JP2018163477A - 入力装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの要望に応じた入力装置を提供する。【解決手段】入力装置13は、ハードキー31と、電子ペーパー25と、識別部26と、表示制御部27と、入力制御部28とを備える。ハードキー31は、押下により情報を入力させる。電子ペーパー25は、ハードキー31上に設けられており、表示内容を電気的に書き替えることができる。識別部26は、入力装置13を利用するユーザーを識別する。表示制御部27は、識別部26によって識別されたユーザー毎に、電子ペーパー25によって表示する表示内容を変えて表示するよう制御する。入力制御部28は、表示制御部27により変えられた表示内容に対応する情報をハードキー31の押下を検知することにより入力させる。【選択図】図1

Description

この発明は、入力装置、および画像形成装置に関するものである。
複合機に代表される画像形成装置においては、画像データを基に、感光体に対して光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナーを供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させ、装置外に出力される。
ここで画像形成装置といった電子機器における情報の入力に関する技術が、特開2006−191548号公報(特許文献1)、特開2009−75946号公報(特許文献2)、および特開2009−187798号公報(特許文献3)に開示されている。
特許文献1に開示の携帯情報端末装置は、電子ペーパーにより操作内容の表示を行う操作ボタンと、本装置で使用する機能の選択を行う機能選択手段と、前記機能選択手段により選択された機能に応じて、前記電子ペーパーに表示する操作内容の表示を切り替える表示切替手段とを備えることとしている。
特許文献2に開示の携帯端末装置は、表示部と、キートップに文字、記号を表示する入力部を有し、通常は本体を縦向きにして使用し、該本体を横向きにして使用する場合、前記表示部に表示する画像を90度回転させる携帯端末装置である。携帯端末装置は、前記キートップに、文字、記号を可変に表示する電子ペーパーと、前記携帯端末装置の本体内に設置され、地面方向への重力を加速度として検知する加速度センサーと、前記加速度センサーを用いて地面方向への重力を加速度として検出して、重力の前記携帯端末装置の本体に対する向きから、前記本体が縦向きか横向きかを判別し、該本体が縦向きであれば、前記キートップに表示する文字、記号を、該本体の縦方向に、かつ正立するように生成して前記キートップに表示し、該本体が横向きであれば、前記キートップに表示する文字、記号を該本体の縦方向に対して90度回転させて、かつ正立するように生成してキートップに表示する制御手段とを有することを特徴としている。
特許文献3に開示の操作装置は、押圧操作に基づいて所定の電子機器の作動状態を遷移させる操作装置であって、ユーザーが前記押圧操作を行うための押圧操作部と、前記押圧操作部と一体的に、かつ、表示面がユーザーに視認可能に配設される表示媒体と、前記電子機器の作動状態の遷移に応じて前記表示媒体の表示内容を変化させる表示制御部とを備えることとしている。
特開2006−191548号公報 特開2009−75946号公報 特開2009−187798号公報
情報を表示する際には、タッチパネルが用いられることがある。タッチパネルは、電子的に情報を画面に表示し、タッチされた領域の内容の入力を検知する。タッチパネルは、表示内容を変更することができるため、ユーザー毎にいわゆるソフトキーの表示を変更することもできる。
しかし、タッチパネルにおいて全ての入力操作を行うことが望まれず、ハードキーを用いたハードキーの押下による入力が求められる場合もある。そして、ハードキーの押下により入力される情報の内容をユーザー毎に変えたい場合もある。このような場合に上記した特許文献1〜特許文献3に開示の技術では、対応することが困難である。
この発明の目的は、ユーザーの要望に応じた入力装置を提供することである。
この発明の他の目的は、ユーザーの要望に応じた画像形成装置を提供することである。
この発明の一の局面においては、入力装置は、情報を入力させる入力装置である。入力装置は、ハードキーと、電子ペーパーと、識別部と、表示制御部と、入力制御部とを備える。ハードキーは、押下により情報を入力させる。電子ペーパーは、ハードキー上に設けられており、表示内容を電気的に書き替えることができる。識別部は、入力装置を利用するユーザーを識別する。表示制御部は、識別部によって識別されたユーザー毎に、電子ペーパーによって表示する表示内容を変えて表示するよう制御する。入力制御部は、表示制御部により変えられた表示内容に対応する情報をハードキーの押下を検知することにより入力させる。
