JP2018147666A - 光源ユニット及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】品質を保ちつつ、部材点数の減少による製造コストの削減を図ること。【解決手段】光源ユニット2は、LEDモジュール3と取付部材4とカバー5とを備える。カバー5は、LEDモジュール3を覆うように取付部材4に支持される。取付部材4は、LEDモジュール3が第1面401に取り付けられる取付板40と、取付板40の縁から突出する側板41とを有する。カバー5は、底部50と、底部50の周縁から突出する周壁部51とを有する。取付板40は、取付孔420を有する。周壁部51は、取付孔420を通じて取付板40の第2面402から突出する係合片521を有する。カバー5は、第2面402から突出した係合片521が取付板40の一部と係合することで取付部材4に支持される。【選択図】図1

Description

本発明は、光源ユニット及び照明器具に関し、より詳細には、固体光源を有する光源ユニット、及び当該光源ユニットを備える照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明器具を例示する。この従来例は、光源ユニットと器具本体と枠とパネルと点灯装置を備える。光源ユニットは、4つのLEDモジュールと反射体とで構成される。反射体は、矩形平板状の取付板と、取付板の周縁から下向きに曲げ起こされた4つの反射板とを有する。取付板の下面には、4つのLEDモジュールの基板がねじ止めされていて、取付板の上面には、点灯装置が固定されている。枠は、光源ユニットとパネルとを保持した状態で、固定バネによって器具本体に取付けられている。
特開2014−232713号公報
ところで、上記従来例では、パネルを保持する枠と光源ユニットの取付板とが、取付金具を介してねじ止めにより互いに固定されている。そのため、例えば使用される取付金具及びねじなどの数だけ、光源ユニット全体の部品点数が多くなる傾向にあった。したがって、従来例と同等の性能と機能を保ちつつ(品質を保ちつつ)、取付金具及びねじなどの部材点数を減らして製造コストの削減を図ることが望まれる。
本発明の目的は、品質を保ちつつ、部材点数の減少による製造コストの削減を図ることが可能な光源ユニット及び照明器具を提供することである。
本発明の一態様に係る光源ユニットは、光源モジュールと取付部材とカバーとを備える。前記光源モジュールは、実装基板、及び前記実装基板に実装された固体光源を有する。前記光源モジュールは、前記取付部材に取り付けられる。前記カバーは、透光性を有し、前記光源モジュールを覆うように前記取付部材に支持される。前記取付部材は、前記光源モジュールが第1面に取り付けられる平板状の取付板と、前記取付板の縁から前記第1面の側に突出する側板とを有する。前記カバーは、前記光源モジュールに対向する底部と、前記底部の周縁から前記取付板に向かって突出する周壁部とを有する箱状に形成されている。前記取付板は、その厚み方向に貫通する取付孔を有する。前記周壁部は、前記取付孔を通じて前記取付板の前記第1面とは反対側の第2面から突出する係合片を有する。前記カバーは、前記第2面から突出した前記係合片が前記取付板の一部と係合することで前記取付部材に支持される。
本発明の一態様に係る照明器具は、前記光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体とを備える。
本発明の光源ユニット及び照明器具は、品質を保ちつつ、部材点数の減少による製造コストの削減を図ることが可能になるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る光源ユニットの上方から見た分解斜視図である。 図2は、同上の光源ユニットの下方から見た分解斜視図である。 図3は、同上の光源ユニットの平面図である。 図4Aは、同上の光源ユニットにおけるかしめ片がかしめられる前の状態の要部の斜視図であり、図4Bは、かしめ片がかしめられた後の状態の要部の斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る照明器具の斜視図である。 図6は、同上の照明器具の側面図である。 図7は、同上の照明器具の別の側面図である。 図8は、同上の照明器具の分解斜視図である。 図9は、同上の照明器具における器具本体の分解斜視図である。 図10は、同上の照明器具の要部の断面図である。 図11は、同上の光源ユニットのカバーを省略した斜視図である。
(1)概要
以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記の構成に限定されることはなく、下記の構成以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態の光源ユニット2は、図1及び図2に示すように、LED(Light Emitting Diode)モジュール3(光源モジュール)と取付部材4とカバー5とを備える。LEDモジュール3は、実装基板31、及び実装基板31に実装されたLED30(固体光源)を有する。本実施形態ではLEDモジュール3の数は2つであるが、1つでもよいし3つ以上であってもよい。また、実装基板31に実装されるLED30の数についても特に限定されるものではない。2つのLEDモジュール3は、取付部材4に取り付けられる。
