JP6590279B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、より詳細には、基板に固体発光素子が実装されている光源モジュールを有している照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明器具を例示する。特許文献1記載の照明器具(以下、従来例という)は、矩形箱状の本体と、本体に対して定位置に配置されたLEDと、本体の一面に突出する形に設けられ表面にLEDを配置するLED取付台と、LEDを覆う透光性を有したカバーとを備える。照明器具は、固定用ねじが本体の取付台設置壁の内面側からねじ挿通孔に挿通され、LED取付台の底面に開口したねじ止め用孔に螺合されることにより、LED取付台が本体に結合される。
カバーは、ポリカーボネートなど透光性材料により形成されており、円筒状のカバー本体と、カバー本体の軸線に沿う方向の両端の開口を塞ぐ円形のカバーエンドとを備える。カバー本体の一部には、軸線に沿う方向に全長に亘る貫通窓が形成されており、軸線に沿う方向に直交する断面はC字状になる。
カバーエンドは、外径がカバー本体の外径と略等しい円板状のエンド部外壁を備える。エンド部外壁の厚み方向の一面には、エンド部外壁と同軸で外径がカバー本体の内径よりも小さい円板状のエンド部内壁が一体に形成されている。また、エンド部外壁の外周一端には、エンド部内壁に沿って厚み方向に突起した突出片が形成される。カバーエンドは、エンド部内壁がカバー本体の軸線に沿う方向の両端の開口に挿入され、エンド部外壁がカバー本体の両端縁に当接する状態で固定される。
特開2012−174552号公報
ところで、特許文献1記載の従来例のように、光源であるLEDがカバー本体とカバーエンドからなるカバー内に収容されている場合、LEDへの給電用の電線をカバーの外へ引き出すための構造(通線孔など)がカバーに必要となることがある。しかしながら、カバー本体又はカバーエンドに通線孔が設けられた場合、通線孔を通して虫などの異物がカバー内に進入する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされており、カバー内への異物の進入を防止することを目的とする。
本発明の照明器具は、1つ又は複数の光源モジュールと、前面に前記光源モジュールが取り付けられる取付板と、透光性を有する材料で形成され、前記光源モジュールを前方から覆うように前記取付板の前記前面に取り付けられるカバーとを有し、前記光源モジュールは、長尺の基板と、前記基板の前面に実装されている複数の固体発光素子と、前記基板の長手方向の一方の端部の前記前面に実装されている1つ又は複数のコネクタとを備え、前記コネクタは、前記基板に形成されている導体を介して前記複数の固体発光素子と電気的に接続されており、前記カバーは、前方から見て前記光源モジュールを覆う長尺のカバー本体と、前記カバー本体の長手方向の端に設けられているカバーエンドとを有し、前記カバーエンドは、前記基板の厚み方向に沿って起立し、かつ、後端が前記基板の前記前面に接触している隔壁を有し、前記コネクタが実装されている前記基板の前記端部は、前記取付板と前記カバーで囲まれている空間の外に配置されており、前記カバーエンドは、前記隔壁の後端から突出する突出片を有し、前記突出片は、板状に形成されて厚み方向の片側の面で前記基板の前記前面と接触していることを特徴とする。
また、本発明の照明器具は、1つ又は複数の光源モジュールと、前面に前記光源モジュールが取り付けられる取付板と、透光性を有する材料で形成され、前記光源モジュールを前方から覆うように前記取付板の前記前面に取り付けられるカバーとを有し、前記光源モジュールは、長尺の基板と、前記基板の前面に実装されている複数の固体発光素子と、前記基板の長手方向の一方の端部の前記前面に実装されている1つ又は複数のコネクタとを備え、前記コネクタは、前記基板に形成されている導体を介して前記複数の固体発光素子と電気的に接続されており、前記カバーは、前方から見て前記光源モジュールを覆う長尺のカバー本体と、前記カバー本体の長手方向の端に設けられているカバーエンドとを有し、前記カバーエンドは、前記基板の厚み方向に沿って起立し、かつ、後端が前記基板の前記前面に接触している隔壁を有し、前記コネクタが実装されている前記基板の前記端部は、前記取付板と前記カバーで囲まれている空間の外に配置されており、前記カバーエンドは、前記カバー本体の長手方向の端面を塞ぐ主壁部を有しており、前記隔壁は、前記固体発光素子から放射されて前記主壁部に直接到達する光を遮らない高さに形成されていることを特徴とする。