この発明の他の局面においては、画像形成装置は、情報を入力させる入力装置、および入力装置によって入力された情報を基に画像を形成する画像形成部を含む。入力装置は、情報を入力させる入力装置である。入力装置は、ハードキーと、電子ペーパーと、識別部と、表示制御部と、入力制御部とを備える。ハードキーは、押下により情報を入力させる。電子ペーパーは、ハードキー上に設けられており、表示内容を電気的に書き替えることができる。識別部は、入力装置を利用するユーザーを識別する。表示制御部は、識別部によって識別されたユーザー毎に、電子ペーパーによって表示する表示内容を変えて表示するよう制御する。入力制御部は、表示制御部により変えられた表示内容に対応する情報をハードキーの押下を検知することにより入力させる。画像形成装置は、所定の電力を消費する第一のモード、および所定の電力よりも少ない電力を消費する第二のモードを有する。表示制御部は、画像形成装置が第二のモードであっても、表示内容を表示するよう制御する。
このような入力装置、および画像形成装置によれば、識別部により識別されたユーザー毎に、電子ペーパーによって表示する表示内容を変えて表示するよう制御し、変えられた表示内容に対応する情報をハードキーの押下を検知することにより入力させているため、ハードキーを用いながら、ユーザー毎に表示を変えて情報を入力させることができる。したがって、ユーザーの要望に応じることができる。
この発明の一実施形態に係る入力装置としての操作部を含む画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機の構成を示すブロック図である。 操作部の概略的な構成を示す外観図である。 電子ペーパーが設けられたテンキーを示す断面図である。 複合機を用いて画像形成の要求を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザー毎に表示内容を変えて表示された操作部の一例を示す図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機に含まれる操作部を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。図1は、この発明の一実施形態に係る入力装置としての操作部を含む画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機の構成を示すブロック図である。
図1を参照して、複合機11は、制御部12と、情報を入力する入力装置としての操作部13と、読み取り部14と、操作部13によって入力された情報を基に画像を形成する画像形成部15と、給紙カセット16と、記憶部としてのハードディスク17と、ネットワークと接続するためのネットワークインターフェース部18と、無線通信部19と、ファクシミリ通信部20とを備える。制御部12は、複合機11全体の制御を行う。なお、制御部12は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、一時的にデータを記憶する主記憶メモリ23を含む。操作部13は、複合機11側から発信される情報やユーザーの入力内容を表示するタッチパネル21を含む。操作部13は、印刷部数や階調等の画像形成の条件といった画像形成に関するユーザーからの入力を受け付ける。読み取り部14は、セット位置にセットされた原稿を読み取り位置に搬送する原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22を含む。読み取り部14は、ADF22または載置台上にセットされた原稿の画像を読み取る。給紙カセット16は、複数設けられており、それぞれ複数枚の用紙をその内部に収納することができる。画像形成部15は、読み取り部14により読み取られた原稿の画像データやネットワークを介して送信された画像データを基に、給紙カセット16から搬送されてきた用紙に画像を形成する。ハードディスク17は、送信された画像データや入力された画像形成条件等、画像形成に関するデータを記憶する。また、ハードディスク17には、ユーザー毎に後述する電子ペーパーによって表示される表示内容のデータが記憶されている。すなわち、ハードディスク17には、各ユーザーの情報と、ユーザー毎の表示内容とが紐付けて記憶されている。無線通信部19は、複合機11と外部機器との無線通信を行う。ファクシミリ通信部20は、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行う。
