JP2013126140A - 入力支援プログラム及び入力支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用状況を考慮して入力を支援するための入力支援プログラム及び入力支援装置を提供する。
【解決手段】アプリケーション画面の入力欄を選択した場合、タブレット端末20の制御部21は、キー入力画面であるスケルトンキーボードの表示処理を実行する。キーが選択された場合、入力内容の表示処理を実行する。そして、入力を完了した場合、制御部21は、入力欄へのインポート処理を実行する。次に、制御部21は、未入力の入力欄を検索し、未入力の入力欄が残っていると判定した場合、制御部21は、次の入力欄を特定し、この入力欄への入力処理を繰り返す。一方、未入力の入力欄が残っていないと判定した場合、制御部21は、スケルトンキーボードをクローズする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ端末において、文字入力を支援するための入力支援プログラム及び入力支援装置に関する。
タブレット端末等のコンピュータ端末において、キーボードを画面上に表示し、その上でカーソルを移動させて文字を選択し入力するソフトウェアキーボードが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。この文献に記載された技術では、表示画面上にソフトウェアキーボードを表示し、画面を触れることで情報を入力する機能を有する。そして、ソフトウェアキーボードの表示は、表示情報が隠れてしまう不透明表示と、表示情報が透過するように一緒に重複して見える半透明表示を有する。
また、入力操作性を改善するための技術も検討されている(例えば、特許文献2を参照。)。この文献に記載された技術では、画面上にキーボードを表示するに当たり、入力中は不透明または低い透明度でキーボードを表示しておき、一定時間入力がないとキーボードの透明度を上げる。そして、キーボードの透明度を上げるまでの時間と、透明にする速さは、ユーザーの入力速度に基づいて決定する。
特開2007−183787号公報(第1頁、図1) 特開2008−102810号公報(第1頁、図1)
今日では、スマートフォンやタブレット端末等のコンピュータ端末においてタッチパネルディスプレイが利用されている。このタッチパネルディスプレイにおいては、上述の特許文献に記載されているように、ソフトウェアキーボード(キー入力画面)が利用される。一方、このようなコンピュータ端末は持ち運びに適しているため、多様な場所で利用されることが多い。また、タッチパネルディスプレイにおける入力方法も、利用者や利用場所等の利用状況によって異なる。従って、利用状況を考慮せず画一的なキー入力画面を表示したのでは、効率的な入力を行なうことができないという課題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、利用状況を考慮して入力を支援するための入力支援プログラム及び入力支援装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、表示手段及び入力手段を備え、前記入力手段において入力された情報を前記表示手段に出力する制御手段を備えたコンピュータ端末において、入力を支援するためのプログラムであって、前記制御手段を、前記表示手段に出力された入力画面上の入力欄の選択を検知した場合、前記表示手段に透過性を有するキー入力画面を前面レイヤに出力する手段、前記キー入力画面において選択されたキーに基づいて文字を表示する手段、前記入力欄に対する入力完了と判定した場合、前記入力欄への文字入力を終了するとともに、前記キー入力画面の前面レイヤへの出力を終了する手段として機能させることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の入力支援プログラムにおいて、前記キー入力画面は入力内容表示エリアを備えており、前記キー入力画面において選択されたキーに基づいて特定された文字を前記入力内容表示エリアに一時的に表示し、前記入力欄に対する入力完了と判定した場合、前記入力内容表示エリアに表示された文字を、前記入力画面の入力欄に設定することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の入力支援プログラムにおいて、前記制御手段を、前記入力画面の色彩を特定し、前記色彩に基づいて、前記キー入力画面の配色を決定する手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の入力支援プログラムにおいて、前記コンピュータ端末は、端末周囲の環境光の明るさを測定するための照度計測手段を更に備え、前記制御手段を、前記照度計測手段から照度情報を取得し、前記照度情報に基づいて、前記キー入力画面の配色を決定する手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の入力支援プログラムにおいて、前記コンピュータ端末は、利用者識別子に関連付けてキー入力画面の設定情報を記憶した利用者情報記憶手段を更に備え、前記制御手段を、前記コンピュータ端末の利用者の利用者識別子を取得し、前記利用者情報記憶手段から前記利用者識別子に関連付けられたキー入力画面の設定情報を特定し、前記設定情報に基づいて、キー入力画面の設定を行なう手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の入力支援プログラムにおいて、前記制御手段を、前記キー入力画面における操作時点からの経過時間を測定し、前記経過時間に応じて、前記キー入力画面の配色を変更する手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の入力支援プログラムにおいて、前記制御手段を、前記キー入力画面における操作を検知した場合、キー入力かどうかを判定し、キー入力でないと判定した場合、背面レイヤに設置された前記入力画面の表示を制御する手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項2〜7のいずれか一つに記載の入力支援プログラムにおいて、前記制御手段を、既に文字が入力されている入力欄の選択を検知した場合、前記入力欄において既に入力されている文字を初期値として前記入力内容表示エリアに、編集可能に表示する手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項2〜8のいずれか一つに記載の入力支援プログラムにおいて、前記制御手段を、前記入力内容表示エリアの位置に対応させて、前記選択された入力欄の周辺の文字を参考情報として表示する手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか一つに記載の入力支援プログラムにおいて、前記制御手段を、前記入力欄において入力可能な文字種類を特定し、前記文字種類に応じたキー入力画面を出力する手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一つに記載の入力支援プログラムにおいて、前記コンピュータ端末は、端末の加速度を測定するための加速度計測手段を更に備え、前記制御手段を、前記加速度計測手段から加速度情報を取得し、前記加速度情報に基づいて加速度パターンを特定し、前記加速度パターンに応じて、前記キー入力画面のレイアウトを決定する手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11のいずれか一つに記載の入力支援プログラムにおいて、前記コンピュータ端末は、端末の加速度を測定するための加速度計測手段を更に備え、前記制御手段を、前記加速度計測手段から加速度情報を取得し、前記加速度情報に基づいて加速度パターンを特定し、前記加速度パターンに応じて、前記キー入力画面の表示設定を決定する手段として更に機能させることを要旨とする。
請求項13に記載の発明は、表示手段及び入力手段を備え、前記入力手段において入力された情報を前記表示手段に出力する制御手段を備えた入力支援装置であって、前記制御手段が、前記表示手段に出力された入力画面上の入力欄の選択を検知した場合、前記表示手段に透過性を有するキー入力画面を前面レイヤに出力する手段と、前記キー入力画面において選択されたキーに基づいて文字を表示する手段と、前記入力欄に対する入力完了と判定した場合、前記入力欄への文字入力を終了するとともに、前記キー入力画面の前面レイヤへの出力を終了する手段とを備えたことを要旨とする。
