JP2018158308A - 洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器洗浄機のメンテナンス性を向上することができる洗浄装置を提供する。【解決手段】洗浄装置1は、容器Mと容器を載せるための台車Cを洗浄する洗浄装置であって、容器Mを搬送方向Xに搬送しながら洗浄して、洗浄済みの容器Mを乾燥する容器洗浄機3と、容器洗浄機3の下部に配置されて、台車Cを搬送方向Xに搬送しながら洗浄して、洗浄済みの台車Cの水切りをする台車洗浄機100を備え、容器洗浄機3は、容器Mを搬送方向Xに搬送する容器搬送手段としての容器搬送コンベア6Cと、容器Mに洗浄液を供給して容器Mを洗浄した後の洗浄液を回収する容器洗浄タンク11,12と、容器Mにすすぎ液を供給する容器すすぎタンク13を有し、容器洗浄タンク11,12と容器すすぎタンク13が、容器搬送手段としての容器搬送コンベア6Cの側部に、配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、容器と台車を洗浄するための洗浄装置に関する。
食品容器と台車を洗浄できる洗浄装置が、特許文献1に開示されている。この洗浄装置は、上段には容器洗浄機を配置し、下段には台車洗浄機を配置している。
上段の容器洗浄機では、食品容器を洗浄するための第1洗浄部と第2洗浄部と、洗浄した食品容器をすすぐためのすすぎ洗浄部が、容器搬送機構の上部において容器搬送方向に沿って並べて配置されている。容器洗浄機の容器乾燥手段は、食品容器の搬送方向についてすすぎ洗浄部の前側に配置されている。また、下段の台車洗浄機は、台車を搬送する台車搬送機構と、搬送される台車を洗浄する台車洗浄手段を備える。台車洗浄手段は、台車を取り出す位置付近に配置され、台車の搬送方向について上段の最も前側に配置されている容器乾燥手段に対応して配置されている。
特開2014−193453号公報
上述した従来の洗浄装置では、次のような問題がある。
上段の容器洗浄機では、第1洗浄部と第2洗浄部とすすぎ洗浄部が、容器搬送機構の上部において、容器搬送方向に沿って並べて配置されている。このため、作業者が、第1洗浄部と第2洗浄部とすすぎ洗浄部を点検整備する作業や、洗浄タンクやすすぎタンクの清掃作業をする際には、容器搬送機構の存在が、点検整備作業や清掃作業の邪魔になって、各作業が容易に行えない。従って、上段の容器洗浄機のメンテナンス性が良くない。
また、下段の台車洗浄機では、台車洗浄手段が、台車を取り出す位置付近に配置されている。このため、台車を台車洗浄手段により洗浄した後に、台車搬送機構が洗浄した台車を搬送させながら常温で洗浄水の水切りを行うための搬送長さを確保することができない。このため、台車の自然乾燥が不十分となり水切りが終わる前に、台車は台車洗浄機の外に搬出されてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、容器洗浄機のメンテナンス性を向上することができる洗浄装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、容器洗浄機のメンテナンス性を向上することができるとともに、洗浄した台車の水切りと自然乾燥を確実に行うことができ、衛生的な運用ができる洗浄装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の洗浄装置は、容器と前記容器を載せるための台車を洗浄する洗浄装置であって、前記容器を搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記容器を乾燥する容器洗浄機と、前記容器洗浄機の下部に配置されて、前記台車を前記搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記台車の水切りをする台車洗浄機と、を備え、前記容器洗浄機は、前記容器を前記搬送方向に搬送する容器搬送手段と、前記容器に洗浄液を供給して前記容器を洗浄した後の前記洗浄液を回収する容器洗浄タンクと、前記容器にすすぎ液を供給する容器すすぎタンクと、を有し、前記容器洗浄タンクと前記容器すすぎタンクが、前記容器搬送手段の側部に、配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の洗浄装置では、容器洗浄機は、容器を搬送方向に搬送する容器搬送手段と、容器に洗浄液を供給して容器を洗浄した後の洗浄液を回収する容器洗浄タンクと、容器にすすぎ液を供給する容器すすぎタンクと、を有し、容器洗浄タンクと容器すすぎタンクが、容器搬送手段の側部に、配置されている。このため、作業者が容器洗浄タンクと容器すすぎタンクとその周囲を点検整備作業する際に、容器搬送手段を避けて行え、容器搬送手段の存在が作業の邪魔にならない。このため、容器洗浄タンクと容器すすぎタンクとその周囲を点検整備作業が容易に行える。従って、容器洗浄機のメンテナンス性を向上することができる。
請求項2に記載の洗浄装置は、前記容器洗浄タンク内の前記洗浄液と、前記容器すすぎタンク内の前記すすぎ液は、それぞれ蒸気により昇温され、前記容器洗浄機は、前記容器洗浄タンク内からの昇温された前記洗浄液を回収する排水タンクを有し、前記台車洗浄機は、前記台車を洗浄するための台車用の洗浄液を溜める台車洗浄タンクを有し、前記排水タンク内を通過する水が前記排水タンク内の前記昇温された前記洗浄液により昇温され、前記昇温された前記水は、前記台車洗浄機において前記台車をすすぐためのすすぎ液として用いられることを特徴とする。
請求項2に記載の洗浄装置では、容器洗浄機側の排水タンク内を通過する水が排水タンク内の昇温された洗浄液により昇温され、昇温された水は、台車洗浄機において台車をすすぐためのすすぎ液として用いられる。このため、容器洗浄機における昇温された洗浄液の排熱を、台車をすすぐためのすすぎ液の昇温に用いることができる。従って、台車は、昇温されたすすぎ液とこのすすぎ液を利用した洗浄液を用いて、効率よく洗浄とすすぎを行うことができる。
