JP6854446B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、より詳細には、光源ユニットと、光源ユニットを支持する器具本体とを有する照明器具に関する。
従来例として特許文献1記載の照明器具を例示する。この従来例は、天井に設置される本体部と、本体部に脱着可能に取り付けられる光源部(光源ユニット)とで構成される。本体部は、長手方向に沿って凹部が形成された箱状に構成されている。本体部の凹部の開口部側には光源部の一部が挿入されて固定される、光源固定部が形成されている。光源固定部は、光源部が挿入される光源挿入部と、光源部を受ける光源受部から構成されている。本体部の凹部の底側には一対のばね部が取り付けられている。各ばね部は、長手方向の一端部分で本体部に固定され、長手方向の他端部を撓み可能に構成されている。
光源部は、LEDユニットと、LEDユニットが取り付けられる保持部と、LEDユニットを覆うように保持部に取り付けられるカバー部と、一対の連結金具と、点灯装置とを備えている。連結金具は、矩形のばね挿入孔を有している。
光源部は、一対の連結金具のばね挿入孔に一対のばね部が挿入された状態で本体部の光源挿入部に挿入され、一対のばね部のばね力で本体部側に引き寄せられるとともに、光源部のカバー部の一部(カバー当接部)と光源受部が当接して本体部に取り付けられる。
特開2015−162381号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、カバー当接部を本体部の光源受部に当接させている。そのため、例えば、カバー部が合成樹脂製であり、かつ、本体部が金属製である場合、一対のばね部のばね力によってカバー部(カバー当接部)に過剰な応力が加わってしまう可能性がある。なお、過剰な応力が長期的に加わった場合、カバー部(カバー当接部)に不具合が発生するおそれがある。
本発明の目的は、器具本体から光源ユニットに加わる応力の低減を図ることが可能な照明器具を提供することである。
本発明の一態様に係る照明器具は、光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体とを有する。前記光源ユニットは、光源と、前記光源が取り付けられる取付部材と、少なくとも1つの取付具とを備える。前記器具本体は、一面に開口部を有する箱状に形成される。前記器具本体は、前記開口部を通して前記取付部材を含む前記光源ユニットの少なくとも一部が挿入される収容部と、前記取付具の一部が引っ掛けられる引掛部と、前記収容部内において前記光源ユニットの位置を規制する規制部とを備える。前記規制部は、前記光源ユニットの挿入方向に沿って前記取付部材に対向する位置に配置される。前記収容部は、前記光源ユニットの挿入方向に沿って前記取付部材と対向する四辺形の平板状の底壁と、前記底壁の各辺の縁からそれぞれ立ち上がる複数の側壁とを有する。前記器具本体は、前記規制部を複数備える。複数の前記規制部は、前記複数の側壁のうちで隣り合わない2つ以上の前記側壁の前記底壁の隅に近い位置からそれぞれ前記収容部内に突出するように形成されている。前記引掛部は、前記複数の側壁のうちで隣り合わない2つ以上の前記側壁に設けられる。複数の前記規制部は、前記複数の側壁のうちで前記引掛部が設けられていない2つ以上の前記側壁からそれぞれ突出するように形成されている。
本発明の照明器具は、器具本体から光源ユニットに加わる応力の低減を図ることが可能になるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明器具の斜視図である。 図2は、同上の照明器具の側面図である。 図3は、同上の照明器具の別の側面図である。 図4は、同上の照明器具の分解斜視図である。 図5は、同上の照明器具における器具本体の分解斜視図である。 図6は、同上の照明器具の要部の断面図である。 図7は、同上の照明器具における光源ユニットの下方から見た分解斜視図である。 図8は、同上の光源ユニットの上方から見た分解斜視図である。 図9は、同上の光源ユニットのカバーを省略した斜視図である。 図10は、同上の照明器具の要部の断面図である。 図11は、同上の光源ユニットの変形例の下方から見た斜視図である。
本発明の一実施形態に係る照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の照明器具1は、天井に埋込配設される埋込型の照明器具である。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。すなわち、照明器具1は、埋込型の照明器具に限定されず、例えば、天井に直付けされる直付け型の照明器具であってもよい。