(作用)
請求項1又は13に記載の発明によれば、制御手段が、表示手段に出力された入力画面上の入力欄の選択を検知した場合、表示手段に透過性を有するキー入力画面を前面レイヤに出力し、キー入力画面において選択されたキーに基づいて文字を表示する。これにより、キー入力画面の背面側にある入力画面の内容を確認しながら、入力内容を入力内容表示エリアにおいて確認することができる。従って、所望の内容を効率的かつ的確に入力することができる。そして、入力欄に対する入力完了と判定した場合、キー入力画面の前面レイヤへの出力を終了する。この場合、元の入力画面が前面レイヤに出力されるので、入力画面を効率的に閲覧することができる。
請求項2に記載の発明によれば、制御手段が、キー入力画面において選択されたキーに基づいて特定された文字を入力内容表示エリアに一時的に表示する。そして、入力欄に対する入力完了と判定した場合、入力内容表示エリアに表示された文字を、入力画面の入力欄に設定する。これにより、入力内容表示エリアにおいて表示された文字を変換したり、入力内容を確認したりした後で、入力欄に設定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、制御手段が、入力画面の色彩を特定し、色彩に基づいて、キー入力画面の配色を決定する。これにより、多様な色彩が用いられた入力画面においても、入力しやすい配色(色相、明度、彩度等)によりキー入力画面を表示することができる。
請求項4に記載の発明によれば、制御手段が、照度計測手段から照度情報を取得し、照度情報に基づいて、キー入力画面の配色を決定する。これにより、端末周囲の環境光に応じて、入力しやすいキー入力画面を表示することができる。
請求項5に記載の発明によれば、制御手段が、コンピュータ端末の利用者の利用者識別子を取得し、利用者情報記憶手段から利用者識別子に関連付けられたキー入力画面の設定情報を特定し、設定情報に基づいて、キー入力画面の設定を行なう。これにより、利用者に応じて、入力しやすいキー入力画面を表示することができる。
請求項6に記載の発明によれば、制御手段が、キー入力画面における操作時点からの経過時間を測定し、経過時間に応じて、キー入力画面の配色を変更する。これにより、利用状況に応じて、入力画面を確認しながら、効率的にキー入力を行なうことができる。
請求項7に記載の発明によれば、制御手段が、キー入力画面における操作を検知した場合、キー入力かどうかを判定し、キー入力でないと判定した場合、背面レイヤに設置された入力画面の表示を制御する。これにより、背面レイヤの入力画面を操作しながら、キー入力画面において入力作業を行なうことができる。
請求項8に記載の発明によれば、制御手段が、既に文字が入力されている入力欄の選択を検知した場合、入力欄において既に入力されている文字を初期値として入力内容表示エリアに、編集可能に表示する。これにより、既に入力された内容を修正することができる。
請求項9に記載の発明によれば、制御手段が、入力内容表示エリアの位置に対応させて、前記選択された入力欄の周辺の文字を参考情報として表示する。これにより、入力内容表示エリアの位置に応じて表示された参考情報を確認しながら、入力すべき内容についてキー入力を行なうことができる。
請求項10に記載の発明によれば、制御手段が、入力欄において入力可能な文字種類を特定し、文字種類に応じたキー入力画面を出力する。これにより、入力内容に応じたキー入力画面を利用して、効率的に入力を行なうことができる。
請求項11に記載の発明によれば、制御手段が、加速度パターンに応じて、キー入力画面のレイアウトを決定する。これにより、コンピュータ端末の利用状況を考慮したキー入力画面が表示されるので、効率的に入力作業を行なうことができる。例えば、検出した加速度に応じて、利用者におけるコンピュータ端末の持ち方を特定し、この持ち方に適したキー入力画面を出力することができる。
請求項12に記載の発明によれば、制御手段が、加速度パターンに応じて、キー入力画面の表示設定を決定する。これにより、コンピュータ端末の利用状況を考慮したキー入力画面が表示されるので、利用状況に応じたセキュリティ等を担保しながら入力作業を行なうことができる。例えば、検出した加速度に応じて、コンピュータ端末の利用場所を特定し、この利用場所に適したキー入力画面を出力することができる。
本発明によれば、利用状況を考慮して入力を支援するための入力支援プログラム及び入力支援装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態の入力支援装置の機能ブロックの説明図。 第1の実施形態の処理手順の説明図。 第1の実施形態におけるタッチパネルディスプレイの表示画面の説明図であって、(a)はアプリケーション画面、(b)はスケルトンキーボードへの入力処理、(c)は入力欄へのインポート処理の説明図。 第2の実施形態におけるタッチパネルディスプレイの表示画面の説明図であって、(a)はアプリケーション画面、(b)は最初の入力欄についての入力処理、(c)は次の入力欄についての入力処理の説明図。 第3の実施形態の説明図であって、(a)は処理手順、(b)はタッチパネルディスプレイにおける操作の説明図。 第4の実施形態の処理手順の説明図。 第5の実施形態の入力支援装置の機能ブロックの説明図。 第5の実施形態の処理手順の説明図。 第6の実施形態の説明図であって、(a)は入力支援装置の機能ブロック、(b)は処理手順の説明図。 第6の実施形態の説明図であって、(a)は左手持ち、(b)は右手持ち、(c)は両手持ち、(d)は机置きのレイアウトの説明図。 第7の実施形態の説明図であって、(a)は入力支援装置の機能ブロック、(b)は処理手順の説明図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した入力支援装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。本実施形態では、図1に示すように、タブレット端末20に表示された画面に入力を行なう場合を説明する。
タブレット端末20は、利用者が用いるコンピュータ端末であって、各種アプリケーションを実行させることにより、情報の出力や入力に用いられる。本実施形態では、このタブレット端末20は、図1に示すように、制御部21、辞書記憶部22、タッチパネルディスプレイ30を備えている。
タッチパネルディスプレイ30は、表示手段及び入力手段として機能する。具体的には、パネル上に情報を出力するとともに、パネル表面に触れる(タッチする)ことにより、タッチされた画面位置の情報を感知して各種操作(ポインティング、キー入力等)を行なうことができる。本実施形態では、このタッチパネルディスプレイ30には、後述するように、透過性を有するキー入力画面としてスケルトンキーボード500が表示される。スケルトンキーボード500は、入力対象の表示画面(入力画面)への入力時に用いられる。
制御部21は、制御手段(CPU、RAM、ROM等)を備え、後述する処理(表示制御段階、タッチ制御段階、アプリケーション実行段階、キーボード制御段階等の各処理等)を行なう。そして、制御部21は、図1に示すように、表示制御手段211、タッチ制御手段212、アプリケーション実行手段213として機能するとともに、入力支援プログラムを実行することにより、キーボード制御手段214として機能する。
表示制御手段211は、タッチパネルディスプレイ30における表示を制御する処理を実行する。具体的には、タッチパネルディスプレイ30に出力された表示画面の階層(表示レイヤ)を制御する。
タッチ制御手段212は、タッチパネルディスプレイ30におけるタッチを検知する処理を実行する。
アプリケーション実行手段213は、タブレット端末20に格納されたアプリケーション(例えば、文章作成、表計算、ブラウザ等)の起動、実行等の管理を行なう。本実施形態においては、このアプリケーションの実行により、入力対象の表示画面をタッチパネルディスプレイ30に出力する。