請求項3に記載の洗浄装置では、前記台車洗浄機は、洗浄しようとする前記台車を前記搬送方向に搬送する第1台車搬送機構と、前記第1台車搬送機構により搬送された前記台車を洗浄して水切りをする台車洗浄手段と、前記台車洗浄手段により前記洗浄と前記水切り済みの前記台車を前記搬送方向に搬出する第2台車搬送機構と、を備え、前記台車洗浄手段は、前記台車洗浄タンクを有し、前記台車洗浄手段は、前記台車洗浄機において前記台車の前記搬送方向に関して中間の位置に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の洗浄装置では、台車洗浄手段は、第1台車搬送機構と第2台車搬送機構の間に位置され、しかも台車洗浄手段は、台車洗浄タンクを有し、台車洗浄手段は、台車洗浄機における台車の搬送方向に関して中間の位置に配置されている。このため、台車洗浄タンクにおいて水切り済みの台車は、第2台車搬送機構により搬出される間に、搬送により空気に触れることで自然乾燥させることができる。このため、洗浄した台車の水切りと自然乾燥を確実に行うことができ、水切り済みの台車の乾燥効率を上げることができる。また、第2台車搬送機構により搬出された乾燥済みの台車は、直ちに段積みすることができる。
請求項4に記載の洗浄装置は、前記台車洗浄手段では、前記すすぎ液が前記台車洗浄タンク内に前記洗浄液として溜まり、この溜まった前記洗浄液を、前記台車に吹き付けて洗浄し、前記すすぎ液を前記台車に吹き付けてすすぎ、すすぎ済みの前記台車を水切りすることを特徴とする。
請求項4に記載の洗浄装置は、昇温された水を台車のすすぎ液として使用してから、台車の洗浄液として使用することができる。従って、台車洗浄機の台車洗浄手段は、昇温された水を有効に使用して、効率よく台車を洗浄してすすぎ、そして水切りすることができる。
請求項5に記載の洗浄装置は、容器と前記容器を載せるための台車を洗浄する洗浄装置であって、前記容器を搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記容器を乾燥する容器洗浄機と、前記容器洗浄機の下部に配置されて、前記台車を前記搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記台車の水切りをする台車洗浄機と、を備え、前記容器洗浄機は、前記容器を前記搬送方向に搬送する容器搬送手段と、前記容器に洗浄液を供給する容器洗浄タンクと、前記容器にすすぎ液を供給する容器すすぎタンクと、を有し、前記容器洗浄タンクと前記容器すすぎタンクが、前記容器搬送手段の側部に、配置され、前記台車洗浄機は、洗浄しようとする前記台車を前記搬送方向に搬送する第1台車搬送機構と、前記第1台車搬送機構により搬送された前記台車を洗浄して水切りをする台車洗浄手段と、前記台車洗浄手段により前記洗浄と前記水切り済みの前記台車を前記搬送方向に搬出する第2台車搬送機構と、を備え、前記台車洗浄手段は、前記台車洗浄機における前記台車の搬送方向に関して中間の位置に配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の洗浄装置では、容器洗浄機は、容器を搬送方向に搬送する容器搬送手段と、容器に洗浄液を供給して容器を洗浄した後の洗浄液を回収する容器洗浄タンクと、容器にすすぎ液を供給する容器すすぎタンクと、を有し、容器洗浄タンクと容器すすぎタンクが、容器搬送手段の側部に、配置されている。このため、作業者が容器洗浄タンクと容器すすぎタンクとその周囲を点検整備する際に、容器搬送手段を避けて行え、容器搬送手段が作業の邪魔にならないので、容器洗浄タンクと容器すすぎタンクとその周囲を点検整備作業が容易に行える。従って、容器洗浄機のメンテナンス性を向上することができる。
しかも、台車洗浄手段は、台車洗浄機における台車の搬送方向に関して中間の位置に配置されている。このため、台車洗浄タンクにおいて水切り済みの台車は、第2台車搬送機構により搬出される間に、搬送により空気に触れることで自然乾燥させることができる。このため、洗浄した台車の水切りと自然乾燥を確実に行うことができ、衛生的な運用ができ、水切り済みの台車の乾燥効率を上げることができる。また、第2台車搬送機構により搬出された乾燥済みの台車は、直ちに段積みすることができる。
請求項6に記載の洗浄装置は、容器と前記容器を載せるための台車を洗浄する洗浄装置であって、前記容器を搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記容器を乾燥する容器洗浄機と、前記容器洗浄機の下部に配置されて、前記台車を前記搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記台車の水切りをする台車洗浄機と、を備え、前記容器洗浄機は、前記容器を前記搬送方向に搬送する容器搬送手段と、前記容器に洗浄液を供給する容器洗浄タンクと、前記容器にすすぎ液を供給する容器すすぎタンクと、を有し、前記容器洗浄タンクと前記容器すすぎタンクが、前記容器搬送手段の側部に、配置され、前記台車洗浄機は、洗浄しようとする前記台車を前記搬送方向に搬送する第1台車搬送機構と、前記第1台車搬送機構により搬送された前記台車を洗浄して水切りをする台車洗浄手段と、前記台車洗浄手段により前記洗浄と前記水切り済みの前記台車を前記搬送方向に搬出する第2台車搬送機構と、を備え、前記台車洗浄手段は、前記台車洗浄機における前記台車の搬送方向に関して中間の位置よりも、前記台車を前記第1台車搬送機構に投入するための投入口寄りの位置に配置されていることを特徴とする。
請求項6に記載の洗浄装置では、第2台車搬送機構が水切り済みの台車を搬送できる距離が、さらに稼げる。このため、水切り済みの台車は、より長い搬送距離を得た第2台車搬送機構により搬出される間に、搬送により空気により長い時間触れることで自然乾燥させることができる。このため、洗浄した台車の水切りと自然乾燥をより確実に行うことができ、衛生的な運用ができ、水切り済みの台車の乾燥効率をさらに上げることができる。第2台車搬送機構により搬出された乾燥済みの台車は、直ちに段積みすることができる。
本発明によれば、容器洗浄機のメンテナンス性を向上することができる洗浄装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、容器洗浄機のメンテナンス性を向上することができるとともに、洗浄した台車の水切りと自然乾燥を確実に行うことができ、衛生的な運用ができる洗浄装置を提供することにある。
本発明の実施形態の洗浄装置を示し、洗浄装置の容器洗浄機を示しているが、洗浄装置の台車洗浄機の図示を省略している正面図である。 図1の洗浄装置の容器洗浄機と台車洗浄機を示す正面図である。 洗浄装置の平面図である。 図3において矢印Nから見た架台と第1容器洗浄タンクを示す側面図である。 図面の簡単化のために、洗浄装置の容器洗浄機の配管系統を詳しく示し、洗浄装置の台車洗浄機の配管系統を省略して示す図である。 図面の簡単化のために、洗浄装置の容器洗浄機の配管系統を省略して示し、洗浄装置の台車洗浄機の配管系統を詳しく示す図である。 台車Cとこの台車Cの上に複数段積み重ねられた容器Mの例を示す図である。 容器Mの洗浄と乾燥処理と、台車Cの洗浄と水切り処理と自然乾燥を示す洗浄装置の運転フロー図である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1は、本発明の実施形態の洗浄装置を示し、洗浄装置1の容器洗浄機3を示しているが、洗浄装置1の台車洗浄機100の図示を省略している正面図である。図2は、図1の洗浄装置1の容器洗浄機3と台車洗浄機100を示す正面図である。図3は、洗浄装置1の平面図である。