カバー5は、透光性を有している。カバー5は、2つのLEDモジュール3を覆うように取付部材4に支持される。取付部材4は、平板状の取付板40と、4つの側板41とを有している。取付板40は、2つのLEDモジュール3が取り付けられる第1面401(下面)を有している。各側板41は、取付板40の対応する縁から第1面401の側に突出している。
カバー5は、箱状に形成されている。具体的には、カバー5は、2つのLEDモジュール3に対向する底部50と、底部50の周縁から取付板40に向かって突出する周壁部51とを有している。
取付板40は、その厚み方向に貫通する取付孔420を有している。一方、周壁部51は、取付孔420を通じて取付板40の第1面401とは反対側の第2面402(上面)から突出する係合片521を有している。本実施形態のカバー5は、第2面402から突出した係合片521が取付板40の一部(かしめ片421)と係合することで取付部材4に支持される(図4A及び図4B参照)。
この構成によれば、カバー5は、取付板40の取付孔420を通じて第2面402から突出した係合片521が取付板40の一部(かしめ片421)と係合することで取付部材4に支持される。したがって、取付金具及びねじなどの別部品の使用を抑えながらもカバー5を取付部材4に取付けることができる。その結果、特許文献1記載の従来例と同等の性能と機能を保ちつつ(品質を保ちつつ)、光源ユニット2全体としての部材点数を減らすことができて製造コストの削減を図ることができる。
(2)詳細
(2.1)全体構成
以下、本実施形態の光源ユニット2を備えた照明器具1について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の照明器具1は、天井に埋込配設される埋込型の照明器具である。ただし、照明器具1は、埋込型の照明器具に限定されず、例えば、天井に直付けされる直付け型の照明器具であってもよい。
本実施形態の照明器具1は、図5及び図8に示すように、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体10とを備えている。ただし、以下の説明では、特に断りのない限り、図8において照明器具1の上下、前後及び左右の各方向を規定する。
(2.2)器具本体
器具本体10は、図8及び図9に示すように、下面が開口した直方体形状(箱形)の収容部11と、上面及び下面が開口した四角錐台状(角筒状)の反射部材12とを有している。収容部11は、正方形状の底壁110と、底壁110の4つの辺から下向きに突出する長方形状の4つの側壁111とを有している。底壁110は、給電用の電源線が挿通される複数の挿通孔1100を有している。挿通孔1100に挿通される電源線は、底壁110の下面に取り付けられている端子台13に電気的に接続される。さらに、底壁110は、建物の躯体(天井躯体9)に埋め込まれている吊りボルト90が挿通される複数のボルト挿通孔1101を有している(図8参照)。これら複数のボルト挿通孔1101は、左右方向に一列に並ぶように底壁110に設けられている。収容部11の底壁110及び4つの側壁111は、鋼板などの金属板によって一体に形成されることが好ましい。
左側の側壁111及び右側の側壁111の各々は、一対の係止部112と、一対の導通部113とを有している(図9参照)。一対の係止部112は、各側壁111の内側面から斜め上方に突出している(図10参照)。なお、これらの係止部112は、側壁111の一部が切り起こされて形成されることが好ましい。また、一対の導通部113は、側壁111の一部が切り起こされて形成されている(図9参照)。さらに、左側の側壁111及び右側の側壁111の各々は、一対の規制部115を有している。一対の規制部115は、概ね矩形平板状であって、各側壁111の長手方向(前後方向)の両端における内側の側面から、前側及び後側の側壁111と平行するように突出している。なお、これらの規制部115は、各側壁111から切り起こして形成されることが好ましい。
前側の側壁111及び後側の側壁111の各々は、一対の係止部112と、引掛部114とを有している(図9参照)。一対の係止部112は、左側及び右側の側壁111の係止部112と同様に、側壁111の一部が切り起こされることにより、各側壁111の内側面から斜め上方に突出するように形成されている。引掛部114は、側壁111の長手方向の中央に設けられている。引掛部114は、側壁111をその厚み方向に貫通する孔を有している。ただし、前側の引掛部114の孔は、逆U字状に形成され、後側の引掛部114の孔は、H字状に形成されている(図9参照)。
反射部材12は、4つの反射板120と、各反射板120の上端からそれぞれ上向きに突出する4つの側板121と、各反射板120の下端から前後方向及び左右方向に突出する枠体122とを有している(図9参照)。各反射板120は、台形状に形成されている。各側板121は、概ね台形状に形成されている。なお、4つの反射板120により、軸方向(上下方向)に沿った両側の端部(上端部及び下端部)が開口した筒状の囲い部が構成されている。各側板121は、収容部11の4つの側壁111のうちの対応する1つの側壁111にそれぞれ結合される。枠体122は、正方形の枠状に形成され、4つの反射板120のそれぞれの下端とつながっている。反射部材12は、4つの反射板120の内側面(反射面)によって光源ユニット2が発する光の配光を調整するように構成されている。
