JP2018160066A - 販売データ処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電話番号により会員情報を検索した結果が複数該当の場合に、生年月日入力によらず絞り込み可能とする。【解決手段】販売データ処理装置は、数値キーを有し、販売データ処理にかかる操作を受け付ける操作部と、画像を表示する表示部と、所定の操作により起動し、前記数値キーによる電話番号の入力を受け付け、電話番号を含む顧客情報を記憶した記憶装置にアクセスして、前記顧客情報から、電話番号をキーとした検索を行う検索処理部と、前記検索処理部による検索結果が複数存在する場合、前記検索結果を、前記表示部に一覧表示する表示処理部と、前記表示処理部により一覧表示された前記検索結果から1つの選択を受け付ける確定処理部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、販売データ処理装置およびプログラムに関する。
従来、POS端末装置などの販売データ処理装置が用いられている。販売データ処理装置は、店舗がポイント制度を導入している場合、ポイントの付与を担うことがある。この場合、販売データ処理装置は、店舗の会員として登録された顧客の購入等に対して、ポイントの付与や積算を行う。
ポイントの付与に際しては、店員は、会員に会員カードの提示を求めるなどして知り得る会員コードなどの識別情報を、販売データ処理装置に入力する。販売データ処理装置への入力は、会員カードに記録された識別情報を電子的に読み取るなどにより行われるのが一般的である。
ここで、会員カードのデータが破壊されていたり顧客が会員カードを持参し忘れたりしていても、顧客への聞き取りによって識別情報を特定することで会員カードの提示に代える取り計らいを行う店舗がある。このとき顧客から聞き取るのは、POS端末装置において入力しやすいのが数値であることから、会員登録された電話番号であるが、電話番号での検索結果が複数該当となることがある。
従来の販売データ処理装置では、電話番号検索で会員情報が1件に絞られなかった場合、顧客からさらに、数値入力可能な生年月日を聞き取って入力するなどして絞り込みを行っている。しかしながら、第三者がいる場での生年月日の口述は好まれない傾向があるので、他の絞り込み手法が望まれている。
本発明が解決しようとする課題は、電話番号により会員情報を検索した結果が複数該当の場合に、生年月日入力によらず絞り込み可能とすることである。
実施形態の販売データ処理装置は、数値キーを有し、販売データ処理にかかる操作を受け付ける操作部と、画像を表示する表示部と、所定の操作により起動し、前記数値キーによる電話番号の入力を受け付け、電話番号を含む顧客情報を記憶した記憶装置にアクセスして、前記顧客情報から、電話番号をキーとした検索を行う検索処理部と、前記検索処理部による検索結果が複数存在する場合、前記検索結果を、前記表示部に一覧表示する表示処理部と、前記表示処理部により一覧表示された前記検索結果から1つの選択を受け付ける確定処理部と、を備える。
図1は、実施形態に係るPOS端末装置の外観をオペレータ側から見た斜視図である。 図2は、POS端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、制御部が備える機能部の構成を示すブロック図である。 図4は、会員情報の検索にあたって制御部が行う検索処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、登録画面の一例を示す図である。 図6は、入力指示ダイアログの一例を示す図である。 図7は、電話番号入力ダイアログを示す図である。 図8は、入力欄に電話番号が入力された電話番号入力ダイアログを示す図である。 図9は、顧客マスタに対する検索処理中であることを知らせる問合せ中ダイアログの一例を示す図である。 図10は、検索結果を一覧表示して選択を受け付ける選択肢ダイアログの一例を示す図である。 図11は、選択を受け付けたときの選択肢ダイアログの一例を示す図である。 図12は、問合せの正常完了を知らせるダイアログの一例を示す図である。 図13は、会員情報が表示された登録画面の一例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。実施形態では、POS端末装置を販売データ処理装置の一例として説明する。図1は、実施形態にかかるPOS端末装置1を、オペレータ側から見た斜視図である。
POS端末装置1は、店舗で販売される商品の売上登録処理および決済処理を実行する。売上登録処理においてPOS端末装置1はまず、取引において販売される商品に付されたバーコード等のシンボルを光学的に読み取るなどにより商品コードを取得する。売上登録処理においてPOS端末装置1は次に、商品コードに関連付けて記憶された商品情報(商品名や価格等)を表示するとともに、集計対象として記憶する。