(洗浄装置1の全体構成)
図1から図3に示す洗浄装置1は、図2に示す容器Mと、複数の容器Mを重ねた状態で載せて搬送するための台車Cのいずれか一方を洗浄するか、あるいは両方とも同時並行して洗浄することができる。
容器Mの種類としては、例えばコンビニエンスストア、スーパーマーケット、食品製造工場等で使用される各種の形状やサイズを有する容器を含む。洗浄対象物であるこの容器Mは、例えばプラスチック製の容器であり、例えば上部が開口した四角形の箱型であり、容器Mは、トレイ、パレット、コンテナ等とも呼ばれ、複数の容器Mは積み重ねることができる。台車Cは、例えば複数の容器Mを重ねた状態で載せて搬送するために複数のコロを有する。
図1から図3に示す洗浄装置1は、架台2と、容器洗浄機3と、台車洗浄機100を備えている。容器洗浄機3は、架台2の上段側に配置され、台車洗浄機100は、この容器洗浄機3の下部である架台2の下段側に配置されている。容器Mと台車Cの搬送方向Xは、同一方向であり、図1から図3において、右側から左側に向いた方向である。図1と図2に示す洗浄装置1は、容器Mと台車Cの搬送方向Xに関して前側をFで示し、後側をBで示している。
容器洗浄機3は、容器Mを搬送方向Xに沿って搬送することで、容器Mの洗浄と、洗浄した容器Mの水切りと、熱風による乾燥を行う。台車洗浄機100は、台車Cを搬送方向Xに沿って搬送することで、台車Cの洗浄と、洗浄した台車Cの水切りと、搬送に伴う自然乾燥を行う。
この容器洗浄機3による容器Mの洗浄と洗浄した容器Mの水切りと乾燥作業は、台車洗浄機100による台車Cの洗浄と洗浄した台車Cの水切りと自然乾燥作業と同時に行ったり、あるいは異なる時間に行うことができる。
(洗浄装置1の容器洗浄機3の構成)
まず、図1から図3を参照して、容器洗浄機3を説明する
図1と図2に示すように、容器洗浄機3は、上述したように、洗浄装置1の架台2の上段において、搬送方向Xに沿って後側Bから前側Fにかけて配置されている。このため、容器洗浄機3は、台車洗浄機100の上側において、台車洗浄機100と平行に配置されている。
図1と図3に示すように、容器洗浄機3は、概略的には、容器洗浄手段4と、容器乾燥手段5を備える。容器洗浄手段4と容器乾燥手段5は、搬送方向Xに沿って直列に配置されている。
図1に示すように、容器洗浄手段4の容器洗浄工程は、後側Bから始まって搬送方向Xに沿って設けられており、容器洗浄手段4の容器洗浄工程の長さは、例えば容器洗浄機3の搬送方向Xに関する工程全長の約2/3程度になっている。
また、図1に示すように、容器乾燥手段5の容器乾燥工程は、容器洗浄手段4の容器洗浄工程から前側Fにかけて搬送方向Xに沿って設けられており、例えば容器乾燥手段5の容器乾燥工程の長さは、容器洗浄機3の搬送方向Xに関する工程全長の約1/3程度である。
図1と図3に示すように、容器洗浄手段4は、容器投入テーブル6Aと、容器排出テーブル6Bと、容器搬送手段としての容器搬送コンベア6Cと、第1容器洗浄タンク11と、第2容器洗浄タンク12と、容器すすぎタンク13と、蒸気ヒータ14等を有する。
図1の容器搬送コンベア6Cは、容器投入テーブル6Aから容器排出テーブル6Bまで配置されている。この容器搬送コンベア6Cは、搬送モータ17を駆動することで、図2に示す容器Mを搬送方向Xに沿って搬送する。
図1に示すように、第1容器洗浄タンク11の付近には、第1容器洗浄ポンプ11Aと第1容器洗浄ノズル11Bが配置されている。第2容器洗浄タンク12の付近には、第2容器洗浄ポンプ12Aと第2容器洗浄ノズル12Bが配置されている。第1容器洗浄ノズル11Bは、洗剤を含む温水の洗浄液を、搬送されてくる容器Mに対して噴射して洗浄する。第2容器洗浄ノズル12Bは、温水のみの洗浄液を、搬送されてくる容器Mに対して噴射して洗浄する。
容器すすぎタンク13の付近には、容器すすぎポンプ13Aと容器すすぎノズル13Bが配置されている。容器すすぎノズル13Bは、温水のみのすすぎ液13L(後で説明に用いられる図5を参照)を、搬送されてくる洗浄済みの容器Mに対して噴射して容器Mをすすぐ。
その他に、図1に示すように、第1容器洗浄ポンプ11Aの付近には、排水排熱装置15が配置されている。第1容器洗浄ノズル11Bの付近には、洗剤装置16が配置されており、洗剤装置16内には洗剤16Aが収容されている。この洗剤16Aは、第1容器洗浄タンク11へ供給させて用いる。
図1に示すように、容器乾燥手段5は、蒸気ヒータ14と、容器乾燥ブロア14Aと、容器乾燥ノズル14Bを有している。蒸気ヒータ14の下部には、搬送モータ17と制御部200が配置されている。空気は、蒸気ヒータ14により加熱されて、加熱された空気は、容器乾燥ブロア14Aの駆動により容器乾燥ノズル14Bから、すすぎ済みの容器Mに吹き付けられる。これにより、容器Mは乾燥される。
図4は、図3において矢印Nから見た架台2と第1容器洗浄タンク11を示す側面図である。
図3と図4に示すように、容器洗浄機3の架台2が、搬送方向Xに沿って配置されている。この架台2の搬送方向Xに沿った側部には、側部配置領域部20が設けられている。
図3に示すように、この側部配置領域部20には、第1容器洗浄タンク11と第2容器洗浄タンク12と容器すすぎタンク13等が配置されている。詳細には、この側部配置領域部20には、第1容器洗浄タンク11と第1容器洗浄ポンプ11Aと、第2容器洗浄タンク12と第2容器洗浄ポンプ12Aと、容器すすぎタンク13と容器すすぎポンプ13Aと、排水排熱装置15が、配置されている。
言い換えれば、第1容器洗浄タンク11と第1容器洗浄ポンプ11Aと、第2容器洗浄タンク12と第2容器洗浄ポンプ12Aと、容器すすぎタンク13と容器すすぎポンプ13Aと、排水排熱装置15は、容器搬送コンベア6Cの上部の位置ではなく、搬送方向Xに沿って間隔をおいて直列に、床面Gに置かれた状態で配置されている。
これにより、容器搬送コンベア6Cが後側Bから前側Fまで配置されているにも関わらずに、作業者は、容器洗浄手段4の第1容器洗浄タンク11と第1容器洗浄ポンプ11Aと、第2容器洗浄タンク12と第2容器洗浄ポンプ12Aと、容器すすぎタンク13と容器すすぎポンプ13Aと、排水排熱装置15に対して、それぞれ容易に接近して必要な作業を行うことができる。
