JP2018162603A - 床材の設置構造 - Google Patents

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雅博 中川
雅 石井
Masa Ishii
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しん 林
Shin Hayashi
しん 林
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【課題】床材の施工を低コスト化できる床材の設置構造を提供する。【解決手段】四周の枠材11内に芯材12を配し、すくなくともその表面側に平板材13を貼りつけてなる第1の床材10と、複数の平板材21、22を積層してなる第2の床材20とが床施工面1に組合せ配設される床材の設置構造であって、床施工面1は、床施工作業単位ごとに区画された1以上の区画施工面A、B、Cを有しており、一定寸法の標準材31と、標準材31の寸法よりも小さい非標準材32とが、区画施工面A、B、Cごとに組合せ配設される構成とされており、標準材31としてすくなくとも第1の床材10が用いられ、非標準材32として一部を切除してなる第2の床材20が用いられる。【選択図】図1

Description

本発明は、床施工面に対する床材の設置構造に関する。
床施工面に床材を設置する場合、床施工面の端部などにおいては、スペースの関係から、標準寸法の床材(標準材)をそのままでは設置できないことがある。このような設置構造において、標準材の一部を切除してなる非標準材を用いることが一般的である。また、特許文献1には、単位ピースの材料を組み合わせて標準寸法の床材(標準材)を形成しておき、小さいものが必要なときには、一部の単位ピースを分離、除去して小さめの床材(非標準材)を得る方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−9440号公報
しかしながら、合板を基材としてその上にMDFを貼り合わせ、さらに表面化粧を施した床材は一般に値段が高く、その一部を切除して用いれば切除部分が無駄になり、施工コストが増大化する。また、特許文献1の方法では、標準寸法の床材の製造が面倒であり、低コスト化を実現することは困難である。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、床材の施工を低コスト化できる床材の設置構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る床材の設置構造は、四周の枠材内に芯材を配し、すくなくともその表面側に平板材を貼りつけてなる第1の床材と、複数の平板材を積層してなる第2の床材とが床施工面に組合せ配設される床材の設置構造であって、第1の床材は床施工面の中央部に配設され、第2の床材は床施工面の端部に配設されることを特徴とする。
また、他の本発明に係る床材の設置構造は、四周の枠材内に芯材を配し、すくなくともその表面側に平板材を貼りつけてなる第1の床材と、複数の平板材を積層してなる第2の床材とが床施工面に組合せ配設される床材の設置構造であって、床施工面は、床施工作業単位ごとに区画された1以上の区画施工面を有しており、一定寸法の標準材と、標準材の寸法よりも小さい非標準材とが、区画施工面ごとに組合せ配設される構成とされており、標準材としてすくなくとも第1の床材が用いられ、非標準材として第2の床材の一部を切除してなる床材が用いられることを特徴とする。
本発明に係る床材の設置構造によれば、上述した構成となっているため、第1の床材を第2の床材にくらべ安価な材料を用いて製造することができ、その結果、床材の施工を低コスト化することができる。
また、他の本発明に係る床材の設置構造によれば、上述した構成となっているため、第1の床材を第2の床材にくらべ安価な材料を用いて製造することができ、かつ、その第1の床材を区画施工面において中央部などの大部分に使用される標準材として使用することができる。そのため、床材の施工を低コスト化することができる。
本発明の一実施形態に係る床材の設置構造で用いられる床材の説明図である。(a)は第1の床材の分解斜視図、(b)は第2の床材の分解斜視図である。 同床材の設置構造の一態様を示す床面の平面図である。 同床材の設置構造の他の態様を示す床面の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る床材の設置構造を示す床面の平面図である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。まず、以下の2種の実施形態のいずれにも用いられる2種の床材について、図1(a)(b)を参照しながら説明する。
第1の床材10は、図1(a)に示すように、四周の枠材11内に芯材12を配し、すくなくともその表面側に平板材13を貼りつけて構成されている。つまり、枠材11と芯材12とにより下層の基材部が構成され、平板材13により上層部が構成される。四周の枠材11は各辺に対応した4本の材料11a、11bを用いて形成すればよい。それぞれの材料はたとえば合板で構成されればよい。
また芯材12にはより安価な材料が用いられればよく、たとえばインシュレーションボードやMDFなど木材繊維を主原料とした木質ボードでもよいし、木材小片を主原料としたパーティクルボードでもよい。石膏ボードを芯材として用いてもよい。
芯材12および枠材11の表面側に設けられる平板材13としては、たとえば木質系の板材を用いることができ、安価なMDFを好適に使用できる。また、MDFの表面には化粧材(不図示)として化粧シートや突板が貼着されている。
この第1の床材10は、このように外周部に枠材11を配したものであるため、内部の芯材12を露出するように一部を切除して用いることには不向きであり、よって切断することなくそのままの形で床材として用いられる。芯材12を上記のような安価な材料で構成すれば、第1の床材10を低コストで製造することができる。
一方、第2の床材20は、図1(b)に示すように、複数の平板材21、22を積層して構成されている。下層の平板材21は本床材の基材とされ、たとえば合板などの木質材で形成されればよい。また、上層の平板材22にはMDFを好適に使用できる。また、上層の平板材22の表面には化粧材(不図示)として化粧シートや突板が貼着されている。第2の床材20は断面が均一な層構造のものであるため、切断してもほとんど強度が落ちることはない。そのため、この第2の床材20は、一部を切除して設置される床材として用いられる。
第1、第2の床材10、20で共通する上層側に設けた平板材13、22の側端部には実が形成されていてもよい。この平板材13、22は本例では加工しやすいMDFで構成されているため、容易に実加工ができる。
また、第1、第2の床材10、20は、たとえば裏面側にさらなる平板材を積層したものであってもよい。なお、第1、第2の床材10、20はともに、床施工面1に対して組合せ配設される床材の設置構造に使用されるものであるため、全体の厚みが略同一であることが望ましい。
