JP2018159543A - 加湿空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】加湿即効性に優れ、さらに空気清浄機能も維持する。【解決手段】加湿空気清浄機は、吸込口4Aと排出口4Bとが設けられた本体ケース3と、本体ケース3内に、空気清浄機構1と、加湿機構2とを備え、空気清浄機構1は、吸込口4Aより本体ケース3内に吸込んだ空気を浄化するフィルターと、フィルターにて浄化された空気を排出口4Bより本体ケース3外に排出させるシロッコファン16とを有し、加湿機構2は、水を貯留する水タンク26と、水タンク26から給水される水を受ける水受けトレイと、水受けトレイ内の水を加熱する加熱手段とを有し、加湿機構2の蒸気を放出する蒸気口5を、空気清浄機構1の排出口4Bとは別に備える。【選択図】図2

Description

本実施の形態は、加湿機能と空気清浄機能を兼ね備えた加湿空気清浄機に関する。
近年の空気清浄機は、冬場の感染予防、喉のイガイガや肌のガサツキ防止に効果がある加湿機能を搭載したものが主流となっている。その中でも、省エネ性能の高さや安全性の面から、気化式の加湿器を採用したものが多く出願されている。気化式は、水を含んだ加湿フィルターに風を当てて加湿する方式である。特許文献1には、内側と外側とで機能分離させた加湿フィルターを用いて加湿ONと加湿OFFとの使い分けを行う加湿空気清浄機が開示されている。
特許5261610号
しかしながら、気化式の加湿器は、他の方式に比べて加湿に対する即効性が劣る。即時に加湿したいというユーザの要望に対しては、加熱式や超音波式の加湿器を用いることが好ましい。加熱式は、水を沸騰させて出てきた蒸気を放出する方式である。超音波式は、超音波によって水を微細な粒子にして放出する方式である。
加熱式や超音波式の加湿器と空気清浄機との組み合わせ方は種々考えられる。まず、床面に加湿器と空気清浄機とを並べる組み合わせ方が考えられるが、この組み合わせ方によると、全体設置面積が大きくなってしまい、設置できる場所が限られてしまう欠点がある。また、本体の下方に加湿器部分を、本体の上方に空気清浄機部分を配置する組み合わせ方も考えられるが、この組み合わせ方によると、空気清浄機の送風経路(吸込風路、排出風路)を加湿器の蒸気風路が横切ることになり、空気清浄機の送風経路を塞ぐことになって空気清浄能力を低下させてしまう。更に、加湿器の蒸気を放出させる長い蒸気風路を別途確保することが必要となる欠点もある。
そうすると、本体の上方に加湿器部分を、本体の下方に空気清浄機部分を配置する方が余計な蒸気風路は必要なく、設計上も簡単である。また、構造的に水タンクの装脱着が容易となり、水補給のタイミングも分かりやすくなる。しかしながら、このような組み合わせ方において空気清浄機の排出口を本体ケースの天面に設けると、水タンクの装脱着の際、水タンクから垂れた水の他に、異物やごみなどが空気清浄機の排出口から入り込むおそれが高く、回路基板などに不具合を起こしてしまう。
そこで、本実施の形態は、加湿即効性に優れ、さらに空気清浄機能も維持することができる加湿空気清浄機を提供することを目的とする。
本実施の形態の一態様によれば、吸込口と排出口とが設けられた本体ケースと、前記本体ケース内に、空気清浄機構と、加湿機構とを備え、前記空気清浄機構は、前記吸込口より前記本体ケース内に吸込んだ空気を浄化するフィルターと、前記フィルターにて浄化された空気を前記排出口より前記本体ケース外に排出させる送風手段とを有し、前記加湿機構は、水を貯留する水タンクと、前記水タンクから給水される水を受ける水受けトレイと、前記水受けトレイ内の水を加熱する加熱手段とを有し、前記加湿機構の蒸気を放出する蒸気口を、前記空気清浄機構の排出口とは別に備える加湿空気清浄機が提供される。
また、本実施の形態の他の一態様によれば、吸込口と排出口とが設けられた本体ケースと、前記本体ケース内に、空気清浄機構と、加湿機構とを備え、前記空気清浄機構は、前記吸込口より前記本体ケース内に吸込んだ空気を浄化するフィルターと、前記フィルターにて浄化された空気を前記排出口より前記本体ケース外に排出させる送風手段とを有し、前記加湿機構は、水を貯留する水タンクと、前記水タンクから給水される水を受ける水受けトレイと、前記水受けトレイ内の水を加熱する加熱手段とを有し、前記空気清浄機構の風路と前記加湿機構の風路とが別に設けられている加湿空気清浄機が提供される。
本実施の形態によれば、加湿即効性に優れ、さらに空気清浄機能も維持することができる加湿空気清浄機を提供することができる。
第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機の正面側斜視図。 第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機の背面側斜視図。 第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機の分解斜視図。 図3に示される加湿機構の分解斜視図。 図4に示されるタンクキャップの説明図。 図4に示される安全カバーの斜視図。 図3に示される加湿機構の付近の断面図(通常使用時)。 図3に示される加湿機構の付近の断面図(転倒時)。 第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機の無加湿空気と加湿空気の流れを示す断面図。 図9に示される無加湿空気の排出方向と加湿空気の放出方向を示す外観図。 第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の正面側斜視図。 第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の背面側斜視図。 第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の分解斜視図。 第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の操作部の説明図。 第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の汚れ検知用風路の拡大断面図。 第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の空気導入口付近の正面側拡大斜視図。 第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機のケーシングの背面側斜視図。 図17に示されるケーシングから汚れ検知センサーとセンサーケーシングとを取り外した状態を示す背面側拡大斜視図。 図17に示される汚れ検知センサー及びセンサーケーシングの拡大図。 図17に示される汚れ検知センサーの原理を説明するための概念図。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施の形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