このため、作業者は、点検整備作業やタンクの清掃作業をする際に、第1容器洗浄タンク11と第1容器洗浄ポンプ11Aと、第2容器洗浄タンク12と第2容器洗浄ポンプ12Aと、容器すすぎタンク13と容器すすぎポンプ13Aと、排水排熱装置15の点検整備作業やタンク清掃作業等を容易に行うことができる。従って、容器洗浄機3のメンテナンス性を向上することができる。
これに対して、もし、第1容器洗浄タンク11と第1容器洗浄ポンプ11Aと、第2容器洗浄タンク12と第2容器洗浄ポンプ12Aと、容器すすぎタンク13と容器すすぎポンプ13Aと、排水排熱装置15が、容器搬送コンベア6Cの上部の位置に配置されていると、作業者は、それぞれの装置に容易に接近することができず、各装置の点検整備作業やタンク清掃作業等を容易に行うことができない。
(洗浄装置1の台車洗浄機100の構成)
次に、図1から図3を参照して、台車洗浄機100を説明する
図2に示すように、台車洗浄機100は、上述したように、洗浄装置1の架台2の下段において、搬送方向Xに沿って前側Fから後側Bにかけて配置されている。従って、台車洗浄機3は、容器洗浄機3の下側において、容器洗浄機3とは間隔をおいて、容器洗浄機3と平行になるように、配置されている。
図2に示すように、台車洗浄機100は、概略的には、台車洗浄手段101と、第1台車搬送機構としての後側Bの台車搬送機構(第1台車搬送機構)102と、第2台車搬送機構としての前側Fの台車搬送機構(第2台車搬送機構)103を備える。
後側Bの台車搬送機構102は、台車洗浄手段101に対して後側B寄りに配置され、前側Fの台車搬送機構103は、台車洗浄手段101に対して前側F寄りに配置されている。すなわち、台車洗浄手段101は、台車搬送機構102,103の間であって、前側Fと後側Bの中間の位置に配置されている。
後側Bの台車搬送機構102は、台車投入口114から台車洗浄手段101に至るまで、上がって行くようにして傾斜して配置されている。台車搬送機構102は、台車検出センサ110と、台車投入スロープ111と、台車傾斜コンベア112と、搬送モータ113を有する。台車検出センサ110は、例えば作業者が台車投入口114から足で台車Cを押して台車投入スロープ111に投入すると、この台車Cを検出して、図1の制御部200に通知する。
これにより、制御部200が指令をして、台車傾斜コンベア112の搬送モータ113が停止した状態から起動されることで、台車傾斜コンベア112は、台車Cを台車投入口114から台車洗浄手段101へ搬送する。このように、台車Cが投入されるときに搬送モータ113が起動されるようにしているのは、台車Cの投入数は、容器Mの投入数に比べて少ないために、台車Cが投入されないときには、搬送モータ113を停止させて、台車搬送機構102を省エネルギモードにするためである。
また、図2に示すように、前側Fの台車搬送機構103は、台車洗浄手段101から台車排出口115まで下がるようにして傾斜して配置されている。台車搬送機構103は、搬送方向Xについて比較的長い搬送距離Kを確保した台車取出しスロープ116を有する。この台車取出しスロープ116は、台車洗浄手段101において台車Cを洗浄して水切りした後に、台車Cを台車洗浄手段101から比較的長い搬送距離Kを経て、台車排出口115へ排出する。
この際に、水切りした台車Cが比較的長い搬送距離Kを確保した台車取出しスロープ116に沿って、台車Cの自重により搬送される。これにより、その搬送途中で水切り後の台車Cが空気に触れることにより、台車Cの自然乾燥を行うことができる。このため、水切りした台車Cは、搬送中により空気に触れることによる自然乾燥を確実に行いながら、台車排出口115へ導くことができる。
図2に示すように、台車洗浄手段101は、後側Bの台車搬送機構102と前側Fの台車搬送機構103の間に配置されている。台車洗浄手段101は、図1と図2に示すように、容器洗浄機3の第2容器洗浄タンク12と容器すすぎタンク13の配置位置に対応して配置されている。台車洗浄手段101は、架台2の搬送方向Xに関してほぼ中央位置に配置されている。すなわち、台車洗浄手段101は、図1に示す容器洗浄手段4の範囲に対応する領域に入っており、容器乾燥手段5の範囲から外れた位置に配置されている。
図2に示すように、台車洗浄手段101は、台車洗浄タンク119と、台車洗浄ノズル120と、台車すすぎノズル121と、台車洗浄ポンプ122と、台車水切りブロア123と、台車水切りノズル124と、台車搬送モータ125と、搬送コンベア126を有する。
台車洗浄ノズル120と台車すすぎノズル121と台車洗浄ポンプ122は、台車洗浄部を構成しており、台車水切りブロア123と台車水切りノズル124は、台車水切り部を構成している。
後側Bの台車搬送機構102の台車傾斜コンベア112により搬送されてきた台車Cは、台車洗浄タンク119内において、台車傾斜コンベア112から搬送コンベア126に移される。
搬送コンベア112は、台車搬送モータ125の駆動により、台車Cを台車洗浄タンク119内において搬送方向Xに沿って搬送する。台車Cは、搬送されながら、台車洗浄ノズル120からの洗浄液により洗浄処理された後に、台車すすぎノズル121からのすすぎ液によりすすぎ処理される。
すすぎ処理を行った台車Cは、台車水切りブロア123からの水切り用の常温の乾燥風を台車水切りノズル124から吹き付けられる。これにより、台車Cの水切り処理を行う。水切り処理後の台車Cは、搬送コンベア126から台車搬送機構103の台車取出しスロープ116に押し出されることで、台車Cは、傾斜した台車取出しスロープ116に沿って搬送されながら台車排出口115へ排出されるようになっている。
(洗浄装置1の配管系統)
次に、洗浄装置1の配管系統例を、図5と図6を参照して説明する。
図5は、図面の簡単化のために、容器洗浄機3の配管系統を詳しく示し、台車洗浄機100の配管系統を省略して示している。これに対して、図6は、図面の簡単化のために、容器洗浄機3の配管系統を省略して示し、台車洗浄機100の配管系統を詳しく示している。図5と図6では、一点鎖線で示す例えば水道水Wの給水系統WLと、実線で示す蒸気Sの蒸気系統SLを示している。
<容器洗浄機3の配管系統>
まず、図5を参照して、容器洗浄機3の配管系統について詳しく説明する。
給水源WSは、給水系統WLの配管301,302,303を通じて、第1容器洗浄タンク11と、第2容器洗浄タンク12に接続されている。また、給水源WSからの配管304の熱交換部306は、排水排熱装置15の排水タンク15A内に、熱交換用に配置されている。熱交換部306は、配管305を通じてすすぎタンク13と分岐配管600に接続されている。
