JP2018147592A - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2018147592A
JP2018147592A JP2017038511A JP2017038511A JP2018147592A JP 2018147592 A JP2018147592 A JP 2018147592A JP 2017038511 A JP2017038511 A JP 2017038511A JP 2017038511 A JP2017038511 A JP 2017038511A JP 2018147592 A JP2018147592 A JP 2018147592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
source unit
main body
fixture
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017038511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6854447B2 (ja
Inventor
徹 溝谷
Toru Mizotani
徹 溝谷
幸宏 神保
Yukihiro Jimbo
幸宏 神保
哲平 川上
Teppei Kawakami
哲平 川上
啓太 雀部
Keita Sasabe
啓太 雀部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017038511A priority Critical patent/JP6854447B2/ja
Priority to CN201810126735.7A priority patent/CN108397726B/zh
Publication of JP2018147592A publication Critical patent/JP2018147592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6854447B2 publication Critical patent/JP6854447B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】器具本体の製造コストの削減を図る。【解決手段】照明器具1は、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体10とを有している。光源ユニット2は、LED30と、板状に形成されてLED30が取り付けられる取付部材4と、取付具8とを備える。器具本体10は、天井躯体9に設けられている吊りボルト90に固定される収容部11と、収容部11に結合される反射部材12とを備える。収容部11は、取付ばね80が引っ掛けられる引掛部114を有する。【選択図】 図4

Description

本発明は、照明器具に関し、より詳細には、光源ユニットと、光源ユニットを支持する器具本体とを有する照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明器具を例示する。この従来例は、器具本体と、光源ブロックとを備える。光源ブロックは、複数の光源ユニットと、複数の光源ユニットが取り付けられる取付板とを有する。器具本体は、角筒状の枠体と、矩形平板状のベース板とが結合されることにより、下面が開放された矩形箱状に形成される。器具本体は、ベース板に設けられたボルト挿通孔に挿通される吊りボルトにナットが締め付けられることで天井に取り付けられる。光源ブロックは、枠体に設けられている複数のラッチによって器具本体の枠体に取り付けられる。
特開2015−141762号公報
ところで、上記従来例では、器具本体を構成する2つの部品(枠体とベース板)のうち、吊りボルトに取り付けられる部品(ベース板)と、光源ブロックが取り付けられる部品(枠体)とが異なっていた。そのため、枠体には光源ブロックを支えるための機械的な強度が要求され、ベース板には枠体と光源ブロックを支えるための機械的な強度が要求されていた。その結果、上記従来例は、器具本体の製造コストの削減を図ることが困難であった。
本発明の目的は、器具本体の製造コストの削減を図ることが可能な照明器具を提供することである。
本発明の一態様に係る照明器具は、光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体とを有している。前記光源ユニットは、光源と、板状に形成されて前記光源が取り付けられる取付部材と、取付具とを備える。前記器具本体は、天井に設けられている構造物に固定される第1本体と、前記第1本体に結合されて前記光源ユニットが発する光の配光を調整する第2本体とを備える。前記第1本体は、前記取付具の一部が引っ掛けられる引掛部を有する。