4つの側板121は、すべて同一の形状に形成されている。各側板121は、一対の矩形の係止孔123と、矩形の貫通孔124と、一対の台形状の孔125とを有している(図9参照)。貫通孔124は、側板121の長手方向におけるほぼ中央に設けられている。一対の孔125は、側板121の長手方向に沿って貫通孔124の両側に設けられている。一対の係止孔123は、その長手方向を側板121の長手方向に揃え、かつ、側板121の長手方向に沿って一対の孔125の両側に設けられている。4つの側板121にそれぞれ一対ずつ設けられている係止孔123に、収容部11の4つの側壁111にそれぞれ一対ずつ設けられている係止部112のうちの対応する1つの係止部112が1つずつ挿入される。係止孔123に挿入された係止部112は、各側板121における係止孔123の上側の縁に当たることにより、側板121に係止される(図8及び図10参照)。つまり、係止部112は、側板121が底壁110から離れる向き(下向き)に変位することを妨げるように構成されている。
上述のように、合計8つの係止部112がそれぞれ側板121に係止されることにより、収容部11と反射部材12が結合されて器具本体10が構成される(図8参照)。また、各側壁111に設けられている一対の導通部113は、対応する孔125に挿通されるように折り曲げられる(図8参照)。折り曲げられた導通部113は、側板121における孔125の縁に接触する。つまり、収容部11は、導通部113を介して反射部材12と電気的に導通している。さらに、側壁111に設けられている引掛部114は、側壁111及び側板121の厚み方向(前後方向)に沿って、側板121に設けられている貫通孔124と重なっている(図8参照)。
ここで、器具本体を構成する2つの部品がねじ止めによって結合される場合、ねじ締め作業によって器具本体の組立作業の作業性が低下するおそれがある。これに対して、照明器具1の器具本体10は、側壁111に設けられている係止部112が側板121に設けられている係止孔123に挿入されることで収容部11と反射部材12が結合されるように構成されている。そのため、ドライバなどの工具を使わずに収容部11と反射部材12を結合させることができ、器具本体10の組立作業の作業性の低下を抑制することができる。また、係止部112は、側板121が底壁110から離れる向き(下向き)に変位することを妨げるように構成されている。そのため、地震による強い揺れが生じた場合に係止部112の係止が外れ難くなり、反射部材12が落下する可能性を低くすることができる。
(2.3)光源ユニット
光源ユニット2は、図1及び図2に示すように、2つのLEDモジュール3と、取付部材4と、カバー5と、電源ユニット6と、無線通信ユニット7と、2つの取付具8とを備えている。
取付部材4は、正方形の取付板40と、取付板40の4つの辺からそれぞれ下向きに突出する4つの側板41とを有している。取付部材4は、2つのLEDモジュール3が取り付けられる第1面401(下面)を有している(図2参照)。つまり、各側板41は、取付板40の対応する辺(縁)から第1面401の側に突出している。取付板40と4つの側板41とは、亜鉛鋼板などの金属板が曲げ加工されて一体に形成されることが好ましい。4つの側板41の各々は、細長い長方形状に形成されている。また、取付板40は、その4つの辺における長手方向の中央に被取付部42を1つずつ有している。なお、被取付部42については、次の「(2.4)取付部材及びカバーの取付構造」の欄で詳しく説明する。
2つのLEDモジュール3の各々は、長方形状の実装基板31の実装面(下面)に多数のLED30を実装して構成されている。各LED30は、例えば、白色光を放射する照明用白色LEDである。これら複数のLED30は、実装基板31の実装面に格子状に配置され、実装面に形成されている配線導体(銅はく)を介して互いに電気的に接続されている。また、各実装基板31の実装面には、配線導体を介して各LED30と電気的に接続されたレセプタクルコネクタ32が実装されている。レセプタクルコネクタ32は、後述するように電源ユニット6の出力線に結線されたプラグコネクタと抜き差し可能に接続される。2つのLEDモジュール3は、取付板40の下面に、左右方向に間隔を空けて並ぶようにして、ねじ止めにより取り付けられる(図11参照)。
電源ユニット6は、プリント配線板61に電子部品が実装されて構成された電源回路と、この電源回路を収容するケース60とを有している(図1参照)。電源回路は、入力コネクタ62、整流器、力率改善回路、降圧型のDC/DCコンバータ、出力コネクタ63などを備える。入力コネクタ62は、電線を介して端子台13と電気的に接続される。電源回路は、入力コネクタ62から入力する交流電力を直流電力に変換した後、変換後の直流電力を出力コネクタ63から電線(出力線)を介して出力する。直流電力は、出力線の先端に結線されたプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタ32を介して各LEDモジュール3の各LED30に供給される。
プリント配線板61は、長尺の矩形平板状の絶縁基板の部品面に配線導体(銅はく)が形成されている。プリント配線板61の表面に、入力コネクタ62、出力コネクタ63、平滑コンデンサ、チョークコイルなどの、いわゆるリード部品が実装される。そして、プリント配線板61のはんだ面に電源回路を構成している電子部品のうちの表面実装部品が実装される。ただし、入力コネクタ62は、プリント配線板61の長手方向の一端(左端)に実装され、出力コネクタ63は、プリント配線板61の長手方向の他端(右端)に実装されている。ケース60は、図1に示すように、金属製の板材によって長尺の箱状に形成されている。ケース60は、入力コネクタ62及び出力コネクタ63を露出するようにしてプリント配線板61を内部に収容している。電源ユニット6は、取付板40の上面における前端に、ケース60の長手方向を左右方向に一致させるようにして取付板40にねじ止めされている(図1参照)。
