JP2018150492A - インクジェット捺染用組成物及びそれを用いた繊維の捺染方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】繊維等印刷媒体への印刷後の染料固着工程におけるスチーミング処理時間が2〜20分の範囲で、色相が変化しにくいインクジェット捺染用組成物を提供する。【解決手段】着色剤として、C.I.Reactive Red 245と、C.I.Reactive Red 31とを含有するインク組成物であって、該インク組成物の総質量中に含有するC.I.Reactive Red 245と、C.I.Reactive Red 31との含有比率が、質量基準で8:2〜1:1であるインク組成物。【選択図】なし
Description
本発明は、インクジェット捺染用組成物及びそれを用いた繊維の捺染方法に関する。
繊維の捺染方法には、インクジェット捺染、スクリーン捺染、ローラー捺染、ロータリー捺染等が主に知られている。これらの中でインクジェット捺染は、製版工程が不要であり工程が短縮できること;デジタル化されたデザインを、コンピューターを介してそのままプリントできること;多品種の製品を少量ずつであっても生産することが可能であること;染料色糊の廃液等が大幅に削減できること;等の多くのメリットがある。一方、従来の製版捺染に比べ、プリント加工速度が遅いこと、及び濃色を再現し難いこと等の課題があり、見本反の製造や少量生産の範囲で使用されることが多かった。
近年、コンピューターの画像処理やプリントヘッド製造の技術的進歩により、インクジェットプリンタのプリント速度が大幅に向上されてきたこと;プリントデザインのデジタル化、プリント加工の多様化、及び小ロット化が市場で要求されてきたこと;等を背景に、インクジェット捺染の普及が進んでいる。このインクジェット捺染用の染料インクとしては、シルク、ナイロン等のポリアミド系繊維に用いる酸性染料インク;ポリエステル系繊維に用いる分散染料インク;綿、レーヨン等のセルロース系繊維に用いる反応性染料(反応染料)インク;等が販売されている。
近年、コンピューターの画像処理やプリントヘッド製造の技術的進歩により、インクジェットプリンタのプリント速度が大幅に向上されてきたこと;プリントデザインのデジタル化、プリント加工の多様化、及び小ロット化が市場で要求されてきたこと;等を背景に、インクジェット捺染の普及が進んでいる。このインクジェット捺染用の染料インクとしては、シルク、ナイロン等のポリアミド系繊維に用いる酸性染料インク;ポリエステル系繊維に用いる分散染料インク;綿、レーヨン等のセルロース系繊維に用いる反応性染料(反応染料)インク;等が販売されている。
反応染料を用いた捺染においては、ブラック、イエロー、マゼンタ、及びシアンの4色の染料インクを備えたインクセットが用いられているが、マゼンタの代わりにレッド、シアンの代わりにブルーを使用したインクセットが用いられることもある。また、上記の4色以外にライトマゼンタ、ライトシアン、ライトブラック(グレー)、ライトレッド、ライトブルー、ゴールデンイエロー、オレンジ、ライトレッド、ライトブルー、バイオレット、グリーン等の特色を加えて印刷することも一般的に行われている。これらのインクに対しては、高画質、高堅牢性の印捺物の提供が可能で、且つ吐出安定性にも優れるといった性能が要望されている。これらのうち、マゼンタインクは基本インクセットの一つであり、汎用性の高いインクである。従来のマゼンタインクに使用される染料の1つとして、C.I.Reactive Red 31及びC.I.Reactive Red 245が挙げられる。これら染料を用いて繊維への染色を行う場合、繊維への印刷後、熱処理を行うことで繊維へ染料を固着させる必要があるが、その熱処理の時間にばらつきがあると、色相が大きく変化してしまう問題がある。よって、捺染用インク組成物として、熱処理時間に一定のばらつきがあった場合においても、色相が大きく変化しないことが求められている。一般に、染色において、染色物の色相差(△E)が3未満であれば、人間の目では同じ色相として認識されると言われており、熱処理時間に一定のばらつきがあっても、色相差が小さくなることが強く求められている。
インクジェット捺染に用いられるマゼンタインクが含有する染料として、例えば特許文献1〜3には、C.I.Reactive Red 245が開示されている。また、特許文献4には、C.I.Reactive Red 245とC.I.Reactive Orange 13とを含有するインク組成物が開示されている。