本発明の照明器具は、カバー内への異物の進入を防止することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る照明器具の斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の下方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の上方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具のカバーエンドを示し、上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具のカバーエンドを示し、下方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の取付板、光源モジュール及びカバーエンドの一部省略した斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の取付板、光源モジュール及びカバーエンドの一部省略した正面図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の光源ユニットを示す一部省略した背面図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の光源ユニット及び取付板を示す一部省略した断面図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の光源モジュール、取付板及びカバーエンドを示す一部省略した斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の光源モジュール、取付板及びカバーエンドを示す一部省略した断面斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本発明の実施形態に係る照明器具X(以下、照明器具Xという)は、図1〜図3に示すように器具本体1と、器具本体1に対して着脱自在に取り付けられる点灯ユニット2とを備える。また、以下の説明では、特に断りのない限り、図1に示す向きにおいて、器具本体1の高さ方向を上下方向、光源ユニット3の長手方向を左右方向、光源ユニット3と反射部材7が並ぶ方向を前後方向と規定する。つまり、器具本体1及び光源ユニット3の前方が下方となり、器具本体1及び光源ユニット3の後方が上方となる。
器具本体1は、図2及び図3に示すように、矩形板状の本体部10と、本体部10の長手方向(前後方向)における両端から下向きに垂下されている一対の脚部11とを有している。ただし、本体部10と一対の脚部11とは、鋼板などの金属板が曲げ加工されることで一体に形成されている。本体部10は、給電用の電源線が挿通される挿通孔100が設けられている(図3参照)。挿通孔100に挿通される電源線は、本体部10の下面に固定される端子台12に電気的に接続される(図2参照)。さらに、本体部10は、建物の躯体に埋め込まれている吊りボルトが挿通される複数(図示例では3つ)のボルト挿通孔101が前後方向に一列に並べて設けられている(図3参照)。器具本体1は、天井材の埋込孔に挿入され、本体部10のボルト挿通孔101に挿通される吊りボルトにナットが締め付けられて吊りボルトに固定される。なお、本体部10は、長手方向の両端に、おおよそ台形状の引掛孔102がそれぞれ厚み方向(上下方向)に貫通するように設けられている(図3参照)。
点灯ユニット2は、図1〜図3に示すように、複数(図示例では3つ)の光源ユニット3、電源装置4、取付板5、無線通信装置6、反射部材7、取付枠8などを備えている。
取付板5は、鋼板などの金属板によって矩形板状に形成される。3つの光源ユニット3は、長手方向に沿って互いに平行となり、かつ、隣の光源ユニット3との間隔が何れも等しくなるように並べた状態で取付板5の下面に固定される(図1及び図2参照)。