≪第1の実施の形態≫
[外観]
図1及び図2は、第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機の斜視図である。図1は、前方(正面側)から見た場合を示し、図2は、後方(背面側)から見た場合を示している。
図1及び図2に示すように、略直方体の本体ケース3を備え、本体ケース3の上方に加湿機構2を、本体ケース3の下方に空気清浄機構1を配置している。本体ケース3の天面3Bには、加湿機構2の蒸気を放出する蒸気口5が設けられている。本体ケース3の側面3Cには、外気を吸い込むための吸込口4Aが設けられ、本体ケース3の背面3Dには、空気清浄機構1により浄化された空気を排出する排出口4Bが設けられている。
使用者は、本体ケース3の正面3Aの上方に設けられた操作部6を操作することにより、空気清浄機構1及び加湿機構2を動作させることができる。加湿空気清浄機が使用者側(正面側)に転倒することを防ぐため、設置面側において、やや前方に突き出した形状の脚部7を備えている。また、本体ケース3の天面3Bと背面3Dの上部の凹面8とで把持部9を構成している。本体ケース3は、底面積がA4サイズ程度の大きさであるため、把持部9を握って容易に持ち運ぶことができる。
[基本構成]
図3は、第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機の分解斜視図である。この図に示すように、フロントパネル11とケーシング15とリアパネル17とで本体ケース3を構成し、本体ケース3に内部機構が収容される構造になっている。
具体的には、フロントパネル11とケーシング15との間には、プレフィルター12、集塵フィルター13、脱臭フィルター14が収容される。プレフィルター12は、吸込口4Aから吸い込まれた空気が最初に通過するフィルターであり、空気に含まれる比較的大きなホコリを捕集する。集塵フィルター13は、プレフィルター12を通過した空気が次に通過するHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルター等であり、空気に含まれるPM2.5などの微小粒子物質を捕集する。脱臭フィルター14は、集塵フィルター13を通過した空気が通過する活性炭フィルター等であり、プレフィルター12や集塵フィルター13では捕集することができない化学物質、例えば悪臭のようなものを捕集する。ここでは、外気がプレフィルター12、集塵フィルター13、脱臭フィルター14の順に通過する場合を例示しているが、プレフィルター12、脱臭フィルター14、集塵フィルター13の順に通過してもよい。
一方、ケーシング15とリアパネル17との間にはシロッコファン16(送風手段)が収容される。シロッコファン16は、吸込口4Aより外気を吸い込んで排出口4Bより排出するための気流を発生させる多翼送風手段である。ここではシロッコファンを用いているが、他の種類のファンを用いてもよい。シロッコファン16を駆動するモータMは、ACモータ、DCモータのどちらでもよい。
更に、ケーシング15とリアパネル17との間には、上方に開口した凹部2Aが形成され、この凹部2Aに加湿機構2が配置される。図3を見ても分かるように、加湿機構2は、空気清浄機構1が有するシロッコファン16よりも上方に配置される。加湿機構2は、水を貯留する水タンク26と、水タンク26から給水される水を用いて加湿する加湿本体20とに大別することができる。なお、加湿ケース20Aは、ケーシング15とリアパネル17とを接続するために用いられる。加湿方式としては、加湿に対する即効性の観点から加熱式または超音波式を用いるのが望ましい。
使用者が操作部6を用いて加湿機構2を動作させると、加湿機構2の加湿手段、具体的には、水中に浸漬されるPTCヒーターやニクロム線水中ヒーター等の加熱手段により水を加熱し、その蒸気を本体ケース3の天面3Bに設けられた蒸気口5より放出する。また、操作部6を用いて空気清浄機構1を動作させると、本体ケース3の側面3Cに設けられた吸込口4Aより外気を吸い込み、吸い込んだ外気をプレフィルター12、集塵フィルター13、脱臭フィルター14にて浄化し、浄化した空気を本体ケース3の背面3Dに設けられた排出口4Bより排出する。ここでは図示していないが、操作部6の操作内容に基づいて各種制御を行う回路基板を備え、一般的な空気清浄機や加湿器が備える各種機能を実現可能となっている。
[加湿機構]
図4は、図3に示される加湿機構2の分解斜視図である。図4に示すように、加湿機構2は、本体ケース3の上部の凹部2Aに収容される。そこで、加湿機構2の各部材を分解可能とし、スケールを捨てやすい工夫と、水を少なくする工夫を取り込んでいる。
加湿機構2の各部材を元の位置に組み立てる場合は、まず、加湿ケース20Aの凹部20Bにカップ21を取り付け、カップ21に加湿トレイ22を取り付け、加湿トレイ22に安全カバー23を取り付ける。更に、安全カバー23に加湿筒24を被せると、加湿筒24の爪240は加湿トレイ22の上面に位置するようになる。最後に、加湿筒24の上端に蒸気口キャップ25を取り付ける。
水タンク26は、水を貯留するタンクである。透明又は半透明のタンク本体261の底面262に水出口が形成され、タンクキャップ263で閉じられる。水タンク26を安全カバー23のキャップ受け部231に設置すると、タンクキャップ263内の弁が開いて水タンク26から安全カバー23のキャップ受け部231に水が落下する。安全カバー23内の水が一定の水位に達すると、水タンク26から水が落下しない構造になっている。
安全カバー23は、水タンク26から給水される水を受ける水受けトレイである。安全カバー23の構造については後に詳しく説明する。
加湿トレイ22は、安全カバー23の下方に配置され、安全カバー23から流れ出た水を受ける水受けトレイである。加湿トレイ22は、水タンク26を受けるタンク受け部222と、安全カバー23を受けるカバー受け部221とを有する。タンク受け部222の底は、カバー受け部221との連結部から遠ざかるに従って上向くように緩やかな角度で傾斜している。そのため、水タンク26に水を補給する場合等に水タンク26の外表面に付着している水がタンク受け部222に垂れても、その水はカバー受け部221に流れるようになっている。