本実施形態の照明器具1は、図1及び図4に示すように、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体10とを備えている。ただし、以下の説明では、特に断りのない限り、図4において照明器具1の上下、前後及び左右の各方向を規定する。
器具本体10は、図4及び図5に示すように、下面が開口した直方体形状(箱形)の収容部11と、上面及び下面が開口した四角錐台状(角筒状)の反射部材12とを有している。収容部11は、正方形状の底壁110と、底壁110の4つの辺から下向きに突出する長方形状の4つの側壁111とを有している。底壁110は、給電用の電源線が挿通される複数の挿通孔1100を有している。挿通孔1100に挿通される電源線は、底壁110の下面に取り付けられている端子台13に電気的に接続される。さらに、底壁110は、建物の天井躯体9に埋め込まれている吊りボルト90が挿通される複数のボルト挿通孔1101を有している(図4参照)。これら複数のボルト挿通孔1101は、左右方向に一列に並ぶように底壁110に設けられている。収容部11の底壁110及び4つの側壁111は、鋼板などの金属板によって一体に形成されることが好ましい。
左側の側壁111及び右側の側壁111の各々は、一対の係止部112と、一対の導通部113とを有している(図5参照)。一対の係止部112は、各側壁111の内側面から斜め上方に突出している(図6参照)。なお、これらの係止部112は、側壁111の一部が切り起こされて形成されることが好ましい。また、一対の導通部113は、側壁111の一部が切り起こされて形成されている(図5参照)。さらに、左側の側壁111及び右側の側壁111の各々は、一対の規制部115を有している。一対の規制部115は、概ね矩形平板状であって、各側壁111の長手方向(前後方向)の両端における内側の側面から、前側及び後側の側壁111と平行するように突出している。なお、これらの規制部115は、各側壁111から切り起こして形成されている。そのため、規制部115が収容部11と一体に形成されるので、規制部115が収容部11と別体に形成される場合と比較して、部品点数の削減を図ることができる。
前側の側壁111及び後側の側壁111の各々は、一対の係止部112と、引掛部114とを有している(図5参照)。一対の係止部112は、左側及び右側の側壁111の係止部112と同様に、側壁111の一部が切り起こされることにより、各側壁111の内側面から斜め上方に突出するように形成されている。引掛部114は、側壁111の長手方向の中央に設けられている。引掛部114は、側壁111をその厚み方向に貫通する孔を有している。ただし、前側の引掛部114の孔は、逆U字状に形成され、後側の引掛部114の孔は、H字状に形成されている(図5参照)。
反射部材12は、4つの反射板120と、各反射板120の上端からそれぞれ上向きに突出する4つの側板121と、各反射板120の下端から前後方向及び左右方向に突出する枠体122とを有している(図5参照)。各反射板120は、台形状に形成されている。各側板121は、概ね台形状に形成されている。各側板121は、収容部11の4つの側壁111のうちの対応する1つの側壁111にそれぞれ結合される。枠体122は、正方形の枠状に形成され、4つの反射板120のそれぞれの下端とつながっている。反射部材12は、4つの反射板120の内側面(反射面)によって光源ユニット2が発する光の配光を調整するように構成されている。
4つの側板121は、すべて同一の形状に形成されている。各側板121は、一対の矩形の係止孔123と、矩形の貫通孔124と、一対の台形状の孔125とを有している(図5参照)。貫通孔124は、側板121の長手方向におけるほぼ中央に設けられている。一対の孔125は、側板121の長手方向に沿って貫通孔124の両側に設けられている。一対の係止孔123は、その長手方向を側板121の長手方向に揃え、かつ、側板121の長手方向に沿って一対の孔125の両側に設けられている。4つの側板121にそれぞれ一対ずつ設けられている係止孔123に、収容部11の4つの側壁111にそれぞれ一対ずつ設けられている係止部112のうちの対応する1つの係止部112が1つずつ挿入される。係止孔123に挿入された係止部112は、各側板121における係止孔123の上側の縁に当たることにより、側板121に係止される(図4及び図6参照)。