次に、操作部13の構成について説明する。図2は、操作部13の概略的な構成を示す外観図である。図3は、操作部13の一部を示す断面図である。なお、図2においては、後述する指紋認証機構42を破線で図示している。図2および図3を参照して、操作部13は、上記したタッチパネル21と、複数のハードキー31、32、33、34、35、36とを含む。ハードキー31は、12個のボタンから構成されており、押下により各ボタンに表示された数値や記号の内容の情報を入力することができる。ハードキー32は、印刷の開始やファクシミリ送信の開始を指示させるボタンである。すなわち、ハードキー32は、押下を検知することにより印刷の開始の情報やファクシミリ送信の開始の情報を入力するボタンである。ハードキー33は、複合機11の電源のオンまたはオフを入力することができる。すなわち、ハードキー33は、押下を検知することにより複合機11の電源のオンまたはオフの情報を入力するボタンである。ハードキー34は、複合機11の有するプリンター機能やコピー機能等の選択を指示させるボタンである。すなわち、ハードキー34は、押下を検知することにより複合機11の有するプリンター機能やコピー機能等の選択の情報を入力するボタンである。ハードキー35は、ユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせるボタンである。すなわち、ハードキー35は、押下を検知することによりユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせる情報を入力するボタンである。ハードキー36は、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録を指示させるボタンである。すなわち、ハードキー36は、押下を検知することにより種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録の情報を入力するボタンである。なお、操作部13は、タッチパネル21を利用した情報の入力も可能な構成である。また、ハードキー31〜36を押下する向きは、図3中の矢印Dで示す向きである。なお、図1においては、ハードキー32〜36の図示を省略している。
ハードキー31の上には、表示内容を電気的に書き替えることができる電子ペーパー25が設けられている(図3参照)。電子ペーパー25は、ハードキー31の表面37上に貼付するようにして設けられている。電子ペーパー25と制御部12とは、電気的に接続されている。ハードキー31に設けられた電子ペーパー25により、0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号が表示されている。電子ペーパー25は、これらの表示を変えることができる。他のハードキー32〜35の上にも、同様に電子ペーパー25が設けられている。すなわち、ハードキー32の上に設けられた電子ペーパー25により、「スタートキー」の文字が表示されている。また、ハードキー33の上に設けられた電子ペーパー25により、「電源」の文字が表示されている。また、ハードキー34の上に設けられた電子ペーパー25により、「メニュー」の文字が表示されている。また、ハードキー35の上に設けられた電子ペーパー25により、「登録」の文字が表示されている。ハードキー36の上に設けられた電子ペーパー25により、「リセット」の文字が表示されている。ユーザーは、ハードキー31〜36上に設けられた電子ペーパー25の表面38を指で押圧することにより、ハードキー31〜36を押下することとなる。
次に、複合機11に備えられる制御部12の構成について説明する。制御部12は、識別部26と、表示制御部27と、入力制御部28とを備える。識別部26は、複合機11を利用するユーザーを識別する。表示制御部27は、識別部26によって識別されたユーザー毎に、電子ペーパー25によって表示する表示内容を変えて表示するよう制御する。入力制御部28は、表示制御部27により変えられた表示内容に対応する情報をハードキー31〜36の押下を検知することにより入力させる。これらの構成については、後に詳述する。
複合機11は、待機時に所定の電力を消費する第一のモード、および待機時に所定の電力よりも少ない電力を消費する第二のモードを有する。第一のモードは、いわゆるスタンバイモードと呼ばれるものであり、画像形成の要求があれば、即時に画像形成を行うことができるモードである。この第一のモードでは、画像形成部15に含まれ、いわゆるトナー像を熱および圧により用紙に定着させる定着ローラーを定着可能な高温に常に維持しておく必要がある。また、タッチパネル21を表示させて、タッチパネル21における情報の入力等を即時に受け付ける状態としておく必要がある。すなわち、タッチパネル21には、第一のモード時に情報を表示させる。その他の構成部材にも即時に画像形成が可能な状態にしておく必要があるため、比較的多い電力を消費するモードである。