カップ21は、加湿トレイ22のカバー受け部221の下方に配置され、カバー受け部221から流れ出た水を受ける水受けトレイである。カップ21の底は完全に塞がれているため、カップ21より下方に水は流れない。
加湿筒24は、蒸気風路を形成する筒状の部材である。加湿筒24には、空気清浄機構1から浄化された空気を取り込む取り込み窓243(図7参照)が形成されている。
蒸気口キャップ25は、加湿筒24の上端に取り付けられるキャップである。加湿筒24からの蒸気を蒸気口5より前面斜め上方向に放出する。
[タンクキャップ]
図5は、図4に示されるタンクキャップ263の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。図5に示すように、タンクキャップ263は、略円筒状のキャップである。キャップ壁部263Aの内側に水出口263Bが形成されている。水タンク26を安全カバー23に設置すると、ピン263Eがゴム栓263Cを押し上げ、水出口263Bが開き、水タンク26から水が落下する。このとき、バネ263Fによりピン263Eを押し下げる力が働いているため、水タンク26を持ち上げると、ピン263Eが元の位置まで下がり、水出口263Bが閉じられる。
キャップ壁部263Aの周方向の一部には、鉛直方向に切欠き263Dが形成されている。この切欠き263Dは、水タンク26における唯一の空気の入口である。そのため、安全カバー23内の水位が切欠き263Dまで上がると、水出口263Bが開いていても空気の入口がないため水タンク26から水が落下しない。安全カバー23内の水位が切欠き263Dより下がると、切欠き263Dから空気が入るため水タンク26から水が落下する。
[安全カバー]
図6は、図4に示される安全カバー23の斜視図であり、(a)は上側から見た状態、(b)は下側から見た状態を示している。この図に示すように、安全カバー23は、キャップ受け部231と、接続部232と、ヒーター部233とを有する。以下に説明するように、水タンク26から給水される水を少なくする構造になっている。
すなわち、キャップ受け部231は、タンクキャップ263よりも僅かに大きな内径の開口231Aを有するカップである。キャップ受け部231の底の中心部には、タンクキャップ263内の弁を解除するための突起231D(図7参照)が形成されている。キャップ受け部231の底の縁部には、水の通り道234(図6中の点線)となる貫通孔231B,231Cが形成されている。
また、接続部232は、キャップ受け部231とヒーター部233とを接続する部材である。接続部232の下端には、水の通り道234となる切欠き232A,232B,232Cが形成されている。キャップ受け部231の貫通孔231B,231Cから流れ出た水は、接続部232の切欠き232A,232B,232Cを通じてヒーター部233にスムーズに流れ込むようになっている。
また、ヒーター部233は、PTCヒーター等により水を加熱する部分であり、筒状部材233Aと仕切り板233Bとを有する。ヒーター部233の貯水容量を少なくすることで水の昇温速度を高め、蒸気の発生効率を良くしている。筒状部材233Aは、上方にいくに従って細くなり、上端の開口233Cを囲うように仕切り板233Bが取り付けられている。筒状部材233Aの外径は加湿筒24の内径より小さく、筒状部材233Aの一部が加湿筒24に内包される(図7参照)。
なお、筒状部材233Aの下端233Dには、カップ21側に通じる切欠き233Eが形成されていてもよい。これにより、切欠き233Eを通じてヒーター部233の水をカップ21に流し込むことができる。
[加湿機構の水位]
図7は、図3に示される加湿機構2の付近の断面図であり、通常使用時(正常時)における加湿機構2の水位を示している。図7に示すように、キャップ受け部231の底の中心部には突起231Dが形成されている。水タンク26のタンクキャップ263をキャップ受け部231に設置すると、突起231Dがピン263Eを押し上げ、ピン263Eがゴム栓263Cを押し上げ、水出口263Bが開き、水タンク26から水が落下する。水タンク26からキャップ受け部231に落下した水Wは、安全カバー23と加湿トレイ22との間の小さな水の通り道234(貫通孔231B,231C〜切欠き232A,232B,232C)を通じてヒーター部233に流れ込むため、最終的には、キャップ受け部231の水位とヒーター部233の水位は同じになる。例えば、通常使用時における加湿機構2の水位は80ml程度である。この水位は、ヒーターHの上端が水没する程度の水位となるように、タンクキャップ263の切欠き263Dの高さ位置が調整されている。
なお、加湿トレイ22のカバー受け部221のキャップ受け部231に対応する部分の底には、貫通孔221A(図7参照)を設けている。この孔は、加湿トレイ22を装着する際に装着しやすくするための空気孔として、また加湿トレイ22を脱着する際に残った水の抜き孔として機能する。なお、加湿トレイ22のカバー受け部221は、下方に開口した空間221Bを有するが、この空間221Bには空気が溜まっているため、水は殆ど侵入しない。
カップ21に形成された開口212からパッキンPを介してヒーターHが突き出し、ヒーター部233内の水Wに浸漬されている。使用者が操作部6の加湿ボタンを押すと、ヒーターHによりヒーター部233の水Wが加熱され、出てきた蒸気が加湿筒24を通じて真直ぐに上昇し、蒸気口キャップ25の蒸気口5より放出される。
このようにヒーター部233の水Wが加熱されると、ヒーター部233の水位が下がり、キャップ受け部231の水位も下がる。これにより、タンクキャップ263の切欠き263Dと水面とにギャップができるため、水タンク26からキャップ受け部231に水が落下するが、上述したように切欠き263Dまでしか水位は上がらない。これを繰り返し、一定の水位で水が供給されていくようになっている。
[熱湯こぼれ対策]
図8は、図3に示される加湿機構2の付近の断面図であり、転倒時における加湿機構2の水位を示している。既に説明したように、加湿空気清浄機の脚部7をやや前方に突き出した形状とし、後方に転倒しやすい構造を採用している。また、後方に転倒したときでも、ヒーター部233の水(熱湯)Wが外部に飛び出さないように、蒸気風路の途中において水Wを封じ込める構造を採用している。
具体的には、図8に示すように、加湿空気清浄機が後方に転倒したとき、まずは筒状部材233Aの水Wを仕切り板233Bでせき止める。加湿機構2の水Wの量は、安全カバー23とタンクキャップ263により予め規制され、例えば、転倒時における加湿機構2の水位は最大120ml程度にしている。仮に、水Wが仕切り板233Bを乗り越えてしまった場合でも、仕切り板233Bと加湿筒24との間の隙間40に封じ込めることができる。この隙間40は、筒状部材233Aの外面と加湿筒24の内面とで形成される袋状の空間である。更に、転倒時の勢いで加湿筒24の開口241に水Wが入り込んでしまっても、この開口241よりも高い位置に蒸気口キャップ25の蒸気口5を形成しているため、蒸気口5から水Wが飛び出さないようになっている。