本発明の照明器具は、器具本体の製造コストの削減を図ることが可能になるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明器具の斜視図である。 図2は、同上の照明器具の側面図である。 図3は、同上の照明器具の別の側面図である。 図4は、同上の照明器具の分解斜視図である。 図5は、同上の照明器具における器具本体の分解斜視図である。 図6は、同上の照明器具の要部の断面図である。 図7は、同上の照明器具における光源ユニットの下方から見た分解斜視図である。 図8は、同上の光源ユニットの上方から見た分解斜視図である。 図9は、同上の光源ユニットのカバーを省略した斜視図である。 図10は、同上の光源ユニットの変形例の下方から見た斜視図である。
本発明の一実施形態に係る照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の照明器具1は、天井に埋込配設される埋込型の照明器具である。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。すなわち、照明器具1は、埋込型の照明器具に限定されず、例えば、天井に直付けされる直付け型の照明器具であってもよい。
本実施形態の照明器具1は、図1及び図4に示すように、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体10とを備えている。ただし、以下の説明では、特に断りのない限り、図4において照明器具1の上下、前後及び左右の各方向を規定する。
器具本体10は、図4及び図5に示すように、下面が開口した直方体形状(箱形)の第1本体(収容部11)と、上面及び下面が開口した四角錐台状(角筒状)の第2本体(反射部材12)とを有している。収容部11は、正方形状の底壁110と、底壁110の4つの辺から下向きに突出する長方形状の4つの側壁111とを有している。底壁110は、給電用の電源線が挿通される複数の挿通孔1100を有している。挿通孔1100に挿通される電源線は、底壁110の下面に取り付けられている端子台13に電気的に接続される。さらに、底壁110は、建物の躯体(天井躯体9)に埋め込まれている吊りボルト90が挿通される複数のボルト挿通孔1101を有している(図4参照)。これら複数のボルト挿通孔1101は、左右方向に一列に並ぶように底壁110に設けられている。収容部11の底壁110及び4つの側壁111は、鋼板などの金属板によって一体に形成されることが好ましい。
左側の側壁111及び右側の側壁111の各々は、一対の係止部112と、一対の導通部113とを有している(図5参照)。一対の係止部112は、各側壁111の内側面から斜め上方に突出している(図6参照)。なお、これらの係止部112は、側壁111の一部が切り起こされて形成されることが好ましい。また、一対の導通部113は、側壁111の一部が切り起こされて形成されている(図5参照)。さらに、左側の側壁111及び右側の側壁111の各々は、一対の規制部115を有している。一対の規制部115は、概ね矩形平板状であって、各側壁111の長手方向(前後方向)の両端における内側の側面から、前側及び後側の側壁111と平行するように突出している。なお、これらの規制部115は、各側壁111から切り起こして形成されることが好ましい。
前側の側壁111及び後側の側壁111の各々は、一対の係止部112と、引掛部114とを有している(図5参照)。一対の係止部112は、左側及び右側の側壁111の係止部112と同様に、側壁111の一部が切り起こされることにより、各側壁111の内側面から斜め上方に突出するように形成されている。引掛部114は、側壁111の長手方向の中央に設けられている。引掛部114は、側壁111をその厚み方向に貫通する孔を有している。ただし、前側の引掛部114の孔は、逆U字状に形成され、後側の引掛部114の孔は、H字状に形成されている(図5参照)。
反射部材12は、4つの反射板120と、各反射板120の上端からそれぞれ上向きに突出する4つの側板121と、各反射板120の下端から前後方向及び左右方向に突出する枠体122とを有している(図5参照)。各反射板120は、台形状に形成されている。各側板121は、概ね台形状に形成されている。なお、4つの反射板120により、軸方向(上下方向)に沿った両側の端部(上端部及び下端部)が開口した筒状の囲い部が構成されている。各側板121は、収容部11の4つの側壁111のうちの対応する1つの側壁111にそれぞれ結合される。枠体122は、正方形の枠状に形成され、4つの反射板120のそれぞれの下端とつながっている。反射部材12は、4つの反射板120の内側面(反射面)によって光源ユニット2が発する光の配光を調整するように構成されている。