一方、第二のモードは、いわゆるスリープモードと呼ばれるものであり、画像形成の要求があれば、即時には画像形成を行うことができず、ある程度の時間を経過した後にスタンバイモードに移行し、画像形成が可能となるモードである。ある程度の時間とは、主に、定着ローラーを定着可能な温度に加熱するために要する時間である。この第二のモードは、定着ローラーを比較的低い温度に維持しており、タッチパネル21も非表示にしている状態であるため、第一のモードよりも少ない消費電力で済むモードである。制御部12による制御により、第二のモード下における定着ローラーの温度は、第一のモード下における定着ローラーの温度よりも低く維持される。すなわち、定着ローラーに供給される電力は、第一のモード時よりも第二のモード時の方が少ない。
次に、複合機11において、画像形成の要求を行う場合の処理の流れについて説明する。図4は、複合機11を用いて画像形成の要求を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図4を参照して、ユーザーは、画像形成、たとえば、ファクシミリ送信を行う原稿を携えて複合機11の設置されている場所に赴く。そして、ADF22にファクシミリ送信を行う原稿をセットし、操作部13を介して、まずはユーザーの認証を行う。具体的には、操作部13に含まれる識別部26は、ユーザーの認証に際し、パスワードの入力を受け付ける(図4において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。この場合、タッチパネル21における入力等に基づいて行う。
その後、識別部26は、パスワードの認証が成功すると(S12において、YES)、ユーザーを識別して、ユーザーに対応する表示内容のデータを抽出する(S13)。その後、抽出した内容に応じて、表示制御部27は、識別部26によって識別されたユーザー毎に、電子ペーパー25によって表示する表示内容を変えて表示するよう制御する(S14)。この場合、ハードディスク17に記憶され、識別されたユーザーに対応した表示内容のデータに沿って表示する。
図5は、ユーザー毎に表示内容を変えて表示された操作部13の一例を示す図である。図5を参照して、操作部13のハードキー31には、「あ」から「わ」までの「あ」段の文字、および「「」と「」」の記号が電子ペーパー25により表示されている。また、ハードキー32上の電子ペーパー25には「電源」との表示、ハードキー33上の電子ペーパー25には「スタート」との表示、ハードキー34上の電子ペーパー25には「メニュー」との表示、ハードキー35上の電子ペーパー25には「リセット」との表示がなされている。ハードキー32〜35上の電子ペーパー25における表示は、パスワードの認証前と同じである。ここで、ハードキー36上の電子ペーパー25については「節電」との表示がなされている。これは、ユーザーに応じて変えられた表示である。これらハードキー31、36の表示は、ユーザー毎にハードディスク17に記憶された表示内容のデータに基づいて表示されるものである。また、この「節電」の表示と共に、このハードキー36の押下を検知すると、入力制御部28は、節電、すなわち、第一のモードから第二のモードへ移行する制御を行うよう入力を制御する。
ユーザーは必要に応じていずれかのハードキー31〜36を押下してファクシミリの設定を行う。そうすると、入力制御部28は、表示制御部27により変えられた表示内容に対応する情報をハードキー31等の押下を検知することにより入力させる。そして、電子ペーパー25により「スタート」と表示されたハードキー33を押下してファクシミリ送信を行う。一方、S12において、パスワードの認証が成功しなければ(S12において、NO)、認証されない旨をタッチパネル21に表示して処理を終了する(S15)。
このような構成によれば、識別されたユーザー毎に、電子ペーパー25によって表示する表示内容を変えて表示するよう制御し、変えられた表示内容に対応する情報をハードキー31〜36の押下を検知することにより入力させているため、ハードキー31〜36を用いながら、ユーザー毎に表示を変えて情報を入力させることができる。したがって、このような複合機11は、ユーザーの要望に応じることができる。
また、本実施の形態によれば、表示制御部27は、ハードディスク17に記憶された表示内容のデータに沿って表示するよう制御しているため、より適切にユーザー毎に表示内容を変えることができる。
また、本実施の形態によれば、識別部26は、入力されたパスワードに応じてユーザーを識別することとしているため、簡易な構成で認証における高いセキュリティを確保することができる。