キーボード制御手段214は、タッチパネルディスプレイ30に、スケルトンキーボード500を出力する処理を実行する。このスケルトンキーボード500は、タッチパネルディスプレイ30において前面レイヤに表示される。更に、スケルトンキーボード500は透過性を有しており、背面レイヤの表示画面の内容を、透明度に応じて透過表示させる。更に、キーボード制御手段214には、入力メモリが設けられている。この入力メモリには、スケルトンキーボード500を用いて入力された内容(文字や文字列)が仮記憶される。
辞書記憶部22には、入力された文字を他の文字に変換するための辞書データが記録されている。例えば、仮名文字が入力された場合、この辞書を用いることにより、漢字に変換することができる。
次に、このタブレット端末20における動作を、図2を用いて説明する。
まず、タブレット端末20の制御部21は、アプリケーションの起動処理を実行する(ステップS1−0)。具体的には、タブレット端末20のタッチパネルディスプレイ30を用いて、所望のアプリケーションの起動を指示する。この場合、制御部21のアプリケーション実行手段213は、指示されたアプリケーションを起動し、タッチパネルディスプレイ30に表示画面を出力する。この表示画面には、図3(a)に示すように、タッチパネルディスプレイ30上に、入力画面としてのアプリケーション画面400を出力する。このアプリケーション画面400には、複数の入力欄401が設けられている。
次に、タブレット端末20の制御部21は、入力欄の選択処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、アプリケーション画面400の入力欄401に入力を行なう場合、タッチパネルディスプレイ30上において入力欄401に触れる(タッチ)。この場合、制御部21のタッチ制御手段212は、タッチ位置を特定する。そして、タッチ制御手段212は、タッチ位置に入力欄401がある場合、入力欄の選択と判定する。ここでは、「住所」の入力欄401を触れた場合を想定する。
入力欄401の選択を検知した場合、タブレット端末20の制御部21は、キー入力画面の表示処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21のタッチ制御手段212は、キーボード制御手段214に対してスケルトンキーボード500の表示を指示する。この場合、キーボード制御手段214は、表示制御手段211を介して、スケルトンキーボード500をタッチパネルディスプレイ30に表示させる。この場合、表示制御手段211は、図3(b)に示すように、アプリケーション画面400の前面レイヤにスケルトンキーボード500を表示する。このスケルトンキーボード500には、入力キーエリア510と入力内容表示エリア520とから構成されている。入力キーエリア510には、入力文字を選択するためのキーボタン等が表示される。入力内容表示エリア520には、キーボタンによって選択された文字や、入力文字を変換した文字等が表示される。更に、入力内容表示エリア520は、スケルトンキーボード500に表示された文字をアプリケーション画面400に挿入するための実行ボタンを備えている。
次に、タブレット端末20の制御部21は、キー選択処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21のタッチ制御手段212は、スケルトンキーボード500の入力キーエリア510においてキーボタンのタッチを検知した場合、キーボード制御手段214に、選択されたキー情報を提供する。この場合、キーボード制御手段214は、キー情報を入力メモリに仮記憶する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、入力内容の表示処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、入力メモリに記録された文字を、図3(b)に示すように、入力内容表示エリア520に表示する。なお、入力された文字に対して、入力キーエリア510の変換キーが選択された場合には、辞書記憶部22を用いて変換候補を特定し、入力内容表示エリア520に出力する。そして、キーボード制御手段214は、変換候補の中で選択された文字を入力メモリに仮記憶するとともに、入力内容表示エリア520に表示する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、入力完了かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、入力内容表示エリア520において所望の文字(又は文字列)の入力を完了した場合には、入力内容表示エリア520の実行ボタンを選択する。ここで、制御部21のキーボード制御手段214は、実行ボタンの選択を検知した場合には入力完了と判定し、入力キーエリア510のキーボタンの選択を検知した場合には入力完了でないと判定する。
入力キーエリア510のキーボタンの選択を検知し、入力完了でないと判定した場合(ステップS1−5において「NO」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、ステップS1−3に戻る。
一方、実行ボタンの選択を検知し、入力完了と判定した場合(ステップS1−5において「YES」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、入力欄へのインポート処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、入力内容表示エリア520に表示されていた内容(入力メモリに仮記憶されている文字)をアプリケーション実行手段213に引き渡す。この場合、アプリケーション実行手段213は、アプリケーション画面400の入力欄401に、キーボード制御手段214から取得した文字を入力する。ここでは、図3(c)に示すように、「住所」の入力欄401に、入力内容表示エリア520に表示されていた内容(文字)が入力される。
次に、タブレット端末20の制御部21は、未入力の入力欄の検索処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、アプリケーション画面400において、まだ入力されていない入力欄を検索する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、未入力の入力欄が残っているかどうかについて判定処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、アプリケーション画面400において、文字が記録されていない入力欄401を検出した場合には、未入力の入力欄401が残っていると判定する。
未入力の入力欄が残っていると判定した場合(ステップS1−8において「YES」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、次の入力欄の特定処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、アプリケーション画面400において、未入力の入力欄401の中で隣接した位置にある入力欄401を特定し、この入力欄401を入力対象として、ステップS1−3以降の処理を繰り返す。
一方、未入力の入力欄が残っていないと判定した場合(ステップS1−8において「NO」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、キー入力画面のクローズ処理を実行する(ステップS1−10)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、スケルトンキーボード500を閉じる。そして、表示制御手段211は、タッチパネルディスプレイ30において、アプリケーション画面400を前面レイヤに表示させる。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、タブレット端末20の制御部21は、入力欄401の選択を検知した場合、キー入力画面の表示処理を実行する(ステップS1−2)。タブレット端末20の制御部21は、キー選択処理(ステップS1−3)、入力内容の表示処理(ステップS1−4)を実行する。スケルトンキーボード500は透過性を有するため、背面レイヤに展開されているアプリケーション画面400を確認しながら入力を行なうことができる。そして、入力内容を入力内容表示エリア520において確認することができる。これにより、キー入力画面において、効率的に入力を行なうことができる。