[蒸気口火傷対策]
図9は、第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機の内部における無加湿空気31と加湿空気32の流れを示す断面図である。加湿機構2の蒸気(加湿空気32)は、約80℃〜90℃程度になる。そこで、空気清浄機構1により浄化された空気(無加湿空気31)の一部をガイド部171により加湿筒24側へ導き、加湿筒24の取り込み窓243(図7参照)から取り込んで加湿機構2の加湿空気32に混合するようにしている。これにより、蒸気口5より放出される加湿空気32の放出温度を低減することができる。
図10は、図9に示される無加湿空気31の排出方向と加湿空気32の放出方向を示す外観図である。図10に示すように、空気清浄機構1により浄化された無加湿空気31は、本体ケース3の背面3Dに設けられた排出口4Bより斜め上方に排出される。排出口4Bは、背面3Dの窪み8Aに配置され、窪み8Aの上部172を斜め上方に傾斜させている。このような排出口4Bは、本体ケース3の背面3Dでなく本体ケース3の側面3Cに設けてもよい。一方、加湿機構2の加湿空気32は、蒸気口5より前面斜め上方向に放出される。上述した通り、加湿空気32には無加湿空気31が混合されているため、適度な温度で使用者側に蒸気を放出することができる。
[スケール清掃]
ところで、加湿機構2の使用にともない、水の中に含まれるミネラル分などが濃縮されてヒーターHにスケール(白い残留物)が付着する。スケールが固まると、加湿量が低下したり、ヒーターHの温度が上がり過ぎて安全装置が働いてしまうなどの原因になる。そこで、使用者は、操作部6のヒーターお手入れランプが点灯したら、クエン酸等を用いてスケール清掃を行う。スケール清掃を使用者に知らせるタイミングは、ヒーターHの温度上昇の傾き、ヒーターHの稼働累積時間、ヒーターHの電力などに基づいて判定することができる。もちろん、ヒーターお手入れランプが点灯していなくてもスケール清掃を行うことは可能である。
以下、図4を参照しながら、スケール清掃の手順について説明する。まず、操作部6の加湿ボタンで加湿を停止し、水タンク26、蒸気口キャップ25、加湿筒24、安全カバー23を外す。次いで、カップ21、加湿トレイ22が取り付けられた状態で、加湿トレイ22のカバー受け部221に例えば5gのクエン酸を投入する。次いで、安全カバー23、加湿筒24、蒸気口キャップ25の順で元に戻す。次いで、水タンク26に給水して取り付け、操作部6の洗浄ボタンB1を押す。洗浄ボタンB1を押してから約2時間後に自動で停止するようになっている。その後、水タンク26、蒸気口キャップ25、加湿筒24、安全カバー23、加湿トレイ22、カップ21を取り外す。このとき、安全カバー23等に入っていた水は、すべてカップ21の底211に流れ込むことになる。そこで、カップ21の底211に残っている水を捨て、本体ケース3に残った水を拭き取る。次いで、蒸気口キャップ25、加湿筒24、安全カバー23、加湿トレイ22、カップ21をスポンジなどで洗う。貫通孔231B,221Aを通じてカップ21にまで洗浄液が流れ込むようになっているため、排水回数が1回でよく、洗浄操作も容易である。最後に、元どおりに組み立てる。
以上のように、第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機は、吸込口4Aと排出口4Bとが設けられた本体ケース3と、本体ケース3内に設けられる空気清浄機構1と、本体ケース3内に設けられる加湿機構2とを備え、空気清浄機構1は、吸込口4Aより本体ケース3内に吸込んだ空気を浄化するフィルター(プレフィルター12、集塵フィルター13、脱臭フィルター14)と、フィルターにて浄化された空気を排出口4Bより本体ケース3外に排出させるシロッコファン16とを有し、加湿機構2は、水を貯留する水タンク26と、水タンク26から給水される水を受ける水受けトレイ(安全カバー23、加湿トレイ22、カップ21)と、水受けトレイ内の水を用いて加湿空気を生成する加湿手段とを有し、加湿機構2は、空気清浄機構1が有するシロッコファン16よりも上方に配置される。これにより、加湿即効性に優れ、さらに空気清浄機能も維持することができる加湿空気清浄機を提供することが可能となる。
すなわち、本体ケース3の上方に加熱式や超音波式の加湿機構2を配置し、本体ケース3の下方に空気清浄機構1を配置することができるため、余計な蒸気風路は必要なく、設計上も簡単である。また、構造的に水タンク26の装脱着が容易となり、水補給のタイミングも分かりやすくなる。もちろん、加熱式や超音波式の加湿機構2は、気化式に比べ、加湿機能を即時に発揮することができる効果もある。
また、排出口4Bは、本体ケース3の天面3Bを除く面に設けられてもよい。すなわち、本体ケース3の上方に加湿機構2を配置し、本体ケース3の下方に空気清浄機構1を配置した場合において、空気清浄機構1の排出口4Bを本体ケース3の天面3Bに設けると、水タンク26の装脱着の際、水タンク26から垂れた水の他に、異物やごみなどが空気清浄機構1の排出口4Bから入り込むおそれが高く、回路基板などに不具合を起こしてしまう。そこで、本体ケース3の天面3Bを除く面に排出口4Bを設ければ、本体ケース3の天面3Bから水などの侵入を防止することができる。
また、フィルターにて浄化された空気は、本体ケース3の背面3Dまたは側面3Cより斜め上方に排出されてもよい。すなわち、実使用上、加湿空気清浄機は部屋の隅に置かれることが多い。そのため、排出空気が壁面に沿うような循環流が得られれば、部屋全体の空気を均質化するための時間を短縮することが可能である。
また、本体ケース3の天面3Bと背面3Dの上部の凹面8とで把持部9を構成してもよい。これにより、本体ケース3の3面で把持部9を構成できるため、新たな把持部9を設ける必要がない。
また、加湿手段は、水受けトレイ内に浸漬される加熱手段(ヒーターH)であってもよい。このような加熱式の加湿機構2は、超音波式に比べ高い殺菌性を有し、衛生面で優れている。
また、水タンク26は、本体ケース3の上部に形成した凹部2Aに配置されてもよい。これにより、水タンク26を安定して保持でき、水残量も把握しやすい。また、出し入れ操作時に使用者が腰をかがめる必要がない。
また、加湿機構2の加湿空気32は、前面斜め上方向に放出されてもよい。これにより、加湿空気32の放出方向が手前側になるため、使用者が蒸気をより感じやすくなる。
