JPH07318106A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 風の経路に問題を生じさせず、意匠的にも建
物と一体感を持たせて外観を向上させること。 【構成】 室外ユニット１を載置しているコンクリート
ブロック２の端部に断面Ｌ型の支柱３をボルト４にて室
外ユニット１の外側に４本立設する。背面側を除いてそ
れぞれの支柱３間に上下２本の補強部材５を架橋する。
次に前面と両側面に樹脂製の飾り格子１１のフック片を
補強部材５に穿孔している挿入穴に係止することで飾り
格子１１を補強部材５に取付ける。最後に天板１５を支
柱３の上部にてボルト１６にて固定する。これにより室
外ユニット１の周囲を飾り格子１１で覆うことができ、
外観を向上させると共に、飾り格子１１にて室外ユニッ
ト１の風経路にも問題を生じさせない。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は据付状態での外観を向
上した空気調和機の室外ユニットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】空気調和機の室外ユニットは建物の外に
設置されるため、特に一般住宅の場合には全体としての
外観を損ねてしまう。そこで室外ユニットと住宅建物と
に一体感を持たせてエクステリア（外観）を向上させる
ようにしたのが提案されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし一般にコンクリ
ートブロックの上に室外ユニットを載置して据付けして
いるために、上記コンクリートブロックが室外ユニット
より出っ張るために、統一感がなくなり、デザイン上問
題がある。また室外ユニットには吸入口と吹出口とを備
えており、建物と室外ユニットとに一体感を持たせるた
めに室外ユニットを建物の壁面に沿わせるように設置し
た場合、背面にある吸入口が壁面に近接して風経路に問
題が生じる。

【０００４】また室外ユニットの前面側に目隠し体を設
けるようにしたのが提案されている。例えば特開平５−
２５６４７５号公報の装置を挙げることができるが、こ
の装置では、吹出口がある室外ユニットの前面側に目隠
し体を設け、この目隠し体に建物の外壁と同じようなデ
ザインや模様をペンキ等で施しているものである。しか
しながら室外ユニットの吹出口の前面側に上記目隠し体
を設けているために、風の経路にやはり問題が生じ、ま
た意匠的にも違和感がある。

【０００５】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、風の経路に問題
を生じさせず、意匠的にも建物と一体感を持たせて外観
を向上することが可能な空気調和機の室外ユニットを提
供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】そこで請求項１の空気調
和機の室外ユニットは、室外ユニット１の外側の四隅に
それぞれ立設された支柱３と、上記室外ユニット１の前
面と両側面に対応した上記支柱３間にそれぞれ架橋した
補強部材５と、これら補強部材５にそれぞれ取付けられ
ると共に比較的大きな開口部を有する目隠し体１１とを
備えていることを特徴としている。

【０００７】また請求項２の空気調和機の室外ユニット
は、上記支柱３の上部には、上記室外ユニット１を覆設
する天板１５を取付けていることを特徴としている。

【０００８】さらに請求項３の空気調和機の室外ユニッ
トは、上記室外ユニット１が載置されるブロック２に上
記支柱３をそれぞれ立設していることを特徴としてい
る。

【０００９】請求項４の空気調和機の室外ユニットは、
室外ユニット１の下面に設けられている据付け脚１７と
固定部材１８とを共締めし、この固定部材１８に上記支
柱３を立設していることを特徴としている。

【００１０】請求項５の空気調和機の室外ユニットは、
上記目隠し体１１を格子状に形成すると共に、合成樹脂
で構成したことを特徴としている。

【００１１】請求項６の空気調和機の室外ユニットは、
熱交換器３２、室外ファン３５、圧縮機、電装品部等を
上面に配設する底板３１と、この底板３１の四隅に立設
した支柱３と、上記支柱３間にそれぞれ架橋した補強部
材５と、これら補強部材５にそれぞれ取付けられると共
に比較的大きな開口部を有する目隠し体１１と、上記圧
縮機及び電装品部を覆う箱体３８と、上記支柱３の上部
に四隅がそれぞれ取付けられて上記室外ユニット１を覆
設する天板１５とを備えていることを特徴としている。

【００１２】請求項７の空気調和機の室外ユニットは、
高さ寸法ｈの異なる支柱３と、横幅寸法ｌ、高さ寸法ｈ
の異なる目隠し体１１とをそれぞれ複数備えると共に、
補強部材５の横方向の寸法ｗを所定単位毎に切断可能に
していることを特徴としている。