決済処理においてPOS端末装置1はまず、集計対象とされた商品情報に基づいて当該取引に係る合計金額を計算して表示し、顧客から預かった預り金に基づいて釣銭を計算して表示する。決済処理においてPOS端末装置1は次に、釣銭の発行を釣銭機に指示する。決済処理後の商品情報や決済情報(合計金額、預り金額、釣銭額等)は、レシートに印字されて発行される。
POS端末装置1は、本体2と金銭収納箱3とを備える。金銭収納箱3は、金銭を収納する引出しであるドロワ31を有している。金銭収納箱3は、ドロワ31内に、顧客から預かった紙幣や貨幣の金銭や商品券等の有価証券類、および顧客に手渡す釣銭等を収納している。ドロワ31は、POS端末装置1からの信号に応じて開放される。
本体2は、キーボード21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、印字部24、カード読取部25、タッチパネル26、コードリーダ27、および通信部28を備えている。ここで、図2は、POS端末装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
キーボード21およびタッチパネル26は、販売データ処理にかかる操作を受け付ける操作部を構成する。キーボード21は、数字を入力するための数値キー211、売上登録の終了を宣言する決済キー等のキーを備えている。タッチパネル26は、オペレータ用表示部22の表面に重ねて配置されている。
なお、本実施形態においては数値キー211をキーボード21が備えるキーの一つとして設けてあるが、実施にあたって、数字を入力するための数値キーはこれに限る必要はない。実施にあたって、数値キーは、例えばソフトウェアキーであってもよい。より具体的には、例えば、次に説明するオペレータ用表示部22が、数値キー211に相当するソフトウェアキーを表示し、該ソフトウェアキーへの操作をタッチパネル26が受けることにより、数字を入力するための数値キーを構成してもよい。
オペレータ用表示部22は、画像を表示する表示部の一例であって、液晶表示器等で構成され、操作者に商品情報、決済情報等を表示する。客用表示部23は、液晶表示器等で構成され、顧客に商品情報、決済情報等を表示する。
印字部24は、本体2内に収納されたロール状のレシート用紙を引き出して、例えば熱転写型の印字ヘッドを備えたサーマルプリンタ等で商品情報、決済情報等を印字し、レシートとして発行する。
カード読取部25は、顧客が提示した磁気カードからカード情報を読み取る。磁気カードは、例えばクレジットカードやポイントカード(会員カード)である。ポイントカードは、会員となった顧客に発行されるカードであって、磁気ストライプに、会員コードなどの会員情報を保持している。POS端末装置1は、カード読取部25が読み取ったカード情報に応じて処理を行う。例えばカード読取部25が読み取ったのが会員情報であれば、会員情報に関連付けて記憶されているポイントの加算等の処理を行う。
コードリーダ27は、例えばハンディタイプのコードリーダである。コードリーダ27は、例えば可視光線を使用して商品や割引券に付されたシンボルを光学的に読み取る。なお、コードリーダ27は、撮像した画像からシンボルを読み取るようにしてもよい。
POS端末装置1は、決済処理した商品の商品情報や決済情報を、図示しない通信回線を介して図示しない店舗サーバに送信する。また、POS端末装置1は、所定期間(例えば一日)の売上を精算した精算情報を、通信回線を介して店舗サーバに送信する。
図2に示すように、POS端末装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、数値キー211を含むキーボード21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、印字部24、カード読取部25、タッチパネル26、コードリーダ27と接続している。コントローラ16は、制御部100からの指示を受けて、キーボード21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、印字部24、カード読取部25、タッチパネル26、コードリーダ27を制御する。以下では、説明の都合上、コントローラ16が行う制御をも、制御部100が行うとして説明する。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部28と接続している。通信部28は、図示しない通信回線を介して、店内に設置された他のPOS端末装置1やサーバ200と電気的に接続している。