これにより、水道水Wは、給水源WSから第1容器洗浄タンク11と、第2容器洗浄タンク12に供給される。また、水道水Wは、排水タンク15A内の熱交換部306を通ることで、洗浄機11L(12L)の排熱を利用した熱交換により、例えば10℃から20℃に昇温される。これにより、昇温された水道水Wが、熱交換部306から配管305を通じて容器すすぎタンク13内に供給できる。さらに、昇温された水道水Wが、熱交換部306から配管305と分岐配管600を通じて、台車洗浄機100側に供給できる。
図5に示す排水排熱装置15の前後には、配管304,305内を通過する水道水Wの温度を測定して監視するための温度計15B,15Cが配置されており、温度測定結果は、制御部200に送られる。
一方、蒸気供給源SSの蒸気は、蒸気系統SLの配管401,402,403,404を通じて、第1容器洗浄タンク11と第2容器洗浄タンク12とすすぎタンク13に対して、加熱源として供給される。これにより、第1容器洗浄タンク11と第2容器洗浄タンク12とすすぎタンク13に高温の蒸気を供給することで、第1容器洗浄タンク11内の洗浄液11Lと、第2容器洗浄タンク12内の洗浄液12Lと、すすぎタンク13内のすすぎ液13Lの各温度を、所定の温度にまで上げる。このため、昇温した洗浄液11Lと洗浄液12Lとすすぎ液13Lを用いることで、容器Mの洗浄効率とすすぎ効率を向上できる。
図5に示す第1容器洗浄ノズル11Bは、第1容器洗浄ポンプ11Aに接続されている。第1容器洗浄ポンプ11Aが制御部200の指令により駆動されると、第1容器洗浄タンク11内の洗浄液11Lがストレーナ11Sを介して吸い出されて、第1容器洗浄ノズル11Bから、搬送されている容器Mに対して噴射される。
同様にして、第2容器洗浄ノズル12Bは、第2容器洗浄ポンプ12Aに接続されている。第2容器洗浄ポンプ12Aが制御部200の指令により駆動されると、第2容器洗浄タンク12内の洗浄液12Lがストレーナ12Sを介して吸い出されて、第2容器洗浄ノズル12Bから、搬送されている容器Mに対して噴射される。
そして、容器すすぎノズル13Bは、容器すすぎポンプ13Aに接続されている。容器すすぎポンプ13Aが制御部200の指令により駆動されると、容器すすぎタンク13内のすすぎ液13Lが吸い出されて、容器すすぎノズル13Bから、搬送されている容器Mに対して噴射される。
図5に示すように、第1容器洗浄ノズル11Bの下部には、排水口451が設けられ、第2容器洗浄ノズル12Bの下部には、排水口452が設けられている。容器すすぎノズル13Bの前後には、排水口453,454が設けられている。
排水口451にはストレーナ451Sが配置され、排水口451は第1容器洗浄タンク11の開口部に対応して位置されている。同様にして、排水口452にはストレーナ452Sが配置され、排水口452は第2容器洗浄タンク12の開口部に対応して位置されている。排水口453,454は、配管500を介して、第2容器洗浄タンク12内に接続されている。
第2容器洗浄タンク12と第1容器洗浄タンク11は、排水用の配管501により接続されており、第2容器洗浄タンク12内を溢れた洗浄液12Lは、第1容器洗浄タンク11内に送られる。第1容器洗浄タンク11内を溢れた洗浄液11Lは、配管502を経て排水タンク15A内に排水される。なお、第2容器洗浄タンク12内を溢れた洗浄液12Lは、配管503を介して排水タンク15A内に、直接排水することもできる。
排水タンク15Aには、水道水Wよりも温度の高い、例えば60℃程度の洗浄液11L(12L)が回収される。給水源WSからの水道水Wは、排水タンク15A内に配置された熱交換部306を通ることで、排水タンク15A内に回収された洗浄液11L(12L)との間で排熱を利用した熱交換が行われる。
このため、水道水Wは、例えば10℃から20℃に昇温されて、昇温された水WWとなる。昇温された水WWは、配管306と分岐配管600を介して、台車洗浄機100側に送られる。これにより、昇温された水WWを台車洗浄機100側に送ることができるので、温度の低い水道水Wを台車洗浄機100側に送る場合に比べて、次に説明する台車Cの洗浄の効率を上げることができる。
図5における第1容器洗浄ポンプ11Aと第2容器洗浄ポンプ12Aと容器すすぎポンプ13Aと容器乾燥ブロア14Aと搬送モータ17の動作は、制御部200の指令により行われる。
<台車洗浄機100の配管系統>
次に、図6を参照して、台車洗浄機100の配管系統について詳しく説明する。
図6に示すように、容器洗浄機3からの分岐配管600は、台車すすぎノズル121に接続されている。分岐配管600からのきれいな昇温された水WWは、台車すすぎノズル121へ送られる。これにより、昇温された水WWは、台車すすぎ液として台車すすぎノズル121から、搬送されてくる台車Cに噴射される。
台車Cのすすぎ処理に使用された水WWは、台車洗浄タンク119内に溜まって、台車Cの洗浄液119Lとして再利用される。台車洗浄タンク119内に溜まった洗浄液119Lは、制御部200からの指令による台車洗浄ポンプ122の駆動により、台車洗浄ノズル120から、搬送されてくる台車Cに噴射されることで、台車Cが洗浄処理される。
台車Cの洗浄処理とすすぎ処理が終わると、さらに台車Cは、水切り処理が行われる。すなわち、台車水切りブロア123が、制御部200の指令により駆動されると、台車水切りノズル124からは常温の乾燥風が、台車Cに噴射される。このため、台車Cの水切り処理ができる。水切り処理が終わった台車Cは、搬送コンベア126から台車取出しスロープ116へ押し出される。これにより、台車Cは、搬送コンベア126により搬送方向Xについて比較的長い搬送距離Kを搬送されると、台車排出口115へ排出することができる。
(洗浄装置1の動作例)
次に、上述した洗浄装置1による容器Mと台車Cの洗浄動作の例を説明する。
図7は、台車Cと、この台車Cの上に複数段積み重ねられた容器Mの例を示している。図7に例示するように、複数の容器Mは、台車Cに積み重ねられた状態で搬送される。
図8は、容器Mの洗浄と乾燥処理と、台車Cの洗浄と水切り処理と台車Cの自然乾燥を示す洗浄装置1の運転フロー図である。図8に示すように、容器Mの洗浄と熱風による乾燥処理と、台車Cの洗浄と水切り処理と自然乾燥処理は、図1と図2に示す洗浄装置1において、好ましくは同時並行して洗浄することができる。
<容器Mの洗浄と乾燥処理>