なお、上述した第1の実施の形態では、ヒーターHを用いて水を加熱する加熱方式を例示したが、水受けトレイ内の水を用いて加湿空気32を生成するものであればよい。例えば、ヒーターHを超音波振動子に置き換え、超音波振動子を振動させて加湿動作させてもよいし、超音波振動子とヒーターHとを併用してもよい。
もちろん、第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機は、一般的な加湿器や空気清浄機が備える種々の機能を備えてもよい。例えば、空気清浄機構1は、空気の汚れ具合を検知する検知部や、浄化された空気にイオンを放出するイオン発生器等を有してもよい。
≪第2の実施の形態≫
第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機は、空気清浄機構1と加湿機構2の自動運転が可能である。以下、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の構成を第1の実施の形態と異なる点のみ説明する。以下の説明でも、第1の実施の形態と同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
[外観]
図11は、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の正面側斜視図であり、図12は、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の背面側斜視図である。
第1の実施の形態と異なる点は、まず、本体ケース3の正面3Aの上方にスリット状の切り欠き11Aが複数形成されている点である。この切り欠き11Aは、吸込口4Aとは異なる空気導入口50(図13参照)に外気を取り込むための縦長の貫通孔である。
また、第1の実施の形態と比べて大型になり、空気清浄能力及び加湿量が向上している。例えば、空気清浄能力についての適用畳数は、第1の実施の形態では10畳であるのに対して、第2の実施の形態では18畳である。加湿量についての適用畳数は、第1の実施の形態では8畳であるのに対して、第2の実施の形態では10畳である。全体的な形状という点では、第2の実施の形態の方が第1の実施の形態に比べてやや縦長になっている。
更に、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機は、自動運転モードで動作させることが可能である。そのため、操作部6の構成にも違いがある(後述する)。
[基本構成]
図13は、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の分解斜視図である。図13に示すように、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の基本構成は、第1の実施の形態(図3)と同様、フロントパネル11とケーシング15とリアパネル17とで本体ケース3を構成し、本体ケース3に内部機構が収容される構造になっている。
具体的には、フロントパネル11とケーシング15との間には、プレフィルター12、脱臭フィルター14、集塵フィルター13が収容される。集塵フィルター13の前に脱臭フィルター14を配置することで、集塵フィルター13に臭いが付きにくくなる利点がある。また、ケーシング15の裏側には、シロッコファン16(送風手段)とそれを駆動するモータMが収容される。
更に、第1の実施の形態と同様、ケーシング15とリアパネル17との間には、上方に開口した凹部2Aが形成され、この凹部2Aに加湿機構2が配置される。加湿機構2は、空気清浄機構1が有するシロッコファン16よりも上方に配置され、加湿ケース20Aと、カップ21と、加湿トレイ22と、安全カバー23と、加湿筒24と、蒸気口キャップ25と、水タンク26とを備えている。加湿機構2の構成は、第1の実施の形態と同様である。もちろん、加湿方式として加熱式または超音波式を採用している点も第1の実施の形態と同様である。
ここで、第2の実施の形態では、図13に示すように、フロントパネル11の上方にスリット状の切り欠き11Aが形成されている。また、ケーシング15には、切り欠き11Aと対向する位置に空気導入口50が形成されている。更に、空気導入口50の後方に汚れ検知センサー70(図13参照)が配置され、センサーケーシング80によりケーシング15に取り付けられている。
操作部6の後方には、操作部6の操作内容に基づいて各種制御を行う制御部(回路基板)90が取り付けられる。例えば、制御部90は、電源のON/OFF、シロッコファン16の回転数、ヒーターHの熱量、操作部6の表示内容などを制御する。
使用者が操作部6を用いて加湿機構2を動作させると、加湿機構2の加湿手段、具体的には、水中に浸漬されるPTCヒーターやニクロム線水中ヒーター等の加熱手段により水を加熱し、その蒸気を本体ケース3の天面3Bに設けられた蒸気口5より放出する。また、操作部6を用いて空気清浄機構1を動作させると、本体ケース3の側面3Cに設けられた吸込口4Aより外気を吸い込み、吸い込んだ外気をプレフィルター12、脱臭フィルター14、集塵フィルター13にて浄化し、浄化した空気を本体ケース3の背面3Dに設けられた排出口4Bより排出する。このようなメインの吸気ルートとは別ルートで空気導入口50からも空気を導入し、空気清浄機構1を自動運転モードで動作させている場合には、空気導入口50から導入した空気に含まれるホコリ、煙草の煙、PM2.5等を光学式の汚れ検知センサー70で検知するようになっている。
[操作部]
図14は、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の操作部6の説明図である。この図に示すように、操作部6は、湿度表示部6Aと、洗浄ボタン6Bと、加湿切タイマーボタン6Cと、加湿(切/入)ボタン6Dと、風量切替ボタン6Eと、電源(切/入)ボタン6Fと、ホコリインジケータ6Gとを備えている。
湿度表示部6Aは、湿度検知センサー110(図17参照)にて検知された現在の湿度を表示する。洗浄ボタン6Bは、スケール清掃を開始するためのボタンである。加湿切タイマーボタン6Cは、加湿機構2の切タイマーを設定するためのボタンである。加湿(切/入)ボタン6Dは、加湿機構2の加湿量の強弱設定を切り替えるためのボタンであって、押下される度に、加湿機構2の加湿量の強弱設定を自動運転モード→うるおいモード→オフの順に切り替える。風量切替ボタン6Eは、空気清浄機構1の風量の強弱設定を切り替えるためのボタンであって、押下される度に、空気清浄機構1の風量の強弱設定を静音→標準→強→自動運転モードの順に切り替える。電源(切/入)ボタン6Fは、電源の切/入を設定するためのボタンである。