サーバ200は、店舗内に設置された店舗サーバでもよいし、複数の店舗を管理するセンタサーバであってもよい。サーバ200は、例えばPC(Personal Computer、パーソナルコンピュータ)などの一般的なコンピュータ構成の情報処理装置であって、CPUやROM、RAM、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶部を備えている。サーバ200は、電話番号を含む顧客情報を記憶した記憶装置の一例であって、記憶部に顧客マスタ201を記憶している。顧客マスタ201には、顧客の情報(顧客情報)が記録されている。本実施形態では、顧客マスタ201に記録された顧客は、会員として登録されて会員カードの付与を受けた会員であるので、顧客情報はすなわち会員情報である。会員情報は、例えば、会員コード、電話番号、氏名、生年月日(または誕生日)などである。また、顧客マスタ201は、会員情報に関連付けて、当該会員が保有するポイントを記憶している。
CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。また、RAM13は、コードリーダ27で読み取ったシンボルから取得した商品コードに基づいて売上登録処理された商品の商品情報(商品名、商品の価格等)を記憶する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。
CPU11とROM12とRAM13は、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するPOS端末装置1に係る制御処理を実行する。
図3は、制御部100が備える機能部の構成を示すブロック図である。制御部100は、データ登録部101、検索処理部102、表示処理部103、確定処理部104、および決済処理部105を備えている。
データ登録部101は、売上登録処理を行う。決済処理部105は、決済処理およびレシートの印字発行を行う。
検索処理部102は、操作部(キーボード21またはタッチパネル26)が所定の操作を受けた場合に起動し、会員情報を検索する。より詳しくは、検索処理部102は、数値キー211による電話番号の入力を受け付け、サーバ200にアクセスして、顧客マスタ201に記録された会員情報から、電話番号をキーとした検索を行う。
表示処理部103は、検索処理部102による検索結果が複数件存在した場合に、検索結果を、オペレータ用表示部22に一覧表示する。一覧表示は、件数によっては、複数ページに分けられる。
確定処理部104は、表示処理部103により一覧表示された検索結果から、1つの選択を受け付ける。この選択は、操作部(キーボード21またはタッチパネル26)への操作により受け付けられる。
図4は、会員情報の検索にあたって制御部100が行う検索処理の流れを示すフローチャートである。以下、検索処理の流れを、図5〜図13に示す画面例を参照しながら説明する。図5〜図13は、検索処理前後と検索処理中にオペレータ用表示部22に表示される画面の例である。
なお、ステップS1〜S4、S9、およびS10は検索処理部102としての制御部100が行う。また、ステップS5は表示処理部103としての制御部100が行い、ステップS6〜S8は確定処理部104としての制御部100が行う。
図5は、登録画面W1の一例を示す図である。登録画面W1は、売上登録処理中にオペレータ用表示部22に表示される。登録画面W1は、会員カード釦B1を有している。
制御部100は、登録画面W1の表示中、所定の操作を待ち受けている(ステップS1のNo)。制御部100は、所定の操作を受け付けると(ステップS1のYes)、次のステップS2に進む。
ここで、図6は、入力指示ダイアログD1の一例を示す図であり、図7は、電話番号入力ダイアログD2を示す図である。ステップS1における所定の操作とは、例えば、登録画面W1が含む会員カード釦B1への操作および入力指示ダイアログD1が含む電話番号釦B13への操作である。両操作があってステップS2で表示される入力画面が、電話番号入力ダイアログD2である。
制御部100は、登録画面W1の会員カード釦B1への操作があると、入力指示ダイアログD1を、登録画面W1に重ねて表示する。このとき、登録画面W1を用いてのデータ登録処理は、バックグラウンドで待機する。
入力指示ダイアログD1は、メッセージM1、入力欄F1、OK釦B11、キャンセル釦B12、電話番号釦B13を有している。
メッセージM1は、オペレータに向けた情報であって、例えば、「カードをスキャニングしてください。マニュアル入力の場合はテンキーから入力してください。」などである。この入力指示ダイアログD1の表示中に、カード読取部25がポイントカードを読み込んだ場合には、会員コードが明示されるので、会員情報が一意に決定される。また、この場合、オペレータ用表示部22においては、入力指示ダイアログD1が閉じて登録画面W1の表示に戻る。
入力欄F1は、マニュアル入力、つまり操作部を用いての手入力により会員コードを入力した場合に、入力値が表示される欄である。マニュアル入力は、ポイントカードの磁気ストライプが読み取れない場合に行われ、オペレータが、ポイントカードに記された文字を見ながら入力する。この入力には、操作部が備える数値キー211が用いられる。