無線通信ユニット7は、図1に示すように、合成樹脂製のハウジング70、信号ケーブル71、プラグコネクタ72などを備えている。無線通信ユニット7は、ハウジング70内に収容されているアンテナで受信する無線信号(例えば、920MHz帯の電波を媒体とする無線信号)から制御指令を取得するように構成されている。なお、無線信号は、送信機から送信され、照明器具1の点灯・消灯及び/又は調光などを行うための制御指令を伝送している。無線通信ユニット7は、信号ケーブル71並びにプラグコネクタ72を介して、無線信号から取得した制御指令を電源ユニット6の電源回路へ伝送するように構成されている。なお、プラグコネクタ72は、電源ユニット6に設けられているレセプタクルコネクタと電気的に接続される。電源ユニット6の電源回路は、無線通信ユニット7から伝送されてくる制御指令に応じて、出力コネクタ63から出力する直流電力を調整してLEDモジュール3を点灯・消灯及び調光するように構成されている。
無線通信ユニット7は、取付板40の上面に取り付けられている(図1参照)。取付板40には、無線通信ユニット7のハウジング70の一部(アンテナが収容されているアンテナ収容部700)が挿通される孔400が設けられている(図2参照)。無線通信ユニット7のハウジング70は、アンテナ収容部700が孔400に挿通された状態で取付板40の上面に固定されている。ただし、この孔400は、取付板40の下面において、2つのLEDモジュール3の間に位置している。したがって、アンテナ収容部700は、取付板40の下面における2つのLEDモジュール3の間から下向きに突出する(図11参照)。
2つの取付具8は同一の構成を有している。各取付具8は、取付ばね80と、取付ばね80を取付板40に取り付けるための取付金具85とを有している(図1参照)。取付ばね80は、コイル部81と、2本の腕部(第1腕部82及び第2腕部83)と、引掛片84とを有するねじりコイルばねで構成されている。取付金具85は、平板状のベース850と、ベース850に設けられたブリッジ状の支持部851と、ベース850に設けられた筒状の引掛部852とを有している。支持部851は、コイル部81をその軸まわりに回転可能に支持する。引掛部852は、取付ばね80の引掛片84が引っ掛けられる(図1参照)。取付金具85は、取付板40の上面における前後方向の両端かつ左右方向の中央の位置にねじ止めされる(図1参照)。各取付ばね80の第1腕部82は、取付板40の外に突出している(図11参照)。各取付ばね80の第2腕部83は、取付金具85に引っ掛けられる(図1参照)。
カバー5は、透光性を有していて、2つのLEDモジュール3を覆うように取付部材4に支持される。カバー5は、図1に示すように、正方形状の底部50と、底部50の周縁から上向きに立ち上がる周壁部51と、周壁部51の上端に設けられた4つの取付部52とを有している。周壁部51は、底部50の厚み方向(上下方向)に沿って見たときに矩形枠状(本実施形態では、一例として正方形の枠状)に形成されている。周壁部51は、4つの壁部から構成されおり、以下の説明では、4つの壁部をそれぞれ前壁部511、右壁部512、後壁部513及び左壁部514とよぶ(図1参照)。底部50と周壁部51と4つの取付部52は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料によって一体に形成されることが好ましい。また、少なくとも底部50及び周壁部51は、その表面にシボ加工が施されることによって光を拡散するように構成されることが好ましい。あるいは、少なくとも底部50及び周壁部51は、合成樹脂材料に拡散剤が混入されることによって光を拡散するように構成されることが好ましい。なお、取付部52については、次の「(2.4)取付部材及びカバーの取付構造」の欄で詳しく説明する。
(2.4)取付部材及びカバーの取付構造
以下、取付部材4及びカバー5の取付構造について、図1〜図4Bを参照しながら詳しく説明する。
取付部材4の取付板40は、正方形の第2面402の4つの辺(縁)の各々における長手方向の中央に被取付部42を1つずつ有している。つまり、図3に示すように、互いに対向する2辺に対応した2つの被取付部42同士を繋いだ2つの線分L1及びL2(想像線)が交わる点P1は、取付板40の中心である。図1に示すカバー5の中心軸C1(想像線)は、おおむね点P1を通る。
各被取付部42は、取付孔420とかしめ片421と突板422と載置片423と位置決め片424とを有している。取付孔420は、取付板40をその厚み方向に貫通して形成されている。突板422及びかしめ片421は、2つのLEDモジュール3が取り付けられる第1面401(下面)とは反対側の第2面402(上面)に設けられている。突板422及びかしめ片421は、取付板40と一体となっている。なお、このかしめ片421が、後述するようにカバー5の係合片521に対してかしめられて係合する部位となる。