作業者は、図7の洗浄対象である容器Mを台車Cから降ろして、各容器Mを、図1に示す容器洗浄手段4の容器搬送コンベア6Cの上に、間隔をおいて順次置く。
「図8の洗剤を含む温水の洗浄液11Lを用いる洗剤温水循環洗浄ステップSP1」
図5に示す容器搬送コンベア6Cは、容器Mを搬送方向Xに搬送すると、図5に示す容器Mは、第1容器洗浄ノズル11Bにより噴射される洗剤を含む温水の洗浄液11Lにより洗浄される。容器Mの洗浄に使った洗浄液11Lは、排水口451を通じて第1容器洗浄タンク11内に回収される。そして、第1容器洗浄タンク11内で溢れた洗浄液11Lは、配管502を介して排水タンク15Aに回収される。
「図8の温水のみの洗浄液12Lを用いる温水循環洗浄ステップSP2」
図5において、容器搬送コンベア6Cが、洗浄された容器Mをさらに搬送方向Xに搬送すると、洗浄された容器Mは、第2容器洗浄ノズル12Bにより噴射される温水のみの洗浄液12Lによりさらにきれいに洗浄される。容器Mの洗浄に使った洗浄液12Lは、排水口452を通じて第2容器洗浄タンク12内に回収される。第2容器洗浄タンク12内で溢れた洗浄液12Lは、配管501を介して第1容器洗浄タンク11内に回収されて、洗浄液11Lとして再利用される。
第1容器洗浄タンク11内の洗浄液11Lと第2容器洗浄タンク12内の洗浄液12Lは、蒸気供給源SSからの蒸気により、水道水Wの温度に比べて所定の温度まで昇温されている。このため、容器Mは、洗剤を含む温水の洗浄液11Lと温水のみの洗浄液12Lにより、普通の水道水を用いるのに比べて、効率よくきれいに洗浄することができる。
「図8の温水のみのすすぎ液13Lを用いる温水すすぎステップSP3」
次に、図5において、容器搬送コンベア6Cは、洗浄された容器Mをさらに搬送方向Xに搬送する。洗浄された容器Mは、容器すすぎノズル13Bにより噴射される温水のみのすすぎ液13Lによりさらにきれいにすすぎ処理をする。容器すすぎタンク13内の温水のみのすすぎ液13Lは、蒸気供給源SSからの蒸気により、水道水Wの温度に比べて所定の温度まで昇温されている。このため、容器Mは、昇温したすすぎ液13Lにより、普通の水道水を用いるのに比べて、効率よくきれいにすすぐことができる。
「図8の熱風水切りステップSP4」
図5において、容器搬送コンベア6Cは、すすぎ処理の終わった容器Mを搬送方向Xに搬送すると、蒸気ヒータ14により加熱された熱風が、容器乾燥ブロア14Aにより容器Mに吹き付けられる。これにより、すすぎ処理の終わった容器Mの水切りと乾燥処理が行われ、その後、容器Mは、容器搬送コンベア6Cにより容器排出テーブル6Bまで送られて排出される。
このようにして、洗浄しようとする容器Mは、容器洗浄機3において、洗剤を含む温水の洗浄液11Lと温水のみの洗浄液12Lを用いて洗浄処理して、温水のみのすすぎ液3Lを用いてすすぎ処理をし、その後容器Mの水切りと乾燥処理を行うことができる。
<台車Cの洗浄と水切り処理と台車Cの自然乾燥>
一方、図2において、作業者は、台車Cを床面Gに置いて、例えば足で押すことで、台車Cを台車投入口114から台車傾斜コンベア112へ押し込む。これにより、台車検出センサ110は、台車Cを検出したら、図6に示す制御部200は、洗浄ポンプ122と搬送モータ113と、搬送モータ125と、水切りブロア123を起動する。これにより、台車Cの投入数は、容器Mの投入数に比べて少ないために、台車Cが投入されないときには、洗浄ポンプ122と搬送モータ113と、搬送モータ125と、水切りブロア123を停止させることができる。このため、台車洗浄機100の省エネルギ化が図れる。
「図8の常温水循環洗浄ステップSP11」
図6に示すように、給水源WSからの水道水Wは、排水タンク15A内に配置された熱交換部306を通ることで、排水タンク15A内に回収された洗浄液11L(12L)との間で熱交換される。
このため、水道水Wは、例えば10℃から昇温されて20℃の昇温された常温の水WWになる。昇温された常温の水WWは、配管306と分岐配管600を介して、台車洗浄機100側に送られる。これにより、昇温された常温の水WWを台車洗浄機100側に送ることができるので、温度の低い水道水Wを台車洗浄機100側に送る場合に比べて、次に説明する台車Cの洗浄の効率を上げることができる。
図6に示すように、洗浄対象である台車Cが、台車傾斜コンベア112により、搬送方向Xに沿って搬送コンベア126側に搬送されると、台車Cは台車洗浄ノズル120に達する。
図6に示す分岐配管600から常温の水WWが、台車すすぎノズル121から噴射されると、常温の水WWが、台車洗浄タンク119内に、台車Cの洗浄液119Lとして溜まる。この溜まった常温の洗浄液119Lは、制御部200が台車洗浄ポンプ122を駆動することで、台車洗浄ノズル120から台車Cに噴射され、使用した洗浄液119Lは台車洗浄タンク119内に溜まることから、洗浄液119Lは循環して洗浄に再利用することができる。これにより、台車Cは、循環される洗浄液119により洗浄される。
「図8の常温水すすぎステップSP12」
図6において、洗浄した台車Cは、搬送コンベア126により搬送方向Xに沿って搬送されて、台車すすぎノズル121から噴射される常温の水WWであるすすぎ液121Lによりきれいにすすぎ処理される。
「図8の常温水切りSP13と常温による台車Cの自然乾燥SP14」
さらに、図8の常温水切りSP13では、すすぎ処理された台車が、搬送コンベア126により搬送方向Xに沿って搬送されると、台車水切りノズル124から台車Cに常温の風が吹き付けられることにより、台車Cの水切り処理を行う。その後、常温による台車Cの自然乾燥SP14では、台車Cは、搬送コンベア126により台車取出しスロープ116へ押し出される。
台車取出しスロープ116は、搬送方向Xに関する比較的長い搬送距離を有するスロープである。台車洗浄手段101において洗浄後に常温の風により水切りした後に、常温による台車Cの自然乾燥SP14を行う。
この常温による台車Cの自然乾燥SP14では、台車洗浄手段101から台車排出口115へこの台車取出しスロープ116を用いて排出することから、その搬送途中で台車Cは空気に触れることによる自然乾燥を行うことができる。このため、水切りした台車Cは、搬送中により確実な自然乾燥を行いながら、台車排出口115へ導くことができる。自然乾燥した台車Cは、台車排出口115から取り出した後、すぐに積み上げることができるので、作業効率が向上する。
本発明の実施形態の洗浄装置1は、容器Mと容器を載せるための台車Cを洗浄する洗浄装置である。洗浄装置1は、容器Mを搬送方向Xに搬送しながら洗浄して、洗浄済みの容器Mを乾燥する容器洗浄機3と、容器洗浄機3の下部に配置されて、台車Cを搬送方向Xに搬送しながら洗浄して、洗浄済みの台車Cの水切りをする台車洗浄機100を備える。