反射部材7は、隣り合う光源ユニット3の間に生じる2箇所のスペースにそれぞれ配置される(図1及び図2参照)。これらの反射部材7は、一対の反射板70と、各反射板70の上端から上向きに延出された一対の側板71と、一対の側板71の先端(上端)から、互いに近付く向きに突出する一対の固定片72とを有している(図2及び図3参照)。反射板70は、長方形状の金属板が曲げ加工されて構成されている。一対の反射板70は、長手方向に沿った一方の端縁同士が繋がっており、長手方向(左右方向)から見てV字状に形成されている。一対の固定片72は、長手方向の中央及び両端近傍に、それぞれねじ孔(雌ねじ)720が設けられている(図3参照)。
電源装置4は、プリント配線板に電子部品が実装されて構成される電源回路と、前記電源回路を収容するケース42とを有する。電源回路は、例えば、電源線を介して供給される交流電圧を昇圧する昇圧チョッパ回路、昇圧チョッパ回路の出力電圧(直流電圧)を降圧する降圧チョッパ回路、昇圧チョッパ回路及び降圧チョッパ回路を制御する制御回路などで構成されることが好ましい。ケース42は、図3に示すように、金属製の板材によって長尺の箱状に形成されている。電源装置4は、ケース42の長手方向の両端部分が取付板5の上面にねじ止めされることによって、取付板5に取り付けられている(図3参照)。
無線通信装置6は、図3に示すように、合成樹脂製の筐体61、信号ケーブル62、プラグコネクタ63などを備えている。無線通信装置6は、筐体61内に収容されているアンテナで受信する無線信号(例えば、920MHz帯の電波を媒体とする無線信号)から制御指令を取得するように構成されている。なお、無線信号は、送信機から送信され、照明器具Xの点灯・消灯や調光などを行うための制御指令を伝送している。無線通信装置6は、信号ケーブル62並びにプラグコネクタ63を介して、無線信号から取得した制御指令を電源装置4の制御回路へ伝送するように構成されている。なお、プラグコネクタ63は、電源装置4に設けられているレセプタクルコネクタ(図示せず)と電気的に接続される。電源装置4の制御回路は、無線通信装置6から伝送されてくる制御指令に応じて、昇圧チョッパ回路及び降圧チョッパ回路を制御して光源ユニット3を点灯・消灯及び調光するように構成されている。
無線通信装置6は、取付板5の上面に取り付けられている(図3参照)。取付板5には、無線通信装置6の筐体61の一部(アンテナが収容されているアンテナ収容部6112)が挿通される挿通孔502と、2つのねじ挿通孔とが設けられている(図2参照)。無線通信装置6の筐体61は、アンテナ収容部6112が挿通孔502に挿通された状態で、2つのねじ挿通孔に挿通される2本のねじが、それぞれ筐体61にねじ込まれることで取付板5の上面に固定されている。
取付枠8は、図2及び図3に示すように、矩形枠状の枠本体80と、2つの固定ばね81とを備えている。枠本体80は、矩形の枠状に形成されている。また、枠本体80は、上面から上向きに立ち上がる周壁800が全周に渡って設けられている。また、周壁800の左右両側の上端には、一対の固定片801がそれぞれ内向きに突出している。そして、取付枠8は、2対の固定片801がそれぞれ取付板5にねじ止めされることで取付板5と結合されている。
2つの固定ばね81は、いずれも金属製の線材で構成されたねじりコイルばねである。2つの固定ばね81は、コイル810と、コイル810の両端から互いに離れる向きに伸びた一対の腕811とを、それぞれ有している。ただし、一対の腕811は、先端部分がほぼ直角に曲げられている。これらの固定ばね81は、2つの連結金具82によって取付枠8の前後両側の周壁800にそれぞれ取り付けられている(図3参照)。取付枠8は、2つの固定ばね81のそれぞれの腕811が器具本体1の引掛孔102にそれぞれ挿入され、コイル810のばね力によって一対の腕811が引掛孔102の周縁に引っ掛かることにより、器具本体1に取り付けられる(図1参照)。
