JP5051462B2 - 放電ランプ用点灯装置および照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、電気部品を実装した回路基板を金属製のケースに収納して形成される放電ランプ用点灯装置およびこの放電ランプ用点灯装置を配設している照明器具に関する。
蛍光ランプ等の放電ランプを点灯させる放電ランプ用点灯装置として、いわゆる電子安定器と称されるものが提供されている。この安定器は、電気部品が実装された回路基板を金属製のベースケースおよびカバーケースの間に配置し、ベースケースおよびカバーケースを連結して構成されている。そして、当該連結において、ベースケースに対するカバーケースの嵌合深さや位置決めが設定されている(例えば特許文献1参照。)。この従来技術の放電ランプ用点灯装置は、ベースケースにストッパ溝および連結用通孔が形成され、カバーケースにストッパ凸部および連結凸部が形成されている。
そして、ストッパ凸部の下端面がストッパ溝の底面に当接して、ベースケースに対するカバーケースの嵌合深さが決められ、ストッパ凸部の少なくとも一方の根元がストッパ溝の一側面に接触することにより、ベースケースに対するカバーケースの長手方向の位置が決定されている。また、連結凸部は、カバーケースの内側に折り曲げられ連結用通孔に侵入し、連結凸部の根元部側部分がプリント配線基板の上側の板面を押えて、プリント配線基板を固定している。
特開2003−197027号公報(第4、7、8頁、第2図)
特許文献1の放電ランプ用点灯装置は、ストッパ凸部がストッパ溝において固定されなく、連結凸部が連結用通孔において固定されないので、カバーケースがベースケースに対して上下方向および長手方向にがたつくものである。
また、連結凸部は、カバー側壁の長手方向に沿うように形成されており、折り曲げられたときにその先端部がプリント配線基板に実装された電気部品または配線パターンやランドに接近するため、この連結凸部との絶縁距離を確保することができるように、プリント配線基板を覆う絶縁シートが介在しないカバー側壁の部位に設けられている。これにより、プリント配線基板が大形化して、放電ランプ用点灯装置を小形化しにくいという欠点を有する。ここで、連結凸部とプリント配線基板との間に絶縁シートを介在させると、連結凸部がカバー側壁の長手方向に沿うように形成されているので、連結凸部を折り曲げたときに連結凸部が絶縁シートを引っ掛けてその長手方向に引っ張ることになって絶縁シートが破けることがあり、やはり連結凸部の先端側と電気部品との絶縁距離を確保することができないものである。
本発明は、カバーケースをがたつくことなくベースケースに連結できるとともに、小形化が図れる放電ランプ用点灯装置およびこの放電ランプ用点灯装置を具備する照明器具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の放電ランプ用点灯装置の発明は、長方形状の底面部およびこの底面部の長手方向に沿う両側から上方に折り曲げられて形成された一対の側壁部を有し、一対の側壁部の長手方向の一端側および他端側に係合受部および連通孔がそれぞれ形成された金属製のベースケースと;このベースケースの内面に沿って配置された絶縁シートと;電気部品が実装された回路基板を有し、当該回路基板が絶縁シートを介してベースケースの底面部側に配置された点灯回路と;長方形状の天板部、この天板部の長手方向に沿う両側から下方に折り曲げられてベースケースの一対の側壁部の外面に重なり合うように形成された一対の側板部、この側板部の内面に形成されベースケースの係合受部に係合する係合部および側板部の内方側に上方から下方に折り曲げられて先端側がベースケースの連通孔を介してベースケースの内面側に侵入し、内面で点灯回路の回路基板の側縁を押さえて回路基板を支持する支持片を有してなり、ベースケースに被嵌された金属製のカバーケースと;を具備していることを特徴とする。
本発明および以下の各発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
「上方」または「下方」とは、ベースケースの底面部を例えば地上面に置いたときの重力の作用方向を意味する。
係合受部は、カバーケースの係合部が係合したときに、係合部がベースケースの側壁部の長手方向および出幅方向への移動を規制することのできるように形成されていればよい。
連通孔は、折り曲げられるカバーケースの支持片を通過させることができ、支持片が回路基板を押えることができるように形成されていればよい。
回路基板は、ベースケースの底面部や一対の側壁部に設けられた支持部などに支持され、側縁がカバーケースの支持片により押えられることにより、当該支持部などと支持片とにより固定される。
