、中間樋5の上筒部10の上大筒部12内に上下方向にスライド可能に挿入接続され、下縦樋4の接続部材41の上端部には、中間樋5の下筒部11の下小筒部15が連通接続される。上筒部10の上小筒部13は、下筒部11の下大筒部14内に挿入接続される。
上縦樋3、中間樋5(上筒部10と下筒部11)、下縦樋4(接続部材41と本体部40)、排水カバー9、接続筒部822、及び容器部810は、鉛直方向に一直線上に並んで位置する。
以上説明した縦樋構造1では、地震が起こった場合に、以下のように動作する。
まず、図6Aに示すように、下部構造体21に対する上部構造体20の水平方向の相対位置が変化し、これに伴って、上部構造体20に上固定具7を介して固定された上縦樋3の下縦樋4に対する水平方向の相対位置が変化する。
このとき、上筒部10と下縦樋4との間に接続された下筒部11が傾いて、上筒部10の上小筒部13から下筒部11の下大筒部14が外れ、下縦樋4の接続部材41の上端部から下筒部11の下小筒部15が外れる。
図6Bに示すように、上筒部10と下縦樋4の接続部材41との間から外れた下筒部11は、地面に落下し、下筒部11及び下縦樋4によって支持されなくなった上筒部10は、上縦樋3から外れ落ちる。
以上説明したように、本実施形態の縦樋構造1では、地震が起こったときに、上部構造体20と下部構造体21との相対位置の変化に対応して、上縦樋3及び下縦樋4を接続する中間樋5が、上筒部10と下筒部11の2つに分離して外れる。
これにより、本実施形態の縦樋構造1の設置構造では、構造体20,21の相対位置の変化によって生じる負荷が上縦樋3または下縦樋4にかかり続けることを防いで、上縦樋3または下縦樋4に変形や破損が生じることを抑制することができる。
また、本実施形態の縦樋構造1の設置構造では、中間樋5が分離した後に、上縦樋3が下部構造体21に接触して破損することや、下縦樋4が上部構造体20に接触して破損することも防ぐことができる。
また、本実施形態の縦樋構造1では、上縦樋3または下縦樋4が熱により長手方向に伸長したときに、中間樋5の上筒部10の上大筒部12内の上縦樋3の挿入長さが増加可能である。そのため、本実施形態の縦樋構造1では、上縦樋3または下縦樋4が熱伸びすることによって、上縦樋3と中間樋5と下縦樋4のうち、上下に互いに重なった部分に大きな負荷がかかることを防ぐことができる。これにより、本実施形態の縦樋構造1では、上縦樋3または下縦樋4が熱伸びすることによって、上縦樋3や中間樋5や下縦樋4に変形や破損が生じることを防ぐことができる。
また、本実施形態の縦樋構造1では、上縦樋3または下縦樋4が長手方向に熱収縮したときに、中間樋5の上筒部10の上大筒部12内の上縦樋3の挿入長さが減少可能である。このとき、本実施形態の縦樋構造1では、中間樋5の上筒部10の下筒部11への挿入長さと、下筒部11の下縦樋4の接続部材41への挿入長さとがいずれも短くならず、接続強度の低下を防ぐことができる。
また、本実施形態の縦樋構造1では、下筒部11に対する上筒部10の挿入長さと、下縦樋4に対する下筒部11の挿入長さとが、上筒部10に対する上縦樋3の挿入長さに寄らず、一定である。そのため、本実施形態の縦樋構造1では、設置誤差が原因で、上縦樋3と下縦樋4との間から中間樋5が外れないといった不具合が発生しにくく、設置が容易である。
また、本実施形態の縦樋構造1では、設置の際に、上筒部10を上縦樋3の下部に差し込んだ状態で上方に持ち上げることで、上筒部10と下縦樋4との間に、下筒部11を設置するためのスペースを確保でき、中間樋5の設置が容易である。
また、本実施形態の縦樋構造1では、下縦樋4を、本体部40と本体部40の上端部に取り付けられる接続部材41とで構成したことで、接続部材41の上端部と、下筒部11の下小筒部15とを上述した寸法関係に形成しやすい。そのため、本実施形態の縦樋構造1では、地震の際に下縦樋4から下筒部11が外れないといった不具合が発生しにくい。
また、本実施形態の縦樋構造1では、上筒部10の上小筒部13と下筒部11の下小筒部15のそれぞれが、大筒部12,14よりも肉厚が小さいため、切断が容易で挿入長さの調整がしやすい。
また、本実施形態の縦樋構造1では、上大筒部12と下大筒部14と接続部材41とが、形状、寸法及び材質がいずれも同じであるため、製造コストを抑えることができる。
続いて、図7に示す、地震後の修復された縦樋構造1について説明する。
この縦樋構造1では、上部構造体20の下部構造体21に対する残留変位に対応して、下固定具6の連結部62が調整され、第一装着部60に対する第二装着部61の相対位置が変更されることで、下縦樋4が上縦樋3の真下に配置されている。
下縦樋4の位置変更に対応して、溜めマス81に対する蓋82の配置が変更されている。これにより、蓋82の接続筒部822と、排水カバー9と、下縦樋4とが鉛直方向に一直線上に配される。