上述のように、合計8つの係止部112がそれぞれ側壁111に係止されることにより、収容部11と反射部材12が結合されて器具本体10が構成される(図4参照)。また、各側壁111に設けられている一対の導通部113は、対応する孔125に挿通されるように折り曲げられる(図4参照)。折り曲げられた導通部113は、側板121における孔125の縁に接触する。つまり、収容部11は、導通部113を介して反射部材12と電気的に導通している。さらに、側壁111に設けられている引掛部114は、側壁111及び側板121の厚み方向(前後方向)に沿って、側板121に設けられている貫通孔124と重なっている(図4参照)。
光源ユニット2は、図7及び図8に示すように、2つのLED(Light Emitting Diode)モジュール3と、取付部材4と、カバー5と、電源ユニット6と、無線通信ユニット7と、2つの取付具8とを備えている。
取付部材4は、正方形の取付板40と、取付板40の4つの辺からそれぞれ下向きに突出する4つの側板41とを有している。ただし、取付板40と4つの側板41とは、亜鉛鋼板などの金属板が曲げ加工されて一体に形成されることが好ましい。4つの側板41の各々は、細長い長方形状に形成されている。
2つのLEDモジュール3の各々は、長方形状の実装基板31の実装面(下面)に多数のLED30を実装して構成されている。各LED30は、例えば、白色光を放射する照明用白色LEDである。これら複数のLED30は、実装基板31の実装面に格子状に配置され、実装面に形成されている配線導体(銅はく)を介して互いに電気的に接続されている。また、各実装基板31の実装面には、配線導体を介して各LED30と電気的に接続されたレセプタクルコネクタ32が実装されている。レセプタクルコネクタ32は、後述するように電源ユニット6の出力線に結線されたプラグコネクタと抜き差し可能に接続される。2つのLEDモジュール3は、取付板40の下面に、左右方向に間隔を空けて並ぶようにして、ねじ止めにより取り付けられる(図9参照)。
電源ユニット6は、プリント配線板61に電子部品が実装されて構成された電源回路と、この電源回路を収容するケース60とを有している(図8参照)。電源回路は、入力コネクタ62、整流器、力率改善回路、降圧型のDC/DCコンバータ、出力コネクタ63などを備える。入力コネクタ62は、電線を介して端子台13と電気的に接続される。電源回路は、入力コネクタ62から入力する交流電力を直流電力に変換した後、変換後の直流電力を出力コネクタ63から電線(出力線)を介して出力する。直流電力は、出力線の先端に結線されたプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタ32を介して各LEDモジュール3の各LED30に供給される。
プリント配線板61は、長尺の矩形平板状の絶縁基板の部品面に配線導体(銅はく)が形成されている。プリント配線板61の表面に、入力コネクタ62、出力コネクタ63、平滑コンデンサ、チョークコイルなどの、いわゆるリード部品が実装される。そして、プリント配線板61のはんだ面に電源回路を構成している電子部品のうちの表面実装部品が実装される。ただし、入力コネクタ62は、プリント配線板61の長手方向の一端(左端)に実装され、出力コネクタ63は、プリント配線板61の長手方向の他端(右端)に実装されている。ケース60は、図8に示すように、金属製の板材によって長尺の箱状に形成されている。ケース60は、入力コネクタ62及び出力コネクタ63を露出するようにしてプリント配線板61を内部に収容している。電源ユニット6は、取付板40の上面における前端に、ケース60の長手方向を左右方向に一致させるようにして取付板40にねじ止めされている(図8参照)。
無線通信ユニット7は、図8に示すように、合成樹脂製のハウジング70、信号ケーブル71、プラグコネクタ72などを備えている。無線通信ユニット7は、ハウジング70内に収容されているアンテナで受信する無線信号(例えば、920MHz帯の電波を媒体とする無線信号)から制御指令を取得するように構成されている。なお、無線信号は、送信機から送信され、照明器具1の点灯・消灯及び/又は調光などを行うための制御指令を伝送している。無線通信ユニット7は、信号ケーブル71並びにプラグコネクタ72を介して、無線信号から取得した制御指令を電源ユニット6の電源回路へ伝送するように構成されている。なお、プラグコネクタ72は、電源ユニット6に設けられているレセプタクルコネクタと電気的に接続される。電源ユニット6の電源回路は、無線通信ユニット7から伝送されてくる制御指令に応じて、出力コネクタ63から出力する直流電力を調整してLEDモジュール3を点灯・消灯及び調光するように構成されている。