本発明は、繊維等印刷媒体への印刷後の染料固着工程におけるスチーミング処理時間が2〜20分の範囲で、色相が変化しにくいインクジェット捺染用組成物を提供することを目的とするものである。
本発明者らは上記したような課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、着色剤として、C.I.Reactive Red 31と、C.I.Reactive Red 245とを含有するインク組成物において、該インク組成物の総質量中に含有するC.I.Reactive Red 31と、C.I.Reactive Red 245との含有比率が、質量基準で8:2〜1:1であるインク組成物が、上記課題を解決するものであることを見出し、本発明を完成させたものである。
即ち本発明は、以下の1)〜8)に関する。
1)
着色剤として、C.I.Reactive Red 31とC.I.Reactive Red 245とを含有するインク組成物であって、該インク組成物の総質量中に含有するC.I.Reactive Red 31と、C.I.Reactive Red 245との含有比率が、質量基準で8:2〜1:1であるインク組成物。
2)
水溶性有機溶剤をさらに含有する1)に記載のインク組成物。
3)
25℃におけるインク組成物の粘度が、3〜20mPa・sの範囲である1)又は2)に記載のインク組成物。
4)
1)乃至3)のいずれか一項に記載のインク組成物の液滴を、記録信号に応じてインクジェットプリンタにより吐出させ、繊維に付着させる工程Aと、該工程により付着させた液滴中の着色剤を熱により繊維に反応固着させる工程Bと、繊維中に残存する未固着の着色剤を洗浄する工程Cとを少なくとも含む繊維の捺染方法。
5)
工程Bにおいて、スチーミング処理により着色剤を繊維に反応固着させる4)記載の繊維の捺染方法。
6)
スチーミング処理時間が2〜20分である5)記載の繊維の捺染方法。
7)
1種類以上の糊材、アルカリ性物質、還元防止剤及びヒドロトロピー剤を少なくとも含む水溶液を、インクを付着させる前の繊維に付与する、繊維の前処理工程Dをさらに含む4)乃至6)に記載の繊維の捺染方法。
8)
4)乃至7)に記載の捺染方法により得られる染色された繊維。
1)
着色剤として、C.I.Reactive Red 31とC.I.Reactive Red 245とを含有するインク組成物であって、該インク組成物の総質量中に含有するC.I.Reactive Red 31と、C.I.Reactive Red 245との含有比率が、質量基準で8:2〜1:1であるインク組成物。
2)
水溶性有機溶剤をさらに含有する1)に記載のインク組成物。
3)
25℃におけるインク組成物の粘度が、3〜20mPa・sの範囲である1)又は2)に記載のインク組成物。
4)
1)乃至3)のいずれか一項に記載のインク組成物の液滴を、記録信号に応じてインクジェットプリンタにより吐出させ、繊維に付着させる工程Aと、該工程により付着させた液滴中の着色剤を熱により繊維に反応固着させる工程Bと、繊維中に残存する未固着の着色剤を洗浄する工程Cとを少なくとも含む繊維の捺染方法。
5)
工程Bにおいて、スチーミング処理により着色剤を繊維に反応固着させる4)記載の繊維の捺染方法。
6)
スチーミング処理時間が2〜20分である5)記載の繊維の捺染方法。
7)
1種類以上の糊材、アルカリ性物質、還元防止剤及びヒドロトロピー剤を少なくとも含む水溶液を、インクを付着させる前の繊維に付与する、繊維の前処理工程Dをさらに含む4)乃至6)に記載の繊維の捺染方法。
8)
4)乃至7)に記載の捺染方法により得られる染色された繊維。
本発明により、繊維等印刷媒体への印刷後の染料固着工程におけるスチーミング処理時間が2〜20分の範囲で、色相変化しにくいインク組成物を提供することができた。
以下に本発明を詳細に説明する。なお、本明細書においては実施例等も含めて、「%」及び「部数」については特に断りのない限り、いずれも質量基準で記載する。また、本明細書において「C.I.」とは、「カラーインデックス」を意味する。
上記インク組成物は、着色剤として、C.I.Reactive Red 31(以下「RR31」という)とC.I.Reactive Red 245(以下「RR245」という)を含有するマゼンタインク組成物である。より詳しくは、繊維捺染に用いるマゼンタインク組成物である。
上記インク組成物の総質量中における、着色剤の総含有量は通常0.5〜20%、好ましくは7〜15%である。インク組成物中における、RR31とRR245の含有比率は、質量基準で8:2〜1:1である。