【００１３】

【作用】上記請求項１の空気調和機の室外ユニットで
は、室外ユニット１の外側の四隅にそれぞれ立設した支
柱３間に補強部材５を架橋し、これら補強部材５にそれ
ぞれ目隠し体１１を取付けて室外ユニット１を覆設する
ようにしている。したがって目隠し体１１により室外ユ
ニット１を覆い隠すことができ、建物と一体感を持たせ
ることができる。しかも目隠し体１１には比較的大きな
開口部を設けてあるので、吸込みや吹出しへの風の影響
もない。

【００１４】また請求項２の空気調和機の室外ユニット
では、室外ユニット１を覆設する天板１５を設けている
ので、意匠性を向上し得るのに加えて、室外ユニット１
内への射水を確実に防止し得ることになる。

【００１５】さらに請求項３の空気調和機の室外ユニッ
トでは、室外ユニット１を載置するブロック２に支柱３
を立設しているので、支柱３を立設するのに別部材を必
要とせず、そのためコストの上昇を抑えることができる
と共に、支柱３の立設作業も容易となる。

【００１６】請求項４の空気調和機の室外ユニットで
は、室外ユニット１の下面に設けられている据付け脚１
７と固定部材１８とを共締めし、この固定部材１８に上
記支柱３を立設しているので、支柱３を立設するのに別
部材を必要とせず、コストの上昇を抑えることができる
と共に、支柱３の立設作業も容易となる。

【００１７】請求項５の空気調和機の室外ユニットで
は、目隠し体１１を格子状に形成しているので、室外ユ
ニット１を覆う部材が意匠的効果を発揮して外観をより
向上させることができる。また目隠し体１１を格子状と
しているため、吸込みや吹出しの風の経路も問題がな
い。さらには材料を合成樹脂で構成しているため、建物
の外壁の色や模様に合う種々の色や模様を容易に形成で
き、これら複数の色や模様を用意しておくことで、建物
にあった目隠し体１１にて建物と室外ユニット１との統
一感を持たせることができる。また室外ユニット１の設
置現場に合わせて目隠し体１１を切断できて、据付作業
がより容易となる。

【００１８】請求項６の空気調和機の室外ユニットで
は、底板３１、支柱３、天板１５、補強部材５及び目隠
し体１１等で室外ユニット１のケーシングを兼ねてお
り、室外ユニット１の全体を覆う大きなケーシングが不
要となり、コストの低減化を図ることができる。また箱
体３８にて圧縮機や電装品部を覆っていることで、雨水
の浸入や防音化を図ることができる。さらに目隠し体１
１により室外ユニット１を覆い隠すことができ、建物と
一体感を持たせることができる。しかも目隠し体１１に
は比較的大きな開口部を設けてあるので、吸込みや吹出
しへの風の影響もない。

【００１９】請求項７の空気調和機の室外ユニットは、
容量の違いによる室外ユニット１の大きさが異なる場合
にも、室外ユニット１の形状に合った支柱３や目隠し体
１１を用い、さらに補強部材５は室外ユニット１の形状
に合った寸法に切断することで、室外ユニット１の大き
さが異なった場合にも現場に容易に対応することが可能
となる。また複数の室外ユニット１を設置する場合に
も、大きさの異なる室外ユニット１を並設する場合で
も、支柱３、補強部材５、目隠し体１１等を同じ大きさ
に合わせることで、凹凸がなく統一された据付外観を構
成することができる。

【００２０】

【実施例】次にこの発明の空気調和機の室外ユニットの
具体的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。図１〜図８は実施例１を示し、図２において、２
は室外ユニットを載置するコンクリートブロックであ
り、このコンクリートブロック２に金属製の支柱３を立
設するようにしている。上記支柱３は断面が略Ｌ型に形
成されており、支柱３の下部の内側面を上記コンクリー
トブロック２の端部外側面に当接し、図３に示すように
コンクリート用ボルト４にて支柱３をコンクリートブロ
ック２に固定するようになっている。なお図３に示すよ
うに、支柱３の高さ寸法ｈは、空気調和機の製品群に分
け、例えば７００、８００ｍｍの２タイプに分けてい
る。また３タイプ以上の複数の種類を用意しておくよう
にしてもよい。

