JP6214458B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
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Description
さらに、室外ユニットを支える隅部の支柱部の中央付近の幅を狭くすることで、この部位を運搬時に握る取っ手として用いる仕様のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、室外ユニットに転倒防止対策を施すには、予め室外ユニット側に転倒防止部材を取り付けるための取り付け穴を設けたり、取り付け可能な形状(他部品と干渉しない等)にしておく必要が有るが、既に市場において据付けられている室外ユニットに転倒防止部材を取り付けることは不可能である。
また、予め室外ユニットに転倒防止部材を設けると、転倒防止部材の設置場所が一意に決まってしまうが、室外ユニットの据付環境は様々なケースが考えられるため、転倒防止部材の設置場所を変更できる仕様が良い。
さらに、室外ユニットの重量の大半を占める圧縮機は室外ユニット正面から観て右側の機械室と呼ばれる位置へ収納配置されており、重心位置は右側に寄っている。このため、大型台風の強風などの外乱により室外ユニットが移動(転倒)する場合には、重量の軽い室外ユニットの左側から動くため、このような自然環境による影響を考慮すると、移動(転倒)防止の為の転倒防止部材などを室外ユニットの左側に固定する必要がある。
また、室外ユニットを外部基礎などと固定するために用いる室外ユニットの固定元を自然環境及び設置環境に応じて変更を可能とする空気調和機の室外ユニットを得ることを第2の目的とする。
図1から図4は、本発明の実施の形態1を示す図である。
図1は、本実施形態1における空調機の室外ユニット(以下、単に室外ユニットという)1の左背面側から観た斜視図である。図1に示されるように、本実施の形態に係る室外ユニット1は、筐体2を備えている。筐体2の上面は、トップパネル3により構成されている。筐体2の側面の外郭部は、板金を素材としたサイドパネル(L型)4などのパネル類、筐体2を支える外郭支柱5、外郭部ワイヤー6、樹脂性の嵌め込み式取っ手(以下、単に取っ手という)7などにより構成されている。取っ手7は、室外ユニット1を正面から見て、前面の右側及び左側の角と背面の右側の角の3カ所に設けられ、上下方向中央付近の高さにある。意匠を兼ねた外郭パネル材への取っ手7の設け方としては、樹脂成型の取っ手を嵌め込む従来の仕様のものが一般的である。筐体2内には熱交換器12が配置されている。なお、筐体2内には、熱交換器12の他に、図示はしないが、圧縮機及び膨張弁が配置されており、これらは、室内ユニットに配置された熱交換機と冷媒配管によって接続されて冷凍サイクルを構成している。
図2に示されるように、室外ユニット1の左側外郭は、サイドパネル(L型)4、外郭部ワイヤー6、外郭支柱5、取っ手7及び取っ手部品8により構成される。外郭部ワイヤー6は、熱交換器12へ手などが触れないように警鐘を促すために格子状に組まれている。サイドパネル(L型)4は、室外ユニット1の左側外郭の前面側に設けられ、外郭支柱5は左背面側の角部に設けられ、サイドパネル(L型)4と外郭支柱5とは、外郭部ワイヤー6により繋がれている。取っ手7は、サイドパネル(L型)4へ設けられた取り付け穴部へ嵌め込むことにより固定されている。外郭支柱5は、例えば金属製の丸棒などを用いるが、強度的に問題がなければ樹脂を用いても良い。
図3(b)に示されるように、取っ手部品8は、半割構造の円筒部8aと、円筒部8aの内周壁に設けられた取っ手凸部8bとを備えている。外郭支柱5は、外郭支柱溝部5aが設けられており、取っ手凸部8bを外郭支柱溝部5aへ嵌め合わせることで、取っ手部品8が位置決めされる。そして、この取っ手部品8の取っ手凸部8bには、例えば爪やスナップフィット(図示せず)を設け、半割構造の円筒部8aを固定する。
図4に示されるように、外郭支柱溝部5aは外郭支柱5に複数設けられている。
外郭支柱溝部5aを外郭支柱5の天地方向の任意の位置へ複数設けておくことで、作業者が作業し易い位置を選択して取っ手部品8を取り付けることが可能となる。室外ユニット1の運搬時には、この取っ手部品8を握る。取っ手部品8は手の幅サイズとすることや、指形状の凹凸を設けることで、取っ手部がどこであるか分かりやすくなり、掴み易くもなる。
図5は、本発明の実施の形態2における外郭支柱5の周辺を表した斜視図である。