(2)上記実施形態では、未入力の入力欄が残っていると判定した場合(ステップS1−8において「YES」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、次の入力欄の特定処理を実行する(ステップS1−9)。一方、未入力の入力欄が残っていないと判定した場合(ステップS1−8において「NO」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、キー入力画面のクローズ処理を実行する(ステップS1−10)。これにより、未入力の入力欄が残っている場合には、キー入力画面において、継続して入力作業を行なうことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図4に従って説明する。第1の実施形態においては、入力内容表示エリア520には、入力キーエリア510において選択された文字を表示する。第2の実施形態は、第1の実施形態において、入力欄の周囲情報についても入力内容表示エリア520に表示する構成であり、同様の部分については詳細な説明を省略する。
この場合、入力内容の表示処理(ステップS1−4)において、制御部21のキーボード制御手段214は、入力対象の入力欄401に対して、周辺の所定範囲の画像情報を取得する。そして、取得した画像情報を、参考情報として入力内容表示エリア520に表示する。
例えば、図4(a)のアプリケーション画面400において、「住所」の入力欄401が選択された場合、キーボード制御手段214は、周辺の所定範囲として、入力欄401に対して最も近い位置に表示された文字(又は文字列)を含めた領域410を特定する。そして、キーボード制御手段214は、領域410の画像情報を取得する。
次に、キーボード制御手段214は、図4(b)に示すように、入力内容表示エリア520において、領域410の画像情報とともに、入力エリア521を表示する。この場合、「住所」の文字を含む画像とともに、入力エリア521が表示される。
また、次の入力欄の特定処理(ステップS1−9)においては、キーボード制御手段214は、「氏名」の入力欄401を特定する。この場合には、キーボード制御手段214は、図4(c)に示すように、入力内容表示エリア520において、「氏名」の文字を含む画像とともに、入力エリア521を表示する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(3)上記実施形態では、入力内容の表示処理(ステップS1−4)において、制御部21のキーボード制御手段214は、入力対象の入力欄401に対して、周辺の所定範囲の画像情報を入力内容表示エリア520に表示する。これにより、入力すべき項目を特定して、必要事項を入力することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明を具体化した第3の実施形態を図5に従って説明する。第1の実施形態においては、タッチパネルディスプレイ30において、スケルトンキーボード500を前面レイヤに表示して、このスケルトンキーボード500上でのキー操作を許容する。第3の実施形態は、第1の実施形態において、スケルトンキーボード500上において、背面レイヤにあるアプリケーション画面400の操作を許容する構成であり、同様の部分については詳細な説明を省略する。
このタブレット端末20における動作を、図5(a)を用いて説明する。
ここでは、タブレット端末20の制御部21は、キー入力画面上の操作の検知処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部21のタッチ制御手段212は、スケルトンキーボード500上のタッチを検出する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、キー入力かどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21のタッチ制御手段212は、スケルトンキーボード500のキーボタンが表示された領域と、タッチされた領域とを比較する。タッチされた領域が、キーボタンが表示された領域と一致する場合には、キー入力と判定する。
キー入力と判定した場合(ステップS2−2において「YES」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、ステップS1−3と同様に、キー選択処理を実行する(ステップS2−3)。
一方、タッチされた領域に、キーボタンが表示された領域が含まれておらず、キー入力でないと判定した場合(ステップS2−2において「NO」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、入力対象画面の特定処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御部21のタッチ制御手段212は、表示制御手段211において管理されている背面レイヤの画面(アプリケーション画面400)を特定する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、操作指示処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21のタッチ制御手段212は、アプリケーション実行手段213に対して、スケルトンキーボード500で行なわれた操作についての指示を供給する。例えば、図5(b)に示すように、スケルトンキーボード500でスクロール操作を検知した場合、スクロール指示を行なう。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(4)上記実施形態では、タッチされた領域に、キーボタンが表示された領域が含まれておらず、キー入力でないと判定した場合(ステップS2−2において「NO」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、入力対象画面の特定処理(ステップS2−4)、操作指示処理(ステップS2−5)を実行する。これにより、スケルトンキーボード500を移動させたり、閉じたりすることなく、背面レイヤのアプリケーション画面400を操作することができる。特に、スケルトンキーボード500は透過性を有するため、アプリケーション画面400を確認しながら、キー入力を行なうことができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明を具体化した第4の実施形態を図6に従って説明する。第1の実施形態においては、タッチパネルディスプレイ30において、アプリケーション画面400の入力欄が選択された場合、スケルトンキーボード500を表示する。第4の実施形態は、第1の実施形態において、選択された入力欄の属性(例えば入力文字種別)に基づいて、スケルトンキーボード500の構成を変更する構成であり、同様の部分については詳細な説明を省略する。
このタブレット端末20における動作を、図6を用いて説明する。
ここでは、タブレット端末20の制御部21は、ステップS1−1と同様に、入力欄の選択処理を実行する(ステップS3−1)。
次に、タブレット端末20の制御部21は、入力可能な文字種別の特定処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、選択された入力欄401において入力可能な文字種別を特定する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、文字種別に応じたキーボードの表示処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、文字種別に制限がない場合には、通常のスケルトンキーボード500を表示する。一方、入力欄において、数字のみの入力を許容されている場合には、テンキーのみを表示したスケルトンキーボード500を表示する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(5)上記実施形態では、タブレット端末20の制御部21は、入力可能な文字種別の特定処理(ステップS3−2)、文字種別に応じたキーボードの表示処理(ステップS3−3)を実行する。これにより、入力可能な文字種類に対応して、不必要に大きなキー入力画面を用いることなく、効率的にキー入力を行なうことができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明を具体化した第5の実施形態を図7、図8に従って説明する。第1の実施形態においては、タッチパネルディスプレイ30において、アプリケーション画面400の入力欄が選択された場合、スケルトンキーボード500を表示する。第5の実施形態は、第1の実施形態において、利用者や利用環境(例えば、端末周囲の環境光の明るさ)に応じて、スケルトンキーボード500の表示方法を変更する構成であり、同様の部分については詳細な説明を省略する。