無線通信ユニット7は、取付板40の上面に取り付けられている(図8参照)。取付板40には、無線通信ユニット7のハウジング70の一部(アンテナが収容されているアンテナ収容部700)が挿通される孔400が設けられている(図7参照)。無線通信ユニット7のハウジング70は、アンテナ収容部700が孔400に挿通された状態で取付板40の上面に固定されている。ただし、この孔400は、取付板40の下面において、2つのLEDモジュール3の間に位置している。したがって、アンテナ収容部700は、取付板40の下面における2つのLEDモジュール3の間から下向きに突出する(図9参照)。
2つの取付具8は同一の構成を有している。各取付具8は、取付ばね80と、取付ばね80を取付板40に取り付けるための取付金具85とを有している(図8参照)。取付ばね80は、コイル部81と、2本の腕部(第1腕部82及び第2腕部83)と、引掛片84とを有するねじりコイルばねで構成されている。取付金具85は、平板状のベース850と、ベース850に設けられたブリッジ状の支持部851と、ベース850に設けられた筒状の引掛部852とを有している。支持部851は、コイル部81をその軸まわりに回転可能に支持する。引掛部852は、取付ばね80の引掛片84が引っ掛けられる(図8参照)。取付金具85は、取付板40の上面における前後方向の両端かつ左右方向の中央の位置にねじ止めされる(図8参照)。各取付ばね80の第1腕部82は、取付板40の外に突出している(図9参照)。各取付ばね80の第2腕部83は、取付金具85に引っ掛けられる(図8参照)。
カバー5は、図8に示すように、正方形状の底部50と、底部50の周縁から上向きに立ち上がる周壁部51と、周壁部51の上端に設けられた4つの取付部52とを有している。底部50と周壁部51と4つの取付部52は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料によって一体に形成されることが好ましい。また、少なくとも底部50及び周壁部51は、その表面にシボ加工が施されることによって光を拡散するように構成されることが好ましい。あるいは、少なくとも底部50及び周壁部51は、合成樹脂材料に拡散剤が混入されることによって光を拡散するように構成されることが好ましい。各取付部52は、周壁部51の上端から底部50と平行に突出する長方形状の突片520と、鉤形に形成されて周壁部51の上端から上向きに突出する係合片521と、周壁部51の上端から上向きに突出する突起522とを有している。
カバー5は、取付部材4の側板41の内側に周壁部51を収めるようにして取付部材4に取り付けられる。ここで、取付部材4の取付板40において、カバー5の4つの取付部52と対応する位置、すなわち、取付板40の4つの辺における長手方向の中央に被取付部42が1つずつ設けられている(図7及び図8参照)。各被取付部42は、取付板40を厚み方向に貫通する取付孔420と、取付孔420の縁から側板41に沿うように上向きに突出するかしめ片421とを有している。各取付部52の係合片521及び突起522は、取付板40の下から上に向かって、対応する取付孔420に挿通される(図8参照)。そして、各かしめ片421が内向きにかしめられることにより、係合片521がかしめ片421に係合する。つまり、カバー5は、側板41の内側に周壁部51を収めるようにして取付部材4の取付板40に取り付けられる(図8参照)。
次に、照明器具1を天井に施工する作業について説明する。施工作業を行う作業者は、まず、底壁110の挿通孔1100に電源線を挿通した後、ボルト挿通孔1101に挿通した吊りボルト90にナット91を締め付けることで器具本体10を吊りボルトに取り付ける(図4参照)。また、作業者は、挿通孔1100から引き込んだ電源線を端子台13に結線することで器具本体10を天井に配設する。なお、器具本体10は、収容部11と反射部材12を導通部113で電気的に導通させているので、収容部11と反射部材12の両方に接地工事を行う手間を省くことができる。
続いて、作業者は、後側の側板121に設けられた貫通孔124を通して、後側の側壁111に設けられた引掛部114に後側の取付ばね80の第1腕部82を挿入する(図3参照)。このとき、作業者は、後側の取付ばね80の第1腕部82を、後側の側壁111の引掛部114が有する仮保持片1140に引っ掛けることで光源ユニット2を器具本体10に仮保持させることができる。作業者は、光源ユニット2を器具本体10に仮保持させた状態で端子台13と電源ユニット6の結線作業を行う。