3つの光源ユニット3は、光源モジュール30と、カバー31とをそれぞれ備えている(図2及び図3参照)。光源モジュール30は、複数の固体発光素子(LED300)と、これら複数のLED300が下面に実装されている基板301と、複数(図示例では4つ)のコネクタ302とをそれぞれ有している。基板301は、長尺の矩形平板状に形成されている。複数個のLED300は、基板301の下面に長手方向に沿って等間隔に並ぶように配置されて実装されている。また、基板301の下面には、長手方向(左右方向)の両端にコネクタ302がそれぞれ2つずつ実装されている。これらのコネクタ302は、基板301に形成されている導体(銅はく)を介してLED300と電気的に接続されており、電源装置4からの出力線に結線されたプラグと抜き差し可能に接続される。基板301は、取付板5に設けられている複数の固定部504によって取付板5に固定されている(図2参照)。なお、これら複数の固定部504は、取付板5が切り起こされることで鉤形に形成され、先端部分が基板301に近付く向きに曲げられることにより、取付板5の下面との間に基板301を挟み込んで固定している。
カバー31は、図2及び図3に示すように、カバー本体32と、2つのカバーエンド33とを有している。カバー本体32は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂により、主部320と、一対の側壁部321と、一対の鍔部322とが一体に形成されている。主部320は、おおよそ半円筒形状に形成されている。一対の側壁部321は、長尺な矩形板状であって、主部320の長手方向に沿った両側の端縁より上向きに突出するように形成されている。一対の鍔部322は、一対の側壁部321の先端(上端)から互いに離れる向きに突出するように形成されている(図2及び図3参照)。なお、一対の鍔部322は、長手方向の中央及び両端近傍に、半円形状のねじ挿通孔323がそれぞれ設けられている。さらに、一対の鍔部322は、中央のねじ挿通孔323と両端のねじ挿通孔323との間に、一対の溝がそれぞれ設けられている。そして、こられ一対の溝に挟まれた部分が、それぞれ差込部324となる。カバー本体32は、取付板5に設けられている複数の支持部51に、鍔部322に設けられている複数の差込部324がそれぞれ差し込まれることで取付板5に取り付けられている(図4及び図5参照)。支持部51は、取付板5の下面において、光源モジュール30の前後両側に、光源モジュール30の長手方向に沿って並ぶように2つずつ配置されている。つまり、支持部51は、カバー本体32の一対の鍔部322に2つずつ設けられている差込部324と1対1に対応している。なお、支持部51は、1つの側面(差込口)が開放された角錐台形状に形成されている。例えば、支持部51は、取付板5に直線状の切り込み(ランス)が設けられ、切り込みの片側が下向きにプレスされることで形成されることが好ましい。カバー本体32は、一対の鍔部322の合計4つの差込部324が、それぞれ対応する4つの支持部51に差し込まれて支持されることで取付板5に取り付けられている。ここで、反射部材7は、一対の固定片72がカバー本体32の鍔部322に重ねられ、取付板5に設けられているねじ挿通孔に上から挿通されるねじがねじ孔720にねじ込まれることにより、取付板5に取り付けられている。したがって、カバー本体32の鍔部322は、反射部材7の固定片72と取付板5(の下面)との間に挟み込まれている。反射部材7の固定片72と取付板5と間に鍔部322が挟み込まれるので、差込部324が支持部51から抜け難くなり、取付板5に対するカバー本体32の取付強度の向上が図られている。
カバーエンド33は、カバー本体32と同じくアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの合成樹脂で形成されている。カバーエンド33は、図4及び図5に示すように、主壁部330、ベース部331、周壁部332、第1凹部333、第2凹部334、一対の突起335、一対の取付爪336並びに一対の保持部337を有している。主壁部330は、カバー本体32の主部320及び一対の側壁部321を長手方向(左右方向)からみた外形形状に相似する形状、具体的には、半円と長方形を繋げた形状に形成されている(図4参照)。ベース部331は、上下方向から見ると矩形板状であり、主壁部330の上端から、主壁部330の厚み方向(左右方向)に突出するように主壁部330と一体に形成されている。周壁部332は、主壁部330の周縁に沿ってベース部331と同じ側に突出し、かつ、湾曲した板状に形成されている(図5参照)。