【００２１】次に背面側を除く上記支柱３間に、図４〜
図６に示すように断面を略コ字型とした金属製の補強部
材５をそれぞれ架橋するようにしている。この補強部材
５は支柱３間の上下にそれぞれ架橋されるようになって
おり、補強部材５の開口面を内側に向けて配設してい
る。図５において、６は補強部材５の両端に穿孔された
穴であり、この穴６を介して支柱３にボルト止めされ
る。補強部材５の上片７には所定間隔毎に挿入穴８が穿
設されていて、この挿入穴８に後述する飾り格子１１が
挿入して係止されるようになっている。また図５に示す
ように、補強部材５の横幅ｗは設置現場で室外ユニット
１の大きさに合わせてカットできるように、例えば５０
ｍｍ単位でカット線９及び支柱３取付用の下穴１０がケ
ガキによりけがいてある。

【００２２】目隠し体である飾り格子１１は、図６〜図
８に示すように、２本の横板１３と、これら横板１３に
直交して取付けられる縦板１２とで構成され、風の通し
をよくするために大きな開口部を備えた格子状としてい
る。またこの飾り格子１１を合成樹脂で構成しており、
飾り格子１１の色や模様を建物の外壁の色や模様に対し
て合わせることができるように複数種類用意している。
上記飾り格子１１の縦板１２の背面には、図６及び図７
に示すように下方に突出するＬ型のフック片１４が一体
にそれぞれ形成されており、このフック片１４を補強部
材５の挿入穴８に挿入して引っかけ係止するようにして
いる。また図７に示すように、飾り格子１１の高さ寸法
ｈは上記支柱３の高さ寸法を同じとし、また横幅の寸法
ｌは３タイプ用意して室外ユニット１の大きさに合わせ
て設置できるようにしている。さらに飾り格子１１を合
成樹脂で構成しているため、図８に示すように室外ユニ
ット１の据付現場に合わせて斜めにカットすることも容
易である。また飾り格子１１を構成する縦板１２及び横
板１３は平板でもよく、また断面を半円状として、その
表面側を竹に模した形状としてもよい。

【００２３】次に図１に示すように、上記のように立設
されている支柱３の上部に天板１５をボルト１６にて固
定する。つまり天板１５の四隅をそれぞれの支柱３の内
隅に配置して外側よりボルト１６にて固定する。なおこ
の天板１５は、室外ユニット１内への射水防止を確実に
行うためのものであって、場合によっては省略して実施
することもある。

【００２４】実際の室外ユニット１の据付においては、
室外ユニット１の大きさに合わせて、支柱３、飾り格子
１１を選択すると共に、補強部材５を室外ユニット１の
横幅に合わせてカット線９の部分で所定の寸法となるよ
うにカットする。この場合、建物の色や模様に合わせて
飾り格子１１を選択する。そしてコンクリートブロック
２に支柱３をボルト４にて４本立設し、背面を除いてそ
れぞれの支柱３間に上下２本の補強部材５を架橋する。
次に前面と両側面に飾り格子１１のフック片１４を挿入
穴８に係止することで、補強部材５に飾り格子１１をそ
れぞれ取付ける。最後に天板１５を支柱３の上部にてボ
ルト１６にて固定する。

【００２５】（実施例２）図９〜図１５は実施例２を示
す。本実施例では図１０に示すように、室外ユニット１
の下面に固着されている据付け脚１７を利用したもので
あり、この据付け脚１７と金属製の固定部材１８とを共
締めし、この固定部材１８に支柱３を立設するようにし
たものである。すなわち据付け脚１７の取付穴１９と固
定部材１８の一端側に形成した略Ｕ字状の取付穴２０に
室外ユニット１固定用のボルト２１（図９参照）を挿通
して据付け脚１７と共に固定部材１８を共締めして該固
定部材１８を取付面２２に取付ける。なおこの場合、図
１０の矢印に示すように、固定部材１８の取付穴２０の
長さ寸法だけ調整が可能となっている。また上記固定部
材１８には、図９に示す取付面２２へ固定するためのボ
ルト挿通用の固定穴２３が穿孔されている。上記据付け
脚１７は室外ユニット１の下面の四隅側にそれぞれ設け
られており、支持台２４が室外ユニット１の外側に位置
するようにして固定部材１８を据付け脚１７に共締めす
る。

【００２６】上記固定部材１８の他端側のコーナー部に
は円柱状の支持台２４が設けられており、この支持台２
４の中央部にねじ穴２５が螺刻してある。一方、本実施
例の支柱３は、図１１及び図１２に示すように円筒状に
形成されていて、この支柱３の下面の閉塞部にはネジ部
２６が突設してある。この支柱３のネジ部２６を上記固
定部材１８の支持台２４のねじ穴２５に螺着すること
で、支柱３を支持台２４に立設することができる。つま
り支柱３を室外ユニット１の外側に立設することができ
る。