上記インク組成物の総質量中における、着色剤の総含有量は通常0.5〜20%、好ましくは7〜15%である。インク組成物中における、RR31とRR245の含有比率は、質量基準で8:2〜1:1である。
上記インク組成物は、着色剤としてRR31とRR245の両者を使用することにより、
マゼンタとして良好な色相と色再現性を得ることができる。従って、この観点からは、上記インク組成物に含有する着色剤の全てがRR31とRR245であることが好ましい。
しかし、例えば色調の微調整等を目的として、本発明により得られる効果を阻害しない範囲でRR31とRR245以外の染料をさらに含有しても良い。そのような着色剤としては反応染料であることが好ましく、例えば、C.I.Reactive Yellow 2、3、18、81、84、85、95、99、102等のイエロー染料;C.I.Reactive Orange 5、9、12、13、35、45、99等のオレンジ染料;C.I.Reactive Brown 2、8、9、17、33等のブラウン染料;C.I.Reactive Red 3、3:1、4、13、24、29、31、33、125、151、206、218、226、245等のレッド染料が挙げられる。これらの中ではイエロー系及び/又はオレンジ系の染料が好ましい。
マゼンタとして良好な色相と色再現性を得ることができる。従って、この観点からは、上記インク組成物に含有する着色剤の全てがRR31とRR245であることが好ましい。
しかし、例えば色調の微調整等を目的として、本発明により得られる効果を阻害しない範囲でRR31とRR245以外の染料をさらに含有しても良い。そのような着色剤としては反応染料であることが好ましく、例えば、C.I.Reactive Yellow 2、3、18、81、84、85、95、99、102等のイエロー染料;C.I.Reactive Orange 5、9、12、13、35、45、99等のオレンジ染料;C.I.Reactive Brown 2、8、9、17、33等のブラウン染料;C.I.Reactive Red 3、3:1、4、13、24、29、31、33、125、151、206、218、226、245等のレッド染料が挙げられる。これらの中ではイエロー系及び/又はオレンジ系の染料が好ましい。
上記インク組成物は、シアン、イエロー及びブラックを加えた4色のインク組成物のインクセットとすることにより、フルカラーの捺染を実現できる。また、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの4色のインクセットに加えて、上記マゼンタと色相の異なるレッドインクを加えた5色のインクセットとすることにより、より高精細な捺染を行うこともできる。これらインク以外にも、一般に「特色」と呼称されるライトイエロー、ライトマゼンタ、ライトシアン、ライトブラック、ライトレッド、ブルー、バイオレット、オレンジ、グリーン等のインクとを併用するインクセットとし、さらに高精細な捺染を行うこともできる。上記各色のインクに含有する着色剤としては特に制限されないが、染料が好ましく、反応染料がより好ましい。
上記の着色剤として用いる染料は、粉末状;塊状;又はウエットケーキ;等の、各種の形態の染料を使用することができる。市販の染料には、工業染色用粉末、捺染用液状品、インクジェット捺染用等の各種の品質があり、製造方法、純度等がそれぞれ異なる。その上、市販品の染料の中には塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム等の無機塩を相当量(製品の総質量中において、おおよそ10質量%〜40質量%)含有するものもある。インクジェット捺染に用いるインク組成物としては、インク自体の保存安定性、及びインクジェットプリンタからの吐出精度等に対する悪影響を少なくするため、できるだけ無機不純物の含有量の少ないものが好ましい。又、インク組成物の調製に用いる水としても、精製操作を行わないと、通常はカルシウムイオン、マグネシウムイオン等の金属イオンを含むため、このような水をインク組成物の調製に使用したときは、金属イオンが混入する。上記の無機塩及び金属イオンを含めて、本明細書においては「無機不純物」という。これらの無機不純物は、インク組成物に対する染料の溶解度及び保存(貯蔵)安定性を著しく悪くするだけでなく、インクジェットプリンタヘッドの腐食・磨耗の原因ともなる。
上記インク組成物をインクジェット捺染に用いるときは、これらの無機不純物を除去するために限外濾過法、逆浸透法、イオン交換法等の公知の方法を利用し、インク組成物中に含有する無機不純物をできるだけ除去することが好ましい。インク組成物の総質量中に含有する無機不純物の含有量は、通常1%以下、好ましくは0.5%以下、より好ましくは0.1%以下である。下限は、検出機器の検出限界以下、すなわち0%でよい。