ここでは、図7に示すように、タブレット端末20は、制御部21に接続された表示パターン記憶部23や照度センサ24を備える。
表示パターン記憶部23は利用者情報記憶手段として機能し、利用者に応じてスケルトンキーボード500の表示方法に関する表示パターンレコード230を記憶している。更に、表示パターン記憶部23は、配色テーブル231、透明度テーブル232を記憶している。
表示パターンレコード230は、利用者がスケルトンキーボード500の配置やサイズを変更した場合に記録される。この表示パターンレコード230には、利用者ID及び表示パターンに関するデータが記憶されている。
利用者IDデータ領域には、各利用者を特定するための利用者識別子に関するデータが記録される。
表示パターンデータ領域には、この利用者が用いるスケルトンキーボード500の形態(配置やサイズ等)を特定するための情報(キー入力画面の設定情報)が記録されている。
配色テーブル231には、タブレット端末20の利用環境における照度、タッチパネルディスプレイ30に表示された画面の背景色(色彩)に対して、スケルトンキーボード500の配色や、視認性が高いキーボタンの輪郭やキートップ文字の配色を決定するためのデータが記録されている。この配色は、色の三属性である色相、明度、彩度により定められる。本実施形態では、スケルトンキーボード500は、背景色に近い色彩を用いる。キーボタンの輪郭やキートップ文字については、視認性を高めるために背景色の補色を用いる。また、照度に対応して、配色の明度を決定する。
透明度テーブル232には、経過時間に応じて、スケルトンキーボード500の配色(ここでは透明度)を決定するためのデータが記録されている。本実施形態では、経過時間の長さに応じて透明度を高くする。
照度センサ24は、タブレット端末20の利用場所(端末周囲)の環境光の明るさ(照度)を測定するための照度計測手段である。
更に、制御部21は、利用者を認証する利用者認証手段として機能する。このため、利用者認証手段は、このタブレット端末20を利用可能な利用者を認証するための利用者情報(利用者ID、パスワード)を記憶している。
次に、このタブレット端末20における動作を、図8を用いて説明する。
ここでは、タブレット端末20の制御部21は、利用者の特定処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21の利用者認証手段は、利用者認証画面をタッチパネルディスプレイに出力する。この利用者認証画面には、利用者ID、パスワードを入力するための入力欄が設けられている。ここで、利用者ID、パスワードが入力された場合、利用者認証手段は、記憶している利用者ID、パスワードと照合する。そして、照合を完了した場合、利用者認証手段は、照合した利用者IDを仮記憶する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、照度の特定処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、照度センサ24から、照度情報を取得する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、下地色の特定処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、アプリケーション画面400の表示色情報を取得する。本実施形態では、下地色として表示色の統計値(例えば、RGB値の平均値や最頻値)を特定する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、キー入力画面設定の読み出し処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、利用者認証手段において仮記憶された利用者IDを取得し、この利用者IDが記録された表示パターンレコード230を特定する。そして、キーボード制御手段214は、表示パターンレコード230に記録されたスケルトンキーボード500の配置やサイズを特定する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、表示色の設定処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、配色テーブル231を用いて、照度、下地色に応じて、スケルトンキーボード500やキートップの表示色を決定する。例えば、照度が高い場合には、透明度を下げる。また、下地色の補色となる色を表示色に設定する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、ステップS1−2と同様に、キー入力画面の表示処理を実行する(ステップS4−6)。
更に、タブレット端末20の制御部21は、最後の操作時点からの経過時間の測定処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、スケルトンキーボード500の表示又は最後のキー操作の時点からの経過時間を算出する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、経過時間に応じて透明度の変更処理を実行する(ステップS5−2)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、透明度テーブル232を用いて、経過時間に対応した透明度を特定する。そして、キーボード制御手段214は、特定した透明度を用いて、スケルトンキーボード500を表示する。
そして、タブレット端末20の制御部21は、キー操作があったかどうかについての判定処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、タッチ制御手段212からのタッチ情報に基づいて判定する。
キー操作がなかった場合(ステップS5−3において「NO」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、ステップS5−1からの処理を繰り返す。一方、キー操作があった場合(ステップS5−3において「YES」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、透明度のリセット処理を実行する(ステップS5−4)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、透明度テーブル232を用いて、透明度を初期値に戻して、キー入力に応じた入力処理を実行する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(6)上記実施形態では、タブレット端末20の制御部21は、利用者の特定処理(ステップS4−1)、キー入力画面設定の読み出し処理(ステップS4−4)を実行する。これにより、利用者によって設定されたキーボード状態(例えば、配置やサイズ)を再現されるので、利用者にとって使いやすいキーボードを用いて効率的にキー入力を行なうことができる。
(7)上記実施形態では、タブレット端末20の制御部21は、照度の特定処理(ステップS4−2)、表示色の設定処理(ステップS4−5)を実行する。これにより、タブレット端末20の利用環境(端末周囲の環境光の明るさ)を考慮したキーボードが表示されるので、キーボタンの視認性を向上させて、キー操作性を改善することができる。