ここで、図1〜図3は、かしめ片421がかしめられる前の状態を示しており、同様に、図4Aも、かしめ片421がかしめられる前の状態の要部(一例として第2面402の右辺の要部のみ図示)を示している。一方、図4Bは、かしめ片421がかしめられた後の状態の要部(同じく第2面402の右辺の要部のみ図示)を示している。ここで、以下の説明では特に断りの無い限り、かしめ片421が、かしめられる前の状態(図4A)にあることを想定して説明する。
突板422及びかしめ片421は、厚み方向に沿って見たときに全体としておおむねL字板状に形成されている。突板422は、細長い矩形板状であり、その長手方向が第2面402の対応する辺の長手方向に沿うように、第2面402から上方向に突出している。かしめ片421は、突板422の一端(図4Aでは前端)から第2面402の対応する辺の長手方向に沿うように細長く延びている。
載置片423は、略矩形板状であり、かしめ片421の上端において取付板40の中心(点P1)から離れる方向に突出して設けられている(図4A参照)。載置片423は、かしめ片421と一体となっている。
位置決め424は、突板422及びかしめ片421と同様に、2つのLEDモジュール3が取り付けられる第1面401とは反対側の第2面402に設けられている。位置決め片424は、略矩形板状であり、取付孔420を間に介して突板422と対向するように第2面402から上方向に突出している。位置決め片424は、取付板40と一体となっている。位置決め片424は、取付板40に対する取付具8の取付金具85の位置決めを行うための部位である。具体的には、取付金具85のベース850に形成されている凹部が位置決め片424に嵌まるように、取付金具85を取付板40の第2面402上に載せ置くことで、取付板40に対する取付具8の位置決めが達成される。
取付孔420は、図3に示すように、上下方向に沿って見たときに、取付板40の第2面402の4つの辺の対応する辺の長手方向に沿って延びる細長い矩形孔(スリット)である。また4つの取付孔420は、上下方向に沿って見たときに、取付板40の上記4辺で囲まれた領域内に配置されている(図3参照)。言い換えると、各取付孔420は、突板422及びかしめ片421よりも内側(点P1側)に配置されている。
本実施形態では、取付孔420は、第2面402の各辺の近傍における長手方向の中央領域に対して略H字状に抜き加工を施した後に、上方向に切り起こしを施すことにより形成されている。ここで、切り起こされる部位は2つあり、すなわち、先端が取付板40の中心(点P1)から離れる方向に切り起こされる第1部位と、先端が第2面402の4つの辺の対応する辺から離れる方向に切り起こされる第2部位である。第1部位が、突板422、かしめ片421及び載置片423となり、第2部位が、位置決め片424となる。
一方、カバー5の4つの取付部52は、取付部材4の4つの被取付部42にそれぞれ一対一で対応するように配置されている。4つの取付部52は、正方形の枠状の周壁部51の中心軸C1(図1参照)に沿って見たときに、中心軸C1に対して対称となる位置にそれぞれ配置されている。つまり、周壁部51を形成する4つの壁部のうち互いに対向する前壁部511と後壁部513とに設けられた前後2つの取付部52は、中心軸C1に沿って見たときに、中心軸C1に対して対称となる位置にそれぞれ配置されている。また、4つの壁部のうち互いに対向する右壁部512と左壁部514とに設けられた左右2つの取付部52は、中心軸C1に沿って見たときに、中心軸C1に対して対称となる位置にそれぞれ配置されている。本実施形態では、各取付部52は、対応する壁部の上端における長手方向の中央に設けられている。
各取付部52は、周壁部51の上端から底部50と平行に突出する長方形状の突片520と、鉤形に形成されて周壁部51の上端から上向きに突出する係合片521と、周壁部51の上端から上向きに突出する突起522とを有している。
各突片520は、取付板40の第1面401に取付けられた2つのLEDモジュール3の実装基板31に設けられている4つの凹み310(図1参照)のうち対応する凹み310に収まるように形成されている。各係合片521は、対応する取付孔420に挿通されて取付板40の第2面402から突出する部位である。言い換えると、係合片521の上下方向の突出量は、取付板40の厚み寸法よりも十分に大きい。また、突起522も取付孔420に挿通されて取付板40の第2面402から突出する。突起522は、周壁部51の対応する壁部の長手方向において、係合片521から所定の距離を取って配置されている。
一例として図4Aを参照して説明すると、右壁部512の長手方向(前後方向)において、突起522の前端面から係合片521の後端面までの距離は、取付孔420の寸法よりもやや小さい程度に寸法関係が設定されている。要するに、突起522は、取付孔420に対する係合片521の位置決めを容易に行えるように構成されている。
さらに、係合片521は、かしめ片421が挿入されるための凹所523を有している(図4A及び4B参照)。凹所523は、第2面402に沿って開放されている。具体的には、凹所523は、突起522から離れる方向に凹んで形成されている。本実施形態では、かしめ片421が突起522と係合片521との間の空間を通って凹所523内へ挿入可能なように、突板422に対するかしめ片421の突出量は、突起522から凹所523の底部までの距離よりもやや小さい。
カバー5は、取付部材4の側板41の内側に周壁部51を収めるようにして取付部材4に取り付けられる。そのため、周壁部51は、LEDモジュール3から見たときに取付部材4の側板41よりも手前に配置されている。言い換えると、金属製の側板41が、樹脂製のカバー5の周壁部51よりも外側に配置されていて、器具本体10(反射部材12の側板121)と対向する部位となる。