本発明によれば、カバーケースの係合部がベースケースの係合受部に係合することにより、ベースケースに対するカバーケースの移動が規制され、カバーケースの支持片がベースケースの連通孔に侵入し絶縁シートを介して回路基板を押さえることにより、支持片と点灯回路の電気部品との絶縁が確保されるとともに回路基板が固定される。
請求項2に記載の放電ランプ用点灯装置の発明は、請求項1記載の放電ランプ用点灯装置において、前記係合部は、カバーケースの内面側に突出した凸部であり、前記係合受部は、凸部に嵌合する形状に形成された孔であることを特徴とする。
孔は、凸部が嵌合したときに、その縁部や内壁面がベースケースの側壁部の長手方向および出幅方向において凸部と当接できるように形成されていればよい。ここで、孔は、孔から凸部が突出しないように形成すると、凸部により絶縁シートが押圧されることがなく、また、電気部品を回路基板のベースケースの側壁部側近くまで配置することができて、回路基板への電気部品を実装する自由度が向上する。
また、凸部は、凹部に嵌合したときに、その突出面が孔の周回に亘って当接するように形成されていればよい。
本発明によれば、係合部である凸部が係合受部である孔に嵌合したときに、凸部が孔の周回に亘って当接するので、凸部の孔での移動がより規制される。
請求項3に記載の照明器具の発明は、請求項1または2記載の放電ランプ用点灯装置と;この放電ランプ用点灯装置により点灯される放電ランプと;放電ランプ用点灯装置および放電ランプを配設している器具本体と;を具備していることを特徴とする。
本発明によれば、請求項1または2記載の放電ランプ用点灯装置を配設する照明器具が提供される。
請求項1の発明によれば、カバーケースの係合部がベースケースの係合受部に係合して、ベースケースに対するカバーケースの移動が規制されるので、カバーケースががたつくことを防止することができるとともに、カバーケースの支持片が電気部品の近くの回路基板の側縁を押さえることができるので、回路基板を小形化することができて放電ランプ用点灯装置を小形化することができ、安価に形成することができる。
請求項2の発明によれば、係合部をカバーケースの内面側に突出する凸部に形成し、係合受部を凸部に嵌合する形状の孔に形成するので、凸部の移動がより規制されてカバーケースの不所望ながたつきをより防止することができるとともに、孔から凸部が突出しないように形成することにより、凸部が点灯回路に干渉することがなく、また、点灯回路の電気部品と凸部との距離を確保しやすくなって、回路基板における電気部品の設計自由度を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、請求項1または2記載の放電ランプ用点灯装置を具備するので、安価に形成可能な照明器具を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1ないし図5は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は放電ランプ用点灯装置の概略一部斜視図、図2はカバーケースを取り外した状態の放電ランプ用点灯装置の概略一部斜視図、図3はカバーケースの概略一部斜視図、図4は凸部の嵌合状態を示す説明図、図5は支持片により回路基板が支持されている状態の放電ランプ用点灯装置の概略一部断面図である。
図1において、放電ランプ用点灯装置1は、ベースケース2、絶縁シート3、点灯回路4およびカバーケース5を有して構成されている。ベースケース2は、絶縁シート3を介して点灯回路4を収容している。絶縁シート3は、ベースケース2の内面を覆って、金属製のベースケース2と点灯回路4との接触を防止している。点灯回路4は、回路基板6に電気部品を実装して形成している。カバーケース5は、ベースケース2との間で点灯回路4を収納するようにベースケース2に取り付けられている。
ベースケース2は、例えば1枚の金属製の平板を折り曲げて、底面部2aおよび一対の側壁部2b,2bに形成されている。金属としては、例えば鋼板である。すなわち、底面部2aは、細長い長方形状に形成されている。一対の側壁部2b,2bは、底面部2aの長手方向に沿う両側から上方に折り曲げられ、底面部2aとほぼ直交し互いに対向している。そして、側壁部2b,2bは、長手方向の両側の側縁2bb,2bbが下側に向かって拡がるように傾斜しており、全体として略台形状に形成されている。
一対の側壁部2b,2bは、図2に示すように、その長手方向の一端側2baおよび他端側(図示しない。)に、係合受部としての孔8および連通孔10がそれぞれ形成されている。孔8は、円状に形成され、カバーケース5の係合部としての凸部7が係合(嵌合)する大きさに形成されている。また、連通孔10は、折り曲げられるカバーケース5の支持片9を通すことのできる大きさの円状に形成され、かつその中心点が回路基板6の上面6aよりも側壁部2bの上面2bc(開放端)側に位置するように形成されている。