ホコリインジケータ6Gは、汚れ検知センサー70にて検知された空気の汚れ具合を表示する。例えば、空気がきれいである場合は青色に発光し、汚れている場合は赤色に発光するようにしてもよい。これにより、室内の汚れ具合を容易に確認できる。
このように、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機によれば、空気清浄機構1と加湿機構2の自動運転が可能である。空気清浄機構1を自動運転モードで動作させている場合、汚れ検知センサー70にて検知された室内空気の汚れ具合に応じて、シロッコファン16の回転数を制御し、風量をコントロールする。一方、加湿機構2を自動運転モードで動作させている場合、湿度検知センサー110にて検知された室内湿度に応じて、ヒーターHの熱量を制御し、スチームの吹き出し量をコントロールする。
これにより、空気清浄機構1の風量の増減とは関係なく加湿でき、空気清浄機構1と加湿機構2のそれぞれの性能を最大限に発揮できる。第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機によれば、例えば、空気清浄8畳当たりの清浄時間は15分程度であり、加湿量は350mL/h程度である。すなわち、第1の実施の形態に比べて適用畳数がアップし、広い部屋の空気清浄及び加湿が可能である。
[汚れ検知用風路]
図15は、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の汚れ検知用風路100の縦断面図であり、要部を拡大して示したものである。図15に示すように、空気導入口50から導入した空気100Aを汚れ検知センサー70を経由して空気清浄機構1まで誘導する汚れ検知用風路100を備えている。
具体的には、空気導入口50から後方に細長筒部61が延設され、細長筒部61を囲うようにケーシング15からセンサー導入部60が延設されている。細長筒部61の出口61Bは、センサー導入部60の内部空間に開口している。汚れ検知センサー70の貫通孔71の出口71Bは、センサーケーシング80の入口80Aに連結されている。センサーケーシング80の出口80Bは、シロッコファン16手前の空間16Aに連結されている。
シロッコファン16を駆動すると、シロッコファン16手前の空間16Aに負圧が発生し、フロントパネル11に形成された切り欠き11Aから空気100Aが取り込まれる。切り欠き11Aから取り込まれた空気100Aは、切り欠き11Aの後方に配置されたスポンジSなどの粗いフィルターを通過し、その際に綿埃などの大きなゴミが除去され、空気導入口50に導入される。空気導入口50に導入された空気100Aは、細長筒部61→貫通孔71→センサーケーシング80の順に誘導される。センサーケーシング80まで誘導された空気100Aは、シロッコファン16手前の空間16Aに取り込まれ、この空間16Aにおいて、プレフィルター12、脱臭フィルター14、集塵フィルター13にて浄化された空気と混合される。
図16は、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機の空気導入口50付近の正面側斜視図である。ここでは、図11に示される加湿空気清浄機からフロントパネル11を取り外した状態を示している。図16に示すように、切り欠き11Aに対向する位置に略直方体形状の凹部51を形成し、この凹部51の奥に空気導入口50を形成している。空気導入口50は、吸込口4Aとは異なる小径吸入孔であり、細長筒部61の入口61Aでもある。空気導入口50の手前にスポンジSを配置し、綿埃などの大きなゴミを除去するようにしている。また、空気導入口50の少なくとも上部を囲うようにアーチ状の遮光部52を設け、外部からの光を遮るようにしている。更に、空気導入口50を中心として遮光部52から放射状に複数のリブ53を設け、スポンジSが凹部51の奥の面に張り付くことを防止している。
図17は、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機のケーシング15の背面側斜視図である。図17に示すように、ケーシング15の背面にセンサー導入部60が形成されている。また、センサー導入部60の後方に汚れ検知センサー70が配置され、センサーケーシング80によりケーシング15に取り付けられている。正面側の空気導入口50から導入された空気100Aは、センサー導入部60と汚れ検知センサー70を通じて後方側(図17では手前側)に誘導され、後段のセンサーケーシング80で下方に向けて誘導される。
このように、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機は、空気導入口50からセンサーケーシング80の出口80Bまで連通連結された汚れ検知用風路100を備えている。この汚れ検知用風路100は、光が入りにくいようになるべく細く長く形成されているため、光学式の汚れ検知センサー70を用いて精度よく空気の汚れ具合を検知することができる。
[連結構造]
図18は、図17に示されるケーシング15から汚れ検知センサー70とセンサーケーシング80とを取り外した状態を示す背面側斜視図である。図18に示すように、空気導入口50から後方に細長筒部61が延設され、細長筒部61を囲うようにケーシング15からセンサー導入部60が延設されている。
細長筒部61は、汚れ検知センサー70に余分な光が入るのを防止するために、小径かつ細長く形成されている。細長筒部61は、その長さ寸法が、直径(外径)の1.5倍より長くなるように設定されるのが好ましい。より確実に光が入るのを防止するために、細長筒部61を内筒61iと外筒61oの二重構造としてもよい。この場合、内筒61iの外径を貫通孔71の内径よりも僅かに小さくするとともに、外筒61oの外径を貫通孔71の内径よりも僅かに大きくしておくのが望ましい。
センサー導入部60は、後方側(図18では手前側)が開口された略直方体形状の箱体である。このセンサー導入部60の開口の先端位置は、細長筒部61の先端位置より後方に設けられる。
センサー導入部60の左右両側には、汚れ検知センサー70とセンサーケーシング80をケーシング15にネジ止めするためのネジ穴15A,15B,15C,15Dが形成されている。このネジ穴15A,15B,15C,15Dの先端位置を、センサー導入部60の開口の先端位置と合せておくのが望ましい。このようにすれば、センサー導入部60の開口先端とを汚れ検知センサー70の前面に押し当てた(当接した)状態で、しっかりとネジ止めすることができる。