例えばもし樹脂製のカバーが光源ユニットにおいて最外周部位に配置される構成の場合、固体光源(LED)から発せされた熱によりカバーが変形(熱膨張)すると、最外周部位のカバーが反射部材12の側板121に接触してしまう虞がある。そのため、樹脂製のカバーが光源ユニットの最外周部位として配置される場合、光源ユニット(カバー)と反射部材12の側板121との隙間に関して、熱膨張を配慮した設計を行う必要がある。要するに、上記隙間を予め大きく設定する必要がある。このように大きく設定された隙間は、人の目に留まり易く、外観の意匠性(見栄え)が損なわれる可能性もある。
この点において、本実施形態の光源ユニット2は、金属製の側板41が最外周部位に相当するため、LEDモジュール3からの熱によって膨張して側板41が反射部材12の側板121に接触してしまうという可能性が低い。その結果、光源ユニット2と反射部材12の側板121との隙間に関して、熱膨張を配慮した設計を行う必要がなく、当該隙間寸法を極力抑えた構造を有する照明器具1を提供することができる。そして、当該隙間寸法が極力抑えられることで、外観の意匠性の低下を抑制することもできる。
特に、4つの取付部52は、正方形の枠状の周壁部51の中心軸C1(図1参照)に沿って見たときに、中心軸C1に対して対称となる位置にそれぞれ配置されている。そのため、LEDモジュール3からの熱によるカバー5の変形(膨張)が抑えられ、取付部材4に対するカバー5のがたつきを抑制することができる。したがって、熱に対して信頼性の高い光源ユニット2を提供することができる。
以下、取付部材4に対するカバー5の取付け手順について説明する。まず、各取付部52の係合片521及び突起522は、取付板40の下から上に向かって、対応する取付孔420に挿通される(図1参照)。突起522の上端の角部は、面取りされているため、取付孔420に対して滑らかに挿通可能となっている。そして、取付孔420を通じて第2面402から突出した各かしめ片421(図4A参照)が内向きにかしめられる。すなわち、かしめ片421は、突板422に対しておおむね90度の角度となるように内向きに折り曲げられる(図4B参照)。このとき、かしめ片421は、突起522と係合片521との間の空間を通って凹所523内へ挿入される。
このようにして係合片521がかしめ片421に係合する。つまり、カバー5は、側板41の内側に周壁部51を収めるようにして取付部材4の取付板40に取り付けられる。したがって、特許文献1記載の従来例に比べて取付金具及びねじなどの別部品の使用を抑えながらもカバー5を取付部材4に取付けることができる。その結果、特許文献1記載の従来例と同等の性能と機能を保ちつつ(品質を保ちつつ)、光源ユニット2全体としての部材点数を減らすことができて製造コストの削減を図ることができる。
なお、図4Bに示すように、かしめ片421の上端にある載置片423が凹所523内の上面と接触することで、係合片521とかしめ片421との係合状態の安定化を図ることができる。
また、係合片521がかしめ片421に係合した状態において、4つの取付部52及び4つの被取付部42は、取付板40を上下方向に沿って見たときに、正方形の取付板40の外周縁よりも内側の領域に収まるように構成されている。つまり、人が光源ユニット2を下から見上げたときに、取付部52及び被取付部42が見え難い位置にあると言える。したがって、外観の意匠性(見栄え)が向上されている。また、光源ユニット2全体としての小型化にも貢献している。
(3)照明器具の施工
次に、照明器具1を天井に施工する作業について説明する。施工作業を行う作業者は、まず、底壁110の挿通孔1100に電源線を挿通した後、ボルト挿通孔1101に挿通した吊りボルト90にナット91を締め付けることで器具本体10を吊りボルトに取り付ける(図8参照)。また、作業者は、挿通孔1100から引き込んだ電源線を端子台13に結線することで器具本体10を天井に配設する。なお、器具本体10は、収容部11と反射部材12を導通部113で電気的に導通させているので、収容部11と反射部材12の両方に接地工事を行う手間を省くことができる。
続いて、作業者は、後側の側板121に設けられた貫通孔124を通して、後側の側壁111に設けられた引掛部114に後側の取付ばね80の第1腕部82を挿入する(図7参照)。このとき、作業者は、後側の取付ばね80の第1腕部82を、後側の側壁111の引掛部114が有する仮保持片1140に引っ掛けることで光源ユニット2を器具本体10に仮保持させることができる。作業者は、光源ユニット2を器具本体10に仮保持させた状態で端子台13と電源ユニット6の結線作業を行う。
そして、作業者は、前側の側壁111に設けられた引掛部114に前側の取付ばね80の第1腕部82を差し込んだ後、光源ユニット2を持ち上げて収容部11内に収容する。光源ユニット2が収容部11内に収容されると、各取付ばね80の第1腕部82が側壁111の引掛部114の縁に引っ掛かる。その結果、光源ユニット2は、2つの取付ばね80のばね力によって器具本体10に支持される。以上のような手順で照明器具1の施工作業が完了する。
(4)変形例
以下に、いくつかの変形例について列記する。以下では上述した実施形態を「基本例」と呼ぶ。以下に説明する変形例も、上述した基本例と適宜組み合わせて適用可能である。