4つの側板121は、すべて同一の形状に形成されている。各側板121は、一対の矩形の係止孔123と、矩形の貫通孔124と、一対の台形状の孔125とを有している(図5参照)。貫通孔124は、側板121の長手方向におけるほぼ中央に設けられている。一対の孔125は、側板121の長手方向に沿って貫通孔124の両側に設けられている。一対の係止孔123は、その長手方向を側板121の長手方向に揃え、かつ、側板121の長手方向に沿って一対の孔125の両側に設けられている。4つの側板121にそれぞれ一対ずつ設けられている係止孔123に、収容部11の4つの側壁111にそれぞれ一対ずつ設けられている係止部112のうちの対応する1つの係止部112が1つずつ挿入される。係止孔123に挿入された係止部112は、各側板121における係止孔123の上側の縁に当たることにより、側板121に係止される(図4及び図6参照)。つまり、係止部112は、側板121が底壁110から離れる向き(下向き)に変位することを妨げるように構成されている。
上述のように、合計8つの係止部112がそれぞれ側壁111に係止されることにより、収容部11と反射部材12が結合されて器具本体10が構成される(図4参照)。また、各側壁111に設けられている一対の導通部113は、対応する孔125に挿通されるように折り曲げられる(図4参照)。折り曲げられた導通部113は、側板121における孔125の縁に接触する。つまり、収容部11は、導通部113を介して反射部材12と電気的に導通している。さらに、側壁111に設けられている引掛部114は、側壁111及び側板121の厚み方向(前後方向)に沿って、側板121に設けられている貫通孔124と重なっている(図4参照)。
ここで、器具本体を構成する2つの部品がねじ止めによって結合される場合、ねじ締め作業によって器具本体の組立作業の作業性が低下するおそれがある。これに対して、照明器具1の器具本体10は、側壁111に設けられている係止部112が側板121に設けられている係止孔123に挿入されることで収容部11と反射部材12が結合されるように構成されている。そのため、ドライバなどの工具を使わずに収容部11と反射部材12を結合させることができ、器具本体10の組立作業の作業性の低下を抑制することができる。また、係止部112は、側板121が底壁110から離れる向き(下向き)に変位することを妨げるように構成されている。そのため、地震による強い揺れが生じた場合に係止部112の係止が外れ難くなり、反射部材12が落下する可能性を低くすることができる。
光源ユニット2は、図7及び図8に示すように、2つのLED(Light Emitting Diode)モジュール3と、取付部材4と、カバー5と、電源ユニット6と、無線通信ユニット7と、2つの取付具8とを備えている。
取付部材4は、正方形の取付板40と、取付板40の4つの辺からそれぞれ下向きに突出する4つの側板41とを有している。ただし、取付板40と4つの側板41とは、亜鉛鋼板などの金属板が曲げ加工されて一体に形成されることが好ましい。4つの側板41の各々は、細長い長方形状に形成されている。
2つのLEDモジュール3の各々は、長方形状の実装基板31の実装面(下面)に多数のLED30を実装して構成されている。各LED30は、例えば、白色光を放射する照明用白色LEDである。これら複数のLED30は、実装基板31の実装面に格子状に配置され、実装面に形成されている配線導体(銅はく)を介して互いに電気的に接続されている。また、各実装基板31の実装面には、配線導体を介して各LED30と電気的に接続されたレセプタクルコネクタ32が実装されている。レセプタクルコネクタ32は、後述するように電源ユニット6の出力線に結線されたプラグコネクタと抜き差し可能に接続される。2つのLEDモジュール3は、取付板40の下面に、左右方向に間隔を空けて並ぶようにして、ねじ止めにより取り付けられる(図9参照)。
電源ユニット6は、プリント配線板61に電子部品が実装されて構成された電源回路と、この電源回路を収容するケース60とを有している(図8参照)。電源回路は、入力コネクタ62、整流器、力率改善回路、降圧型のDC/DCコンバータ、出力コネクタ63などを備える。入力コネクタ62は、電線を介して端子台13と電気的に接続される。電源回路は、入力コネクタ62から入力する交流電力を直流電力に変換した後、変換後の直流電力を出力コネクタ63から電線(出力線)を介して出力する。直流電力は、出力線の先端に結線されたプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタ32を介して各LEDモジュール3の各LED30に供給される。
プリント配線板61は、長尺の矩形平板状の絶縁基板の部品面に配線導体(銅はく)が形成されている。プリント配線板61の表面に、入力コネクタ62、出力コネクタ63、平滑コンデンサ、チョークコイルなどの、いわゆるリード部品が実装される。そして、プリント配線板61のはんだ面に電源回路を構成している電子部品のうちの表面実装部品が実装される。ただし、入力コネクタ62は、プリント配線板61の長手方向の一端(左端)に実装され、出力コネクタ63は、プリント配線板61の長手方向の他端(右端)に実装されている。ケース60は、図8に示すように、金属製の板材によって長尺の箱状に形成されている。ケース60は、入力コネクタ62及び出力コネクタ63を露出するようにしてプリント配線板61を内部に収容している。電源ユニット6は、取付板40の上面における前端に、ケース60の長手方向を左右方向に一致させるようにして取付板40にねじ止めされている(図8参照)。