第1凹部333は、ベース部331の上面における前後方向のほぼ中央、かつ、左右方向の主壁部330側の端に寄せて設けられている。第1凹部333は、上下方向から見て矩形の箱状に形成されている。ただし、第1凹部333は、上面と主壁部330側の側面とが開放されている(図4参照)。また、下方から見ると、第1凹部333は、矩形板状の底壁3330と、一対の側壁3331と、隔壁3332とを有している(図5参照)。なお、隔壁3332は、左右方向に沿って主壁部330とほぼ平行している。第2凹部334は、ベース部331の上面における前後方向のほぼ中央、かつ、左右方向の主壁部330と反対側の端に寄せて設けられている。第2凹部334は、上面及び左右両面が開放された溝状に形成されている。ただし、第2凹部334は、第1凹部333よりも前後方向の幅が狭く、かつ、第1凹部333の隔壁3332と繋がっている(図4参照)。また、下方から見ると、第2凹部334は、矩形板状の突出片3340を有している(図5参照)。
一対の突起335は、ベース部331の上面における、主壁部330側の左右両端に設けられている。また、一対の突起335は、上下方向から見た形状がT字状となる柱状に形成されている。これら一対の突起335は、取付板5に設けられている一対の位置決め孔に挿通される。
一対の取付爪336は、ベース部331の上面における、第2凹部334の前後両側に設けられている。また、一対の取付爪336は、鉤形に形成されており、先端部分をベース部331の端から突出させている(図5参照)。
一対の保持部337は、ベース部331の上面における左右方向のほぼ中央に設けられている。また、一対の保持部337は、矩形板状に形成されており、長手方向のほぼ中央から先の部分をベース部331の前後両端から突出させている(図4参照)。なお、一対の保持部337は、ベース部331の外に突出している部分に保持孔3370を有している。保持孔3370は、保持部337を厚み方向(上下方向)に貫通し、かつ、保持部337の先端側の部分が切り欠かれている。つまり、保持孔3370は、切り欠かれている部分を通して電線が挿通可能となるように構成されている。
カバーエンド33は、一対の取付爪336を、取付板5に設けられている一対の孔503(図2及び図3参照)に挿入し、かつ、取付板5の上面側における孔503の周囲に引っ掛けることにより、取付板5に取り付けられる(図6〜図8参照)。ただし、カバーエンド33は、組立作業の順番として、カバー本体32よりも先に取付板5に取り付けられる。
取付板5に取り付けられたカバーエンド33において、第1凹部333の隔壁3332の上端及び第2凹部334の突出片3340の上面が基板301の下面と接触し、かつ、ベース部331の上面が取付板5(の下面)と接触している(図9参照)。つまり、カバーエンド33は、光源モジュール30の基板301の端部(コネクタ302が実装され、かつ、LED300が実装されていない端部)を第1凹部333内に収容している。ここで、第1凹部333は、主壁部330において外に開放されている(図10参照)。したがって、コネクタ302が実装されている基板301の端部は、取付板5とカバー31(カバー本体32とカバーエンド33)で囲まれている空間の外に配置されることになる。
ここで、光源モジュール30のコネクタ302は、電源装置4から直流電力が給電される給電路となる電線と電気的に接続される。したがって、仮に、コネクタ302が取付板5とカバー31で囲まれている空間内に配置された場合、取付板5又はカバー31に電線用の孔が必要となる。しかしながら、このような孔が取付板5又はカバー31に設けられる場合、その孔を通して、カバー31内(取付板5とカバー31で囲まれている空間内)に虫などの異物が進入する可能性がある。
一方、本実施形態に係る照明器具Xは、取付板5とカバー31で囲まれている空間の外にコネクタ302を配置しているので、取付板5及びカバー31に電線用の孔を設ける必要がなく、カバー31内への虫などの異物の進入を防止することができる。
ここで、取付板5は、カバーエンド33の第1凹部333及び一対の保持部337と上下方向に対向する箇所に、上向き(カバーエンド33から離れる向き)に凹んだ凹部52を有している(図6、図9、図11参照)。凹部52は、取付板5がプレス加工されることによって、半円筒形状に形成されている(図9参照)。また、凹部52は、上下方向から見て、一対の保持部337の先端部分と重なる長さに形成されている(図6及び図7参照)。