この容器洗浄機3は、容器Mを搬送方向Xに搬送する容器搬送手段としての容器搬送コンベア6Cと、容器Mに洗浄液を供給して容器Mを洗浄した後の洗浄液を回収する容器洗浄タンク11,12と、容器にすすぎ液を供給する容器すすぎタンク13を有する。これらの容器洗浄タンク11,12と容器すすぎタンク13が、容器搬送手段としての容器搬送コンベア6Cの側部に、配置されている。
これにより、この洗浄装置1では、作業者が容器洗浄タンク11,12と容器すすぎタンク13とその周囲を点検整備作業する際に、容器搬送コンベア6Cの横において行え、容器搬送手段としての容器搬送コンベア6Cの存在が作業の邪魔にならない。このため、作業者は、容器洗浄タンク11,12と容器すすぎタンク13とその周囲を点検整備作業が容易に行える。従って、容器洗浄機3のメンテナンス性を向上することができる。
洗浄装置1は、容器洗浄タンク11,12内の洗浄液と、容器すすぎタンク13内のすすぎ液は、それぞれ蒸気により昇温され、容器洗浄機3は、容器洗浄タンク内からの昇温された洗浄液を回収する排水タンク15Aを有する。台車洗浄機100は、台車Cを洗浄するための台車C用の洗浄液を溜める台車洗浄タンク119を有し、排水タンク15A内を通過する水Wが排水タンク15A内の昇温された洗浄液により昇温され、昇温された水WWは、台車洗浄機100において台車Cをすすぐためのすすぎ液として用いられる。
これにより、容器洗浄機3における昇温された洗浄液の排熱を、台車Cをすすぐためのすすぎ液の昇温に用いることができる。従って、台車Cは、昇温されたすすぎ液とこのすすぎ液を利用した洗浄液を用いて、効率よく洗浄とすすぎを行うことができる。
洗浄装置1では、台車洗浄機100は、洗浄しようとする台車Cを搬送方向Xに搬送する第1台車搬送機構102と、第1台車搬送機構102により搬送された台車Cを洗浄して水切りをする台車洗浄手段101と、台車洗浄手段101により洗浄と水切り済みの台車Cを搬送方向Xに搬出する第2台車搬送機構103を備える。台車洗浄手段100は、台車洗浄タンク119を有し、台車洗浄手段101は、台車洗浄機100における台車Cの搬送方向Xに関して中間の位置に配置されている。
これにより、台車洗浄タンク119において水切り済みの台車Cは、第2台車搬送機構103により搬出される間に、搬送により空気に触れることで自然乾燥させることができる。このため、洗浄した台車Cの水切りと自然乾燥を確実に行うことができ、水切り済みの台車Cの乾燥効率を上げることができる。第2台車搬送機構103により搬出された乾燥済みの台車Cは、直ちに段積みすることができる。
洗浄装置1は、台車洗浄手段101では、すすぎ液121Lが台車洗浄タンク119内に洗浄液119Lとして溜まり、この溜まった洗浄液119Lを、台車Cに吹き付けて洗浄し、すすぎ液121Lを台車Cに吹き付けてすすぎ、すすぎ済みの台車Cを水切りする。
これにより、昇温された水を台車Cのすすぎ液121Lとして使用してから、台車Cの洗浄液119Lとして使用することができる。従って、台車洗浄機100の台車洗浄手段101は、昇温された水WWを有効に使用して、効率よく台車Cを洗浄してすすぎ、そして水切りすることができる。
また、洗浄装置1は、容器Mと容器Mを載せるための台車を洗浄する洗浄装置である。容器Mを搬送方向Xに搬送しながら洗浄して、洗浄済みの容器Xを乾燥する容器洗浄機3と、容器洗浄機3の下部に配置されて、台車Cを搬送方向Xに搬送しながら洗浄して、洗浄済みの台車Cの水切りをする台車洗浄機100を備える。
この容器洗浄機100は、容器Mを搬送方向Xに搬送する容器搬送手段としての容器搬送コンベア6Cと、容器Mに洗浄液を供給して容器Mを洗浄した後の洗浄液を回収する容器洗浄タンク11,12と、容器Mにすすぎ液を供給する容器すすぎタンク13を有する。容器洗浄タンク11,12と容器すすぎタンク13が、容器搬送手段としての容器搬送コンベア6Cの側部に、配置されている。
しかも、台車洗浄機100は、洗浄しようとする台車Cを搬送方向Xに搬送する第1台車搬送機構102と、第1台車搬送機構102により搬送された台車Cを洗浄して水切りをする台車洗浄手段101と、台車洗浄手段101により洗浄と水切り済みの台車を搬送方向に搬出する第2台車搬送機構と、を備え、台車洗浄手段101は、台車洗浄機100における台車Cの搬送方向Xに関して、中間の位置に配置されている。
これにより、作業者が容器洗浄タンク11,12と容器すすぎタンク13とその周囲を点検整備する際に、容器搬送手段としてのとしての容器搬送コンベア6Cが作業の邪魔にならないので、容器洗浄タンク11,12と容器すすぎタンク13とその周囲を点検整備作業が容易に行える。従って、容器洗浄機3のメンテナンス性を向上することができる。
しかも、台車Cを搬送方向Xに搬送する第1台車搬送機構102と、第1台車搬送機構102により搬送された台車Cを洗浄して水切りをする台車洗浄手段101と、台車洗浄手段101により洗浄と水切り済みの台車Cを搬送方向Xに搬出する第2台車搬送機構103を備える。台車洗浄手段101は、台車洗浄機100における台車Cの搬送方向Xに関して中間の位置に配置されている。
これにより、台車洗浄タンクにおいて水切り済みの台車Cは、第2台車搬送機構103により搬出される間に、搬送により空気に触れることで自然乾燥させることができる。このため、洗浄した台車Cの水切りと自然乾燥を確実に行うことができ、衛生的な運用ができ、水切り済みの台車Cの乾燥効率を上げることができる。第2台車搬送機構103により搬出された乾燥済みの台車Cは、直ちに段積みすることができる。
また、本発明の別の実施形態としては、図2に示す台車洗浄手段101は、台車洗浄機100における台車Cの搬送方向Xに関して、中間の位置よりも、台車Cを第1台車搬送機構102に投入する台車投入口114寄りの位置に配置されていても良い。
これにより、第2台車搬送機構103が水切り済みの台車Cを搬送できる距離が、さらに稼げる。このため、水切り済みの台車Cは、より長い搬送距離を得た第2台車搬送機構103により搬出される間に、搬送により空気により長い時間触れることで自然乾燥させることができる。このため、洗浄した台車Cの水切りと自然乾燥をより確実に行うことができ、衛生的な運用ができ、水切り済みの台車Cの乾燥効率をさらに上げることができる。第2台車搬送機構103により搬出された乾燥済みの台車Cは、直ちに段積みすることができる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、各実施形態は一例であり、特許請求の範囲に記載される発明の範囲は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更できるものである。