基本例では、取付孔420の数は4つであり、4つの取付孔420にそれぞれ対応するように係合片521の数も4つである。しかし、取付孔420及び係合片521の各々の数は1つ以上あればよく、これらの数は特に限定されるものではない。例えば、取付孔420及び係合片521の各々の数が1つのみであってもよい。この場合、カバー5は、取付部材4に対して1箇所でのみかしめ固定されて、他の箇所についてはねじ止め等により固定されてもよい。
また取付孔420の数と係合片521の数とが互いに同じである必要もなく、取付孔420の数が係合片521の数よりも多くてもよい。要するに係合片521を挿通する取付孔420が、複数の取付孔420の中から適宜に選択可能であってもよい。
基本例では、カバー5の各取付部52は、周壁部51を構成する4つの壁部のうちの対応する壁部の上端における長手方向の中央に設けられている。しかし、この限りではなく、各取付部52は、対応する壁部の上端における長手方向の一端寄り(又は他端寄り)に設けられていてもよい。
ただし、上述した熱によるカバー5の変形の抑制を考慮すれば、2つの取付部52が前壁部511と後壁部513とに設けられている場合、中心軸C1に沿って見たときに、中心軸C1に対して対称となる位置にそれぞれ配置されていることが好ましい。例えば、2つの取付部52の一方が、前壁部511の上端における長手方向の中央と右端との中間位置に設けられている場合、2つの取付部52の他方は、後壁部513の上端における長手方向の中央と左端との中間位置に設けられていることが好ましい。
同様に、2つの取付部52が右壁部512と左壁部514とに設けられている場合、中心軸C1に沿って見たときに、中心軸C1に対して対称となる位置にそれぞれ配置されていることが好ましい。例えば、2つの取付部52の一方が、右壁部512の上端における長手方向の中央と前端との中間位置に設けられている場合、2つの取付部52の他方は、左壁部514の上端における長手方向の中央と後端との中間位置に設けられていることが好ましい。
基本例では、各被取付部42は、載置片423と位置決め片424とを有しているが、これらは、光源ユニット2において必須の構成要素ではなく、設けられていなくてもよい。
基本例では、各取付部52は、突片520と突起522とを有しているが、これらは、光源ユニット2において必須の構成要素ではなく、設けられていなくてもよい。
基本例では、カバー5の底部50は、その厚み方向に沿って見たときに、取付板40とほぼ同形の正方形状に形成されていて、カバー5の周壁部51は、底部50の厚み方向に沿って見たときに正方形の枠状に形成されている。しかし、これらの形は特に限定されるものではなく、取付板40及び底部50は、長方形状に形成され、周壁部51は、長方形の枠状に形成されていてもよい。
取付板40及び底部50の形は、矩形状(正方形状又は長方形状)に限定されるものではなく、例えば円形状であってもよい。また、周壁部51の形は、矩形枠状(正方形の枠状又は長方形の枠状)に限定されるものではなく、例えば円形の枠状であってもよい。
(5)利点
以上説明したように、第1の態様に係る光源ユニット2は、光源モジュール(LEDモジュール3)と取付部材4とカバー5とを備える。LEDモジュール3は、実装基板31、及び実装基板31に実装された固体光源(LED30)を有する。LEDモジュール3は、取付部材4に取り付けられる。カバー5は、透光性を有し、LEDモジュール3を覆うように取付部材4に支持される。取付部材4は、LEDモジュール3が第1面401に取り付けられる平板状の取付板40と、取付板40の縁から第1面401の側に突出する側板41とを有する。
カバー5は、LEDモジュール3に対向する底部50と、底部50の周縁から取付板40に向かって突出する周壁部51とを有する箱状に形成されている。取付板40は、その厚み方向に貫通する取付孔420を有する。周壁部51は、取付孔420を通じて取付板40の第1面401とは反対側の第2面402から突出する係合片521を有する。カバー5は、第2面402から突出した係合片521が取付板40の一部と係合することで取付部材4に支持される。
第1の態様によれば、カバー5は、取付板40の取付孔420を通じて第2面402から突出した係合片521が取付板40の一部と係合することで取付部材4に支持される。したがって、取付金具及びねじなどの別部品の使用を抑えながらもカバー5を取付部材4に取付けることができる。その結果、品質を保ちつつ、光源ユニット2全体としての部材点数を減らすことができて製造コストの削減を図ることができる。
第2の態様に係る光源ユニット2に関して、第1の態様において、周壁部51は、LEDモジュール3から見たときに側板41よりも手前に配置されていることが好ましい。第2の態様によれば、取付部材4の側板41がカバー5の周壁部51よりも外側に配置されている。そのため、側板41が、例えば金属製であれば、LEDモジュール3からの熱によって変形(膨張)して光源ユニット2の周囲に配置されている物体(例えば器具本体10の反射部材12の側板121)に接触してしまうという可能性が低い。その結果、光源ユニット2と器具本体10との隙間に関して、熱膨張を配慮した設計を行う必要がなく、当該隙間寸法を極力抑えることができる。そして、当該隙間寸法が極力抑えられることで、外観の意匠性の低下を抑制することもできる。
