JP2009093883A - 車載用放電灯点灯装置 - Google Patents

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英毅 濱田
Shinichi Sasada
伸一 笹田
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司 小倉
Takashi Kanbara
隆 神原
Yoshiyuki Inada
義之 稲田
Takashi Aida
隆志 相田
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Abstract

【課題】回路部品が発する熱を効率よく放熱することで装置全体の小型化を図る。
【解決手段】熱伝導度が高い材料で形成された放熱部材7をケース1と熱的に結合している。従って、点灯回路部4を構成する回路部品(特に、相対的に発熱量が多いトランスTなどの発熱部品)から発する熱がケース1から放熱部材7に伝導されることで効率よく放熱することができ、その結果、装置全体の小型化が図れる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車や電車などの車両に搭載されて前照灯などに用いられる放電灯を点灯するための車載用放電灯点灯装置に関するものである。
近年、車両(特に自動車)の前照灯として、従来のハロゲンランプに代えてHIDランプ(高輝度放電灯)が使用されるようになってきている。この種の車載用放電灯点灯装置の一例を図7,図8に示す(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている車載用放電灯点灯装置100は、図7に示すように金属製のケースボディ110内に点灯回路部130が収納されるとともにケースボディ110の周面に入力カプラ120が設けられている。
ケースボディ110は、図7に示すように、一の面に四角形状の開口を有する箱状に形成されている。入力カプラ120は、防水パッキンおよびフェライトコアを有し、ケースボディ110の側壁に開口した孔110aを閉塞するようにその側壁にねじ止めされて取着される。
点灯回路部130は、トランス131、非防水性で基板取付型の出力カプラ132、その他電子部品およびこれら一式が実装される実装基板133により構成され、入力カプラ120を通して車載用のバッテリから供給される直流電力を交流電力に変換して前照灯用の高輝度放電灯(HIDランプC)に出力カプラ132並びにソケットD、ハーネスH2を介して供給するものである。
なお、上述のように構成される車載用放電灯点灯装置100は、図8に示すようにケースボディ110に設けられた取付フランジ部140によって前照灯の灯体B1に取り付けられる。
特開2002−367413号公報
ところで、点灯回路部130を収納するケースボディは防水のために密閉されるので、点灯回路部を構成する回路部品(発熱部品)から発する熱がケースボディ内に籠もりやすくなっている。従って、ケースボディ110を小型化するに当たっては発熱部品から発せられる熱を如何にして効率よくケースボディ110の外へ放熱するかという点が重要である。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、回路部品が発する熱を効率よく放熱することで装置全体の小型化が図れる車載用放電灯点灯装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、プリント配線板に複数種類の回路部品を実装してなり、車両に搭載された放電灯を点灯する点灯回路部と、熱伝導度が高い材料によって箱形に形成され、点灯回路部を内部に収納して車両に配設されるケースと、熱伝導度が高い材料で形成され、ケースと熱的に結合する放熱部材とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、点灯回路部を構成する回路部品から発する熱がケースから放熱部材に伝導されることで効率よく放熱することができ、その結果、装置全体の小型化が図れる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記放熱部材は、車両の車体と熱的に結合する結合部を有することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、結合部を介して車両の車体に熱を伝導するので、さらに効率よく放熱することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記放熱部材は、灯体に固定されたケースの周囲に生じる隙間に配置されることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、灯体に固定されたケースの周囲に生じる隙間に配置されるので、デッドスペースを有効に利用して放熱部材を配置することができる。