ケーシング15の上部には、センサーケーシング80の出口80Bを接続するための接続口15Eが形成されている。この接続口15Eを介して汚れ検知用風路100をシロッコファン16手前の空間16Aに接続することができる。
図19は、図17に示される汚れ検知センサー70及びセンサーケーシング80の拡大図である。図19に示すように、汚れ検知センサー70は、略直方体形状の光学式センサーであって、中央部に貫通孔71が形成され、左右側面部にネジ挿通孔72A,72Dが形成されている。貫通孔71は、細長筒部61と略同一形状の小径孔である。また、センサーケーシング80は、汚れ検知センサー70のケーシングであって、汚れ検知センサー70の貫通孔71よりも大きな流路面積を持つ側面視L字型のパイプ体である。センサーケーシング80の前面には、汚れ検知センサー70を左右両側から保持する保持アーム81,82が前方向に延設され、保持アーム81,82の先端にネジ挿通孔81C,82Bが形成されている。
センサーケーシング80の保持アーム81,82の間に汚れ検知センサー70を挟み込むと、保持アーム81,82側のネジ挿通孔81C,82Bと汚れ検知センサー70側のネジ挿通孔72A,72Dとが前後方向でほぼ同じ位置にくる。この状態でネジ挿通孔72A,82B,72D,81Cをそれぞれネジ穴15A,15B,15C,15Dに位置合わせしてネジ止めする。これにより、ケーシング15に汚れ検知センサー70とセンサーケーシング80を強固に取り付け、空気導入口50からセンサーケーシング80の出口80Bまで連通連結させることができる。
[汚れ検知センサー]
図20は、図17に示される汚れ検知センサー70の原理を説明するための概念図である。この汚れ検知センサー70は光学式センサーであって、図20に示すように、発光素子72と受光素子73とを備えている。発光素子72から射出される光74が貫通孔71を横切って反対側の受光素子73に受光されるようになっている。
貫通孔71の入口71Aから出口71Bに向けて通過する空気100Aには、スポンジSで除去できなかった細かいホコリ(塵埃)75が含まれている。そこで、空気清浄機構1を自動運転モードで動作させている場合、貫通孔71の入口71Aから出口71Bに向けて通過する空気100Aに光74を当てて、この空気100Aに含まれるホコリ75の数を検知するようになっている。なお、汚れ検知センサー70は、ホコリ75の他、煙草の煙やPM2.5等を検知することが可能である。汚れ検知センサー70は、ホコリセンサーと言い換えても良い。
このような汚れ検知センサー70は、ケーシング15の上部(例えば、操作部6の付近)に配置するのが望ましい。操作部6の付近であれば、排出口4Bと逆側(正面側)から室内空気を導入して室内空気の汚れ具合を検知しやすい。また、ケーシング15の下部に配置した場合は、制御部90から遠い位置になることから、電気配線が長くなってノイズを拾うおそれもある。汚れ検知センサー70の貫通孔71は、後方に接続されたセンサーケーシング80より流路面積が小さく設定されているため、汚れ検知センサー70(貫通孔71の入口71Aから出口71Bに向けて)を通過する空気100Aの速度を十分に確保することができ、貫通孔71内でホコリ(塵埃)75が滞留するのを防止でき、確実に空気の汚れを検出することができる。
[湿度検知センサー]
次に、湿度検知センサー110について説明する。湿度検知センサー110は、湿度を検知するセンサーであって、図17に示すように、ケーシング15の上部(例えば、吸込口4Aや排出口4Bの付近)に配置するのが望ましい。吸込口4Aや排出口4Bの付近であれば、本体ケース3の外気の湿度を検知しやすい。また、ケーシング15の下部に配置した場合は、制御部90から遠い位置になることから、電気配線が長くなってノイズを拾うおそれもある。このような湿度検知センサー110は、湿度だけでなく温度も検知する温湿度検知センサーであってもよい。
[制御部]
既に説明したように、制御部90は、電源のON/OFF、シロッコファン16(送風手段)の回転数、ヒーターH(加熱手段)の熱量、操作部6の表示内容などを制御する。以下、自動運転モードにおける制御部90の制御内容について更に詳しく説明する。
まず、制御部90は、空気清浄機構1を自動運転モードで動作させている場合、汚れ検知センサー70の検知結果に基づいてシロッコファン16の回転数を制御する。例えば、汚れ検知センサー70にて検知された空気100Aの汚れ具合が所定の閾値を下回ると、シロッコファン16の回転数を下げ、空気清浄機構1の風量を弱くする。逆に、汚れ検知センサー70にて検知された空気100Aの汚れ具合が所定の閾値を上回ると、シロッコファン16の回転数を上げ、空気清浄機構1の風量を強くする。閾値は特に限定されるものではない。例えば、空気清浄機構1の風量の強弱設定を「静音」「標準」「強」の3段階に設定することができる場合は、それに合わせて2段階の閾値を設けてもよい。
一方、制御部90は、加湿機構2を自動運転モードで動作させている場合、湿度検知センサー110の検知結果に基づいてヒーターHの熱量を制御する。例えば、湿度検知センサー110にて検知された湿度が所定の閾値を下回ると、ヒーターHの熱量を上げ、加湿機構2の加湿量を強くする。逆に、湿度検知センサー110にて検知された湿度が所定の閾値を上回ると、ヒーターHの熱量を下げ、加湿機構2の加湿量を弱くする。もちろん、この場合の閾値も特に限定されるものではない。
このように、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機によれば、空気清浄機構1を自動運転モードで動作させている場合、空気清浄により室内の空気がきれいになると、自動的に送風量が控えめに切り替わる。このような場合でも、空気清浄機構1の風路と加湿機構2の風路とが全く別であるため、空気清浄機構1の送風量の低下によって加湿機構2の加湿量が低下する不具合は生じない。また、加湿方式として加熱式または超音波式を採用しているため、仮に空気清浄機構1の風路と加湿機構2の風路とが繋がっていたとしても、空気清浄機構1の送風量は加湿機構2の加湿量に影響を与えない。
以上のように、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機は、第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機の構成に加え、空気100Aの汚れ具合を検知する汚れ検知センサー70と、汚れ検知センサー70にて検知された空気100Aの汚れ具合に応じてシロッコファン16の風量を制御する制御部90とを備えている。これにより、自動運転モードで動作させている場合でも空気清浄機構1の性能を十分に発揮でき、室内の空気を清浄に保つことができる。そのため、冬場の乾燥を防止でき、感染を予防できる。広い部屋でも十分に空気清浄を行える効果もある。