上記インク組成物をインクジェット捺染に用いるときは、これらの無機不純物を除去するために限外濾過法、逆浸透法、イオン交換法等の公知の方法を利用し、インク組成物中に含有する無機不純物をできるだけ除去することが好ましい。インク組成物の総質量中に含有する無機不純物の含有量は、通常1%以下、好ましくは0.5%以下、より好ましくは0.1%以下である。下限は、検出機器の検出限界以下、すなわち0%でよい。
上記インク組成物は、さらに水溶性有機溶剤を含有してもよい。水溶性有機溶剤は、粘度調整剤や乾燥防止剤としての機能を有することもあるため、インク組成物中に含有する方が好ましい。上記インク組成物の総質量中における、水溶性有機溶剤の含有量は通常1〜50%、好ましくは5〜40%である。上記インク組成物は、 水溶性有機溶剤としては多価アルコール類、ピロリドン類等を挙げることができる。多価アルコール類としては、例えばアルコール性水酸基を2〜3個有するC2−C6多価アルコール及び、又は繰り返し単位が4以上で、分子量20,000程度以下のポリC2−C3アルキレングリコール、好ましくは液状のポリアルキレングリコール等が挙げられる。これらの中ではC2−C3アルキレングリコール及びピロリドン類が好ましく、前者がより好ましい。
水溶性有機溶剤の具体例としては、グリセリン、1,3−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール等のアルコール性水酸基を2〜3個有するC2−C6多価アルコール;ジグリセリン、ポリグリセリン等のポリグリセリルエーテル;ポリオキシエチレンポリグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンポリグリセリルエーテル等のポリオキシC2−C3アルキレンポリグリセリルエーテル;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等の、モノ、ジ又はトリC2−C3アルキレングリコール;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリC2−C3アルキレングリコール;2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン等のピロリドン類;等が挙げられる。これらの中ではプロピレングリコール及び2−ピロリドンが特に好ましい。これらの水溶性有機溶剤は、単独、又は併用して使用することが可能である。
上記インク組成物は、上記の水溶性有機溶剤以外に、例えば界面活性剤、pH調整剤、防腐防黴剤等のインク調製剤をさらに含有してもよい。これらのインク調製剤の含有量は合計で、インク組成物の総質量に対して通常0〜10%程度であり、好ましくは0.05〜5%程度である。
界面活性剤としては、アニオン、カチオン、両性、及びノニオンの各界面活性剤が挙げられる。
アニオン界面活性剤としてはアルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、N−アシルアミノ酸又はその塩、N−アシルメチルタウリン塩、アルキル硫酸塩ポリオキシアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ロジン酸石鹸、ヒマシ油硫酸エステル塩、ラウリルアルコール硫酸エステル塩、アルキルフェノール型燐酸エステル、アルキル型燐酸エステル、アルキルアリールスルホン酸塩、ジエチルスルホ琥珀酸塩、ジエチルヘキシルスルホ琥珀酸塩、ジオクチルスルホ琥珀酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては2−ビニルピリジン誘導体、ポリ4−ビニルピリジン誘導体等が挙げられる。
両性界面活性剤としてはラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ポリオクチルポリアミノエチルグリシン、イミダゾリン誘導体等が挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のエーテル系;ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、ポリオキシエチレンジステアリン酸エステル、ソルビタンラウレート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンステアレート等のエステル系;2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール等のアセチレンアルコール系;他の具体例として、例えば、日信化学社製 商品名サーフィノール104、82、440、465、オルフィンSTG;等が挙げられる。好ましくはサーフィノール系、より好ましくはサーフィノール440である。