(8)上記実施形態では、下地色の特定処理(ステップS4−3)、表示色の設定処理(ステップS4−5)を実行する。これにより、タブレット端末20のタッチパネルディスプレイ30に表示されている画面の色彩を考慮したキーボードが表示されるので、キーボタンの視認性を向上させて、キー操作性を改善することができる。
(9)上記実施形態では、タブレット端末20の制御部21は、経過時間に応じて透明度の変更処理を実行する(ステップS5−2)。これにより、入力が行なわれていない場合には、背面レイヤのアプリケーション画面400を効率的に確認することができる。一方、操作入力があった場合(ステップS5−3において「YES」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、透明度のリセット処理を実行する(ステップS5−4)。これにより、キー入力を行なう場合には、視認性を向上させて、効率的にキー入力を行なうことができる。
(第6の実施形態)
次に、本発明を具体化した第6の実施形態を図9、図10に従って説明する。第1の実施形態においては、タッチパネルディスプレイ30において、アプリケーション画面400の入力欄が選択された場合、スケルトンキーボード500を表示する。第6の実施形態は、第1の実施形態において、タブレット端末20の利用状況に応じて、スケルトンキーボード500の表示方法を変更する構成であり、同様の部分については詳細な説明を省略する。
ここでは、図9(a)に示したように、タブレット端末20は、制御部21に接続されたレイアウト記憶部25や加速度センサ26を備える。
レイアウト記憶部25は、加速度に応じて、スケルトンキーボード500の表示方法を決定するためのレイアウト管理レコード250を記憶している。このレイアウト管理レコード250は、タブレット端末20の利用状況に応じた加速度パターンを測定し、この利用状況に応じたレイアウトが決定された場合に記録される。このレイアウト管理レコード250には、加速度パターン及びレイアウトに関するデータが記録されている。
加速度パターンデータ領域には、タブレット端末20の利用状況に応じて生じる加速度のパターンに関するデータが記録される。本実施形態では、左手持ちの場合の加速度パターン、右手持ちの場合の加速度パターン、両手持ちの場合の加速度パターン、机におかれている場合の加速度パターンが記録されている。ここで、左手持ちの場合には、図10(a)に示すように、タブレット端末20の左辺寄りを軸として回転させた場合の加速度パターンが記録される。右手持ちの場合には、図10(b)に示すように、タブレット端末20の右辺寄りを軸として回転させた加速度パターンが記録される。両手持ちの場合には、図10(c)に示すように、タブレット端末20の横辺を軸として回転させた加速度パターンが記録される。机置きの場合には、図10(d)に示すように、タブレット端末20において、タッチパネルディスプレイ30面に平行な軸の回転のない加速度パターンが記録される。
レイアウトデータ領域には、この加速度パターンに応じてスケルトンキーボード500のレイアウトを特定するための情報が記録されている。本実施形態では、左手持ちパターンに対して、図10(a)に示すように、スケルトンキーボード500を右寄りに表示する左手持ちレイアウトが記録されている。また、右手持ちパターンに対して、図10(b)に示すように、スケルトンキーボード500を左寄りに表示する右手持ちレイアウトが記録されている。また、両手持ちパターンに対して、図10(c)に示すように、スケルトンキーボード500を左右に分割して表示する分割レイアウトが記録されている。また、机置きパターンに対して、図10(d)に示すように、スケルトンキーボード500を横幅全体に広げて表示する全体レイアウトが記録されている。
加速度センサ26は、タブレット端末20において生じた加速度を3次元で測定するための加速度計測手段である。そして、加速度センサ26は、所定期間分の加速度情報を仮記憶する。
そして、タブレット端末20の制御部21は、入力欄401のタッチを検知した場合、図9(b)に示す情報処理を実行する。
まず、タブレット端末20の制御部21は、加速度情報の取得処理を実行する(ステップS6−1)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、加速度センサ26から、タッチ入力された時点前後における所定期間の加速度情報を取得する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、加速度パターンに応じて持ち方の特定処理を実行する(ステップS6−2)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、加速度センサ26から取得した加速度情報と、レイアウト記憶部25に記録されている各加速度パターンと比較する。そして、キーボード制御手段214は、加速度センサ26から取得した加速度情報に最も近い加速度パターンを特定することにより、利用者におけるタブレット端末20の持ち方を特定する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、持ち方に応じてレイアウト設定処理を実行する(ステップS6−3)。具体的には、制御部21のキーボード制御手段214は、特定した加速度パターンのレイアウト管理レコード250に記録されているレイアウト(左手持ちレイアウト〜全体レイアウト)に基づいて、スケルトンキーボード500をタッチパネルディスプレイ30に表示する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(10)上記実施形態では、加速度情報の取得処理(ステップS6−1)、加速度パターンに応じて持ち方の特定処理(ステップS6−2)、持ち方に応じてレイアウト設定処理(ステップS6−3)を実行する。特に、タブレット端末20のような携帯端末においては、デスクトップ端末と異なり、多様な持ち方をしながら利用されることがある。そして、この持ち方によって揺れが異なる。そこで、加速度によって揺れを検知して、タブレット端末20の持ち方を特定し、この持ち方に応じて、入力しやすいキー入力画面を出力することができる。
(第7の実施形態)
次に、本発明を具体化した第7の実施形態を図11に従って説明する。第1の実施形態においては、タッチパネルディスプレイ30において、アプリケーション画面400の入力欄が選択された場合、スケルトンキーボード500を表示する。第7の実施形態は、第1の実施形態において、タブレット端末20の利用状況に応じて、タッチパネルディスプレイ30の表示方法を変更する構成であり、同様の部分については詳細な説明を省略する。
この場合、制御部21の表示制御手段211には、視野角制御機能を設ける。この視野角制御機能において、制御信号により、視野角の切り換えが可能とする。更に、図11(a)に示すように、タブレット端末20は、制御部21に接続された加速度センサ26、環境制御情報記憶部27を備える。
環境制御情報記憶部27は、加速度に応じて、タッチパネルディスプレイ30の表示方法を決定するための環境制御レコード270を記憶している。この環境制御レコード270は、タブレット端末20の利用場所に応じた加速度パターンを測定し、この利用状況に応じたタッチパネルディスプレイ30の表示方法が決定された場合に記録される。この環境制御レコード270には、加速度パターン及び表示方法に関するデータが記録されている。
加速度パターンデータ領域には、タブレット端末20の利用場所に応じて生じる加速度のパターンに関するデータが記録される。本実施形態では、利用される可能性がある場所として電車やバス内を想定し、これらの場所で検知される加速度パターンが記録されている。
表示方法データ領域には、加速度パターンに応じて、タッチパネルディスプレイ30の表示方法を制御するための情報が記録されている。ここで、加速度パターンに応じて、表示設定を決定するための情報が記録される。例えば、電車やバス等のオープンスペースを利用している状態での表示方法や、静止状態や自家用車等のプライベートスペースを利用している状態における表示方法に関するデータが記録されている。ここでは、オープンスペースの場合には、外部から見え難くするような表示(明度を落とした表示や視野角を狭めた表示)を用い、プライベートスペースの場合には、見やすくするような表示(明度を上げた表示や視野角を広げた表示)を用いる。