また、湿度を検知する湿度検知センサー110を備え、湿度検知センサー110にて検知された湿度に応じて加湿手段(ヒーターH)の加湿量を制御してもよい。これにより、自動運転モードで動作させている場合でも空気清浄機構1と加湿機構2の夫々の性能を十分に発揮でき、室内の空気を清浄かつ適度な湿度に保つことができる。そのため、冬場の乾燥を防止でき、感染を予防できる。広い部屋でも十分に加湿でき、かつ空気清浄を行える効果もある。
また、吸込口4Aと異なる空気導入口50から導入した空気100Aを汚れ検知センサー70を経由して空気清浄機構1まで誘導する汚れ検知用風路100を備えていてもよい。これにより、室内の空気を汚れ検知センサー70に確実に誘導することができ、汚れ検知の精度を向上できる。
また、汚れ検知センサー70は、貫通孔71を有し、この貫通孔71に流入する空気100Aに光を当てて該空気100Aに含まれるホコリ75の数を検知する光学式センサーであって、汚れ検知用風路100の空気導入口50と汚れ検知センサー70の貫通孔71を連結する細長筒部61を備えていてもよい。これにより、汚れ検知センサー70に外部から光が入るのを防止して、汚れ検知の精度を向上できる。そのため、空気清浄機構1の自動運転で確実に室内を清浄化できる。
また、汚れ検知用風路100の空気導入口50には、外部からの光を遮る遮光部52が設けられていてもよい。これにより、更に汚れ検知センサー70に外部から光が入るのを防止して、汚れ検知の精度を向上できる。
なお、加湿手段は、水を沸騰させて出てきた蒸気を放出する加熱方式、または超音波によって水を微細な粒子にして放出する超音波方式を採用するのが望ましい。加熱方式または超音波方式は、気化式に比べて加湿に対する即効性に優れている。また、気化式でないため、空気清浄機構1の風量の増減とは関係なく加湿できる。
また、第1の実施の形態では、空気清浄機構1により浄化された空気(無加湿空気31)の一部をガイド部171により加湿筒24側へ導き、加湿筒24の取り込み窓243(図7参照)から取り込んで加湿機構2の加湿空気32に混合することとしているが、これに限定されるものではない。すなわち、蒸気口5より放出される加湿空気32の放出温度がもともと適温である場合は、上記のように加湿空気32に無加湿空気31を混合するための構成は不要である。
更に、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機は、第1の実施の形態に係る加湿空気清浄機の構成を備えることとしているが、これに限定されるものではない。例えば、第2の実施の形態においては、加湿機構2は、空気清浄機構1が有するシロッコファン16よりも上方に配置されていなくてもよい。
具体的には、第2の実施の形態に係る加湿空気清浄機は、吸込口4Aと排出口4Bとが設けられた本体ケース3と、本体ケース3内に設けられる空気清浄機構1と、本体ケース3内に設けられる加湿機構2とを備え、空気清浄機構1は、吸込口4Aより本体ケース3内に吸込んだ空気を浄化するフィルター(プレフィルター12、集塵フィルター13、脱臭フィルター14)と、フィルターにて浄化された空気を排出口4Bより本体ケース3外に排出させるシロッコファン16とを有し、加湿機構2は、水を貯留する水タンク26と、水タンク26から給水される水を受ける水受けトレイ(安全カバー23、加湿トレイ22、カップ21)と、水受けトレイ内の水を用いて加湿空気を生成する加湿手段とを有する加湿空気清浄機であって、空気100Aの汚れ具合を検知する汚れ検知センサー70と、汚れ検知センサー70にて検知された空気100Aの汚れ具合に応じてシロッコファン16の風量を制御する制御部90とを備えていてもよい。このような構成でも、自動運転モードで空気清浄機構1の性能を十分に発揮でき、室内の空気を清浄に保つことができる点は同じである。
[その他の実施の形態]
上記のように、第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施の形態に係る加湿空気清浄機は、加湿即効性に優れ、さらに空気清浄機能も維持することが必要な加湿空気清浄機に利用することができる。
1…空気清浄機構
2…加湿機構
2A…凹部
3…本体ケース
3B…本体ケースの天面
3C…本体ケースの側面
3D…本体ケースの背面
4A…吸込口
4B…排出口
8…凹面
9…把持部
12…プレフィルター
13…集塵フィルター
14…脱臭フィルター
16…シロッコファン(送風手段)
21…カップ(水受けトレイ)
22…加湿トレイ(水受けトレイ)
23…安全カバー(水受けトレイ)
26…水タンク
50…空気導入口
52…遮光部
61…細長筒部
70…汚れ検知センサー
71…貫通孔
75…ホコリ(塵埃)
90…制御部
100…汚れ検知用風路
100A…空気
110…湿度検知センサー
H…ヒーター(加湿手段、加熱手段)

Claims (3)

  1. 吸込口と排出口とが設けられた本体ケースと、
    前記本体ケース内に、空気清浄機構と、加湿機構とを備え、
    前記空気清浄機構は、
    前記吸込口より前記本体ケース内に吸込んだ空気を浄化するフィルターと、
    前記フィルターにて浄化された空気を前記排出口より前記本体ケース外に排出させる送風手段とを有し、
    前記加湿機構は、
    水を貯留する水タンクと、
    前記水タンクから給水される水を受ける水受けトレイと、
    前記水受けトレイ内の水を加熱する加熱手段とを有し、
    前記加湿機構の蒸気を放出する蒸気口を、前記空気清浄機構の排出口とは別に備える加湿空気清浄機。
  2. 吸込口と排出口とが設けられた本体ケースと、
    前記本体ケース内に、空気清浄機構と、加湿機構とを備え、
    前記空気清浄機構は、
    前記吸込口より前記本体ケース内に吸込んだ空気を浄化するフィルターと、
    前記フィルターにて浄化された空気を前記排出口より前記本体ケース外に排出させる送風手段とを有し、
    前記加湿機構は、
    水を貯留する水タンクと、
    前記水タンクから給水される水を受ける水受けトレイと、
    前記水受けトレイ内の水を加熱する加熱手段とを有し、
    前記空気清浄機構の風路と前記加湿機構の風路とが別に設けられている加湿空気清浄機。
  3. 前記水受けトレイは、底が塞がれた着脱自在のカップを有している請求項1又は2記載の加湿空気清浄機。
JP2018127363A 2016-09-07 2018-07-04 加湿空気清浄機 Active JP7205858B2 (ja)

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