pH調整剤としては、上記インク組成物のpHを7〜10、好ましくは8〜9の範囲に調整できるものであれば、特に制限は無い。
その具体例としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の金属水酸化物;及び、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン;等が挙げられる。これらの中では、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンが特に好ましい。
上記インク組成物の総質量中におけるトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンの含有量は、通常0.1〜2質量%、好ましくは0.3〜1.5質量%である。
その具体例としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の金属水酸化物;及び、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン;等が挙げられる。これらの中では、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンが特に好ましい。
上記インク組成物の総質量中におけるトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンの含有量は、通常0.1〜2質量%、好ましくは0.3〜1.5質量%である。
上記の防腐防黴剤としては例えばデヒドロ酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ソジウムピリジンチオン−1−オキサイド、ジンクピリジンチオン−1−オキサイド、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、1−ベンズイソチアゾリン−3−オンのアミン塩、アベシア社製プロクセルGXL(s)等が挙げられ、プロクセルGXL(s)が好ましい。
上記インク組成物は、必要に応じて上記成分をそれぞれ混合し、染料等の固形分が溶解するまで攪拌等して溶液とすることにより得られる。得られたインク組成物をインクジェット捺染に用いるときは、該インク組成物をメンブランフィルター等で濾過することにより、夾雑物を除いたものを使用するのが好ましい。メンブランフィルターの孔径は通常1μm〜0.1μm、好ましくは、0.5μm〜0.1μmである。
上記インク組成物は、25℃における粘度がE型粘度計にて測定したときには通常3〜20mPa・sの範囲であるのが好ましい。同様に、プレート法にて測定したときには通常20〜40mN/mの範囲が好ましい。
上記インク組成物を、インクジェットプリンタを用いた繊維の捺染を行う場合、インク組成物の粘度は上記の範囲で、使用するプリンタの吐出量、応答速度、インク液滴の飛行特性、及びインクジェットヘッドの特性等を考慮し、適切な物性値に調整することができる。
上記インクジェットプリンタを用いた繊維の捺染を行う場合、使用するインクノズル等については特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。捺染する繊維(布帛)については、セルロース系繊維を主体とするものが好ましく、例えば木綿、麻等の天然繊維、レーヨン等の再生セルロース繊維、及びこれらを含有する混紡繊維等が挙げられる。
上記捺染方法は、上記インク組成物の液滴を、記録信号に応じてインクジェットプリンタにより吐出させ、繊維に該インクを付着させる工程(工程A);工程Aにより付着させたインク組成物の液滴中の着色剤を熱により該繊維に反応固着させる工程(工程B);該繊維中に残存する未固着の着色剤を洗浄する工程(工程C);の少なくとも3工程を順次行う方法が挙げられる。好ましくは、繊維に対してにじみ防止等の前処理を施す工程(工程D)をさらに含むのが良い。