したがって、給電路となる電線は、カバーエンド33の第1凹部333内でコネクタ302と電気的に接続されて取付板5の凹部52内に収容され、凹部52の長手方向の端から凹部52の外に引き出される。このとき、保持部337は、保持孔3370に挿通される電線を保持している。つまり、電線が保持孔3370に挿通されて保持部337に保持されなければ、例えば、カバー本体32やカバーエンド33と取付板5との間に電線が挟み込まれてしまうおそれがある。しかしながら、本実施形態に係る照明器具Xは、保持部337に電線を保持させているため、カバー本体32やカバーエンド33と取付板5との間に電線が挟み込まれる可能性を低くすることができる。
ところで、光源モジュール30のLED300から放射される光(光束)の一部は、カバーエンド33(の主壁部330)を通してカバー31の外に放射される。したがって、基板301の長手方向の最も端に実装されているLED300から放射される光が、カバーエンド33の隔壁3332で遮られた場合、カバー31の外から見て、カバーエンド33の主壁部330に隔壁3332の陰が生じてしまう可能性がある。
そこで、カバーエンド33は、基板301の長手方向の最も端に実装されているLED300から放射されて主壁部330に直接到達する光を遮らない高さに隔壁3332が形成されていることが好ましい。隔壁3332が上述のような高さに構成されれば、基板301の長手方向の最も端に実装されているLED300から放射される光は、隔壁3332に遮られることなく、直接主壁部330に到達する(図9における実線の矢印α参照)。その結果、カバー31の外から見て、カバーエンド33の主壁部330に隔壁3332の陰が生じない。
上述のように本実施形態に係る照明器具Xは、1つ又は複数の光源モジュール30と、前面(下面)に光源モジュール30が取り付けられる取付板5とを有している。また、本実施形態に係る照明器具Xは、透光性を有する材料で形成され、光源モジュール30を前方から覆うように取付板5の前面に取り付けられるカバー31を有している。光源モジュール30は、長尺の基板301と、基板301の前面(下面)に実装されている複数の固体発光素子(LED300)と、基板301の長手方向の一方の端部の前面に実装されている1つ又は複数のコネクタ302とを備えている。コネクタ302は、基板301に形成されている導体を介して複数の固体発光素子(LED300)と電気的に接続されている。カバー31は、前方から見て光源モジュール30を覆う長尺のカバー本体32と、カバー本体32の長手方向の端に設けられているカバーエンド33とを有している。カバーエンド33は、基板301の厚み方向(上下方向)に沿って起立し、かつ、後端(下端)が基板301の前面に接触している隔壁3332を有している。コネクタ302が実装されている基板301の端部は、取付板5とカバー31で囲まれている空間の外に配置されている。
本実施形態に係る照明器具Xが上述のように構成されれば、取付板5とカバー31で囲まれている空間の外にコネクタ302を配置しているので、カバー31に電線用の孔を設ける必要がなく、カバー31内への虫などの異物の進入を防止することができる。
また、本実施形態に係る照明器具Xにおいて、カバーエンド33は、隔壁3332の後端(上端)から突出する突出片3340を有することが好ましい。突出片3340は、板状に形成されて厚み方向の片側の面(上面)で基板301の前面(下面)と接触していることが好ましい。
本実施形態に係る照明器具Xが上述のように構成されれば、カバーエンド33と基板301の前面(下面)との接触面積が増えるので、カバー31内への異物の進入をさらに防ぐことができる。
さらに、本実施形態に係る照明器具Xにおいて、カバーエンド33は、隔壁3332と繋がってコネクタ302の周囲を囲う壁(底壁3330及び一対の側壁3331)を有していることが好ましい。
本実施形態に係る照明器具Xが上述のように構成されれば、充電部となるコネクタ302に人が触れ難くなり、安全性の向上を図ることができる。
また、本実施形態に係る照明器具Xにおいて、コネクタ302は、給電用の電線と電気的に接続されていることが好ましい。カバーエンド33は、電線を保持する保持部337を有していることが好ましい。