【００２７】次に各支柱３の上下間に先の実施例と同様
に補強部材５をそれぞれ架橋し、そして先の実施例と同
様に飾り格子１１を上下の補強部材５に係止する。また
最後に天板１５を支柱３の上端に係止する。ここで支柱
３の上端には、図１４に示すように溝２７が２条上下方
向に形成されていて、この溝２７に天板１５の側片を上
から挿入係止して天板１５を支柱３に固定するようにな
っている。また支柱３は円筒状に形成されて上端が開口
してあるため、雨水の浸入防止用として合成樹脂製のキ
ャップ２８を嵌着するようにしてある。

【００２８】（実施例３）実施例３を図１６〜図１８に
示す。本実施例では先の実施例のように室外ユニット１
とは別に構成した目隠し用のケーシングを用いるのでは
なく、目隠し用のケーシングと室外ユニット１のケーシ
ングとを兼用したものである。まず室外ユニット１の底
板３１の上面には、熱交換器３２、圧縮機及び電装品部
から成る圧縮機・電装品部３３、仕切板３４等を配設
し、また上記仕切板３４の吹出口３７の内側にはファン
３５及びこのファン３５を駆動するモータ３６が配設さ
れている。そして上記底板３１の四隅には、それぞれ断
面を略Ｌ型とした支柱３がそれぞれ立設されるものであ
り、底板３１と天板１５とで支柱３に固定するようにし
ている。なお上記圧縮機・電装品部３３のみを防音と射
水のため箱状ケーシング（箱体）３８にて覆っている。
４０は現場で接続された配管である。

【００２９】上記支柱３の両側の側面には上下方向に複
数の穴３９が穿設されていて、この穴３９を介して先の
実施例と同様の補強部材５を支柱３の外側面にそれぞれ
取付けるようにしている。また補強部材５には上記のよ
うに挿入穴８を穿孔しているので、この挿入穴８に飾り
格子１１のフック片１４を挿入して飾り格子１１を補強
部材５に取付けるようにしている。

【００３０】なお目隠し体として上記の実施例では飾り
格子１１の場合について説明したが、目隠し体を網状に
形成してもよい。

【００３１】

【発明の効果】以上のように請求項１の空気調和機の室
外ユニットでは、目隠し体により室外ユニットを覆い隠
すことができ、建物と一体感を持たせることができる。
しかも目隠し体には比較的大きな開口部を設けてあるの
で、吸込みや吹出しへの風の影響もない。

【００３２】また請求項２の空気調和機の室外ユニット
では、室外ユニットを覆設する天板を設けているので、
意匠性を向上し得るのに加えて、室外ユニット内への射
水を確実に防止し得ることになる。

【００３３】さらに請求項３及び請求項４の空気調和機
の室外ユニットでは、支柱を立設するのに別途の部材を
必要とせず、コストの上昇を抑えることができると共
に、支柱の立設作業も容易となる。

【００３４】請求項５の空気調和機の室外ユニットで
は、目隠し体を格子状に形成しているので、室外ユニッ
トを覆う部材が意匠的効果を発揮して外観をより向上さ
せることができる。また目隠し体を格子状としているた
め、吸込みや吹出しの風の経路も問題がない。さらには
材料を合成樹脂で構成しているため、建物の外壁の色や
模様に合う種々の色や模様を容易に形成でき、これら複
数の色や模様を用意しておくことで、建物にあった目隠
し体にて建物と室外ユニットとの統一感を持たせること
ができる。また室外ユニットの設置現場に合わせて目隠
し体を切断できて、据付作業がより容易となる。

【００３５】請求項６の空気調和機の室外ユニットで
は、底板、支柱、天板、補強部材及び目隠し体等で室外
ユニットのケーシングを兼ねており、室外ユニットの全
体を覆う大きなケーシングが不要となり、コストの低減
化を図ることができる。また箱体にて圧縮機や電装品部
を覆っていることで、雨水の浸入や防音化を図ることが
できる。さらに目隠し体により室外ユニットを覆い隠す
ことができ、建物と一体感を持たせることができる。し
かも目隠し体には比較的大きな開口部を設けてあるの
で、吸込みや吹出しへの風の影響もない。

【００３６】請求項７の空気調和機の室外ユニットは、
容量の違いによる室外ユニットの大きさが異なる場合に
も、室外ユニットの形状に合った支柱や目隠し体を用
い、さらに補強部材は室外ユニットの形状に合った寸法
に切断することで、室外ユニットの大きさが異なった場
合にも現場に容易に対応することが可能となる。また複
数の室外ユニットを設置する場合にも、大きさの異なる
室外ユニットを並設する場合でも、支柱、補強部材、目
隠し体等を同じ大きさに合わせることで、凹凸がなく統
一された据付外観を構成することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例の室外ユニットの正面図であ
る。