上記工程Aとしては、例えば上記インク組成物が充填された容器をインクジェットプリンタの所定位置に装填し、通常のインクジェット記録方法で繊維にインク組成物の液滴を付着させる方法が挙げられる。フルカラーの捺染を行うときは、各色のインク組成物を、それぞれの容器に充填し、それらの容器をインクジェットプリンタの所定位置に装填して使用する方法が挙げられる。インクジェットプリンタには、例えば機械的振動を利用したピエゾ方式;加熱により生ずる泡を利用したバブルジェット(登録商標)方式;等を利用したものがある。上記インクジェット記録方法は、いかなる方式であっても使用が可能である。
上記工程B、すなわち、染料を反応固着させる工程としては、例えば、上記のようにして繊維にインクを付着させた後、該繊維を室温〜130℃の温度下に0.5〜30分放置して予備乾燥させ、その後、スチーミング処理として、湿熱条件下にて該繊維に着色剤を反応固着させる方法等が挙げられる。スチーミング処理としては、湿度80〜100%、温度95〜105℃の環境に、1〜30分置くことが好ましく、2〜20分置くことが特に好ましい。
上記工程C、すなわち、未固着染料を洗浄する工程としては、上記スチーミング処理後の繊維を温水、さらに必要に応じて水により洗浄する方法が好ましい。この洗浄工程に使用する(温)水は、界面活性剤を含有してもよい。洗浄後の繊維を50〜120℃の温度で、5〜30分乾燥することにより、目的とする染色された繊維を得ることができる。
上記工程D、すなわち、繊維に対して前処理を施す工程は、上記の捺染方法において必須ではない。しかしながら、繊維の状態によっては、これに捺染したときの着色剤のにじみ防止効果がより向上する場合もあることから、工程Dにより繊維に前処理を施すことも好ましく行われる。前処理を施す工程としては、糊剤、アルカリ性物質、還元防止剤及びヒドロトロピー剤を含む前処理剤の水溶液を前処理液として用い、繊維に付着、好ましくは該繊維を前処理液に含浸させて付着させるのが好ましい。上記糊剤としては、グアー、ローカストビーン等の天然ガム類、澱粉類、アルギン酸ソーダ、ふのり等の海藻類、ペクチン酸等の植物皮類、メチル繊維素、エチル繊維素、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の繊維素誘導体、カルボキシメチル澱粉等の加工澱粉、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸エステル等の合成糊等があげられる。好ましくはアルギン酸ソーダが挙げられる。上記アルカリ性物質としては、例えば無機酸または有機酸のアルカリ金属塩;アルカリ土類金属の塩;並びに加熱した際にアルカリを遊離する化合物が挙げられ、無機又は有機の、アルカリ金属水酸化物及びアルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム化合物及びカリウム化合物等が挙げられる。具体例としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸ナトリウム等の無機化合物のアルカリ金属塩;蟻酸ナトリウム、トリクロル酢酸ナトリウム等の有機化合物のアルカリ金属塩;等が挙げられる。好ましくは、炭酸水素ナトリウムが挙げられる。上記還元防止剤としては、メタニトロベンゼンスルホン酸ナトリウムが好ましい。
上記ヒドロトロピー剤としては、尿素、ジメチル尿素等の尿素類等が挙げられ、尿素が好ましい。上記糊剤、アルカリ性物質、還元防止剤、及びヒドロトロピー剤の4種の前処理剤は、単独で用いても併用しても良いが、併用するのが好ましい。また、各前処理剤のそれぞれについては単独で使用しても併用してもよい。前処理液の総質量中における各前処理剤の混合比率は、例えば、いずれも質量基準で、糊剤が0.5〜5%、炭酸水素ナトリウムが0.5〜5%、メタニトロベンゼンスルホン酸ナトリウムが0〜5%、尿素が1〜20%、残部が水である。前処理剤を繊維へ付着させる方法としては、例えばパディング法が挙げられる。パディングの絞り率は40〜90%程度が好ましく、より好ましくは60〜80%程度である。
上記ヒドロトロピー剤としては、尿素、ジメチル尿素等の尿素類等が挙げられ、尿素が好ましい。上記糊剤、アルカリ性物質、還元防止剤、及びヒドロトロピー剤の4種の前処理剤は、単独で用いても併用しても良いが、併用するのが好ましい。また、各前処理剤のそれぞれについては単独で使用しても併用してもよい。前処理液の総質量中における各前処理剤の混合比率は、例えば、いずれも質量基準で、糊剤が0.5〜5%、炭酸水素ナトリウムが0.5〜5%、メタニトロベンゼンスルホン酸ナトリウムが0〜5%、尿素が1〜20%、残部が水である。前処理剤を繊維へ付着させる方法としては、例えばパディング法が挙げられる。パディングの絞り率は40〜90%程度が好ましく、より好ましくは60〜80%程度である。