本発明によれば、点灯回路部を構成する回路部品から発する熱がケースから放熱部材に伝導されることで効率よく放熱することができ、その結果、装置全体の小型化が図れる。
以下、本発明の技術思想を、自動車の前照灯(ヘッドライト)に用いる高輝度放電灯((HIDランプ)を点灯する車載用放電灯点灯装置に適用した実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
本実施形態の車載用放電灯点灯装置は、図1及び図2に示すように熱の良導体である金属製のケースボディ2及びケースカバー3からなるケース1内に点灯回路部4が収納されるとともにケースボディ2の周面に入力カプラ5が取り付けられている。
点灯回路部4は、従来例と同様に入力カプラ5を通して自動車のバッテリから供給される直流電力を交流電力に変換して前照灯用の高輝度放電灯(HIDランプ)に出力カプラ6並びに図示しないソケット、ハーネスを介して供給するものであって、略正方形に形成されたプリント配線板40の実装面(図1における上面)に種々の回路部品並びに出力カプラ6を実装して構成されている。プリント配線板40の実装面には、その略中央に出力カプラ6が上向きに実装され、端部寄りの位置には相対的に発熱量の多い回路部品のうちのトランスTが実装されている。また、相対的に発熱量の少ない回路部品(例えば、アルミ電解コンデンサなど)XはトランスTから離れた位置に実装されている。但し、トランスT以外で相対的に発熱量の多い回路部品については図示を省略している。
ケースボディ2は、一面(図1における上面)が開口した平面視略正方形の扁平な箱状に形成され、一つの側壁には入力カプラ5の後端部5aが挿通される挿通孔20が穿孔されている。また、この側壁における挿通孔20の周囲には入力カプラ5を取り付けるための取付ねじ50,50が螺合する一対のねじ孔21,21が設けられている。ケースボディ2の内底部には複数のリブ22が突設されており、これら複数のリブ22の上にプリント配線板40を載置して点灯回路部4がケースボディ2内に収納される。尚、ケースボディ2の各側壁における開口面側の端部には、当該側壁の他の部位よりも幅細となる嵌合片23が全周に渡って形成されている。
ケースカバー3は、全体が円盤の一部を切り欠いた板状であって出力カプラ6の先端部を挿通するための窓孔32が略中央付近に開口した形状に形成され、ケースボディ2の開口面(図2における上面)に被着される。図3に示すように、ケースカバー3の下面には平面視略正方形の周壁30a,30bが二重に突設されることにより、これら2つの周壁30a,30bの間に嵌合溝31が形成されており、ケースボディ2の嵌合片23を嵌合溝31に嵌合し且つ接着することでケースカバー3がケースボディ2に固定されてケース1が構成される。また、ケースカバー3の上面には平面視略円形の突壁33が形成されている。さらに、ケースカバー3の弦に相当する部位には、それぞれ略L字形の脚部34,34が下方に向かって突設されており、これら一対の脚部34,34の先端に穿孔されているねじ挿通孔34aに挿通したねじでケース1が灯体(図示せず)に固定されることになる。尚、ケースカバー3の上面における窓孔32の周縁からは角筒状の隔壁部35が突設されている。
次に、本実施形態の要旨となる構成について説明する。本実施形態の車載用放電灯点灯装置は、熱伝導度が高い材料で形成され、ケース1と熱的に結合する放熱部材7を備えた点に特徴がある。
放熱部材7は、略C字形状の底板70と、底板70の外側周縁より末広がりに立ち上がる複数(図示例では3つ)の周壁71とを有し、例えば、アルミ板などの金属板を絞り加工及び打ち抜き加工することで底板70と周壁71が一体に形成されている。また、底板70には複数(図示例では4つ)のねじ挿通孔72が穿孔されており、ケースカバー3に設けられている複数(図示例では4つ)のボス部36のねじ孔36aに各ねじ挿通孔72に挿通した取付ねじ8をそれぞれ螺合することでケースカバー3に放熱部材7が取り付けられてケース1と放熱部材7が熱的に結合される。尚、放熱部材7の底板70の外径寸法がケースカバー3の外径寸法よりも大きくなっており、ケース1に取り付けられた状態において、放熱部材7の底板70の周縁部分と周壁71が何れもケース1の外側に突出することになる。
ここで、ケース1はケースカバー3上面に突出する突壁33を車両用前照灯の灯体(図示せず)に設けられた嵌合孔に嵌合した状態で灯体に固定されるので、灯体に固定されたケース1の周囲に隙間(デッドスペース)が生じてしまうが、本実施形態では、上記隙間に放熱部材7を配置することでデッドスペースを有効に利用することができる。