無線通信ユニット7は、図8に示すように、合成樹脂製のハウジング70、信号ケーブル71、プラグコネクタ72などを備えている。無線通信ユニット7は、ハウジング70内に収容されているアンテナで受信する無線信号(例えば、920MHz帯の電波を媒体とする無線信号)から制御指令を取得するように構成されている。なお、無線信号は、送信機から送信され、照明器具1の点灯・消灯及び/又は調光などを行うための制御指令を伝送している。無線通信ユニット7は、信号ケーブル71並びにプラグコネクタ72を介して、無線信号から取得した制御指令を電源ユニット6の電源回路へ伝送するように構成されている。なお、プラグコネクタ72は、電源ユニット6に設けられているレセプタクルコネクタと電気的に接続される。電源ユニット6の電源回路は、無線通信ユニット7から伝送されてくる制御指令に応じて、出力コネクタ63から出力する直流電力を調整してLEDモジュール3を点灯・消灯及び調光するように構成されている。
無線通信ユニット7は、取付板40の上面に取り付けられている(図8参照)。取付板40には、無線通信ユニット7のハウジング70の一部(アンテナが収容されているアンテナ収容部700)が挿通される孔400が設けられている(図7参照)。無線通信ユニット7のハウジング70は、アンテナ収容部700が孔400に挿通された状態で取付板40の上面に固定されている。ただし、この孔400は、取付板40の下面において、2つのLEDモジュール3の間に位置している。したがって、アンテナ収容部700は、取付板40の下面における2つのLEDモジュール3の間から下向きに突出する(図9参照)。
2つの取付具8は同一の構成を有している。各取付具8は、取付ばね80と、取付ばね80を取付板40に取り付けるための取付金具85とを有している(図8参照)。取付ばね80は、コイル部81と、2本の腕部(第1腕部82及び第2腕部83)と、引掛片84とを有するねじりコイルばねで構成されている。取付金具85は、平板状のベース850と、ベース850に設けられたブリッジ状の支持部851と、ベース850に設けられた筒状の引掛部852とを有している。支持部851は、コイル部81をその軸まわりに回転可能に支持する。引掛部852は、取付ばね80の引掛片84が引っ掛けられる(図8参照)。取付金具85は、取付板40の上面における前後方向の両端かつ左右方向の中央の位置にねじ止めされる(図8参照)。各取付ばね80の第1腕部82は、取付板40の外に突出している(図9参照)。各取付ばね80の第2腕部83は、取付金具85に引っ掛けられる(図8参照)。
カバー5は、図8に示すように、正方形状の底部50と、底部50の周縁から上向きに立ち上がる周壁部51と、周壁部51の上端に設けられた4つの取付部52とを有している。底部50と周壁部51と4つの取付部52は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料によって一体に形成されることが好ましい。また、少なくとも底部50及び周壁部51は、その表面にシボ加工が施されることによって光を拡散するように構成されることが好ましい。あるいは、少なくとも底部50及び周壁部51は、合成樹脂材料に拡散剤が混入されることによって光を拡散するように構成されることが好ましい。各取付部52は、周壁部51の上端から底部50と平行に突出する長方形状の突片520と、鉤形に形成されて周壁部51の上端から上向きに突出する係合片521と、周壁部51の上端から上向きに突出する突起522とを有している。
カバー5は、取付部材4の側板41の内側に周壁部51を収めるようにして取付部材4に取り付けられる。ここで、取付部材4の取付板40において、カバー5の4つの取付部52と対応する位置、すなわち、取付板40の4つの辺における長手方向の中央に被取付部42が1つずつ設けられている(図7及び図8参照)。各被取付部42は、取付板40を厚み方向に貫通する取付孔420と、取付孔420の縁から側板41に沿うように上向きに突出するかしめ片421とを有している。各取付部52の係合片521及び突起522は、取付板40の下から上に向かって、対応する取付孔420に挿通される(図8参照)。そして、各かしめ片421が内向きにかしめられることにより、係合片521がかしめ片421に係合する。つまり、カバー5は、側板41の内側に周壁部51を収めるようにして取付部材4の取付板40に取り付けられる(図8参照)。
次に、照明器具1を天井に施工する作業について説明する。施工作業を行う作業者は、まず、底壁110の挿通孔1100に電源線を挿通した後、ボルト挿通孔1101に挿通した吊りボルト90にナット91を締め付けることで器具本体10を吊りボルトに取り付ける(図4参照)。また、作業者は、挿通孔1100から引き込んだ電源線を端子台13に結線することで器具本体10を天井に配設する。なお、器具本体10は、収容部11と反射部材12を導通部113で電気的に導通させているので、収容部11と反射部材12の両方に接地工事を行う手間を省くことができる。