上縦樋3の下端部には、上筒部10の上大筒部12が上下方向にスライド可能に連通接続される。下縦樋4の接続部材41の上端部には、下筒部11の下小筒部15が連通接続される。上筒部10の上小筒部13は、下筒部11の下大筒部14に連通接続される。
以上説明した修復された縦樋構造1では、上縦樋3、中間樋5(上筒部10と下筒部11)、下縦樋4(接続部材41と本体部40)、排水カバー9、蓋82の接続筒部822、及び容器部810が、鉛直方向に一直線上に並ぶ。これにより、修復された縦樋構造1では、縦樋構造1の排水機能を、地震が起こる前と同程度確保することができる。また、修復された縦樋構造1では、地震前と略同じ外観を呈することができる。
(変更例)
以上説明した実施形態1の縦樋構造1は、以下の変更例を採用可能である。
下縦樋4は、本体部40のみで構成されてもよく、この場合、本体部40としては、内寸がD2、肉厚がt2の1つの筒が用いられる。
縦樋構造1は、上固定具7を備えなくてもよい。この場合も、上縦樋3は、軒樋を介して上部構造体20に取り付けられているため、地震の際に上部構造体20の水平方向の移動に対応して、水平方向へ移動することができる。
縦樋構造1は、下固定具6を備えなくてもよい。この場合、下縦樋4は、排水カバー9によって起立姿勢で支持される。
下固定具6の連結部62は、第一装着部60と第二装着部61とを位置変更不可に連結するように構成されてもよい。
上固定具7は、下固定具6の連結部62と同様の構造の連結部72を有してもよい。
上筒部10は、一体に成形された上大筒部12と上小筒部13とで構成されてもよい。また、下筒部11は、一体に成形された下大筒部14と下小筒部15とで構成されてもよい。
排水構造8の蓋82は、接続筒部822を円板部820の中心からずれた偏心位置に有してもよく、この場合、蓋82を回転させることで、接続筒部822の位置が変更可能である。
(効果)
以上説明した実施形態1の縦樋構造1は、下記の第一の特徴を備える。
すなわち、実施形態1の縦樋構造1は、上部構造体20と下部構造体21とこの間に位置する免震機構22とを備え、上部構造体20と下部構造体21との水平方向の相対位置が免震機構22を介して変化するように構成された免震建物2に設けられる。
実施形態1の縦樋構造1は、上部構造体20に取り付けられる上縦樋3と、上縦樋3の下方に位置する下縦樋4と、上縦樋3及び下縦樋4を連通接続させる中間樋5とを備える。
中間樋5は、中間樋5の上部を構成する上筒部10と、中間樋5の下部を構成する下筒部11とを含む。
上筒部10は、上縦樋3が上下方向にスライド可能に連通接続される上大筒部12と、上大筒部12から下方に延長され、上大筒部12よりも外寸の小さい上小筒部13とを有する。下筒部11は、上小筒部13に連通接続される下大筒部14と、下縦樋4に連通接続される下小筒部15とを有する。下小筒部15は、下大筒部14から下方に延長され、下大筒部14よりも外寸が小さく構成される。
上小筒部13の上下長さをB1、上小筒部13の外寸をd1、下大筒部14の上端部の内寸をD1、下大筒部14の上端部の肉厚をt1、下小筒部15の上下長さをB2、下小筒部15の外寸をd2、下縦樋4の上端部の内寸をD2、下縦樋4の上端部の肉厚をt2としたときに、B1≦(1+t1/D1)(D1−d11/2、B2≦(1+t2/D2)(D2−d21/2の関係にある。
第一の特徴を備えることで、実施形態1の縦樋構造1では、地震が起こって構造体20,21の水平方向の相対位置が変化するときに、上筒部10と下縦樋4との間から、下筒部11が傾いて外れる。そのため、実施形態1の縦樋構造1では、地震時に上縦樋3及び下縦樋4に負荷がかかりにくくて、上縦樋3及び下縦樋4の変形や破損を抑制することができる。
また、実施形態1の縦樋構造1では、上縦樋3と下縦樋4とが熱により長手方向に伸長したときには、上筒部10への上縦樋3の挿入長さが長くなることで、その伸長を上筒部10によって吸収することができる。これにより、実施形態1の縦樋構造1では、上縦樋3と下縦樋4とが熱により長手方向に伸長したときに、上縦樋3や下縦樋4や中間樋5に負荷がかかって変形や破損することを防止できる。
また、実施形態1の縦樋構造1では、上縦樋3と下縦樋4とが長手方向に熱収縮したときには、上筒部10への上縦樋3の挿入長さが短くなるだけで、上筒部10の下筒部11への挿入長さや下筒部11の下縦樋4への挿入長さが短くならない。そのため、実施形態1の縦樋構造1では、上縦樋3と下縦樋4とが長手方向に熱収縮しても、風等を受けて上筒部10と下縦樋4との間から下筒部11が外れることを防ぐことができる。
さらに、実施形態1の縦樋構造1は、下記の第二の特徴を付加的に備える。
すなわち、実施形態1の縦樋構造1では、下縦樋4は、筒状の本体部40と、本体部40の上端部に取り付けられる筒状の接続部材41とを含む。接続部材41の上端部が、下縦樋4の上端部を構成している。