OK釦B11は、入力欄F1に表示された入力値を承認する旨の操作を受け付ける。入力欄F1への入力がない場合には、イネーブル(enable、無効、操作不可能状態)である。キャンセル釦B12は、入力指示ダイアログD1を閉じて登録画面W1へ戻る旨の操作を受け付ける。
電話番号釦B13は、入力指示ダイアログD1を閉じて電話番号入力ダイアログD2を表示させる旨の操作を受け付ける。客が会員カードを持参していない場合、電話番号による検索を行う。
制御部100は、入力指示ダイアログD1の電話番号釦B13が操作されると、オペレータ用表示部22に、入力画面である電話番号入力ダイアログD2を表示させる(ステップS2)。電話番号入力ダイアログD2は、メッセージM2、入力欄F2、OK釦B21、キャンセル釦B22を有している。
メッセージM2は、オペレータに向けた情報であって、例えば、「電話番号を市外局番から入力してください。」などである。入力欄F2は、オペレータのマニュアル操作による電話番号の入力を受け付けた場合に、入力値が表示される欄である。この入力には、操作部が備える数値キー211が用いられる。ここで、図8は、入力欄F2に電話番号が入力された電話番号入力ダイアログD2を示す図である。
OK釦B21は、入力欄F2に表示された入力値を承認する旨の操作を受け付ける。OK釦B21は、入力欄F2への入力がない場合には、イネーブル(enable、無効、操作不可能状態)である。キャンセル釦B22は、電話番号入力ダイアログD2を閉じて登録画面W1へ戻る旨の操作を受け付ける。
制御部100は、電話番号入力ダイアログD2を表示している間、OK釦B21への操作を待機する(ステップS3のNo)。OK釦B21が操作されると(ステップS3のYes)、制御部100は、入力値をキーとした顧客マスタ201の検索を開始する(ステップS4)とともに、電話番号入力ダイアログD2を閉じて、図9に例示する問合せ中ダイアログD3をオペレータ用表示部22に表示させる。図9は、顧客マスタ201に対する検索処理中であることを知らせる問合せ中ダイアログD3の一例を示す図である。
問合せ中ダイアログD3は、メッセージM3を有する。メッセージM3は、オペレータに向けた情報であって、例えば、「顧客問い合わせ中 しばらくお待ちください。」などである。
制御部100は、顧客マスタ201から検索結果を得ると、問合せ中ダイアログD3を閉じて図10に例示する選択肢ダイアログD4による一覧表示を行う(ステップS5)。図10は、検索結果を一覧表示して選択を受け付ける選択肢ダイアログD4の一例を示す図である。
選択肢ダイアログD4は、メッセージM4、電話番号欄F41、件数欄F42、リストL1、OK釦B41、終了釦B42、次候補釦B43を有する。終了釦B42は、選択肢ダイアログD4を閉じて登録画面W1へ戻る旨の操作を受け付ける。
リストL1は、検索結果を一覧表示するものであって、会員情報のうち、例えば会員コードおよび氏名(会員名称)を表示する。なお、ステップS4における検索処理では、会員情報のうち、リストL1で表示する会員コードおよび氏名が少なくとも取得されればよく、これらの他の会員情報は取得しなくてもよい。
メッセージM4は、オペレータに向けた情報であって、例えば、「名前を確認の上、該当の顧客様をタッチしてください。」などである。オペレータは、メッセージM4に応じて、顧客に姓や必要に応じて名を訪ね、リストL1の合致するレコード(行)を選択する。
電話番号欄F41は、検索キーとされた電話番号を表示する。件数欄F42は、検索キーに合致したレコード(会員情報)の総件数と、現在表示中の件数とを表示する。例えば、リストL1が一度に5件表示可能であって、総件数が8件である場合には、件数欄F42は、「5/8件」などと表示する。なお、この場合、次候補釦B43を操作することにより、6〜8件目をリストL1に表示させることができる。次候補釦B43は、リストL1に一度に表示できる件数を総件数が超えない場合には、イネーブル(もしくは非表示)である。
図11は、選択を受け付けたときの選択肢ダイアログD4の一例を示す図である。オペレータが、リストL1に表示された検索結果のうちの1件に触れると(ステップS6のYes)、制御部100は、選択肢ダイアログD4において、当該1件が選択されたことを明示する。図11においては、太枠N1で囲むことで明示する例を示しているが、実施にあたっては、他の行とは別の色で表示(ハイライト表示)したり、他の行よりも大きい字で表示(拡大表示)したりするなど、他の手法によって構わない。
OK釦B41は、太枠N1などで明示された1件の選択が正しいと承認する旨の操作を受け付ける。OK釦B41は、1件が選択されない状態では、イネーブル(enable、無効、操作不可能状態)である。
制御部100は、OK釦B41が操作されると、選択された1件の確定が行われたとする(ステップS7のYes)。続いて制御部100は、当該1件の会員コードに合致する会員情報に関連付けられたポイントの値を、顧客マスタ201に問い合わせる。このとき、オペレータ用表示部22には、問合せ中ダイアログD3(図9参照)が表示される。