本実施の形態2では、外郭支柱5の外郭支柱溝部5aに取っ手部品8を2つ取り付け、2つの取っ手部品8の間の外郭支柱5をそのまま取っ手として握る形態について説明する。
図6から図8は本発明の実施の形態3を示す図である。
本実施の形態3では、上記の実施の形態1の取っ手部品8に室外ユニット1の転倒防止機能を付加した形態について説明する。
図8に示されるように、取っ手部品18が天地方向の任意の位置へ取り付け可能であること、また複数取り付け可能であることを利用して、複数個の取っ手部品18を外部基礎又は建物などの固定先11と固定ワイヤー10で連結する。このように構成することで、土台基礎或いは外部基礎又は建物などへの固定を強固なものとし、自然災害に備えることが可能である。
なお、本実施の形態3では、取っ手部品18を用いて転倒防止対策を施したが、取り外しが可能な取っ手部品18の性質を利用して、取っ手部品18の取り外し後に専用の転倒防止部材と付け替えても良い。また、後付けが可能であることで、既に市場に据え付けられている室外ユニット1へ取り付けることも可能である。さらに、取っ手部品18の劣化の際には、新品の部品と交換することも可能であり、廃却時にはゴミの分別も容易で環境にも優しい。
なお、固定ワイヤー10は、本発明における「ワイヤー」に相当する。また、外部基礎又は建物などの固定先11は、本発明における「固定先」に相当する。
図9(a)から図9(c)は、本発明の実施の形態4の様子を示す斜視図である。
本実施の形態4では、室外ユニット1が外郭支柱5を2本設けている形態について説明する。
図9(b)は左側外郭パネルの取っ手部の拡大図である。
図9(c)は2本の外郭支柱5に取っ手部品28を取り付ける様子を示す拡大図である。図9(c)に示されるように、外郭支柱5が2本設けられている場合には、2本の支柱を跨がる取っ手部品28を設けても良い。
Claims (8)
- 冷凍サイクルの一部を構成する熱交換器及び圧縮機が少なくとも搭載された筐体と、
高さ方向に間隔をあけて設けられた複数の溝部を備え、前記筐体の外郭角部に設けられ、前記筐体を支える外郭支柱と、
前記溝部に着脱自在に取り付けられる取っ手部品と、
を備えたことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。 - 前記取っ手部品は、
半割構造の円筒部と、前記円筒部の内周部に設けられ、前記外郭支柱の溝部に嵌合される突部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外ユニット。 - 前記取っ手部品は、
前記円筒部の外周面に形成された突条部を備えた
ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室外ユニット。 - 前記取っ手部品は、
前記外郭支柱に設けられた複数の溝部の内、任意の2つの溝部にそれぞれ取り付けられる
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の空気調和機の室外ユニット。 - 前記外郭支柱は、
表面に滑り止めの表面加工が施された
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の空気調和機の室外ユニット。 - 前記外郭支柱を2本備え、
2本の前記外郭支柱は前記筐体の同一の外郭角部に併設され、
前記取っ手部品は、
半割構造の円筒部と、前記円筒部の内周部に設けられ、前記外郭支柱の溝部に嵌合される突部とを備え、一方の前記外郭支柱の溝部に取り付けられる第一の取っ手部品、
半割構造の円筒部と、前記円筒部の内周部に設けられ、前記外郭支柱の溝部に嵌合される突部とを備え、他方の前記外郭支柱の溝部に取り付けられる第二の取っ手部品、及び
前記第一の取っ手部品と第二の取っ手部品とを連結した連結部材から構成される
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の空気調和機の室外ユニット。 - 前記連結部材は、
板状部材から構成され、上端及び下端に凹部がそれぞれ設けられた
ことを特徴とする請求項6に記載の空気調和機の室外ユニット。 - 前記取っ手部品は、
ワイヤーが連結される転倒防止部を備え、
ワイヤーを介して固定先と接続され、前記筐体の転倒を防止する
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の空気調和機の室外ユニット。
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