なお、上記の実施の形態において、識別部26は、ユーザーの所有する電子機器との無線通信を利用してユーザーを識別することとしてもよい。この場合、無線通信部19を利用してユーザーを識別する。こうすることにより、ユーザーを識別する際の利便性の向上を図ることができる。ここで、ユーザーの所有する電子機器としては、たとえば、RFID(Radio−Frequency Identifier)タグ等を利用したNFC(Near Field Communication)通信(近接通信)による識別がある。すなわち、ユーザーの所有するRFIDタグのデータをNFC通信で読み取り、認証を行う。
また、表示制御部27は、ユーザー毎に色および文字の大きさのうちの少なくとも一つを異ならせて表示内容を表示するよう制御してもよい。こうすることにより、よりユーザー毎の表示を明確化することができる。さらに、ユーザーの国籍等を識別して、表示する言語を国籍等に応じた言語となるよう変えるようにしてもよい。
なお、表示制御部27は、識別部26により他のユーザーが識別されるまで、表示内容と同じ表示内容を表示するよう制御することとしてもよい。こうすることにより、同じユーザーが引き続き複合機11を使用する際の効率化を図ることができる。
また、上記の実施の形態において、識別部26は、ユーザーの指紋を読み取って照合することによりユーザーを識別することとしてもよい。
再び図2を参照して、この発明の他の実施形態に係る画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機に含まれる操作部13は、電子ペーパー25が設けられたハードキー31〜36と、タッチパネル21と、図2中の破線で示す指紋認証機構42とを備える。複合機11は、この指紋認証機構42の部分に当てられたユーザーの指から、ユーザーの指紋を読み取る。そして、読み取られた指紋と、ハードディスク17に記憶されているユーザー毎の指紋との認証を図る。指紋が合致すれば、認証が成功したとする。そして、ユーザーに対応して記憶されている表示内容で電子ペーパー25に表示する。このように構成することにより、パスワードの入力を省いて、より確実かつ手軽にユーザーを識別することができる。
なお、上記の実施の形態において、電子ペーパー25は、ユーザーの指紋を読み取り可能な構成としてもよい。こうすることにより、読み取られた指紋を基にユーザーの認証を行うことができる。ここで、電子ペーパー25における表示と指紋の読み取りとを兼用して、効率的なユーザーの認証および表示を行うことができる。
また、上記の実施の形態において、表示制御部は、表示内容を時間帯によって変更して表示するよう制御することとしてもよい。こうすることにより、よりユーザーの要望に応じたものとすることができる。たとえば、ユーザーに応じて9時から17時までの時間帯とそれ以外の時間帯とで、送信先等の表示を変更するようにする。
なお、ハードキー31は、複数設けられており、電子ペーパー25は、複数のハードキー31を覆うように設けられているようにしてもよい。図6は、この発明のさらに他の実施形態に係る画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機に含まれる操作部を示す図である。図6は、図2に対応する。
図6を参照して、操作部46には、12個のボタンから構成される複数のハードキー31を覆うようにして、電子ペーパー47が設けられている。この場合、電子ペーパー47は、ハードキー31の全域を覆うように設けられている。なお、図6においては、電子ペーパー47を一点鎖線で図示している。こうすることにより、たとえば、ハードキー31が下部側に設けられていない領域等を利用して、より種々の情報、具体的には認証されたユーザー名や現在の表示状況に関する表示をすることができ、さらにユーザーの要望に応じることができる。
また、電子ペーパー25、47による表示時における消費電力は、非常に小さいものである。したがって、表示制御部27は、複合機11が第二のモード、すなわち、スリープモードであっても、表示内容を表示するよう制御するようにしてもよい。こうすることにより、第二のモード下においても、ユーザーは、ハードキー31〜36の表示内容を容易に視認することができる。
なお、上記の実施の形態においては、ハードキーは、タクタイルスイッチを含むこととしてもよい。押下する圧力がある段階で急激に下がるタクタイルスイッチにも、上記した構成を採用することができる。