ついで、図2、図3に例示した実施形態について説明する。これらの図は外壁に囲まれた床面を示したもので、いずれも同一形状、同一寸法の床施工面1に対する床材の設置構造を平面図として示したものである。いずれも、床材を千鳥配列状に設置したものである。
図2は、間仕切り壁X、Yを設置した後に床を施工する壁先行工法にて施工される設置構造を示した図である。図3は、床を施工した後に間仕切り壁X、Yを設置する床先行工法にて施工される設置構造を示した図である。
床施工面1は床施工作業単位ごとに区画された1以上の区画施工面A、Bを有している。図2のものは壁先行工法にて施工される設置構造であるため、床施工面1には間仕切り壁X、Yで仕切られてなる2つの小施工面(区画施工面A、B)が含まれている。また、図3のものは床先行工法にて施工される設置構造であるため、区画施工面Cは床施工面1に一致する。
図2、図3のいずれについても、区画施工面A、B、Cには、一定寸法(図1に示した形状)の標準材31と、標準材31よりも小さい非標準材32とが、区画施工面A、B、Cごとに組合せ配設されるようになっている。標準材31として第1の床材10がすくなくとも用いられ、非標準材32として第2の床材20の一部を切除してなる床材20が用いられる。なお、本図例では長手方向の一部を切除する例を示した。
区画施工面A、B、Cごとの床材の配設であるため、図2、図3の例では、その区画における左角を起点a、b、cとして、図中の横方向(床材の長手方向)については右向きに順に設置され、図中の縦方向(床材の短手方向)については上向きに順に設置されるようになっている。
床材は千鳥配列状に並べるものであるから、たとえば床施工面1全体が1つの区画施工面とした場合、床施工面1の図中左右の辺縁部1a、1bには縦方向に交互に非標準材32(一部切除された第2の床材20、以下同様)が設置される。また、設置順が左から右への順であるため、床施工面1の横方向の寸法によっては、図中右側の辺縁部1bでは交互だけではなく、その間にも非標準材32が配設される可能性がある。非標準材32を設置した箇所以外は標準材31(第1の床材10、以下同様)が設置される。区画施工面A、B、Cには、以上のようなルールを基準として床材が設置される。以下、図2および図3の例で具体的に説明する。なお、図2、図3において、クロスハッチングを付した床材が標準材31(第1の床材10)とされる。
図2における区画施工面Aでは、図中左側の辺縁部1aに隣接する部位では、起点aから間仕切り壁Xまでは縦方向に標準材31と非標準材32とが交互に設置される。また、間仕切壁Yの右側に隣接する部位においても縦方向に標準材と非標準材32とが交互に設置される。それらよりも右側では標準材31が横方向に順に設置され、図中右側の辺縁部1bに隣接する部位では、縦方向のすべての床材は標準材31よりも短く一部切除が必要であるため、非標準材32が設置される。
また、図2における区画施工面Bでは、図中左側の辺縁部1aでは縦方向に標準材31と非標準材32とが交互に設置される。それよりも右側では標準材31が横方向に順に設置され、間仕切り壁Yの左側に隣接する部位では、縦方向のすべての床材は標準材31よりも短く一部切除が必要であるため、非標準材32が設置される。
一方、図3のものでは、区画施工面Cは床施工面1全体であるため、左角を起点cとして、床施工面1に対して、床材は図中の横方向については右向きに順に設置され、図中の縦方向(床材の短手方向)については上向きに順に設置されるようになっている。したがって、図中左側の辺縁部1aに隣接する部位では、起点cから順に縦方向に標準材31と非標準材32とが交互に設置される。また、それらよりも右側では標準材31が順に設置され、図中右側の辺縁部1bでは、図2と同様に非標準材32が設置される。
以上のように第1、第2の床材10、11を組合せ配設すれば、区画施工面A、B、Cの端部を除く中央部の多くのエリアには第1の床材10が配設されることとなる。つまり、図3の例では、第1の床材10が床施工面1の中央部に配設され、第2の床材20が床施工面1の端部に配設されるようになっている。
したがって、第1の床材10が第2の床材20よりも安価であるため床材の施工を低コストで実施することができる。特に床先行工法(図3参照)の場合、壁先行工法(図2参照)の場合よりも、切除を必要とする床材(非標準材32)が少なくなるため、標準材31として用いる第1の床材10を多く使用でき、その結果さらに低コスト化することができる。
なお、図2、図3の例では区画施工面A、B、Cにおいて標準材31として第1の床材10を用いているが、その一部あるいは全部に第2の床材20を用いることは可能である。
また図2、図3に示したように、区画施工面A、B、Cの図中上端の辺縁部1cに隣接する部位や間仕切り壁Xの図中下側に隣接する部位に設置した床材は、幅寸法(短手寸法)の調整を不要とするものである。これらの部位について幅寸法を小さくする必要がある場合には、第2の床材20を幅方向に小さくなるように切断して利用すればよい。
ついで、図4に例示した他の実施形態について説明する。図4は、図2、図3のものと同一形状、同一寸法の床施工面1に対する床材の設置構造を平面図として示したものである。この床施工面1には間仕切り壁X、Yは設置されない。床材としては、上述したように図1(a)に示した第1の床材10と、図1(b)に示した第2の床材20とが用いられる。
この床材の設置構造は、図4に示すように、第1の床材10が床施工面1の中央部に配設され、第2の床材20が床施工面1の端部に配設されるようになっている。ようするに、図4のものは、床材は図3と同様の配列にて設置されるようになっている。よって、低コスト化につながる。
また、図4の2点鎖線で囲まれた端部部位(床施工面の図中左側の辺縁部1a、右側の辺縁部1b、上側の辺縁部1cに隣接する部位)に、切除の要否にかかわらず第2の床材20が設置されるようにしてもよい。これらの部位は非標準材32(一部を切除した床材)が設置される可能性のある部位であるが、現場で切除の必要がないと判断された場合でも標準寸法の第2の床材20が設置されるようにしてもよい。
そのようにすれば、出荷前に、床施工面1に設置する第1の床材10と第2の床材20のそれぞれの数を、床施工面1の形状、寸法よりあらかじめ決定しておくことができ、施工図面などを準備しておくことができる。そのため、いずれの床材を設置するべきかを現場ですぐに判別することができる。よって、床施工作業の効率化を図ることができる。また、現場で寸法誤差が発覚して端部に設置すべき床材に切除が必要となった場合でも、もともと第2の床材20を想定しているため、切断にて対応することができる。
以上では、床施工面1に床材を千鳥配列状に設置した例を示したが、床材の配列はどのようなものであってもよい。
1 床施工面
A、B、C 区画施工面
X、Y 間仕切り壁
10 第1の床材
11 枠材
12 芯材
13 平板材
20 第2の床材
21 (下層の)平板材(基材)
22 (上層の)平板材
31 標準材
32 非標準材