第二の特徴を備えることで、実施形態1の縦樋構造1では、下筒部11が接続される下縦樋4の上端部(つまり接続部材41)を上述した寸法関係を有するように形成しやすく、地震が起こった際には、下筒部11が下縦樋4の上端部から外れやすい。
さらに、実施形態1の縦樋構造1は、下記の第三の特徴を付加的に備える。
すなわち、実施形態1の縦樋構造1では、下縦樋4を下部構造体21に固定する下固定具6と、上縦樋3を上部構造体20に固定する上固定具7とをさらに備える。
第三の特徴を備えることで、実施形態1の縦樋構造1では、構造体20,21の相対位置の変化に対応して、上縦樋3に接続された上筒部10と下縦樋4との相対位置が変化しやすく、この間に位置する下筒部11が地震の際に傾きやすくて外れやすい。
さらに、実施形態1の縦樋構造1は、下記の第四の特徴を付加的に備える。
すなわち、実施形態1の縦樋構造1では、下固定具6は、下部構造体21に装着される第一装着部60と、下縦樋4に装着される第二装着部61と、第一装着部60及び第二装着部61を連結する連結部62とを有する。連結部62は、第一装着部60と第二装着部61との相対位置を変更できるように構成されている。
第四の特徴を備えることで、実施形態1の縦樋構造1では、地震後の構造体20,21の相対位置に残留変位がある場合に、第一装着部60に対する第二装着部61の位置(つまり下縦樋4の位置)を変更することができる。これにより、実施形態1の縦樋構造1では、地震後の構造体20,21の相対位置に残留変位がある場合でも、下縦樋4を上縦樋3の真下に配置することができ、中間樋5で上縦樋3と下縦樋4とを連結することができる。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 縦樋構造
2 免震建物
20 上部構造体
21 下部構造体
22 免震機構
3 上縦樋
4 下縦樋
40 本体部
41 接続部材
5 中間樋
6 下固定具
60 第一装着部
61 第二装着部
62 連結部
7 上固定具
10 上筒部
11 下筒部
12 上大筒部
13 上小筒部
14 下大筒部
15 下小筒部
B1 上小筒部の上下長さ
d1 上小筒部の外寸
D1 下大筒部の上端部の内寸
t1 下大筒部の上端部の肉厚
B2 下小筒部の上下長さ
d2 下小筒部の外寸
D2 下縦樋の上端部の内寸
t2 下縦樋の上端部の肉厚

Claims (4)

  1. 上部構造体と下部構造体とこの間に位置する免震機構とを備え、前記上部構造体と前記下部構造体との水平方向の相対位置が前記免震機構を介して変化するように構成された免震建物に設けられる縦樋構造であって、
    前記上部構造体に取り付けられる上縦樋と、
    前記上縦樋の下方に位置する下縦樋と、
    前記上縦樋及び前記下縦樋を連通接続させる中間樋とを備え、
    前記中間樋は、
    前記中間樋の上部を構成する上筒部と、
    前記中間樋の下部を構成する下筒部と、を含み、
    前記上筒部は、前記上縦樋が上下方向にスライド可能に連通接続される上大筒部と、前記上大筒部から下方に延長され、前記上大筒部よりも外寸の小さい上小筒部とを有し、
    前記下筒部は、前記上小筒部に連通接続される下大筒部と、前記下大筒部から下方に延長され、前記下大筒部よりも外寸が小さく、前記下縦樋に連通接続される下小筒部とを有し、
    前記上小筒部の上下長さをB1、前記上小筒部の外寸をd1、前記下大筒部の上端部の内寸をD1、前記下大筒部の上端部の肉厚をt1、前記下小筒部の上下長さをB2、前記下小筒部の外寸をd2、前記下縦樋の上端部の内寸をD2、前記下縦樋の上端部の肉厚をt2としたときに、
    B1≦(1+t1/D1)(D1−d11/2
    B2≦(1+t2/D2)(D2−d21/2
    の関係にあることを特徴とする縦樋構造。
  2. 前記下縦樋は、
    筒状の本体部と、前記本体部の上端部に取り付けられる筒状の接続部材と、を含み、
    前記接続部材の上端部が、前記下縦樋の上端部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の縦樋構造。
  3. 前記下縦樋を前記下部構造体に固定する下固定具と、前記上縦樋を前記上部構造体に固定する上固定具とをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の縦樋構造。
  4. 前記下固定具は、前記下部構造体に装着される第一装着部と、前記下縦樋に装着される第二装着部と、前記第一装着部及び前記第二装着部を連結する連結部とを有し、
    前記連結部は、前記第一装着部と前記第二装着部との相対位置を変更できるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の縦樋構造。
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