次に、このタブレット端末20における動作を、図11(b)を用いて説明する。
ここでは、タブレット端末20の制御部21は、加速度情報の取得処理を実行する(ステップS7−1)。具体的には、制御部21の表示制御手段211は、加速度センサ26から、加速度情報を取得する。そして、表示制御手段211は、所定期間の加速度情報を仮記憶する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、加速度パターンに応じて利用環境の特定処理を実行する(ステップS7−2)。具体的には、制御部21の表示制御手段211は、加速度センサ26から取得した加速度情報と、環境制御情報記憶部27に記録されている各加速度パターンと比較する。そして、キーボード制御手段214は、加速度情報に最も近い加速度パターンを特定することにより、タブレット端末20の利用環境(オープンスペース又はプライベートスペース)を特定する。
次に、タブレット端末20の制御部21は、利用環境に応じて表示変更処理を実行する(ステップS7−3)。具体的には、制御部21の表示制御手段211は、スケルトンキーボード500が表示されたタッチパネルディスプレイ30の表示の明度を変更する。更に、表示制御手段211は、スケルトンキーボード500が表示されたタッチパネルディスプレイ30の視野角制御を行なう。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(11)上記実施形態では、タブレット端末20の制御部21は、加速度情報の取得処理(ステップS7−1)、加速度パターンに応じて利用環境の特定処理(ステップS7−2)、利用環境に応じて表示変更処理(ステップS7−3)を実行する。これにより、利用環境に応じて、他人によるタッチパネルディスプレイ30の覗き見を抑制し、セキュリティを確保することができる。特に、ソフトウェアキーボードであるスケルトンキーボード500が表示されている場合には、利用者の入力内容のセキュリティを確保することができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・ 上記各実施形態では、入力支援装置としてタブレット端末20を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、タッチ入力可能なスマートフォン等にも適用することが可能である。
・ 上記各実施形態では、キーボタンによって選択された文字や、入力文字を変換した文字等を、入力内容表示エリア520に表示する。これに代えて、直接、アプリケーション画面400の入力欄401に入力して表示させるようにしてもよい。
また、入力欄401に入力可能な文字種類に応じて、入力先を変更するようにしてもよい。例えば、仮名漢字変換のように、変換可能な文字種類の場合には入力内容表示エリア520に入力して変換候補を特定する。一方、半角文字のように、変換不要な文字種類の場合には、直接、入力欄401に入力する。
・ 上記各実施形態では、タブレット端末20の制御部21は、入力完了かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−5)。この場合、入力内容表示エリア520の実行ボタンの選択により、入力完了を判定する。入力完了の判定は実行ボタンの選択に限定されるものではない。例えば、他の入力欄401が選択された場合や、アプリケーション画面400が選択された場合のように、未入力の入力欄の有無に拘らず、入力中の入力欄401以外の領域が選択され、背面レイヤの画面がアクティブになった場合に入力完了と判定するようにしてもよい。
・ 上記第1の実施形態では、未入力の入力欄が残っていると判定した場合(ステップS1−8において「YES」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、次の入力欄の特定処理を実行する(ステップS1−9)。ここでは、次の未入力の入力欄401を特定する。これに代えて、未入力又は既入力を問わず、次の位置に設けられた入力欄401を特定するようにしてもよい。これにより、未入力の場合には新たな入力を行ない、既入力の場合には、入力内容の確認や修正を行なうことができる。
・ 上記第1の実施形態では、未入力の入力欄が残っていないと判定した場合(ステップS1−8において「NO」の場合)、タブレット端末20の制御部21は、スケルトンキーボードのクローズ処理を実行する(ステップS1−10)。ここで、スケルトンキーボード500に「終了」ボタンを設けて、この「終了」ボタンの選択により、入力を終了させるようにしてもよい。
また、すべての入力欄401において入力された場合、最初の入力欄401に戻るようにしてもよい。この場合には、既に入力されている内容を、入力内容表示エリア520に初期値として設定する。これにより、入力内容の確認や修正を行なうことができる。
また、スケルトンキーボード500に、「進む」ボタンや「戻る」ボタンのように、次に入力する入力欄401を選択するためのアイコンを設けてもよい。ここで、「進む」ボタンが選択された場合には、アプリケーション画面400において後続位置に表示された入力欄401を特定する。一方、「戻る」ボタンが選択された場合には、アプリケーション画面400において先行位置に表示された入力欄401を特定する。
・ 上記第2の実施形態では、入力内容の表示処理(ステップS1−4)において、制御部21のキーボード制御手段214は、入力対象の入力欄401に対して、周辺の所定範囲の画像情報を入力内容表示エリア520に表示する。これに代えて、アプリケーション画面400の入力欄401を、スケルトンキーボード500の位置に応じて移動させるようにしてもよい。具体的には、タブレット端末20の制御部21が、入力欄401が入力内容表示エリア520の背面側や、スケルトンキーボード500に被らない近傍領域の見やすい位置に表示されるように、アプリケーション画面400をスクロールさせる。これにより、入力欄401の項目を確認しながら、キー入力を行なうことができる。
・ 上記第3の実施形態では、タッチされた領域に、キーボタンが表示された領域が含まれていない場合にキー入力でないと判定する。キー入力かどうかについての判定は、これに限定されるものではない。例えば、スケルトンキーボード500の長押し等のように、通常のキー入力操作と異なる操作により判定することも可能である。また、スケルトンキーボード500に、入力対象のアプリケーション画面400をスクロールさせるためのスクロールバーを設けてもよい。
更に、スケルトンキーボード500において、キーボタンが表示されていない領域がタッチされた場合、タブレット端末20の制御部21が、背面レイヤのアプリケーション画面400における操作として情報処理を行なうようにしてもよい。この場合には、アプリケーション画面400のスクロールだけではなく、アプリケーション画面400に表示されたボタンの選択操作等にも適用することができる。
・ 上記第4の実施形態では、選択された入力欄の属性(例えば入力文字種別)に基づいて、スケルトンキーボード500の構成を変更する。ここで、スケルトンキーボード500の構成に応じて、スケルトンキーボード500の表示位置を変更するようにしてもよい。ここでは、キーボード制御手段214は、選択された入力欄が表示された領域と重ならない領域(周囲領域)を特定する。そして、周囲領域にスケルトンキーボード500が収まる場合には、この周囲領域にスケルトンキーボード500を表示させる。一方、周囲領域にスケルトンキーボード500が収まらない場合には、透明度を高くしたスケルトンキーボード500を表示させる。選択された入力欄の属性に応じて出力されるスケルトンキーボード500の大きさは異なるため、この大きさを考慮して、スケルトンキーボード500の配色を決定することができる。
・ 上記第6の実施形態では、タブレット端末20において計測した加速度に応じて、スケルトンキーボード500の表示方法を決定する。スケルトンキーボード500の表示方法を決定する要素は加速度に限定されるものではない。例えば、タッチパネルディスプレイ30における操作に応じて、スケルトンキーボード500の表示方法を決定するようにしてもよい。例えば、タブレット端末20の持ち方を選択させて、この持ち方に応じてスケルトンキーボード500の表示方法を決定するようにしてもよい。