本発明のインク組成物は、保存安定性及び吐出安定性に優れる。本発明のインクを用いて染色された染色布は、マゼンタの色範囲における彩度及び色再現性に優れることに加え、印刷後、繊維への染料固着工程における、スチーミング処理において、時間経過に伴う色相変化(△E値)が小さく、スチーミング処置前後で印刷物の色合いの差が小さい。また、耐光性、耐水性、耐湿性、色安定性、耐擦性、耐水性、耐酸化ガス性、耐汗性、耐塩素性、白地汚染性、洗濯堅牢度の各種堅牢度等において優れた染色布を得ることができる。これらの理由から、染色布の長期の保存安定性にも優れる。更に、種々繊維を用いたときでも染色布の彩度、明度、及び印字濃度等の発色性、各種堅牢度にも優れる。
以下実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例により何ら限定されるものではない。
[A.インク組成物の調製]
[実施例1]
下記表1に記載した各成分を混合し、固形分が溶解するまでおおよそ1時間攪拌して溶液とすることにより、実施例1のインク組成物を得た。得られたインク組成物を0.45μmのメンブランフィルター(商品名、セルロースアセテート系濾紙、アドバンテック社製)で濾過することにより、評価試験用の実施例1のインク組成物を調製した。
なお、下記表1中の各成分の数値は部数である。
[実施例1]
下記表1に記載した各成分を混合し、固形分が溶解するまでおおよそ1時間攪拌して溶液とすることにより、実施例1のインク組成物を得た。得られたインク組成物を0.45μmのメンブランフィルター(商品名、セルロースアセテート系濾紙、アドバンテック社製)で濾過することにより、評価試験用の実施例1のインク組成物を調製した。
なお、下記表1中の各成分の数値は部数である。
下記表1中の略号等は、以下の意味を有する。
RR31:C.I.Reactive Red 31。
RR245:C.I.Reactive Red 245。
PG:プロピレングリコール。
SF440:サーフィノール440。
GXL:プロクセルGXL(s)。
THMAM:トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン。
RR31:C.I.Reactive Red 31。
RR245:C.I.Reactive Red 245。
PG:プロピレングリコール。
SF440:サーフィノール440。
GXL:プロクセルGXL(s)。
THMAM:トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン。
[B.試験染布の作製]
アルギン酸ナトリウム、尿素、炭酸水素ナトリウム、メタニトロベンゼンスルホン酸ナ
トリウムを含む水溶液を用いてパディング法にて前処理を行った木綿布に、実施例1のイ
ンクを使用してインクジェットプリンタPM−A750(セイコーエプソン社製)にてベタ柄を捺染した。この捺染物を60〜80℃で中間乾燥後、100〜103℃で2〜20分間スチーミング処理を行った。水洗後、95〜100℃の沸騰水で10分間洗浄し、水洗、乾燥することにより試験染布を得た。この試験染布を「染布1」とする。実施例1のインクの代わりに、実施例2〜4のインク組成物を用いる以外はそれぞれ上記と同様にして染布2〜4を得た。また、比較例1〜5のインク組成物を用いる以外はそれぞれ上記と同様にして比較染布1〜5を得た。
アルギン酸ナトリウム、尿素、炭酸水素ナトリウム、メタニトロベンゼンスルホン酸ナ
トリウムを含む水溶液を用いてパディング法にて前処理を行った木綿布に、実施例1のイ
ンクを使用してインクジェットプリンタPM−A750(セイコーエプソン社製)にてベタ柄を捺染した。この捺染物を60〜80℃で中間乾燥後、100〜103℃で2〜20分間スチーミング処理を行った。水洗後、95〜100℃の沸騰水で10分間洗浄し、水洗、乾燥することにより試験染布を得た。この試験染布を「染布1」とする。実施例1のインクの代わりに、実施例2〜4のインク組成物を用いる以外はそれぞれ上記と同様にして染布2〜4を得た。また、比較例1〜5のインク組成物を用いる以外はそれぞれ上記と同様にして比較染布1〜5を得た。
[C.色相評価試験]
各染布に、100℃で2分間、5分間、8分間、15分間、20分間、それぞれスチーミング処理を行い、処理後の色相(L*、a*、b*)値を測定した。評価は、8分間行った場合を基準値(0)とし、2分間、5分間、15分間及び20分間行った場合の値を、8分間行った場合との差(△E値)をそれぞれ算出し行った。捺染物の色相差(△E値)は、GRETAG−MACBETH社製の測色機、商品名SpectroEyeを用いて、グラデーションの最も濃い階調部分を測色することにより測定した。△Eは下記式により算出した。また、下記式における△ L * 、△ a * 及び△ b * はそれぞれ以下の値を意味する。