また、一対の側壁部2b,2bは、その長手方向の一端側2baおよび他端側(図示しない。)に、それぞれ側壁部2b,2bの内方に突出する長形の基板支持段部22が形成されている。4個の基板支持段部22は、予め基板支持段部22の形状に沿って形成された絶縁シート3の凹段部を介して回路基板6を支持している。
そして、底面部2aの一端側2aaおよび他端側(図示しない。)には、取付け孔12が設けられている。
絶縁シート3は、平面状に形成された絶縁性の樹脂例えばポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂からなり、ベースケース2の内面に沿ってベースケース2に配置され、一部が側壁部2b,2bから突出している。絶縁シート3は、例えば0.2〜1.0mmの厚さを有している。
点灯回路4は、電気部品が回路基板6に実装されて形成されている。回路基板6は、例えばガラスエポキシ材や紙フェノール材などからなり、長方形状に形成され、その長手方向の寸法がベースケース2の側壁部2bの上面2bcの長手寸法よりも幾分小さく、その幅寸法が一対の側壁部2b,2b間の寸法から絶縁シート3の厚さ分を減じた値より幾分小さくなるようにしている。
そして、回路基板6は、その上面6aにおいて、一端側6bに入力用の端子台13を配設し、他端側(図示しない。)に出力用の端子台を配設している。入力用の端子台13には、商用交流電源からの電源線が接続され、出力用の端子台からは、放電ランプが装着されるランプソケットに接続されるリード線が導出される。
電気部品は、回路基板6の入力用の端子台13および出力用の端子台の間に実装され、コンデンサC1、インダクタL1や図示しないトランジスタなどによって、交流電圧を直流電圧に変換する直流電源回路、直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路や放電ランプに共振電圧を印加する共振回路などを形成している。
そして、点灯回路4は、絶縁シート3を介してベースケース2の底面部2a側に配置されている。すなわち、回路基板6は、側壁部2b,2bに設けられた基板支持段部22に支持され、回路基板6の長手方向の両端側が底面部2aの切り起しにより形成された起立片11により移動が規制されている。基板支持段部22は、図5に示すように、回路基板6の上面6aがベースケース2の連通孔10の中心点よりも幾分底面部2a側となるように、底面部2aからの高さ寸法が設定されている。
カバーケース5は、例えば鋼板からなり、図3に示すように、1枚の平板の折り曲げにより、長方形状の天板部5a、天板部5aの長手方向に沿う両端に連設し天板部5aに対して互いに内向きに傾斜する一対の傾斜板部5b,5b、傾斜板部5b,5bの長手方向に沿う両端に連設し、ほぼ平行に対向する一対の側板部5c,5cおよび天板部5aの長手方向の両端に連設し天板部5aとほぼ直交してカバーケース5の長手方向の両端側の開口14の上側を略閉塞する略5角形状の一対の端板部5d,5dに形成されている。側板部5c,5cは、傾斜板部5b,5bを介して天板部5aの長手方向に沿う両側に連設されているものである。
そして、カバーケース5は、その長手方向が回路基板6に配設している入力用の端子台13および出力用の端子台の間に位置する大きさに形成されている。また、ベースケース2にカバーケース5を被嵌(連結)したときに、側板部5c,5cの開放端5ca,5caがベースケース2の底面部2aの位置よりも外方側に突出しないように、側板部5c,5cの出幅寸法(長手方向と直交する方向の寸法)が設定されている。また、端板部5dの開放端5daが回路基板6の上面6aに当接することがないように、端板部5dの天板部5aからの深さ(高さ)が設定されている。そして、一対の側板部5c,5cの内面がベースケース2の一対の側壁部2b,2bの外面に重なり合うことができるように、側板部5c,5cの間隔が設定されている。一対の側板部5c,5cは、拡開する力が作用すると、天板部5aに対して拡開し、拡開する力が解除されると、当初の状態に弾性復帰するものである。
そして、一対の側板部5c,5cのそれぞれの一端側5cb,5cbおよび他端側(図示しない。)に、係合部としての凸部7および支持片9が形成されている。凸部7は、図4に示すように、側板部5cの外面5ccを例えばプレスすることにより凹ませて形成され、側板部5cの内面5cdからカバーケース5の内側に突出している。そして、その突出面7aは、略球面状(楕円状)に形成されている。凸部7は、通称ダボ構造に形成されている。