そして、作業者は、前側の側壁111に設けられた引掛部114に前側の取付ばね80の第1腕部82を差し込んだ後、光源ユニット2を持ち上げて収容部11内に収容する。光源ユニット2が収容部11内に収容されると、各取付ばね80の第1腕部82が側壁111の引掛部114の縁に引っ掛かる。その結果、光源ユニット2は、2つの取付ばね80のばね力によって器具本体10に支持される。以上のような手順で照明器具1の施工作業が完了する。
ここで、光源ユニット2が収容部11に収容される際、取付板40の上面に取り付けられている電源ユニット6及び無線通信ユニット7が収容部11の底壁110に当たり、底壁110から電源ユニット6及び無線通信ユニット7に応力が加わる可能性がある。電源ユニット6及び無線通信ユニット7に応力が加わると、電源ユニット6のケース60や無線通信ユニット7のハウジング70に、傷が付くなどなの不具合の生じる可能性がある。しかしながら、器具本体10には規制部115が設けられているので、光源ユニット2は、取付板40の上面が規制部115の下端に当たることによって、収容部11内における位置が規制される(図10参照)。そのため、電源ユニット6及び無線通信ユニット7が取付板40に当たらず、器具本体10から光源ユニット2に加わる応力の低減を図ることが可能になる。
また、規制部115は、収容部11の側壁111から収容部11内に突出するように形成されている。そのため、規制部115が収容部11の外に突出する場合と比較して、収容部11の小型化を図ることができる。さらに、複数の規制部115は各々、4つの側壁111のうちで隣り合わない2つの側壁111(左側の側壁111と右側の側壁111)からそれぞれ突出するように形成されている。したがって、光源ユニット2が器具本体10に取り付けられた状態において、複数の規制部115が取付板40の上面に当たることによって器具本体10に対する光源ユニット2のがたつきの低減及び傾きの抑制を図ることができる。なお、各側壁111において、底壁110の隅に近い位置に規制部115が配置されているので、器具本体10に対する光源ユニット2のがたつきの低減及び傾きの抑制を更に図ることができる。また、4つの側壁111のうちで引掛部114を有しない2つの側壁111(左右両側の側壁111)に複数の規制部115が設けられている。したがって、複数の規制部115が取付板40の上面における左右両端に当たることにより、2つの取付具8を支点とした光源ユニット2の揺動(がたつき)を抑えることができる。
なお、光源ユニット2が備える2つの取付具8は、必ずしも同一構造でなくてもかまわない。例えば、光源ユニット2の変形例として、図11に示すように片側の取付具8が取付ばね80の代わりに鉤形の引掛金具86を有していてもかまわない。引掛金具86は、鉤形に形成されて光源ユニット2の取付部材4の端から外向きに突出している。引掛金具86は、器具本体10の側壁111の引掛部114に引っ掛けられて光源ユニット2を器具本体10に仮保持させることができる。そして、光源ユニット2は、引掛金具86が後側の引掛部114に引っ掛けられ、取付ばね80が前側の引掛部114に引っ掛けられることにより、器具本体10の収容部11に支持される。
上述のように照明器具1は、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体10とを有する。光源ユニット2は、光源(LEDモジュール3)と、LEDモジュール3が取り付けられる取付部材4と、少なくとも1つの取付具8とを備える。器具本体10は、一面に開口部を有する箱状に形成され、開口部を通して取付部材4を含む光源ユニット2の少なくとも一部が挿入される収容部11と、取付具8の一部(取付ばね80)が引っ掛けられる引掛部114とを備える。器具本体10は、収容部11内において光源ユニット2の位置を規制する規制部115を備える。規制部115は、LEDモジュール3の挿入方向(上下方向)に沿って取付部材4に対向する位置に配置される。
照明器具1は上述のように構成されるので、取付板40の上面が規制部115に当たることによって収容部11内における光源ユニット2の位置が規制される。その結果、電源ユニット6及び無線通信ユニット7が取付板40に当たらず、器具本体10から光源ユニット2に加わる応力の低減を図ることが可能になる。