△L*=[(木綿布のL*)−(木綿布のL*)]の絶対値。
△a*=[(木綿布のa*)−(木綿布のa*)]の絶対値。
△b*=[(木綿布のb*)−(木綿布のb*)]の絶対値。
△E=[(△L*)2+(△a*)2+(△b*)2]1 / 2
[評価基準]
△E値が、3未満のものを「○」、3以上のものを「×」とした。
結果を下記表2に示す。
各染布に、100℃で2分間、5分間、8分間、15分間、20分間、それぞれスチーミング処理を行い、処理後の色相(L*、a*、b*)値を測定した。評価は、8分間行った場合を基準値(0)とし、2分間、5分間、15分間及び20分間行った場合の値を、8分間行った場合との差(△E値)をそれぞれ算出し行った。捺染物の色相差(△E値)は、GRETAG−MACBETH社製の測色機、商品名SpectroEyeを用いて、グラデーションの最も濃い階調部分を測色することにより測定した。△Eは下記式により算出した。また、下記式における△ L * 、△ a * 及び△ b * はそれぞれ以下の値を意味する。
△L*=[(木綿布のL*)−(木綿布のL*)]の絶対値。
△a*=[(木綿布のa*)−(木綿布のa*)]の絶対値。
△b*=[(木綿布のb*)−(木綿布のb*)]の絶対値。
△E=[(△L*)2+(△a*)2+(△b*)2]1 / 2
[評価基準]
△E値が、3未満のものを「○」、3以上のものを「×」とした。
結果を下記表2に示す。
表2の結果から、染布1〜4はいずれも、スチーミング処理時間8分間における色相と、スチーミング処理2〜20分間で、色相差(△E)が3未満となった。一方、比較染布1〜5はいずれも、2〜20分間の少なくともいずれかで色相差が3以上となった。これら結果は、実施例1〜4のインク組成は、繊維への染料固着のためのスチーミング処理時間に2〜20分間程度のバラツキがあったとしても、染色物の色相差が表れにくくなっていることを示しており、色相差が少なく、より均一な色相を有する染色物を得ることを可能としており、捺染用インク組成物、特にインクジェット捺染用インク組成物として極めて有用であることを示している。
本発明のインク組成物は、スチーミング処理時間にばらつきがあった場合においても、色相変化が少なく、優れたマゼンタの色相に染色された染布の提供が可能であることから、インクジェット捺染に用いるマゼンタインク組成物として極めて有用である。
Claims (8)
- 着色剤として、C.I.Reactive Red 31とC.I.Reactive Red 245とを含有するインク組成物であって、該インク組成物の総質量中に含有するC.I.Reactive Red 31と、C.I.Reactive Red 245との含有比率が、質量基準で8:2〜1:1であるインク組成物。
- 水溶性有機溶剤をさらに含有する請求項1に記載のインク組成物。
- 25℃におけるインク組成物の粘度が、3〜20mPa・sの範囲である請求項1又は2に記載のインク組成物。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のインク組成物の液滴を、記録信号に応じてインクジェットプリンタにより吐出させ、繊維に付着させる工程Aと、該工程により付着させた液滴中の着色剤を熱により繊維に反応固着させる工程Bと、繊維中に残存する未固着の着色剤を洗浄する工程Cとを少なくとも含む繊維の捺染方法。
- 工程Bにおいて、スチーミング処理により着色剤を繊維に反応固着させる請求項4記載の繊維の捺染方法。
- スチーミング処理時間が2〜20分である請求項5記載の繊維の捺染方法。
- 1種類以上の糊材、アルカリ性物質、還元防止剤及びヒドロトロピー剤を少なくとも含む水溶液を、インクを付着させる前の繊維に付与する、繊維の前処理工程Dをさらに含む請求項4乃至6に記載の繊維の捺染方法。
- 請求項4乃至7に記載の捺染方法により得られる染色された繊維。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017049624A JP2018150492A (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | インクジェット捺染用組成物及びそれを用いた繊維の捺染方法 |
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