続いて、作業者は、後側の側板121に設けられた貫通孔124を通して、後側の側壁111に設けられた引掛部114に後側の取付ばね80の第1腕部82を挿入する(図3参照)。このとき、作業者は、後側の取付ばね80の第1腕部82を、後側の側壁111の引掛部114が有する仮保持片1140に引っ掛けることで光源ユニット2を器具本体10に仮保持させることができる。作業者は、光源ユニット2を器具本体10に仮保持させた状態で端子台13と電源ユニット6の結線作業を行う。
そして、作業者は、前側の側壁111に設けられた引掛部114に前側の取付ばね80の第1腕部82を差し込んだ後、光源ユニット2を持ち上げて収容部11内に収容する。光源ユニット2が収容部11内に収容されると、各取付ばね80の第1腕部82が側壁111の引掛部114の縁に引っ掛かる。その結果、光源ユニット2は、2つの取付ばね80のばね力によって器具本体10に支持される。以上のような手順で照明器具1の施工作業が完了する。なお、取付部材4の取付板40の上面が収容部11の規制部115の下端に当たることによって、収容部11内における光源ユニット2の位置が規制されている(図6参照)。そのため、照明器具1は、電源ユニット6が取付板40に当たらず、器具本体10から光源ユニット2に加わる応力の低減を図ることが可能になる。
ここで、照明器具1の器具本体10は、第1本体(収容部11)と第2本体(反射部材12)の2つの部品を備えている。そして、照明器具1は、吊りボルト90に取り付けられる収容部11に、光源ユニット2を支持させるように構成されている。そのため、収容部11には器具本体10と光源ユニット2を支持するための機械的な強度が要求されるが、反射部材12にはそのような機械的な強度が要求されない。したがって、収容部11を形成する金属板の板厚よりも、反射部材12を形成する金属板の板厚を薄くすることが可能である。その結果、照明器具1は、収容部11と反射部材12が同じ板厚の金属板で形成される場合と比較して、収容部11を形成する金属板よりも板厚の薄い金属板で反射部材12が形成される場合には器具本体10の製造コストの削減を図ることが可能である。
ところで、反射部材12の側板121は、光源ユニット2の取付ばね80が挿通される貫通孔124を有している。したがって、仮に、地震による強い揺れが生じて係止部112の係止が外れたとしても、側板121における貫通孔124の上縁に取付ばね80が引っ掛かるために反射部材12が落下する可能性は低い。
なお、光源ユニット2が備える2つの取付具8は、必ずしも同一構造でなくてもかまわない。例えば、光源ユニット2の変形例として、図10に示すように片側の取付具8が取付ばね80の代わりに鉤形の引掛金具86を有していてもかまわない。引掛金具86は、鉤形に形成されて光源ユニット2の取付部材4の端から外向きに突出している。引掛金具86は、器具本体10の側壁111の引掛部114に引っ掛けられて光源ユニット2を器具本体10に仮保持させることができる。そして、光源ユニット2は、引掛金具86が後側の引掛部114に引っ掛けられ、取付ばね80が前側の引掛部114に引っ掛けられることにより、器具本体10の収容部11に支持される。
上述のように照明器具1は、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体10とを有している。光源ユニット2は、光源(LED30)と、板状に形成されてLED30が取り付けられる取付部材4と、取付具8とを備える。器具本体10は、天井(天井躯体9)に設けられている構造物(吊りボルト90)に固定される第1本体(収容部11)と、収容部11に結合されて光源ユニット2が発する光の配光を調整する第2本体(反射部材12)とを備える。収容部11は、取付具8の一部(取付ばね80又は引掛金具86)が引っ掛けられる引掛部114を有する。
照明器具1は上述のように構成されるので、収容部11には器具本体10と光源ユニット2を支持するための機械的な強度が要求されるが、反射部材12にはそのような機械的な強度が要求されない。したがって、収容部11を形成する金属板の板厚よりも、反射部材12を形成する金属板の板厚を薄くすることが可能である。その結果、照明器具1は、収容部11と反射部材12が同じ板厚の金属板で形成される場合と比較して、収容部11を形成する金属板よりも板厚の薄い金属板で反射部材12が形成される場合には器具本体10の製造コストの削減を図ることが可能である。