更に、タッチパネルディスプレイ30において検知したタッチ状態に応じて、スケルトンキーボード500の表示方法を決定するようにしてもよい。例えば、スケルトンキーボード500においてタッチされた指の本数に応じてスケルトンキーボード500の表示方法を決定する。ここでは、同時期に左右の4本指(計8本)のタッチを検知した場合には、図10(d)に示すような全体レイアウトのキーボードを表示する。一方、左右の1本指タッチ(計2本)のタッチを検知した場合には、図10(c)に示すような分割レイアウトのキーボードを表示する。この場合、特定の指のタッチ位置(例えば、左からn個目のタッチ位置)に応じて、各キーボードのホームポジション(基点)を決定する。
・ 上記第7の実施形態では、タブレット端末20の制御部21は、利用環境に応じて表示変更処理を実行する(ステップS7−3)。ここでは、視野角制御を行なう。外部からの覗き見を防止する構成であれば、視野角制御に限定されるものではない。例えば、利用環境に応じて、入力内容表示エリア520に入力内容を表示している時間を制御するようにしてもよい。操作時に一瞬だけ表示することにより、セキュリティを確保することができる。
・ 上記第7の実施形態では、タブレット端末20の制御部21は、利用環境に応じて表示変更処理を実行する(ステップS7−3)。ここで、利用環境に応じた表示制御は、タッチパネルディスプレイ30に表示されている表示内容に基づいて行なうようにしてもよい。例えば、表示内容の入手先を特定し、この入手先に応じて表示制御を変更する。ここで、インターネット等において公開されている情報が表示されている場合には、制限された表示制御を行なわない。一方、タブレット端末20の記憶部に記録されている情報や、セキュリティーネットワークを介して取得した情報については、制限された表示制御を行なう。また、スケルトンキーボード500についても、このタブレット端末20において固有の情報が入力されるため、制限された制御表示を行なう。
20…タブレット端末、21…制御部、211…表示制御手段、212…タッチ制御手段、213…アプリケーション実行手段、214…キーボード制御手段、22…辞書記憶部、23…表示パターン記憶部、24…照度センサ、25…レイアウト記憶部、26…加速度センサ、27…環境制御情報記憶部、30…タッチパネルディスプレイ、400…アプリケーション画面、401…入力欄、500…スケルトンキーボード、510…入力キーエリア、520…入力内容表示エリア。

Claims (13)

  1. 表示手段及び入力手段を備え、前記入力手段において入力された情報を前記表示手段に出力する制御手段を備えたコンピュータ端末において、入力を支援するためのプログラムであって、
    前記制御手段を、
    前記表示手段に出力された入力画面上の入力欄の選択を検知した場合、前記表示手段に透過性を有するキー入力画面を前面レイヤに出力する手段、
    前記キー入力画面において選択されたキーに基づいて文字を表示する手段、
    前記入力欄に対する入力完了と判定した場合、前記入力欄への文字入力を終了するとともに、前記キー入力画面の前面レイヤへの出力を終了する手段
    として機能させることを特徴とする入力支援プログラム。
  2. 前記キー入力画面は入力内容表示エリアを備えており、
    前記キー入力画面において選択されたキーに基づいて特定された文字を前記入力内容表示エリアに一時的に表示し、
    前記入力欄に対する入力完了と判定した場合、前記入力内容表示エリアに表示された文字を、前記入力画面の入力欄に設定することを特徴とする請求項1に記載の入力支援プログラム。
  3. 前記制御手段を、
    前記入力画面の色彩を特定し、前記色彩に基づいて、前記キー入力画面の配色を決定する手段として更に機能させることを特徴とする請求項1又は2に記載の入力支援プログラム。
  4. 前記コンピュータ端末は、端末周囲の環境光の明るさを測定するための照度計測手段を更に備え、
    前記制御手段を、
    前記照度計測手段から照度情報を取得し、前記照度情報に基づいて、前記キー入力画面の配色を決定する手段として更に機能させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  5. 前記コンピュータ端末は、利用者識別子に関連付けてキー入力画面の設定情報を記憶した利用者情報記憶手段を更に備え、
    前記制御手段を、
    前記コンピュータ端末の利用者の利用者識別子を取得し、前記利用者情報記憶手段から前記利用者識別子に関連付けられたキー入力画面の設定情報を特定し、
    前記設定情報に基づいて、キー入力画面の設定を行なう手段として更に機能させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  6. 前記制御手段を、
    前記キー入力画面における操作時点からの経過時間を測定し、前記経過時間に応じて、前記キー入力画面の配色を変更する手段として更に機能させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  7. 前記制御手段を、
    前記キー入力画面における操作を検知した場合、キー入力かどうかを判定し、キー入力でないと判定した場合、背面レイヤに設置された前記入力画面の表示を制御する手段として更に機能させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  8. 前記制御手段を、
    既に文字が入力されている入力欄の選択を検知した場合、前記入力欄において既に入力されている文字を初期値として前記入力内容表示エリアに、編集可能に表示する手段として更に機能させることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  9. 前記制御手段を、
    前記入力内容表示エリアの位置に対応させて、前記選択された入力欄の周辺の文字を参考情報として表示する手段として更に機能させることを特徴とする請求項2〜8のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  10. 前記制御手段を、
    前記入力欄において入力可能な文字種類を特定し、前記文字種類に応じたキー入力画面を出力する手段として更に機能させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  11. 前記コンピュータ端末は、端末の加速度を測定するための加速度計測手段を更に備え、
    前記制御手段を、
    前記加速度計測手段から加速度情報を取得し、前記加速度情報に基づいて加速度パターンを特定し、
    前記加速度パターンに応じて、前記キー入力画面のレイアウトを決定する手段として更に機能させることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  12. 前記コンピュータ端末は、端末の加速度を測定するための加速度計測手段を更に備え、
    前記制御手段を、
    前記加速度計測手段から加速度情報を取得し、前記加速度情報に基づいて加速度パターンを特定し、
    前記加速度パターンに応じて、前記キー入力画面の表示設定を決定する手段として更に機能させることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  13. 表示手段及び入力手段を備え、前記入力手段において入力された情報を前記表示手段に出力する制御手段を備えた入力支援装置であって、
    前記制御手段が、
    前記表示手段に出力された入力画面上の入力欄の選択を検知した場合、前記表示手段に透過性を有するキー入力画面を前面レイヤに出力する手段と、
    前記キー入力画面において選択されたキーに基づいて文字を表示する手段と、
    前記入力欄に対する入力完了と判定した場合、前記入力欄への文字入力を終了するとともに、前記キー入力画面の前面レイヤへの出力を終了する手段と
    を備えたことを特徴とする入力支援装置。
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