第3の態様に係る光源ユニット2に関して、第1の態様又は第2の態様において、周壁部51は、底部50の厚み方向に沿って見たときに矩形枠状に形成されていて、かつ、係合片521を少なくとも2つ有することが好ましい。2つの係合片521は、矩形枠状の周壁部51を形成する4つの壁部(511〜514)のうち、互いに対向する2つの壁部において、矩形枠状の周壁部51の中心軸に対して対称となる位置にそれぞれ配置されていることが好ましい。取付板40は、2つの係合片521がそれぞれ対応して通るように、取付孔420を少なくとも2つ有していることが好ましい。
第3の態様によれば、LEDモジュール3からの熱によるカバー5の変形(膨張)がより抑えられ、取付部材4に対するカバー5のがたつきを抑制することができる。したがって、熱に対して信頼性の高い光源ユニット2を提供することができる。
第4の態様に係る光源ユニット2に関して、第1〜第3の態様のいずれか1つにおいて、取付板40は、金属板により形成されていて、かつ、係合片521と係合する上記一部であるかしめ片421を有することが好ましい。かしめ片421は、係合片521にかしめ固定するように取付板40から切り起こされた部位であることが好ましい。第4の態様によれば、光源ユニット2全体としての部材点数をより減らすことができて、製造コストの更なる削減を図ることができる。また、簡単な構造でありながらも、かしめ固定が可能な光源ユニット2を提供することができる。
第5の態様に係る光源ユニット2に関して、第4の態様において、係合片521は、第2面402に沿って開放されていてかしめ片421が挿入される凹所523を有することが好ましい。第5の態様によれば、かしめ片421が係合片521に対してより安定して係合した状態とすることができる。また、簡単な構造でありながらも、かしめ固定が可能な光源ユニット2を提供することができる。
第6の態様に係る照明器具1は、第1〜第5の態様のいずれか1つの光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体10とを備える。第6の態様によれば、品質を保ちつつ、部材点数を減らすことができて、製造コストの削減を図ることができる光源ユニット2を備えた照明器具1を提供することができる。
1 照明器具
2 光源ユニット
3 LEDモジュール(光源モジュール)
30 LED(固体光源)
31 実装基板
4 取付部材
40 取付板
420 取付孔
401 第1面
402 第2面
41 側板
421 かしめ片
5 カバー
50 底部
51 周壁部
511 前壁部(壁部)
512 右壁部(壁部)
513 後壁部(壁部)
514 左壁部(壁部)
521 係合片
523 凹所
10 器具本体
C1 中心軸

Claims (6)

  1. 実装基板、及び前記実装基板に実装された固体光源を有する光源モジュールと、
    前記光源モジュールが取り付けられる取付部材と、
    透光性を有し、前記光源モジュールを覆うように前記取付部材に支持されるカバーと、
    を備え、
    前記取付部材は、
    前記光源モジュールが第1面に取り付けられる平板状の取付板と、
    前記取付板の縁から前記第1面の側に突出する側板と
    を有し、
    前記カバーは、
    前記光源モジュールに対向する底部と、
    前記底部の周縁から前記取付板に向かって突出する周壁部と
    を有する箱状に形成され、
    前記取付板は、その厚み方向に貫通する取付孔を有し、
    前記周壁部は、前記取付孔を通じて前記取付板の前記第1面とは反対側の第2面から突出する係合片を有し、
    前記カバーは、前記第2面から突出した前記係合片が前記取付板の一部と係合することで前記取付部材に支持される
    ことを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記周壁部は、前記光源モジュールから見たときに前記側板よりも手前に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の光源ユニット。
  3. 前記周壁部は、前記底部の厚み方向に沿って見たときに矩形枠状に形成されていて、かつ、前記係合片を少なくとも2つ有し、
    2つの前記係合片は、矩形枠状の前記周壁部を形成する4つの壁部のうち、互いに対向する2つの壁部において、矩形枠状の前記周壁部の中心軸に対して対称となる位置にそれぞれ配置され、
    前記取付板は、2つの前記係合片がそれぞれ対応して通るように、前記取付孔を少なくとも2つ有している
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光源ユニット。
  4. 前記取付板は、金属板により形成されていて、かつ、前記係合片と係合する前記一部であるかしめ片を有し、
    前記かしめ片は、前記係合片にかしめ固定するように前記取付板から切り起こされた部位である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  5. 前記係合片は、前記第2面に沿って開放されていて前記かしめ片が挿入される凹所を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の光源ユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の光源ユニットと、
    前記光源ユニットを支持する器具本体と
    を備える
    ことを特徴とする照明器具。
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