また、照明器具1において、収容部11は、四辺形状の底壁110と、底壁110の周縁から立ち上がる四辺形状の側壁111とを有し、底壁110と対向する一面に前記側壁に囲まれた開口部を有する箱状に形成されていることが好ましい。反射部材12は、軸方向に沿った両側の端部が開口した筒状の囲い部(反射板120)と、両側の端部のうちの片側の端部から軸方向に沿って反射板120から離れる向きに突出する側板121とを有することが好ましい。側壁111は、側板121に係止する係止部112を有することが好ましい。係止部112は、側板121が底壁110から離れる向き(下向き)に変位することを妨げるように構成されていることが好ましい。
照明器具1は上述のように構成されるので、例えば、地震による強い揺れが生じた場合に係止部112の係止が外れ難くなり、反射部材12が落下する可能性を低くすることができる。
照明器具1において、引掛部114は、側壁111をその厚み方向に貫通する孔を有することが好ましい。側壁111における孔の縁に取付具8の一部(取付ばね80、引掛金具86)が引っ掛けられるように構成されることが好ましい。側板121は、その厚み方向に沿って孔と重なる貫通孔124を有することが好ましい。光源ユニット2は、取付具8の一部(取付ばね80、引掛金具86)が引掛部114に引っ掛けられた状態で器具本体10に支持されていることが好ましい。
照明器具1は上述のように構成されるので、例えば、地震による強い揺れが生じて係止部112の係止が外れたとしても、側板121における貫通孔124の上縁に取付具8の一部が引っ掛かる。そのため、照明器具1は、反射部材12の落下の可能性を低減することができる。
照明器具1において、器具本体10は、導電性を有する収容部11と導電性を有する反射部材12とを電気的に導通させる導通部113を備えることが好ましい。
照明器具1は上述のように構成されるので、収容部11と反射部材12の両方に接地工事を行う手間を省くことができる。
1 照明器具
2 光源ユニット
4 取付部材
8 取付具
9 天井躯体(天井)
10 器具本体
11 収容部(第1本体)
12 反射部材(第2本体)
30 LED(光源)
80 取付ばね(取付具の一部)
86 引掛金具(取付具の一部)
90 吊りボルト(構造物)
110 底壁
111 側壁
112 係止部
113 導通部
114 引掛部
120 反射板(囲い部)
121 側板
124 貫通孔

Claims (4)

  1. 光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体とを有し、
    前記光源ユニットは、光源と、板状に形成されて前記光源が取り付けられる取付部材と、取付具とを備え、
    前記器具本体は、天井に設けられている構造物に固定される第1本体と、前記第1本体に結合されて前記光源ユニットが発する光の配光を調整する第2本体とを備え、
    前記第1本体は、前記取付具の一部が引っ掛けられる引掛部を有する
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記第1本体は、四辺形状の底壁と、前記底壁の周縁から立ち上がる四辺形状の側壁とを有し、前記底壁と対向する一面に前記側壁に囲まれた開口部を有する箱状に形成されており、
    前記第2本体は、軸方向に沿った両側の端部が開口した筒状の囲い部と、前記両側の端部のうちの片側の端部から前記軸方向に沿って前記囲い部から離れる向きに突出する側板とを有し、
    前記側壁は、前記側板に係止する係止部を有し、
    前記係止部は、前記側板が前記底壁から離れる向きに変位することを妨げるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記引掛部は、前記側壁をその厚み方向に貫通する孔を有し、前記側壁における前記孔の縁に前記取付具の一部が引っ掛けられるように構成され、
    前記側板は、その厚み方向に沿って前記孔と重なる貫通孔を有しており、
    前記光源ユニットは、前記取付具の一部が前記引掛部に引っ掛けられた状態で前記器具本体に支持されている
    ことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記器具本体は、導電性を有する前記第1本体と導電性を有する前記第2本体とを電気的に導通させる導通部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
JP2017038511A 2017-02-08 2017-03-01 照明器具 Active JP6854447B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017038511A JP6854447B2 (ja) 2017-03-01 2017-03-01 照明器具
CN201810126735.7A CN108397726B (zh) 2017-02-08 2018-02-08 光源单元和照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017038511A JP6854447B2 (ja) 2017-03-01 2017-03-01 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018147592A true JP2018147592A (ja) 2018-09-20