Claims (4)

  1. 四周の枠材内に芯材を配し、すくなくともその表面側に平板材を貼りつけてなる第1の床材と、複数の平板材を積層してなる第2の床材とが床施工面に組合せ配設される床材の設置構造であって、
    前記第1の床材は前記床施工面の中央部に配設され、前記第2の床材は前記床施工面の端部に配設されることを特徴とする床材の設置構造。
  2. 四周の枠材内に芯材を配し、すくなくともその表面側に平板材を貼りつけてなる第1の床材と、複数の平板材を積層してなる第2の床材とが床施工面に組合せ配設される床材の設置構造であって、
    前記床施工面は、床施工作業単位ごとに区画された1以上の区画施工面を有しており、
    一定寸法の標準材と、該標準材の寸法よりも小さい非標準材とが、前記区画施工面ごとに組合せ配設される構成とされており、
    前記標準材として前記第1の床材がすくなくとも用いられ、前記非標準材として前記第2の床材の一部を切除してなる床材が用いられることを特徴とする床材の設置構造。
  3. 請求項2において、
    間仕切り壁を設置した後に床を施工する壁先行工法にて施工される設置構造とされており、
    前記区画施工面は、前記床施工面が設置済みの前記間仕切り壁により区切られてなる小施工面とされることを特徴とする床材の設置構造。
  4. 請求項2において、
    床を施工した後に間仕切り壁を設置する床先行工法にて施工される設置構造とされており、
    前記区画施工面は、前記床施工面の全体とされることを特徴とする床材の設置構造。


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