そして制御部100は、顧客マスタ201から問合せに対する応答を得ると、オペレータ用表示部22に、図12に示すダイアログD5を表示させる。ダイアログD5は、問合せが正常に完了した旨のメッセージM5と、閉じる釦B51とを有する。
閉じる釦B51が操作されると、制御部100は、ダイアログD5を閉じて、登録画面W1のバックグラウンド待機状態を解除してデータ登録処理を復帰させるとともに、図13に示すように、登録画面W1の会員表示欄F11に、会員情報を表示する(ステップS8)。図13は、会員情報が表示された登録画面W1の一例を示す図である。会員情報が会員表示欄F11に表示された状態では、表示中の会員のポイントに、当該登録画面W1に登録された商品の売り上げに応じたポイントが加算される。
なお、選択肢ダイアログD4において、次候補釦B43が操作可能の場合、リストL1に表示中の1件が選択される前(ステップS6のNo)と、選択された後で確定される前(ステップS7のNo)とには、制御部100は、次候補釦B43への操作をも待ち受けている(ステップS9およびS10のNo)。次候補釦B43が操作を受けると(ステップS9およびS10のYes)、制御部100は、処理をステップS4へ戻し、次ページに表示する選択肢となるレコードを、顧客マスタ201から取得する。
以上、本実施形態によれば、顧客が会員カードを持参しなかった場合でも、電話番号をキーとした検索により会員情報を検索することができる。そして、検索結果が一意に絞られなくても、本実施形態によれば検索結果を一覧表示することができるので、所望の会員情報の選択をマニュアル操作に委ねることが可能となる。
これにより、当初の課題、すなわち、電話番号検索により会員情報を一意に絞れなかった場合に誕生日で絞り込むために顧客に誕生日の口述を求めるという不都合を、起こさずに済ませるようにできる。そして、これにより、顧客に不快な思いをさせることなくポイントの付与を行うことができ、顧客満足度を高めることが可能となる。
また、本実施形態によれば、売上登録処理中に検索処理を行うことができるので、POS端末装置1における作業性を低下させることなく、会員カードを持参しなかった場合の対応を行うことができる。
従来のPOS端末装置においては、会員情報を一覧表示することができなかったので、電話番号検索で複数件該当してしまった場合には誕生日等で絞り込むほかなかった。また、POS端末装置1が一般に備えるキーボード21は、一般的なPC用などのキーボードのように文字の入力がしやすい構成ではない。このため従来、絞り込みに用いるキーに、顧客の氏名などを用いていない。これに対し、本実施形態のPOS端末装置1は、電話番号検索で複数件該当しても、該当レコードを一覧表示するようにしたので、氏名を見て選択することが可能となり、誕生日等での絞り込みを不要にすることができる。
また、従来のPOS端末装置においては、電話番号検索で複数件該当になる場合の件数については、同居家族の人数として一般的にあり得る程度の値を想定していたが、例えば会社や学校の寮など、同じ電話番号を多くの人数で使っている場合が実際にはあり、このような場合に従来のシステムが対応できない不都合があった。本実施形態のPOS端末装置1によれば、このような場合にも対応することができる。
なお、本実施形態では、ポイントカードは磁気カードとして説明しているが、実施にあたっては、ポイントカードが磁気カードでなくともよく、例えばICカードであってもよいし、あるいは手書きで会員コードを記したカードが会員カードであっても構わない。
また、ポイント制度の運用にあたって、会員情報を記録したカード状の媒体を使用せず、例えば携帯端末装置が会員コード等の会員情報を記憶していてもよい。
さらに、本実施形態では、次候補釦B43が操作されると顧客マスタ201に問い合わせて次ページ分のデータを取得するようにしているが、実施にあたっては、POS端末装置1が初回の検索(ステップS4)で検索結果を全件取得し、一覧表示(ステップS5)において、表示可能件数ずつページを分けて表示するように制御してもよい。
また、本実施形態では、オペレータが顧客に対して姓や名の聞き取りを行ってリストL1から合致するレコードを選択しているが、実施にあたっては、例えば客用表示部23にリストL1を表示して客に選択操作を依頼するように構成してもよい。なお、この場合、他人の情報が知れることが懸念されるようであれば、顧客の氏名を示す文字のうち一部を非表示にするなどにより配慮する対応が考えられる。
さらに、本実施形態では、リストL1に表示する会員情報の順を、会員コードの昇順としているが、いったん表示されたリストL1の表示内容を、会員名称の五十音順に並び替えることができる構成としてもよい。
また、実施にあたっては、リストL1に表示する順を工夫してもよい。
例えば、リストL1に、来店頻度が高い会員の順に表示してもよい。