凸部7は、一対の側板部5c,5cがベースケース2の一対の側壁部2b,2bに重なり合うときに側壁部2b,2bに設けられた孔8に嵌合する。このとき、孔8のほぼ全周の縁部に凸部7の突出面7aが当接する。これにより、凸部7は、孔8に強固に固定され、孔8において移動しなくなる。
支持片9は、図3に示すように、側板部5cの外面5ccを切り込みすることにより形成され、側板部5cの出幅方向(側板部5cの長手方向と直交する方向)を向くように形成されている。すなわち、根元部9aを側板部5cの開放端5ca側とし、先端部9bを天板部5a(傾斜板部5b)側にし、先端部9aを半円状に形成している。そして、根元部9aを除く支持片9の周囲には、支持片9を折り曲げやすくするために、略逆U字状の開口15が形成されている。
支持片9は、カバーケース5がベースケース2に連結された後に、根元部9aを軸として側板部5cの内方側(カバーケース5の内側)に上方から下方に折り曲げられるものである。そして、図5に示すように、先端部9b側がベースケース2の連通孔10を介してベースケース2の内面側に侵入し、絶縁シート3に当接し、さらに絶縁シート3を介して内面9cで点灯回路4の回路基板6の上面6aの側縁6aaを押さえるまで折り曲げられるものである。ここで、支持片9により押えられる回路基板6の部位は、電気部品の近くとなっている。すなわち、回路基板6は、一対の側板部5c,5cの一端側5cb,5cbおよび他端側の4箇所において、支持片9により押さえられる。これにより、支持片9は、ベースケース2の基板支持段部22との間で回路基板6を支持する。
なお、側板部5cの一端側5cbおよび他端側において、凸部7,7が支持片9,9に対して側板部5cの長手方向の両端側となるように設けられてもよく、逆に、支持片9,9が凸部7,7に対して側板部5cの長手方向の両端側となるように設けられてもよい。
また、係合受部としての孔8をカバーケース5に設け、係合部としての凸部7をベースケース2に設けてもよい。また、係合受部は、孔8ではなく、凹みに形成されたものであってもよい。
カバーケース5をベースケース2に連結するときに、ベースケース2の一対の側壁部2b,2bは、カバーケース5の側板部5c,5cに挟まれる。これにより、カバーケース5の側板部5c,5cの内面5cd,5cdとベースケース2の一対の側壁部2b,2bの外面が重なり合う。そして、カバーケース5をベースケース2の底面部2a側に押圧して移動させると、カバーケース5の凸部7が側壁部2b,2bの外面に乗り上がる。
そして、凸部7が側壁部2b,2bに設けられた孔8の位置に達すると、カバーケース5の弾性復帰力により、凸部7は、孔8に挿入されて嵌合(係合)する。凸部7は、その突出面7aが孔8のほぼ全周の縁部に亘って当接する。これにより、凸部7は、孔8に強固に固定され、孔8における移動がほぼ全方向で規制される。したがって、カバーケース5がベースケース2に対して不所望にがたつくことを防止することができる。
また、図4に示すように、係合部である凸部7は、プレスにより側板部5cの外面5ccを凹ませて突出面7aを略球面状に形成し、係合受部としての凹部である孔8は、円状に形成するので、係合部(凸部7)および係合受部(孔8)を容易に形成することができる。
そして、凸部7が孔8に嵌合した後、カバーケース5の支持片9を上方から下方に折り曲げて、絶縁シート3を介して回路基板6の上面6aの側縁6aaを押えるようにする。このとき、絶縁シート3は、支持片9により押圧されるが、側壁部2bの上面2bcから突出している部分がベースケース2の内部に引っ張られて変形するので、支持片9の折り曲げの移動によって破けることがないものである。これにより、金属製の支持片9と、電気部品のリードや回路基板6のランドなどの点灯回路4の導電部との間に絶縁シート3が介在するので、支持片9と点灯回路4との絶縁を確保することができるとともに、支持片9とベースケース2の側壁部2b,2bに設けられた基板支持段部22とにより回路基板6を支持して固定することができる。
また、支持片9は、絶縁シート3を破ることなく絶縁シート3を介して回路基板6の電気部品の近くの部位を押えるので、回路基板6が大形化することを防止することができる。すなわち、支持片9により押えられる回路基板6の部位を、絶縁シート3が介在しない状態で支持片9と電気部品との絶縁距離が確保される部位にするには、回路基板6に配設している入力用の端子台13および出力用の端子台がカバーケース5の端板部5d,5dの外側に設けられるので、回路基板6の長手方向の寸法を大きくして、カバーケース2の内側において前記絶縁距離が確保される部位を設ける必要がある。