なお、上記の実施の形態においては、操作部13は、複合機11に備えられることとしたが、これに限らなくともよい。すなわち、この発明に係る入力装置は、情報を入力させる入力装置であって、押下により情報を入力させるハードキーと、ハードキー上に設けられており、表示内容を電気的に書き替えることができる電子ペーパーと、入力装置を利用するユーザーを識別する識別部と、識別部によって識別されたユーザー毎に、電子ペーパーによって表示する表示内容を変えて表示するよう制御する表示制御部と、表示制御部により変えられた表示内容に対応する情報をハードキーの押下を検知することにより入力させる入力制御部とを備える。このような構成であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る入力装置、および画像形成装置は、ユーザーの要望に応じた入力の提供が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 複合機、12 制御部、13,46 操作部、14 読み取り部、15 画像形成部、16 給紙カセット、17 ハードディスク、18 ネットワークインターフェース部、19 無線通信部、20 ファクシミリ通信部、21 タッチパネル、22 ADF、23 主記憶メモリ、24 公衆回線、25,47 電子ペーパー、26 識別部、27 表示制御部、28 入力制御部、31,32,33,34,35,36 ハードキー、37,38 表面、42 指紋認証機構。

Claims (10)

  1. 情報を入力させる入力装置であって、
    押下により情報を入力させるハードキーと、
    前記ハードキー上に設けられており、表示内容を電気的に書き替えることができる電子ペーパーと、
    前記入力装置を利用するユーザーを識別する識別部と、
    前記識別部によって識別された前記ユーザー毎に、前記電子ペーパーによって表示する前記表示内容を変えて表示するよう制御する表示制御部と、
    前記表示制御部により変えられた前記表示内容に対応する情報を前記ハードキーの押下を検知することにより入力させる入力制御部とを備える、入力装置。
  2. 前記ユーザー毎に前記電子ペーパーによって表示される表示内容のデータを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記記憶部に記憶された前記表示内容のデータに沿って表示するよう制御する、請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記電子ペーパーは、前記ユーザーの指紋を読み取り可能である、請求項1または請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記識別部は、入力されたパスワードに応じて前記ユーザーを識別する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の入力装置。
  5. 前記識別部は、前記ユーザーの所有する電子機器との無線通信を利用して前記ユーザーを識別する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の入力装置。
  6. 前記表示制御部は、前記ユーザー毎に色および文字の大きさのうちの少なくとも一つを異ならせて前記表示内容を表示するよう制御する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の入力装置。
  7. 前記表示制御部は、前記識別部により他の前記ユーザーが識別されるまで、前記表示内容と同じ表示内容を表示するよう制御する、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の入力装置。
  8. 前記ハードキーは、複数設けられており、
    前記電子ペーパーは、複数の前記ハードキーを覆うように設けられている、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の入力装置。
  9. 前記表示制御部は、前記表示内容を時間帯によって変更して表示するよう制御する、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の入力装置。
  10. 情報を入力させる入力装置、および前記入力装置によって入力された前記情報を基に画像を形成する画像形成部を含む画像形成装置であって、
    前記入力装置は、
    押下により情報を入力させるハードキーと、
    前記ハードキー上に設けられており、表示内容を電気的に書き替えることができる電子ペーパーと、
    前記入力装置を利用するユーザーを識別する識別部と、
    前記識別部によって識別された前記ユーザー毎に、前記電子ペーパーによって表示する前記表示内容を変えて表示するよう制御する表示制御部と、
    前記表示制御部により変えられた前記表示内容に対応する情報を前記ハードキーの押下を検知することにより入力させる入力制御部とを備え、
    前記画像形成装置は、所定の電力を消費する第一のモード、および前記所定の電力よりも少ない電力を消費する第二のモードを有し、
    前記表示制御部は、前記画像形成装置が前記第二のモードであっても、前記表示内容を表示するよう制御する、画像形成装置。
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