例えば、図3に示すように、第1容器洗浄タンク11と容器洗浄タンク12と容器すすぎタンク13が、容器搬送コンベア6Cの上部ではなく、側部配置領域部20に配置されている。しかし、容器乾燥手段5も、容器搬送コンベア6Cの上部ではなく、側部配置領域部20に配置しても良い。これにより、容器乾燥手段5の点検整備作業が、容器搬送コンベア6Cにより邪魔されることなく、容易に行える。
1 洗浄装置
2 架台
3 容器洗浄機
4 容器洗浄手段
5 容器乾燥手段
6C 容器搬送コンベア(容器搬送手段)
11 第1容器洗浄タンク
11B 第1容器洗浄ノズル
12 第2容器洗浄タンク
12B 第2容器洗浄ノズル
13 容器すすぎタンク
13B 容器すすぎノズル
20 側部配置領域部
100 台車洗浄機
101 台車洗浄手段
102 後側の台車搬送機構(第1台車搬送機構)
103 前側の台車搬送機構(第2台車搬送機構)
119 台車洗浄タンク
120 台車洗浄ノズル
121 台車すすぎノズル
124 台車水切りノズル
M 容器
C 台車
X 搬送方向

Claims (6)

  1. 容器と前記容器を載せるための台車を洗浄する洗浄装置であって、
    前記容器を搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記容器を乾燥する容器洗浄機と、
    前記容器洗浄機の下部に配置されて、前記台車を前記搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記台車の水切りをする台車洗浄機と、を備え、
    前記容器洗浄機は、
    前記容器を前記搬送方向に搬送する容器搬送手段と、
    前記容器に洗浄液を供給する容器洗浄タンクと、
    前記容器にすすぎ液を供給する容器すすぎタンクと、を有し、
    前記容器洗浄タンクと前記容器すすぎタンクが、前記容器搬送手段の側部に、配置されていることを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記容器洗浄タンク内の前記洗浄液と、前記容器すすぎタンク内の前記すすぎ液は、それぞれ蒸気により昇温され、
    前記容器洗浄機は、前記容器洗浄タンク内からの昇温された前記洗浄液を回収する排水タンクを有し、
    前記台車洗浄機は、前記台車を洗浄するための台車用の洗浄液を溜める台車洗浄タンクを有し、
    前記排水タンク内を通過する水が前記排水タンク内の前記昇温された前記洗浄液により昇温され、前記昇温された前記水は、前記台車洗浄機において前記台車をすすぐためのすすぎ液として用いられることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記台車洗浄機は、洗浄しようとする前記台車を前記搬送方向に搬送する第1台車搬送機構と、前記第1台車搬送機構により搬送された前記台車を洗浄して水切りをする台車洗浄手段と、前記台車洗浄手段により前記洗浄と前記水切り済みの前記台車を前記搬送方向に搬出する第2台車搬送機構と、を備え、
    前記台車洗浄手段は、前記台車洗浄タンクを有し、前記台車洗浄手段は、前記台車洗浄機において前記台車の前記搬送方向に関して中間の位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記台車洗浄手段では、前記すすぎ液が前記台車洗浄タンク内に前記洗浄液として溜まり、この溜まった前記洗浄液を、前記台車に吹き付けて洗浄し、前記すすぎ液を前記台車に吹き付けてすすぎ、すすぎ済みの前記台車を水切りすることを特徴とする請求項3に記載の洗浄装置。
  5. 容器と前記容器を載せるための台車を洗浄する洗浄装置であって、
    前記容器を搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記容器を乾燥する容器洗浄機と、
    前記容器洗浄機の下部に配置されて、前記台車を前記搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記台車の水切りをする台車洗浄機と、を備え、
    前記容器洗浄機は、
    前記容器を前記搬送方向に搬送する容器搬送手段と、
    前記容器に洗浄液を供給する容器洗浄タンクと、
    前記容器にすすぎ液を供給する容器すすぎタンクと、を有し、
    前記容器洗浄タンクと前記容器すすぎタンクが、前記容器搬送手段の側部に、配置され、
    前記台車洗浄機は、洗浄しようとする前記台車を前記搬送方向に搬送する第1台車搬送機構と、前記第1台車搬送機構により搬送された前記台車を洗浄して水切りをする台車洗浄手段と、前記台車洗浄手段により前記洗浄と前記水切り済みの前記台車を前記搬送方向に搬出する第2台車搬送機構と、を備え、
    前記台車洗浄手段は、前記台車洗浄機における前記台車の搬送方向に関して中間の位置に配置されていることを特徴とする洗浄装置。
  6. 容器と前記容器を載せるための台車を洗浄する洗浄装置であって、
    前記容器を搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記容器を乾燥する容器洗浄機と、
    前記容器洗浄機の下部に配置されて、前記台車を前記搬送方向に搬送しながら洗浄して、洗浄済みの前記台車の水切りをする台車洗浄機と、を備え、
    前記容器洗浄機は、
    前記容器を前記搬送方向に搬送する容器搬送手段と、
    前記容器に洗浄液を供給する容器洗浄タンクと、
    前記容器にすすぎ液を供給する容器すすぎタンクと、を有し、
    前記容器洗浄タンクと前記容器すすぎタンクが、前記容器搬送手段の側部に、配置され、
    前記台車洗浄機は、洗浄しようとする前記台車を前記搬送方向に搬送する第1台車搬送機構と、前記第1台車搬送機構により搬送された前記台車を洗浄して水切りをする台車洗浄手段と、前記台車洗浄手段により前記洗浄と前記水切り済みの前記台車を前記搬送方向に搬出する第2台車搬送機構と、を備え、
    前記台車洗浄手段は、前記台車洗浄機における前記台車の搬送方向に関して中間の位置よりも、前記台車を前記第1台車搬送機構に投入するための投入口寄りの位置に配置されていることを特徴とする洗浄装置。
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