JP6854447B2 JP6854447B2 (ja) 2021-04-07

Family

ID=63591398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017038511A Active JP6854447B2 (ja) 2017-02-08 2017-03-01 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6854447B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110939894A (zh) * 2019-12-11 2020-03-31 深圳市客亿电子科技有限公司 新型筒灯结构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190593A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Mitsubishi Electric Corp 照明器具
JP2013069626A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Panasonic Corp 照明器具
JP2016131124A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190593A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Mitsubishi Electric Corp 照明器具
JP2013069626A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Panasonic Corp 照明器具
JP2016131124A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110939894A (zh) * 2019-12-11 2020-03-31 深圳市客亿电子科技有限公司 新型筒灯结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP6854447B2 (ja) 2021-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7117550B2 (ja) 電源装置、照明装置及び照明器具
JP5914859B2 (ja) 照明器具
JP5954664B2 (ja) 照明器具
JP7499473B2 (ja) 照明器具
JP6811431B2 (ja) 照明器具
JP6854447B2 (ja) 照明器具
JP6990872B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP6575897B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP6846646B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP6854446B2 (ja) 照明器具
JP6906172B2 (ja) 照明器具
JP6372779B2 (ja) 照明器具
JP6524575B2 (ja) 照明器具
JP7012246B2 (ja) 照明器具
JP2016091738A (ja) 回路ユニット、及び、照明器具
JP2017174569A (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP6590279B2 (ja) 照明器具
JP2014078512A (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP7457975B2 (ja) 照明器具
JP6593746B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP7072224B2 (ja) 直管形ランプ及び照明装置
JP2019021576A (ja) 照明装置、照明器具並びに照明装置の製造方法
JP2018206682A (ja) 光源ユニット、照明器具
JP2017103017A (ja) 照明器具
JP2017010631A (ja) 光源ユニット及び照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210226

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6854447

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151