また、リストL1に、最近来店した会員の順に表示してもよい。つまり、顧客マスタ201に最終来店日を含めるなどして、顧客が最後に来店した日がわかるようにしておき、リストL1に、最終来店日が検索実施日に近い会員の順に表示させてもよい。
あるいは、所定期間(3日以内、1週間以内)に来店した顧客を優先して表示するようにしてもよい。
また、リストL1を、例えば「あ行」、「か行」、「さ行」、…、「わ行」のタブ付きで表示し、選択されたタブで表示されるリストに、適する顧客の会員情報を表示するようにしてもよい。
さらに、ポイントの値が多い顧客を優先して表示するようにしてもよい。
なお、本実施形態のPOS端末装置1で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態のPOS端末装置1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のPOS端末装置1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末装置1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のPOS端末装置1で実行されるプログラムは、上述した各部(データ登録部101、検索処理部102、表示処理部103、確定処理部104、および決済処理部105)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ)は、上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、データ登録部101、検索処理部102、表示処理部103、確定処理部104、および決済処理部105が、主記憶装置上に生成される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 …POS端末装置(販売データ処理装置)
2 …本体
3 …金銭収納箱、31…ドロワ
21 …キーボード(操作部の一部)、211…数値キー
22 …オペレータ用表示部(表示部)
23 …客用表示部
24 …印字部
25 …カード読取部
26 …タッチパネル(操作部の一部)
27 …コードリーダ
28 …通信部
11 …CPU
12 …ROM
13 …RAM
14 …メモリ部
15 …バス
16 …コントローラ
100…制御部
101…データ登録部
102…検索処理部
103…表示処理部
104…確定処理部
105…決済処理部
200…サーバ
201…顧客マスタ
特開2004−185405号公報

Claims (5)

  1. 数値キーを有し、販売データ処理にかかる操作を受け付ける操作部と、
    画像を表示する表示部と、
    所定の操作により起動し、前記数値キーによる電話番号の入力を受け付け、電話番号を含む顧客情報を記憶した記憶装置にアクセスして、前記顧客情報から、電話番号をキーとした検索を行う検索処理部と、
    前記検索処理部による検索結果が複数存在する場合、前記検索結果を、前記表示部に一覧表示する表示処理部と、
    前記表示処理部により一覧表示された前記検索結果から1つの選択を受け付ける確定処理部と、
    を備える販売データ処理装置。
  2. 前記検索処理部は、前記販売データ処理にかかるデータ登録処理の途中で起動可能であって、
    前記データ登録処理は、前記検索処理部、前記表示処理部および前記確定処理部による処理の間、当該処理のバックグラウンドで待機する
    ことを特徴とする請求項1に記載の販売データ処理装置。
  3. 前記操作部は、前記表示部に重ねて設けられて前記表示部の表示内容に応じた操作を受け付けるタッチパネルを有し、
    前記確定処理部は、前記タッチパネルにより、一覧からの選択を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の販売データ処理装置。
  4. 前記顧客情報は、最終来店日をも含み、
    前記表示処理部は、前記検索結果の一覧表示にあたって、前記顧客情報を、前記最終来店日が検索実施日に近い順に表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の販売データ処理装置。
  5. 数値キーを有し、販売データ処理にかかる操作を受け付ける操作部と、画像を表示する表示部と、を備える販売データ処理装置のコンピュータを、
    所定の操作により起動し、前記数値キーによる電話番号の入力を受け付け、電話番号を含む顧客情報を記憶した記憶装置にアクセスして、前記顧客情報から、電話番号をキーとした検索を行う検索処理部と、
    前記検索処理部による検索結果が複数存在する場合、前記検索結果を、前記表示部に一覧表示する表示処理部と、
    前記表示処理部により一覧表示された前記検索結果から1つの選択を受け付ける確定処理部と、
    として機能させるプログラム。
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