【図２】この発明の実施例のコンクリートブロックに支
柱を取付ける場合の説明図である。

【図３】この発明の実施例のコンクリートブロックに支
柱を取付けた場合の正面図である。

【図４】この発明の実施例の支柱間に補強部材を架橋し
た場合の斜視図である。

【図５】この発明の実施例の補強部材の斜視図である。

【図６】この発明の実施例の補強部材に飾り格子を係止
する場合の説明図である。

【図７】この発明の実施例の飾り格子を補強部材に係止
した場合の要部の背面図である。

【図８】この発明の実施例の飾り格子を斜めにカットし
た場合の正面図である。

【図９】この発明の実施例２の室外ユニットの据付状態
を示す正面図である。

【図１０】この発明の実施例２の要部拡大斜視図であ
る。

【図１１】この発明の実施例２の支柱を立設した状態を
示す斜視図である。

【図１２】この発明の実施例２の支柱を支持台に固定す
る場合の説明図である。

【図１３】この発明の実施例２の支柱に補強部材を架橋
した場合の要部斜視図である。

【図１４】この発明の実施例２の支柱の要部斜視図であ
る。

【図１５】この発明の実施例２の補強部材に飾り格子を
係止した場合の要部拡大斜視図である。

【図１６】この発明の実施例３の室外ユニットの平面図
である。

【図１７】この発明の実施例３の室外ユニットの斜視図
である。

【図１８】この発明の実施例３の室外ユニットの平面図
である。

【符号の説明】

１ 室外ユニット ２ コンクリートブロック ３ 支柱 ５ 補強部材 １１ 飾り格子（目隠し体） １５ 天板 １７ 据付け脚 １８ 固定部材 ３１ 底板 ３２ 熱交換器 ３３ 圧縮機・電装品部 ３８ 箱体

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 室外ユニット（１）の外側の四隅にそれ
   ぞれ立設された支柱（３）と、上記室外ユニット（１）
   の前面と両側面に対応した上記支柱（３）間にそれぞれ
   架橋した補強部材（５）と、これら補強部材（５）にそ
   れぞれ取付けられると共に比較的大きな開口部を有する
   目隠し体（１１）とを備えていることを特徴とする空気
   調和機の室外ユニット。
2. 【請求項２】 上記支柱（３）の上部には、上記室外ユ
   ニット（１）を覆設する天板（１５）を取付けているこ
   とを特徴とする請求項１の空気調和機の室外ユニット。
3. 【請求項３】 上記室外ユニット（１）が載置されるブ
   ロック（２）に上記支柱（３）をそれぞれ立設している
   ことを特徴とする請求項１又は請求項２の空気調和機の
   室外ユニット。
4. 【請求項４】 室外ユニット（１）の下面に設けられて
   いる据付け脚（１７）と固定部材（１８）とを共締め
   し、この固定部材（１８）に上記支柱（３）を立設して
   いることを特徴とする請求項１又は請求項２の空気調和
   機の室外ユニット。
5. 【請求項５】 上記目隠し体（１１）を格子状に形成す
   ると共に、合成樹脂で構成したことを特徴とする請求項
   １〜請求項４のいずれかの空気調和機の室外ユニット。
6. 【請求項６】 熱交換器（３２）、室外ファン（３
   ５）、圧縮機、電装品部等を上面に配設する底板（３
   １）と、この底板（３１）の四隅に立設した支柱（３）
   と、上記支柱（３）間にそれぞれ架橋した補強部材
   （５）と、これら補強部材（５）にそれぞれ取付けられ
   ると共に比較的大きな開口部を有する目隠し体（１１）
   と、上記圧縮機及び電装品部を覆う箱体（３８）と、上
   記支柱（３）の上部に四隅がそれぞれ取付けられて上記
   室外ユニット（１）を覆設する天板（１５）とを備えて
   いることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
7. 【請求項７】 高さ寸法（ｈ）の異なる支柱（３）と、
   横幅寸法（ｌ）、高さ寸法（ｈ）の異なる目隠し体（１
   １）とをそれぞれ複数備えると共に、補強部材（５）の
   横方向の寸法（ｗ）を所定単位毎に切断可能にしている
   ことを特徴とする請求項１〜請求項６のいずれかの空気
   調和機の室外ユニット。