本実施形態に係る照明器具Xが上述のように構成されれば、カバー本体32やカバーエンド33と取付板5との間に電線が挟み込まれる可能性を低くすることができる。
さらに、本実施形態に係る照明器具Xにおいて、カバーエンド33は、カバー本体32の長手方向の端面を塞ぐ主壁部330を有することが好ましい。隔壁3332は、固体発光素子(LED300)から放射されて主壁部330に直接到達する光を遮らない高さに形成されていることが好ましい。
本実施形態に係る照明器具Xが上述のように構成されれば、カバー31の外から見て、カバーエンド33の主壁部330に隔壁3332の陰が生じない。
X 照明器具
1 器具本体
5 取付板
30 光源モジュール
31 カバー
32 カバー本体
33 カバーエンド
300 LED(固体発光素子)
301 基板
302 コネクタ
330 主壁部
337 保持部
3330 底壁(壁)
3331 側壁(壁)
3332 隔壁
3340 突出片

Claims (5)

  1. 1つ又は複数の光源モジュールと、前面に前記光源モジュールが取り付けられる取付板と、透光性を有する材料で形成され、前記光源モジュールを前方から覆うように前記取付板の前記前面に取り付けられるカバーとを有し、
    前記光源モジュールは、長尺の基板と、前記基板の前面に実装されている複数の固体発光素子と、前記基板の長手方向の一方の端部の前記前面に実装されている1つ又は複数のコネクタとを備え、前記コネクタは、前記基板に形成されている導体を介して前記複数の固体発光素子と電気的に接続されており、
    前記カバーは、前方から見て前記光源モジュールを覆う長尺のカバー本体と、前記カバー本体の長手方向の端に設けられているカバーエンドとを有し、
    前記カバーエンドは、前記基板の厚み方向に沿って起立し、かつ、後端が前記基板の前記前面に接触している隔壁を有し、
    前記コネクタが実装されている前記基板の前記端部は、前記取付板と前記カバーで囲まれている空間の外に配置されており、
    前記カバーエンドは、前記隔壁の後端から突出する突出片を有し、前記突出片は、板状に形成されて厚み方向の片側の面で前記基板の前記前面と接触していることを特徴とする照明器具。
  2. 1つ又は複数の光源モジュールと、前面に前記光源モジュールが取り付けられる取付板と、透光性を有する材料で形成され、前記光源モジュールを前方から覆うように前記取付板の前記前面に取り付けられるカバーとを有し、
    前記光源モジュールは、長尺の基板と、前記基板の前面に実装されている複数の固体発光素子と、前記基板の長手方向の一方の端部の前記前面に実装されている1つ又は複数のコネクタとを備え、前記コネクタは、前記基板に形成されている導体を介して前記複数の固体発光素子と電気的に接続されており、
    前記カバーは、前方から見て前記光源モジュールを覆う長尺のカバー本体と、前記カバー本体の長手方向の端に設けられているカバーエンドとを有し、
    前記カバーエンドは、前記基板の厚み方向に沿って起立し、かつ、後端が前記基板の前記前面に接触している隔壁を有し、
    前記コネクタが実装されている前記基板の前記端部は、前記取付板と前記カバーで囲まれている空間の外に配置されており、
    前記カバーエンドは、前記カバー本体の長手方向の端面を塞ぐ主壁部を有しており、前記隔壁は、前記固体発光素子から放射されて前記主壁部に直接到達する光を遮らない高さに形成されていることを特徴とする照明器具。
  3. 前記カバーエンドは、前記隔壁と繋がって前記コネクタの周囲を囲う壁を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
  4. 前記コネクタは、給電用の電線と電気的に接続されており、
    前記カバーエンドは、前記電線を保持する保持部を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記カバーエンドは、前記カバー本体の長手方向の端面を塞ぐ主壁部を有しており、前記隔壁は、前記固体発光素子から放射されて前記主壁部に直接到達する光を遮らない高さに形成されていることを特徴とする請求項記載の照明器具。
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