回路基板6の長手方向の寸法が大きくなると、カバーケース5の長手方向の寸法が大きくなり、ベースケース2の長手方向の寸法が大きくなって、放電ランプ用点灯装置が大形化する。したがって、支持片9が絶縁シート3を介して回路基板6の電気部品の近くの部位を押えることにより、回路基板6の小形化を図ることができる。これにより、ベースケース2およびカバーケース5が小形化されて、放電ランプ用点灯装置1を小形化に形成することができ、安価にすることができる。
なお、図4において、係合部である凸部7および係合受部である孔8は、凸部7が孔8から突出しないように、あるいは突出面7aの突出長が小さくなるように形成してもよい。これにより、凸部7により絶縁シート3が押圧されにくくなるとともに、凸部7が点灯回路4に干渉することがなく、凸部7と点灯回路4の電気部品との距離を確保しやすくなるので、電気部品を回路基板6のベースケース2の側壁部2b,2b側近くまで配置することができて、回路基板6における電気部品の設計自由度を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について述べる。
図6は、本発明の第2の実施形態を示す照明器具の概略斜視図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付して説明は省略する。
照明器具16は、天井面等に直付けされる直付け照明器具であり、略枠状の器具本体17の両端に一対のランプソケット18,18が設けられている。そして、ランプソケット18,18に放電ランプとしての直管形蛍光ランプ19を装着している。また、器具本体17は、蛍光ランプ19と対向して断面略皿状の反射板20を取り付けている。反射板20の表面は、反射面20aに形成されている。
また、器具本体17は、反射板20の内側で、図1に示す放電ランプ用点灯装置1をベースケース2の底面部2aに設けた取付け孔12に通したねじにより固定している。そして、放電ランプ用点灯装置1が給電されることにより、蛍光ランプ19が点灯する。
照明器具16は、放電ランプ用点灯装置1の小形化により、容易に配設スペースを確保することができ、放電ランプ用点灯装置1の低コスト化により、安価に形成することができる。
本発明の第1の実施の形態を示す放電ランプ用点灯装置の概略一部斜視図。 同じく、カバーケースを取り外した状態の放電ランプ用点灯装置の概略一部斜視図。 同じく、カバーケースの概略一部斜視図。 同じく、凸部の嵌合状態を示す説明図。 同じく、支持片により回路基板が支持されている状態の放電ランプ用点灯装置の概略一部断面図。 本発明の第2の実施形態を示す照明器具の概略斜視図。
符号の説明
1…放電ランプ用点灯装置
2…ベースケース
3…絶縁シート
4…点灯回路
5…カバーケース
7…係合部としての凸部
8…係合受部としての孔
9…支持片
10…連通孔
16…照明器具
17…器具本体
19…放電ランプとしての直管形蛍光ランプ

Claims (3)

  1. 長方形状の底面部およびこの底面部の長手方向に沿う両側から上方に折り曲げられて形成された一対の側壁部を有し、一対の側壁部の長手方向の一端側および他端側に係合受部および連通孔がそれぞれ形成された金属製のベースケースと;
    このベースケースの内面に沿って配置された絶縁シートと;
    電気部品が実装された回路基板を有し、当該回路基板が絶縁シートを介してベースケースの底面部側に配置された点灯回路と;
    長方形状の天板部、この天板部の長手方向に沿う両側から下方に折り曲げられてベースケースの一対の側壁部の外面に重なり合うように形成された一対の側板部、この側板部の内面に形成されベースケースの係合受部に係合する係合部および側板部の内方側に上方から下方に折り曲げられて先端側がベースケースの連通孔を介してベースケースの内面側に侵入し、内面で点灯回路の回路基板の側縁を押さえて回路基板を支持する支持片を有してなり、ベースケースに被嵌された金属製のカバーケースと;
    を具備していることを特徴とする放電ランプ用点灯装置。
  2. 前記係合部は、カバーケースの内面側に突出した凸部であり、前記係合受部は、凸部に嵌合する形状に形成された孔であることを特徴とする請求項1記載の放電ランプ用点灯装置。
  3. 請求項1または2記載の放電ランプ用点灯装置と;
    この放電ランプ用点灯装置により点灯される放電ランプと;
    放電ランプ用点灯装置および放電ランプを配設している器具本体と;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
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