而して、上述のように構成される本実施形態の車載用放電灯点灯装置では、熱伝導度が高い材料で形成された放熱部材7をケース1と熱的に結合しているので、点灯回路部4を構成する回路部品(特に、相対的に発熱量が多いトランスTなどの発熱部品)から発する熱がケース1から放熱部材7に伝導されることで効率よく放熱することができ、その結果、装置全体の小型化が図れることになる。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の車載用放電灯点灯装置が搭載される自動車の車体は熱の良導体である金属で形成されている。従って、放熱部材7を自動車の車体と熱的に結合すれば、回路部品から発する熱をより効率的に放熱することが可能である。
そのために本実施形態では、図4に示すように放熱部材7の底板70から帯状の結合片72を延設し、この結合片72を車体にねじ止めすることで放熱部材7を自動車の車体と熱的に結合させている。結合片72は、その先端部分が略直角に折曲されており、かかる先端部分には車体にねじ止めするためのねじ挿通孔72aが貫設されている。
而して、結合片72を車体にねじ止めして放熱部材7と車体を熱的に結合すれば、回路部品から発する熱をより効率的に放熱することができる。
(実施形態3)
本実施形態の基本構成は実施形態1,2と共通であるから、多少形状が異なっていても同一の機能を有する共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。実施形態1,2ではケースカバー3に放熱部材7を取り付けているのに対し、本実施形態はケースボディ2に放熱部材7を取り付ける点に特徴がある。
放熱部材7は、図5及び図6に示すように、略正方形状の底板70と、底板70の四隅の周縁より末広がりに立ち上がる複数(図示例では4つ)の周壁71と、底板70の一辺から突出する帯状の結合片72とを有し、例えば、アルミ板などの金属板を絞り加工及び打ち抜き加工することで底板70と周壁71と結合片72が一体に形成されている。また、底板70における2つの辺(結合片72が設けられていない辺)には各一対の固定片73が突設されており、これらの固定片73には取付ねじ8が挿通されるねじ挿通孔73aが貫設されている。
一方、ケースボディ2の対向する一対の側壁外面には、ねじ孔を有するボス部28が突設されており、各ねじ挿通孔73aに挿通した取付ねじ8をそれぞれボス部28のねじ孔に螺合することでケースボディ2に放熱部材7が取り付けられてケース1と放熱部材7が熱的に結合される。
而して、上述のように構成される本実施形態の車載用放電灯点灯装置は、実施形態1,2と同様に熱伝導度が高い材料で形成された放熱部材7をケース1や車体と熱的に結合しているので、点灯回路部4を構成する回路部品(特に、相対的に発熱量が多いトランスTなどの発熱部品)から発する熱がケース1から放熱部材7、さらに車体に伝導されることで効率よく放熱することができ、その結果、装置全体の小型化が図れる。また、本実施形態においても、ケース1の周囲のデッドスペースを有効に利用して放熱部材7を配置することができる。
本発明の実施形態1を示す分解斜視図である。 同上の斜視図である。 同上におけるケースカバーの斜視図である。 本発明の実施形態2を示す斜視図である。 本発明の実施形態3を示す分解斜視図である。 同上の斜視図である。 従来例の分解斜視図である。 同上を灯体に取り付けた状態の部分断面図である。
符号の説明
1 ケース
2 ケースボディ
3 ケースカバー
4 点灯回路部
7 放熱部材

Claims (3)

  1. プリント配線板に複数種類の回路部品を実装してなり、車両に搭載された放電灯を点灯する点灯回路部と、熱伝導度が高い材料によって箱形に形成され、点灯回路部を内部に収納して車両に配設されるケースと、熱伝導度が高い材料で形成され、ケースと熱的に結合する放熱部材とを備えたことを特徴とする車載用放電灯点灯装置。
  2. 前記放熱部材は、車両の車体と熱的に結合する結合部を有することを特徴とする請求項1記載の車載用放電灯点灯装置。
  3. 前記放熱部材は、灯体に固定されたケースの周囲に生じる隙間に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の車載用放電灯点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011103283A (ja) * 2009-10-16 2011-05-26 Sumitomo Light Metal Ind Ltd Led電球用放熱部材

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