照明器具1において、収容部11は、光源ユニット2の挿入方向に沿って取付部材4と対向する平板状の底壁110と、底壁110の周縁から立ち上がる側壁111とを有することが好ましい。規制部115は、側壁111から収容部11内に突出するように形成されていることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、規制部115が収容部11の外に突出する場合と比較して、収容部11の小型化を図ることができる。
照明器具1において、収容部11は、四辺形の平板状に形成される底壁110と、底壁110の各辺の縁からそれぞれ立ち上がる複数の側壁111とを有することが好ましい。器具本体10は、規制部115を複数備えることが好ましい。複数の規制部115は、複数の側壁111のうちで隣り合わない2つ以上の側壁111からそれぞれ突出するように形成されていることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、光源ユニット2が器具本体10に取り付けられた状態において、複数の規制部115が取付板40の上面に当たることによって器具本体10に対する光源ユニット2のがたつきの低減及び傾きの抑制を図ることができる。
照明器具1において、複数の規制部115は、底壁110の隅に近い位置に配置されることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、器具本体10に対する光源ユニット2のがたつきの低減及び傾きの抑制を更に図ることができる。
照明器具1において、引掛部114は、複数の側壁111のうちで隣り合わない2つ以上の側壁111に設けられることが好ましい。複数の規制部115は、複数の側壁111のうちで引掛部114が設けられていない2つ以上の側壁111からそれぞれ突出するように形成されていることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、取付板40の上面における左右両端に複数の規制部115が当たることにより、取付具8を支点とした光源ユニット2の揺動(がたつき)を抑えることができる。
照明器具1において、規制部115は、側壁111の一部を切り起こして形成されていることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、規制部115が収容部11と一体に形成されるので、規制部115が収容部11と別体に形成される場合と比較して、部品点数の削減を図ることができる。
1 照明器具
2 光源ユニット
3 LEDモジュール(光源)
4 取付部材
8 取付具
10 器具本体
11 収容部
80 取付ばね
110 底壁
111 側壁
114 引掛部
115 規制部

Claims (2)

  1. 光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体とを有し、
    前記光源ユニットは、光源と、前記光源が取り付けられる取付部材と、少なくとも1つの取付具とを備え、
    前記器具本体は、一面に開口部を有する箱状に形成され、前記開口部を通して前記取付部材を含む前記光源ユニットの少なくとも一部が挿入される収容部と、前記取付具の一部が引っ掛けられる引掛部と、前記収容部内において前記光源ユニットの位置を規制する規制部とを備え、
    前記規制部は、前記光源ユニットの挿入方向に沿って前記取付部材に対向する位置に配置されており、
    前記収容部は、前記光源ユニットの挿入方向に沿って前記取付部材と対向する四辺形の平板状の底壁と、前記底壁の各辺の縁からそれぞれ立ち上がる複数の側壁とを有し、
    前記器具本体は、前記規制部を複数備え、
    複数の前記規制部は、前記複数の側壁のうちで隣り合わない2つ以上の前記側壁の前記底壁の隅に近い位置からそれぞれ前記収容部内に突出するように形成されており、
    前記引掛部は、前記複数の側壁のうちで隣り合わない2つ以上の前記側壁に設けられ、
    複数の前記規制部は、前記複数の側壁のうちで前記引掛部が設けられていない2つ以上の前記側壁からそれぞれ突出するように形成されている
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記規制部は、前記側壁の一部を切り起こして形成されている
    ことを特徴とする請求項記載の照明器具
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